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Sherlock A The Poison Giant on The Blog of JW

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ジョンブログです。

パイロット版です。若い!特にシャーロック別人です。

連日連投している私ですが、
ジョンブログは読んでいるとついつい面白くて翻訳もはかどるんですよね。
もちろん、難しい表現がいっぱいあるのでいつものごとくPCの前で唸っているのですが。
今回の内容も結婚式でシャーロックが紹介していた、小さい人が毒矢を吹いているアレです。
元ネタは「四つの署名」で、既読の方はきっとニヤニヤしてしまう事でしょう(笑)
あと、ラズボーン版もほんのちょっぴり使われています。



27th May
The Poison Giant

僕がメールを受け取ったときにすべては始まった。
そのメールに文章はなく真珠の画像のみだった。
スパムかと思っていたが翌日、もう一通届いた

真珠の画像が何度も繰り返し送られてきたんだ。
9日間で9粒の真珠。
その後、何の説明もなくメールは途切れた。

僕はそのまま無視していたがシャーロックが興味を持った。
シャーロックは、メールを受け取ったのが彼ではなく僕だった事にもっとも興味をそそられたようだ。
まぁ、気に障ったんだろうね。
僕にはわかるんだよ。

ある朝僕を呼びつけると、なぜ面白そうな人間たちはいつもシャーロックにではなく僕にメールを送るんだ、と叫んだ。
時々彼は本当に小さな子供のようになってしまうんだ。

僕たちはメールからワッピングにある倉庫のオーナー、ダニエル・ブレナンまでたどりついた。
倉庫を見つけたが残念ながらダニエル・ブレナンも発見された。
彼は毒矢を撃たれラップトップのすぐ横に横たわっていた。

シャーロックは関心を示さなかった。
有力な手がかりを得るためにラップトップを検索するのに忙しかったんだ。
シャーロックは僕たちが既にいわゆる宝さがしをさせられていると言った。
僕はAnneka Riceの尻のジョークを言ったんだけどシャーロックには通じなかった。
(Anneka Riceさんはイギリスのtreasure huntという番組に出演していたセクシーな女性です。)

僕たちはラップトップを持ってベーカー街に戻りそれを調べた。
うっかりと残されていたドキュメントからジェイムズ・スワンデールと呼ばれる人物の所有物だとわかった。
僕はシャーロックからそれは罠だと言われた。そんなこと聞きたくなかったよ。

シャーロックはスワンデールの事を知っていた。
彼は様々な場所にも簡単に入れそうな宝石泥棒だった。なぜって、その・・・彼はとても短いんだ。
本当にとても短いんだけど、僕は最近、正しい表現に自信がないんだ。
僕が理解できなかったのはなぜ彼が最初にメールを僕に送ってきたのかという事だった。

なぜ殺された罪のない男のところに導いたのか?
そして最も不気味なのはなぜ次に強盗する位置がわかるような手がかりが入ったラップトップを残したのか。
明らかに何かの罠だった。

彼は僕たちに場所を間違えてほしかったんだ。
しかしそれならばなぜ、僕にメールを送ったんだ?
もしくは他の誰かが仕組んだ罠か?
誰かがスワンデールを手配した?
正直、僕は困惑した。とは言うものの、いつだったら困惑しないんだ?

だが、シャーロックはシャーロックだった。
全てはビッグゲームだった。
誰かがシャーロックでゲームを始めたので彼ははそれに勝たなければいけなかった。
それは僕たちが友達になってすぐに僕自身が学んだものだ。

僕たちが活用しなければならない大きな手掛かりはジャイルズ・コノーヴァーという、
90年代のポップスターが所有する家の図面をスワンデールが手に入れたという事だ。
彼はどうやらindie sceneにかぶれていたらしい。僕にはそれが何なのかわからないけどね。
(indie scene、日本ではインディーズの事でしょうね)

そこで僕たちは張り込みをすることにした。
その夜。ジェイムズ・スワンデールと会った時、正直に言うと彼は恐ろしかった。
彼は毒矢を持っていた。
そして彼には友達がいた。
ものすごく大きい奴。
本当に大きいんだよ。
シャーロックは彼がフィル・ディキンソンだとわかった。ヘッドクラッシャーとして何人かに知られていた。

僕たちはスワンデールと彼の毒矢に追われ屋上を横切り、
結局、素手で僕たちを真っ二つにできる男に向かって走って行く事になった。

(暗くてわかりづらいかもしれませんがE2からの映像です)

それは全てが一連のものだった。
何者かが僕たちの死を望んだ。
パラレルワールドの邪悪バージョンのような大と小の二人組の宝石泥棒を暗殺者として雇った。
彼らはアンフェアプレーでシャーロックを出し抜こうとした。
もちろん僕たちは逃げた。
シャーロックは剣が得意だし僕は銃を買っておいた。
ひとりは屋上から飛び降り、もうひとりは現在刑務所にいる。

誰が僕たちを殺そうとしていたのか結局わからないままだ。
僕は更に調査が必要だと思ったが、退屈だしもう関係ないからとシャーロックは終わりにしてしまった。
ちょうどグレッグから電話がきて、そっちに興味を持ったんだ。

それは象だった。

そんなわけでこれでおしまい。
次の事件を解決する準備は出来た。かなり疲れるけど、God、僕はこの生活が恋しかったんだ。

(この場面が思い出されちゃいます)


コメント

それもいいんじゃないか、相棒。
Mike Stamford 27 May

this is all liess!!! visit here ayt more abecause theu fdon't believ your lies MATE #teammoriarty
これも全部ウソだ!!!ここにくるのはあんたのウソの#teammoriartyを信じていないからだ(???)
(誤字ばかりなので私にはちゃんと訳せませんでした。。。なぜ誤字ばかりなのかしら。外人?)
Anonymous 27 May

シャーロックの無実は証明されたんだ。あきらめろ。
Jacob Sowersby 27 May

チアーズ!Jacob。
John Watson 27 May

昔はジャイルズ・コノーヴァーが大好きだったんだ。サインもらった?
James Gamlin 27 May

No.
Sherlock Holmes 27 May



以上です。
そして「象」の話は次の次かな?
これはシャーロックの帰還後の話のようですが、再会してからも結構冒険してたのかしら。
それと、この日付を見ると結婚式終わってからブログ書いた事になるのですが・・・うーん。

それとコノーバーはラズボーンの「死の真珠」かららしいですよ。

閑話 D-Day 70 on Radio 4 Extra その2

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以前にご紹介したベネディクト主演のラジオドラマ「The Biggest Secret 」ですが、
実は結局聞き逃してしまって、それどころか存在すら忘却の彼方だったのですが(汗)
いつもここに遊びにきてくださるMistyさんがこのドラマを聴いてくださって、
更に内容を翻訳しあらすじを詳しく書いてくださってます。
ぜひみなさんにも読んでいただきたくてリンクを貼りたいとお願いしたところ快諾くださいました。
ブログはこちらから↓
BBCラジオドラマ 「The Biggest Secret」
(パスワードが必要ですがSHERLOCK S3を観た方ならすぐにわかります)
私の元記事はこちらから↓
閑話 D-Day 70 on Radio 4 Extra

リスニングして翻訳してさらにあらすじをまとめるなんて私には絶対無理なので、
お知らせを頂いたときは本当に嬉しかったです!(結局聴いてもいないわけですが(泣))
かなり詳細に内容を追っていてそれでいてとても読みやすいです。
戦争に翻弄される人たちのそれぞれの心境がよくわかり、
私も読んだときはうっかり泣いてしまいそうになるほど感動しました。

D-dayってなんぞや?というと、これは前回の記事から引っぱりましたが、
D-dayは主にイギリスやアメリカで編成された連合軍が、ナチスドイツ占領下のヨーロッパを解放するために、
上陸するしか方法はないよねって事でイギリスからドーバー海峡を渡りフランスのノルマンディに上陸するという、
史上最大の作戦の決行日です。
ちなみに当初は6月5日の予定でしたが悪天候のため6月6日に延期されました。

ベネディクト扮するコリンズ大佐が様々な人と出会いながら気持ちを切り替えていく感じなのですが、
再放送があったら今度は絶対に聞きたいです!CDにしてくれないかしら。

いや、それよりもこれ本当に映像化してほしいです!
読みながら頭の中ではベネディクトがすんなりイメージできましたもん。
ちょっとクリストファーbyパレーズエンドなイメージになっちゃいましたが(笑)



そしてしつこく「Band of Brothers」もご紹介。

HBO製作のもう10年以上前の作品ですがノルマンディ上陸からドイツ降伏までを
米国陸軍101空挺師団に所属するE中隊の視点で描かれています。
前回リンク貼らなかったのですが以前UPした記事ですのでご参考にどうぞ〜
Band of Brothers


HBO製作だけあって、英国俳優もたくさん出ています。
アンドリュー・スコットさん、ジェームズ・マカヴォイさん、サイモン・ペッグさん、
トム・ハーディさん、そしてマイケル・ファスベンダーさん。
若き日の彼らを探すだけでも楽しいですよ。

そんなわけで最後にパレーズエンドのお気に入りの画像を〜

Sherlock Happily Ever After on The Blog of JW

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ジョンブログです。

そういえば先日表紙につられてBRUTUSの海外ドラマ特集を買いました。
SHERLOCKも大きくとりあげられていましたが、
ドラマを紹介するコンセプトなので内容的に目新しいものはなかったです。
新旧ドラマのヒストリーやちょっとした分析なども掲載されているので、
海外ドラマ好きにはおススメですが、SHERLOCKの記事を見たい!という方には物足りないかもしれません。
それよりも、SHERLOCKはベネディクトとマーティンのBL要素が人気で、
Pixivにも作品がいっぱいあると書くのはやめてください、BRUTUS!(泣)

追記ですが、
今度のSHERLOCKのスペシャルは90分だとスーさんがツイートしていました。
90分!!


引き続きシャーロックが結婚式で紹介したケースです。

3rd June
Happily Ever After

来たる僕の結婚式がシャーロックを柔軟にさせたと僕は断言する。
ここ何年かで彼らの妻たちが夫の調査を依頼するケースがたくさんあった。逆の場合も同じだ。
たくさんの依頼人の夫婦たちがシャーロックのリビングルームに座ったが、
すぐに彼はどちらか(場合によっては両方)が浮気していると言った。

サブリナ・ジェニングスも同様だった。
彼女がフラットに入る前から彼女は浮気していると言ったんだ。
だけど僕は彼女に会うべきだと主張した。
時々それが良い結末になるんだよ。

(↑サブリナさんですか?)

そう、彼は正しかったしサブリナは浮気をしていたけど今回は正当な理由だった。
サブリナが夫、クリスと結婚して約5年だけど明らかに幸せな結婚ではなかった。
彼女は夫が浮気していて、その証拠が必要だと言った。
シャーロックはやっぱりまったく興味を示さず、「彼女の結婚は物事の構造における重要性はゼロ」だと評した。

しかしその時何かが起こった。

メアリーがやってきた。
すると突然彼の気が変わった。
クリスと離婚できるよう必要な証拠を見つけるとすぐに決めた。
僕とメアリーが一緒にいるのを見て他の誰かを幸せにしたかったんだと思う。

その夜、僕たち3人は(メアリーが一緒に行くと言って譲らなかったので)
浮気の証拠を探しにクリスのオフィスに侵入した。
僕たちが見つけたもの。
それはサブリナ自身の浮気の証拠だけだった。
クリスは彼女を追跡するために探偵を雇っていた。
彼女は女性と関係を持っていた。

シャーロックは僕が驚いた事に驚いていた。
彼はメアリーが僕たちと合流した瞬間から明らかだったと言った。
サブリナの目が無意識にメアリーに引きつけられていた。
シャーロックは、そんな女性のサインをよく目にすると指摘した。
彼女たちが彼の方を見ているときにね。
はっきり言って彼が傲慢さを自覚していると思ったら大間違いだ。自覚しているとは思えない。
事件を引き受けた理由はロマンチックな感情ではなく結婚の裏にある真相を知りたかったからだ。

彼がサブリナに証拠を突きつけると彼女は僕たちの前で泣きだした。
彼女の家庭は裕福だったので彼女がゲイであることを決して認めなかったと話した。
大学からの友人だったクリスは、この事を知ると彼女を脅迫した。
彼女が彼と結婚すれば家族には黙っていると。
それから彼は彼女の家族のお金で暮らすようになった。

最近、彼女は別の女性と知り合い恋におちた。
彼女は事実を公表されずに離婚しようと必死だった。
シャーロックは封筒を手渡した。
中にはサブリナが浮気をしていたことを示す写真が入っていた。
これでクリスの支配力はなくなるがひとつだけ彼女が許していることがあったんだ。

シャーロックは家族に全てを話せと言った。
起こりうる最悪の事態とは?
家族と縁を切られる事?
彼女の家族は彼女がクリスを愛していると思ったからこそかなり不愉快な義理の息子でも
我慢してきたんだからそれはまずあり得ないだろう。
例えそうなったとしても愛する女性と一緒になれるんだからその価値はあるだろう?

