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閑話 今日の出来事31Aug

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本当に日記になってますー。
DUNLOPのCM、Ver4が出ましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=9ezip_fiXYc&feature=youtu.be


Why dose the teddy always have to come?
(なぜいつもテディを持ってくるんだ?)

と坊ちゃまに言われたウィルキンズさんくるっとテディを坊ちゃまの方に向けると
うっ・・・てな感じで黙っちゃうんですね。何でーー??

このテディはきっと坊ちゃまの小さい頃からの愛用品で子どもの時はこれが無いと不安がるから
いつでも持ち歩いてるとか要らぬ妄想を爆発させています。
それにしても、無言でテディの顔だけ向けるウィルキンズさんが〜

ところで昨日ベネディクトがマーティンのリチャード3世を観に行ったそうですが、
何とアンドリュー・スコットさんやルイーズさんも一緒だったそうです。
アマンダさんもいたようなので何気にSherlockメンバーが揃ったんですね。
観劇された方が羨ましいです。。。

そして今日はテルライド映画祭で上映したTIGの感想がスゴイ事になってました。
評論家も一般の方も「素晴らしい」と褒めまくりで、オスカー有力候補にもなったようです。
TFEが散々だったので本当に嬉しいですね。
Variety
RadioTimes


Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その3

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

英国の裁判は伝統に則ってかつらを被るんですよね。
一度見学したいなーとは思うのですが、ちょっと不謹慎ですね。

ところで、National Theatreに1口£20寄付すると抽選で何とベネディクトとアンドリューさんと、
ロンドンの「The Club at The Ivy」でアフタヌーンティができるとお知らせがあったんですが、
エントリーの資格が英国在住とあったので、エントリーをする事もできないわけです。
でも何だか遠い国のお話な感じで現実味がないのであまり残念だとも思わないんですよね。
もし万が一英国に住んでて更に当選とかしちゃっても多分私逃亡すると思います(笑)
あのふたりと一緒にお茶なんて無理無理。

続きです。


中央刑事裁判所
シャーロックは証言台に、モリアーティは反対側の被告席、そしてジョンは2階の傍聴席に座ります。
検察官の「コンサルティング犯罪者」の言葉に「イエス」と答えるシャーロック。
「あなたの言葉です。詳しく説明できますか?」
「ジェームズ・モリアーティは雇用主だ。」
「商売人ですか?」
「イエス」
「だがあなたの暖房を修理するわけではないでしょう。」
「しない。爆弾を仕掛けたり暗殺を企てたりする。もちろん彼はボイラーの修理も堅実にこなす。」
そんな会話をするシャーロックをモリアーティはにやにやと見つめています。

「彼を表現すると・・・」と検察官が言うと「誘導」と検察官の言葉を遮るシャーロック。
「それはできない。証言の誘導だ。」そして弁護士を見ながら「彼は異議を唱えるだろうし、裁判官もそれを支持する。」
そこに裁判官が「ミスター・ホームズ」と注意しますが、
「彼をどう表現するか聞くべきだ。僕がどのように見ているのかを。教わらなかったのか?」
それを聞いた裁判官が「ミスター・ホームズ。我々は君の助けがなくても大丈夫だ。」と言います。
ジョンがちょっと難しい顔をしながら見守っているとキティが傍聴席に入ってきます。
「あなたはこの男をどのように表現しますか?彼の人格は?」と検察官にシャーロックはちらっとモリアーティの見てから
「違う。モリアーティは人ではない。彼はクモだ。クモの巣の中心にいるクモ。
1000の糸からなる犯罪のクモの巣で、彼はそれらがどのように踊るかをひとつひとつ全て正確に把握している。」
シャーロックの言葉に頷きながらじっと見つめるモリアーティ。
「それはいつから・・・」と検察官にまた「その質問はダメだ。」とクレームするシャーロックに窘める裁判官。
ジョンも心配そうに見ています。
「いつから彼を知っていたか?君の一連の質問はイマイチだ。会ったのは2回、全体で5分。
僕は銃を突きつけ、彼は僕を吹き飛ばそうとした。僕は僕たちには特別な何かを感じた。」
そう言われた時のモリアーティの「あら」みたいな表情が好きだわ。

裁判官は検察官に向かって言います。
「ミス・ソレル、あなたは被告人と5分しか会っていないと知っていて、
この男がエキスパートであると本気で主張していますか?」
検察官を何か言おうとする前にシャーロックは「この男を知るには2分で十分だ。5分では有り余る。」と言います。
「ミスター・ホームズ。それは陪審の問題です。」と裁判官に言われ、
「ああ、そうですか」とシャーロックが陪審団の方に目を向けます。
嫌な予感がしたのかジョンはヤバいというような感じでこめかみに手をやります。
「司書が1人、教師が2人、プレッシャーのある仕事が2人、おそらくシティ。(ロンドンの金融街)
陪審長は医療秘書。彼女の速記からして海外で訓練されたものだ。」
「ミスター・ホームズ・・・」裁判長の呼びかけを無視して続けるシャーロック。

「既婚者は7人、2人は不倫をしている、お互いのようだ。ああ、彼らはちょうどお茶とビスケットを食べた。」
そして裁判官に向かって「誰がウェハースを食べたか知りたいか?」
「ミスター・ホームズ。あなたはミス・ソレルの質問に答えるために呼ばれたんです。
知識人としての優れた能力を誇示しなくても結構です。」
裁判官に言われたシャーロックはジョンの顔を見ますがジョンは渋い顔です。だから言っただろ?な感じですかね。
裁判官は続けます。
「簡潔に答えてください。それ以外の発言は侮辱罪とみなします。2〜3分の間はひけらかさないでいられますか?」
それを聞いたシャーロックが口を開こうとした瞬間、場面は拘置所に変わります。
シャーロックが部屋に入れられるとその隣にはモリアーティが入ります。

この場面、ベネディクトとアンドリューさんはタイミングを合わせるのにかなり練習したそうですね。

保釈?されて自分の持ち物を受け取るシャーロックにジョンが横で説教します。
「僕は何て言った?利口ぶるなって言ったよな。」
「僕はタップのようにオン/オフなんかできない。」とシャーロックはジョンと出口に向かいます。
「それで?」と言います。
「何が?」
「君は最初から最後までずっと見物していただろう。」
シャーロックの言葉に「君の言った通りだった。」とジョン。その時モリアーティの弁護士が映ります。
「彼は後ろに座ったまままったく動かなかった。」ジョンの言葉に、
「モリアーティはいかなる弁護もしないつもりだ。」

221Bに戻ったジョンとシャーロック。
「イングランド銀行、ロンドン塔、ペンタルヴィル刑務所。
この国で最も安全な場所にモリアーティが9週間前に侵入したが動機や方法はわかってないんだ。」
ジョンはそう言いながら椅子に座り「今わかっていることは・・・」と言うと
シャーロックは口元で手を合わせながら「・・・彼は拘留されて終わる」と言います。
するとジョンがじっとシャーロックを見て言います。
「それやめろよ。」
「何を?」
「顔だよ」
「顔?」
「またその表情だ。」
「でも僕には見えないじゃないか。」
シャーロックが言うとジョンは鏡を顎で指します。
「僕の顔だ」
「僕たちはふたりとも実際に何が起きているかわかっているよねって顔をしている。」
「だって、わかってるだろう。」
「いや、わからないけどその顔がすごく気に障るのはわかる。」
「もしモリアーティが宝石が欲しかったなら必ず手に入れているだろう。
もし囚人の自由を望んだのなら彼らは外に出ている。
モリアーティがまだ独房にいるのは、そこにいることを望んでいるからだ。」
そしてシャーロックは最後に言います。
「これは彼の計画のほんの一部のような気がする。」

次の日の裁判所。

裁判官が「最初の証人を連れてきてください。」と言われ起立した弁護人は
「裁判官、我々はひとりの証人も呼んでいません。」と言います。
「それでは無罪の申し立てをしてください。」と裁判官が言いますが、
「そう言われましても私の依頼人は証拠を提出しておりません。弁護は終わります。」と弁護人。
ジョンはその様子を怪訝な顔で見ています。
モリアーティはおどけた表情で傍聴席にいるジョンを振り返ります。挑発するする(笑)

モリアーティの姿とシャーロックがクロスし続いて裁判官がフェードインするこの場面かっこいいですよね。
そして裁判官の言葉とシャーロックが言葉が重なるのもいいです〜。

「陪審のみなさん。ジェームズ・モリアーティはいくつかの強盗未遂で告発されています。
もし有罪とするなら長期間の懲役となるでしょう。」
ここで再びシャーロックとモリアーティが重なります。

「ですが彼の弁護団は抗弁を立証する証拠をいっさい提出しない選択をしました。
私は判決を提言する独自の立場であると思います。みなさんは有罪の判決を下してください。」
シャーロックは目を閉じて囁くように「有罪」と言います。
裁判官が再び言います。「彼に有罪判決を。」

6分後。
ジョンが廊下で待っていると事務官が「戻ってください。」と言いながら部屋に入って行きます。
「まだ6分だ。」とジョンに「トイレが混んでなかったらもっとはやかった。」と事務官。

「全員が同意する判決ですか?」

続きます。

閑話 GQ Men Of The Year awards

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舌の根も乾かないうちからこれですよ・・・すみません。

今日は、いえ、今日も朝からスゴイ事になっていましたね。
GQ Awards Actor of the year ですもん。

珍しく全身黒でコーディネートされてましたが、GQのカラーに合せたんでしょうね。
いやー、かっこいいわ。

実は今日は一日ドタバタしていてあまり記事を読んでいないので大した事は書けませんが
とりあえず、画像と動画のリンクだけ。。。。あ、いつも?

British GQ Awardsは各分野で活躍した人に贈られるのですが、
スポーツからはF1ドライバーのルイス・ハミルトンが受賞していました。
で、おふたりのこんな可愛い画像が!

F1ドライバーとしてのハミルトンは個人的にかなり微妙で、良く言えばアグレッシブなのかもしれませんが、
悪く言えばごり押しなファイティングがあまり好きじゃないうえに、
現在はニコとチーム内で対立状態にあるんでものすごく複雑な心境です。
でもこの画像を見るとふたりともとても楽しそうだしかわいいし、なので泣きたいです。
くそーー!卑怯だよー。

そしてコリン・ファースも受賞されていました。もう大好き―。
TTSSの時のふたりのツーショットは私にとってパラダイスだなーと思っていましたが、
今回もこのようなツーショットを拝めて非常に幸せです。


そしてそして、ベネディクトの受賞のスピーチがUPされていましたが、
何だかちょっと酔っぱらい気味でかなり面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=nssdGhqSU-g&feature=youtu.be
元はこちらの記事からです。
IrishMirror
リスニング力皆無なので聞き取れたところだけものすごーく意訳してます。
間違ってたらごめんなさいー。
「ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、トム・ハーディ、
彼らがいないから僕はここに来ることができました。」
「ダウントンアビーがくそだとか、そんな事は言ってないよ。
「僕はextraordinary は人たちとextraordinary な部屋にいます。
お母さん、お父さん、僕を育ててくれてありがとう。
(rearingは飼育の意味もあるので)飼育?僕は何世紀にいるんだ?でも最近僕は虎の役をやったから。
たくさん飲んだからトイレが必要なのでもう行くね。Thank you very good much!」
かなり酔ってるわね(笑)特に最後ー。


こちらはレッドカーペットのインタビューです。
https://www.youtube.com/watch?v=8pi6Rditk5g&app=desktop

こちらはGQの記事
GQ Men Of The Year awards as it happened
Actor: Benedict Cumberbatch


話は変わりますが、STIDのギャグリールが入ったBDのBOXが発売されるんですね。
ベネディクトのダンシングやニュートロンクリームも入っているという噂ですが、US版なんですよ。
これ待ってれば日本版も出るのかしら。
それにしても、こういう出し方やめてくれないかしら(涙)同じBDがうちに何枚あると思うんですか(怒)
こちらはプレビューです。最初にながーいCMが入ります(汗)
http://www.accesshollywood.com/star-trek-into-darkness-gag-reel-preview_video_2337237

こちらはペンギンスのインタビュー、Withマルコヴィッチさんです。
The Penguins of Madagascar interview

Third Starのビハインドシーンです。
https://www.youtube.com/watch?v=-0U94-u32mc

he Gala Screening


今回はこの辺で・・・
最後にスーパーセクシーベネディクトさん。

閑話 Sherlock: Limited Edition Gift Set vs Special Edition

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なぜこうも後から後から出てきますか?
私たちから一体いくら巻き上げれば気が済むのですか?
と、心の中で叫びつつ既に購入準備を始めているというBBCの思い通りな私です(涙)

しかーし。
なぜUS版とUK版で違う内容を出しますか?
一体何が違うのですか?
大人の事情なのかどうかよくわかりませんが今回は「?」ばかりですよ。
なので、既にあちこちで検証されていますがここでもちょっと特典内容を比べてみました。
間違いなどありましたらご指摘ください。

まずはUS版
Sherlock: Complete Seasons One - Three Limited Edition Gift Set
S1〜S3の限定版ギフトセット。
US版なのでSeriesではなくSeasonなんですねー。

で、UK版。
Sherlock: Complete Series 3 SPECIAL EDITION
S3のみの特別版。

特典映像の内容ですがUS版とUK版では少し違いがあるようなんですが、
書き方の違いだけで内容は同じ、な部分もあるようです。
全て新しい特典となっています。

US版
Never-before-seen Outtakes from Seasons Two and Three
S2とS3のNG集・・・ですか?
UK版
Never-seen-before outtakes with Benedict Cumberbatch, Martin Freeman, Mark Gatiss and Rupert Graves
NGはNGなんだと思いますが出演者の記載だけでいつのシリーズかの記載はないんですよね。
これは同じ内容だと思いますが、どうなんでしょ。。。
US版
All New Commentary and an exclusive deleted scene from Season Three
S3のコメンタリー。UK版と同じであればハドソンさん役のウナさん、モファットさん、スーさん、ゲイティス御大。
残念ながらベネディクトやマーティンの名前はなかったです(泣)
UK版
Brand new audio commentary with Una Stubbs, Steven Moffat, Sue Vertue and Mark Gatiss
同上
で、下のUS版のこれ。これがUK版には書かれてないんですよ。
BBC Archive Interviews with Benedict Cumberbatch, Martin Freeman, Steven Moffat (Doctor Who, Coupling)
and Sue Vertue (Coupling, The Vicar of Dibley) from the time of the initial Season One premiere (new to disc)
S1プレミアのインタビューだそうですがUK版にはこれがあってUS版にはないんです。
UK版
Exclusive deleted scenes from series Three
S3の削除シーン。Exclusiveって事はやっぱりUK版オンリーって事?

