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ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 4 of 7

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The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

キリス・ウンゴル。
シェロブの棲む洞窟に入ったフロドはゴラムに騙された事を知ります。
何とかシェロブから逃げるとゴラムが出口で待ち構えていました。
フロドに襲い掛かるゴラムですが形勢が逆転すると、
「It wasn't us. It wasn't us. Smeagol wouldn't hurt master. We promised.
You must believe us. It was the precious. The precious made us do it.」
わしらがやったんじゃない。スメアゴルはマスターを傷つけたりしない。
約束したよ。信じて。いとしいしとだよ。いとしいしとがやらせたんだ。

それを聞いたフロド。
「I have to destroy it Smeagol. I have to destroy it for both our sakes.」
指輪を葬らないと、スメアゴル。僕たちのためにも葬らないと。」

ゴラムの形相が一転して再びフロドに襲い掛かりますがそのまま崖から落ちていきます。

果たしてゴラムに良心が残っているのか・・・スメアゴルに良心があるのか・・・
ちょっとハラハラした部分でもあります。

サム、ごめん、と謝りつつ気を失うフロドの前にはガラドリエルがいました。

「This task was appointed to you, Frodo of the Shire.
If you do not find a way, no one will. 」
この困難な仕事があなたに任じられていたのです、シャイアのフロド。
あなたが道を見出さなければ、誰もかなわぬでしょう。

ミナス・ティリスに向かう途中、メリーはエオウィンに言います。

「You are fair and brave and have much to live for and many who love you.
I know it is too late to turn aside. I know there is not much point now in hoping.
If I were a knight of Rohan capable of great deeds, but I'm not.

I'm a Hobbit. And I know I can't save Middle Earth.
I just want to help my friends; Frodo, Sam, Pippin.
More than anything I wish I could see them again.」

あなたは公正で勇敢で、命をかけてあなたを愛する人がたくさんいます。
今さら顔を背けるわけにはいきません。
僕に期待するのは無意味だとわかっています。
僕がローハンの騎士だったら偉業を成し遂げられたでしょう。

僕はホビットです。僕には中つ国を救うなんてできません。
ただ友達を助けたいだけなんです。フロド、サム、ピピンを。
何よりも僕はまた彼らに会いたいんです。

メリー、かっこいいなあ。
頭もいいんでしょうね。


デネソールがファラミアと無理心中をしようとしていた時、白の木に一輪の花が咲いていました。


シェロブの毒で意識を失ったフロドですがサムが戻ってきました。

「Let him go, you filth! Let him go!」
上の腕だけの部分はPJ監督の腕らしいです。

シェロブを撃退したサムですが毒で麻痺したフロドを死んだと思っているサム。
このフロドがすごくキレイなんですけど。

「Wake up. Don't leave me here alone.」
僕をひとりにしないでください。

その頃ガンダルフは魔王と対峙します。

危ないガンダルフー! と、その時角笛と共にセオデン王の軍隊が到着します。

セオデン王が兵士たちを鼓舞する場面。
王様ってこうやって士気を高めるんですね。

「Forth and fear no darkness! Arise! Arise riders of Theoden.
Spears shall be shaken, shields shall be splintered, a sword day, a red day ere the sun rises!」
前進するぞ、暗闇を恐れるな!行け、セオデンの騎手たちよ。
槍を振れば盾は砕けるだろう。剣の日に赤い太陽が昇るだろう。

勝ち目の無い戦だけど兵士を鼓舞し、
先頭をきって突撃していく王様もかっこいいです。


油をかぶり火をつけよと命じるデネソールですがピピンが頑張ってガンダルフを探し出し、
部屋に飛び込んだガンダルフとピピンがファミリアを助け出しますが、
デネソールは火だるまになり塔から落ちていきます。


厳しい戦いが繰り広げられ覚悟を決めるピピン。
この時のガンダルフとの静かな会話が心に沁みるんです。

P「I didn't think it would end this way.」
こんなふうに終わりを迎えるとは思いませんでした。
G「End? No, the journey doesn't end here.
Death is just another path, one that we all must take.
The grey rain curtain of this world rolls back and all turns to silvered glass.
And then you see it.
終わり?旅はまだ終わっていないぞ。死はみんなが進むもうひとつの道なんだ。
世界を覆う灰色の雨が次第にやみ、銀色のガラスに変わっていく。その時お前は見るだろう。
P「What? Gandalf? See what?」
何を見るんですか?
G「White shores and beyond, a far green country under a swift sunrise.」
白い岸とその彼方。はるかな緑の国の暁と太陽を。
P「Well, that's not so bad.」
それは悪くないですね。

海賊船で到着したアラゴルンたち。

三銃士登場って感じ。

レゴラスとギムリがまた倒した数を争っています。
その時、「レゴラース!」とアラゴルンの声。
その一言でじゅうを倒しに行くレゴラス。え?これ倒すの?という感じ?


あっさりとじゅうを倒しその上に乗っていた人たちも倒しますが人数をカウントする事も忘れません。
「34」とドヤ顔のレゴラスにギムリ「まとめて1体だからな!」

「That still only counts as one! 」

それにしても死者の軍が強すぎて、もうね。


魔王に襲われたセオデン王を守るため必死に戦ったエオウィンとそれを助けたメリー。
瀕死の重傷を負いながらエオウィンはセオデンの最期を見届けます。
最後のセオデン王の表情がすごく柔らかくて、何となくお父さんの顔になっています。

「I go to my fathers, in whose mighty company; I shall not now feel ashamed.」
偉大な父祖のもとへいく。今なら何も恥じる事はない。

ミナス・ティリスでの戦いが終りました。
アラゴルンが死者たちを解放する場面。
解放してくれと死者の王ですが、この人たち強いし使えるから解放するなとギムリにすごく同感。

「You gave us your word! 」
約束は果たしたぞ!
「I hold your oath fulfilled. Go. Be at peace.」
誓約は果たされた。行け。安らかに眠るんだ。

その様子を見ていたガンダルフがアラゴルンに一礼します。
この場面、アンデュリルの剣と共に帰還したアラゴルンを王として迎えたのかと思っていましたが、
もしかしたら、王として約束を果たしたから敬意を表したのかなーとも思いました。
ホビット3でバルドが約束を果たさないトーリンに「王の言葉はそれだけ重いんだ。」とか言ってましたし。

でもせっかく王が帰還したのに描写これだけ?とか思いましたけど。
そういうものなの?何かちょっと寂しいです。

ともあれ人間の弱さゆえに自信をなくし自分の運命を受け入れられずにきたアラゴルンが、
ボロミアの思いを受け止めアンデュリルを手にミナス・ティリスまでたどり着いたのが感慨深かったです。
アラゴルンもまた指輪の旅で成長したひとりなんですね(87才だけど)

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 5 of 7

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The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

ミナス・ティリスの療病院。
死の淵を彷徨っていたエオウィンはアラゴルンの癒しの手によって回復します。
エオメルの顔が情けなくなっているのが、お兄ちゃんて感じでいいなーと。

そしてエオウィンは同じく療病院にいたファラミアと出会います。

魔王に一撃を与えたものの自らも重傷を負ったメリーをピピンが見つけ出します。

M「I knew you'll find me.」
君なら見つけてくれると思った。
P「Yes. 」
M「Are you going to leave me?」
僕を置いていく?
P「No Merry, I'm going to look after you.」
僕は君の世話をするつもりだよ。

あんなにやらかしていたピピンがミナス・ティリスですごく成長したんですね。
ボロミアに救ってもらったからとデネソールに仕えて、
ファラミアを救うために危険な戦場を駆け回りガンダルフを探し出したり。
ずっと面倒を見てきたと言っていたメリーもこれからはピピンに面倒をみてもらうんですね。

オークに捕えられたフロドを救出するサムが男前でした。
ミスリルは奪われてしまいましたが指輪はサムが持っていました。
指輪を見て「指輪を僕に、サム」と言うフロドに不安を覚えるサム。

「You must understand. The Ring is my burden. It will destroy you Sam.」
わかってくれ、サム。指輪は僕が負うべきものだ。これは君を破滅させる。

服の代わりにオークの鎧を着ていくふたり。何か似合うー。かわいい。
しかもサムはこの格好でもフライパン一式を腰から下げてます。


ミナス・ティリスでの作戦会議

フロドたちは滅びの山に向かっているはずだけど、10,000のオークが待ち構えていると
悲観的になっているガンダルフ。


「I've sent him to his death.」私がフロドを死地に行かせた。
ガンダルフはサルマンの言葉を気にしてるんでしょうか・・・

フロドが無事にゴルゴロス平原を通れればいいんだよ、とアラゴルン。
「Draw out Sauron's armies. Empty his lands.
Then we gather our full strength and march on the Black Gate.」
サウロンの軍をおびき寄せ、あのあたりを空にする。その後我々の力を黒門に結集させるんだ。

エオメルがそんな事をしても勝てないよ、と言いますが
「Not for ourselves. But we can give Frodo his chance if we keep Sauron's eye fixed upon us.
Keep him blind to all else that moves.」
勝利はないがサウロンの目をこちらに向けさせればフロドにチャンスを与えられる。
フロドの動きから目を逸らさせるんだ。

「A diversion. 」陽動作戦だね、とレゴラスがちょっと楽しそう。
サウロンはそんな罠には引っかからない、と慎重なガンダルフですが、

「Oh, I think he will. 」大丈夫だよ、とアラゴルン。

何でそんなに自信があるのかと言うと・・・
「パランティアを使ってサウロンを挑発作戦」
ガンダルフから受け渡されたパランティア。アラゴルンはアンドゥリルを見せつけサウロンを挑発します。
それによりサウロンの目を引き付け、さらにあわよくば指輪も自分が持っていると思わせようという作戦。

「Long have you hunted me. Long have I eluded you. No more! Behold, the Sword of Elendil!」
お前はずっと私を追い、私はずっと逃れてきたがそれももう終わりだ。見よ、エレンディルの剣を!

アラゴルン、かっこいー!とか思いましたがすぐにサウロンの返り討ちにあっちゃうあたり・・・
サウロンは弱っているアルウェンの姿をパランティアに映し出します。
それを目にしたアラゴルン、すごく動揺しパランティアを落として割り、ついでに夕星の光も砕けてしまいます。
馬鍬砦で見た夢が正夢になる場面。

そしてアラゴルンはゴンドール王家の紋章を身に着け最後の戦いへと向かいます。


ゴルゴロスの平原で自分の水をフロドに飲ませるサム。

「There will be none left for the return journey. 」帰りの分がなくなっちゃうよ、とフロド。
「I don't think there will be a return journey Mr Frodo. 」帰りの旅はないだろうと思いますよ、とサム。
ずっと帰りの水や食料を気にしていたサムですが、もう帰らない覚悟を決めてしまったような感じです。
再び滅びの山に向かって歩きはじめるふたりですがその時サウロンの目がこちらを向いたので慌てて身を伏せます。

フロド、もうボロボロです(涙)

黒門の前。

「Let the Lord of the Black Land come forth! Let justice be done upon him!」
現れよ、黒の国の王。お前に裁きが下されよう。

すると黒門が開かれ・・・

出てきたのは・・・

サウロンの口。うえーっ

フロドが身に着けていたミスリルを出しフロドが苦しみながら死んだと言うので
ショックを受けますがアラゴルンはひとりサウロンの口に近づくといきなり首をはねます。

「I do not believe it. I will not.」
私は信じない。

その瞬間、サウロンの目が黒門に移ったのでその隙に再び歩き出すフロドとサム。


黒門が開き、大量のオークの軍団が出てきます。
アラゴルンたちは一旦後ろに下がり、ちょっと逃げ腰になっている兵士たちを鼓舞します。
超大好きな場面です。
動画はこちら。
Famous Speeches: Aragorn at the Black Gate

Hold your ground! Hold your ground!

Sons of Gondor, of Rohan, my brothers.
I see it in your eyes, the same fear that would take the heart of me.
A day may come when the courage of men fails,
when we forsake our friends and break all bonds of fellowship, but it is not this day!

An hour of wolves and shattered shields when the age of men comes crashing down,
but it is not this day! This day we fight!
By all that you hold dear on this good earth, I bid you stand! Men of the West!

引くな!一歩も引くな!

ゴンドールとローハンの息子たちよ、わが兄弟よ。
諸兄の目には私の心をも捕える恐怖が見える。
人間の勇気が挫かれ、友を見捨て、仲間との絆が全て断たれる日が来るかもしれない。
だが今日ではない!

人間の時代が終焉を迎えたなら狼たちがすぐに盾を砕くだろう。
だが今日ではない!今日は戦うのだ!
この世界で大切に思うすべてにかけて立ち上がるのだ。西方の男たちよ!

この後、馬が後ろ足で立ったりしてものすごく絵になるシーンでした。

アラゴルンの言葉に勇気づけられた兵士たちはガンダルフたちとともに戦う覚悟を決めます。

ギムリとレゴラス。

「Never thought I'm die fighting side by side with an elf.」
エルフと隣り合わせで戦って死ぬとは思ってもみなかった。
「What about side by side with a friend? 」
友達と隣り合わせならどう?
「Aye! I could do that.」
ああ、それなら戦って死ねるよ。

エルフとドワーフの友情。
ホビットの後にこれを観ると感慨深いです。

続きます。

ベネディクト・カンバーバッチのアクセント

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お昼休みに会社で時々チューリングさんの本を読んでいたのでデスクの上に置いてあるんです。
先月だったか、同じ部署の社員(男)がその本を見て「チューリングだ!」と。

うちは理数工学の人が多いのでチューリングさんを知っている人も少なくないのですが、
「僕、映画も観たんですよ。カンバーバッチ、いいですよね。好きですよ。」とか言うんです。
何と!マジですか。
そんな言葉を会社でしかも男から聞くとは思わなくてちょっと感動しましたが
ここで食ついてドン引きされても困るので軽く終わらせました(笑)

カンバーバッチ・・・確かに男が「ベネディクト好きなんです。」って言うと
ちょっとアレなんで(笑)カンバーバッチでいいかもしれない。

そんなこんなで私も来月は渡英でまるっと1週間お休みするのでそろそろ根回ししておかないといけないので
まずは一番お世話になりそうな秘書仲間たちにお知らせ。
「ブレッチリーパークなんてずいぶんマニアックなところに行くんだね。」という突っ込みに
別の子が「もしかしてカンバーバッチ関連?」と鋭い突っ込み。
てか、そこも呼び捨てか!

今まで私のまわりではベネディクトの知名度ゼロだったので結構感動しましたが
世間では「カンバーバッチ」なんですね。言いやすいから?

そんなわけで久しぶりにベネディクトの話です。
先日見かけたBustleに掲載された、これはコラム・・・?
Black Massにおけるボストン訛りの難しさと今まで演じてきた役がリストになっていて
Youtubeの動画が懐かしかったので、訳しつつ同じレイアウトにしてみました。
相変わらずの怪訳ですが・・・
あ、動画のすぐ下のコメントは私のです。

元記事です。
'Black Mass' Benedict Cumberbatch Goes Bostonian & These 8 Roles Show He Was Up For The Challenge


「Black Mass」でベネディクト・カンバーバッチはボストン市民を演じています。
そして、彼は8通りの役に挑戦してきました。


ベネディクト・カンバーバッチは伝統的なハンサムとは言えないかもしれません。
彼はちょっとエイリアンのようだと言われていますが
この世のものとは思えないほど質の良さを持ちそれは容姿端麗な顔立ちよりも魅力的です。
さらにその容姿で大勢のファンを引きつけ、自らカンバービッチーズと呼んでいます。

でもおそらく注目すべきは彼の声、アクセントを変えるときにイントネーションと抑揚でモーフィングするバリトンです。

最近ではBlack Massでボストン市民になり、
ギャングのホワイティ・バルガーの弟、マサチューセッツ上院議員のビルを演じています。

トレーラーがインジゲーターであるなら、彼のぐにゃぐにゃな母音と不安定な「R」の響きにくぎづけになりました。
ボストン住民がいつもあら探しをしているのでカンバーバッチ自身正しいアクセントで話すことに気を配りました。
バルガー兄弟はボストン史の都市伝説の象徴として今も残っています。
そして実在の人物を演じることで自らトリッキーな役割に挑戦しています。

しかし決して未知の領域に初めて踏み出したわけではありません。
大西洋の両側で役による様々な地域のアクセントをマスターしました。

Black Massのトレーラーで彼のアクセントをチェックしてください。
そして最も印象的な声の演技もここでいくつか取り上げます。

↑この動画ではベネディクトのセリフがある場面ないんですけど・・・
こっち?↓
https://www.youtube.com/watch?v=4XD0Q8JW9qw


Antebellum Louisiana For 12 Years A Slave
「それでも夜は明ける」南北戦争前のルイジアナ。

↑これ英語じゃない字幕がついてるんですけど・・・何語?ポル語?

