Quantcast
Channel: That's awesome
Viewing all 1052 articles
Browse latest View live

06AUG 最近のいろいろ

$
0
0
ハムレットの初日が無事に終わったようで
観終わったファンの方がいろいろと感想を述べていましたが、
とりあえずそれは横においといて・・・
批評についてちょっとした騒動もあったようなのでそれも含めて久しぶりに最近のいろいろです。


まずはダンロップのCMが!
YoutubeにUPしてくれた方がおりましたので久しぶりにお坊ちゃんが見れました。


ハーレムパンツ編
Benedict Cumberbatch TV Commercial Dunlop tyres 2015 - Harem Pants

お髭編
Benedict Cumberbatch TV Commercial Dunlop tyres 2015 - Beard

最後のウィルキンスさんの扮装が変わるだけでなんですけどね(笑)
でもこのバージョンはちょっと飽きてきたんですけど・・・新作はないのかしら。

今さらですがBlack Massの新しいトレーラーをやっと見た私。


今回は結構出てるんですね、ベネさん。
それにしても、ジョニー・デップが凄すぎです。
Black Mass – Main Trailer – Official Warner Bros. UK

先日Mistyさんがシャーロックホームズのパブの訪問記を書いておられましたが、
ちょうど同じころに読売に英国に住んでいる日本人シャーロキアンの記事がありまして、
取材を受けたのがシャーロックホームズのパブでした。
日本に東京バリツ支部があったとか、ちょっと面白い内容でした。
シャーロックの知的遊戯

そしてBBC Shopにシャーロックトランプが!


これは何かちょっと欲しいかもー。
Sherlock: Top Trumps

RDJホームズ映画3作目が動き出したんですね。


英語の記事です。
動画はガイ・リッチーとウィグラムさんのインタビューがあります。
PRODUCER SAYS HE'S WORKING ON SHERLOCK HOLMES 3 SCRIPT

日本語の記事です。
シネマ・トゥディ

さて、ハムレットです。
今朝からあちこちで舞台の情報が飛び交っていたのですが、いろいろな方の話をまとめるとこんな感じでした。
私は本当に舞台の世界はよく知らないのですが、
本公演の前に「プレビュー公演」というのがあって、野球でいうオープン戦みたいなものなのかも。
本公演前に、公演しながら調整をしていくようです。
で、そこには暗黙のルールがあってマスコミはプレビュー公演の批評は掲載しないのがルールだそうで、
プレスナイトが初日の扱いになるので普通はそのあとに掲載するようです。
しかし、そのルールをThe Timesが無視して批評の記事をフライング掲載していたんですね。
しかも2つ星の酷評。
What a waste! It’s Shakespeare for the kids

で、更にデイリーメールが公式ではない画像を掲載したりして、何だか少し不穏な空気が流れていた感じです。
こちらは舞台のネタバレになると思うのでご注意ください。
Daily Mail

こちらの記事に一連の話がまとまっています。


The Times and Daily Mail panned for Hamlet review protocol breach
「タイムズとデイリーメールはプロトコル違反で叩かれています。」という見出しですが
この場合のプロトコル違反は暗黙のルールの事なんでしょうね。

「8月5日にプレビュー公演がスタートし、プレスナイトが8月25日に予定されています。
しかし、タイムズとデイリーメールがプレビューの初日に批評を掲載しました。

タイムズの批評家ケイト・モールトビーは
「ムーラン・ルージュで育った子どものようなハムレット。」と評しました。
それを指摘されると彼女は「タイムズは常に早めに行動する」と認めました。
脚本家のウィリアムズはプレビュー公演の批評は「フェアではない。」と言っています。」

その下にツイッター上のやりとりがあります。
ケイト・モールトビーがプレスナイトは8月25日だけどこっそり書いちゃった、みたいな事を言っていて、
それに対してウィリアムさんが、
プレビューと呼ばれているのには理由があるんだから、それはフェアじゃないよ、と。
更に、俳優のサミュエル・ウェストさんが、本当に最低なジャーナリストだと怒っています。
芸術などのプロトコルの境界を破壊していると。
デイビット・バディールさんも、
プレビュー公演は俳優たちがきちんと試験興行ができるようにとの意図があるんだと言っています。