US版
Unlocking Sherlock: a 60-minute behind- the-scenes program for Season Three (new to disc)
Sherlock Uncovered: three 25-minute behind-the-scenes featurettes, one for each episode of Season Three (new to disc)
UK版
3 x 45 minute PBS documentaries that include behind-the-scene footage
1x60 Unlocking Sherlock PBS documentary
Sherlock – The Prequel’: a seven minute mini-episode

Unlocking SherlockはPBS製作でシーズンごとに配信していたもので、
日本でもスペシャルでこの内容を含んでいたと思います。
で、US版の上段はS3のビハインドシーンが60分。
下段がS3の各エピソードごとに25分ずつのビハインドシーン。
UncoveredはUK版や角川版にもありましたが、USはiTunesのみ収録だそうです。

UK版の上段もPBSのビハインドシーン、45分ずつ3本なのでUSよりちょっと短いのかなと思ったのですが、
中段に60分のUnlockingがあるんですよね。足すとUKの方が長いのですよ。
PBSのは無料の映像を以前観た事あるくらいの知識なのでよくわかりませんです。
そしてそして下段のミニエピソード7分。これはMany happy returnsですよね。
これ、US版には入っていないんです。

ですがUS版にはグッズも付いていて、今話題の(笑)SHとJWの胸像と、アートカード。
これはUK版には書かれていないので無しって事ですかね。
US版
Exclusive Collectibles Include:
•Limited edition collectible busts of Sherlock Holmes (Benedict Cumberbatch) and John Watson (Martin Freeman)
•Two limited edition collectible Art Cards

どうしてUSとUKで違うものを出すかなー。
でもクリスマスのミニエピはやっぱり欲しいと思うし、胸像は要らないので(笑)私はUK版かしら。

下がBBCのUSサイト
http://shop.bbc.com/us/sherlock/sherlock-complete-seasons-one-three-limited-edition-gift-set/invt/19034
Limited Editionのトレーラーもここから観ることができます。
これだけ書いておきながらなんなのですが、US版の発送はアメリカ、カナダのみらしいんですよ。
でも日本から予約したらOKだったという話をTwitterで見かけたのでもしかしたら大丈夫なのかしら。
AmazonUSでもプレオーダー受け付けているそうです。
AmazonUSも日本には発送しない商品が多々あるので、ちょっと注意が必要かもですね。

こちらがBBCのUKサイトです。
http://www.bbcshop.com/drama+arts/sherlock-complete-series-3-special-edition-blu-ray/invt/bbcbd0290
UK版は日本にも発送してくれます。
私も今年の初めにUK版SherlockS3をここから予約しました。
UK版のBDのリージョンは日本でも再生できるとありましたが
PS3では再生出来ませんでした(泣)
BDのページですがDVDもあります。

そして、最大の問題はこれが角川版で発売するかどうかですよねー。
今回どちらかを購入するとして忘れた頃に角川版発売された日には同じ作品のBDが4セット持つことになっちゃいますもん。
出すかどうかだけ早急に決めてもらえないかしら・・・マジで。

それでは今回はこの辺で。。。。
その他のまとめはまた近いうちにUPします。

THE FIFTH ESTATE その4

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「フィフス・エステート/世界から狙われた男」

2013年アメリカ/ベルギー
監督:ビル・コンドン
脚本:ジョシュ・シンガー
原作・脚本:ダニエル・ドムシャイト=ベルグ, デヴィッド・リー, ルーク・ハーディング

何と、USオープンで錦織くんがファイナル進出したんですよね!涙で前が見えません(感涙)
ありがとう、マイケル・チャン!あなたのおかげです〜。
セミファイナルに進出しただけでも満足な私ですがここまできたら優勝してほしいなーと。
頑張れーーー!

映画の内容が含まれますのでご注意ください。


30分だけ講堂を使えることになったアサンジさん。
実は申込みを忘れていたことをダニエルに話します。
アサンジさんはこの年の8月にケニアの大統領、モイの汚職事件に関する報告書を公開しています。
その影響は「投票率が10パーセント上がった」とされています。
翌年にはケニアの国家権力とつながった暗殺団の存在を暴露し、この報道が認められ、
アムネスティ・インターナショナルから賞を授与されたようです。


30分後に行われる催しの準備が進められる中でのアサンジさんの講演が始まりました。
「2人の人間がいれば秘密が生まれる。不正や陰謀もここから始まる。
嘘や偽りも増えていく。人間が増えるとともに秘密も増えていく。
だが、モラルのある者がひとりでも現れ、秘密や不正を暴露すれば圧政も倒せる。」

「問題は報復行為だ。告発しようとしても報復を恐れてしまう。ならばその恐怖を取り除けばいい。
今のハッカーたちが使っている暗号化システムは我々が開発したものだ。データや身元を隠すために。
暗号技術が新しい社会正義の鍵になると私にはわかっていた。
文書を受け取っても告発者の身元は私にもわからない。その匿名性が確保されれば恐れるものは何もない。
オスカーワイルドも「仮面を与えれば人は真実を語りだす。と。」

ダニエルさんをはじめ、会場にいる人たちが最後には真剣に聞いていました。

「もっと聴衆がいれば。画像をもっと工夫しよう。80年代なら受けたかもしれないけど」とダニエルさんに
ちょっと苦い表情のアサンジさん。
「マイコンの講演とか聞きに行く?」ダニエルさんの誘いにアサンジさんはまわりを見渡し、
「こんなバカなやつら、退屈しないか?」と辛辣。某SHさんですか?(笑)
「子供じみた発明品とか時間の無駄だよ。有能で寛容で使命感の強い者こそ世界が求める人材だ。」
アサンジの言葉に無言のダニエルさん。そんなダニエルさんに「来いよ」と夜の教会に誘い出します。

「圧政が崩壊し新政府はガラスドームの下に。あれこそ理想の政府だ。」とアサンジさん。
「13歳の時に父に連れて来てもらった」とダニエルに「僕は13歳の時に母に恋人ができたんだ。」と言います。
「カルト教団の男で青いオーラと魂の浄化を信仰。子どもに厳しく躾けた。」
ここで炎の前に座る小さな男の子の映像が一瞬だけ出てきます。
「3年間逃亡生活をしたが彼らは国中追いかけてきた。」
それを聞いたダニエルが「怖いな」と言うと「それで白髪になった」とアサンジさんはじっとダニエルを見つめます。

すると今度はダニエルが「見せたいものがあるから行こう。」と誘います。

「タヒェレス」という芸術家のたまり場だと言われるところに案内したダニエル。
「僕は仕事しないと」とアサンジさんに「今から?」とダニエル。
「逃亡生活と時差のせいで昼夜の区別がなくなったんだ」とアサンジさん。
アサンジさんと確実にコンタクトを取るなら夜中が一番いい、とガーディアンの記者も仰っていました。
人にぶつかりながら我関せずで奥に入って行くアサンジさんと後ろから謝りながらついて行くダニエルなんですが、
だからどこのSHとJWなんですかーと(笑)

奥のテーブルでラップトップを開くアサンジさんに「どんな案件?」とダニエル。
「今日は楽しかったけど繊細な文書なんだ。人命がかかってる。」とけん制するアサンジさんに
「僕を信じろよ」とダニエルは向かい側に座り自分のラップトップを起動させます。
その様子を少しの間見ていたアサンジさんですが、ダニエルさんとチャットを始めます。
「ウィキチャット」と表示された画面に「話はここで」とアサンジさん。
以下jjjがアサンジさん、dddがダニエルさんです。
ddd「安全なのか?」
jjj「イエス。人数も少数だ。」
jjj「サブミッションプラットフォームにリークされる」
ddd「サブミッションプラットフォーム?」
jjj「僕が20代の時に開発したツール、ラバーホースで情報を何層もの偽造データの下に隠した。それがウィキリークスのベースだ」
jjj「例えばこのメッセージ。」
「are you safe?(あなたは安全ですか?)」

その瞬間様々なメッセージが重なっていきます。
「常に偽ソースから偽データをアップする。そうすれば本物のソースは監視不可能だ。
告発者の存在は永遠に秘密に。文書の追跡も不可能だ。」
たくさんのメッセージから紙の文書に変わりアサンジさんの向かいにいるダニエルの手元に一枚の文書が落ちてきます。

jjj「ジュリアスベアを知ってる?」
ddd「スイスの大手銀行?」
jjj「巨大だ」
この銀行が脱税を行っているとリークがあったと説明するアサンジさん。
「リークは銀行の内部から?」とダニエルに「わからないんだ。すごいツールだろう?」とアサンジさん。
画面にはジュリアスベアの組織図が映し出されます。
その時、女性が仲に入ってきたのでPCを閉じ外に出ます。

「ジェイリムたちが文書を分析するから君はメタデータから作成者を抽出して内部の者か確認してくれ。」
とアサンジさんがダニエルにデータを渡します。
驚いたように固まってるダニエルに「投稿をそのまま後悔するとでも?」とアサンジさん。
「いや、文書を僕に?」
「信じろって言っただろう?僕は人を見る目があるんだ。」
文書を見るときはオフラインにしてね、と言ってダニエルと別れるアサンジさんでした。

続きます。

閑話 09Sep TVCawards TIFF

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TIFFが始まってまたまた賑やかしくなってまいりましたが、
情報量がスゴイ事になっているので少しずつゆっくりUPしていこうと思っています。


英国の第18回 TV choice awardsの「Best Drama Series」でSHERLOCK、
「Best Actor」でベネディクトが受賞したそうです。

英国のテレビはTopgearとThe Graham Norton Showくらいしか観ないので他の受賞者を見てもよくわからない私ですが(笑)
とにかくエミー、GQに続いて今年3つ目の受賞となった今年のベネディクトはスゴイなーと。
授賞式はもちろん本人はアメリカなので今回はご両親が代理で受賞されていました。

いつみてもステキなおふたりです。
そしてTeam Sherlockもおめでとうございます!

今回は御大ズとスーさん、スーさんママ、アマンダさん、ルーちゃんとアンダーソンまで!
グレッグはいないんですね。。。ちょっと寂しい。

さて、Toronto International Film Festivalです。
今日になって大量の動画が出回りだしてきましたができるだけ時系列でいきます。
あ、でもペンギンズの画像はちょっとやめておこうかと(笑)←(既に時系列じゃない)
やっぱり最初はこれですかね。

またハンチングの逆バージョンですよ・・・お顔やおでこ全開はあまりおススメしたくないのですが(泣)
でも今回はいつになく(暴言?)Cuteなのでよかったー。

下の画像はZIPでも紹介されたそうですね。

ZIPといえばよくわからないタイトルの画像を見たのですが・・・あれ何ですか?何がカップルなんですか?
キーラさんと。


インタビューもたくさんされていて本当に忙しそうです。

これはペンギンズやTIG、シャーロックのお話をしているベネさん、だそうです。
下の画像が何やら可愛くて。。。

Paul Salfenさんと。

そしてKiSS 92.5のインタビュー。

これは最初ラジオの音源だけが出てきていて、それが何だかすごく賑やかだったので、
すごい番組に出演してるにねーとちょっとびっくりしたのですが、
後からYoutubeに動画がUPされて、結局インタビューはDamnit Maurieさんと二人だけで、
ラジオの方は後から編集したんですね。
ラジオはcumberbatchwebさんのところにUPされています。
KiSS 92.5 Interview Benedict Cumberbatch
そして下のリンクがYoutubeです。
KiSS 92.5: TIFF 2014: Benedict Cumberbatch chats with Damnit Maurie
ベニー話とかあったりして面白かったです。
既にいろいろな方が翻訳されているようですが、私も何とか翻訳しようと奮闘中ですので今しばらくお待ちください。

そして例の、驚愕の見出しと画像で話題になった記事のリンクです。画像貼りは何となく自粛しました(笑)
EDDIE REDMAYNE AND BENEDICT CUMBERBATCH’S EPIC BROMANCE
エディ・レッドメインは今回「The Theory of Everything」というホーキング博士の映画で若き日の博士を演じています。
私はレ・ミゼラブルのマリウス役しか知らないのですがブーリン家の姉妹にも出てるんですよね。気がつかなかった。。。
上の記事はライバルなのに仲いいわねーって感じです(大雑把)
下の画像は別の記事からですがトムハだけかなりカジュアルなんですけど(笑)


その他です。
下のリンクはStand Up To Cancerの動画です。各自コンセプトがあるらしいですよ。

Stand Up To Cancer

最後にMNDで寄付してくれたみなさんにありがとう、というメッセージの画像です。


では今回はこの辺で。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その4

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

いよいよモリアーティが221Bを訪れる場面ですがこれを含めてライヘンバッハは正典「最後の事件」が元ネタですが、
ふたりで逃避行、あ、いや、身を隠す場面は例のアレなんですかね。
正典以外でも細かいネタが多くて、ファンにとってはそれを見つけたときに裏側を妄想するのも楽しかったり大変だったり(笑)


続きです。


裁判所を出たジョンがシャーロックに電話で報告します。
「無罪だ。無罪判決が出た。モリアーティは弁護もせずに無罪放免になったんだ。」
シャーロックはそれを黙って聞いています。
「シャーロック、聞こえるか?奴は外に出た。わかってるだろうけど君を追ってくるぞ。シャー・・」
ジョンの電話を途中で切ると起き上がりケトルのスイッチを入れティーセットの用意をします。