カンバーバッチは(比較的)善意のある農場主フォードを演じています。
彼はキウェテル・イジョフォー演じるソロモン・ノーサップを買いますが
彼はこの新しい奴隷が北部で誘拐された自由民だとは知りません。


Ambiguous Brit For Sherlock
「シャーロック」あいまいなイギリス人。

※「あいまい」は多分遠回しな言い方で何言ってるのかよくわからない、という意味だと思います。
マイクロフトの不明慮も同じ意味だと思います。発音が悪いという意味ではなさそうです。

リバイバルカンバーバッチの有名な役どころシャーロック・ホームズのリバイバルでは
あまり聞くことのないポッシュなブリティッシュアクセントを話す彼に出会えます。
確かに彼は教養人です。しかし彼の声は彼の発声はキャラクターの原点を裏切ることはありません。
彼の兄、マイクロフトも同じような不明瞭なアクセントで話します。


All-American For The Whistleblower
「トゥルース 闇の告発」典型的なアメリカ人

↑ベネディクトにハマった頃出演作品をボチボチと観たのですが、
当時「ベネディクト・カンバーバッチ出演作品ベスト3」みたいな見出しのリストに、
これが入っていたので早速観てみたら、登場しているのはこの動画が全てで泣きました。
出る出る詐欺やめて・・・
でも内容はとても重いですが良い作品でした。レイチェル・ワイズがとても良かったです。
この映画、日本では未公開なんですね。
で、先ほどちょっと検索してみたらDVDが1万超えてるんですよ。高!なぜなんでしょう。


人身売買の陰謀を暴く若い国連の当局者の映画でカンバーバッチは腐敗したPK要員を演じています。
彼のアクセントはシャーロックと同じように発音する北アメリカのもので、
それでアメリカ人のように聞こえるというかなり北東部重視の考えです。


Rural Oklahoma For August: Osage County
「8月の家族たち」オクラホマ地方。

↑この歌う場面に叫んだ人は数知れず(笑)懐かしいです。

役者がうまくアクセントを仕えなかったとしても歌の中ではどういうわけか
自然とできていると私の高校の演技の先生が以前話していました。
要するに「 イッツ・ザ・ハード・ノック・ライフ」を歌う時は誰でも孤児のアニーになれるんです。
ベネディクト・カンバーバッチは「8月の家族たち」で練習を重ねた歌を通してネイティブなオクラホマの住民になります。
(彼が話すアクセントも素晴らしいです。)


His Impressive Vocal Impressions
彼の素晴らしい声のモノマネ

↑私的にはトムヒのマネが最高でした。

MTVはイミテーションゲームの主役に1分間で11人のモノマネをするよう要求しました。
見どころは捧腹絶倒のマシュー・マコノヒーとそっくりなアラン・リックマン、
ベイン役のトム・ハーディも上手かったしテイラー・スィフトも・・・?


The Vocal Tics of The Imitation Game
イミテーションゲームの癖のある話し方。

↑何度観てもせつないです。この場面のグリーンがかっているところが
ベネディクトの瞳によく似合っているなーと。

カンバーバッチはどもりながら早口でアラン・チューリングを演じました。
彼の脳は口よりも早く動いており、
たとえどんな場所であっても常にそこでは一番賢い人物だということを知っている男の感覚を理解します。


Australian For The Fifth Estate
「フィフスエステート」オーストラリア人。

↑この映画のアクセントは私でもわかるくらい変わってましたね。
しかし、アサンジさんかわいいと思うんですけど、日本未公開なのが残念です。

この映画でカンバーバッチはウィキリークスの編集長のジュリアン・アサンジを演じました。
アサンジは政府の機密文書を公開したオーストラリアのプログラマーです。
アクセントは微妙です。(カンバーバッチの明るく白いブロンドは微妙ではありません。)
カンバーバッチの他の発声よりも若干一貫性がないけれどアサンジの起源を匂わせています。


Back To American For Doctor Strange
「ドクターストレンジ」でアメリカ人に戻る。


カンバーバッチはやがて公開されるマーベル映画「ドクターストレンジ」で名前を模したキャラクターを演じます。
コミック史が地上で最高位の魔法使いとして決定づけたキャラクターは
一般的にはイギリス人だと思われるかもしれませんが実はフィラデルフィア起源です。
英国人は神話的な人物の役をよく与えられていますよね?
だからアメリカのアクセントなのか、それとも母国語のままなのかはまだわかりません。

Black Massはカンバーバッチのアクセントの能力を最大限に精一杯働かせるのかもしれません。
ボストンの方言をマスターすることの難しさは悪名高いほどです。

しかし最初の登場では過去の仕事で披露してきたさまざまなアクセントと同じようにきちんと発音しています。
今、待ち望む事はドクターストレンジのアクセントがどこになるのか確かめる事です。

以上です。

ところでYoutubeにシャーロックの公式チャンネルが出来ましたね。
何というか今更?とか思ったりもしましたが・・・(苦笑)
でもこれからガンガンと嬉し楽しな動画がUPされていくって事を期待してよいんですよね?
https://www.youtube.com/channel/UCkp_CAX1eIc5k5SavzbhN5w
その中の(まだ2本だけですが)「10 Fan Favourite Moments 」はまた別の機会に特集したいと思っています。

モファットさんが19日のインタビューでSherlock SPの放送は
クリスマス周辺ではあるけどクリスマスではないと仰っていました。
うーん、でも今年中には放送するのかしら。
できれば大晦日とかはやめてほしいんですけど。。。。。
元記事です。
Steven Moffat Talks ‘Sherlock,’ ‘Doctor Who,’ Crossover Potential, and More

それではこの辺で。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 6 of 7

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The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

いよいよあの場面です。みなさんハンカチの用意はいいですか?
動画はこちら
I Can Carry You! (High Quality)

とうとう力尽きてしまうフロドにサムがホビット庄の話をします。

Do you remember the Shire Mr Frodo?
It will be Spring soon and the orchards will be in blossom.
And the birds will be nesting in the hazel thickets.
And they will be sowing the summer barley in the lower fields,
and eating the first of the strawberries and cream.
Do you remember the taste of strawberries?

シャイアを覚えています?Mr.フロド。
もうすぐ春がきて果樹園の花が咲くでしょう。
そして鳥たちがハシバミの茂みに巣を作るんです。
みんなで畑に大麦の種をまき、初物のイチゴにクリームをかけて食べる。
イチゴの味を覚えていますか?

No Sam. I can't recall the taste of food, nor the sound of water or the touch of grass.
I'm naked in the dark. there's nothing, no veil between me and the wheel of fire.

僕は食べ物の味も水の音や草の手触りも思い出せないんだ、サム。
僕は暗闇の中に裸でいる。僕と火の車輪の間には覆い隠すものが何もないんだ。

Then let us be rid of it once and for all!
Come on Mr Frodo, I can't carry it for you, but I can carry you!
Come on!

ではきっぱりとこの場所に別れを告げるんです。
行きましょう、フロド。指輪を運ぶことは出来ませんがあなたを運ぶことは出来るんです!
さあ!

やーめーてー!サムーー(大号泣)
みんな泣いた。PJも泣いた。
ホントにここは何度観ても泣けます。サムがいなかったら中つ国は終わってたよ。
サムならフロドから指輪をとって火口に行けそうな気もするんだけど、
(所持者じゃないから無理なのかな)
フロドのためにフロドごと指輪を運んじゃう方法をとるサム、あなたは本当に凄いです。

そしてここも大好きな場面。
動画はこちら。劇場版です。
Return of the King - For Frodo HD

サウロンの目がアラゴルンに呼びかけます。
「アラゴルン」
「エレスサール」
その声に引き寄せられるように前へ踏み出すアラゴルン。


それからふと止まり静かに振り向きます。
ガンダルフがフロドのミスリルを少しだけ持ち上げます。


アラゴルンは静かに微笑み

「For Frodo.」と囁くように言い、走り出します。


まずホビットたちが後に続くのがすごくステキです。すぐに追い抜かれるのがまたいいんですよ。
そんなホビットたちに引っ張られみんな一斉にスタートします。
音楽の効果も絶大で最高に盛り上がります。
身体は小さいけれどたくさんの勇気と誰にも負けない芯の強さを持っているホビットたち。
トールキンさんのホビット愛を感じるような気がします。

誰かサムの名前も出してあげて!って思いましたけど。

サウロンの「アラゴルン」と「エレスサール」
これは旅の仲間でアラゴルンが指輪に触れようとしたときにも聞こえていましたが
これってやっぱりアラゴルンを誘惑してるんでしょうか。
引き寄せられるように歩み出たアラゴルンが後ろを振り向いた時ガンダルフがフロドのミスリルを掲げます。
それを見たアラゴルンがほんの少しだけ微笑んで「フロドのために」

サウロンの誘惑から目を背けてきたアラゴルン。
迷いながらきたアラゴルンはボロミアの死をきっかけに自分の運命を受け入れ、
フロドのために負けるとわかっている戦をしかけ、サウロンの誘惑を正面から受け止め、
指輪を葬るためにここまできた、長い戦いが今日で終わるんだ、という思いになったのかなー・・・
なんて、妄想妄想。

それにしても固有名詞がたくさんありすぎて最初は??でしたよ。
エステル(幼名?)とかアラゴルン(正式名?)とか馳夫(野伏名?)とか
エレスサール(王位継承後の通称?)とか、エレンディル(ご先祖?)とか
アンデュリル(現名称?)とかナルシル(原料名?)とか・・・
アラゴルン関連でもこんなにあるのに、ガンダルフとかもいろいろ固有名詞があるんですよね。
原作だと覚えるの大変そう。

フロドを背負って歩くサムの前に現れたゴラムは指輪を取り返そうとします。

サムを退けフロドに襲い掛かるゴラム。
「You swore! You swore on the precious! 」
お前は誓っただろう!いとしいしとに誓っただろう!
フロドが言いますがゴラムは、

「Smeagol lied」スメアゴルは嘘つきだよ。

結局ゴラムにもスメアゴルにも良心などなかったんですね。
起き上がったサムが身体をはってゴラムをフロドから引き離します。
その隙にフロドはひとり、火口に向かって走り出します。

一方黒門に翼を持つ獣が襲い掛かりますがその時ガンダルフの前に蛾が姿を見せ
すぐに大鷲が助けに現れます。

最初から助けてくれれば、と私も思いましたが、大鷲って神様の使いのような存在なんですね。
おいそれとお願い事ができる鷲ではないようです。
しかも滅びの山には翼を持つ獣がいるのでなかなか近づけなかった感じですが、
中つ国の危機に彼らも立ち上がった、って事なんでしょうか。

「ホビット」でも大鷲たちが現れるていましたが目頭が熱くなります、私。
みんな中つ国のために命を賭けて戦うんですね。

ゴラムを追い払ったサムがフロドを追いかけて火口にやってきます。

「Destroy it! 」とサムが叫びます。
早く投げて、とサムが言いますがなかなか指輪を手放さないフロドは振り返り

「The Ring is mine! 」
と指輪をはめてしまいます。
この場面、エルロンドとイシルドゥアのやりとりを彷彿させます。

そしてその瞬間サウロンの目がフロドにいき、翼を持つ獣も滅びの山に向かいます。
指輪の魔力で姿を消したフロドの前に再びゴラムが現れフロドに飛びつきます。

黒門での戦い。
懸命に戦うアラゴルンの背後に恐るべき敵が・・・・!
レゴラスの表情もご覧のとおり。
アラゴルン大ピンチ!


と、思ったらトロル?

なぜトロルにこんな必死の形相になってるの?こいつそんなに強いの?とずっと不思議だったんですけど、
撮影の段階ではトロルではなくサウロンの化身だったそうですね。
だけど原作にもないし、旅の仲間のイシルドゥアとの戦いと被るから編集の段階でトロルにしたとか。
いやいや、サウロンの化身との戦い見たかったんですけど。
トロルもじゅうぶん強いけどねー、ここにきてトロルに苦戦とかちょっと。
美しくする予定だったとフランさんの言葉を聞いて余計に見たかったんですけど・・・
仕方ないのでこのトロルがサウロンの化身だと思う事にしました。

指輪の取り合いをしているフロドとゴラムですがフロドの指を噛みきると言う荒業に
思わずこっちも痛っ!


その頃アラゴルンもサウロンの化身(の、トロル)に大苦戦。
レゴラスが必死にアラゴルンを助けようとしますがなかなか近寄れません。


やったーと喜ぶゴラムにフロドが再び取り返そうとします。
そうして取り合った末にフロドとゴラムが指輪ごと火口に落ちていきます。

落ちて沈むまで幸せそうに指輪を見つめているんだからゴラムも幸せだったんじゃなかろうか・・・

フロドは途中の岩にしがみついていました。
サムが手を伸ばしますがなかなかフロドの手をつかめません。

「Don't you let go! Don't let go!」
手を放さないで!

指輪が最後の光を放ち消えるとサウロンの目とバラド=ドゥーアが崩壊します。
長かった戦いが終わった瞬間でした。
フロドがやった!と喜ぶ仲間たち。ガンダルフの目には涙が・・・


しかし喜びもつかの間、滅びの山が爆発してしまいます。
フロドの身を案じピピンは泣き崩れています。


サムもいるんだよー(泣)

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 7 of 7

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The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

火口から何とか逃げ出したフロドたちですが溶岩に囲まれ行き場がなくなります。

それでもほっとしたような安らかな表情のフロドはようやくホビット庄を思い出します。
「I can see the Shire. The Brandywine River.
Bag End. Gandalf's fireworks. The lights on the party tree.」
シャイアが見える。ブランディワイン 川。袋小路屋敷。
ガンダルフの花火。誕生パーティの木の明かり。

「Rosie Cotton dancing. She had ribbons in her hair.
If ever I was to marry someone, it would have been her. It would have been her.」
ロージーのダンス。彼女の髪にはリボン。
僕が結婚するとしたらそれは彼女でした。彼女だったんです。

「I'm glad to be with you Samwise Gamgee here at the end of all things. They hug.」
最後のこの場所にサムワイズ・ギャムジー 、お前と一緒で僕はうれしいよ。

ガンダルフが大鷲たちと迎えにきた場面。

3羽のうち1羽がフロド、もう1羽がサムで、最後の1羽は手ぶらで戻るのですが、
以前どこかで見かけたコメントで(探したんですけど見つからず)
指輪が葬られたのでゴラムがもとのスメアゴルに戻っているのではないか、
そう思ったガンダルフがスメアゴルも助けられるよう3羽だったんじゃないか、とありました。
だから冒頭でスメアゴルたちの素朴な暮らしぶりを見せたのでは、という説にものすごく納得しました。

ビルボの情けが結果的に中つ国を救ったんですよね。すごいわ。

ここはミナス・ティリス・・・?で再会に喜ぶ仲間たち。


そして最後に部屋に入ってきたサムと目だけで会話しているフロドがいい感じです。


エレスサール王の戴冠式では白の木の花が舞い落ちています。

「This day does not belong to one man, but to all.
Let us together rebuild this world, that we may share in the days of peace.」
この日はひとりのものではなくみんなのものだ。
一緒にこの世界を立て直し、平和な日をわかちあおう。

アラゴルンの歌。
Out of the Great Sea to Middle-earth I am come.
In this place will I abide, and my heirs,
Unto the ending of the world.
外なる大海から中つ国へ、我は来たれり。
我と我が裔、この地に世の末まで留まらん。

ファラミアとエオウィン、そしてエオメルの姿もあります。
ファラミアは現執政でエオメルがローハンの王様?