そして彼女はそうしたんだ。
彼女の離婚は高くついたし厄介だったけど彼女の家族が彼女を支え、そして彼女は女性と一緒になった。

シャーロックホームズはキューピッドだ。


コメント

なのにみんな彼には思いやりの心がないと言うのよね。
Mrs Hudson 3 June

知性を発揮したに過ぎない。
Sherlock Holmes 3 June

とてもステキね!
Molly Hooper 3 June

他にもうまく解決した事件があったよ。
theimprobableone 3 June

ドラマチック(Lush)だな、相棒!
Mike Stamford 3 June

大酒飲み(Lush)といえばハリーはどうしてる?しばらく彼女から連絡がないけど。
(上の「Lush」は「劇的」な意味と「大酒飲み」の意味があります)
Mike Stamford 3 June

メールするよ、マイク。
John Watson 3 June


以上です。


ブログの日付が6月なのに結婚前なの?それとも過去の事件を書いているから?
この招待状は私たちを惑わそうとするモファット御大たちの作戦なんでしょうか。

それにしてもハリーがとても気になります。
何があったんだ、ハリー。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その7

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「バスカヴィルの犬」

昨日はドイルさんのお誕生日だったんですね。
そしてジョンの誕生日でもあったそうです。
さて、
忘れられる前に、久しぶりにバスカヴィルの続きです。


魔犬を見ちゃったシャーロックですがヘンリーが見たでしょ?と言っても
頑なに見てない!とシャーロック。

ヘンリー宅。ジョンとふたりで戻ってきたヘンリー。
「彼も見たはずなのに。僕も見たんだから彼も見たはずだ。なのになぜだ?」
とヘンリーに「ヘンリー、座ってとにかくリラックスしよう」とドクターワトソン。
「大丈夫、大丈夫だから」
「ヘンリー、よく眠れるものをあげるから。いいね。」

「これはグッドニュースだよ、ジョン。僕は正気だったんだ。ハウンドは存在したんだ。
シャーロックも見たんだ。彼が見ていないと言ったって構わない。存在するんだ。」
そう言いながら祈るように手を合わせると同く手を合わせているシャーロックと重なります。


場面はホテルに変わります。
暖炉の前に座っているシャーロックのもとに来たジョンも座ります。

この場面はワンテイクで撮影したらしいですね。
特にセリフの多いベネディクト、この大変な撮影にゲイティスさんが暖炉のところに、
「Sorry, Benedict」とメモを貼ったとコメンタリーで仰っていました。
舞台をこなしているベネディクトなので長セリフもOKなんでしょうけど、
私だったら緊張して「スタート」の声を聞いた途端NG出してますね(笑)
そんなわけで、ファンの間でも有名なベネディクトの百面相(笑)と併せてセリフを網羅してみました。
随所に入るマーティンの表情も秀逸です。

「ヘンリーはかなり悪い状態だな。とても興奮していたよ。
ムーアに変異体のスーパードッグがうろついていると信じて疑ってない。
存在すると思うか?もしスーパードッグが作れるならとっくに話題になってる。
それで売りに出されてるだろ?それが商売だし。」
ジョンの話に無言のシャーロックですがジョンはそのまま続けます。

「あー、それよりさ、ムーアで誰かが合図しているのを見たんだ。
モールス信号だと思うんだけど。意味がよくわからないんだ。U, M, Q, R, A. 何か意味があるのかな」
まったく反応しないシャーロックですがジョン頑張って話し続けます。
「それで、今までの成果を確認しよう。ヘンリーが見つけたから足跡があるのはわかった。
あのツアーガイドもそう言ってたし。あとみんな何かを聞いた。・・・・犬の飼い主でも探すか?」
その時シャーロックがやっとぼそりと呟きます。

「ヘンリーは正しい。」
「は?」
「僕も見たんだ。」
「は?」
「僕も見たんだ、ジョン。」
「待てよ、何を見たって?」
「ハウンドだ。あの窪地で。巨大なハウンドだ。」
それを聞いたジョンはちょっと笑いますがシャーロックは真剣に瞬きを繰り返しています。
「なあ、シャーロック。もっと冷静になろう、いいか?君は他の誰よりも・・・・
今わかっている事に専念するべきだよ。いいか?事実に専念するんだ。」
「不可能を消去して残ったものが何であれ真実なんだ。」
「何?それ。」

グラスを持つシャーロックの手が震えています。
「見てくれ、僕は怖がってる、ジョン、怖いんだ。」
「シャーロック?」
「僕は常に自分自身とも距離を置いてきた。自分の感情とは離婚したんだ。だけど見ろよ。
身体が僕を裏切るんだ。面白いだろう?感情だ。The grit on the lens.(レンズに付着した砂?)
the fly in the ointment(計画を台無しにする)」
ここは「感情が何もかも台無しにするんだ」くらいの意味だと思います。
the fly in the ointmentはイディオムにありましたが、The grit on the lensがまったくわかりませんでした。
直訳でも何となく意味はわかりますが、どこかの諺なんですかね?

「わかったよ、スポック。だから落ち着けって。君は最近かなり神経が高ぶっていた。
自分でもわかってるんだろう?窪地に行ってちょっと興奮したんだよ。」
「興奮?」
「暗くて怖かったんだろう。」
「僕が?僕はどこもおかしくない。」
シャーロックは呼吸が荒くなり、こめかみに指をあてると苦しそうに呻きます。
ジョンが心配そうに「シャーロック」と呼びかけます。
返事がないのでもう一度呼びかけようとすると突然シャーロックが叫びます。
「僕はおかしくない!わかったか?」

ディナー中のゲストの注目を浴びつつ「証明しよう」とシャーロック。
その時のジョンの顔がすごーく怖いんですけど。

「僕たちは犬を探しているんだったな、バカでかい犬だよ、君の素晴らしいセオリーだ。
Cherchez le chien (フランス語で犬を探そう)いいね、素晴らしい。どこから始める?」
そう言うとシャーロックは後ろにいるディナー中のゲストを指さします。
「彼らはどうだ?感傷的な未亡人とその息子、失業中の漁師。答えはイエスだ。」
「イエス?」

「彼女はウェストハイランドテリアをウィスキーと呼んでいた。僕たちが探している犬じゃないな。」
「シャーロック、いいかげんに・・・」
「彼が着ているセーターを見ろ。新品だ。着心地が悪い。おそらく素材のせいだ。
さらに、ダサい模様なのはプレゼントされたことを意味する。おそらくクリスマス。
彼は母親に気に入られたいんだ。なぜか?ほぼ確実にお金だ。
母親にご馳走しているが自分の食事の量は少ない。
彼女に好印象を与えたいからだが自分の分は節約しようとしている。」
「腹が減ってないだけかも。」

「いや、前妻の皿を彼はきれいに舐めている。母親はパブロワ(クリーム人りのメレンゲケーキ)を
ほぼ食べ終わっている。もし彼女の奢りだったら同じものを食べていた。
彼はちゃんと空腹で、裕福ではない。袖と靴の状態で一目瞭然だ。
なぜ彼の母親だとわかったのか?あんなセーターを贈る人が他にいるか?
もちろん、叔母や姉の可能性もあるが母親の可能性のほうが高い。彼は漁師だった。
彼の手にある特徴的な傷は釣り針だ。傷は古い。失業中を示唆する。」

「この地域に仕事がないため彼は未亡人の母親に援助を求めた。未亡人?明らかだ。
彼女の首のチェーンには男物の結婚指輪がついている。彼女の亡くなった夫のもので彼女の指には大きすぎる。
上等な服を着ているがジュエリーは安物だ。もっと良いジュエリーのつける余裕があるのにずっとつけている。
センチメンタルだ。さて、犬だ。」

シャーロックは母親の黒いトラウザーに付いている犬の毛をみながら
「膝から下に毛が付着している、人懐こくて小さい犬、おそらくテリアだ。
ウィスキーと呼ばれるウェストハイランドテリア。どうやったらそれがわかるんだ、シャーロック?
彼女と僕たちは同じ電車で、僕は彼女がその名前を呼ぶのが聞こえたんだ、不正などしていない、聞いたんだ。
僕は自分の感覚を使った。ジョン、一部の人たちと違って僕は正常だ。それどころかすごく元気だ。
だから、僕の事は放っておいてくれ!」

その言葉を聞いたジョンは「そう、わかったよ。」と言い、
「なぜ僕の話が聞けない?僕は君の友達(friend)なんだよ。」と続けますが、
「僕に友達(friends)はいない。」とシャーロックが言うので、
「そうだな。なぜだろうね。」そう言ってジョンは席を立ちます。

ワンテイクの撮影という話を聞いて以来この場面が終わるたびにベネディクトに拍手したくなっちゃいます。
「カット」の声とともにスタッフも拍手したかもしれないですね。

Sherlock The Elephant in the Room on The Blog of JW

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ジョンブログです。



10th June
The Elephant in the Room


シャーロックがここ数年で扱った事件には狂ったようなものもあったから慣れていないとは言わないけど、
29, Ryder Lane in Brockleyで発見したものには心構えなんて何の意味も無かった。

典型的な郊外の通りにある典型的な郊外の住宅だった。
典型的な郊外の住宅には2体の死体が入っていたけど。

そして象。

本物の象だ。部屋の中央に立っていてちょっと退屈そうだった。

そして、ごめん!これもまた守秘義務があるからここに書くことはできないんだ。
僕はちょっと書きすぎてるかもしれないけどシャーロックよりはマシだよ。
彼はみんなに喋ろうとするからを何回も止めたんだ。

結婚式でもシャーロックのあとをついてまわって、みんなにバラすのを絶対にとめないと!


コメント

僕のベストマンのスピーチに盛り込むかもね。
Sherlock Holmes 10 June

そんなことするなよ!MI5に結婚式をこわされたくないぞ。
John Watson 10 June

しまった、僕は忘れていたよ。君はとても静かな犯罪のない日が望みだった。
退屈だろうな。
Sherlock Holmes 10 June

以上です。
これだけです(笑)

タイトルの「The Elephant in the Room」はイディオムで、
〔誰もが認識しているが〕話したくない[口に出したくない・無視している]重要な問題[事実]
だとコメントで教えていただきましたが、さてこれの示唆するところは・・・・
多分この意味を踏まえてタイトルをつけていると思うので、そう考えるといろいろ意味深ですよね。
S4を示唆しているなんてのは考えすぎですかね(笑)

あまりにも短いのでゲットした情報を少し書きます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますがそこはご容赦を。

Sherlockの次のスペシャルはスピンオフ的なものではなく第10話目の位置づけになると、
ゲイティスさんがお答えしていました。
じゃーやっぱりとんでもクリフハンガーになるのでは・・・(怖)

そしてベネディクトの話題を3つ。
まず先日ここでも書いた昨年欧米で公開されたものの日本での公開は見送られついでにDVDも見送られていた、
ベネディクト主演の「The Fifth Estate」が年末にDVD化され更に今月オンデマンド配信されることが決まったので
小躍りしていた私ですが、今週iTunes で配信されるはずだったのに急きょ中止になってしまったようです(号泣)
AmazonやGoogleなど他のツールは来週からレンタル、セルの配信が開始されるそうですが、
なぜiTunesだけ?アメリカを代表する企業だから見えない力が働いたのでしょうか。
まーAmazonもGoogleもアメリカなんですけど。
それにしても、何か呪われてるんじゃないの?これ(泣)

追記
itunesの配信が来週になったそうです。結局延期だったんですかね。
すみません、お騒がせしました。

もうひとつ。
ベネディクトの海外サイトさんがtweetしてくれた記事。
写真自体は既出なものばかりですが、あらためて眺めると心が洗われますのでぜひ。
昔のものから最近のまで幅広くあります。
20 Things That Make Benedict Cumberbatch Smile His Heart-Breakingly Perfect Smile
これ、あちこちで見る画像ですが大好きなので見かけるたびに保存してしまいます(笑)


最後に台湾でリリースされたDUNLOPのCMの動画です。かっこいいとしか言えません。
Benedict Cumberbatch at DUNLOP Tires TVCF of 2014 ad released in TAIWAN