この件でBBC Radioでケイト・モールトビーが反論しているようです。
Cumberbatch's Hamlet production slammed by critic

更に、デイリーメールが大量の画像を掲載したことに対しての批判も出ています。
隠しカメラで撮ったでしょ?と言われています。

テレグラフやRadioTimesも批評を掲載していて、これらに対し批評家のマーク・シェントンが
多くの公演はプレビューから初日の間に変化していくし、このプロセスを尊重するのが我々の役目だ、と。
タイムズのような一流の新聞がタブロイドのような真似をしているのも衝撃的という声も。

最後にプロデュースのSonia Friedmanさんのコメントです。
「プレビュー公演の批評は認めていないが、今朝いくつかそれに反する事がありました。
8月25日が初日です。
公式画像は来週公開されますので、現在掲載されている画像はすべて未許可です。」

こんな感じです。
公式画像はSonia Friedman Productionsから来週出るそうです。

プレスナイトが正式な初日に当たるんですね。
それまではオープン戦だから正式な試合じゃないですよって事ですね。結局野球に例える私・・・
マスコミってどこの国も同じようなものなんですね。
しかし、RadioTimesとかデイリーメールは仕方ないにしても、
タイムズってベネディクトの婚約を掲載した伝統ある新聞ですよねー。

ベネディクトのハムレットはたくさんの人が注目されている事もあるので
報道合戦のようになってしまうんですかね。。。
タイムズがやってるんだからうちも・・・という雰囲気とかあったりするのかしら。

英国の演劇は歴史があるし、しかもシェイクスピアの演目なんだから、
やっぱり英国って素晴らしいね、って思えるようにきちんとルールを守って欲しいなーとは思います。
と、偉そうなコメントで終わりにします。

ハムレット その3 公式画像

$
0
0
来週って書いてあったような気がしましたけど・・・
ハムレットの公式画像が出てきました。


「忍耐は美徳である。」とポローニアスが言いそうなセリフですが
これらの画像は待ったかいがありましたよ!

"Patience is a virtue" sounds like something Polonius would say but these photos were worth the wait! #HamletBarbican pic.twitter.com/4vurptP0WK

— Barbican Centre (@BarbicanCentre) 2015, 8月 7

バービカンたら(笑)

Whats On Stage にも掲載されています。
First look at Benedict Cumberbatch and cast in Hamlet


テレグラフの記事です。
Hamlet in a hoodie: first pictures of Benedict Cumberbatch on stage
「パーカーのハムレット」
バービカンでハムレットを演じるベネディクト・カンバーバッチの最初のオフィシャル画像は
現代的な衣装と当時のコスチュームがミックスされていました。



ベネディクト・カンバーバッチが演じるパーカーを着たハムレットは
シェイクスピアの英雄を近代的にアレンジをし、王子らしい盛装は控えています。


バービカンの最初の公式画像がリリースされ、様々な衣裳の俳優が展示されています。
ジーンズにジャンパーといったカジュアルな装いです。
おもちゃの兵隊を模倣した場面ではミリタリージャケットとトラウザーの姿もあります。

(ガートルード役のアナスタシアさんと)


シアターランド(ウェストエンド?)で最も人気の高いチケットは水曜日にプレビュー公演を開始しました。
衣裳やセットの詳細は月末のオープニングまで公表されないことを望んでいましたが
プレビュー公演を観たファンからすぐに携帯電話で撮影した不鮮明な画像が投稿され秘密が漏れました。



シアン・ブルックがオフィーリアを演じています。
彼女は大抵、優雅なガウンに身を包んでいましたが、ここではVネックのセーターとバギーパンツの装いです。


ファンはチケットをゲットするために一晩中泊まり込み、
バービカンは厳しいセキュリティ対策を導入せざるを得ませんでした。
会場では観客は上演中は常にIDを携行を求め、過熱したファンが楽屋に迷い込まないよう
スタッフにはバックステージ専用のスワープカードが義務付けられました。

(レアティース役のKobna Holdbrook-Smithと。手ー!)