レゴラスは闇の森の王子様として出席。


レゴラスが目くばせした先にはアルウェンが。

すっかり花嫁の父の顔になってるエルロンド卿。

よかったねー。


アラゴルンに頭を下げるホビットたち。

「My friends, you bow to no-one. 」
友人たち。あなたたちは誰にも頭を下げることはない」
そう言ってアラゴルンが頭を下げるとみんな一斉にそれにならいます。
困った顔のフロド。


戴冠式からここまでの動画です。
LOTR Aragorn's Song

立派になってホビット庄に戻ったフロドたちですがいつも通りな感じの住人達。
緑竜館で乾杯。


みんなの顔が大人になっています。

すっかり自信をつけたのか、それともこの一瞬を大事にしようとしたのか
ロージーにププロポーズしちゃいます

4年後。
書き終わった?とサムにもうちょっと、とフロド。

There and back again... a Hobbits tale by Bilbo Baggins.
The lord of the Rings by Frodo Baggins.


「Bilbo once told me his part in this tale would end.
That each of us must come and go in the telling. Bilbo's story was now over.
There would be no more journeys for him, save one. 」
ビルボはこの物語における自分の役割は終わったと言っていた。
僕たちがそれぞれ語り継いでいかなければならないと。
ビルボの物語は終わった。
ビルボの旅もあとひとつを残すだけだ。

ガンダルフがビルボを連れてきて、フロドたちと出かけます。
すっかり年老いてしまったビルボはどこに行くんだと聞きます。
「To the harbour Bilbo. The elves have accorded you a special honour.
A place on the last ship to leave Middle Earth.」
港に行くんだよ、ビルボ。エルフたちがあなたに特別な恩恵を授けたんだ。
中つ国を発つ最後の船が出るところだよ。

「Frodo, any chance of seeing that old Ring of mine again?
The one I gave you?」
最後にあの指輪を見れないだろうか。お前にあげただろう?
と、ビルボは言いますが、なくしちゃったんだ、ごめんね、とフロド。

灰色港ではエルロンド卿とケレボルン、そしてガラドリエルがいました。

「The power of the three rings is ended.
The time has come for the dominion of men.」
3つの指輪の力は終焉を迎えました。人間による支配の時代がくるのです。とガラドリエル。
海が我々を故郷へと呼んでいるとエルロンド卿が両手を広げると
ビルボの表情が輝きを取り戻したかのように笑顔になります。

「I think I'm quite ready for another adventure.」
私はいつでも冒険に出る準備ができています。

ステキですよね、ビルボ(泣)
私は原作を読んでいませんが「ホビット」を観た後にこの場面を見るとやっぱり感慨深いです。

7回でおさまらなかった・・・・次のエンディングと感想で終わりにします。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 エンディングと感想

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The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

ガンダルフとの別れ。

「Farewell my brave Hobbits. My work is now finished.
Here at last, on the shores of the sea, comes the end of our Fellowship.
I will not say do not weep for not all tears are an evil.」
お別れだ、勇敢なホビットたち。私の仕事は終わりを迎える。
ついにこの海岸で私たちの仲間としての絆が終わるんだ。
泣くなとは言わない。すべての涙が悪いわけではないからね。

ガンダルフは船の前まで歩きフロドに「時間だよ。」と言います。

「We set out to save the Shire, Sam and it has been saved, but not for me.」
僕たちはホビット庄を救おうとしたよね、サム。救うことができたけど僕は救えなかった。

それを聞いたサム。
「You don't mean that. You can't leave.」
うそでしょ。あなたが行くわけがないです。

フロドはサムに本を渡し、最後のページは君のために。と言います。
そしてメリーやピピンとお別れをします。


サムには額にキスをしてお別れ。


最後に明るい笑顔を見せるフロド。
何も言葉は交わさないけど、お互いに全部伝わってるんでしょうね。
もうこれを書いていても涙で前が見えません。

何か額にキスの場面が多いような気がするんですがこれはなぜなんでしょう・・・・敬愛?祝福?

ラストはフロドがサムに書いたメッセージ。
My dear Sam, you cannot always be torn in two.
You will have to be one and whole for many years.
You have so much to enjoy and to be and to do. Your part in the story will go on.
親愛なるサム。君は2つに裂かれることのないように。
ずっと欠けることなくひとつでいてほしい。
これから楽しい事がたくさんある。
君の物語はこれからずっと続いていくんだ。

ここで物語は終わりますがこの後のエンドロールの長い事。
20分はありそう。


指輪の所持者となったフロドがミッション終了、ハッピーエンドで終わらないのが深いですよね。
指輪の所持者となることがいかに恐ろしいことかがわかります。



王の帰還は張り切りすぎちゃって長くなってしまいましたが
旅の仲間もSEE版を観たらいろいろ書きたい事だらけで、SEE版観てからやれば良かったと後悔(笑)
いつかリベンジしようと思っていますがひとまずここにちょっとだけ感じた事を。

旅の仲間といえばボロミアとアラゴルンの関係ですが(え?違う?)
劇場版よりも深く掘り下げてあったので、ボロミアの最期のやりとりがかなり深い言葉になったように思います。
そして同じようにフロドの不安が大きくなっていく過程もあったので、
突然ひとりで旅立つ決意をしたのではなく、次第に決意を固めていった感じです。

裂け谷の会議でアラゴルンの素性を知ったボロミアは
「Gondor has no king. Gondor needs no king.」ゴンドールに王はいない、必要ないってボロミアが言っています。
裂け谷を発つ時にアラゴルンのお母さんのお墓の前でエルロンドが、
王の剣は鍛え直せるけどその力はあなたにしか扱えないよ、と言われた時にアラゴルンは
「I do not want that power. I have never wanted it.」そんな力欲しくないし欲しいと思った事もない、と否定します。
この時点では王となる運命を受け入れる事に迷い続けているアラゴルンと、
ゴンドールはずっと自分たちが守ってきたんだし今更王なんていらない、というボロミアなんだけど
旅と戦いを通してお互いを認め合っていってるんじゃないかと。


ボロミアも最初こそあんな態度でしたけどホビットたちの面倒をよくみてたし、
ガンダルフがいなくなったあと、みんなを庇いつつアラゴルンに従ってたし、
最後、アラゴルンが駆けつけた時も真っ先にホビットたちを心配してたし(泣)

ロスロリアンの森に行った時にハルディアさんが「You bring great evil」大きな災いをもたらすとか
そんな理由でフロドを拒否しアラゴルンが必死に説得している場面があったのですが、
フロドはこのあたりからみんなと一緒にいてはいけないと思ったようです。

ロスロリアンでボロミアがアラゴルンにちょっと弱音を吐く場面。
ふたつの塔でカットされたデネソールとのやりとりを前提にすると父の期待に重圧を感じていそうです。
だからこそ指輪の力を欲しちゃったし、指輪もわざわざボロミアの前に落ちたりして本気で誘惑しようとしています。
ボロミアのセリフ。
「One day, our paths will lead us there. And the tower guard shall take up the call.
The Lords of Gondor have returned!」
いつか、我々はそこに(ミナスティリス)導かれる。そして塔の衛兵が叫ぶんだ。
ゴンドールの主が帰還したと。

ボロミアの言葉に今はまだただ黙って聞いているしかないアラゴルン。

そしてロスロリアンを発つ時、アルウェンは旅立たせると言うアラゴルンにガラドリエル。
「That choice is yet before her. You have your own choice to make,
Aragorn… to rise above the height of all your fathers since the days of Elendil,
or to fall into darkness… with all that is left of your kin.
Farewell.There is much you have yet to do. We shall not meet again, Elessar.」

選択するのは彼女であなたにはあなたの選択があります。
エレンディルの時代からの父祖全てを超えなければあなたの血族は全て暗闇に陥るでしょう。
お別れです。あなたにはまだやることがあります。もう2度と会う事はないでしょう。エレスサール。
と、背中を押すガラドリエル。

ラウロスの滝に向かう途中の野営でのボロミアとアラゴルンの会話。
ボロミアがミナスティリスに行って体制を立て直しゴンドールの軍隊とモルドールに向かおうと提案しますが
ゴンドールの軍なんて役に立たないからとアラゴルン。
ボロミア:
「You were quick enough to trust the Elves. Have you so little faith in your own people?
Yes, there is weakness. There is frailty.
But there is courage also, and honor to be found in Men. But you will not see that.
You are afraid! All your life, you have hidden in the shadows!
Scared of who you are, of what you are.」
エルフはすぐに信用するくせにあなたの民は信用しないのか?
もちろん弱いし、もろさもある。だが人間には勇気もあるし名誉を重んじる。あなたはそれを見ようとしない。
あなたは恐れているんだ!生まれてからずっと目を逸らしてきたものを。
自分が何者なのか、何なのかを恐れているんだ。
アラゴルン:
「I will not lead the Ring within a hundred leagues of your city!」
あなたの都の100リーグ以内には指輪を近づけさせない!


アラゴルンはボロミアが指輪に誘惑されつつあるという事は知っていたし、
デネソールもいたのでこの言葉なんだと思いますが、
ボロミアに痛いところをつかれちゃって逆キレ気味な部分もありますよね。

元気のないフロドの力になろうとサムが頑張りますが今回は役に立たないとサムを突き放すフロド。
ガンダルフからもガラドリエルからも忠告を受けていたフロドはこの会話を聞いてひとりで旅立つ決心を固めたように思います。


そしてボロミアの最期の場面。
フロドはどこ?と聞くボロミアに「行かせたよ。」とアラゴルン。
Boromir: "Then you did what I could not. I tried to take the Ring from him."
私はそうすることができなかった。指輪を奪おうとしたんだ。
Aragorn: "The Ring is beyond our reach now."
指輪は手の届かないところに行ったよ。
Boromir: "Forgive me. I did not see it. I have failed you all."
許してくれ。私は見えてなかった。皆の期待を裏切ってしまった。
Aragorn: "No, Boromir, you fought bravely! You have kept your honor."
そんな事はない、ボロミア。あなたは勇敢に戦った。名誉を汚さなかった。
Boromir: "It is over. The world of men will fall, and all will come to darkness… and my city to ruin."
終わりだ。人間の世界は滅び全ては闇に包まれ、都は崩壊する。
Aragorn: "I do not know what strength is in my blood,
but I swear to you I will not let the White City fall… nor our people fail!"
私の血にどれだけの強さがあるのかわからないが、白き都を、我らの民を守るとあなたに誓う。
Boromir: "Our people? Our people."
我らの民?我らの民。
Boromir: "I would have followed you my Brother… my Captain… my King!"
あなたについていきたかった、我が兄弟・・・我が大将・・・我が王。
Aragorn: "Be at peace, son of Gondor."
安らかに眠れ、ゴンドールの息子。
Aragorn: "They will look for his coming from the White Tower. But he will not return."
民は白い塔から彼の姿を探すだろう。しかし彼が帰還することはないのだ。


ボロミアの死によってやっと王としての自分の運命を受け入れるアラゴルン。
原作ではアルウェンと結婚とするために王になるべく頑張っていたようなのですが、
映画だとボロミアとの約束を守るために頑張ったのかと思う私が腐っているんですね(涙)

ロスロリアンの森でレゴラスが、ガンダルフがいないのは無暗にモリアに入ってしまったからと言うと
ガラドリエルがガンダルフの行動に意味のないものは何ひとつとしてない、と言っています。
そう思うとガンダルフがモリアで落ちたのは必然だったのかなーと。

ボロミアが誘惑に負けたことによりフロドがみなから離れサムと旅立ち、
メリーとピピンはオークに攫われ、それによって大きな力を動かし
ボロミアの死によってアラゴルンは王となる運命を受け入れ、
そしてガンダルフ自身も白の魔法使いとなる、
どれが欠けても成功はあり得なかったんですよね、きっと。

話がちょっと逸れますがかわいかった場面をふたつ。
ロスロリアンでガンダルフを悼んでいるエルフたちの声を聞いたサムが
ガンダルフの花火も詩にしなきゃ、と自分で詩を作って読むんです。
「The finest rockets ever seen,
They burst in stars of blue and green…Came falling like a… rain of flowers…」
それを聞いていたアラゴルン、隣のギムリのイビキがうるさくて思わずパシッと叩いちゃう場面。


もうひとつは同じくロスロリアンを発つ時にガラドリエルがひとりひとりに贈り物をします。
レゴラスには弓、メリーとピピンには短剣、サムにはロープ。アラゴルンにはケレボルンから短剣。
そしてフロドにはエアレンディルの光。
でもギムリは美しいあなたに会えたので何も要らないと辞退します。
その時のガラドリエルの笑顔がものすごくかわいくて。

結局ギムリはひとつだけもし叶うならあなたの髪の毛を1本くださいって、言うんですけど。
ギムリったら。
で、なぜボロミアには何もないかというと・・・・何で?

それにしてもアラゴルンは知れば知るほど惚れちゃいますねー。
伝説の人物の末裔で正当な王位継承者ってそれだけでも高貴なのに
育ての父がエルロンド卿という育ちの良さ。
なのに本人野伏とかやってていつも薄汚くて、でもみんなに頼りにされてて、
しかも嫁はエルフだし、何だかもー。

フロドを逃がすためにひとり大量のオークに向かっていく時にエレンディール!と叫ぶ場面とか
かっこよすぎー。は・・すみません。



生きるって、自覚があるなしに関わらず常に何かの選択の繰り返しなんですよね。

私は10年ほど前に義姉が死にその2週間後に父が死んだ時に、あの時こうしてればと後悔の繰り返しでした。
そして数年後に母が倒れ余命を宣告された時に、結局何を選択しても後悔はあるんだという事を学びました。
時間を戻すことができてもし違う選択ができたとしてもやっぱりあっちを選べばよかったかも、と。

だから何かを選択しなければならない時には後悔しない選択などない、ということを覚悟して、
選んだ以上はその時にできる限りのことをする、そして経験した事はきっといつか誰かの役に立つから、と
ネガティブなんだかポジティブなんだかわかりませんが、そう思うようになりました。
「旅の仲間」でのガンダルフの言葉を聞くたびにこの事を思い出します。

うまく言えませんが、人生なかなか思った通りの結果が出る事はあまりないので、
出来る事もやらないで更に後悔するよりはせめて力を尽くして後悔したほうがいいかなーと。
簡単ではないですけど。

そうそう、「Run!」と叫ぶガンダルフも大好きです。
ホビットでも「Run」言ってましたね。


この映画ももう10年以上前なんですよね。
今見てもまったく古さを感じさせない、どころか見るたびに気づくことがあってそのたびに感動します。
今回は今までになくじっくりと考えながら観たこともあって、
「指輪物語」がずっと愛されている理由がほんの少しだけわかったような気がします。

主役がホビットなのもいいですね。
身体は小さいけれど勇気と元気と思いやりがあって。
そういえば「ホビット」でのガンダルフのセリフがありました。
「I found it is the small everyday deeds of ordinary folk that keep the darkness at bay...
small acts of kindness and love.」
闇をはらうのは普通の人たちのつつましい日々の営み・・
ほんのささいな親切と愛情だと気づいた。

トーリンの最期のセリフもありました。
原文が見つからないのでうろ覚えですが、
「みんながビルボのように家を愛すれば戦争なんて起こらない。」こんな感じでしたか。
キャラクターのセリフがトールキンさんの思いだったように思います。

クリストファー・リーさん亡くなったんですよね。


そんなわけでここのところガッツリ指輪の世界に浸っておりましたが、
やりたいと思ったときにやれる幸せを噛みしめました。
思いのほか長くなってしまいましたが楽しかったですー。
これからシェイクスピアとその後はホームズの世界に入ると思いますが
絶対に時間を見つけて原作を読みたいと思っています。

それにしても設定が凄いんですけど。
人物の歴史とか国の成り立ちとか家系図まであって本当に凄い。
これはトールキンを研究している方たちが作っていったのでしょうか。
深いです、指輪。

Sherlock 10 Fan Favourite Moments and more

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シャーロックの公式がUPしたシャーロックのファンお気に入り場面ベスト10の動画と
ルパートさんのレストレードの場面TOP3をまとめてみました。

ファンお気に入りはフェイスブックとツイッターで「お気に入り」をファンに聞いたそうですが、
私聞かれてないんですけど(笑)

ただただベスト10の場面を観ながら萌えるだけのまとめですが。。。

動画はこちら。
10 Fan Favourite Moments - Sherlock

10:Bored!(S1E3グレートゲーム)

私はシャーロックで「Bored」という単語を覚えましたよ。
正典では「マスグレーヴ家の儀式」の中で弾丸100個使ってV.R.と撃ったとワトソンが愚痴っています。
退屈言ってるシャーロックのためにすごいゲームを仕込んでしますモリアーティの愛が素晴らしいですね(違)

9:Staying Alive(S2E1ベルグレービアの醜聞)

JM「D’you mind if I get that?」
電話に出てもいいかな?
SH「No, no, please. You’ve got the rest of your life.」
どうぞどうぞ、生きてるうちはご自由に。
グレートゲームのラストを見た時にこれどうやって切り抜けるんだろうとドキドキしましたが、
これを見てそうきたかって感じでした。
これ実話だってスーさんがコメンタリーで言ってましたよね。

8:生きとったんか、我!(S3E1空の霊柩車)

Yam Yamさんに教えてもらってシャーロックがフレンチ訛りで話している事を知った私。
とにかくマーティンの迫力が凄すぎました。

7:酔っぱらいシャーロックのおしり(S3E2三の兆候)

初めてみた時の衝撃は今でも忘れられません(笑)
これでいいのかシャーロック。かわいいから許すけど。

6:Side of the angels(S2E3ライヘンバッハヒーロー)

JM「Naah. You talk big. Naah. You’re ordinary. You’re ordinary – you’re on the side of the angels. 」
いや、それは嘘だ。違う、君は凡人で、天使の側にいるつまらない男なんだ。
SH「Oh, I may be on the side of the angels, but don’t think for one second that I am one of them.」
僕は天使の側に立つ時もあるけど、天使の1人だとは思うな。
かっこいいですよねー、ふたりとも。シャーロックの表情も神々しすぎて・・・
この場面は本当に大好きなんですけどなぜ6位?私ならベスト3に入れたいっす。

5:レストレードは本当にいい奴(S2E1ベルグレービアの醜聞)

GL「And exactly how many times did he fall out the window? 」
で、実際には何回窓から落ちたんだ?
SH「It’s all a bit of a blur, Detective Inspector. I lost count. 」
さー、よく覚えてないや。
ハドソンさんのゴミバケツの上に落ちてきて「私のゴミバケツが」って言うハドソンさんも大好き。

4:Punch me, in the face.(S2E1ベルグレービアの醜聞)

SH「Punch me, in the face. Didn’t you hear me?」
僕の顔を殴れ。聞こえなかった?
私は↓の会話も好きだわ~
JW「You wanna remember, Sherlock: I was a soldier. I killed people.」
忘れたのか、シャーロック。僕は兵士だったんだ。人を殺した事もある。
SH「You were a doctor!」
君は医者だ!