そしてドレスガウンを脱ぎジャケットを着てヴァイオリンを手に取り弾き始めます。
‐バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタNo1ト短調 BWV 1001第一楽章‐
曲が始まると1階のドアが開きシルエットが見えます。
男はゆっくりと階段をのぼっていきますが途中大きく軋むとヴァイオリンが鳴りやみます。
そのまま足を止めていましたが、演奏が再開すると同時に再び階段をのぼります。
演奏中のシャーロックが背を向けているドアが開きモリアーティが姿を現します。

シャーロックは演奏が終わると「ほとんどの人はノックをするんだ。いや、君はほとんどの人とは違うから仕方ないな。」
そう言いながらヴァイオリンを外し、「ちょうどお湯が沸いたところだ。」と言います。
モリアーティはスタスタと入ってくると「Johann Sebastian(バッハ)が愕然とする。」と言いながらリンゴを手にします。
「座っても?」とモリアーティに「どうぞ」と向かいの椅子を指しますが、
モリアーティは黙ってシャーロックの椅子に座ります。

「バッハは死ぬ間際に自分の曲を彼の息子がピアノで弾いていたが曲が終わる前に息子は演奏をストップさせた・・・」
シャーロックはお茶を入れながらモリアーティに続けます。以下SHをS、JMをMで記載します。
S「すると死にゆく男はベッドから飛び起きるとまっすぐピアノに向かい自ら演奏を終わらせた。」
M「未完の曲に耐えられなかったんだ。」
S「君もできない。だからここに来た。」
M「正直になりなよ。ちょっと嬉しいだろう?」
S「判決は?」
M「僕は自由の身になった。あらゆるおとぎ話は古き良き悪役を必要としているんだ。」

M「君は僕を必要としている、さもなければ君は無価値だ。
僕たちは似ているんだよ。君と僕、君がつまらない奴って事以外は。」
M「君は天使の側にいる。」
S「当然、陪審を操作したんだろう。」
M「僕はロンドン塔に侵入したんだ。ホテルの12の部屋に侵入できないと思うか?」
それを聞いたシャーロックは自分のティーカップを手にしながら「ケーブルテレビか」と言います。

(スーツを着た男性が座るときにジャケットのボタンを外す所作を時々見かけますがベネディクトも必ずやるんですよね。
ベネディクトのこれが大好きで見かけるといつもいつもジーッと見てしまいます。)
M「ベッドルームにあるテレビに個別に画面を映した。」
テレビ画面に映す出される「Hello Ms Williams」。そしてその下には子供たちの写真と、
『IF YOU WANT YOUR BEAUTIFUL CHILDREN TO STAY BEAUTIFUL THEN FOLLOW MY INSTRUCTIONS.』の文字。
(あなたの可愛い子供たちに可愛いままでいてほしいなら私の指示に従ってください)
M「あらゆる人にはそれぞれプレッシャーポイントがある。危害から守りたい誰かがいる。」
そして「簡単だよ」と言いながらモリアーティはティーカップに口をつけます。
S「それで、どうするつもりなんだ?・・・僕を焼き尽くす?」
シャーロックもティーカップに口をつけます。
M「それが問題だよ。最後の問題。それが何なのかもうわかった?」
モリアーティの言葉を黙って聞いているシャーロック。
M「最後の問題とは?」
モリアーティは少し笑いながら「僕は君に教えてある・・・君は聞いていたかな?」と歌うように囁きます。
そしてカップをソーサーに置くと左手で自分の膝をトントンと打ちはじめます。
その様子をじっと見つめるシャーロック。
M「わからない、と言うのはそんなに難しい?」
そう言われたシャーロックもカップを置くと即効で「わからない」と言います。
M「ああ、賢いね。とても賢いよ。かなり賢い。」
小ばかにした言い方に口だけで笑うシャーロック。
M「賢いと言えば君はもう小さな友人に話したかな?」
その言葉に瞬間的に真顔になります。

S「何を?」
M「なぜ僕がここに侵入したときに何もしなかったか。」
S「No」
M「だが君はわかってるんだろうね。」
S「明白だ。」
M「では話してくれ。」
S「君は君が既に知っていることを僕に話せと?」
M「いや。僕は君がそれを知っているという事を証明してほしいんだ。」
(侵入の話はジョンブログに出てきた件ですよね?ブログの動画はもう見れないのでYoutubeを。)
https://www.youtube.com/watch?v=6OH-nPEEtNc

S「必要がないから何も盗らなかった。」
M「Good」
S「君にはこの先、何かをとる必要なんてない。」
M「Very good. なぜなら?」
S「なぜなら、イングランド銀行やロンドン塔と刑務所、君を3ヶ所全てに侵入させることのできる鍵に見合うものなどない。」
M「僕はほんの2、3行の小さなコンピューターコードでどこでもどんなドアでも開けることができる。
今は個人の銀行口座なんてものなどない、全て僕のものだ。秘密など存在しない、僕自身が秘密なんだ。
核兵器のコード、僕はアルファベット順にNATOを吹き飛ばすことができる。
鍵のかかった部屋の中では鍵を持つ者がキングだ。ねえ、ハニー。君は僕を王冠と見なすべきだ。」
S「君は裁判を通して宣伝をしていた。君に何が出来るかを世界に教えていたんだ。」
M「君も手伝ってくれたし。」

M「大口顧客リストには無法国家や情報機関、テロリストたちだ。みんな僕を欲しがる。突然ミスター・SEXになったんだ。」
S「君が銀行破りが出来るなら、最高入札者など気にする事ではないだろう?」
M「しないね。僕はみんなが競争するところを見たいだけだよ。
『パパは私の最高に愛してるの!』平凡な人たちって可愛いだろう?
君はジョンがいるし、僕も同棲相手を手に入れないと。」
S「なぜこんな事をするんだ?」
M「面白いから。」
S「君は金や権力など望まない。何のためにやってる?」
M「問題を解きたい。僕たちの問題、最後の問題だ。」
囁くように言うと下を向きながら更に続けるモリアーティ。
M「すぐに始まるよ、シャーロック。落下が。」
そして顔を上げると上から落ちるような擬音を発します。
M「でも怖がらないで。落ちるのは飛ぶのと同じだ。ただ目的地がより明確なだけだよ。」
視線が下にいくと鈍い音を発し、それからゆっくりと顔を上げシャーロックを睨みます。
シャーロックは少しの間モリアーティの視線を受け止めそして立ち上がりジャケットのボタンをはめます。

S「なぞなぞは好きじゃない。」
モリアーティも立ち上がります。
M「努力だよ。僕は君を落下させないと、シャーロック。I OWN YOU.(僕は君に借りがある)」
モリアーティはそう言うと立ち去ります。
それを目で追ったシャーロックは視線をテーブルに落としモリアーティがカットしていたリンゴを見ると手に取ります。
リンゴには「I O U」の文字が彫られていました。


続きます。

閑話 Sherlock Limited Edition と outtake

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9/6にUPした「Sherlock: Limited Edition Gift Set vs Special Edition」で
US版はMany Happy Returnsが入ってない、と書きましたが、
入っているという話があったので確認したところ、入ってました。

あれー?何で何で?これ書いたときには書いてなかったハズなのに・・・気のせい?
何だかキツネにつままれたような感じですが、インクルーズのトップに
Prequel to Season Three‐Many Happy Returns ってあったので、ここにお詫びして訂正いたします。
記事のほうも訂正いたしましたのでご確認ください。
閑話 Sherlock: Limited Edition Gift Set vs Special Edition
US版にもミニエピが入っているとなると悩みますね〜(悩まないって)
Radiotimesに胸像のアップ画像があったので貼っておきますね。いや、結構似てるんですよ。


さて、また朝から大変な騒ぎでした。
何とBBC Shopがouttakeをちょっとだけ見せつつ宣伝している動画がUPされたんですね。
本当に宣伝上手ですね。outtakeはほんの30秒くらいなんですがこれだけで効果絶大でしたよ。
今朝この動画を見つけましたがお昼にはいろいろな方が訳されてるわ、検証しているわ、でみなさん仕事はやいっす。

30秒なので私も私なりにちょっと訳してみました。いつものごとく超意訳です。30秒なのに(笑)
ほんのりと片目でご覧ください。
動画はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=xTSwgr3SAZ4
こちらはRadiotimesの解説付き
Exclusive Sherlock outtake sees Benedict Cumberbatch and Martin Freeman swearing up a storm

冒頭はカチンコとともにベネディクトの話し声から始まります。
ベネディクト→BC マーティン→MF

BC:
I don't even know what you're saying Sweetheart, what the fuck is that all about? I don't know.
ねぇ、君の言ってる事わかんないよ、どんな意味があるの?わかんない。
MF:
I just talking the actor....
俳優の話だって・・・・

BC:
on a particular day in November how old was he?
11月のとある日に彼は何歳だったか?
MF:
No, no. How old did he become in March this year? How old?
いや、違うよ。今年の3月に彼は何歳になる?何歳だ?
BC:
I don't even know who John Duttine was.
僕はJohn Duttineが誰なのかさえ知らないし。
I thought you were making shit up!
(訳せません・・・笑)
MF:
I assumed you'd probably been chirstened by him.
てっきり彼に(洗礼名)名付けてもらったとのかと思ったよ。
(ここでベネディクト吹き出す)

MF:
I thought you knew every actor over 50.
君は50過ぎてる俳優はみんな知ってるのかと思ってた。
I thought there was a by low.
そんな法律があるのかと思って。
(いったん笑いをこらえて姿勢を正すベネディクト。)

(でも「アクション」の声と共に再び吹き出しちゃいます)

BC:
Sorry sorryを繰り返し。


こんな感じです。
最初にベネディクトが言った「Sweetheart」が騒動を巻き起こしていましたが(笑)
多分、多分ですよ、意味的には「ねーねー」なちょっとやわらかい呼びかけなんじゃないかと。
男同士ではあまり使われないようですが、マーティンは年上だし、家族のような感覚なのかもしれませんね。
「ちょっとー、お願い。教えて、dicoちゃーん」とか言うじゃないですか。そんな感じなのかなーと。

そして、「John Duttine」さん。この方は英国の俳優さんです。
誕生日が1949年3月15日ってなってましたよ。3月だわ。
そしてこの方は昔、「Nazare of Iesu (ナザレのイエス)」というドラマの中で、
John the Evangelist(使徒ジョン)、つまり聖人ヨハネを演じているんですね。
たくさんの方がこの話をしていましたが、おそらくマーティンの「chirstened (洗礼名)」は
これにかけたジョークなんじゃないかと。

この方です。

Radiotimesの解説によると、マーティンが俳優のトリビアクイズを出していたらしいです。
撮影の合間にいつもこんな事してるんでしょうかね〜
この時もマーティンが余裕でニヤニヤしているので毎回こんな風に笑わせられちゃてるベネディクトかもしれないですね。
何なんでしょうねー。ホントに。ヤバいです。たった30秒でこれですもん。フルで見たらどうなるのか・・・
この場面はS3E2でジョンのミドルネームを聞き出そうとしているシャーロックですよね。
昔の画像を引っ張り出してきました。

それでは最後にサー・イアンがTwitterで公開したSherlock Holmes with lamb(子羊)の画像です。

記事はこちらから。
Sir Ian McKellen posts picture with lamb from Mr Holmes set
何だか私っていつもRadiotimesですね(笑)

閑話 Benedict Cumberbatch does a Darcy

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うわうわー!

「ジェイソン・ベルとの撮影でBCは彼の内なるダーシーを見出しました。」

ダーシー!asコリン・ファース on Pride and Prejudice(高慢と偏見)

The lake scene!


ダーシー!!as エリオット・コーワン on Lost in Austen(ジェイン・オースティンに恋して)

In the water scene!!


いきなり興奮して画像貼りまくりでしたがこの画像はフォトグラファーのジェイソン・ベルさんが
英国ガン研究所の寄付を呼びかけるキャンペーンのためにセレブ達を撮影したものだそうです。
セレブ達の呼びかけで不要な服の寄付とTKmaxxのサポートで子どものガン撲滅のために寄付金が、
£17.6 million(1760万円)集まったそうです。
16日からロンドンでベネディクトを含むジェリー・ホール、ケイト・ウインスレット、リーアム・ニーソン、
イライジャ・ウッド、シンシア・ニクソン、ヒュー・ボンヌヴィルたちの写真のコレクションを公開しています。

ジェイソン・ベルさんはプリンス・ジョージの写真で有名なんですね。

この方の画像をいくつか見ましたがステキですよね。セクシーな美しさ、と言うのでしょうか。
このベネディクトの写真もSexyですもんね。
TIFFやコミコンでさんざん可愛い写真を見せられた後のセクシーは効果絶大でした。
しかもダーシー!コリンファース〜。は、鼻血が・・・

そんなわけで、上記のソース元を貼りまして終わります。

BCの画像
What's hot and happening this week
展示の詳細
Jason Bell: Give Up Clothes for Good
Jason Bellさんのサイト
http://www.jasonbellphoto.com/#/contact/

ダーシーさんはYoutubeから。
Dailymailの記事を受けてすぐにTwitterで出回っていました。ありがたいです。
プライドと偏見
https://www.youtube.com/watch?v=hasKmDr1yrA
ジェイン・オースティンに恋して
https://www.youtube.com/watch?v=7WOCU7eHzeI&feature=youtube_gdata_player

Rosencrantz & Guildenstern Are Dead on NT50th

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「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」

Written by Tom Stoppard
1966年 英国

え?何今頃?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが・・・・
National Theatre 50周年のイベントが去年の11月に行われ、これまでにNTで上演したいくつかの作品を
約2分間上演し、ベネディクトも参加していました。
当時、イベントの特集をBBCで放送していましたが上演の模様までは放送しなかったので、
残念!と諦めていたところにNTがDVDを発売するというので購入したのですが、
届いたのが多分SherlockS3放送の真っ最中だったかで私もブログにUPするのに夢中になってたんでしょうね。
後回しにしていたらいつしか忘却の彼方に・・・私の忘れっぽさは今に始まった事ではないのですが(涙)