(クローディアス役のキーラン・ハインズ)


(ガートルード役のアナスタシアさん)


(レアティース役のKobna Holdbrook-Smith)

以上です。

何だか今回は何もかもが厳戒態勢でちょっと過剰なんじゃ・・・と思ったりしました。
あれだけ勢いよく売れたチケットだし仕方ないのかもしれませんが、
楽屋に押し掛けるファンとか、そんな本当にファンいるの?
もしかしたら一部そんな方がいるのかもしれませんがほとんどはきちんと観劇するような気がしますけど。

ハムレットのプログラムはこちらから購入できます。
プレビュー公演の後に内容が少し変わるという情報を見かけました。
http://shop.barbican.org.uk/collections/hamlet

ヴィクター・フランケンシュタインを彷彿させるくるくるヘアだなーと思いましたが・・・
70年代のロックがかかりダンスする場面もあるそうですけど、
セットはちょっと古典?衣裳も古典と現代が混ざってるんですね。
かなりモダンなハムレットな感じですが、内容が難しそう・・・・
古典だったら英語聞き取れなくても場面を追えば何とかなるかしら、と思っていましたが超甘でした(涙)

そういえばテナントさんのハムレットの第3幕4場の部分の動画がYoutubeにありましたけど。
Hamlet - David Tennant, Patrick Stewart, Penny Downie. Act 3, Scene 4. - Pt.1
ハムレットがお母さんを責めたりポローニアスを殺してしまう場面かな?←まだ観てない。。。

そして衣裳がもう特定されていたそうです。本当にリサーチ力すごいです。

Benedict Cumberbatch is wearing a Ben Sherman fishtail parka in this photo #HamletBarbican pic.twitter.com/vEb0uMCHLb

— Duncan (@shaksper) 2015, 8月 7
ベン・シャーマンのパーカーで、こちらにありました。値下げ中ですって(笑)
でも2万弱くらい?
https://www.bensherman.com/us/black-fishtail-parka.html

先月の世界絵文字デー(ちゃんと「Emoji」なんですね。てかそんなのあるのも知らなかったですけど)の
バービカンのツイートで、ハムレットのセリフや場面を絵文字にしているのだと思いますが、
3行目の「To be or Not to be」に笑っちゃいました。
他はセリフというよりストーリーを表しているんでしょうね。
最後の行は多分ラストシーン・・・・かな?

🇩🇰
👨🏽❤👸🏻💍👑
👻💬💀❌🐍👦🏽🔪👨🏽
🐝🐝🚫🐝🐝❓
👦🏽❤👧🏾😡➡⛪
🎭👨🏽👸🏻😳💊➡👂🏼
👸🏻👴🏼➡🚪👦🏽🔪👴🏼💀
👧🏾💐🌊💀
👦🏽⛵➡🇬🇧🏊🏼🇩🇰
🔪🔪🔄👦🏽💀💊🍷👸🏻💀🔪👨🏽💀🔪👦🏽💀
💔👼🏽
#HamletBarbican #WorldEmojiDay

— Barbican Centre (@BarbicanCentre) 2015, 7月 17

ハムレット その4 画像や動画流出の顛末

$
0
0
先日から騒ぎになっている上演中の無断撮影に対し、
ついにご本人自らファンに対しメッセージを発しました。


流出させたのはマスコミなんだけど、という疑問を持ったファンも少なくないようですが、
まー、でもそれ以外にも結構あちこちで拡散されていましたよね。

このメッセージをツイッターやブログで拡散してね、というお願いでしたが、
ちゃんと勢いよく拡散されて、こんな遠くに住んでいる私も動画を目にすることができました。
このメッセージ動画が拡散されている横で、
上演中に撮影したと思われる動画も流れていて何だか笑っちゃいました。