3:こーいしちゃったんだもん♪(S1E1ピンクの研究)

SH「I’m in shock! Look, I’ve got a blanket!」
名探偵なのに、この言い訳が可愛すぎです。
それにしてもレストレードがいい人すぎて(泣)

2:ベストマンスピーチ(S3E2三の兆候)

「I’m afraid, John, I can’t congratulate you.
All emotions, and in particular love, stand opposed to the pure, cold reason I hold above all things.
A wedding is, in my considered opinion, nothing short of a celebration of all that is false
and specious and irrational and sentimental in this ailing and morally compromised world.」
要するに結婚て偽善だし不合理だよねって持論を披露する場面。
私はてっきりハグの場面かと思いきや・・・・ここですか(泣)

1:SHERLOCKED(S2E1ベルグレービアの醜聞)

SH「I’ve always assumed that love is a dangerous disadvantage.
Thank you for the final proof. 」
愛は危険で不利益なものだと常に仮定してきたが・・ありがとう、これで証明されたよ。
IA「Everything I said: it’s not real. I was just playing the game.」
私の言葉はすべて偽り。ただのゲームよ。
SH「I know. And this is just losing. 」
わかってる。君はゲームに負けたんだ。

本当にここは名場面ですよね。トリハダものです。

そしてルパートさんのレストレードの場面TOP3。


3:NOT REALLY!(三の兆候)

私もここは大好きー。
もう少し小さい声で、とジョンにわざと大きい声で「NOT REALLY!」とレストレードさん。
その声に飛びおきたシャーロックに「Come on.」と言う声のやさしさと
素直についていくシャーロックに萌え転がりました。

2:グレッグだ!(空の霊柩車)

GL「Ooh, you bastard!」
この野郎!
SH「It’s time to come back. You’ve been letting things slide, Graham.」
仕事に戻る時間だ。君は成り行き任せだな、グラハム。
GL「Greg!」
グレッグだ!
SH「Greg.」
グレッグ。
いやーもう言葉はいらないですねー。シャーロックのこの表情がすごく良いです。
辛かったよね、レストレードも。

1:こーいしちゃったんだもんその2(ベルグレービアの醜聞)

このふたりナイスカップルだと思うんだけど。
モリーも絶対幸せになりそうなのに。世の中うまくいかないわ。

そしてルパートさん、ナイスチョイス!最高です。

BBC One、秋冬のシーズンプレビューにシャーロックSPが出たという事で、
必死に観ちゃいましたがほんの5秒くらいでした(涙)

冒頭の5秒くらいのあとにも2回、これも3秒くらい出てましたが何だかトムヒのほうが目立ってたような気が・・・
動画はこちらに。
BBC One autumn/winter showreel
刑事ジョン・ルーサーとか戦争と平和とかいろいろなドラマなどが出てましたが、
トムヒはヒュー・ローリーとジョン・ル・カレ原作「The Night Manager」に主演なんですね。
これは見たいかも。

それではこの辺で。

何となくこの画像。

26SEP 最近のいろいろ

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26日過ぎちゃいましたがこのあたりのいろいろと言う事で。

まずはジミー・キンメルショー再び。
去年は「Banadict Cumberbatch what a dickhead(バカとか間抜けの意味)」と書かれたツイートに
「Benedict」が「Banedict」になっていたので、「B E N E D I C Tだよ、dickhead」とお返しをしています。

動画はこちら。
Celebrities Read Mean Tweets #6

で、今年。
「If you find Benedict Cumberbatch attractive,
I’m guessing you’d also quite enjoy staring directly at a cat’s anus.」
「カンバーバッチを魅力的だと感じる人は猫の肛門をまじまじと見るのもすごく楽しいんだろうね。」


というツイートに、左手の薬指を立てて指輪を見せつつ、
「Well someone did, and she put a ring on it」
「そういう人いたよ、彼女は指輪をはめたしね。」とお返し。
この人は切り返しが本当に上手いなーと思いました。


ロンドンファッションウィークでバーバリーが2016年春夏コレクションを
ケンジントン・ガーデンで発表し、カンバーバッチ夫妻もお目見え。


クラシカルなトレンチの下は白Tシャツとクルーネックのセーターでした。

久しぶりにかわいい画像だわ~
記事はこちら。
Burberry's Spring/Summer 2016 Show

ロンドンファッションウィークのタグでBBC Threeがこんなお茶目をやらかしてました。

Reichenback style #LFW pic.twitter.com/3d3q542o0D

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 9月 22
君のコートステキだね、とジョンに
サンキュー、これは秋の新作だよー、ってFallはアメリカ英語で秋の意味もあるしね。
山田クーン、座布団持ってきて。

エジソンの伝記映画「The Current War」に主演するというお話ですが、
もうこれはほぼほぼ決まりなんでしょうね。と、いいつつロストシティは無くなったけど。

元記事です。
HOLLYWOOD REPORTER

一部駄訳しました。


ワインスタイン制作「The Current War」でジョージ・ウェスティングハウスとトーマス・エジソンを
演じてもらうためジェイク・ギレンホールとベネディクトカンバーバッチにそれぞれ交渉中との事。

「Me and Earl and the Dying Girl 」の監督、アルフォンソ・ゴメス=レホンはエジソンと
ウェスティングハウスの確執を描いた映画の監督をするため
2011年度にブラックリスト入りした脚本のマイケル・ミトニックと話し合いが行われた。
ゴメス=レホンはウィルスミス主演の「Collateral Beauty」の次の映画として電流戦争の制作を計画し秋に撮影を開始する。
またこの秋にギレンホールはトム・フォードの「Nocturnal Animals」を撮影する。

電流戦争は1880年代後半に送電システムの違いにより電力の大物エジソンとウェスティングハウスを中心に争いが起こった。
エジソンは電力を直流送電(DC)を提案し、欧州の数社とウェスティングハウスは交流送電(AC)を支持した。

TWCはこの映画を融資、国内でリリースする。

2012年にティムール・ベクマンベトフは監督するために脚本を得たがフィルムライツの
スティーヴン・ザイリアンとギャレット・バッシュと共にBazelevsを通じてプロデュースすることになった。

ギレンホールはボクシング映画、「サウスポー」でTWCと仕事をしており、
ハーヴェイ・ワインスタインはトロント映画祭でギレンホールと1対1のミーティングをした映画会社社長のひとりだ。
ギレンホールは映画「Demolition」のオープニングナイトでトロントにいた。

カンバーバッチもTWCとはなじみがあり「イミテーションゲーム」では主役を演じオスカーにノミネートされている。

ゴメス=レホンは今年のサンダンス映画祭で「Me and Earl and the Dying Girl」がグランプリを獲得している。
映画祭では買収合戦が繰り広げられたが結果的にFOXサーチライト・ピクチャーズが獲得した。
しかし、「Me and Earl and the Dying Girl」は観客を獲得できず興行収入は700万ドルほどだ。
それでも映画祭では最も評価された映画のひとつだ。

以上です。
アルフォンソ・ゴメス=レホンはGlee、ティムール・ベクマンベトフはウォンテッドの監督さんです。
ブラックリストは優秀な脚本のリストだそうで、同年イミテーションゲームもリスト入りしたそうです。
マイケル・ミトニックは「ギヴァー 記憶を注ぐ者」の脚本を書いています。
TWCはタイム・ワーナー、Bazelevsはエイブラハム・リンカーン:ヴァンパイアハンターの制作会社でした。

電流戦争のウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B5%81%E6%88%A6%E4%BA%89
送電システムとかよくわかりませんが、こんな確執があったんですね。
おふたりとも動力やインフラなど、総合電機メーカーの会社を設立していますが
ウェスティングハウスさんのWECは消滅しちゃったようですね。
エジソンさんのGE社、今では神様のような巨大企業ですけど。
世界はGE社で出来ていると言っても過言ではあるまい。

こちらはRadioTimesに掲載された記事です。
グラハムノートンショーのシリーズ18が始まるって事で10のベストシーンをピックアップ。
もちろん、カンバーコレクティブを生んだあの場面もありました。
記事はこちら。
10 of the best The Graham Norton Show moments

クリパさんの「パインナッツ」の呼称、可愛いから余計にビッチーズと言えない気持ちもわかりますけど(笑)


動画はこちら。
Chris Pine Nuts Vs Benedict Cumberbitches

他の9つもちょろちょろと見ましたが面白かったです。
GNSはかなり面白いと思うのですがなぜ日本で放送してくれないのかしら。

ドリパスがハムレット特別先行上映の企画をやります、という話。
都内4か所それぞれ100人のエントリーで実現されるとの事です。
ただし、日本語字幕はありません。無いのか・・・(泣)

記事はこちらから。
NTライブ、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ハムレット』特別先行上映企画が開催

見逃した映画をスクリーンで観れるので私もたまに活用していますが、
一日限りなので上映が成立してもなかなか行けなかったりするんですよね。
昨日、この記事を見て久しぶりにドリパスのサイトに行ったら何とLotRの王の帰還の投票やってるじゃありませんか。
しかもSEE版!(長いのでインターミッションがあるらしいですよ)

話が逸れました。
ハムレットはまだ掲載されていなかったのでおそらく10月1日からなんでしょうね。
都内のしかも金曜日なので遠くの方はなかなか難しいし字幕もないので
成立するかどうか・・・ですがベネディクトファンを甘く見てはイケマセン(笑)

2015年11月6日(金)20:00
・会場=TOHOシネマズ 日本橋/六本木ヒルズ/新宿/渋谷
・料金=事前販売3,500円(別途手数料あり)/劇場販売(事前販売終了後残席がある場合)4,000円
・事前販売期間=10月1日(木)~31(土)
・成立条件=各劇場100人以上の応募があった場合

ついでにNTが公開したハムレットのトレーラーを。
National Theatre Live: Hamlet (Barbican) trailer


もうひとつ、ベネディクトナレーションのImax専用映画「エルサレム」がDVDになりそうな気配。
これも日本で全然上映してくれなくてがっかりでしたが、実現してほしいです。
記事はこちらです。
Electus Takes Global Rights to Benedict Cumberbatch-Narrated 'Jerusalem'

こちらは40枚のベネディクト画像。
懐かしいのも結構ありました。
題してベネディクト・カンバーバッチの可愛さはすべてのロジックに反する・・・って事?
40 Times Benedict Cumberbatch's Cuteness Defied All Logic
ホビットのSDCCの時のこれは本当にかわいかったです。


Third Starも。


ところで動画配信、NetFlixに続いてアマゾンも始まりましたね。
私はHuluなんですけど最近はアマゾンのレンタルを活用していて、
プレミア会員だったので突然配信が始まったのでちょっとびっくりしました。
アマゾンレンタルは割高なんですけど端末にDL出来るのでかなり便利です。

数社が競合してくれるとコンテンツの充実に繋がりそうなので良さそうですね。
アマゾンはファーゴを配信してましたので見なきゃ!と思っていますが
HuluもウォーキングデッドとハンニバルのS2の配信が始まったのでファーゴまでの道のりが長そう。。。

最後に、今年も鈴鹿GPが開催されました。
前夜祭はフェラーリとのセッションで何とあのライコネンが参加してました。
本当に珍しいライコネンのトーク(笑)
そして子どもにサインするニコちゃんが可愛かったです。子どもは得だなー(すみません)

Sherlock 1-2 The Blind Banker その7

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「死を呼ぶ暗号」

Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

かなり間が空いてしまいましたが、続きです。


シャーロックとジョンはアンディに会いにいきました。
SH「彼女と最後に会ったのはいつだ?」
An「3日に前にここで、博物館で。今朝、彼女が辞めたことを知りました。
突然です。仕事もやりかけで。」
SH「彼女が最後に手掛けていた仕事は?」

保管室に案内するアンディ。
An「彼女は観光客のために茶道のデモンストレーションをしていたんです。」
そこでシャーロックは黄色のペンキで暗号が描かれたギリシアの像を見つけます。



博物館を出たふたり。
SH「スーリンを見つけないと・・・」
JW「まだ生きていればの話だな。あの暗号は彼女が次に殺されるということだろう。」

そこにラズが現れます。
Raz「シャーロック!」
JW「おや、誰かと思えば・・・」
Raz「見つけたよ。」

3人はハンガーフィールド橋を渡りサウスバンク方面に向かいます。

JW「火曜の朝だ。君がやるべきことは出頭してあのバッグは自分のものだと言う事だからな。」
SH「君の出廷日を僕たちが忘れるとでも?」
シャーロックたちを見ている女性がいます。
何度かジョンを見ていた、サングラスをかけた女性でした。

サウスバンク、スケートパーク。
壁や柱一面に落書きが描かれています。

SH「木を隠したいなら森の中って言うだろう?みんな何も知らずに通り過ぎるだけだ。
メッセージを解読することもない。」

ラズが「あそこだ。」と指を指します。
そこには様々な落書きにまぎれて黄色のペンキで描かれた文字がいくつかありました。


SH「ここにいたな。まったく同じペンキだ。ジョン、鉄道線路に行ってくれ。
これと同じ色を探すんだ。解読するにはもっと多くの証拠が要る。」
JW「で、君はどこを・・・」
ジョンはラズのほうを見ますが姿は見えません。
JW「わかってたさ。」
シャーロックもスキップしながら離れていき、ジョンはひとり残されます。

線路の上でシャーロックはエアゾールの空き缶を拾い匂いを確かめます。

線路を北に向かって調べていくジョン。
段ボールをベッドにしている数人のホームレスがいます。
ジョンは暗がりにひそむ彼らに不自然に見えないよう慎重に脇を通り過ぎようとします。

JW「あー・・・申し訳ないけど通してくれるかな?」
Guy「ここは俺の場所だ。」
LW「あの壁を見たいだけなんだ。ちょっとだけどいてくれない?」
Guy「5ポンドだよ。」
JW「何だって?」
Guy「どいてほしいんだろう?5ポンド払えよ。」
JW「わかった。」
ジョンはポケットに手を入れます。
Guy「10ポンドだ。」
JW「5ポンドじゃないのか?」
Guy「手っ取り早く言うと、「違うね。」」