ブログの内容よりその他情報のほうが多いですが・・・
次のジョンブログは「The Bloody Guardsman」ですのでバスカヴィルかどちらかをUPします。

閑話 66TH PRIMETIME EMMY AWARDS and more

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昨日はエミー賞とコミコンの話題で賑わっていたので、
ずっと外出先から眺めつつ集めたニュースをちょっとだけまとめてみます。

2014年プライムタイムエミー賞。
「SHERLOCK」からは12部門ノミネートされていたようです。
まずはミニシリーズ/テレビ映画部門主演男優賞にベネディクト。
「Outstanding Lead Actor In A Miniseries Or A Movie - 2014 」

「Fargo」のマーティンもノミネートされています。
今年はずっとノミネートでバッティングするんでしょうね。
Fargoはものすごい強敵だし「それでも夜は明ける」(この邦題が泣)のChiwetel Ejioforさんもいらっしゃるし・・・
しかーし、もうこの画像使うのやめて(泣)これカーンだから!シャーロックじゃないから!!
確か去年もずっとこの画像が使われていたような。
ベネディクトは去年、「パレーズエンド」のクリストファーでノミネートされましたが、
ダグラス御大が受賞されていました。
去年のノミネートの顔ぶれはすごかったんですよ。この中に名前が並ぶだけでもすごーいとか思っていました。
大した事書いていませんが去年のエミー賞の私の記事がありましたのでよろしかったらご参考に。
http://blog.goo.ne.jp/dico360/e/9b9fc73ec214c8fe8a0da72e44e8bd44

同じく助演男優賞にマーティンです。
「Outstanding Supporting Actor In A Miniseries Or A Movie - 2014 」

マーティン、できればこちらで受賞をーー!(マーティンファンのみなさま、すみません)

ここからは「最後の誓い」のエピソードです。
脚本でモファットさん。
「Outstanding Writing for a Miniseries, Movie or a Dramatic Special - 2014」

監督部門でニックさん。
Outstanding Directing For A Miniseries, Movie Or A Dramatic Special - 2014 」

キャスティングにJulia Duff、Kate Rhodes Jamesさん
「Outstanding Casting For A Miniseries, Movie Or A Special - 2014」

撮影にNeville Kiddさん
「Outstanding Cinematography For A Miniseries Or Movie - 2014」

衣装にSarah Arthur、Ceri Walfordさん
「Outstanding Costumes For A Miniseries, Movie Or A Special - 2014」

作曲にDavid Arnold、Michael Priceさん
「Outstanding Music Composition For A Miniseries, Movie Or A Special (Original Dramatic Score) - 2014」

編集にYan Milesさん
Outstanding Single-Camera Picture Editing For A Miniseries Or A Movie - 2014」

音声編集。Doug Sinclair:Supervising Sound Editor、Stuart McCowan:Sound Editor
Jon Joyce:Sound Editor、Paul McFadden:Sound Editor、Sue Harding:Foley Artist
「Outstanding Sound Editing For A Miniseries, Movie Or A Special - 2014」

音響編集。John Mooney:Sound Mixer、Howard Bargroff:Re-Recording Mixer
Doug Sinclair:ADR Mixer、Peter Gleaves:ADR Mixer
「Outstanding Sound Mixing For A Miniseries Or A Movie - 2014」

最後は作品賞
「Outstanding Television Movie - 2014」

詳細は下記リンクにあります。
http://www.emmys.com/awards/nominees-winners

ベネディクトのコメントが2つ、事務所を通して公表されてました。
A fantastic early birthday present!
Can’t wait to come and sweat on the red carpet, applaud everyone else winning.
And then get drunk and dance! Hurray!
「素晴らしいちょっと早めのバースデープレゼントだ!レッド―カーペットの上で汗をかくのが待ち遠しいよ。
受賞したみなさんに拍手を送ります。飲んでダンスをしよう!バンザイ!」

That’s amazing news to start the day with here in Boston! An early birthday present.
I’m honoured to be in such great company, not least Martin.
Thrilled for all who make Sherlock and especially those who have been nominated in soo many categories.
「ここボストンで一日を始めるに素晴らしいニュースだ!ひと足はやいバースデープレゼントだよ。
僕はこのような偉大なカンパニー(とりわけマーティン)の一員でとても光栄だ。
SHERLOCKのに製作に携わっている全員と特にとても多くのカテゴリーにノミネートされた人たちに感動している」
こんな感じですか?訳が違ってたら教えてくださいです。
詳細は下記リンク先のCumberbatchwebさんのサイトにあります。
Benedict Cumberbatch nominated for Emmy Award & Sherlock nominated for 12 Emmys
これって、今年は授賞式に出席するって事ですよね?そう思っていいんですよね?

Radiotimesでの記事。
Benedict Cumberbatch and Martin Freeman go head to head as Brits dominate Emmys nominations.
「イギリスが優勢なエミー賞ノミネートでベネディクトとマーティンが直接対決」
こんな感じでしょうか・・・(適当)
この記事の画像がね、なぜこれ?とか思うんですよ。

記事の詳細は下記リンクにあります。
RadioTimes

そして、
今年のエミー賞、AXNがノンスクランブルで生中継するそうです。
CSが受信できる環境であれば無料で観れるっ事ですかね。
スカパー入ってて良かった。。。
放送日は㋇26日(火)です。
詳細は下記リンクで見れます。
AXNエミー賞

エミー賞はとりあえずこれで終わりです。
ノミネートリストとか貼っていたらものすごく長くなってしまいましたが、and more にいきます。

映画「ミスター・ホームズ(原題) / Mr. Holmes」で93歳のシャーロック・ホームズを演じる
サー・イアン・マッケランがご自身のSNSに画像を公開しました。

もー、ステキすぎるー。こんなおじいちゃん欲しいです!
詳細は下記リンクにあります。
Ian McKellen as Sherlock Holmes - first look

ベネディクトが初?のサンディエゴコミコン参加をするそうです。
ドリームワークスアニメーションのプロモートで参加するようです。
7月26日に開催です。

サンディゴー!私の姪がシスコからサンディエゴに引っ越したばかりなんですよねー。見に行ってくれ、姪!

最後に、
一部で話題沸騰の(笑)DUNLOPのCMですが、
いつもコメントしてくださる黄梅さんが(半ば強制的に)内容を訳してくださいました。
動画は下記リンクから。前回より高画質だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=_E56g7nsz8w

ベネさん(以下B)「なぜ外套と手袋を?」
ウィルキンソン(以下W)「予報は12度、今は10度です」
B「なぜ傘を?」
W「予報で降水確率50パーセントです」
B「なぜタイヤはダンロップなんだ?」
W「(爆笑)」
ここでクレジット「「愛車に 安全で強い ダンロップを」
最後の部分、これはMistyさんから頂きました。
B「なぜ僕のデートについて来るのだ、ウィルキンズ?」

黄梅さん、図々しお願いを聞いてくださってありがとうございました!
Mistyさん、すみませんあまりにかわいい訳だったので頂きました(笑)
何もかも他力本願ですみませぬ。
執事に何だかんだと世話をやかれるベネディクトさんがあまりにも適役すぎてーなどと思いましたが、
これもしかしてそんなファンのニーズに応えてるのかしら。。。

ところで、ウィルキンソンさんの人はSherlockのライヘンでモリアーティに侵入される、
銀行の頭取の人じゃないかという説を見ました。
ちょっと時間がなくて確認していないのですが、そうだとしたら2度美味しいです!

最後は駆け足になってしまいました、ごめんなさい。
コミコンとサーイアンのホームズはまたきちんと情報をゲットできたらご紹介します。

Sherlock The Bloody Guardsman on The Blog of JW

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ジョンブログです。

E2のこのあたりのシャーロックの健気さは涙なくしては・・・
メアリーとの母娘な雰囲気もとても好きなんですがナプキンとかね(涙)

E2をUPした時に使用した画像を使ってます。

29th June
The Bloody Guardsman

シャーロックはこれから明らかになるであろう理由で僕がこの事件をブログに書くことを望まなかった。
だがそんなチャンスを逃すような事を僕がするわけないだろう・・・まあ、今にわかるよ。

近衛兵から届いた1通のメールがすべての始まりだった。
彼自身の言葉で綴ってある内容を紹介したほうがわかりやすいと思う。

「Dear ミスターホームズ。僕の名前はベインブリッジです。
Her Majesty's Household Guard(王室近衛師団)の兵卒です。
個人的な問題があり、これを書いています。上官に持ちこみたくなかったので。
とても些細な事だと思うかもしれませんが、私は誰かにストーカーをされているかもしれないのです。
私は旅行者には慣れています。それは仕事の一部ですので。
だけどこれは違うのです。誰かに見張られているのです。
彼は毎日私の写真を撮っています。
大佐には相談したくありません。
だけど本当に絶えず苦しめられています。
あなたをブログを読みました。そしてこのような事は警察も興味を引かないと知っています。」


最初、シャーロックは全然興味をもたなかった。
もしかしたら制服の男性が好きな人の仕業かもしれないし。
だけど、なぜ特定の衛兵が選ばれたのかという事と、
警察が興味を持たないと言ったのはなぜなのかという組み合わせに興味を持ったんだと思う。
正直なところ結婚式の準備をしている僕たちには気分転換が必要だったのでウェリントンの兵舎に行ったんだ。
僕たちは衛兵が非番になるのを待たなければならなかった。
それで僕たちは待つことになった。

待つことが苦手なシャーロックは気がつくと盗んだ帽子を被り衛兵を装って建物の中に入ったんだ。
だけど遅かった。
僕たちにメールを送った男は死んでいた
彼はシャワー室の中で血まみれになっていた。
だが彼を刺し殺した方法がわからなかった。
ドアは内側からロックされていたとシャーロックが指摘したので、
彼が殺されたのはシャワー室に入る前ではなかった事が明らかだった。
それはシャーロックの好きな密室のミステリーだった。

だけど僕は死んだ男が気になっていた。
ようやく彼の診察が許可されたんだけど、そこで僕は彼がまだ生きていることに気づいたんだ!
事件で死体を見つけるのは慣れていたからシャーロックは彼の身体を見下ろして彼が死んだと仮定していた。

僕は止血の治療を施して彼を病院に搬送した。
謎がまだ残っているんだけどね。誰が彼を殺そうとした?

そして、シャーロックが更に関心を抱いていた事-武器はどこにあったのか?
それはあり得ない事だった
シャワー室の外であっても中であってもそれを実行することは文字通り誰にもできなかった。
彼が自分で刺す事もあり得ない。だとしたら武器はまだそこにあったはずだからだ。

シャーロックにふさわしい、実現不可能な犯罪。
ただし。
彼は結果を出せなかったんだよ。
シャーロック・ホームズはトリックにひっかかったんだ!
Sherlock Holmes was bamboozled!
(bamboozledはスラングでトリックにひっかかるという意味のようです。)

僕はシャーロックがこれ以上ないくらい悩むと思ったのに、
彼はそれを受け流してスタッグナイトの準備に戻ったんだ。
僕は準備してるんだと本気で思ったよ・・・・


コメント

サンキュー、ジョン。
Sherlock Holmes 29 June

ちなみに、さっきのコメントは皮肉だ。君が理解できないのはよくあることだ。
Sherlock Holmes 29 June

最高だな!!シャーロックがひっかかった!
Mike Stamford 3 September

制服の男が嫌いな人なんていないでしょ?
Donna Staveley 29 June

爆笑!
Dame Latif 29 June

シャーロックが事件を解決できなかったなんて信じられない。
theimprobableone 29 June

彼が戻ってきたよ:)
(彼とは上のコメントを指してると思うので、Jacobの事かと・・・)
John Watson 29 June

以上です。

↑この画像が大好きでつい使ってしまいます。

それにしても、
6月の終わりなのにまだスタッグナイト?
て、事はやっぱりあの招待状はサンプルなのかなー。
わざと5月の土曜日という結婚式に最悪な月と曜日を使って未来を暗示したって事かしら。
ジョンブログ終わったら年表作りだわ。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その8

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「バスカヴィルの犬」



今朝ゲイティスさんが「konnichiwa」ってツイートされていてびっくりしました。
本当にこの一言だけなのですが、たったこれだけでファンを翻弄するゲイティスさんてホントにね(涙)


引き続き顔芸なシャーロックです


シャーロックを置いてひとり外に出たジョン。

再びモールスのようなライトが点滅しているのに気づき発信源まで行きますが、
それはモールスではなく片方のライトが壊れた車の中で男女がHしていたため点滅しているように見えただけでした。
「Oh, God.」と脱力するジョン。そのまま引き返します。

そこにシャーロックからテキストが着信します。

S「Cross Keys のパブにヘンリーのセラピストがいる S」
J「だから?」
S「彼女に話を聞けば?」
J「なぜ僕が?」
ジョンがそう返信すると、画像が送られてきます。

「悪い奴だな」と返信するジョンの方が悪い顔つきになってるなーと思うのは私だけ?