実際には90秒近く話していましたが要約された記事がいくつか出ていたのでまとめてみました。
話が長くて要約されちゃったんですかね(笑)
毎度の駄訳です。

動画もいろいろありましたがテレグラフにあったこれが鮮明だったかなーと。
Benedict Cumberbatch urges fans not to take photos during Hamlet play

テレグラフの記事からの抜粋です。
Benedict Cumberbatch to fans: Stop filming Hamlet performance


バービカンのステージドアから登場し、
カメラや携帯を通して演技を見るのではなくみんなの心に記憶するよう要請しました。

ベネディクトが待望のハムレットの演技を観たファンの前に登場し「大変な1週間」だったと締めくくりました。
1年以上にわたり大々的に宣伝され先週ついに象徴的な役に専念することになった俳優は
観客席からカメラのライトが見え、「悔しかった」と言います。
「悔しかったし、何のサポートにもならない。」


彼はロンドンにあるバービカンで土曜日の公演終了後、熱心なファンが集まっているステージドアから登場し、
メッセージをソーシャルメディアで広めるよう頼みました。

「ここにいる君たちがやったわけではないかもしれないけど(フラッシュで)目がくらむほどだった。
一見して明らかだったから僕たちは「To be, or not to be」の場面で(中断し)再スタートになったんだ。」
シェイクスピアのデンマークの王子の演技は既に温かい批評が集まっていますが、
カンバーバッチはファンに「ツイートやブログ、sh*tなハッシュタグ」で広めるよう頼みました。

「みんなに与えたいものがあるのにそれができない。
(直訳してしまいましたが生きた演技を見て感じてほしいのに、という意味ですかね。)
良かったところも悪かったところも大したことがなくても生きた演技を覚えていて、
携帯で見るのではなくできればみんなの記憶にとどめてほしい。
だから撮影はしないでほしい。」

更に彼は撮影をした人を見つけだし「強制退去」させる事ができる新たな対策が導入されると警告しました。
「素晴らしいものをそんなひどい方法で警備をしなくてはならないなんて。そんな事にはなってほしくない。
君たちを非難しているのではなく、そのおかしな電子機器で見事に広めてほしいと頼んでいるんだよ。」


こちらはBBCニュースから抜粋です。
Benedict Cumberbatch asks fans not to film Hamlet


39歳の俳優は劇場の外で出てきた彼の写真を遠慮なく撮影しているファンに向かって話しました。
「みんなに協力してほしい。僕はソーシャルメディアは使わないから
君たちがハッシュタグでツイートしてくれたら本当に感謝するよ。」

上演中にモバイルフォンを使用したファンを批判したのはカンバーバッチが最初の俳優ではありません。
2013年、ジェームズ・マカヴォイはトラファルガースタジオでマクベスの上演を撮影した観客を叱りました。
昨年はオールド・ヴィック・シアターでケビン・スペイシーが
クラレンス・ダロウの上演中に鳴った電話の音に気を散らされました。
「君が電話に出ないなら僕が出る。」と言いました。

RadioTimesにも掲載されていました、同じ内容なのでリンクだけ。
ファンの反応ツイートが掲載されています。
Benedict Cumberbatch stops by Barbican stage door to ask fans not to film Hamlet

この日はポローニアス役のジム・ノートンさんが体調不良で代役だったとか、
代役の方がお誕生日だったのでお祝いしたとか、
技術的なトラブルで中断したとか、そんな話もありましたが中断はこれが原因だったのかしら。
プレビュー公演中なので技術的なトラブルなどは想定内だとは思いますが、
今回の騒動は何だか場外乱闘に思えてしまうのでこれで落着してくれると良いですね。

他の俳優さんたちもツイートしていたのがまわってきました。
Briana Buckmasterさん。
「舞台で演じるのはとても大変な事。ちゃんと表現してくれてありがとう。」