シャーロックは南に向かって捜索をします。
壁一面に貼られたポスターの一枚をはがしたりしています。


ジョンは携帯を使ってあたりを照らします。すると線路伝いに黄色いペンキのあとがありました。
そして壁一面に描かれた暗号を見つけます。

ジョンはシャーロックに電話をしますが応答がありません。
JW「Dammit. 」

そしてシャーロックのところまで走り「シャーロック、見つけたぞ。」と呼び、
急いで元の場所に戻りますが落書きはすっかり消えていました。

JW「おかしいな。ここにあったのに。10分前にはあったんだ。壁一面に。」
手で触れると壁は黒のペンキで塗られていたのがわかります。
SH「僕に見られたくなかったようだ。」
突然シャーロックは両手でジョンの頭をつかみます。


JW「おい、シャーロック。何するんだ。」
SH「静かに、ジョン。集中してくれ。目を閉じるんだ。」
JW「え?何で?」
SH「視覚的記憶を最大限まで引き出してほしい。それを描きだすんだ。
君が見たものを描いてくれ。できるか?」
JW「できるよ。」
SH「図柄を覚えているのか?」
JW「もちろんだ。」
SH「どのくらい覚えている?」
JW「心配するなって。」
SH「正確な視覚的記憶の平均は62%しかないからだ。」
JW「僕は全部覚えてるよ。」
SH「本当か?」
JW「ポケットに手を入れられたらね。写真に撮ったんだ。」

ジョンに携帯を渡されたシャーロックの表情が、
ちょっとバカにし過ぎたと反省しているような気まずいような、
そんな表情も伺えるように思いました。

翌朝。
壁に貼った画像をじっと見ています。


SH「常に2つで一組だよ、ジョン。見ろよ。」
JW「んー?」
SH「あらゆる数字はパートナーと組んでいる。」
JW「そうか、僕は眠りたい。」
SH「なぜ線路脇にペイントが?」
JW「さあ」
SH「毎日、何千という人が通るのに・・・・」
JW「20分だけ・・・・」
SH「そうか、そうだった!こいつは情報が欲しいんだ。裏の社会の住人すべてに呼びかけている。
盗まれた何かを取り返したい。それがこの暗号に記されている。スーリンがいなければ解読できない。」

再び博物館。
SH「2人の男は中国に行ったあとに死んでいる。殺人者は彼らに蘇州号碼でメッセージを残していた。」
JW「スーリンが危ないんだ。あの暗号は他のとまったく同じなんだ。そいつは彼女も殺す気だ。」
An「彼女の友人や同僚にあたってみたけど、どこに行ったのかわからないんです。」

シャーロックは展示されている急須に目が留まります。
JW「どうした、シャーロック?何を見ているんだ。」
SH「このティーポットについて詳しく教えてくれ。」
An「彼女はポットに憑りつかれていました。緊急処置が必要で、乾いてしまうと砕けてしまうんです。
お茶を淹れ続けないとダメだそうです。」
SH「前回来た時はひとつだけ艶があったが今はふたつのポットに艶がある。」
An「ここは旧式だけど入るときは名前を入力しなければならないんです。
彼女はここに戻ってきていません。ログを見てください。」
SH「おそらく彼女はどこにも行っていない。」


その夜。
静まり返った博物館に忍び込むスーリンの姿がありました。
彼女は急須を手に取るとレスとレーションルームで修復作業を始めます。
ドアの向こうにシャーロックの影が映ります。

作業に熱中しているスーリンの背後からシャーロックが声をかけます。
SH「一緒にビスケットはどう?」
驚いて思わず急須を落としてしますスーリン。
咄嗟にそれを受け止めて「年代物だ。壊さないで。」とスーリンに手渡します。
そして灯りをつけると「Hello」とご挨拶。


SL「暗号を見たの?彼が私のところに来ることも知っているのね。」
SH「君は賢い。これまでのところは何とか彼を回避している。」
SL「この仕事を終わらせたかったの。でも彼が私を見つけるのは時間の問題よ。」
SH「彼は何者なんだ。面識があるのか?」
SL「小さい頃は中国に住んでいたの。彼の「サイン」だとすぐにわかった。」
SH「暗号?」
SL「これをやるのは彼だけ。ジジュー。」
JW「ジジュー?」
SH「「クモ」か。」

スーリンは踵のタトゥーを見せます。
SL「このマークを知っている?」
SH「中国のトンのものだ。」


JW「え?」
SH「昔からある犯罪組織。中国に拠点がある。」
SL「兵隊にはみんなこのマークがあるの。組織のために運ぶ人たち。」
JW「運ぶ?つまり・・・君は密輸入者?」
SL「15歳の時に中国のYellow Dragon Cityに住んでいたの。
両親が死んで生活の手立てがなくなってボスの下で働くしかなかった。」
SH「そいつらは何者なんだ?」
SL「ブラックロータスと呼ばれている。彼らは酒と安いたばこを密輸しているの。
誰も女子高生のポケットは調べないから。」

SL「16歳の頃には数千ポンド相当のドラッグを持って香港まで国境を越えた。
プライドなんてないけど、やってきたことは恥じているわ。
だけど何とか抜け出すことができた。以前の生活から脱することができた。
イギリスに来て夜学で勉強して、ここでも仕事ももらえた。すべて順調だった。新しい人生よ。」
SH「その後、彼が追ってきた?」
SL「ええ。
5年も経てば忘れてくれると思っていた。だけど彼らは放っておいてはくれなかった。
私たちのような小さなコミュニティは決して遠く隔たれてはいない。
彼は3日前に私のフラットに来た。盗まれたものを探すのに協力してくれないかと言われたの。」
JW「盗まれたものが何だったかわかる?」
SL「私は協力を拒んだから。」
SH「その処罰として暗号を送ったんだな。」
SL「彼は冷酷な狂信者なの。誰にでも襲い掛かる。家族でさえも裏切ったら襲うわ。」
JW「君は彼をよく知ってるのか?」
SL「ええ、彼は私の兄なのよ。」

黒い折り紙で蓮の花を折っている女性の手が映ります。

SL「両親は1989年にデモに巻き込まれて死んだの。
私は4歳で彼は私より少し年上だった。2人の孤児。選択肢などなかった。
ブラックロータスで働くか、物乞いの様に路上で飢えに苦しむかよ。
兄は一番権力を持ったシャンと呼ばれるブラックロータスの将軍の手先になった。
私は彼に背を向けた。彼は私が裏切ったと言ったわ。
次の日、ここに来た私を待っていたのはは暗号だった。」

シャーロックは銀行や図書館、そして線路脇に描かれた暗号の画像をポケットから取り出します。
SH「解読できる?」
SL「これは数字よ。」
SH「ああ。」
SL「これ。男性の目を覆っている線は中国の数字で「1」。」
SH「これは?15か?」
SL「ええ。」
SH「1と15.何の符号だ?」
SL「密輸してる人なら誰でも知ってるわ。本がベースになっていて・・・・」
その時、突然部屋の照明が消えます。そして大きな音が聞こえてきました。
SL「彼が来たんだわ。ジジュー。」
シャーロックは部屋を飛び出します。
JW「シャーロック、待てよ!」
ジョンはスーリンをテーブルの陰に連れていき、シャーロックの後を追います。

続きます。

なぜシャーロックスペシャルは1895年が舞台なのか・・・

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と、いう記事があったので訳してみました。
記事はこちらです。
5 theories on why the ‘Sherlock’ special is set in 1895



スティーヴン・モファットは世界的な公然の秘密をついに確定させました。
今回限りのシャーロックのエピソードはクリスマススペシャルです。

待望のシャーロックの10話目がスクリーンにやってくるまで3ヶ月をきりました。

今年の始め、ビクトリア時代のホームズとワトソンとしてベネディクト・カンバーバッチと
マーティン・フリーマンの公式プロモーション画像はインターネットを熱狂させ、
スペシャルの最初の映像もちょっとしたメルトダウンを引き起こしました。

BBC Oneのシャーロックは2010年に名探偵を蘇らせました。
コナン・ドイルのヒーローの暗いヴィクトリア朝の世界はマーク・ゲイティスと
スティーヴン・モファットの構想である現代的なセンスと上手い具合に融合しました。

単なるちょっとバカげた様に思えた5年後の現在、
iPhoneを持たないシャーロック・ホームズなどイメージ出来ないほどです。

ではなぜスペシャルの舞台は1895年なのでしょうか。

いくつかの可能性を考察してみましょう。

5.ブログ上のお話


ジョン・ワトソンはブログでシャーロックからたくさんの非難を浴びました。
十分な説明がなくそれはシャーロックに崇高な輝きを与えず、
彼の完璧な知性による推論や犯人を捕らえるスキルが伝わりません。

なのでおそらくジョンは何とかしようとしたのです。
まったく違うスタイルで事件を書き上げる事にしました。
シャーロックがどう思おうが彼が良い書き手である事を示そうとしたのか、
或いは関わっているクライアントの身元を守ろうとしたのかもしれません。

おそらくジョンはちょっと生活を変化させようと舞台と時期を変えました。
もしくはまた口ひげを生やしはじめる言い訳のためにブログを書いたとしても彼の口ひげは失敗でしょう。

或いはジョンのブログ上の話ではなく、
「空の霊柩車」に出てきたファンクラブによるファンフィクかもしれません。

4. 家族の事情。


シャーロックの偉大な曽祖父が彼にそっくりだという可能性は?

おそらく彼らは同じ名前で、おそらくシャーロックは彼の名を取ってつけられました。
多分シャーロックの偉大な曽祖父は偶然にもシャーロックの親友と同じ名前の親友がいたかもしれないですよ?

彼らは一緒に事件を解決したかもしれないしベイカー街にも住んでいたかも。
そしてご存知ないでしょうけど、彼らの家主はハドソンさんの遠い親戚なんです。

だめ?
わかりました、次にいきましょう。

3. Wholock


シャーロックとDr.Whoのファンの半分が切望し、半分が恐れたクロスオーバーです。

モファットは「私の本能はかなり尻軽なのでみんなに望まれれば与えてしまうんだ」と自ら認め、
マーク・ゲイティスは去年「可能性はある。」と漏らしました。
最高にサプライズなクリスマスプレゼントになるでしょうか?

BBC Oneの巨大なドラマの強力な融合です。
シャーロックは事件解決を試み、ドクターは愛すべき探偵が突然タイムスリップした理由に対し、
曖昧な説明を考えつくことができます。

Dr.Whoの世界にシャーロックが入り込むアイデアは何となく不安があります。
ドクターとシャーロックが口論しているところを想像してみてください。
彼が時空を利用できるようになればシャーロックの後始末をする事になる
かわいそうなマイクロフトの頭が痛くなることは言うまでもありません。

2. Did you miss me?


誰のことなのか思いつきますか?
a)シャーロックとマインドゲームで遊ぶのが好きで、
b)おそらく怪しい、当然ながら非合法の幻覚誘発剤はいくらでも簡単に手に入り
c)昨シーズンのラストで死から劇的に蘇ったかもしれないし蘇ってないかもしれません。

モリアーティは間違いなくシャーロックの頭脳をもてあそんで快感を得ています。
そしてシャーロックの妄想が19世紀での人生を想像させたのならそれは私たちに楽しみを与えてくれます。
ありがとう、ジム。

5. ‘Good morning!’


テレビ史上不自然な展開で衝撃を引き起こす原因となった有名なダラスのシャワーシーンは
それまで死者だったBobby Ewingが実は生きていたことがわかり、激怒と困惑を招きました。
つまり、すべてはただの夢でした。

それは時間周期の変化を説明してくれますます。
そして、スペシャルの最後にはうまく現在に戻るので2035年もシーズン4は通常通り続くでしょう。

そして、スペシャルがシャワーを浴びるカンバーバッチのホームズで終わるとしたら
きっとたくさんのシャーロックファンのクリスマスの願いが叶う事になるでしょう。

以上です。
何か相変わらず変な日本語ですみません。
誤訳多々ありますが・・・毎度の事です。

先日のスマイルデー(そんなのがあったんですね)でのBBC Oneのツイート。
なぜこのチョイス・・・

Smile like you mean it... 😀 #WorldSmileDay #Sherlock pic.twitter.com/rcpysHWQgR

— BBC One (@BBCOne) 2015, 10月 2

最後にタンブラーで拾ってしまった画像いくつか。

この視線がもうね。

↓かっこいいっすね。


これも。


ルパートさんも。


御大の「Who Do You Think You Are?」は放送されたらまとめたいと思います(希望)

Sherlock SP トレーラー

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きましたねートレーラー第2弾。
先日は生殺しの10秒動画でしたもん。

それはさておき、
字を書き起こししてくれた方がシェアされていたので訳してみました。
いや、しかしこれすごーーく悩みました。
こんな短い動画じゃ内容がさっぱりわからないのでシックスセンスで訳している私にとっては
非常に難しかったし、日本語にセンスがありません。
しかも何となくビクトリアーンな言い回しだし。
あまり時間がなかったので、超スーパー意訳になっています。

動画です。
NEW TRAILER: The Sherlock Special

スクリプトの元記事。
Transcript of the new Sherlock trailer



舞台は整った、幕が上がるぞ。始めよう。




あなたは彼を守ると約束したのに。




さて、ホームズ?きっと君にはいくらかの持論があるんだろうね。


誰にでも過去はあるんだ、ワトソン。ゴーストだよ。彼らは陽の当たる日常を際立たせる影だ。




大義には常に殉死者がいる。戦争には常に特攻作戦が用いられる。そして間違いなく、これは戦争だよ。

なぜこんな事を?君は何者なんだ。


何が君をこんなふうにしたんだ?


何を言うんだ、ワトソン。






僕は自分で作り上げたんだ。

あなたは誰なの?言いなさい。


僕はシャーロック・ホームズ。住所はベイカーストリート221B。


我々は闇の中に立たされ、何の役にも立たない。結局のところ、これが19世紀ってやつだ。


終わらせないと。


これをかぶれ

なぜ?



君はシャーロック・ホームズなんだからこいつを被るんだよ。


以上です。
画面が暗くて画像が不鮮明だわ。

さてさて、どんなお話なんでしょうね。
私はやっぱりWholockなんじゃ・・・!とか思いました。
キーワードの「ゴースト」はここで出てくるんですね。

メアリーさんの黒いドレスは喪服?
依頼人てわけではなさそうだけど、被害者の関係者かしら。

シャーロック、パープルのドレッシングガウン着てましたねー。
正典では青とグレーとパープルのガウンが出てくるそうですけど、
現代版ではパープルは出てきてないような・・・・パープルのシャツは着てましたけど。

それにしてもワトソンがかっこいいですねー。
久しぶりに(失礼)頼れるジョンが見れるのかしら。

ここのステンドグラスがバスカヴィルの犬だという話をあちこちで見かけました。
よく見てますよねー。



そしてやっぱりBBC Threeが出てきてくれたので嬉しいです。

@BBCOne pic.twitter.com/Qa8MPgDheu

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 10月 7

もひとつ

We're trying to work but we can't stop watching the #Sherlock trailer over and over again #OhWatson 😍 https://t.co/MJbbXeO2zO

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 10月 8


以下、関連記事のリンクです。

Sherlock special trailer hints at high Victorian drama
Sherlock Special Trailer Online
Victorian-Era Special
Sherlock Christmas special
Watch new Sherlock trailer

ベネディクト、イエローバード降板したんですね。
ジャック・ヒューストンに変更になったとか。
ジェニファー・アニストンの出演も決まったみたいなのですごく残念です。
オスカーのちょっと前に、共演したいねってジェンさんに言われていたみたいなので。
マーベルも楽しみだけど、こんなちょっと深そうな映画にもまた出て欲しいです。

それではこの辺で。

ロンドンなう

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お久しぶりです。
無事に渡英し、3日が過ぎました。
マメにブログを更新しようと思っていましたが全然無理でした(泣)
でも今日は何とか起きていられているので本当に少しだけ私の生存確認を(笑)

帰国したらきちんとまとめようと思っていますが
とりあえず何とか221Bとバーツに行くことができました。
今回の私の野望はこれです。ロケ地に行ったら絶対にやろうと思っていたんです。


同行している会社の後輩を盛大に巻き込み頑張ってみましたがこれすごーく難しくて
本当はふたりが握手している場面でやりたかったのですが位置が全然合わず。。。
↓この場面。


結局正面からの画像にしました。
アホですね。ロンドンまできて何をしているんでしょう。

バーツでも。これはちょっと上手くいったかなー。でもズレてますね。


そして今日ハムレットを観てきました。
で、ちょっとステージドアを見たら既に3列くらいの人だかりでした。
私たちも結構はやくに外に出たんですけど、みんな速いのねー。
待つこと10分ほどで出てきました。生カンバーバッチです。
本当に白くて瞳がきれいなの。同じ人間とは思えなかったです。

私は動画を撮りましたが後輩が写真を撮っていてくれていました。


こっちは動画から。

私のiPhoneはなぜこんなに暗いんでしょう(涙)

フラッシュたいている人も多くてなかには常時ライトモードで撮っている人もいて
すごく眩しそうでした。
結局最前列の人、数人にサインして戻っていきました。

今回はこの辺で。。。

ハムレット その4

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お久しぶりです。
無事に英国から帰国しました。
初渡英な事もあって滞在中はてんこ盛りどころか殺人的なスケジュールになってしまい、
昨日写真を整理していたら800枚もあって、私はカメラマンか、と自分に突っ込みを入れてました。

滞在中の雑記などは後ほどまとめようと思いますが、
まずは忘れないうちにハムレットのあらすじと感想を書きたいと思います。
(恐ろしい事に既に忘れかけていますが・・・・)


場面や状況、あらすじが含まれますので
ネタバレ回避をされている方はご注意くださいますようお願いいたします。

ネタバレになるほど英語力はありませんが(泣)




10月12日と14日の2回観てきました。
1回目はライトよりの中央13列目、2回目はレフトよりの中央12列目でしたが
レフトよりのほうが表情がよく見えたしセリフも聞き取りやすかったような気がします。
でもホレイショとオフィーリアは聞き取りづらくて、特にオフィーリアは何言っているかさっぱりでした。
聞き取りやすかろうが悪かろうが私には大して関係ないんですけどね(涙)

短いセリフは何とかなりますが長いセリフはもうお手上げです。
オリジナルよりは全体的に短いんだと思いますがそれでも長い!特にクローディアス。
ですが要所要所のセリフはほぼ原作通りだったのでそこは何となく聞き取ることができました。
(Mistyさん、Yam Yamさん、ありがとうです!)