そんなこんなで先日ふとその事を思い出してDVDを引っ張り出し、観るに至りました。
プログラムは、ハムレットやリチャード3世、戦火の馬など古い作品からわりと新しいものまであり、
出演者も錚々たるメンバーなんだと思います。私が知っている方ではヘレン・ミレンさん、マギー・スミスさん、
マイケル・ガンボンさん、ジュディ・デンチさんもいらっしゃいました。
そしてアンドリュー・スコットさんやドミニク・クーパーさんもいましたよ。

ベネディクトは「Rosencrantz & Guildenstern Are Dead(ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ)」で
ローゼンクランツ役をしていました。
この話はハムレットのスピンオフ的なお話で、クローディアス王がハムレットの様子を探らせるために
よびつける学友2名がローゼンクランツとギルデンスターンです。
ハムレットの劇中ではほとんど出番はなく、暗殺が失敗した時に「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」と
報告されるくらいの端役ですがイギリスの劇作家トム・ストッパードがこの2人を主役に書いたものが、
「Rosencrantz & Guildenstern Are Dead」だそうです。

私もまったく知らなくて調べていたらこの話は映画にもなっていて、ローゼンクランツを何と、
ゲイリー・オールドマンが演じていました。観たい―、と思いましたが残念ながらTSUTAYAにはなかったです(買え)
画像だけ観ましたがゲーリーさんがものすごくかっこいいです!
映画の詳細はこちらを。
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
また日本でも舞台で上演されていたらしくウィキがあったのでちょっとだけ引用します。

2人は『ハムレット』におけるのと同様、無能で、状況をあまりよくわかっていない小悪党といった役回りにある。
ハムレットと2人の関係は登場頻度の上では原作と逆転しているが、
ハムレットを監視しているつもりで実は手玉に取られており、
ハムレットの企みで確実に殺される運命にあることでは原作と変わりない。
しかし状況を理解できない2人は、ほとんどの時間を、状況に対応して行動するためでなく、
機知ある会話や状況の分析や予測に費やす。この膨大な、状況に対して全く働きかけることのない無意味な会話は、
とりわけ劇の中心的人物が目的を持たず、自らの置かれた状況を理解していない。

こんな感じですが、とにかくハムレットを知らないと話がまったくわからないそうです。

ローゼンクランツがボケでギルデンスターンがつっこみの関係のようですが、
映画版のローゼンクランツがかなりボケたシャーロックというような感じなので、
この設定でシャーロックを見たいという感想がありました。そっかー(笑)

それにしてもベネディクトは舞台映えするんだなーとしみじみ思いました。
そしてこの衣装が当時話題になった「かぼちゃパンツ」なんですよー。そこも要チェックです(笑)

ハムレットは昔々に読んだきりであまりよく理解できていない事もあって、
かなりかなり残念な訳になっていますが、いつものごとく片目でご覧いただけると幸いでございます。
Please let me know if you found my mistake.

ベネディクトの説明から始まります。

ちょっと寝起き感が・・・疲れてるのかしら(涙)
初演は1966年でハムレットの学友二人の話だという事、そして死は永遠のミステリーだと話しています。


ローゼンクランツ→ RO
ギルデンスターン→ GU

右側のローゼンクランツがコインを放り投げますが何度やっても「表」しか出ない所から始まります。
ほとんどローゼンクランツが話しています。

RO:
Heads.(表)
Heads.
Heads.
Heads!

GU:
今後の事を考えないと。
RO:
それが普通だ。
GU:
結局、人は常にそれを考えるんだ。今も・・・今も・・・そして今も・・・
RO:
キリがないな。だが永遠には続かないだろう。

RO:
君は自分が死んで蓋をした箱の中に横たわることを考えた事はあるか?

GU:
いや。
RO:
僕も考えない。それを考えて落ち込むのは愚かだ。
つまり、箱の中で生きているようなものだと思うし死の現実を考慮することをいつも忘れる。

RO:
・・・あまり違いはないけど。
そうだろう?つまり君は箱の中にいるなんて事は思いも寄らないだろう?
それはまるで箱の中で眠るようだ。
箱の中でねむりたいわけではなく、いいかい、君は目覚めると死んでいて、空気もなくならない、最初にまず君はどうする?

RO:
箱の内側から離れて。正直言うと僕はちょっと好きじゃない。
だから僕はその事を考えない。
君はどうすることもできないだろう?
箱に詰め込まれて永遠にそこにいる
君が死ぬという事実を考慮して考えてくれ。もし僕が君を箱に詰め込もうとしながら生きるべきか死ぬべきか?と質問したら?
当然君は生きたいと思うだろう。死ぬよりは箱の中でも生きている方がマシだ。
僕はそう予測する。君には少なくともチャンスがある。
君は考えながら横たわることができる。ああ、少なくとも僕は死んではいない。
すぐに誰かが蓋をドンと叩いて、出すように言いそうだ。
『おい、お前、何とかという奴!そこから出てこい!』

GU:
死ぬまでもがく必要はないだろう。
RO:
もし僕が君だったらそんな事は考えないようにするよ。
君は気が重くなっているだけだ。
永遠とは恐ろしいな。つまり、どこに終わりがあるんだ?

END
何だかよくわかりませんね・・・ほぼ当てずっぽうの訳になってしまいました。申し訳ないです(泣)

もうひとつ、アンドリュー・スコットとドミニク・クーパーの舞台もちょこっとご紹介。
「Angels in America(エンジェルス・イン・アメリカ)」

1980年代のニューヨークを舞台にエイズに冒された同性愛者たちと、
その周りの人間模様を描いたトニー・クシュナーの戯曲です。
この方自身も同性婚をしているそうです。
これはHBOでドラマ化もされているようでアル・パチーノ御大も出演されています。
ドラマの詳細はこちらが詳しいです。
エンジェルス・イン・アメリカ

舞台ではドミニクさんがルイス・イロンソン、アンスコさんがプライアー・ウォルターを演じていると思います。
こちらはセリフがほとんど聞き取れなかったのであまり自信がありません(涙)

ルイスは長年の恋人ブライアーと会話をしています。
が、ブライアーは自分がエイズになったことを告白します。

ショックを受けたルイスはその場を立ち去ります。

END
この後、ルイスは姿を消しブライアーのところに天使が現れるんですね。

最後にフィナーレのご紹介。
「The Habit of Art」
暗闇に出演者たちが集まります。

右端にアンスコさん、中央後ろのちょっと右あたりにベネディクトがいます。
その少し前にはデンチさん。
壁にたくさんの上演作品のタイトルが浮かび上がります。
最後に明るくなりみんなでカーテンコール。
カーテンコールで手を繋ぐのは当たり前の光景なんですけど、
このふたりが繋いでいると何だかドキドキしてしまう私って本当に(クズ)



出演者だけではなく舞台を支えたたくさんのスタッフや制作サイドのみなさんも舞台にあがりご挨拶しています。
カーテンコールになるとみんな顔が輝いてます。達成感なんでしょうかね。
沢山の声援と拍手に包まれ、こうして直に観客の手ごたえを感じられるのも舞台の良さなんでしょうね。
もっと早く観ればよかったなーと今更ながら感じます。

以上、拙い説明と訳ですみませんです。
少しでも楽しんでいただけたらそれだけで幸せです。。。

THE FIFTH ESTATE その5

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「フィフス・エステート/世界から狙われた男」

2013年アメリカ/ベルギー
監督:ビル・コンドン
脚本:ジョシュ・シンガー
原作・脚本:ダニエル・ドムシャイト=ベルグ, デヴィッド・リー, ルーク・ハーディング

あらためて、TIFFでのTIG、観客賞おめでとうございます!
嬉しいですね〜。去年のTFEは悲しい結果でしたから喜びもひとしおだと思います。
Imitation Game wins Toronto top prize.
The Imitation Game has won the People's Choice award at the Toronto Film Festival.
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-29200886

映画の内容が含まれますのでご注意ください。


今回は少し長めですが例のあのセリフまで一気にいきます。

続きです。

アサンジさんに指示されたミッションをこなすべく頑張るダニエル。
まずは、リークした人が銀行に存在するのかどうか、実際に銀行に電話をし間違いを装って確認します。スパイか(笑)
そこに「TBellman」からチャットにメッセージが入ります。
メッセージには「僕はThomas Bellman(トーマスベルマン)。スイスのスポークスマンだ。」とあります。
「文書の作成者は確認できたか?」と聞かれ「出来た、文書は本物だ。」と返答します。
すると「JayLim」から「ジュリアンはいる?」と入り、アサンジさんが「今ちょうどケニアに入国した」と答えます。
「どうした?」とアサンジさんに「告発者が我々と会うから誰か4時までにリエージュに行ける?」とJリムさん。
Tベルマン「ダニエルがドイツにいるから遠くないだろう。」
Jリム「彼は行くかな?」
ジュリアン「I think so...If not too busy sucking off THE CORPORATE OVERLORDS:P」
日本語字幕は「マスかきで忙しくなきゃな。」とありましたが、原文はもう少し卑猥な感じ?
アサンジさんが「初仕事の準備はできたか?007」とダニエルにメッセージ。
備品倉庫?の中でこっそり電話しているところにアンケが入ってきます。
ダニエルが「秘密の調査だよ」と言うとちょっと意味深な笑顔で「じゃ、庇ってあげる」と部屋を出て行きます。

リエージェで告発者と会うダニエル。
銀行が巨額の脱税をしている事、昨年だけでもドイツに対して300億の税をごまかしている事を説明します。
全貌の説明をできるか?とダニエルに、銀行だけではなく世界中の顧客がやってるんだ。金を守るためなら何でもする、
と、言うので「リスクは承知だが、我々は鉄壁だ。脅迫対策の経験者は数百人いる。セキュリティも万全だし匿名も守る。」
ダニエルはそう説得します。かなり大きく出ちゃったダニエルでした。
「わかった。そのかわり全責任を負ってくれ。名前は・・・」と告発者に、
「シュミット。ダニエル・シュミット」と偽名を名乗ってリエージェのカフェを後にします。

アサンジさんに電話で報告するダニエル。
ケニアにいるアサンジさんは「明日には世界中に知れる。すごく大きな話題になる。彼らは終わりだ。」と言います。
そして「ベルマンに報告書は?」と聞き「今夜中には送る」とダニエルが答えると、
「ダニエル、忘れるな。The courage is contagious.(勇気は伝染する)」
アサンジさんの「勇気は伝染する」はいたるところで発言しています。
そしてこのケニアはのちにアサンジさんがアムネスティ・インターナショナルから表彰されるきっかけとなった、
モイ大統領の汚職疑惑に関するレポートのこの年の8月に公開をしています。
今回のケニアでも大規模なデモが行われており政府側がこれを鎮圧している様子が映し出されています。
年末に行われた大統領選挙とその後の政治的混乱を伴い、翌年には「ケニア政府とつながった暗殺団の存在を暴露しています。

これは同国の人権委員会が入手した証拠によって作成されており、人権活動家が殺害された事件の捜査を担当していた
4人が殺された疑惑を調査したレポートです。
これによってアサンジさんは表彰されることになります。

チューリッヒ。
ジュリアスベア銀行のリークが公開され銀行では大慌てで対応します。
全てが露見したとき激怒したチューリッヒの銀行家が公開は違法だとしてカリフォルニアの裁判所に訴えました。
それにより同州のドメイン管理事業者ダイナドットに対してウィキリークスへのアクセスを停止させる命令が出ます。

その頃、ダニエルはアンケと一夜を過ごします。
しかし、アメリカのサイトが閉鎖された事でアサンジさんから招集がかかりアンケをおいて夜中にそっと部屋を出ます。
出る時に「携帯電話は盗聴防止になってる?」とダニエルに「そんな電話しない言い訳は初めてだわ」と返されます。

ウィキリークスはベルギーなど他国に多くのミラーサイトを保有しているので、
記者たちをしちらに誘導してTwitterやブログにも載せようとダニエルが提案します。
電話で話しながら待ち合わせ場所でダニエルと合流するアサンジさん。
「歴史を作るのは楽しい?」とダニエルに言います。

Twitterで次々に情報が広まっていきます。
「サイトを閉鎖すれば悪事を隠せると思っているなら銀行は21世紀の情報伝播を理解していない。
ミラーサイトがあるんだ。電子フロンティア財団の支持は嬉しいけど既に世論は勝利の審判を下しているんだ。」
アサンジさんが電話で話しています。
ふたり横並びに座って作業をしている時にアサンジさんが指についた食べ物をなめた後に自分のシーンズで拭くので
かなり気になりじっとガン見するダニエル。

ロンドンのガーディアン本社。
ニックさんが編集主幹のアランさんと若い記者のイアンにアサンジと彼のプログラマー集団の記事を載せるよう説得をします。
「彼らを支援しなければ」そう言ってニックは「大手銀行vsウィキリークス」の記事を渡します。
このイアンがGQでベネディクトと一緒にいた「ダン・スティーヴンス」さんです。

「ガーディアンもCBSもミラーサイトにリンクを貼った。閉鎖措置は逆効果だった。
検閲不可能な告発サイトへの関心が高まったのだ」
ダニエルが読むニュースの記事を聞きながらアサンジさんは閉鎖されているウィキリークスの画面とにらめっこ。
銀行家が裁かれることを知り「最高だ」と嬉しそうなアサンジさん。
その瞬間、閉鎖されていた画面にウィキリークスサイトの画面が映し出されます。
「仮処分が撤回された。」喜ぶダニエルとアサンジさん。
ガーディアンやAP通信社など大手メディアがウィキリークス側についたのも大きな要因でした。

「大手銀行を打ち負かしたんだ。すごい。お祝いしよう。」とダニエルに、
「ビールでも注文する?」とアサンジさん。
「いや、ベルマンやJリムも呼ぼう。」とダニエルにちょっと表情が変わるアサンジさんです。
もう夜遅いから、とアサンジさんがとめますが「スカイプを」とダニエルが聞かないので、
「わかった。君が他のふたりと顔を合わせるいい機会だ。」とPCを持って奥の部屋に入ります。