Acting on stage is hard enough.Thank you for being so eloquent Benedict Cumberbatch https://t.co/TqXSBCAQmh via @YouTube

— Briana Buckmaster (@OfficialBrianaB) 2015, 8月 9
それをRTしたルース・コンネルさん。おふたりともSPNに出演しています。
「1、2時間くらい電話を仕舞っておくことはできる。
ベネディクトからのフェアなリクエスト。」

It is possible to put our phones away for an hour or two. Fair request by #BenedictCumberbatch #livetheater #respect https://t.co/UWRduWP3eQ

— Ruth Connell ♕ (@RuthieConnell) 2015, 8月 9

Sherlock The Empty Hearse on BBC One

$
0
0
BBC OneでもシャーロックS3の再放送をしているらしく、
大人な(笑)実況ツイートをしていたのでついつい拾ってしまう私です。
もはや懐かしいと思ってしまう画像がたくさんです。


「ディアストーカー帽をかぶる時間ですよ。」

Time to put on your deerstalker hats! #Sherlock: The Empty Hearse is coming up at 8.30pm on @BBCOne. pic.twitter.com/guWjfYu16c

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
※BBC Three が乱入。大体合ってる(笑)
「今はBBCのシャーロックを見ている暇はない?
心配しないで。ストーリーは大体こんな感じだから。(ネタバレよ!)」

No time to watch #Sherlock on @bbcone right now? No worries, this is pretty much what happens (spoilers!): pic.twitter.com/G9nCg0Nj23

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 10
「ダレン・ブラウン?」

Derren Brown?! #Sherlock

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「『シャーロックは僕のボーイフレンドじゃなかったんです。』
そのセリフはマジでTシャツにする必要があるわよ。」

"Sherlock was not my boyfriend."
That line really needs to be on a t-shirt. #Sherlock pic.twitter.com/qqE1OrZe2C

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
画像のセリフ「どうやって偽装したかはどうでもいい。理由を知りたいんだ。」
「そんな事よりシャーロックはジョンが口ひげをそのままにしておくのかどうか知っておくべきよ。」

But more importantly, Sherlock needs to know if John is keeping the tash... #Sherlock pic.twitter.com/b36CMHEi7k

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「名刑事の不器用なハグ」

Great detective. Awkward hugger. #Sherlock pic.twitter.com/qDuEodvz27

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「何度見てもこの瞬間はいつも(お口あんぐりな絵文字)になるわよ!」

No matter how many times you see this moment, it always causes a 😮! #Sherlock pic.twitter.com/czaUGvpju2

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「シャーロックエフェクト。ハドソンさんは絵文字にする価値があるわ。」

The #Sherlock Effect. Mrs Hudson deserves her own emoji... pic.twitter.com/69Wb3kwkEJ

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「シャーロックブロック。危険を覚悟で彼の手を振り払ってみて。」

The Sherlock Block. Defy his hand at your peril... ✋ #Sherlock pic.twitter.com/tmU6NBmRYe

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「かかりつけの医者はきれいに剃っている方が僕は好きだ。」
「そんな話は聞いたことないぞ。」

"I prefer my doctors clean shaven"
"That's not a sentence you hear every day"
#Sherlock pic.twitter.com/LNOaGo4IcY

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
「僕を殺す。そんなの2年前の話だよ。」

"Killing me. That's so two years ago." #Sherlock pic.twitter.com/e9LNrR05iM

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
画像のセリフ「シャーロック・ホームズに戻る時間だ。」
「すごく嬉しいセリフだわ。」

Music to our ears... #Sherlock #Sherlocked pic.twitter.com/t9Tp5ALoDg

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10

ここからはスペシャルのツイートです。

「新しいシャーロックスペシャルは間もなく放送です。近日中に・・・・ish.