舞台は向かって左側に階段があり、2階にオフィーリアの部屋がありました。
中央は奥に向かって通路があり、その通路にも人が行き交うようにできていました。
ここから場面を追っていきますがもしかしたら前後しているかも。

Hamlet
directed by Lyndsey Turner
starring Benedict Cumberbatch

冒頭はレコードを聴きながら父王の死の悲しみにふけるハムレットでした。

そこに山登りの格好をしたホレイショが登場。
ホレイショはウィッテンベルク帰りなのでこんな恰好なのかもしれません。

しばし歓談したあとクローディアス王に呼ばれハムレットは広間に。
それがこの場面です。

ここは原作の第1幕の通り主な人物が集り話が進んでいきます。
クローディアスがハムレット王の死やフォーティンブラス王の話をし、
メッセンジャーにフォーティンブラスへの親書を渡します。
「too much in the sun.」のセリフもありました。
ハムレットの独白になるとまわりの人たちの動きがスローになります。


みんなが広間から退場しますがオフィーリアはカメラで写真を撮っています。

オフィーリアはなぜいつもカメラを持っているんでしょうね。
真実を映し出す役目の人?目撃者?

レアティーズが登場しお別れの挨拶。オフィーリアとピアノ連弾しています。
そしてポローニアスも入場。
ポローニアスはいつも手帳にメモをとったり読み上げたりしています。
ここでポローニアスの命令で家臣がオフィーリアの部屋からハムレットの手紙を探し出していたと思います。

見張り番が2名登場し、先王の亡霊を見たと報告。
ハムレットが亡霊とご対面。
クローディアスに毒殺されたことを知ります。


追いかけてきたホレイショたちに今夜の事は口外しないことを誓わせます。


気のふれたふりをしたハムレットは兵隊の服装に着替えます。
このあたりでローゼンクランツとギルデンスターンがハムレットに会いに来ていたかと。
(このあたりの記憶があいまいで・・・)

指令室のような部屋でクローディアス王が報告を受けています。
ポーランドとノルウェイの争いの話をしているようです。
ポローニアスがオフィーリアにあてたハムレットの手紙をガートルードに見せています。


ハムレット、太鼓を叩きながら登場

何を読んでいるんですか?
言葉だ、の下りの場面。


ポローニアス退場後に「To be, or not to be」の場面だったと思います。


劇団が到着。
ハムレットの依頼を受けて先王暗殺を再現。


クローディアスは兄弟殺しの懺悔をします。
それを見たハムレットは復讐の好機と剣を振り下ろそうとしますが
祈りの最中に殺しては天国にいかせてしまうと、見送ります。


ハムレットがガートルードの私室でポローニアスを殺害。


クローディアスがローゼンクランツたちにハムレットを逮捕させイギリスに送る場面で、
Farewell, dear mother.のセリフを言っていました。
父と母は夫と妻で夫婦は一心同体だからお母さんでしょ、の場面です。

ハムレットたちが退場しクローディアスが「Do it, England」と言ったところでインターミッションです。


2部の幕があがると舞台セットは変わらずですが一面、黒い石炭のようなもので覆われていました。
そして舞台はデンマークの平原でしょうか。
ハムレットがフォーティンブラスの軍隊と遭遇する場面です。

お城ではポローニアスの死でオフィーリアが狂っていき、姿を消してしまいます。
オフィーリアが運んできたケースの中をガートルードが見るとそこにはたくさんの写真と
カメラが入っていたので察知したガートルードが後を追いかけます。


ホレイショのもとにハムレットから手紙が届き迎えに行きます。
ここで墓地の場面になります。
ヨリックの骸骨を手にするハムレット。

そこでオフィーリアの死を知ったハムレット。

レアティーズとの剣の試合の場面。

ハムレットが3本とりレアティーズが壁の剣を手にしてハムレットに襲い掛かりレアティーズが刺されます。
ガートルードは毒の入ったワインで死にクローディアスも死にます。
(このあたりバタバタと死んでいきます。)
倒れたハムレットはホレイショにフォーティンブラスに王位を継承するように言います。

ホレイショがちゃんと「Good night sweet prince」と言っていました。
(ここだけ耳ダンボ)
最後にフォーティンブラスが登場し最後のセリフを言って終わります。

前半が約2時間、後半が1時間でした。

場面が変わっても舞台のセットはずっと変わらずなので
一度はハムレットを読んだり見たりしていないとわかりづらいかもしれません。
ハムレット未読の人が舞台なんて見ないか(笑)

冒頭の大広間での衣装ですがみんな白なのにハムレットだけ黒の衣装なのは
ハムレットの心情、心境を表しているんだと思います。
インターミッション後の舞台には一面黒い石炭のようなもので覆われていたのは
今まで隠されていた闇の部分や黒い部分が表面化したからなのかもしれません。
なのでかなり抽象的な演出をしたのかなーという印象です。

でも近代にした理由がよくわからないのが正直なところで・・・・
小道具のカメラは近代ならではなのですがそれ以外は、というとやはり兵隊ごっこなんでしょうかね。
もしかしたら兵隊ごっこがメインだったとか。

子どもっぽいハムレットとの批評も少なくなかったのですが、
ハムレットだけじゃなくオフィーリアも原作よりも更に少女な感じで。
じゃあ、やっぱりコンセプトはこれで正しいって事なのかしら。


確かにセリフは現代的になっていたようですし原作のセリフよりもわかりやすいと思いますが、
全体的には抽象的すぎて難しいような気もするんですけど。
オフィーリアのカメラの意味とかよくわからないし・・・
あ、これは私の英語力が不足しているからなんですけど(涙)
日本語字幕で見たらもう少し理解できるのかもしれません。

ベネディクトの演技ですが、
とにかく動きが素晴らしくて声も誰よりもよく通るし、
顔が大き・・・いえ、えーっと、とにかく舞台映えする人なんだとあらためて思いました。
キーラン・ハインズのクローディアスも威厳と小物感が混在していてすごく良かったです。

あとフォーティンブラスがすごーくかっこ良くて!
軍服フェチなんで余計にそう思うのかもしれませんが立ち姿とか惚れましたよ。


カーテンコールでは寄付のお願いをしていました。
12日はSDこそしたものの、今まで見てきたSDの画像と比べると笑顔が少なかったように思いましたが
14日に関してはカーテンコールから既に疲労困憊であまり良い笑顔ではなかったです。
この日は世界同時スクリーニングの前日だったせいもあるかもしれませんが
Black Massのプレミアもありましたし、疲れが出る時期なのかも。

先日、The South Bank Showのインタビューでいろいろな場面が放送されたようですね。
おかげでたくさんのスクショ画像が出回っていました。
そういえばカーテンコールで私の斜め前の女性が写真を撮っていましたよ。
私だって我慢しているのにずるいーとか思いましたが、ソース不明な画像を使っている時点で私も同罪ですね(汗)
でも観劇中、一番気になったのは咳ですよ、咳。
まったく遠慮のない思い切った咳があちこちで聞こえてました。日本でそれやったら袋叩きかも(笑)
長くなってしまいましたがこの辺で。

ちょっとだけマーベル映画

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ロンドン旅行記がなかなか進まないので気分転換。
マーベル映画も6本観終わったところなので先にこちらの感想を書くことにしました。

今までマーベル映画、MCUって言うんですか?は観た事なかったのですが、
ベネディクトがDrストレンジ出演決定を機に少し観ようかと思っていたら、
マラカイトさんがアイアンマンから観るといいかもって教えてくださって、
当時ちょうどHuluでアイアンマンが配信されていたので観たのですが、面白い!!


RDJ版のホームズを観た後だったのでトニー・スタークがだいぶホームズと被ったりもするのですが、
この方の飄々とした演技はやっぱり良いです。

ストーリーもアイアンマン誕生秘話やS.H.I.E.L.D.の由来もあるので原作知らなくてもわかりやすかったし、
ラストもすごくシャレていて最後まで飽きることなく観れました。
お父さんから引き継いだ会社を経営するトニーさんは天才な事もあってやりたい放題な人生を歩んでいるのですが、
中東で人質にされた時に命をかけて助けてもらったのを機に人生を見詰め直すという、
ただのチートなヒーローものではないところも人気がある理由かもしれませんね。

トニー・スタークのキャラクターもRDJならではだしジャービスとのやりとりも最高です。
ジャービスの声はポール・ベタニーだったのがびっくりです。


ウィキに制作サイドの反対を押し切って監督がRDJを起用したと書いてあって、
マーベル映画の第1弾でマーベル映画の命運を握っていたかのような話をどこかで見ましたが、
監督のキャスティング能力って本当にすごいなーと思いましたし、
RDJが今でも破格の扱いを受けている意味がわかったような気がします。

その次に本当はアイアンマン2を観たかったのですがHuluにアベンジャーズも配信されていたので
先にこちらを観てしまいました。


後になってやっぱりアイアンマン2とせめてThorは観ておけばよかったとは思いましたが、
ハルクは小さいころから馴染みのあるキャラクターだったし他も有名なキャラクターばかりなので
違和感なく楽しめました。
オリンピックのようなスター選手が集結するワクワク感が最高ですね。
それぞれの独立した映画とリンクしている作り方も上手いと思うし、
少しずつカメオ出演させているのもファンの心理をよくわかってるなーと。
これは原作がそういう作りなのかしら。


よく考えるとこれってソーとロキの兄弟ケンカを地球に持ち込んだおかげで
地球滅亡の危機になっちゃう話なんですよね。迷惑な。
トム・ヒドルストンのロキはすごく人気があるみたいで、
私のイメージはさわやかでスマートな英国の王子様でしたけど役者ってホントにすごいです。

サミュエル・L・ジャクソンやマーク・ラファロまで出てるし豪華なのね。

ヒーローものなんですけどとてもシンプルなので疲れて何もしたくない時などに観ると元気が出ます。


しかしショックだったのがSHIELDのコールソンがー、コールソンがーー!!


エンドロールの後に出てくるちょっとした映像も楽しみのひとつでした。
アベンジャーズはこの場面、これトニーのリクエストのお答えしたんですよね。
相変わらず仲悪そうに無言で食べてるのがすごくイイです。


しばらく間があいたあとにHuluが期間限定でアイアンマンの3の配信を始めて、
2も観てないのに何で?と思いながらも観てしまいました。
が、ローズの人が変わっていてしかもなぜかアイアンマンだしストーリーがよくわからなくて。
当たり前なんですけど(笑)
何だか消化不良だったのでアイアンマン2をアマゾンでレンタルして観ました。


ブラック・ウィドウがいました。このあとアベンジャーズに繋がるんですね。
何とミッキー・ロークも!怪しいです。
最近この方はこんなキャラクターで固定されているような気がします。


しかし正直に言っちゃうとやっぱりアイアンマン1が一番面白かったかな・・・・

そして、
ある日なぜだか突然マイティ・ソーを2まで観たんです。


私は昔からマッチョがすごく苦手だったのですが・・・・
ソー、ものすごくツボでした。ヤバいです。
王様で(王子だけど)甲冑、マントが私のツボなんだと今更気づきましたよ。
しかも強い、やさしい、笑顔がかわいい。
Rush観た時はかっこいいくらいしか思わなかったのですがこの後クリヘムの画像を漁ったくらいです(笑)
驚いたことにこの人はデビュー間もなくのこの映画が初主演なんですってね。
初主演でナタリー・ポートマンがお相手役なんて緊張したりしなかったのかしら、
とか思う私ってすごい小物(笑)


ナタリー・ポートマンは大好きな女優さんのひとりです。
子役でブレイクしても生き残る俳優ってあまりいないですよね。


なのでラブラブな場面とかひとり悶えていました(変態)
ぴゅーっとアスガルドに連れて行ってくれるんですよ、こんな彼氏とかいたら最高ですよー。


しかもアンソニー・ホプキンスまで出ていてびっくり。ハンニバルー。
マーベル映画って本当に豪華だわ。

裏があるんじゃないかとついつい疑ってしまいますが、良いお父さんでした。

マイティ・ソーの1の続きがアベンジャーズだったので、
やっとロキが死んだと思っていた理由とか兄弟ケンカの理由とかセルヴィグ博士との友情も理解できました。
ロキの歪み具合は半端ではないんですね。
ソーの2、ダークワールドがアベンジャーズの続きでロキが囚人していました。


でも結果的にソーはロキのおかげで成長できたんじゃないかと思っています。
良い王様になるんじゃないかと思っていましたが2でまさかのどんでん返しでした。
このあたりのアンソニー・ホプキンスの演技がすごいなーと。


何度も弟に騙されてきたお兄ちゃんがダークワールドでは弟を突き放し、
さらにその弟とタッグを組んで悪に挑むわけなんですが、
ソー1でロキが王座が欲しいんじゃなく対等になりたかったと望んだとおり、
対等に扱ってもらったんじゃないかしら、と思っています。

画像が欲しい時はタンブラーって本当に便利です。
面白いGIFとか、みんなよく考えますよね。ちょっと地雷もたまにありますが(苦笑)
これ観た時笑っちゃいました。好きなんです、ロレアルネタ。


何だかマーベルに片足突っ込みそうでちょっと怖いんですけど。
そのうちアメコミ読んだりして・・・怖
なんて、それはないと思いますが(多分)キャプテンアメリカは最新作でマーティンが出てるし観ておきたいですね。
その前にアベンジャーズのエイジ・オブ・ウルトロンを観ないとですけど。まだ観てないんです。


相変わらず画像が貼りたいだけの感想にすらなっていないものになってしまいましたが、
この辺りで終わります。
最後に萌え死んだクリヘム父娘の画像を。可愛すぎでしょー、どっちも。

Sherlock SP Breaking News

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こんばんは。
ロンドンで行われたSherlock Conが先ほど終わったようですけど
放送日が決まったので浮かれついでにUPです。


タイトルは「The Abominable Bride」
なんでしょうね、「憎しみの花嫁」?トレーラーで奥さまがシャーロックに怒ってましたよね。
新婚で夫を殺された妻とかなんでしょうか。

Get ready to meet The Abominable Bride - @BBCOne - 1st January 2016 #221Back #Sherlock pic.twitter.com/Xy4lGJt5ry