デュベにくるまり真っ暗な庭に視線をやるヘンリー。
テレビの画面に数匹の犬が映ったのでチャンネルを変えた時、庭のセンサーライトが点灯します。
人影らしきものが通り過ぎますがヘンリーは気がつきません。
すぐに消えたので再び画面を見るも今度は犬のアップになったのでテレビを消します。
すると再びライトが点灯。
ヘンリーが立ちあがるとまた人影のようなものが通り過ぎライトが消えます。
ヘンリーは抽斗から銃を取り出します。精神は追いつめられてボロボロなんですね。
しかしこの場面はちょっとホラーな感じでドキドキします。

その頃、三大陸先生はモーティマー先生と楽しそうです。
「ワインは?先生。」とジョンが空いたボトルを手にします。
「私を酔わそうとしているのね、先生。」とモーティマー先生。
「してないよ。」
「だってさっきまで私を口説こうとしてた。」
「あれ?僕はどこで間違えた?」
「あなたが私に私の患者について尋ね始めたときよ。」
「僕はヘンリーの古い友人だって話しただろう。」
「ええ、そして彼は私の患者でもあるから彼の事を話すわけにはいかないわ。」
「うん」
「彼の旧友は全部聞いたけど、あなたはどんな友人?」
「新しい友人かな?」
モーティマー先生鼻で笑ってます。
「OK。ヘンリーの父親については?彼はあなたの患者ではないし。
彼は陰謀きちがい・・・・理論家ではないだろう?」
「それは正しいわ。」
「彼は間違っていた?」
「そう考えるべきだわ。」
「だけど彼はバスカヴィルに固執していたよね?ヘンリーはその影響で犬の幻影を?」
「私がそれを話と思ってるの?」
「あなたは彼の事を心配しているし、僕は医者でもあるんだ。それに・・・」
ジョンはそこで少し真剣な顔で、
「僕のもうひとりの友人も同じ問題を抱えているかもしれない。」
それを聞いたモーティマー先生も真剣な顔で俯きながら少し考えています。

そしてジョンの顔を見たとき、誰かが後ろかジョンの肩をたたきます。
フランクランド博士でした。
「ドクター・ワトソン!」
ジョンの顔が一瞬にして曇ります。
博士はモーティマー先生に挨拶したあとジョンに「調査はどう?」と聞きます。
ジョンはごまかすように博士に「ハロー」とか言ってますが、
「調査って?」と先生に突っ込まれちゃいます。
「彼のブログを読んでないの?シャーロック・ホームズだよ!」
「シャーロックって誰?」
「私立探偵だよ。で、この人は彼の秘書なんだ。」
「秘書?」
「そう、同棲中の秘書。」
「同棲・・・」と先生のご機嫌急降下。
(ここのセリフ、英語では「Live-in」と言っているのですが、住み込みとか同居の意味もあります。
でも公式が「同棲」としているので、「同棲」でいいんですよね?・・・・)

「こちらモーティマー先生。ヘンリーのセラピストだ。」と一応博士に紹介するジョン。
「ハロー!ボブ・フランクランドです。」と彼女と握手をする博士。
「私はステープルトンを見張っているとシャーロックに伝えてくれ。話したいときはいつでもどうぞ。」
そして博士は笑いながら立ち去ります。
モーティマー先生が帰り支度をしているのでジョンが話しかけようとすると
「彼に一杯おごれば?彼はあなたの事が好きなんだと思うわよ。」
そう言い残して先生も立ち去ります。ジョンは思わずため息。

翌朝。
ムーアの岩の上に立つシャーロック。

この時ドアをノックする音がして、シャーロックが後ろを振り向くんですよね。
おしゃれだなーと思いました。

シャーロックがヘンリーの家のドアをノックしていました。
ヘンリーがドアを開けると「モーニン!」とシャーロックがいかにも作ってますよな笑顔です。
「気分はどう?」
「全然眠れないんだ」
「それは遺憾な事だ。僕がコーヒーを入れるよ。」と言いながらシャーロックは天井を指さし、
「ああ、ほら雨漏りしてる」とヘンリーの注意を引いた隙にひとりでキッチンに向かいます。
その時、笑顔から一変して真剣な表情のシャーロックです。

ずかずかとキッチンに入ると棚を開け砂糖を見つけると少しだけこっそり持ち帰ります。
そこにヘンリーが入ってきたので急いでカップを運びコーヒーの準備をするシャーロック。
「あのさ・・・昨夜。」
とヘンリーの問いかけに変な笑顔で応えるシャーロック。

(初めてこの顔を見たとき固まりましたよ、私(笑)それ以来この場面のトリコです。大好きです。)
「なぜ君は何も見なかったと言ったんだ。一瞬だったけど犬(ハウンド)を見たじゃないか。」
「ハウンド」
再び真剣な表情でシャーロックが言います。
「え?」
「なぜ『ハウンド』って言い方をするんだ。なぜ『ハウンド』なんだ。」
「どういう意味?」
「不思議だと思わないか?変わった言い方だ、古風なんだ。僕がこの事件を引き受けた理由だよ。
『ミスター・ホームズ、それは巨大な犬(ハウンド)の足跡だった』なぜ『ハウンド』なんだ。」

「知らないよ。」
「コーヒーはやめたほうがいいな。」
そう言うとシャーロックは立ち去ります。

続きます。
バスカヴィルのシャーロックの表情はどこをとっても最高ですね〜。
ベネディクトの顔芸、絶好調です。

Sherlock The Hollow Client on The Blog of JW

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ジョンブログです

またRadioTimesの話題なのですが現在、TV champion 2014の投票を行っています。
俳優さんたちがグループ分けされていて、更にその中でVS形式になっています。
今は1ラウンド目です。
SHERLOCK関連ではベネディクトやマーティンはもちろん、ゲイティスさん、モリー役のルイーズさん、
アドラーさん役のララさんとバスカヴィルのヘンリーさんもいらっしゃいました。
他にはTop Gearのジェレミーさんや私の大好きなダミアン・ルイスもエントリーされていました。
総勢128名です。
で、何と同じグループにベネディクトやゲイティスさん、ルイーズさんがいて、
しかも1ラウンド目で既にゲイティスさんVSルイーズさんになってましたよ。
URLは下記になります。
http://www.radiotimes.com/TVChampion
Round1は日本時間で明日の夜中くらいが締切だと思います。
投票したい人にチェックして「Vote」とクリックするだけですが、見るだけでも面白いです。


2nd July
The Hollow Client

ジャック・グリフィンは確かにかっこよく登場する方法を知っていたよ。
僕たちが結婚式の衣装合わせから戻ってきたとき彼はそこにいた。いやむしろそこにいなかった。

というのも僕の椅子に座っていたのはジャックのスーツだった。
彼のスーツだけで中身が消えていた。

彼は数日前僕たちにメールで助けを求めてきた。
ゴールドスミス大学の生徒だった彼の依頼は“透明人間”の調査だった。
数週間前に彼のフラットメイト、アランがぶつかってきたのが始まりで、
文字通りそこに立っていたジャックが見えてなかったとアランは主張した。

その場はお互いにおさめたが、それは再び起こった。
アランは既にジャックが座っている椅子に座ったんだ。
そのあと何度も同じようなことが起こった。

ある日彼はフラットを訪ねてきたがシャーロックが僕たちの履く靴に拘ったせいで遅くなってしまった。
そして、僕たちが戻ったときに彼のスーツがあったんだ。
ふたりでじっとスーツを見つめていると、シャーロックはすぐにいくつか解決策を考えだした。

アランがジャックを騙して自分の姿が見えないと信じさせた。
ジャックは複雑に組み合わせた鏡を自分に巻き付け自分の姿が見えないようにした。
あるいはアランに巻き付けられた。
シャーロックは姿が見えなくなるペンキの事もちょっと考えてた。
もしかしたらジャックとアランは高度先進科学者かもしれない。
(かれら科学者ではなくメディアを専攻する学生だったんだけど)
221Bに帰る途中で薬物を投与され、完璧なレプリカのベーカー街221Bに連れて来られて、
椅子の上にカメラでスーツを投影させていた。

僕はシャーロックの話を一旦止めて、誰がこんなことをするのか聞いてみた。
彼は肩をすくめて、「ニンジャ」だと言った。
それからシャーロックは・・・・スーツはホログラムでジャックは存在していなかったと続けた。
ジャックは椅子と同じ生地の服を着込んでいた・・・・・

その時点で僕はシャーロックにストップをかけ、
あの学生たち、ジャックとアランは多分僕たちをからかったんだろうと指摘した。
あれはただの中身のないスーツなのかもしれないと言ったんだ。
シャーロックはしぶしぶと僕が正しいかもしれないと認めた。
僕たちが椅子をチェックしたら、思った通りそれは中身のないただのスーツだった。
シャーロックはがっかりしてた。
ニンジャや複雑に組み合わせた鏡のように手の込んだ構想のアイデアが好みだったんだと思う。

だけどシャーロックは結婚式でこの話はしないだろうね。



コメント

ごめんね。
Alan Flanagan 2 July

謝るなって!彼が珍しく一杯食わされてて僕も楽しかったよ!
John Watson 2 July

今まで読んだなかで一番おもしろかった!!大笑い!!
Dame Latif 2 July

みんなの時間を無駄にしてるよ。
theimprobableone 2 July

シャーロックがだまされたのがすごく面白いと思ったんだけど。
Donna Staveley 2 July

ばかばかしい。
Sherlock Holmes 2 July

私のボーイズが戻ってきたわ!
Mrs Hudson 2 July

よお、相棒。結婚式はいつなんだ?
Mike Stamford 2 July

招待状を送っているのになぜメールを送るんだ。ばかばかしい(Ridiculous)
Sherlock Holmes 2 July

君はサイコーだね(You're Ridiculous)
John Watson 2 July

うまい切り返しだな。
Sherlock Holmes 2 July

「Ridiculous」は「ばかげた」とか「話にならない」という意味なのですが、
シャーロックがマイクさんに「Ridiculous」と言ったあとジョンのコメントが
「You're Ridiculous.」で、シャーロックが「見事な受け答えだ」と返しているので、
ジョンのコメントはそのままの意味ではなく、スラングで嫌味言ったのかなーと。
ジョン、結構スラング使うし。
最近は貶す言葉を使って褒める場合もあるようで、日本の「ヤバい」と同じです、と
どこかで拝見して、なるほどなーと。
でもちょっとよくわからないので間違ってたら教えてください〜。

しかし「ニンジャ」って(笑)

閑話 Many happy returns! その1

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今日、7月19日はベネディクトさんのお誕生日ですね〜
と、いってもここで何かをやるわけではなく、
おめでとう!と書きたかっただけです・・・すみません。
いよいよ38歳ですか。
去年、37歳には見えないなーと思いましたが38歳にも見えません(笑)

そんなわけで今日はベネディクトさん関連の動画のリンクをひたすら貼っていこうと、
誕生日とはまったく関係もなく何の脈絡もない企画をやります。ホントにすみません。

その前に、
2015年版カレンダーが出回りつつありますが、
先日、ベネディクトさんのエージェンシーからカレンダー出しますよーとアナウンスがありました。



オフィシャルのカレンダーである事、ベネディクト自身が写真を選んだ唯一のカレンダーだという事、
そして、ベネディクトはあなたの家に飾ることであなたの1年が明るくなる事を望んでいる、
というような内容でした。
カレンダーを出版する事をずっと了承しなかったらしいのですが自分で写真を選ぶ条件でOKしたそうですよ。
予約は下記サイトからできます。
Benedict Cumberbatch 2015 Calendar
肝心の写真ですが、残念ながらシャーロックヘアーは一枚もありません(涙)
雑誌に掲載された写真がほとんどかも。

さて、動画です。
お気に入りの動画ーと思ってYoutube見たらベネディクト関係だけでもお気に入りが200本超えていました。
我ながら気持ち悪いですね(笑)
なので今回はそのうちのほんのわずかのご紹介と言えましょう。
ご存知の方もそうでない方もよろしければご参照?ください。