There's a new #Sherlock Special on the way. Coming soon... ish.
https://t.co/qhxOtsmX0i

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10
画像のセリフ「私だとわかるように口ひげを生やさなきゃならなかったんだ。」
「戻ってくるのはシャーロックだけではありません。ジョンの口ひげも戻ります!」

It's not just #Sherlock that'll be making a return. John's tash is back too! pic.twitter.com/GpCOBEywz9

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 10

以上です。

Sherlock Q&A at TCA

$
0
0
先日のハムレットで中断した原因は結局技術的なトラブルで、フラッシュが原因ではなかったようです。
誤訳したかも・・・・すみませんです。
でも技術的なトラブルで良かったなーと。撮影が原因だったら悲しすぎですもん。
ご本人はお休み明けからステージドアのサインにも応じているみたいですね。
かなり痩せているようですがともかく笑顔が見れるのは嬉しいです。

さて、8/8にLAで行われたTCA(Television Critics Association)に出席したモファットさんの
プレスツアーのQ&Aの記事をいくつか拾ってみました。
当日はスーさんとPBSのレベッカ・イートンさんと一緒のようでした。
シャーロックSPの話題が中心ですが、内容については何も明らかにされていません。さすが。


数誌の記事から抜粋しました。

ますはガーディアン。
Sherlock will continue while stars are committed to the show, says Moffat


「シャーロックは主演に情熱があるうちは続ける。」

シャーロックのファンたちはシーズンの間にある待機戦術を今ではよくわかっていますが、
モファットが「長く続けていく」と言った事に希望を与えられたかもしれません。

モファットさん、BBCからの公的資金削減の可能性についてコメント。
「選挙で選ばれた政府が英国の主な問題は我々放送局にあると判断したことに動揺した。」
「もっと重要な事をやるべきだ。」
モファットさんはマーク・ゲイティスとともにゲームを続けていくと言っています。
「そのスイッチを切るのは我々ではない。ベネディクトとマーティンだ。
彼ら不在で番組を続けることはできない。彼らにその意思があれば喜んで続けていくよ。」

実際にモファットさんはより成熟したシャーロックとワトソンを採用したいと言っています。
「彼らが年を取るのを見てみたい
私がサディストだからではなく、キャラクター従来の年齢の彼らを見る事に興味があるからだ。
彼らは本来の年齢よりかなり若いんだ。」

新しいエピソードの製作は2016年春から始まりますが、
カンバーバッチとフリーマンが撮影したビクトリア時代の1回限りのエピソードは
英国で今年のクリスマスに放送されるという噂です。

私たちはそのエピソードがクリスマススペシャルだと言ったことはない、とスーさん。
「クリスマスのような話になるかも・・実際にはわからないけど。」と言ったとモファットさん。

そしてモファットさん。
「みんなこの時代のシャーロックを楽しんだがとある役者は他のエピソードよりも特に気に入ったようだった。

撮影が終了に近づくにつれマーティンは厳しい現実のシャーロックに戻る準備ができていたが
ベネディクトはビクトリアンシャーロックを心底楽しんでいたと思う。
彼は撮影の半ばを過ぎた頃にこう言っていた。
「ずっとこれをやろうよ。僕はすごく気に入ったよ。」


次はEWから。
Sherlock producer on how Victorian era changes Holmes and Watson

「ビクトリア時代でホームズとワトソンがどう変わるのか。」

ファン待望のビクトリアンスペシャルでのシャーロックの変化についてほんの少しだけヒントを口にしました。
土曜日に(8/8)ビバリーヒルズで行われたTCAのプレスツアーでリポーターたちからの質問攻めに(かわしながら)答え、
わずかながらも情報を与えました。

-ベネディクト・カンバーバッチのシャーロック・ホームズはそんなに無作法ではない。
「シャーロックは少しだけより洗練されている。
彼は上流階級の失礼な男ではなくビクトリア朝の紳士のように振る舞うんだ」

-そしてマーティン・フリーマンのDr.ワトソンはさらに保守的になっている

-エピソードの中でタイムトラベルの説明はしていない。
「現代のロンドンで彼らが何をしていたのかわざわざ説明なんてしたことないし、
なぜビクトリア朝のロンドンでの彼らの行動を説明しなければならないんだ?」