向かい合って座ると嬉しそうにPCを操作するダニエルを少し不安げな表情でじっと見つめるアサンジさん。
この時画面は、初めて向かい合ってチャットした時に出てきた大きなオフィスに変わります。
スカイプで呼び出したダニエルのPCに映し出されたTベルマンもJリムもそこにはアサンジさんが映っていました。

スカイプ画面のベネアサンジさんがものすごく可愛いんですけど・・・

「ベルマンもJリムも君だったのか?」
「スタッフは数百人いる。偽名の僕が数百人だ。」その言葉を聞いて思わず俯くダニエル。
「新参者にはミエがいるんだ。誰が弱小サイトを相手に秘密を漏らす?サーバーもひとつだし。」
「サーバーがひとつ?」思わず立ち上がるダニエル。
「カストロはたった82人で革命を始めた。規模は関係ない。肝心なのは信念と実行計画だ。」
「記者に嘘をついた。告発者にも」ダニエルの言葉に思わず両手を広げるジェスチャーをするアサンジさん。

「嘘も方便だ。もし大手銀行が敵が2人だと知ったら?」
「殺されるのか?銀行はマフィアじゃないぞ。」
「君はなぜ偽名を使ったんだ。これは今を乗り切る一時しのぎの手段なんだ。」
「友達100人に頼めばいいじゃないか。デタラメだよ。」
その言葉にアサンジさんは「友達か。いいものを見せてやるよ。」と言って自分のバッグをひっくり返します。
黒いケースを見つけダニエルに投げると「中の切り抜きを見ろ。」と言います。

新聞の切り抜きには「ハッカー、破壊行為で逮捕」とありました。
仲間とハッキングをしていた時に逮捕され、仲間のひとりがアサンジさんを検察に売ったといいます。
「判決を待つ間、僕は部屋の中を行ったり来たりした。ストレス過多だ。本当はその時に白髪になったんだ。」
と、自嘲気味に話すアサンジさん。

「他人をあてにしたら成功はしない。人は都合が悪くなれば裏切る。僕たちが戦う相手は金も武器もあるが、
僕にあるのはサイトと数個の偽造アドレスと・・・・・そして君。」

神妙な表情で話に耳を傾けてるダニエルにアサンジさんは少しどもりながら言います。

「D…Do I have you?」

(:D )┼─┤バタッ

こんなシリアス場面にしかもこんな懐かし顔文字ですみませーん。
だってー、だってーーー!これを初めてトレーラーで見たときは本当に倒れましたよ。
何これ?何このセリフ。何このベネアサンジさんの表情。

このセリフ、日本語字幕は「信じていいか?」だったのですが、いやいやもうちょっと熱烈だろうと(暴走)
僕が持っているのは、で、サイトとアドレスと、そしてダニエル、君だ。と言ってるけど、
結果的には騙しちゃった事に対しダニエルさんがかなり怒っているので、
君は僕のそばにいるって思っても大丈夫?な感じなのかなーと。
そのまんま「僕は君を持ってる?」でもいいと思いますけど(ナイナイ)
本当に節操なくてすみません。異論認めますー。

続きます。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その5

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson


スコットランドの独立が否決されましたね。
今日は朝からBBCの速報を追っていましたが、予想以上にNOが多かったように思います。
注目されていたグラスゴーはYESでしたがエディンバラはNOでしたし。
英国国内の経済なども不安定で、更に国際情勢安定しているとは言い難いので、
妥当な結果だったのかなーと何となく他人事なので思ったりもします。
いずれにしても投票前にコミットされたスコットランドへの権利の譲渡がどのくらい実現するかですよね。

話は変わりまして、コメント上でライヘンにまつわる考察などをいくつか頂きまして、
本当は今回載せようと思いましたが、長くなりそうなのであらためてまとめて載せようかと思っています。
いつも本当にありがたいです。


続きです。


翌朝
「Daily Express」の記事の見出し。
「MORIARTY WALKS FREE(モリアーティ 無罪放免)」
中央刑事裁判所での判決に衝撃をあたえる

続いて「The Guardian」
「Shock verdict at trial(裁判で判決に衝撃)」

「Daily Star」の記事。
「How was he ever acquitted(どうして彼は無罪になったのか)」

再び「The Guardian」の記事。
「Moriarty vanishes(モリアーティ失踪)」
ページが捲られ、デフォルメされた漫画とともに
「What Next for the Reichenbach Hero?(ライヘンバッハヒーロー、次は何が?)」

ちょっとこれ、ひどくないですかーー?

2か月後。
ジョンはナットウェスト銀行の現金自動支払機(英国ではキャッシュポイントって言うんですね。)に
カードを入れてコードを入力しているとメッセージが表示されます。
「There is a problem with your card. Please wait(カードに問題があります。お待ちください。)」
「Thank you for your patience.(お待たせして申し訳ございません。)」
続けて、
「John」
と表示され、ジョンの後ろに黒塗りの車が停まります。
それを見たジョンは嫌そうな顔をしながらため息をつきます。

ジョンを乗せた車は白い建物の前でとまります。
そこはディオゲネスクラブでした。

建物の中に入ると何人かの男性がそれぞれ無言で椅子に座っています。
ジョンはひとりの老人に「すみません、ミスターホームズを探しているのですが」と話しかけます。
話しかけられた老人は驚いたような顔をするだけで答えようとしません。
「このあたりにいるかどうかご存じありませんか?」
「聞こえますか?」
ジョン何度も話しかけますが応答が無いので「わかった、結構だ。」と言うと、
「誰か、マイクロホームズがどこにいるか知りませんか?僕は彼にここで会うよう言われたんです。」
とみんなに聞きますがやはり誰からも答えはありません。
「応えないのか?僕の事が見えない?」と声を張り上げると靴カバーをした2人の男性が入っています。
「ありがとう、君たち。僕はマイクロフト・ホームズに会いに・・・」と言っていると、
ジョンは男性たちに口を塞がれ部屋から連れ出されます。

「伝統だよ、ジョン。我々には伝統が定められているんだ。」
クリスタルのデカンタから飲み物を注ぐマイクロフト。
「完全な沈黙が伝統?あなたは『砂糖をください』とも言えないんだな。」
「外交の4分の3と政府の大半の大物議員が皆ひとつのティーワゴンを共有しているんだ。
それが最善なんだよ。私を信じてくれ。」
「1972年の繰り返しは望まない。だがここは話すことができる。」
これは血の日曜日、ブラッディ・サンデーの事なんでしょうかね。

ジョンはテーブルの上にあった「The Sun」を手に取り、
「あなたがこれを?」と言うと「目についたんだ。」とお兄ちゃんは
「土曜日に大そうな暴露記事が出る。」と、続けます。

以下、記事の内容です。
「SHERLOCK: THE SHOCKING TRUTH(シャーロック:衝撃の真実)」
Close Friend Richard Brook Tells All(親友のリチャードブルックが全てを話す)
Exclusive from Kitty Riley (キティ・ライリーの独占記事)
優秀な探偵、シャーロック・ホームズが詐欺師だという事が今日暴露され、
熱狂的なファンは彼の新たな事実に衝撃を受けるだろう。


「彼女がどこで情報を得たのか知りたい。」とジョンに、
「誰かがブルックに電話をしたそうだ。この名前を知っているか?」とお兄ちゃん。
「学校の友人?」
ジョンが聞くとお兄ちゃんは嫌味ったらしく笑いながら「シャーロックの?」と再び笑い、
「だが、君がここに来た理由はそれではないよ。」とファイルをジョンに渡します。

ジョンはファイルを見ながら「誰?」と聞きます。
M「彼を知らない?」
J「No」
M「彼の顔を見た事はないか?」
J「うーん。」
M「ベーカー街のフラットを借りている。君の2軒隣だよ。」
J「じゃあ、僕は隣人と酒を飲まないと。」
M「君がそうするとは思えないが。アルバニアの殺し屋集団だ。専門的な訓練を受けた殺人者が、
君の玄関先から20フィートにも満たないところに住んでいるんだよ。」
J「ずいぶん治安がいいな。ジュービリー線(ロンドンの地下鉄)は便利だし。」
M「ジョン・・・」
J「僕にどうしろと?」
M「ディアチェンコ・ルドミラ」
ジョンは別のファイルを見ながら「うーん、彼女には会った事があるかもしれない。」と言います。
M「ロシアの殺し屋。向かいに住んでいる。」
J「なるほど、パターンが読めてきた。」
M「実際、世界最高の暗殺者4人が221Bに手の届く距離に越してきたんだ。
何か私と共有したいことは?」
J「僕たち、引っ越す?」
M「共通点を推測するのは難しくないだろう?」
J「モリアーティだと考えているのか?」
M「奴は戻ってくるとシャーロックに約束した。」
J「これがモリアーティの仕業なら僕たちは既に死んでいるよ。」
M「モリアーティではないとしたら他に誰が?」
J「あなたがシャーロックを心配しているなら彼と話したらどうです?」
ジョンに突っ込まれたお兄ちゃんは目を逸らしテーブルの上のグラスを触ったりしています。
それを見たジョンは「頼むから僕に言わないでくれ。」と言うと、
「私たちの間にはあまりにもたくさんの過去があるんだよ、ジョン。遺恨や怒りだ。」とお兄ちゃん。
J「シャーロックのスマーフを傷つけた?アクションマンを壊した?(両方キャラクターです)」
ジョンはからかうように笑いながら「話は終わりだな。」と席を立ち、マイクロフトに背を向けます。
「我々は何が来ているのかわかっているはずだ、ジョン。」
マイクロフトの言葉に振り返るジョン。

M「モリアーティは執念深い。奴はただひとりのライバルを滅ぼすと誓った。」
J「それで、シャーロックがあなたの助けを受け入れないから僕があなたの弟に目を配って欲しいんだな。」
M「面倒でなければ。」
マイクロフトはそう言うとジョンを睨むように見つめます。
ジョンは少し笑って、何も言わず立ち去ります。

すごい緊張感のある場面で、大好きな場面でもあります。
何と言うかシャーロックの保護者対決?(笑)
マイクロフトの凄みに一歩も引かないジョン。2人ともかっこいいです。
前回はシャーロックVSモリアーティで今回はマイクロフトVSジョン。どちらもすごい駆け引きですね。
あ、シャーロックが一度も出てこなかった!
なので仲良し写真を〜。近いよ、君たち。


続きます。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その6

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

ベネディクト・カンバーバッチが出演するたくさんの映画やドラマで
セクシーなベネディクト、可愛いベネディクト、天才なベネディクトなどいろいろなベネディクトを見てきましたが
シャーロックはいろいろな要素が絶妙なバランスで混在しているキャラクターなんだなあと、
今更なのですがあらためて思いました。
モファットさんがキャスティングをするときにシャーロックはベネディクトしか考えられないと仰っていましたが、
プロデューサーの見る目ってやっぱりスゴイですね。


続きです。

フラットの反対側でタクシーから降りたジョンは近くにいる人たちを気にしながら通りを渡ります。
ドアの前に着くと茶色の封筒が置かれていました。
封筒はシールワックスの上にシールが刻印されていました。
封を開けるとたくさんに茶色いクズのようなものが落ちてきます。
そして中に入ろうとするときコクニー訛りの男性が後ろから声をかけてきます。
「'Scuse, mate.(失礼、お兄さん。)」
スキンヘッドの男性は脚立を担ぎながらジョンの脇をすり抜け中に入って行きます。

ジョンは封筒をポケットに押し込みながら2階に上がると
「シャーロック、何か変な・・・」そう言いかけた時、足を止めます。
部屋の中は慌ただしい雰囲気でグレッグとサリーもいました。

「何があったんだ。」とジョンに「誘拐だ。」とシャーロックが答え、続けて
「駐米大使のルーファス・ブリュールだ。」レストレードが言います。
ジョン「ワシントンにいるんじゃないのか?」
グレッグ「彼じゃなくて彼の子供なんだ。マックスとクローデット。7歳と9歳。」
サリーが子供たちの写真を見せます。
グレッグ「セント・オールデート。」
サリー「サリー州にある上流階級の寄宿学校よ。」

グレッグ「学校が休暇に入って寄宿生はみな家に帰ったが2人を含めた数人の子供は残っていたんだ。」
サリー「その時子供たちの姿が消えたの。」
そしてグレッグが「大使から個人的に依頼がきたんだ。」と言うとシャーロックが立ち上がり部屋を出ようとします。
サリーの前を通り過ぎようとするときに「ライヘンバッハ・ヒーローに。」とサリーが一言。
ライヘンエピソード中、首をしめたいベスト3のひとりがサリー・ドノヴァンでしょ(怒)
「セレブと一緒に働けるなんてよかったじゃないか。」とレストレードもシャーロックの後を追います。
その様子を本棚の高い所からカメラで監視されている画像がうつります。


セント・オールデートの全寮制寄宿学校。
入口で女性が肩に毛布をかけながら事情聴取をうけていました。
「寮母のミス・マッケンジーだ。優しくしろよ。」とレストレードがシャーロックに言います。
シャーロックは女性に話しかけます。

「ミス・マッケンジー、あなたは生徒の福祉を任されているのに昨夜はここを開け放ったままにしていた。」
そして怒ったように大きな声で、
「あなたはバカな酔っぱらいなのかそれとも犯人なのか?」と言うと女性の毛布を引きはがし、
「今すぐ話してみろ!」と脅します。
「すべてのドアと窓はしっかり施錠されていたわ。昨夜、彼らの部屋に入ったけど誰もいなかった。信じてください!」
それを聞いたシャーロックはすぐに穏やかになり、安心させるように女性の肩に手をおきます。
「わかった。素早くあなたに話してほしかっただけだったんだ。」

そして「ミス・マッケンジーは今すぐ袋に呼吸をする必要がある。」と警官に言います。
過呼吸の対処療法ですね。原因は本人のようですけど(笑)