— BBC One (@BBCOne) 2015, 10月 24
こちらはPBS。

#SherlockPBS: The Abominable Bride premieres 1/1 & encore 1/10 on @masterpiecepbs on @PBS https://t.co/mbeSvSlnZc pic.twitter.com/mVDpoVu0Nz

— PBS PressRoom (@PBSPressRoom) 2015, 10月 24

2016日の1月1日放送で1月10日に再放送で英国と米国の同時放送のようです。
同時にやるって言ってましたもんね、モファットさん。
しかし、またお正月ですかー。日本だと2日だけど私のお正月がまたなくなる気が・・・・

新しい画像もいくつか出てましたね。ジョンがかっこいいんですけど。


こっちも好きだわ。


やっぱりバイオリンですよ~


シャーロックコンはシャーロックが実況ツイートしてくれていたので
またまとめたらUPしようと思います。


Sherlock MCM London Comic Con

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あらためましてシャーロックコミコンのお話です。


タイトルの「The Abominable Bride」ですが昨夜「憎しみの花嫁」とか訳しましたが
「忌まわしき花嫁」と訳されていた方が多かったですね。語呂もかっこよいし。
相変わらず私のセンスの無さが・・・・

タイトルの由来ですが御大が「マスグレーヴ家の儀式」に出てくる「内半足のリコレッティとひどい妻の事件」
原文「Ricoletti of the club-foot, and his abominable wife」だと話していました。
RadioTimesに少し記事があります。
What does the title The Abominable Bride tell us about the Sherlock special?
「内半足のリコレッティとひどい妻」の話はこの一文だけなので、
どんな人物でどんな事件だったのかはわからないけど、
「Every cause has martyrs, ever war has suicide missions」とシャーロックが言っているように
ウェディングドレスのようなものを着ている女性が戦争に絡んでいるとしたら
彼女が忌むべき女性なのでしょうか?・・・というような事が書かれていました。

それはさておき、コミコンです。
Sherlockの公式アカウントが実況していた内容を見る限りでは
放送日以外にはこれと言った情報は無さそうな感じです。


動画はこちらから。
Sherlock MCM London Comic Con Panel
前日のお知らせ。

We'll be live tweeting tomorrow’s #Sherlock panel at @MCMComicCon from 2pm (UK time) Join us then. #221Back pic.twitter.com/cX43B2Vri5

— Sherlock (@Sherlock221B) 2015, 10月 23
スタートだよ。

Getting excited now! Panel starts in just under an hour #Sherlock #mcmLDN15 pic.twitter.com/ugrzMQpxtZ

— Sherlock (@Sherlock221B) 2015, 10月 24
会場には先日公開されたニュートレーラーが流れたそうです。
NEW TRAILER: The Sherlock Special

"The name is Sherlock Holmes and the address is two hundred and twenty one B Baker Street." Oh YES! #Sherlock

— Sherlock (@Sherlock221B) 2015, 10月 24
ここから先はMG→ゲイティス御大、SM→モファットさん、SV→スーさん、AA→アマンダさんで
ツイートされた内容を追ってみましたが私のこんな感じ?といういい加減な駄訳も入っています。


MG:シャーロックはiPhoneのない世界でどうやって生きていくのかって?
先例があるじゃないか!

MG:スペシャルは今までのシャーロックとスタイルもユーモアもまったく変わらないよ。

SV:同じ日にアメリカでもスペシャルが放送されるなんてすごくエキサイティング。

そしてタイトルがゲイティス御大から発表されます。
Sherlock special will be called 「The Abominable Bride」
御大、結構仰々しく発表した感じですが会場内は一瞬シーンとなってました(笑)

メアリーの役割については教えてと聞かれたアマンダさんに
(話せる事は)無いから!とモファットさん。
話したら殺されるから、とアマンダさん

AA:シャーロックの秘密を守るのは大変。
SM:少なくともマーティンにはその話ができるだろ。
AA:ああ、そうね。

SV:シャーロックは映画館でも大画面で上映されます。イギリスの発売は11月2日です。

19世紀のマイクロフトは登場する?も質問に、
「fair chance」(可能性はじゅうぶんにあるよ、みたいな意味)とゲイティス御大。

マイクロフトを戻すために歴史改変SFを使う?
MG:もちろん、我々はどんなことでもできるけどそれはクリスマスのお楽しみであるスペシャルの定義だ。
いずれにしろ我々は9回ほど導入しているのでやめたんだ。

MG:タイトルは「マスグレーヴ家の儀式」に出てくる「内半足のリコレッティとひどい妻の事件」だ。

AA:メアリーとモリーはシャーロックとジョンの世話をしながら、
お互いにもとても気にかけるの。彼女たちは一緒に楽しむのよ。


SM:シャーロックとアイリーンの間で最後の場面以降に何が起きたかわからない。
知らない方がいいんだよ。

シャーロックとDr.Whoは友達になれるか?ふたりとも腕力より知力だし友人として信頼し合えるのでは。
SM:シャーロックとドクターはふたりとも部屋で一番賢い人でいるのが好きなんだ。
クロスオーバーはやらない、とも言っている感じです。

モリアーティは生還しますか?
SM:モリアーティは世界で最も知的な人物の前で頭を撃った。
彼は死んだ。彼が戻ってくることはないよ。
MG:・・・・・・あるいは戻ってくることも。
爆笑するふたり。


AA:シャーロックS3の撮影をとても楽しんだしマーティンとの結婚も楽しみだったわ。
お気に入りはベネディクトを撃つことだったけど。

シャーロックは1シリーズ3エピソード以上になりますか?
MG:ありえない。みんなのスケジュール上、90分のエピソード3本がベストだ。

マイクロフトについてもっと知ることができますか?
MG:成り行きを見守るしかないよ。あまりネタバレはしたくないけど。

AA:メアリーは暗殺者でいることを選ばなかった。彼女は陥落したの。
私はエピソード3のスクリプトをもらうまでメアリーが暗殺者だとは知らなかった。
メアリーはジョンを絶対的に愛しているので彼のためなら何でもする。

AA:マーティンと一緒に仕事をするのはステキな事。彼の細かい配慮はとても素晴らしいわ。
シャーロックには大好きな役者がふたりいるの。マーティンとアンドリュー・スコットよ。
MG:私がいないじゃないか。同じテーブルにいるのに。
と、首を切る手振り。モファットさんがとなりで爆笑。

AA:私の大のお気に入りの役者はマーク・ゲイティスよ。
MG:おそいよ。

女性版シャーロック・ホームズの可能性は?
MG:不可能ではないよ。面白いと思う。我々はやらないけど・・・

シャーロックを執筆しているとき、好きな瞬間とか笑いが止まらない時は?
MG:スペシャルは始まりから終わりまで楽しめるよ。観ればわかる。
SM:ベルグレービアの醜聞の「I Am Sherlocked」の瞬間が一番興奮した。すごく誇らしかった。

以上です。

Start the clock... #TheAbominableBride #221back #Sherlock pic.twitter.com/3HdTgMY2t1

— Sherlock (@Sherlock221B) 2015, 10月 24
PBSのサイトです。
MASTERPIECE and PBS Announce

BBCオーストラリアのトレーラーです。
UKより長めになっていて未見の場面とかありましたのでネタバレにご注意ください。
SHERLOCK: THE ABOMINABLE BRIDE

内容はまたあらためて・・・

その中でこの場面が「白銀号事件」のイラストと同じだねって画像がありました。
そういえば!



それではこの辺で。

ロンドン旅行記 その1

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5泊7日の初渡英行ってまいりました。

何しろ初めてのイギリス、初めての欧州なのでオノボリさんではありますが
ハムレット観劇やブレッチリーパークなどかなり盛り盛りな旅行になりました。
せっかくブログをやっているのでここは旅行記などをご披露と思ったのですが
簡潔かつ面白い文章など書けるはずもないのでただの雑記な旅行記です。

ツアー?それともフリー?
さて、まず最低でも決めなければならないのは現地までの交通手段と宿泊先。
旅行会社のサイトを見るといろいろなロンドンツアーの紹介があるものの、
行った事のない都市のどこそこをまわります、とか言われてもどれがお得なのかさっぱりわかりません。
しかも決して安くはないツアーばかりだったので、ここは日頃の旅行手配業務の実力(?)を発揮するときではないのか?
今までの経験の集大成ではないだろうか、と勝手に盛り上がりながら自力で何とかすることにしました。

飛行機のお話。
今回飛行機はブリティッシュエアウェイズの羽田発着。

飛行機の予約は早ければ早いほど間違いなくお安いです。
エコノミーでもビジネスでも安いシートから売り出されるわけですが
結局は空席が多いほど安く満席に近いほど高いというわけです。

4月の時点ではJALも安かったのですが5月に入った途端ドーンと上がってしまいまして・・・
結局BAになりました。でも羽田発着、しかも直行便の割には安かったので良しとしました。
これというのもハムレットのチケットをゲットするときから一緒に行くはずだったマツコデラックス(仮)の
思わぬ裏切りがあったせいです。早い話ドタキャンしやがりました。覚えてろ、マツコ。

JALの何が魅力なのかというと人によって様々かと思いますが
私は機材と言われるボーイング777とか787など機種なのかなと思っています。
最近の機材はエコノミークラスでも割とゆったりめでその中でもJALはシートの列が2、4、2形式(通常は3、5、3くらい?)
なのでエコにミー症候群にもバッチリ対応さ!ってわけではありませんが、
これくらい余裕があると長時間飛行の苦痛も多少軽減されるような気がします。

気がする、というのは書いている本人もあまりJAL国際線とは縁がないからなんですけど(涙)
ビジネスクラスなんて今やフラットシートですからね。しかも個室(と、言っても仕切りがあるだけですが)
と、あたかも知っているような口ぶりですがJALのビジネスに乗った事は一度もありません。
私はチケットを取るだけなのでいつも指をくわえているだけです。
↓JALのB787のビジネスクラス
https://www.jal.co.jp/newsky/ss8_ss9/business/seat/

発着する空港を拠点にしている航空会社を使用する最大の利点のひとつには
使用するターミナルがあらゆる面で優遇されている事のようです。
ヒースローでBAは発着ともターミナル5でしたが5全部BAでした。すごい!さすが世界最大といわれるハブ空港でした。

ホテルを予約しないとね。
初めてなので当たり前ですがどんな場所が良いのかどこのホテルがいいのかさっぱりわからずなので
いろいろとご相談させていただいたりもしました。
Mistyさん、Yam Yam さん、その節は大変お世話になりました。

バービカンに近いところ、ツインベッド、そしてできればなるべく広い部屋を条件にいろいろ調べたりしましたが、
とにかくロンドンのホテルは高い!高いと聞いてはいたけど本当に高い。しかもポンド高。
ちょっとお手頃価格だとベッドひとつとか部屋がせまいとかエレベーターがないとか・・・
しかも空港往復にも好都合なパディントンとかだと高いうえに狭い・・・

どうしようかと悩んでいたところふと「イズリントン」という地名が目に入り、最寄駅が「Angel」。
おや?と思いいくつか調べたら割りとお手頃価格でお部屋も広そうで駅からも近くカスタマーレビューも悪くなかったんです。
その中でもダブルツリーはわりとハズレのないホテルだったのでダブルツリーヒルトンに決めました。
冷蔵庫無いって書いてあってちょっと不安がありましたがそんな事を言っていたらキリがないので。
ちなみに、冷蔵庫はちゃんとありました。ヨカッター

のちに現地の人から「Angelは環境も悪くないから良いと思うけど
そんなに有名じゃないから選ぶ人はあまりいないよ」って言われましたが真相は言えませんでした(笑)
↓真相


ホテルには謎のレートがあるみたいで急に値上がったり逆に下がったりとにかく謎。
これも空室率が関係しているとは思いますが、
Booking.comなどのホテル予約サイトでは直前にセール情報も出すので
キャンセル可能な部屋を押さえつつセールをチェックするのもひとつの方法かもですね。

交通手段と現地拠点を確保したから次は滞在中のスケジュールだよ。
前述の通り初めてのイギリスなのでどこで何をどうやって行けばいいのかさっぱりわかりません。
ここで「初めてのくせにツアーではなくフリーにした」罰があたるわけです。
私的にはハムレット観劇以外はシャーロックの世界に浸れれば何の後悔もありませんが
今回マツコに変わって同行する事になった会社の後輩はシャの字くらいしか知らないのでそうはいきません。

一応有名な観光地は押さえないといけないなーとグーグルマップとにらめっこしながら旅程表を作成していきました。
その際はMistyさんにも大変お世話になりました。

それにしてもグーグルマップは便利ですね。
出発地と目的地を入れるだけで交通手段や所要時間がちゃんと出てくるんですよ。
これは現地でもかなり重宝しました。
バービカンに行く日は決まっているのでそこを中心に試行錯誤した末に、
シャーロック関連の日と観光の日、そしてブレッチリーパークの日だけは決まりました。
あとは現地に行って柔軟に動きましょう、と聞こえだけは偉そうな言葉を言っていますが
単にもうこれ以上は頭がまわらない状態だっただけです。

1週間ロンドンに行くと伝える度に言われたのが「ロンドンに1週間?この時期に?何しに行くの?」でしたけど、
なぜですか?と私が聞きたい。そんなに変?
とりあえず無難に「観劇しに行くんですよ。(嘘ではないし)」と答えると
「そんな趣味があったとは。すごいね。」とうっかり褒められるので良心がちょっとだけチクチク。
ある日シェイクスピアを観るんだと言ったところ、
「セリフが古い言葉だから難しいんじゃないの?歌舞伎みたいなものでしょ。」と言っていたおじさんがいました。
妙に納得。でも今回は現代版(?)だから。


こうして準備万端となりましたが直前にロンドンの現地法人の方から突然連絡を頂いたんです。
私は直接知らないのですが同僚が気を利かせて連絡をとってくれたようで、
都合の良い日にアテンドするという思わぬ申し出がありました。
マツコには裏切られたけど(しつこい)助けてくれる人がいるって本当に幸せですね。

時間もないので取り急ぎ行きたいところを教えてと言われ
思いつくままにリストにして送ったら「全部は無理」と言われましたけど。
それでもさすが営業マン。要望には必ず応える気質なのか結果的にはほぼすべてのリクエストをクリアしました。
かわりに死ぬかと思ったくらい八甲田山も真っ青な強行軍でしたがそのお話はまた後ほど。

いよいよロンドンへ。
安い便とは結局変な時間に飛ぶ便なんです。
8:50発の私からすれば早朝便に乗り機体はイギリスに向かってテイクオフしました。
「テイクオフの瞬間、嫌な事すべて忘却の彼方だ。」と言ったのはエーベルバッハ少佐でしたか(古い)

↓さすがBA、ニュース番組はBBCでした。


そして約12時間後、飛行機は英国上空に。
窓からお家や森が見えて何だかレゴの世界でした。ヨーロッパはお家がかわいいですよね。
やがてヒースロー空港に到着し、時間がかかると評判のイミグレも難なく突破し無事に英国に入国です。

荷物をピックアップしてひとまずホテルに向かうため地下鉄の駅へ。
これもいろんな人にさんざん言われましたがロンドンは交通費が高いのでオイスターカード、
もしくはトラベルカードを購入したほうが良いそうです。
空港にある地下鉄の表示。


オイスターカードはJRのSuicaみたいなもので一度カードを購入するとチャージすることによりずっと使えます。
運賃も割引され一日にチャージされる金額にも上限があり6.40ポンドに達するとそれ以上はチャージされないそうです。
トラベルカードは一日乗車券のようなものですね。どっちが得なのかはこのサイトで比較できます。
https://www.visitbritainshop.com/japan/london-transport-which-ticket-to-buy/
ロンドンはゾーンが分かれていていつどこにどのくらい行くかによってどのカードがお得なのか違うようです。
でもゾーンとかよくわからないし、一日は郊外行くし、で面倒なのでオイスターカードを空港で購入しました。
後輩は同僚からカードを借りたのでチャージ(トップアップと言うんだそうな)していました。

空港からAngel駅まで一番乗り換えの少ない地下鉄のピカデリー線に乗り、キングスクロス駅まで出て、
ノーザンラインでAngel駅まで1時間かけてノロノロと行きました。
到着~。


地下鉄は東京と一緒でかなり深いところもありました。しかも迷路。


Angel駅前の街並み。本場の2階建てバスにちょっと興奮。


ホテルにチェックインしたものの疲れ果てこの日はイズリントンを少しだけ散策だけして倒れました。
2日目に続きます。

ロンドン旅行記 2日目その1

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2日目です。

滞在中はずっとお天気に恵まれましてほぼ青空が見えていました。
こんなにお天気が続くのは珍しいとの事で、自他ともに認める雨女なのにこれはどうしたことか・・・
と思っていたら後輩が晴れ女でした。
弱ると雨が降ると言うのでずっと労わっていたのは言うまでもないですよ(本当か)

さて、2日目は早くもSherlock Dayと決め込みました。
まずは221BとSpeedy’s CaféがあるNorth Gower Stに向かうべくバスでユーストンに。
途中King's Cross駅を通りました。


Googleさんに導いてもらいながら歩くこと2分。North Gower Stの標識の向こうにはめくるめく夢の世界が。


ところが。

何とSpeedy’s Caféはお休み。


しまった、営業日まで調べてなかった!ここで遅い朝食、と思っていましたが仕方がないので写真だけ。


ここでの奮闘はちょっとだけUPいたしましたが、本当に人がいなくて良かったなーと今更ながら思うのでした。
しかし、他人様のお家の玄関を容赦なく撮り続ける私って。

せっかくなのでここでもUP。




逆光ですが。


思う存分これでもか、というくらい写真を撮り、一行は(2人だけど)Baker Stに移動。
EustonからHammersmith & City Lineで憧れのBaker Street駅に到着。


ここで噂のホームズの絵を探そうとウロウロしましたが見つからず、結局駅員さんにお伺い。
ここじゃなくてBakerloo Lineだと言われ、え、ここの駅ってそんなにホームがあるの?と、
ここでもまた調査不足が仇になった格好となりました。
しかも遠い遠い。一度Gレベルにあるホームに出てから再び地下に。
ありましたよーー!