PBSがUPしたセサミストリートとベネディクト。

https://www.youtube.com/watch?v=-7jS7X-2ggA

同じくPBSのComic con 2013に出席できなかったマーティンとベネディクトのインタビュー。
ベネディクトさんはひとり漫才をしております。

https://www.youtube.com/watch?v=xUo4x1SG2Ms

SHERLOCK、S3の撮影現場をファンがUPしたものです。
Yam Yam さんがCuteだと仰ったベネディクトのステップです。

https://www.youtube.com/watch?v=POAdU_QmcgI

こちらは如月さんおススメ、Jaguarを運転するベネディクトさん。3年前くらいですかね。

https://www.youtube.com/watch?v=x5kCfXIPcfw
ちなみにこちらはトム・ヒドルストンのスーパーかっこいいJaguarのCMです。
https://www.youtube.com/watch?v=dSL3z6o6yxI

GQ Actor Of The Yearのベネディクト。

https://www.youtube.com/watch?v=iFnFCrAuneI

「なぜこのポーズ?」と当時話題になった(笑)Peopleに掲載された時のインタビューと撮影場面。

https://www.youtube.com/watch?v=Ex1iR6G4yrs

HOBITの出演者の足だけの写真を見せて誰のものか当てるクイズなのですが、
誰も答えられなかったマーティンの足を「マーティン・フリーマン」と表情も変えずに
さらっと言い当てたベネディクトが面白くてかなり気に入っています。

https://www.youtube.com/watch?v=DixzVRLqRqY

モファットさんへ向けたアナ雪「Let it go」パロディです。英語字幕なのですが何となーくわかります。

https://www.youtube.com/watch?v=vq4urJp-bUM

「英国王のスピーチ」のプレミアに現れたベネさん。かわいいんです!

https://www.youtube.com/watch?v=0XWGVnrBJzM

WHOLOCKです。Dr.WhoとSherlockのコラボです。

https://www.youtube.com/watch?v=q3bGYljQ5Uw

Stuart A life backwards のトム・ハーディとのインタビューです。

https://www.youtube.com/watch?v=_5SbV8VQBvE&index=106&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

これはトムヒが出演した番組で、トムヒの部屋でトークをする設定だったのかな?
それで、ベッドサイドの向かって右側のテーブルの上の写真が全部ベネディクトなんですよ。
わかります?これ気づいた人すごいなーと。なぜ写真があるのかは謎です。

https://www.youtube.com/watch?v=zCnqQ3bfMBk

その2へ・・・・

閑話 Many happy returns! その2

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看板に偽りありすぎですみません。
ひたすら私のコレクション紹介になっております。
1年前にも同じことをやったような気がしますがあらためて。
知っている方も知らない方もよろしければご活用?ください。

The Graham Norton Show にクリス・パインと出演したのですが、
グレアムさんがクリパさんに「ファンの総称は?」と聞いてクリパさんが「パインナッツ!」と答えて、
「ベネディクトのファンは?」とグレアムさんに「カンバービッチーズ」と言うのが嫌で、
「カ・・カンバーコレクティブ」と言った場面です。これでいいのか?36歳!な、かわいさです。

https://www.youtube.com/watch?v=R_ylchEHdUk&index=114&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

パペットミュージカル「If you were gay」をシャーロックでパロっているのですが本当にうまいです。

https://www.youtube.com/watch?v=7fjqODOnPwc&index=130&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

私の大好きな動画「sherlock song spoof」です。
ジャスティン・ビーバーの曲が頭から離れなくなります(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=FI6FIPrUaVU&index=137&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

Spoofと同じ方が作製した「Sherlock fun!trailer」これも大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=XNSz3-kuZrY&index=140&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

かなりせつない(涙)Sherlock。映画「つぐない」の曲を使用しています。

https://www.youtube.com/watch?v=NIddsN2Oz5U&index=137&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

Sherlock S3とSTIDのインタビューです。やさしい口調でうっとりしちゃいます。

https://www.youtube.com/watch?v=EIghE7GEaCk&index=147&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

ドラマ「フレンズ」オープニングのSherlock版。フレンズを知らなくても楽しいです(多分・・・)

https://www.youtube.com/watch?v=kfTGaik6IRE&index=162&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw
「フレンズ」その2

https://www.youtube.com/watch?v=yP2yJHAzyzw&index=161&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

これも大好きなSherlock動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=3nxukaAUqHQ&index=166&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

CM「ホットペッパー」のSherlockバージョン。
「ホットペッパー」はなぜか海外ドラマパロが多いんですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=1sukRaQlLpw&index=169&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

Sherlock S3のFanmadeトレーラー。すごいですよ。公式かと思ってしまいます。

https://www.youtube.com/watch?v=VyQPuRwvCsM&index=187&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

2011年BAFTAでSherlockが受賞した時の場面です。

https://www.youtube.com/watch?v=oVtQoZOzN_8&index=172&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw

こちらは同じくBAFTAでマーティンが助演男優を受賞した時の場面。ベネディクトがものすごく嬉しそうで(涙)

https://www.youtube.com/watch?v=wEo0t7WC1CI

最後にベネディクトが学校の先輩でピアニストのJames Rhodesさんとピアノを弾きながらお話している動画。
幻想的ですごーくきれいです。

https://www.youtube.com/watch?v=VD6o_sCI3N4

あまりしつこいと嫌われるのでこのあたりでやめておきますね(既にしつこい)
長々とおつきあいありがとうございました〜

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その9

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「バスカヴィルの犬」

昨日は友達とボンドナイトならぬジェダイナイト、つまりスターウォーズ鑑賞会をしました。
みなさん初見だったのでまずはエピソード4から始めて結局エピソード6まで観てしまいました。
流石に映画3本を一気に見ると結構疲れますね。若くないし(笑)でも何度観ても飽きない面白さです。
もしこれから初めてスターウォーズを観ようと思っているかたは、決してエピソード1から観てはイケマセン。
面白さが半減どころか9割減と言っても過言ではありません。必ず4、5、6、1、2、3の順に観てくださいね(偉そう)


Cross Keysに戻る途中の教会でジョンの姿を見つけます。

真剣な顔でノートを見るジョン。
シャーロックがジョンの方へ歩きますが何となくばつが悪そうです。

そして気まずそうにジョンに話しかけます。
「モールス信号、何かわかったか?」
「No」とジョン、つれないお返事をしながら歩き出しますが、
シャーロックもジョンの後を追いながら一生懸命話しかけます。
「U, M, Q, R, A, だっけ?」
ジョン、無言。
「UMQRA」シャーロックがもう一度言うと、
「意味はないよ。」とジョン。

「それは忘れてくれ。何か意味があると思ったけど、そうじゃなかった。」
「そうなの?」
「そうだよ。」
「ルイーズ・モーティマーとはどうだった?口説けたか?」
「No」
「残念だな。何か情報は?」
「僕を笑わせようとしてるのか?」
「場を和やかにしようと。」
「そんなの君には似合わないし、このままでいいよ。」
ジョンがいつになく突き放してくるので思わず「ジョン」と呼んじゃうシャーロック。

ずっとジョンの後を追っているのが何となくかわいいです。
でもジョンは「いいから」と取り付く島もないので、
「待ってくれ、昨夜の事・・・僕に起こった事は今まで経験したことがなかったんだ。」
「ああ、恐怖って言ってたよな。シャーロック・ホームズが怖がってるって。」
「いや、違う。それだけじゃないんだ、ジョン。疑念だ。疑念を感じたんだ。
僕はいつも自分の感覚、僕の眼で見た証拠を信じていた。昨夜までは。」
「君はモンスターを見たなんて思ってないだろう?」
「思ってない。だが見たことも事実だ。だから問題は『なぜ?』『どうやって?』だ。」
「じゃあ、何か手がかりをつかめたんだな、頑張れよ。」
ジョンはそっけなくそう言うと再び歩きだしてしまいます。
そんなジョンにシャーロックが言います。
「昨日僕が言った事は本当なんだ。」
その言葉にジョンは足を止め振り返ります。
「僕には友達(friends)はいない。ひとりだけなんだ。」
こんなセリフを何だか泣きそうな表情で言うシャーロックに涙が・・・
この言葉を聞いたジョンは「そう。」とひとこと言ってまたスタスタと歩き出します。

ジョンは仕返しもあるんだろうけど面白がっているような気もします。
何というか人に慣れない野生動物が必死に自分を追いかけてくるんだからそりゃ楽しかろうと(すみません)
「ジョン?ジョン!」

ここまで言ってもまったく取り合ってくれないジョンをシャーロックは慌てて追いかけます。
「君はアメージングだ!君はファンタスティックだ!」
「わかったから、大げさに言うなよ。」
「君自身が輝く事はないけど光の伝道師としては最高だ。」
「ありがとう・・・何だって?」
「平凡な人間には天才を刺激する才能がある。」
「ちょっと待て。君はちょっと前に「ごめん」て言ってなかったか?台無しにするなよ。
で、僕が何を刺激したって?」
シャーロックはノートに書かれた「HOUND」という文字を見せます。

「で?」
「これは言葉じゃなく、個々の文字だとしたら?」
今度は「H.O.U.N.D.」と書かれたノートを見せます。
「頭文字だということか?」とジョン。
「まったく見当がつかないんだけど・・・」
シャーロックがふとCross Keysを見るとそこにいたのはレストレードでした。

「あんた、ここで何をしているんだ?」
と、シャーロックは中に入っていきます。
「やあ、また会えて嬉しいよ。休暇中だって言ったら信じるか?」
「いや、信じない。」
ジョンも入ってきたのでレストレードがご挨拶します。
「やあ、ジョン。」
「グレッグ!」とジョン。

「君たちがこのあたりにいるって聞いたからさ。何やってるんだ?テレビでやってた地獄の魔犬を追ってるのか?」
「僕は説明を待っているんだ、警部。なぜここにいる?」
「だから休暇だって言っただろう?」
「君は日に焼けてる。明らかに休暇から戻ってきたところだ。」
「そうだよ、もう一度とったんだ。」

「マイクロフトだな?」
「いや、聞けよ・・・」
「バスカヴィル関係だと知ったマイクロフトが僕の調教師として君を送り込んだんだ。
偽名を使って僕を見張るために。だからグレッグと名乗ってるんだろう?」
そこでジョンが「いや、彼の本名だから。」とひとこと。

「そうなの?」
「そうだよ。お前はわざわざ調べようともしなかったけどな。いいか、俺はお前の調教師じゃないし・・・
・・・お前の兄貴に聞いたからでもないからな。」
そう言いながら横を向くレストレードがちょっと寂しそうなのと、
シャーロックの表情が微妙に狼狽えているような気がするので、
シャーロックはずっとレストレードはマイクロフトの命令で自分を構うのかと思ってたのかしらね。
それでそんな風に思われてたんだ・・・とちょっとがっかりなレストレードとか(妄想)

「実はちょうど君の力が欲しかったんだよ。」とジョンがレストレードに言うと、
シャーロックは「なんで?」と答えます。
「僕だってちゃんと仕事してたんだ、シャーロック。もしかしたら手がかりを見つけたかもしれない。」
そう言うとジョンはポケットから紙きれを出します。
「これ、関係があるかどうかわからなかったんだけど考えようによってはあるかもしれない。
ベジタリアン・レストランなのに大量の肉が納品されている。」
それを見ながらシャーロックが「素晴らしい。」と呟きます。
「スコットランドヤードの強面警部からちょっと質問してもらえると非常にありがたいんだけど。」
ジョンはレストレードにお願いすると、カウンターの呼び鈴を鳴らします。


続きます。

閑話 The Imitation Game

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ベネディクト主演の映画「The Imitation Game」のトレーラーが公開されました。わーい!
US版とUK版の2バージョンのトレーラーです。
US版
https://www.youtube.com/watch?v=S5CjKEFb-sM&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw&index=4
UK版
https://www.youtube.com/watch?v=Fg85ggZSHMw&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw&index=3

ベネディクトは数学者でコンピューターの父と言われている英国人、アラン・チューリングを演じています。

(チューリングさん)

私は今、懸命にチューリングの本を読んでいるのですがなかなか進みません。
何しろ難しいんです(笑)コンピューターの話は私もITの資格をほんのりと持っているので何となくわかるんですが、
数学の話になると途端に私の脳は活動を停止します。
ITわかるんだから数学得意なんでしょ?とよく言われますが、まったくそんな事ございません。
私のITスキルはそんなレベルにはありません(涙)

そんなわけで、この映画が日本で公開されるまでには完読しようと思っておりますが、
映画は第2次世界大戦の前後を中心に10代から戦後までの半生を描いている・・・と思います。
チューリングといえば「エニグマ」の解読が有名ですが、エニグマとはドイツ軍が使用していた暗号機です。
チューリングは英国の暗号解読組織で暗号解読を行っていて戦争の行く末に影響を及ぼした人物です。