まずは女の子の部屋に入るとシャーロックはすぐに部屋の捜索を始めます。
「1学期6千ドルもかかるんだ、子供は安全だと思ってるだろう。他の子供全員、休暇で帰宅してるって?」とジョンに
「このフロアで寝ていたのは2人だけだ。まったく侵入の痕跡がない。
侵入者はどこかに隠れていたんだろう。」とレストレード。
シャーロックが木製のトランクを開けるとそこには既に開封されたシールワックスの上にシールが刻印された
大きな封筒があり、中には大きなハードカバーの本が入っていました。

シャーロックは慎重に封筒をチェックしてから本を取り出します。
カバーには「グリム童話」と書かれていました。
本を観察し、ページをめくりますが何も出てこないのでそのまま本を戻すと立ち上がります。
「男の子の方の部屋を教えてくれ。」

このあたりの所作が大好きなんです。寄り目もかわいいー。

シャーロックは男の子の部屋に入るといったん奥に入り、ドアのほうを振り向きます。
「男の子は毎晩そこで眠り、唯一の光源である通路のほうを見つめる。
彼はドアに映るあらゆる形、あらゆる輪郭、シルエットが認識できる。」
シャーロックの言葉に「わかった。それで・・・」とレストレード。
「それで、見覚えの無い誰かが接近してくる、侵入者だ。彼は武器の形さえも見ることができる」
シャーロックはそう言って外に出てドアを閉めガラス越しに自分を映します。

「侵入者が部屋に入る前の貴重な数秒で何をするか?叫ばないのであればどうする?」
「この男の子・・・」シャーロックはそこまで言うとベッドサイドの本を見つけ、
「スパイの本を読むこの男の子だったら何をする?」と言います。
ジョンが「サインを残す?」と言えばシャーロックは鼻をクンクンさせながら、
クリケットバットを拾って匂いを嗅ぎます。
そうしてベッドの下に手を入れてガラス瓶に入った亜麻仁油を見つけます。
「アンダーソンを。」

窓の扉を閉めて暗くすると「HELP US」の文字が浮かび上がります。
「亜麻仁油だ」とシャーロック。
「大して役に立たない。誘拐犯には繋がらないだろう。」アンダーソンの言葉に、
「ブリリアントだ、アンダーソン。」とシャーロック。
「マジで?」
「ああ、見事にバカな印象だ。」
シャーロックが床に紫外線のライトを当てると足跡が浮かび上がります。
「彼は僕たちのために痕跡を残したんだ。」とジョンが言います。
シャーロックは足跡を追います。
「男の子は侵入者の前を歩かされていた。」とシャーロックにジョンは足跡を見ながら「あれ、つま先?」とジョン。
「不安を示す。頭に銃を突きつけられていたんだ。」
シャーロックは説明しながら足跡が続く廊下に出ます。
「女の子は横向きに引きずられていた。彼女の首に腕を巻き付けて。」
しばらく進むとアンダーソンが言います。
「足跡はここで終わっている。ここからどこに連れられたのかはわからない。」
そしてシャーロックに向かって「結局、何もわからないな。」と偉そうなアンダーソン。
「そうだな、アンダーソン。何もわからない。」とシャーロックは続けて、
「犯人の靴のサイズ、身長、歩き方、歩幅以外は。」と言って廊下の窓の覆いを外し光を入れます。

そして跪くと内ポケットから道具とペトリ皿を出し、「ふふん」と楽しそうに笑います。
ジョンも隣の跪くと「楽しんでる?」と言います。
「楽しくなってきた。」とシャーロックに「笑顔はダメだと思うぞ。」とジョン。
シャーロックが頭を上げるとジョンは「子供たちを誘拐しただろう?」と言って立ち上がります。
なんてお母さんなジョン(笑)

シャーロックは床についた亜麻仁油の足跡をピンセットで話しながら証拠収集します。

続きます。

閑話 The Hollow Crown と チューリングさん

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ちょっと追記してます。

今日は全国的に祝日ですが私は出勤しました(涙)
休日のオフィス街はコンビニも休みだったりするので陸の孤島感がハンパないです。

私の友人がハワイの某旅行会社に勤めているのですが、
先日電話で今月は嵐が来るから大変なんだよーと言っていたので
私は嵐=忙しいの揶揄なのかなーと思って、頑張ってねーと言っておきました。
それが揶揄なんかではなくJタレントの嵐の事だと知ったのはそれから間もなくの事です。
すぐにそこに結びつかないなんて私も若くないなーと何だかがっかりです。

何やら嵐がハワイでコンサートをやるらしく、ファンは決められたツアーで渡ハするので
何百もの飛行機をチャーターしたという話です。
更にそのあと「結構高いツアーなんだよね。それでも大勢のファンが参加するんだからファンはすごいよねー。」
と同意を求められ来年英国行きを企んでいるとは口が裂けても言えるはずなく、最早苦笑するしかなかった私です。
ファンて本当にしょうもないですね(笑)

さて、
今日からThe Hollow CrownのThe Wars of the Roses(ばら戦争)の撮影が始まったようで、
早速ロッカーのようなベネディクトの画像が出回っていました。
リチャード3世の出演が決まった時、この日のためだけにThe Hollow Crown Fansのフォローをしていましたが(失礼な)
このサイトよりもタンブラーのほうが早いという(笑)

日本のファンの方が撮影を見に行ったそうでレポートがTwitterに上がっていましたが、
出演俳優や撮影のセットの撮影は禁止だと言われ、唯一許された馬の画像がUPされていました。
ネットに公開しないでって事なんでしょうね。

この方のレポートがとても詳細に書かれていて、内容も可愛かったし、
ベネディクトの乗った馬の画像だけーってUPしてるのがとてもステキでした。
撮影現場が容赦なくバンバンUPされている中、日本人の倫理観てすごいなーと。
なので私もThe Hollow Crown FansにUPされていた馬だけ貼っておきますね(笑)

馬ってかわいいですよねー。大好きです。乗ると怖いけどw


撮影禁止の真偽はわかりませんが新聞など公式の記事にはまだ画像がないので、
やっぱり今のところはそんな現状なのかもしれないですね。

なので私もここに直接は貼りませんがリンクだけ。
私の倫理観なんてこんなもんです。
ご存知の方も多いと思いますがThe Hollow Crown Fansのサイトのリンクは下記です。
http://www.hollowcrownfans.com/
ベネディクトのUP画像はこちらです。
sherlock-series.livejournal.com
この画像、エドワード4世という話もあるのですが、確かにそれっぽいのかも。
て、事はベネディクトはエドワード4世とリチャード3世の両方を演じるのでしょうかね。
髪の毛もカツラなんでしょうね。もしかしたらそのために切ったのかしら・・・
でもこの撮影半年続くんでしょ?もしかしたらヅラのシャーロックになる??やーめーて。
シャーロックとリチャード3世は長さ的には同じ感じなので、きっとそれまでに伸ばすと信じているわ!

と、こんな事を書いてUPしたあとにRadioTimesがしっかり載せてましたよ。
RadioTimes
おいおいw私の倫理観を返せ―(笑)


話は変わりましてチューリングさん。
私は今、チューリングさんの伝記を読んでいるのですが、とにかく難しいんです(涙)
数学の話をされてもさっぱりわからないしね。
おかげでかなりスローペースで消化しています。

WW2の話は理解できるんですよ。
チューリングさんは主にUボートの暗号解析を行ったそうですが、
それが重要だということもわかるし、戦況の大体把握できますが、
暗号解析機の構造とかエニグマのシステムとか説明されてもまったくわかりません。

そういえば先日公開された新しいポスター。

これ「ボンブ」というチューリングさんが作ったエニグマの暗号解析に使用する機械で
「ヴィクトリー」と名付けられていました。
これとまったく同じ写真があったのでかなり嬉しかったです(単純)

チューリングさんは誤解されやすい方らしく、助手曰く、
「人に説明するのが下手なので人に理解してもらえない事が多い。」ですって。
もうねー(笑)
そんなところだけは覚えのはやい私でした。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その7

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

続きです。


タクシーの中
JW「どうやって誘拐犯は監視カメラを通り抜けたんだろう。もし全てのドアが施錠されていたら・・・」
SH「施錠されていない時に歩いて入ったんだ。」
JW「だが無関係者は学校に入れないだろう。」
SH「タイミングを見計らえば誰でもどこにでも入れるんだ。
昨日は学期末だったから、あたりを動き回る父親、母親、お抱え運転手やスタッフがいた。
無関係者のひとりくらい、大勢の集団に紛れ込めるよ。」

SH「奴は彼らを待っていた。隠れるためにね。」


ST BARTHOLOMEW’S HOSPITAL
モリーちゃんが出かけようとしているところにシャーロックたちがやってきます。
SH「モリー!」
MH「あら、こんにちは。今出かけるところなの。」
SH「ダメだよ。」
そう言ってシャーロックとジョンはモリーを挟んで戻ろうとします。
MH「ランチデートなのよ。」
SH「キャンセルだ。ランチなら僕と。」
シャーロックは両方のポケットからQuavers crisps を出します。
↓多分これです。


モリーが「え?」と驚きますがシャーロックはズンズンと進んでいきます。
SH「君の助けが必要なんだ。僕たちが君の元ボーイフレンドを探し出すから。彼はちょっと悪戯好きだな。」
シャーロックの言葉に「モリアーティか?」とジョンが聞きます。
SH「もちろん、モリアーティだ。」
MH「ジムは私のボーイフレンドでさえなかったのよ。3回デートしただけ。それで終わりよ。」
SH「そう、そのあと彼は王冠を盗みイングランド銀行に侵入し組織されたペンタルヴィル刑務所を破った。
法と秩序のために君は今後、恋愛関係への試みを避ける事を提案するよ。」
シャーロックはそう言うと再びチップスをポケットから出し、部屋に入って行きます。


腕に山ほどの本を抱えながらお手伝いするモリー。
SH「ジョン、オイルだ。誘拐犯に付着したオイルが僕たちをモリアーティに導く。
靴に付着したものは全て化学で追跡できる。
靴底はパスポートのようだ。運が良ければ奴の最近の行動がすべてわかるはずだ。」
モリーちゃんがラテックスの手袋をします。
SH「分析が必要だ。」
MH「アルカリ性よ。」
SH「サンキュー、ジョン。」
MH「モリー」
SH「うん。」
モリーちゃーん(涙)

シャーロックは混合物から最初の成分を見つけ書きとめます。
1. Chalk(チョーク/白亜)
次々にサンプルを薬剤に溶かし成分を見つけていきます。
2. Asphalt(アスファルト)
3. Brick Dust(れんがの粉)
4. Vegetation(植物)
更にサンプルを別の薬品とまぜ顕微鏡を覗くシャーロックが呟きます。
「I・・・ owe・・・you.」
すぐに顕微鏡から顔を上げ、
「グリセリン分子」と言いながらため息をつきます。
5. ?????
「お前は何だ?」

作業をしながらモリーが話しかけます。
MH「I owe youってどういう意味?」
モリーの言葉に顕微鏡から顔をあげるシャーロック。
MH「I owe youって、作業しながら呟いていたわ。」
SH「何でもない。頭の中のメモだ。」
モリーちゃんはシャーロックを見ます。
MH「あなたは私のお父さんにちょっとだけ似てるわ。もう死んじゃったけど。あ、ごめんなさい。」
SH「モリー、無理に話をしようと思わないでくれ。君の専門外だろう。」
MH「死ぬ前のお父さんは・・・・いつも陽気で楽しかったの。 誰もみていない時をのぞいてだけど。
ひとりきりの時のお父さんを見たら・・・悲しい顔をしてた。」
SH「モリー。」
MH「あなたもよ。」そう言ってモリーは一瞬ジョンを見ます。
MH「あなたも彼が見ていない時は悲しそうな顔をしているわ。」

シャーロックも視線だけでジョンを見ると顕微鏡から顔を上げてモリーと向き合います。
MH「大丈夫?あ、何も言わないで。わかるのよ。誰もみていない時に悲しい顔をしているから。」
SH「君が見ている。」
MH「私は数に入らないから。」
そう言われて驚いたように瞬きをしながらモリーを見るシャーロック。
シャーロックはこの時初めてモリーという女性を正面から見たのかもしれません。

MH「私が言いたいのは、もし私に何かできることがあったら、必要になったら、何かあれば、私がいるから。
いえ、言いたいのは・・・つまり、もし私が必要になったら・・・」
そこまで言ってモリーは頭を振りながら「いいの。」と言います。
SH「僕が君に何を頼むと?」
MH「別に・・・わからないけど、ありがとうって言っておけばいいと思うわ。」
シャーロックは目を逸らしながら少し言いづらそうに「・・・ありがとう。」と言います。

MH「私はチップを食べるわね。何かいる?」
シャーロックは何か言おうと口を開きかけますが、「いらないわね、いいの。」とモリーちゃんが
あっさり部屋を出ていくのでますます不可解な表情のシャーロックでした。


こんな場面を見てるとシャーロックは人の心がわからないのではなく、
自分の価値がわからないんだろうなーとつくづく思います。
今日初めてモリーと向き合って、自分に向けられているのがただの秋波ではなく、
ひとりの人間としてシャーロックの事を思ってるんだと気づいても、
それが何故なのかは理解できてないようなそんな気がします。
だから懸命に考えてるんですよね。
途惑いながらも不器用に呟く「ありがとう」がシャーロックの心情そのものなのかもしれません。

続きます。

閑話 Poster of The Imitation Game and everything else

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私が堪能するためだけに作ったページですー。

ポスターを貼ってるだけです。ほんの出来心です、すみません。。。。
実は出所が不明なものもありますが、大体は大丈夫かと(笑)
既出もありますがまとめで。












ついでにEmpire Magazineの悩殺ショット。


ポーランドのクラクフにベネディクトの美しいおててが出現したらしいですよ。





最後にリチャード3世の画像がUPされているタンブラーのリンクをこっそり・・・
いえ、だから私の倫理なんて吹けば飛んじゃうんです。
http://londonphile.tumblr.com/post/98374627091/deareje-benedict-cumberbatch-on-set-of-bbc2

閑話 26Sep 今日の出来事

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今日は何だか興味深いニュースがいくつかあったので忘備録です。

フランケンシュタインの再上映が決定したんですね。
今回はちゃんと全国のTOHOで上映されるみたいです。
でも期間は最初の時より短いので、また抽選なのかしら。

TOHOのサイト
https://www.tohotheater.jp/event/ntl-fc-encore.html
関係はないけどNTLiveのサイト
http://ntlive.nationaltheatre.org.uk/productions/16546-frankenstein

ブリティッシュカウンシルがまたSherlockを題材にした英会話のワークショップを開催するそうです。
http://www.britishcouncil.jp/events/english-workshop-sherlock-3
今年の1月だったかしら、このワークショップに参加したんです。
応募する時に中級って書いてあったのでかなり不安になり元会社の後輩の英語ペラ子に同行してもらいました。
この時はあっという間に定員締切になりましたよ。

当日、ワークショップの前に軽く食事をしたのですが英語ペラ子が
「dicoさん、ちょっとだけビール飲みませんか?」と言いだして、
「さすがペラ子は余裕だなー、チキショー!」と言いながら飲みましたけど(笑)

内容的にはBBC版だけではなくジェレミーさんやラスボーンさんの映像も交えてました。
数日前にブリティッシュカウンシルから当日までの訳してねってメールで原語の緋色の研究を送られた時は、
ひえー、どうしようー、もしかしてレベル高い?と慄きましたが、全然大丈夫だったし楽しかったです。

ところで今回はHuluとコラボしてS3を英語字幕のみで配信と書いてあったのでさっきHulu見たら配信されてましたが
私のHuluには英語字幕がないんです(泣)
なんで?私だけリスニングしろって事?リスニング強化月間??千本ノック???