よく見ると黒い部分が細かいホームズになっていました。


そして写真を撮るためだけに延々と歩き、また元来た道を戻っていきました。
地下鉄の通路は狭いところが多かったです。
あとから路線や駅を継ぎ足し継ぎ足し増やしていったそうなのでこうなったらしいです。
東京と一緒。


そういえば帰国して写真を整理していて気づいたんですけど、
ここってサー・イアンが寝そべっていたベンチがあるホームだったんじゃ・・・・しまったー、不覚!


ホームの写真も撮ったし、いざホームズ博物館へ!と意気込んで改札を抜けようとしたら、無いんです。
オイスターカードが・・・・・
そういえば駅員さんに聞くときに慌てて携帯と一緒のポケットに入れてたような・・・
だから多分携帯を取り出した時に一緒に落ちたんだと思います。くすん。
こういう状況だと東京は最悪追徴金を取られたりするのですが、しかしこのままでは外に出れないので恐る恐る告白。

すると駅員さんはイイヨイイヨーと改札を通してくれて更に新しいオイスターカードの購入をお手伝いしてくれて、
おまけに「カードむき出しで持ってるから落とすんだヨ」とカードケースまでプレゼントしてくれて
(CMの入ったビニール製だけど、後輩にもくれた)渡る世間に鬼はなしってこういう事だったんだと、ひとしきり感動。
まだあまり使っていないカードの残金がどのくらいだったのかなど忘却の彼方でした。

駅の外に出るとまずはホームズの銅像がお出迎え。


少し疲れたのでスタバでコーヒータイムの小休止を入れた後、ホームズ博物館に向かいました。


どこかのコラムで雨の中3時間待ったというのを読んでちょっとドキドキしましたが数人が並んでいる程度だったので一安心。
・・・したのもつかの間。列が動かないー。
博物館といっても普通のフラットを改造しただけの感じなので狭いんですね。
だから大人数の収容ができず長時間待ってしまうようです。それでも30分も待たないで入れました。


入り口にはビクトリア時代の警察の衣装を着た男性が立っていて、待っている間一緒に写真を撮ってくれていました。


このイケメンを後輩が大そう気に入りまして、もちろん一緒に写真を撮ったけど単体でも撮ってました。
どさくさに私も。


入場のチケットは1Fにあるショップで購入します。
小さいパンフレットがチケット代わりで英語の他に数か国語が用意されていました。
まずは暖炉の前にソファが置いてあるリビングとシャーロック・ホームズの部屋。
ソファのところには鹿撃ち帽が置いてありここでも写真が撮れます。
バイオリンも。


小物ひとつひとつがちゃんとホームズでしたよ。
ホームズ好きにはたまらないでしょうね。

しかし本当に狭いー。

その上はワトソンとハドソンさんの部屋。
4Fは事件の名場面を再現した人形がいくつか置いてあり、結構怖いです。
最後の事件のモリアーティ。




同じ階に資料もいろいろありました。
何かすっと頭に入ってくるなーと思ったら日本語。

一番上の階にはトイレがポツンとありました。

博物館を出た後は1Fのショップへ。
同僚にホームズのテディベアを頼まれたのでとりあえずゲット。
自分の分も買っちゃおうかと思いましたが我慢我慢。


一番葛藤したのがこれ。
帰りが大変だよー、荷物になるよー、と自分に言い聞かせ続け何とか買わずに済みました。


それでも細かいものをいろいろと買い、テディベアを持ってベイカー街を後にしました。

次に向かったのはSherlockのオープニングでも有名な憧れのピカデリーサーカス。
Baker Streetからピカデリーに行くために地下鉄のBakerloo Lineへ。
そうなんです、ここで気がついたんです。
ここに着いた時に慌てて探さなくても結局ここから乗るんじゃん。
私のオイスターカードーーー(泣)

つづく・・・

ロンドン旅行記 2日目その2

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2日目の続きです。

ピカデリーサーカスの駅前で最初に目に入ったのがオープニングに出てくる広告でした。
もうSANYOじゃないけど・・・


エロスの噴水。


正典でジョンとスタンフォードが出会ったクライテリオンもここにあります。
本当は翌日の観劇の前にクライテリオンで軽く夕食をしようと思っていたんです。
観劇向け?にセットメニューもあったので。

予約しようと思ったらいつの間にかサイトが閉鎖されていて、
現地の方にも電話とかしてもらっていたのですが予約が入らなかったので
有名店だし直前に予約しようなんて甘かったか・・・とその状況を甘受していたら
Mistyさんから閉店したとの情報が!
うっそーん(泣)
でも、ダメもとでアポなししようとも思っていたので情報頂いて助かりました。

ピカデリーのFortnum & Masonを目指しつつあたりを探索。
そういえば「WASABI」というお店と「WAGAMAMA」というお店を時々みかけるのですが
「WASABI」のほうが美味しいらしいですよ。好みもありますが。

ボンドの新作、SPECTREのバスが走っていました。


何となく目についちゃったので。手前には若かりしオビワンがいらっしゃいました。


Fortnum & Mason


真っ先に目に入ったのはハロウィン向けに装飾されたお菓子。

アメリカだとこの時期はどこもかしこもハロウィンな雰囲気なのですがロンドンはそうでもないんでしょうか。
どちらかといえばクリスマスの準備に突入していてハロウィンの飾りはそれほど見かけなかったです。

それにしてもカップとか可愛いくてついお財布に手が伸びそうになりましたがここもグッと我慢。
総じて私の欲しいものイコール重いものなのはなぜなんでしょう。
私の購買欲求を満たすためと若干カードコレクターの気があるのでここではバースデーカードを購入。

イギリスで食べたいもののひとつが「クローテッドクリーム」なのですが、
F&Mの中にあるカフェで紅茶と美味しいクローテッドクリームつきのスコーンを頂ける
クリームティができるという情報をゲットしていたので、お買い物ついでにその店を探してみたのですが・・・・・

無い。

各階にF&Mのレストランがあって最上階はアフタヌーンティを頂けますが、
そんな高いところに行くわけにはいかないので断念。
もしかしたらピカデリーのお店じゃなかったのかも。もしくは情報が古かったのだろうか。くすん。

気を取り直していよいよSherlockロケ地巡りのラスト(って言うほど廻ってませんが)セントバーソロミュー病院へ。
ピカデリーからバスでセントポール寺院近くまで行きました。


ほんのり遠回りですがセントポール寺院の前を通り、


テケテケ歩いて行くと見覚えのある建物が。


ジョン視点から。


噂の電話BOXと落書き。BOXの中に入る勇気はありません。


BOX側から見た建物。


この中にシャーロックの死体が運ばれてましたよね。


これを撮るためにものすごい時間と労力が使われました。後輩、ホントすまない。


実はこのあと、BlackMassのプレミアが行われるレスタースクエアに向かったのですが、
バーツで思った以上に時間がかかってしまい、レッドカーペットには間に合いそうにもないので断念。
そのまま予約していたSoho近くのチャイナタウンでお夕飯。


帰りのバス停でBFIの看板だけ見ました。


ところで「Superdry」ってブランド知ってます?
イズリントン近くにもありました。


私は全然知らなかったのですがロンドンで大人気なんですよーって後輩が言っていました。
「極度乾燥しなさい」って書いてあるそうです。
ホントかいなってネットで調べたら本当だった!
しかも翌日には地下鉄でこれを着ている人もみました。ロンドンおかしい。
↓こちらがサイト。
http://www.superdry.com/

後輩が欲しいけど高くて買えないんですって言ってましたが本当に結構なお値段でした。
あのベッカムも着ているそうですよ。
たまに変な日本語のタトゥーをしているアメリカ人とかもいますが、
これがロンドンで人気とかさっぱりわかりません。

結局、シャーロック関連はこれだけしか見れませんでした。
近くを通ったりはしたのですが、立ち寄る時間がなかなか取れなくて。
また渡英する機会があったら、今度はもっとちゃんと調べて効率よく巡ろうと決心しました。
(1年以上も時間あったのにこの結果だけど)

ロンドン旅行記 3日目 その1

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3日目です。
夜はハムレットを観に行く日ですが、その時間までアテンドしてくれる方と朝8:00にホテルのロビーで待ち合わせ。

と、いうわけで、制限時間内にいくつの観光名所をまわれるか大会ー。

私のリクエスト(順不同)
ハリーポッターに出てくるKing's Cross駅のホグワーツ行き9と4/3ホーム
バッキンガム宮殿
ホースガーズの衛兵交代式
ビッグベンとウェストミンスター寺院
セントポール寺院
ナショナルギャラリー
ロンドン塔とTowerブリッジ
イングランド銀行
ガーキン
テンプルチャーチ
トワイニング1号店
アビーロード
観劇前にSherlock Holmes Pub

食事のリクエスト
インドカレー

距離感がわからないのでアレンジはお任せします、という超無責任で暴挙なメールに対し
善処します、と返信がありましたが果たして・・・

アテンドしてくださったJさんは本当にすごい背が高くて、地下鉄とか大変そうでした。日本人です。
手足のリーチが長いから足も早くて何度おいていかれそうになったか。
でも背が高いから見失う事はなかったです。
隣に立ってるとホビットになった気分を味わえます。

まずは朝食をセントパンクラス駅で、ということになりイズリントンからキングス・クロスに移動し
目の前にあるパンクラス駅へ。


ロンドンでもコーヒー党な人がたくさんいるそうで、エスプレッソが主流だとの事でした。
てか、海外はエスプレッソ飲むほうが多いような気がします。
アメリカンコーヒーなんてアメリカと日本くらいなのかも。
ユーロスターが発着するホーム。

パリに手が届きそう。なーんてちょっとポエム。
私もいつかイギリスからフランスに渡りベルギー、オランダと経由してドイツに行きたいわ。
それ、何て連合軍(笑)

これはジョン・ベッチェマンの銅像です。

こちらに少しだけこの方と鉄道に関するお話があります。
https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/eng-culturetalk-gravy-train-jp.pdf

この巨大な像はイギリス人とフランス人のカップルだそうです。
なぜそこまで巨大?というくらい本当にすごーく巨大。

こちらに詳細がありました。
http://woman.excite.co.jp/blog/sanpo/sid_625326/

外観は古いのですが中はかなり近代的でした。


食事のあと、再びキングスクロス駅。


本当に素晴らしい建物でした。東京駅のモデルになったとか。

いきなりマーベルで恐縮ですがマイティ・ソーの2の舞台がロンドンでこの駅も出てきてちょっとワクワク。

ロンドンにはこうした古い建物がたくさんありましたが、
「長い歴史の賜物がそこら中にあるから何の努力もしなくても観光客が1年中くるんだよね。」とJさん談。
ロンドン駐在5年との事ですが、基本英国人はあまり好きじゃないそうです。おいおい。
「見た目紳士だし、物腰も紳士だけど中身は全然だよ。
街は汚いし地下鉄とかダメダメだし英国って最低だと思ってるけど
キングス・クロスとかビッグベンを見るたびに英国って最高って思うんだよ。」
そんな事言っても結局好きなんですね(笑)

いよいよハリーポッターに出てくるKing's Cross駅のホグワーツ行き9と4/3ホーム。
ホグワーツ行き9と4/3ホームはというと・・・えー、これ?


以前はちゃんとホームにあったらしいのですがホームから転落する人続出で駅構内に移したそうです。
それでも普段はここで写真を撮るためにかなり並ぶそうですが何かちょっと微妙なので遠巻きに見てました。

次にWestminster Abbey、ウェストミンスターへ。


ビッグベン。本当にすごい迫力でした。




ここは映画やドラマでよく狙われますよね。
シャーロックのS3でもあやうく爆破されそうになっていました。


テムズ川越しにロンドンアイ。


ウェストミンスター寺院。改修中でした。




バッキンガムに向かうため地下鉄でグリーンパーク駅へ。


グリーンパークから公園を延々歩いてバッキンガム宮殿へ向かいました。
リスがいるんですけどわかります?


本当はバッキンガムの交代式を観たかったんだけど、人が多すぎて見れないよって意見が多かったのでホーズガーズにしました。
本当に人が多い。


隙間から衛兵を盗撮。


イギリス王室は英国の観光資源を担っているんだなーと実感。
ザ・マルを歩きながらホーズガーズパレードへ向かいました。


ザ・マル。


お馬さんに遭遇。


お馬たちがずっと待機してるんだけど落ち着きのない馬とか、
隣と会話している(のように見えた)とか見ていて飽きなかったです。


接近。


交代式終了。


ザ・マルの通りにあるアドミラルティ・アーチの真ん中は女王陛下しか通れないのだとか。


更に歩いてナショナル・ギャラリーに。


一応シャーロックポイント(笑)


時間がないのでここはスルーの予定だったんです。
残念だけど外観を観れただけでもいいかなーと思っていたら10分だけ時間をあげましょうとJさん。
ゴッホの絵だけ見てきました。

博物館でも美術館でも大抵無料だし、しかも写真撮影OKなんですよね。
日本では考えられないわ。

ちなみにJさん、
美術館や博物館の展示品はイギリス人が長い年月をかけて盗んできたものだからと言っていました。
まーそうなんでしょうけど(笑)
その昔、7つの海を制覇した大英帝国、グレートブリテンですもんね。

そろそろランチタイムなので地下鉄でマーブルアーチに移動。

インド料理の「La Porte Des Indes」に行きました。
店の地下に降りると池があって何かすごいんですけど、美味しかったです。


Jさんは午後仕事があるのでここで部下の人と交代しました。
テンプルチャーチとロンドン塔に行き、そのあとシティに来るようにと言われていました(シティにオフィスがあるので)
本当にすみませんねー。

余談ですが、地下鉄のエスカレーターは左側が追い越しなんですよね。
東京は逆なので油断するとうっかり左側に立ってしまい迷惑はやつと化していました。
大阪は東京と逆らしいですよね。

私と後輩はスーツ好きなので地下鉄の中でずっとリーマンウォッチングをしていました。
いやー、みんなかっこいいです。
そして男性が女性に席を譲る光景も度々目にしました。
耳にピアスをしているチャラい男の子も目の前に女性が立つと席を譲っていて結構感動。
さすが紳士の国だなーと思ったりしていましたがたまたまなのかしら。
そういえばJさんもものすごくレディファーストな方でしたよ。

最近、日本の学生や若いリーマンが席を譲らないどころか席が空くと、
老人やけが人を押しのけて座る人が多くて日本の未来は暗いんじゃないかと思っちゃいますよ。

続きます。
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