とりあえずUK版トレーラーに字幕が表示されたのでちょっとだけ訳しつつ画像てんこ盛りにしてみました。
Youtubeの字幕はあまり信じてはいけないシロモノな上に私の訳なのでいつものごとく話半分でご覧ください。


Nock「戦争中、何か役に立ったのか?」
Alan「通信施設で働きました。」
Nock「anti religion (反宗教主義?)などいろいろある。」

Alan「気をつけます。」


少将「君が実行する事について何を言ったのか話しなさい」(ここ、よくわからずです)
この方、TTSSでジムさんを演じていたマーク・ストロングさんです。

Alan「ドイツ人が通信する際にずっと使っていた暗号化装置だ。」

司令官「誰も解読できなかった。」
Alan「確かにいつの時代でも犯罪です。」

少将「ミスター・チューリング、何人死んだか知っているか?」
Alan「いえ。」
少将「我々が会話している間にも3人だ。」

ジョアン「何に基づいて私たちはそれをやるの?」
Alan「数字を解読するコードを見ることができない。」

(キーラさんです。)
ヒュー「この天才と独創的なチームが成功させる。」

?「君がマシーンを作る。」
Alan「マシーンによってあらゆるメッセージをもたらすことが許されます。そして戦争に勝ちます。」

ヒュー「助けられるんだ。君が望めば。」

Alan「私がここで作っているものの重要性をあなたは理解していない。」

Alan「ただの数学者です。」
少将「最高の装置でさらに秘密を解読するんだ。」

ジョアン「時々、決して戦わない人々がみな今夜????」(ここ不明です。すみません)


トレーラーの訳は難しいですね・・・いろいろすみません。
ワタクシ今日は夏休みなので、衝動的に頑張ってしまいました。

本を読む限りチューリングさんは頭はいいんだけどちょっと変わっていて、
あまり友達を作るタイプではなかったようです。
自分の興味のあることには集中しますがそれ以外はまったく関心を示さずなので
人づきあいも下手だったんですね。でも理解してくれる人もいたので孤独ではなさそうです。
ベネディクトさんはこんな役が多いですね。
でもこんな人物像をやらせたら右に出る人はいないんじゃないかと思うくらい、
チューリングさんも何だか可愛くて儚げで・・・自重自重。

チューリングさんは同性愛者ですがジョアンさんとも仲良しの友人で一度は婚約をしていますが、
最終的には破棄しています。

同性愛者ということで様々な悲劇がチューリングさんを襲いますが、
2009年に政府が公式の謝罪をしています。
よくわからない説明ですみませんです。
やっぱりとりあえずは本を完読しないとですね。。。

最後にベネディクトが朗読した、チューリングさんが友人で研究所の同僚だった、
Norman Routledgeさんに送った手紙の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=EpSwP1XapTI&list=FLbftuj5fgRyBO1RDSNawONw&index=2

原文はこちらのサイトにあります。
http://news.genius.com/Alan-turing-letter-to-norman-routledge-1952-annotated

Sherlock The Mayfly Man on The Blog of JW

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ジョンブログです。

「かげろう男」といえばスタッグナイトですね〜。
仲良しな二人を見ていると何だか和みます。


21st July
The Mayfly Man

新たな依頼人がベーカー街を訪れたのは静かで洗練された夜を過ごしたパブから戻ってきたところだった。

(静かで洗練された夜)

(しかもこれは無かったことにしてる?)

彼女はナースで、どうやらディナーに行ったらしい。幽霊と。
依頼人(彼女は名前を公開しないよう求めた)の話によるとデートはとても好感触だったそうだ。
相手の男性は完璧な紳士だったらしい。
電話番号も交換したが彼から連絡がなかったので彼女は彼の様子を見るためにフラットを訪ねた。
そして彼が存在していないことがわかったんだ。


なぜなら、大家によれば彼は一週間以上前にフラットで死んだというのだ。
それから彼女は似たような経験を話す女性たちのウェブサイトを見つけた。
シャーロックはウェブサイトに入り同じ男に会ったと思われる多くの女性たちを見つけたんだ。
彼は女性たちの接点を見つけ出すことができなかったんだけどね。

彼女たちは経歴も趣味も違っていた。
男はそれぞれ違う名前を使っていた。

それにしても彼はどうやってそれをやったのか。
彼は死亡記事に掲載された人たちの名前を使った。
最近死亡した独身で1人暮らしの男を見つけ、女性をその家に連れ込んだ。
そして彼は毎回一晩だけ死んだ男のアイデンティティを盗んだんだ。
だけど、シャーロックは彼がどんな方法を使ったのかがわかって喜んでいたが、
なぜそれをやったのかがわからなくて苛立っていた。

時々、シャーロック・ホームズはひどく明らかな事を見逃したりするから、
ほんのわずかな可能性だけど、世の中には、もしかすると、
ほんの一夜限りの付き合いがしたい男もいるかもしれないと僕は言ったんだ。
確かに衝撃的な事実だよね。事件は解決だ。



コメント

男って!
Donna Staveley 21 July

わかる!!!!
Dame Latif 21 July

かなりうまいやり方だよね。
John Watson 21 July

ジョン!!!!
Harry Watson 21 July

ジョン・ワトソン!!!!
Mary Morstan 21 July

ごめん。
John Watson 21 July


以上です。
この事件の解決は結婚式の当日なのでブログではここまでなんですね。
ジョン、事件解決とか言っちゃってるし、ハリーとメアリーに怒られてるし、
しかもシャーロックも結婚式でそのまま言っちゃてるしね。

このあとの「The Sign of Three」で最後です。
この部分は以前S3の感想の中でUPしましたが、再度画像もつけてUPしようと思います。

Sherlock The Sign of Three on The Blog of JW

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最後のジョンブログです。

ちょっといつもより画像を大きめにしてました。

11 August
The Sign of Three

Wow!!!!!何という日だ!!!!今までにない最高の結婚式だった!!!!!
シャーロックは素晴らしかった!愛は素晴らしい!
フワフワと浮かぶ雲、小鳥たちも素晴らしい!驚くほどだ!
全てここに書くつもりだ!だって僕はとても文章がうまいし、みんなもこのブログが好きだし!
ボードゲームをしたり、Eastenders(イギリスのテレビ番組)を観ながらサンドイッチを食べて
お茶を飲んで、いくつかの平凡な事柄について書きたいと思う。

すまない、これ以上は無理だ。
ジョンを完璧に模倣して書こうとしたけど人生はあまりにも短い。
2年以上死んでいた者として言うならね。
みなさん、こんばんは。シャーロック・ホームズです。
ジョンは今、Sex Holidayなので今日は書くことができない。失礼、ハネムーンだ。

我々がSex Holidayと呼ぶことは許されていないようだ。
ジョンと彼の妻がSex Holidayに行ってると子供たちに話しちゃいけないらしい。
彼らはどこかの太陽が輝く暑いビーチでカクテルか何かを飲むことに決めた。
正直に言うと彼がこのことについて話すことを僕は阻止していた。
彼女についても同じだ。
彼らは2人ともそれぞれ完璧に許容できる友人だけどその話になると僕は死んでいた方がマシだった思う。
だけど、彼らがお互いを見つけ、そしてお互いを幸せにするので僕はとても満足だ。
それはとてもいいことだろう?
それに重要な事から僕の気を逸らす無意味なおしゃべりがなくなって僕だけの場所ができるのはとても嬉しい。

とにかく、僕は結婚式のビデオをシェアすると決めた。
結婚式のビデオと写真だ。
残念ながら殺人未遂の写真はないんだ。
ジョンの次の結婚式で殺人未遂があったら必ず写真を撮ると僕は約束する。

それではごきげんよう。

Sherlock Holmes.
Consulting Detective and Best Man.

https://www.youtube.com/watch?v=QhSC9GfXWP8


コメント

部分的にはいいけど、僕は結婚式の記事を読むためにここにきてるわけではないよ。
theimprobableone

素晴らしい日だったようだね。
行けなくて本当に残念だった。おめでとう!
Mike Stamford

sorry john :(
Harry Watson

僕のブログを書くのはやめろ!2度目の結婚式なんてやらないぞ!
John Watson

彼女とSex Holidayを楽しんでいるときに君がネットをしてるって奥さんは知ってるのか?
Sherlock Holmes

ええ、知ってるわよ。
Mary Morstan

LOLZZ!
Dame Latif

Awh!ステキね。
Donna Staveley

メアリー、僕少し調べたんだけど君はシーフードを避ける必要がある。
Sherlock Holmes

SHERLOCK! SHUT UP NOW!
Mary Morstan

ちょうどジョンからテキストがきたから黙るよ。
Sherlock Holmes

え?シーフード?
Jacob Sowersby

なぜみんなこれにコメントをするんだ?
ジョンの知り合いですらない人もいるのに。
Sherlock Holmes

僕たちは彼を祝福してるんだよ。
Jacob Sowersby

しかし、君はインターネットに時間を費やすよりもっと他にやることがあるのでは?
Sherlock Holmes

君が独身の理由はこれか?
Sherlock Holmes

シャーロック、君はまた失礼な事をしてるぞ。
John Watson

ジョン、あなたまたブログを読んでいるの?
Mary Morstan

Sorry:)
John Watson

なぜみんなここにくるのか僕には理解できない。外に行って何かを見つければいいのに。
Sherlock Holmes

Pot. Kettle. Black.
(ポットもやかんも煤けて黒い、目くそ鼻くそだということわざです。)
Mike Stamford

はははー!マイクの勝ち!
Dame Latif

何を言ってるのか理解できない。
Sherlock Holmes

君がなぜここにいるのか聞いてるんだよ。
Bill Murray

あなたは俳優のビル・マーレイ?
Sherlock Holmes

そのビル・マーレイじゃないよ。
Bill Murray

ダーリン!!!
ステキな写真であなたの奥さんもとても素晴らしいわ!!
2人にビッグハグを!
結婚式に行けなくてあらためてごめんなさい。テッドの脚がまた、だったの。
本当に行きたかったのよ。だって美しく素晴らしい胸が打ちひしがれるような、
不変の愛を祝福したかったの。
2人にビッグハグを!ぐちゃぐちゃのビッグハグを!Xxxxxxxxxxxx
Stella and Ted

それは無理だ。
Sherlock Holmes

誰も僕が言及した殺人未遂に気づかなかったのか?みんなどうしたんだ?
Sherlock Holmes

当たり前だろう、mate。
(mateは仲間とか相棒とかの意味があります)
Mike Stamford

君は「mate」という言葉をよく使うな。
それは君が中産階級の中年であることに過剰反応しているからだ。
君は若くてクールに見られたいと思っているからだ。
Sherlock Holmes

誰かほかに分析してほしい人は?
Sherlock Holmes

頼むよ。
theimprobableone

LOL!!
theimprobableoneが分析されたがってるよ。
Jacob Sowersby

君たちはまったくばかげている。
君たち誰も僕に殺人未遂事件について尋ねてこない。
ジョンが以前このブログに載せた2つのケースが今日の事に結びついたのに。
Bloody Guardsmanは素晴らしい特徴を持つ殺人未遂だった。
かげろう男では僕は理由ではなく方法を推理した。
僕は結婚式の最中に両方の答えを見つけた。
ベインブリッジはベルトからとても細い剣で刺された。
ベルトがきつく締めらている間はそれが肉を結びつけていた。
だがベルトを外した時、彼は死に至る。そうやって刺殺を遅らせる。
彼は結婚式での殺人のためのリハーサルに過ぎないことが明らかになった。
かげろう男はベインブリッジを殺そうとしていた。
彼はもう一人の潜在的犠牲者に近づくために女性と寝ていた。
彼は彼女たちを通して犠牲者がジョンとメアリーの結婚式に出席することを知った。
Sherlock Holmes

僕がどのようにこれを導き出したか誰か聞きたい人はいるか?
潜在的犠牲者が誰だったのかなど。
Sherlock Holmes

誰かいないか?
Sherlock Holmes

ジョンがここにいれば僕に尋ねるんだ。
僕がどのようにそれを導き出し、何に結びついているかいつも聞いてくる。
Sherlock Holmes

とても興味はあるけど今日はデートなんだ。
theimprobableone

誰もいないのか?
Sherlock Holmes

Sweetheart、私がそこに行くからクルードで遊ばない?
Mrs Hudson

どうしてもと言うなら。
Sherlock Holmes

以上です。
何度見ても泣けますね・・・シャーロックが(泣)
シャーロックがジョンの振りをして書くのは正典ネタなんですよね。
His Last Vowの部分はS4が近づいたらまた更新されるのかもしれません。
この後は最初に戻って出会い編からボチボチUPしていきたいと思います。
今回は画像を入れる隙(笑)が何となくなかったので
最後のドーンとE2末出(でもないですが・・・)まとめ画像です。