リスニングと言えばこれ。「Benedict Cumberbatch can't say "Penguins"」
https://www.youtube.com/watch?v=-GnLDJAgrws&feature=youtu.be
大爆笑してしまいました・・・ごめんなさい。
BBCのSouth Pacificの動画なのであとでちゃんと見てみようかしら。
South Pacificはベネディクトがナレーションをしているテレビシリーズで、ドキュメンタリーです。
きれいな映像と美しいナレーションでとてもおススメですよ。
DVDもありますが、Huluでも配信されています。(Huluのセールスマン)Youtubeにもあるんだと思いますけど(笑)

下記リンクは「The Telegraph」に掲載されているギャラリーです。
2006年から2014年までの映画やドラマの画像が全部で16枚UPされています。
Benedict Cumberbatch in pictures

「Cumberbatch's B-class maths exam」という記事のリンクです。
Cumberbatch's B-class maths exam
タイトルだけ見るとおいおいってなりますが、チューリングさんの事をきちんと話しています。

「Benedict Cumberbatch: Sherlock special and series 4 will be phenomenal」の記事のリンク。
Digital Spy
昨日のEmpire Magazineでインタビューしたよって事と、アンドリューさんのインタビュー動画があります。
内容的には既出ですよね、多分。

UPしようと思って忘却の彼方にあったリンク(笑)Third Starの撮影現場の風景です。
Flicr

寒そうー。足にあったかいものを被せて待機ですかね。

そういえば、昔撮影秘話のブログがあったなーと自分のブックマークを探しまくりました。
http://mug7.com/2012/01/05/thursday-october-8th-2009/
去年、これを訳してくださった方がいて読んだのですが大変な撮影だった事と、
役者さんを守らなければいけない制作者側の苦労とかも書いてあって面白かったです。
その方の訳を載せるわけにはいかないのですがいつか必ず私が訳してUPします。いつか・・・いつか・・・・

シャーロック・ホームズ新旧対決の画像をタンブラーで見つけたので。

Jブレットさん、ステキすぎるー。


ウィンドサーフィンかしら?違うなー。
これはTwitterにUPされていたのですがあまりにも可愛かったので。
3年くらい前?


ハーロウ校のガイドした時の画像です、多分(笑)大好きな画像なので。

もうひとつ、これ何の画像なのかわからないのですが・・・

これも大好き〜


終盤、怒涛の画像攻撃になってしまいましたが最後に、
これを見つけてしまいました〜、びっくり!
少し直してくださってますが自分の訳が映像の字幕なるって嬉しいような恥ずかしいような・・・
ニコニコ動画ですがこちらはアカウントがなくても見れます。
【NG?未公開?】SHERLOCK【販促動画】

次こそライヘン。。。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その8

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

先日、仕事でデンマークのビルン空港を調べていたのですが、
ビルンという町はあの「LEGO」本社とLEGO LandがあるLEGOの町なんですね。
「ビルン」なんて私は聞いた事もなかったので、調べてびっくり。
LEGOでできた家や動物や兵隊たちがあちこちにあって、かわいい町なんですよ。

そういえばマグヌッセンを演じたラース・ミケルセンはデンマーク出身でしたよね。
「マグヌッセン」という名前自体デンマークだと思いますが・・・だってF1ドライバーのマグヌッセンもデンマークだし。(根拠それだけ)
何だか無性にデンマークに行きたくなってます。ロイヤルコペンハーゲンもあるし〜
仕事ではこんな感じで世界を駆け巡っております。デスクの上の仮想空間ですけど・・・くすん(涙)

ところで、先日HuluにSherlockのS3が配信されたましたが、
Twitter上でなぜか「空から霊柩車がー!」とか「霊柩車が飛んでる!」とか騒いでいたので不思議だったんです。
で、先ほど何気にHuluでS3を観てみたら・・・
何とタイトルが「空からの霊柩車」ってなってました。腹筋崩壊です。

Hulu様、ごめんなさい。


続きです。


ジョンはモリーとシャーロックの会話を知らずにヤードが撮影した現場の写真を見ています。

JW「シャーロック」
SH「うん?」
JW「彼女のトランクにあったこの封筒と同じものがあった。」
SH「え?」
ジョンは自分のジャケットのところにいきます。
JW「フラットのドアステップに置いてあったのを見つけたんだ。」
そう言いながらジョンはシャーロックの近くにいき、写真と封筒を見せます。

JW「これを見てくれ。同じシールだ。」
シャーロックは封筒から茶色のくずをひとつまみ掴みます。
SH「パンくず。」
JW「そう。僕が戻ったとき、そこにあったんだ。」
SH「ふたりの子供が少しずつ落としたパンくずのあとをたどって父親が魔女の住む森の中までたどりつく。」
JW「ヘンゼルとグレーテル?どんな誘拐犯が手がかりを残すんだよ。」
SH「自慢したがるタイプ、全てがゲームだと考えるタイプだよ。
奴は僕たちのフラットに座り、こんな言葉を言ったんだ・・・」

『あらゆるおとぎ話は古き良き悪役を必要としている。』
SH「第5の物質。物語の一部。魔女の家。」
JW「え?」
暗い場所で一心に何かを食べる子供たちが映ります。
SH「グリセロール分子。」

5. PGPR

SH「PGPR!」
JW「何それ。」
SH「チョコレートを作る時に使われるんだ。」
シャーロックはすぐに研究室をあとにします。


スコットランドヤード

グレッグがシャーロックとジョンを連れながらシャーロックに一枚の紙を渡します。
GL「1時間前に届いたFAXだ。」
HURRY UP
THEY’RE
DYING!
そこには「急がないと彼らが死ぬぞ!」と書かれていました。
シャーロックはその紙をジョンにも見せます。

このFAXはモリアーティ、もしくは誘拐犯から、という事でいいんですよね。
子どもたちに死なれたら困りますもんね。

GL「何を持ってきたんだ?」
SH「これらの5種類の物質が交わる地点を探す必要がある。」
シャーロックは紙をグレッグに手渡します。
GL「チョーク、アスファルト、レンガの粉、植物、何だこれは。チョコレート?」
SH「閉鎖されたチョコレート工場を探すんだ。」
GL「絞る必要があるな。お菓子工場にアスファルト?」
SH「ダメだ、大まかすぎる。さらに詳細が必要だ。チョーク、チョークの土、痩せた地質帯。」
シャーロックはマインドパレスにあるロンドンの地図を呼び出し様々な地域をズームアップしていきます。
GL「レンガの粉?」
SH「建築現場のものだ。1950年代のレンガ。」
GL「ロンドンには建築現場が何千とあるんだぞ。」
SH「僕には探してくれる人間がいる。」
GL「俺にもいる。」
SH「ホームレスネットワークは警察より早い。賄賂を受け取るから楽だ。」
シャーロックの言葉にアンダーソンがムッとしています。

シャーロックの電話にテキストの着信音が何度も鳴ります。
シャーロックは電話を取り出すとグレッグに向かってドヤ顔です。
送られた画像が次々と映し出され、花の画像で止まります。
「ジョン」
シャーロックはジョンに画像を見せます。
SH「ツツジ属のシャクナゲだ。マッチする。」
シャーロックの言葉にジョンが頷くとロンドンの地図で更に絞り込んでいきます。
そしてすぐにひとつの名前が浮かび上がります。
「Addlestone」
SH「アドルストン。」
その言葉に部下のPCを覗いていたグレッグが「え?」と顔を上げます。
SH「川と公園の間にある1マイル圏内の廃工場。全てがマッチする。」
シャーロックは早口で説明すると足早に出ていくのでグレッグも「行くぞ」とすぐに後を追います。


アドルストン

数台のパトカーが廃工場の前で止まります。
シャーロックとジョンは警官とともに工場の中に入っていき、サリーが指示を出します。
SD「あなたたちは向こうに。あらゆる場所を調べて。散らばって、散らばるのよ。」
捜索が始まりました。グレッグが遠くで「そこを調べろ。静かにだぞ」と言っています。
シャーロックはキャンドルを見つけ走り寄ります。
「これは少し前まで燃えていた」
キャンドルの芯を手で触るとまわりに呼びかけます。
「彼らはまだここにいるぞ!」
そしてキャンドルのまわりに散らばった包み紙を見つけます。
「お菓子の包み紙。何を与えられていた?」
シャーロックは包み紙を一枚取り上げると呟きます。
「ヘンゼルとグレーテル。」

そして包み紙を観察し、においを嗅ぎ、舐めます。
「水銀だ。」
シャーロックの言葉にグレッグが「何だと?」と驚きます。
SH「紙に水銀が塗られている。大量に食べれば死に至る。」
JW「殺そうとした。」
SH「だがこの量では死に至らない。大量に摂取すれば結果的には殺されるが。
処刑のためにこの場にいる必要は無い。遠隔操作の殺人。奴はもう100マイル圏内にはいないだろう。
空腹になればなるほど食べ続け、加速的に死に至る。巧妙だな。」
嬉しそうに口角を吊りあげるシャーロックにジョンが気づいたのか、
「シャーロック」とちょっと怒ったように名前を呼びます。

その頃、サリーが何かに気づき、懐中電灯を照らします。
そこには少女と彼女のひざでぐったりしている男の子がいました。
「こっちよ!」サリーの声が響きます。
シャーロックたちも声のする方に駆け寄ります。
「もう大丈夫よ。」子供たちにサリーが呼びかけます。

スコットランドヤード

ジョンが神妙な表情で座り、その近くでシャーロックがウロウロと歩き回ります。
そしてドアが開きサリーが出てきます。
「プロは終わったから、アマチュアの番ね。」
シャーロックとジョンがドアに近づくとグレッグが一旦止めます。
「いいか、忘れるなよ、彼女は7歳の少女でしかもショックを受けている。だから何かやるんなら・・・」
グレッグの言葉に被せるようにシャーロックが「自分を出さない。」言います。
ここのセリフは「Not be myself.」なのですが、
シャーロックとジョンがモリアーティの裁判に向か車の中で、
ジョンに「知識をひけらかすなよ。」と釘を刺されていた時に、
「I will just be myself.(僕らしくする)」と言っています。対照的なセリフですね。
ちなみに日本語字幕は「猫をかぶる」でした。うまいなー。

シャーロックは後ろにいるジョンを振り返り、立てている襟を元に戻すと部屋の中に入って行きます。

部屋の中に入るとクローデットちゃんが疲れたように目を伏せていました。
シャーロックは「クローデット」と名前を呼ぶと、彼女はシャーロックを見るなり叫び声を上げます。
「君が辛い思いをしたのは知っている・・・クローデット、聞いてくれ」
シャーロックは懸命に話しかけますが、彼女が叫び続けるのでグレッグが部屋の外に連れ出します。


さすがの私もこの場面は未だに直視できません(涙)
ホームズ兄弟の計画が進んでいるとはいえ、彼女の怯えたような叫びはシャーロックの想定外だと思うので、
この時のシャーロックの表情を見ると余計に・・・

泣きながら続きます・・・

閑話 F1第15戦 日本GP

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こんにちは。
F1普及委員のDico Rosbergです。

今年はベネディクトが何と2回もポディアムインタビューをするという
私にとっては前代未聞、寝耳に水、正月と盆とついでにクリスマス(しつこい)というスーパーサプライズがありました。
近年のF1不人気に対するバーニーさんの苦肉の策なのかもしれませんが感謝とともにまたよろしくね!という事で。
実際にはこの2戦はFIA側の思惑とベネディクトのスケジュールがマッチしたのかなーと思いますが。

ご参考までにベネディクトポディウムインタビューの記事
閑話 F1第2戦マレーシアGP
閑話 F1第6戦 モナコGP

この時にUPしていなかった画像もいくつか。

マレーシアGP。
BBCのF1放送のレポーターのスージー・ペリーと同じく元F1ドライバーのデビッド・クルサードと。


マレーシアGP
ポディウムインタビュー


マレーシアGP 予選


モナコGP
ポディウムインタビュー


モナコGP
ポディウムインタビュー


モナコGP

つかみはOKですかね?(笑)