全然既出でした(笑)

閑話 San Diego Comic Con 2014

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サン ディエゴ コミコンです

その昔、コミコンに行ってダースベイダー(本当はレイア姫だけど笑)のコスプレをしたいと
思うくらいのオタクなイベントなイメージでしたが最近は映画やドラマの宣伝の場になり
すっかり超巨大イベントになっているSDCCなのですが、それにしてもすごい規模ですね。
これだけたくさんの監督や俳優が集まるんですからそりゃー入場するのも命がけですよ。

そんなわけで、皆さまも金曜日から膨大な画像やら動画が出回り始めたそれを追うだけでも、
大変だったと思いますが、過労で倒れても本望なくらいお宝映像がてんこ盛りでしたね〜。

私は金曜日から東京を離れていたのでちょっと出遅れてしまいましたが、
昨日から少しずつまとめてみました。
せっかくここにUPするんだからもうちょっとかっこをつけたかったのですが、
あまりにも情報量が膨大すぎるので動画のリンクと画像を貼るのみの、
いつもの事といえばいつもの内容になりました。
まあ、これもいつもの言い訳です(笑)

もう既にチェックされているものばかりだとは思いますがひとまずまとめてみました。
出回っている画像を搾取するだけの私です。すみません。
今回はどこをとってもCuteなベネディクトさんばかりで本当に倒れるかと思いました(笑)

何でしょうかねーこれ。かわいすぎです。

まずは映画「Penguins of Madagascar」のパネルから。
ベネディクトはシークレットエージェント「Wolf」の声を担当しています。

こちらはMovie Clipです。
https://www.youtube.com/watch?v=_U0jfSqPWPk
先日上映のスケジュールが公開されましたが残念ながら日本はまだ入っていませんでした。
いいもーん、慣れてるもーん(涙)

こちらがパネルの動画です。
お隣がジョン・マルコヴィッチさんです。今回はペンギンズの命を狙うタコのデイブを演じています。
ファンからの質問で「次回はシャーロックで戻ってきますか?」と聞かれ、
「かもしれないね」な感じで濁していましたがぜひ!戻ってきてください。

こちらは取材を受けている動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=iaU1JBHAH_o
ペンギンと一緒。
http://vimeo.com/101646086


Josh HorowitzによるMTVでのインタビューです。
https://www.youtube.com/watch?v=NX7RWCdxxtQ

観ているだけでものすごく楽しい動画です。
これだけでもちゃんと訳したかったのですが時間がかかりそうだったので断念。
ペンギンズのインタビューですがいろいろな話をしています。
シャーロックは来年のクリスマススペシャルだそうですよ。
そしてモノマネもやっちゃいました。いちいち照れるベネディクトさんが超かわいいです。
SWのジャージャービングスとあとダースベイダーをちょっとやってるような。。。
そしてLORのゴラムまで!このくらいしかわからなかったのですがもっといろいろやってますよね。

こちらはホビットのパネルです。

肝心のマーティンが不在なのでちょっと寂しいですよ。
舞台の真っ最中なので仕方ないですがここにいたら更に楽しいパネルになっていたんでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=ugEFwc5bMB8
これが見やすかったのですが、登場の時にケイトさんをエスコートする場面は下の動画のほうがよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=p6Oh8xA8wtM
ケイトさんが本当に美しくてうっとりです。
度々ベネディクトとツーショットになるので本当に美味しいです。

そして何と言ってもファンの要望にお応えしたスマウグでの「ButtonLady」です。
本当にスマウグは加工してないんだーと思いました(笑)

こちらはゴラムのアンディさんとインタビュー。
ホビットのパネルでも思ったのですがなぜかおふたり青いTシャツです。
https://www.youtube.com/watch?v=-V1VKaBTZPg

記者会見です。
https://www.youtube.com/watch?v=UsxHFqvVITU

スランドゥイル役のリー・ペイスさんと。
https://www.youtube.com/watch?v=iTVDuni4xM8

Yahoo Moviesのインタビュー。
https://movies.yahoo.com/video/benedict-cumberbatch-talks-motion-capture-063050008.html

なぜか裸足・・・・どこで靴を脱いだのでしょうか。

何だかものすごくやっつけ感満載の内容となってしまいましたがこれで終わります。
最後に全員PJ監督をポインティングしているかわいい画像です。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その10

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「バスカヴィルの犬」


ゲイリーとビリーの前でレストレードさんが帳面ですかね?パラパラと調べています。
その後ろでシャーロックがコーヒーを丁寧にスプーンでかきまぜています。
そしてそのコーヒーをジョンに渡すので思わず「これ何?」と聞いちゃうジョン。

「コーヒー。僕が淹れたんだ。」
「君、コーヒーなんて淹れないだろう?」
「淹れたんだ。いらない?」
「気をつかわなくてもいいよ。」
ジョンの言葉にシャーロックのこの表情。

シャーロックの傷ついた表情(笑)を見たジョンは「ありがとう」とコーヒーを飲みます。
「ありがとう」と言われた時のシャーロックのこの表情!(しつこい)

このコーヒー、砂糖が入っていたのでジョンが思わず「う・・僕は砂糖入れないんだけど。」と言うと
再びハートブレイクなこの表情ーーー!

ベネディクトさん、この時は35歳くらいですかね。30過ぎてるのにこの表情ですよ。純真な子供のようです(言い過ぎ?)
悲しい表情やセクシーな表情が上手な役者さんは大勢おりますがこんな表情ができる人はそうそういないですよ。
初めてこの場面を観たとき、この人恐ろしいなーとマジメに思いましたもん。
そしてジョンもそんな表情にコロリと騙され、「美味しいよ」と我慢して飲んじゃいます。

ジョンが後ろを向いた瞬間、何か企んでいる表情に早変わりするシャーロック。
「この記録だとほぼ2か月前からだな。」とレストレードは真面目に仕事しているのに(泣)
「テレビ放送後に考えたのか?」とレストレードに、「僕なんだ。」とビリー。
「ごめん、ゲイリー。どうしようもなかったんだ。
キャルの結婚式でベーコンサンドを食べた事とかいろいろな事が重なって・・・・」
レストレードはそんなビリーの言葉を遮り「ウソをつくな。」と言います。

「なあ、聞いてくれよ、俺たちはちょっとブームに乗ろうとしただけなんだ。
荒野を荒っぽく走る大きな犬は天からの恵みだった。俺たちにとってはネス湖の怪獣なんだ。」
ゲイリーが言うとレストレードは「どこにいるんだ?」と聞きます。
「古い坑道だ。そんなに遠くないところだ。何の問題もなかったよ。」
ゲイリーが過去形で言うのでシャーロックが「なかったとは?」と突っ込みます。
「そいつはとても狂暴だったから俺たちはうまく管理できなかったんだ。
だから、1ヶ月前にビリーが獣医のところに連れて行って・・・わかるだろう?」
「死んだのか?」とジョンに「安楽死だよ。」とゲイリーに「そうするしかなかった。」とビリー。
「ただのジョークだったんだ。」ゲイリーが言うと「大笑いだな」とレストレードは続けて、
「おまえらはひとりの男の心を壊しかけたんだ。」と怒りを露わにします。
レストレードが部屋から出ていくとジョンが後を追い、
それを見たシャーロックもジョンが飲んだカップの中身を確認してから出て行きます。
残されたゲイリーとビリーはお互いの顔を見合わせます。

玄関に向かいながらジョンはレストレードに言います。
「知ってる?シャーロックは実は君がここにきたことを喜んでるんだよ。」
え?とレストレードに「ひそかにね。」とジョン。
「いつもと同じ顔が一緒なのがいいんじゃないか?奴の興味の向き方って・・・えーと・・・」
「アスペルガー?」
興味を持っている事には驚異的な集中力wp発揮するとか、空気を読まないとか、
そのまんまといえばそうなんでしょうけどね。。。

そんな会話をしているとシャーロックが出てきたので、
「犬が死んだって信じるのか?」とレストレードに「疑う理由はないだろう。」とシャーロック。
「損害がなければいいけどな。いずれにしてもどんな罪に問われるのかはっきりしていないし、
俺は地元の警察と話してくるよ。」
そう言うとレストレードは「じゃ、またあとで。俺は休暇を楽しんでるよ。
お前らも肺からロンドンを取り出せて嬉しいだろう。」と笑顔で立ち去ります。

「それで、みんながムーアで目撃したのは彼らの犬だったのか?」とジョンに、
「そうらしい。」とシャーロック。
「でも君が見たものじゃないだろう。普通の犬じゃなかったんだから。」
「うん。巨大で燃えるような赤い目が光っていたんだ、ジョン。全身が光っていた。」
シャーロックは記憶を追い払うように身震いをしながら駐車場へ向かいます。
「僕には仮説があるんだけどそれを証明するにはバスカヴィルに戻る必要がある。」
「どうやって?もうIDをごまかすことはできないだろう?」
「そんな事しなくても大丈夫だと思うよ。」
そう言うとシャーロックは電話をかけます。
「ハロー、兄さん。元気ー?」

この場面かわいくて大好きです。
だって、このひとことでマイクロフトは弟のお願いを聞いちゃったんでしょ?
まー説明はしてると思いますけど・・・弟に甘いお兄ちゃんですよね〜

ちょっと短いですがキリがいいので。。。
続きます。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その11

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「バスカヴィルの犬」

ラボにいるシャーロックは瞳がとてもキレイで好きなのですが、特にこの口がね、愛しいなーと(笑)
続きです。

再びバスカヴィルにやってきたふたりはセキュリティチェックを受けています。
「中に入ったらすぐに僕はバリモア少佐に会いにいかないといけない。」
「うん」
「だから君はハウンドの調査を始めてくれ。」
「OK」
「まずはステープルトンのラボに行くんだ。」
シャーロックはジョンに指示すると最後に「危険かもしれない。」と忠告します。

バリモアのオフィス。

「私が喜んで君に無制限にアクセスできるようにするとでも?」
「ごく簡単な要請です、少佐。」
「そんな奇妙な話は今まで聞いたこともない。」
「あなたは僕に24時間くれることになっている。そう交渉した。」
(「交渉」のところでちょっとシャーロックが言いづらそうなのはマイクロフト経由だからですかね〜。
交渉じゃないですもんね。おねだり?(笑))
「2度目はないぞ。この命令に従わなければならないが気に入っているわけじゃないからな。」
部屋を出て行こうとするシャーロックに更にバリモアが言います。
「いずれにしろ、ここで何を探すつもりなのか知らないし。」
それに対しシャーロックが「ことによると真実が。」と言います。
「何の真実だ?ああ、わかったぞ。大きいコートから察するに、
あんたはここに多くの陰謀のひとつがあると言うんだな?」
バリモアがニヤニヤしながら皮肉を続けます。
「それで、探しだそうとしてるんだ。モンスターや殺人光線、宇宙人を。」
シャーロックは呆れながらも平然と「存在するのか?」と聞くと、
バリモアが目をギョロつかせるので「思っただけだ。」とシャーロック。
するとバリモアは少し前に乗り出しながら
「一組いるんだよ。60年代に事故で不時着したんだ。我々はアボットとコステロと呼んでいる。」
(アボットとコステロはアメリカの有名な凸凹コンビです)
ちょっとムッとしつつ部屋を出ていくシャーロックに「グッドラック」とバリモア。


ヘンリーのお家。
ヘンリーはぼーっと写真を抱えながらもウトウトしますがすぐに幻覚が見えてしまい、
悲鳴をあげるヘンリーの心は壊れかけているように見えます。

その頃ジョンは研究室に来ました。
職員が室内の電気を消しながら引き揚げていき、ジョンはひとり残されます。
あたりを見回しながら奥に進み次の部屋に入って行くジョン。
そのドアには張り紙がありました。
KEEP OUT UNLESS YOU WANT A COLD!
(風邪をひきたくなかったら立ち入り禁止)
そして更に奥の部屋に入ります。

計器類を見たり抽斗を開けたり、ミッションをこなしていくジョンの横のダクトからは
ガスのようなものが噴き出ていました。
何もなさそうなのでジョンは部屋から出て研究室のエリアに戻るといつ置かれたのか、
大きなライトから突然まぶしい光を発します。

更にブザー音が大きく鳴り響き、ジョンは不快そうに顔を歪めながら、
部屋を出て行こうとIDカードをセキュリティシステムに通しますが、
ACCESS DENIED(アクセス拒否)になってしまいドアが開きません。
何度もトライしているうちに突如音が鳴りやみ、部屋のライトも全て消えてしまいます。
ジョンは懐中電灯を取り出しあたりの様子を探りますが少し視界がおかしくなっています。
目をコシコしさせながら大きなシートで覆われたケージをひとつひとつ見ていきます。
ちょっとホラー映画な雰囲気です。
そして一部分が折れ曲がりまるで中から何かが逃げ出したようなケージを見つけ、
かなり不安な表情をしているところにどこからか唸り声が聞こえてきます。

ジョンは再びドアを開けようとIDカードを通しますがエラーになるので、
シャーロックに電話をかけます。
「こんなのばかげてる、電話に出ろよ。」
ジョンは呟きながら電話をかけ続けますがシャーロックは出ません。
「Oh, dammit!」ジョンは電話を切ると別の扉から出ようとしますが、
ただならぬ気配を感じたので声を出さないよう自分の手で口を覆うとケージの中に逃げ込みます。

そこにシャーロックから電話がかかってきます。
「ここにいる。あれがここにいるんだ。」ジョンは電話にいると小声で訴えます。
「今どこにいる?」とシャーロック。
「ここから出してくれ、シャーロック。大きな研究室だ。僕たちが最初に見た研究室。」
その時、再び唸り声がするのでジョンは声を出しそうになるのを必死でこらえます。
「ジョン。ジョン?」シャーロックが呼びかけると
「すぐに出してくれ、頼む。」とジョン。
「わかった。君を見つけるから話し続けてくれ。」
「だめだ。聞かれてしまう。」
「離し続けろ。何が見える?」
そう言われジョンは外の様子を伺います。
「ジョン?」
「聞いてるよ。」
「何か見えるか?」
「見えない。見えないけど何か聞こえる。」
ここで唸り声が聞こえたので「ほら、聞こえるだろ」とジョンに、
「落ち着け、落ち着くんだ、ジョン。何か見えるか?」
「いや・・・」突然ジョンは一点を見つめると怯えたようにケージに背中をつけます。
「見えた。ここにいる。」
シート越しに何ものかの影がよぎると部屋が明るくなりシャーロックがケージの扉を開けます。
「大丈夫か?ジョン。」

ジョンはすぐにケージから出ると
「ハウンドだった、シャーロック。あいつがここにいたんだ。本当だ、シャーロック。
ここにいたんだ。君もみただろう?」
興奮しているジョンに「わかった。もう大丈夫だから」とシャーロックが落ち着くよう促しますが、
「いや、大丈夫じゃないよ。全然OKなんかじゃない!僕は見たんだ、僕が間違ってた!」
と更に興奮して声を張り上げるジョン。

「結論に飛ぶなよ。」とシャーロックの口角がちょっと上がり気味です(笑)実験成功だから?
「は?」
「何が見えた?」
「言っただろう?ハウンドを見た。」
「巨大で、目が赤かった?」
「うん。」
「光ってた?」
「そうだ。」
ここまで言ってシャーロックは「違う。」と首を振ります。
「何?」とジョン。
「光るのは僕の創作だ。君がそれを見たのは僕はそう話したからだ。
君は薬物を投与されたんだ。僕たちはみんなクスリを盛られたんだよ。」
「クスリ?」
「歩けるか?」
「歩ける。」
「じゃ、行くぞ。ゴースト退治の時間だ。」


続きます。
次はマインドパレスですね〜

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その12

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「バスカヴィルの犬」

続きです。

ふたりはステープルトン博士のところに来ました。
「あら、また来たのね。今度は何を悩んでいるの?」と博士に
「殺しですよ、博士。精密で冷酷な殺人です。」とシャーロックは部屋のライトを消すと
博士の目の前のうさぎが光ります。

「ブルーベルに何が起きたのかカースティに話してください。それとも僕から話しますか?」
「・・・わかったわ。それで望みは何?」
「あなたの顕微鏡を借りたい。」

シャーロックは顕微鏡でヘンリーのところから持ち出した砂糖を分析しています。

「あなたは大丈夫?ひどくやつれているように見えるわ。」
博士がジョンに話しかけます。
「いや、大丈夫。」
「あなたたちが興味を持っているものはクラゲが持っているGFP遺伝子(緑色蛍光タンパク質)よ。」
「え?」
「うさぎに入れたの。」
「ああ、そうなんだ。」
「オワンクラゲよ。本当にそれが知りたいならね。」
「なぜだ?」
「なぜ?私たちはここでそんな質問はしないし、されないのよ。」

「とにかく取り違えて娘の手元にラボのサンプルが渡ってしまったので、
かわいそうなブルーベルは消えなければならなかったの。」
「あなたの思いやりは計り知れないね。」
「わかってるわ。自分でも時々嫌になるの。」
ジョンはちらっとシャーロックを見てから話を続けます。
この時シャーロックも一瞬ジョンを見ていると思うのでアイコンタクトでもしているのかしら・・・考えすぎ?
「話してください。僕は医者だから信用できる。他にここで隠されている秘密はある?」
博士はため息をつくと、
「あなたたちが思いつくのならもうどこかで誰かが実行していると思うわよ。」
「クローンとかも?」
「もちろん。羊のドリーを覚えている?」
「人間のクローンは?」
「なぜそんな事を?」
「動物はどう?羊じゃなくてもっと大きな動物。」
「サイズは問題じゃないの。唯一の制限は倫理と法律なのよ。
両方とも融通を利かせることはできるけど、ここではやってないわ。」
その時シャーロックが「出ない!」と言いながらパラプレートを壁に投げつけます。
ジョンが「Jesus!」と叫んでいます。

「何も出ないんだ。つじつまがあわない。」
イライラするシャーロックに「何が出ると思ったの?」と博士が聞きます。
「もちろん薬物だ。幻覚やある種のせん妄を引き起こす薬物が出ないとダメなのに
砂糖の中からは何も検出されないんだ。」
その言葉にジョンが「砂糖?」と反応。
「そうだ、砂糖だ。単純な消去法だ。僕はハウンドを見た。想像した通りのハウンド、遺伝子工学による怪物。
だが僕はこの目で見たものしか信じないからそれを見た理由7つ考えられる。
最も可能性があるのが麻薬だ。ヘンリー・ナイトもそれを見たがジョン、君は見なかった。
グリンペンに着いてから僕たちは同じものを食べて同じものを飲んでいる。
君はコーヒーに砂糖を入れない。」
「わかった。それで・・・」
「僕はヘンリーのキッチンから砂糖をとってきた。だが砂糖には何の問題もなかった。」
「多分薬物じゃないんだよ。」
「いや、薬物のはずなんだ。」
そしてシャーロックは目を閉じ「どうやって僕たちの体内に?」と言うと、
テキストが浮かび「何かあるんだ・・・奥深くに埋もれている何かが・・・」

そしてジョンたちの方を見ると「出て行け」と言います。
「何?」と博士に「僕はマインドパレスに行く。」とシャーロック。
不思議そうな博士に「彼はしばらく僕たちとは話をしない。出て行ったほうがいいよ。」
「彼は何を?」
「マインドパレス、記憶するテクニックだよ。一種の心の地図。
あなたは地図を見てその場所を想像するでしょ、現実の場所である必要はない。
それからそこにその記憶を預けるから、理論的には忘れることはないんだ。そこに戻ればね。」
「想像上の場所は何でもいいの?家とか道でも?。」
「うん。」
「でも彼は”宮殿”て言ったわ。それは宮殿だと。」
そう言われてジョンはシャーロックを見はながら
「ああ、うん。シャーロックだし。」と部屋を出ます。


ここからはシャーロックのマインドパレスの場面です。
私の趣味の画像貼りの時間がやってまいりました(笑)
がっつり画像を貼っちゃってるのでうるさかったら飛ばしてください。

ヘンリーが言った「Liberty」からいろいろなものを連想していきます。
「自由・平等・博愛」はフランスですよね。

「Liberty Bell」(自由の鐘)からジョン・フィリップ・スーザ作曲の「自由の鐘行進曲」へ。

いろいろなフォントの「Liberty」が流れ、「インド」「インゴルシュタット」「インジウム(原子記号49)」
それから「ウルフハウンド」で「ハウンド・ドッグbyプレスリー」

そして最後に「Liberty」「Indiana」「H.O.U.N.D.」が並びます。
マインドパレスの場面は何と言っても指が!指が本当にきれいでそこばかり目がいってしまいます。

続きます。

閑話 最近のいろいろ その3

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久しぶりに閑話です。最近の出来事をまとめてみました。
ダンロップCMwp追記しています。

まずはゲームアプリ「Sherlock Network」のアンドロイド版が発売されたそうです。
公式のサイトです。
http://www.sherlockthenetwork.com/
シャーロックの音声つき動画はもちろん、ジョンやマイクロフト、レストレードさんも出てきます。
英語オンリーなのが難点ですが、英語分からなくてもなんとなく進むので大丈夫です。
見ているだけでも楽しいですよ。

ホビット。
日本版ホビット3のポスターが出てました。

で、ホビット2「竜に奪われた王国」(Desolation of Smaug)のエクステンデッド・エディションが
11月に発売が決定し、Amazonでも予約を受け付けているそうです。
3D本編2枚、2D本編1枚、特典映像2枚の計5枚でBDです。
いやー、3Dって必要?(笑)
それはともかくYahoo Movieで未公開映像がちょっとだけ見れるのでURLです。
https://www.yahoo.com/movies/desolation-of-smaug-getting-an-extended-edition-93892787072.html

来年撮影に入るSherlockスペシャルですが12月25日に本国放送だと、
マーティンがインタビューで話したようです。マジですか?

インタビューのリンクです。Sherlockの話は最後の方です。
indiewire.com
なぜシャーロックを続けているのか?というような質問に、
ベニーのシャーロックは素晴らしいし、カメラが回っている時ベンと僕の間に起こる何かがあるから?
と、いうような事が書かれているような・・・(無責任)マーティンはベニーともベンとも呼ぶのね〜。

ダンロップのCM第2弾が公開されましたので追記です。
https://www.youtube.com/watch?v=8Wyhi48lvxw&feature=youtu.be
が、何が違うの?どこが違うの?よくわかりません(泣)何かの間違い探し?

RadioTimesで開催されていたTV Championの決勝が終了しちゃいました。

テナントさんが優勝です。やっぱりDr.Whoは強かったです。

Cumberbatchwebさんがベネディクトさん御用達の青い服のサイトと、
ベネディクトさんお気に入りの香水のサイトのリンクを貼ってくれていました。
青シャツ
http://www.ernestalexander.com/clothing/shirts/calder-work-shirt?product=160
香水
Eau de Monsieur
香水がものすごく気になります。どんな香りなのかしらね。
青シャツが多いベネさんですが、最近ラコステもよく見かけます。
日本でも去年あたりからほんのりラコステ着ている人が増えているように思っていたのですが気のせいかしら。

一昨日ベネディクトのお母さんワンダママさんのお誕生日という事であちこちでおめでとうの文字が。
パパとママのエピソードがとてもステキで、こんなご両親に育てられたらそりゃーいい子に育つわーと思ったり。

と、言っても会った事もないのでいい子かどうかは雑誌や映像を通して窺い知るしかないですが(笑)
今年のFlower Showの時に画像、何かいいですよね〜


全然最近ではないですがベネディクトさんのマダムタッソーが実現することに。

しかーし、正直なところ完成品を見るのが恐ろしいですね(暴言)
もう本人を飾っちゃうとか・・・いえ変態ではありませんよ、私。


ベネディクトの舞台「ハムレット」の先行発売が開始されたのですが、
これ来年の㋇からの舞台なのに今から発売されても遠くに住んでいる人はどうすればいいの(泣)
しかしそれでもフタを開けてみればものすごい勢いで売れてましたね。
しかもこれ他の出演者とか発表されてないんですよ。本当にすごいです。

ハムレットの公式ページにあった画像。なぜ子ども?

そして最近日本語でtweetして話題になっている(笑)マーク・ゲイティス御大ですが、
先日も不思議な画像をtweetしていました。

もう意味不明です。何でしょうね・・・まさかSherlockS4で使うセリフ?なーんて・・・

そんなわけで相変わらずやっつけ感漂う内容になりました。
そして今更な情報ばかりですみません。
ここのところ情報過多で時々無性にまとめたくなっちゃうんです。

最後に「プーリン家の姉妹」の画像を見つけたので・・・かわいいですよね〜
2008年に公開された時代物映画です。
私は本当にベネディクトの時代もの衣装が大好きなんです。
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