そんなわけでF1が今年も鈴鹿にやってまいります。
先週シンガポールが終わりドライバーたちがぼちぼち来日しているようなので、
うっかり遭遇も十分ありえます。
羽田または成田から鈴鹿への移動なので毎年わりと京都出没率が高いです。
もう4〜5年前になりますが私も朝っぱらから品川駅でジェイソン・バトンに遭遇しました。
F1ドライバーにしては背も高くハンサムさんなので結構目立ってましたよ。

ジェイソン・バトン。

さて、F1日本グランプリ、Formula1 Grand Prix In SUZUKA です。
鈴鹿サーキットはベルギーのスパやイタリアのモンツァに並んでドライバーの中でも人気の高いサーキットです。
難しいコースなので、戦略的にも面白いんだとか。

いつだったか余裕で先頭を走っていたベッテルに「タイヤも心配だからもうそんなに飛ばさなくていいよ」と
ピットから指示があったにも関わらず飛ばし続け最後は「飛ばすな」と怒られてました。
コースを攻略するのに夢中になっていたようです。子供か。

この時期になるとチャンピオンシップも終盤に差し掛かるので、
ワールドチャンピオンの可能性があるチームのピットはみんなピリピリしてるんです。
何かあってリタイアになったら元も子もないですからね。

今年のF1は全19戦。11チーム、22名のドライバーが参加しており、
獲得ポイントでワールドチャンピオンが決まります。
ポイントは10位まで。
1位:25P
2位:18P
3位:15P
4位:12P
5位:10P
6位:8P
7位:6P
8位:4P
9位:2P
10位:1P

ルールについては毎年変更されるのですがとりあえず今年の大まかなルールを。

※グリッド(スタート時の位置)
前日の予選で決まります。予選はタイムアタックです。
制限時間内に何周か走りそのうちのベストタイムで争われます。
Q1で上位15台がQ2に進み、Q2での上位10台がQ3に進みます。
Q3で一番速かった車が先頭グリッド、つまりポールポジションです。
以下、タイムの順番で並びます。

※現在、レース中は給油禁止ですのでピットストップは主にタイヤ交換です。
※タイヤは必ず2種類を使わなければいけません。
大方は「ソフトタイヤ」と「ハードタイヤ」です。
「ソフトタイヤ」は柔らかいのですぐに路面とグリップしますが、その分すぐに消耗します。
「ハードタイヤ」はグリップするのに時間はかかりますが持久力があります。
2種類使用をクリアすれば何度タイヤ交換してもOKです。

スリーストップ、3回の交換が多いですが天候や状況などに応じて変わります。
時々、今日は2ストップの作戦でも途中で3ストップに変更になる場合も多々あります。
チームラジオ、無線でのやりとりで「Bプランに変更」というのがありますが、
2ストップが3ストップになった場合にもこの言葉が使われるようです。

ピットに入ればそれだけ時間をロスしてしまうのでタイヤ交換は少ない方が良いのですが
摩耗したタイヤはグリップがなくなり、急激にスピードダウンしてしまいます。
ピットストップもチーム同士の駆け引きに使われるなど大事な戦略となります。
現在は年間のタイヤ使用本数も決められているので、
チームはちょっとしか使っていないタイヤを使いまわしてやりくりしています。

では現在のランキングです。

前回のシンガポールでニコがリタイアしたため逆転されました(涙)
いや、しかしニコちゃんを見守り続けて約8年。まさかチャンピオンシップ争いをする姿を見れるなんて(感涙)
そして、なぜ23人いるかというと、ケータハムの可夢偉が一度外され、ロッテラーが起用されましたが、
ロッテラーが「走りたくない」と言ったとかで再び可夢偉が戻っています。

今年のF1はメルセデスAMGの1強、かなり早い時点でハミルトンとニコの争いとなっているのでとんでもなくつまらないです。
面白いと思ってるのは世界中で多分私だけかも(笑)
そんな状況の中、故意か偶然か、ニコとハミルトンの確執が表面化し、現在はかなり泥沼状態です。
特にニコはベルギーでハミルトンにぶつけて以降ポディウムに立つとブーイングされてしまっています(悲)
ニコの走りは可もなく不可もないので、チャンピオンにはふさわしくない、という不満もあるようです。
さすがにそれは私も同感で、チャンピオンはやはり強さとうまさがあるからこそチャンピオンなので、
ニコにとってはここが正念場、チャンピオンへの洗礼を受けているんだと思います。
ニコだけではなく、過去のチャンピオンは少なからずブーイングを受けているので、頑張ってほしいですね。

元F1ドライバーのサー・スターリング・モスさんと。
この方は英国人で「サー」の称号を授与された名ドライバーですが「無冠の帝王」と言われているそうです。
ワールドチャンピオンになった事がないんですね。

ところで、近年のF1は過去に類をみないほどワールドチャンピオン経験者が現役で走っています。
シューマッハがまだメルセデスにいた頃は、彼を含めて6人のチャンピオンが走っていました。
6人が同時に走るなんて過去に例がないくらい驚異的です。

そして今年はアイルトン・セナのF1デビュー30周年そしてあの痛ましい事故から20年の年でもあります。

セナで思い出すのはやはり1994年のサンマリノGPです。
この頃のフジテレビはオープニングにもかなり力を入れていました。
今でも忘れられないオープニングをYoutubeで見つけました。ものすごくかっこいいんです。トリハダものです。
でもちょっと泣きます(泣)
2006年のサンマリノGPです。騙されたと思って見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=4ZGeGeJ1_YQ
この動画を紹介していたサイトに「フジが本気を出したオープニング」とありましたが、
今は本気どころかやる気も感じられません(怒)
背景的には、セナを追い続けてきたシューマッハがセナを失いながらも皇帝として君臨してきたけど、
アロンソという若き天才が現れ、引導を渡される、な感じです。

こちらはセナとシューマッハに焦点をあてたものです。
2000年のサンマリノでセナと並ぶ通算41勝目をあげたシューマッハが記者会見で泣き崩れる場面もあります(涙)
https://www.youtube.com/watch?v=88W6EcNbDvM

実は来年はHONDAがマクラーレンのエンジン供給として再び参戦します。
セナファンにはおなじみの「マクラーレンホンダ」復活です。


感動と言えば現在ケータハムの日本人ドライバー、小林可夢偉が2012年の鈴鹿で3位表彰台にのぼったんです。
母国グランプリってどんな名ドライバーでも優勝はおろか表彰台も難しい、かなりプレッシャーもかかるレースなんですよね。
そんな可夢偉くんが当時はザウバーですが、最後までハラハラさせましたがポディウムでシャンパンファイトですよ。
可夢偉が表彰台に立った時に沸き起こったカムイコールにみんな泣いたし、私も泣きました。

残念ながら可夢偉は2013年はF1で走れず、今年ケータハムでカムバックしましたが来年ケータハムがあるかどうか(涙)

最後に日本GPの放送予定です。
通常はBSとCSでしか放送していませんが日本GPに限り地上波でも放送予定です。
BSフジ(録画)
公式予選 10月4日(土)19:00〜20:00
決勝 10月5日(日)19:00〜20:50
地上波フジ(録画)
決勝 10月5日(日)24:40〜
フジテレビNEXTはライブ中継です。

相変わらず長い割にはまとまりもなくあまり役に立たないF1情報でごめんなさい。
力入り過ぎてダメダメになった典型ですね(笑)

ベルガーさんとニキ・ラウダ。往年の名ドライバーです。
あ、別にこのふたりがダメダメだとか役立たずとか言っているわけでは・・・

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その9

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「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson


ライヘンで心を痛める前にちょっと明るい話題を。
先日出たニュースですが、飛行機の忘れ物を届けるビーグル犬が話題になっていました。
その名もなんと「シャーロック」!!素晴らしい!
オランダの空港で始めたサービスのようですが、賢くてかわいくて癒されます。
http://gigazine.net/news/20140930-klm-lost-and-found-service/
友人にこのニュースを見せて「私だったらわざと忘れ物しちゃうかも」と言ったら、
「あんたって本当に人間のクズだよね」と言われ、
別の友人には「こっちのシャーロックの方が100万倍可愛い」と言われました。
どいつもこいつも(怒)

などと書いていたらBBC Twoがリチャード3世の公式画像という爆弾を投下してきた!
我慢できなかったのでここに貼らせてください。。。

ヤバい、ヤバすぎる!!


続きです。


ブラインド越しに向かいの暗いビルを見つめながら考えているシャーロックと
その後姿を見つめるサリーがいます。
「何か変だ。」ジョンの言葉に、
「子どもはトラウマを抱えているようだ。シャーロックの何かが誘拐犯を思い出させるんだ。」とグレッグ。
JW「で、彼女は何か言ってた?」
SD「一言も話さなかった。」
JW「少年の方は?」
GL「意識不明でまだ集中治療室にいる。」
シャーロックはそんな会話を背中越しに聞きながら再び視線を向かいのビルに戻すと突然明かりがつきはじめます。
そして窓に「I O U」の赤い文字が浮かび上がります。

一瞬息を詰めるシャーロック。
すぐに明かりは消え、文字も見えなくなります。

そんなシャーロックを慰めようとしているのか、
「まあ、気にするな。お前が部屋にいると俺はいつも叫びたい気分なんだ!大方の人間は同じだろう。」
グレッグはそう言うとニヤリとしながら「行こう。」と部屋を後にし、ジョンも後に続きます。
シャーロックが出ようとすると待ち構えたようにサリーが話しかけます。

「足跡から子供を見つけるなんてすごいわね。本当に驚きだわ。」
サリーの言葉に低くかすれた声で「サンキュー」と返すシャーロック。
「信じられない。」更にサリーが辛辣に言います。

(やっぱり殴っていいですか?)

ジョンが外で待っていました。
シャーロックが出てくると一緒に通りまで歩きジョンがタクシーをつかまえます。
JW「大丈夫か?」
SH「考え中だ。」
タクシーが停まるとシャーロックは「これは僕が乗るから君は次のキャブに乗ってくれ。」と言います。
「なぜ?」とジョンが聞きますが「君が喋るから。」とシャーロックはひとりでタクシーに乗り込みます。
走り出すタクシーを腑に落ちない表情で見送るジョンでした。


現場の写真を見ながらサリーが今日起こった事を思い出しています。
『何だこれは。チョコレート?』
『使われていないお菓子工場を探すんだ。』
『(少女の叫び声)』
『部屋から出ろ!』
通りかかったグレッグが「どうした?」と声をかけます。

タクシーの中でずっと考えているシャーロック。
すると突然目の前のモニターの電源が入り、ナレーションが始まります。
「ロンドンタクシーショッピングが魅力的な夜会服をご紹介します。」
シャーロックは「すまないがこれをオフにしてくれないか?」とドライバーに言いますが、
ナレーションは続きます。
ちょっと怒ったように「電源をオフに・・」と言いかけた時、画面が故障したかのように乱れます。
画面がクリアになった時、現れたのはジム・モリアーティでした。
「ハロー。準備はいいかい?これはSir Boast-a-lot(自慢したがり)卿の物語だよ。」


スコットランドヤード。
「足跡。手がかりは足跡だけだった。」とサリー。
GL「ああ、そうさ、彼はベーカーストリートのCSIだって知ってるだろう?」
SD「そうね、我々は解決できなかったし。」
GL「なぜ彼が必要か、彼は優秀だからだ。」
SD「それもひとつの解釈だけど。」
GL「他に何かあるか?」

タクシー。
JM「Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿は勇敢で賢い円卓の騎士、
だがすぐに他の騎士たちはいかに勇敢にドラゴンを退治したかの話にうんざりし始めました。
Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿の話は本当なのか?」

スコットランドヤード
「彼だけが証拠を見つけることができた。」とサリーの声。

タクシー
「違う。」とモリアーティ。

スコットランドヤード
SD「少女は彼を見て叫んだ。彼女が見た事もない男性なのに・・・これまでに会っていない限りね。」
GL「何が言いたいんだ。」
SD「何が言いたいかわかってるんでしょ。考えたくないだけで。」

タクシー
JM「そして、ひとりの騎士がアーサー王に進言しました。
私はSir Boast-a-lot (自慢したがり)卿が信じられません。
彼は自分をよく見せようとしている、ただのいまいましいうそつきです。」

スコットランドヤード
GL「彼が関係しているなどと真面目に言ってるのか?」
PA「僕たちを楽しませてる可能性もあるかもしれないですけど。」

タクシー
JM「そして、アーサー王さえも疑い始めました。
だけど、これでSir Boast-a-lot(自慢したがり卿)の問題が終わったわけではありませんでした。」
画面のモリアーティは大げさに首を横に振りながら言います。
「最後の問題ではなかったのです。」
そして「おしまい」の言葉を最後にモリアーティが画面から消えます。
「止めろ!タクシーを止めるんだ!」
タクシーが停まると「これは何だ!」とタクシーを降りドライバーに詰め寄ります。
振り向いたドライバーはジム・モリアーティでした。
モリアーティはロンドンアクセントで「お代はいらないよ。」とだけ言って走り去ります。

シャーロックはタクシーを追いかけようとしますがすぐにあきらめ道路の真ん中で呆然と見送ります。
そこに後ろから車がくると、「危ない!」とひとりの男性がシャーロックを助けます。
シャーロックは何が起きたのか少しの間理解できない感じでしたがすぐに状況を把握すると、
「ありがとう。」と男に握手を求めます。

が、握手を交わした瞬間その男は何者かによって射殺されます。

驚いたシャーロックはぐるっとまわりを見渡します。
その時、1台のタクシーが止まると中からジョンが降りてきました。
「シャーロック!」

救急隊員たちが男を運んでいる様子をシャーロックとジョンが見ています。
JW「この人だ、この人。スレイマニとか何とかという人だ。
マイクロフトが僕にファイルを見せたんだ。僕たちの2軒隣のアルバニアのギャングだ。」
SH「僕と握手をしたら死んだんだ。」
JW「どういう事だよ?」
SH「僕の命を助けても僕に触れるのは許されなかった。なぜだ?」


続きます。
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