-幽霊が絡んでくる?
「幽霊の話はビクトリア朝の舞台によく似合うんだ。
不気味なストーリーだけど幽霊自体は絡まないよ。」

-私たちはいつスペシャルを観る事ができる?
いつものように、BBCが最初の放映権を持っています。
英国のテレビは放送日間近、ほんの数週間前に初公開のアナウンスする傾向があります。
そういうわけでPBS Masterpiece はBBCの発表待ちになっています。

放送はクリスマススペシャルだと思われているが以前も「そんな事はない」と言っている。
「Soon-ish」Masterpieceのエグゼクティブプロデューサーのレベッカ・イートンはそう話した。

そしてデッドラインです。
‘Sherlock’ Victorian-Set Special Remains Shrouded In Mystery After Q&A – TCA


「シャーロックのビクトリアンSPはQ&Aが終っても依然として謎に包まれたままです。」

先月のコミコンで発表したクリスマススペシャルは世界中の劇場でリリースされます。
なぜビクトリア時代なのかTCAで明らかにしました。

「脚本をチェックしたら間違ってた事にしたんだ。できるしね。」よジョークを言うモファットさん。

今後はビクトリア時代がシリーズ化されるのか、という質問。
「次のエピソードで来世紀のセットを作るとすごく時間がかかるしね」と、冗談を言った後に
「次のシーズンではいつもの時代に戻る
私の頭がおかしくなって1940年代にセットしてヒトラーと戦わせるとかしない限りはね。」

カンバーバッチはバービカンで12週間ハムレットを演じます。
報道によれば去年の8月に発売されたチケットは数分で売り切れたようです。
今日のQ&Aは欠席ですが、予測された質問に答えたビデをが送られていました。

-あなたは今や大物スターなのになぜテレビに出演するのですか?
「Duh」(わかりきったことを聞くな)

-モリアーティはスペシャルに出ますか?
ノーコメント

-スペシャルの後のシリーズもビクトリア時代ですか?
ノーコメント

-モバイルやインターネットがない時代でシャーロックはどんな道具を使いますか?
ラッパ型補聴器とあとはノーコメント

最後にRadioTimes。
Benedict Cumberbatch's Sherlock is "a lot less brattish" in Victorian-set special

「ベネディクト・カンバーバッチのビクトリア時代のシャーロックはあまり行儀の悪いガキではありません。」

待望の1回限りのスペシャル放送は「より洗練された」シャーロックと
「より保守的な」ジョン・ワトソンになるとモファットさん。

あとは上と同じ内容でした。

スペシャルはスタンドアローンで今までの話にはまったく絡まないそうですけど、
SPの撮影の様子を見ると絡んでそうな気がするんです。
でもこの人たち平気でフェイクの撮影風景を作っちゃうからなー。
と、言ってモファットさんの話を100%信じるわけにもいかないし。。。

とりあえずなぜビクトリア時代なのか、という説明はしないって事なので
ターディスに乗った説はなくなったのかも(笑)

ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 1 of 2

$
0
0
The Lord of the Rings:The Fellowship of the Ring
2001年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

夏休みに突入したのをいいことに久しぶりにLotRを観始めていますが、何度観ても感動しちゃいます。
この勢いで感想を、と書きはじめたのですが、今さら細かいあらすじとかは要らないかなーと思い、
好きな場面、好きなセリフを中心に、以前スクリプトもゲットしてあったので原語も一緒に並べてみました。
LotRではアラゴルンが大好きなので(ガンダルフは別格)少々偏っているかもしれません。
このタイプのキャラクターが私は本当にツボなんですよね、昔から。
強いのに謙虚で思慮深くて、おまけに正当な王家の血筋なんだもん。エオウィンでなくても惚れますでしょ。

キャラクターやストーリーの詳細はYam YamさんがUPされた記事がかわりやすいのでリンクです。
Lord of the Rings : Review (1)

余談ですが初めてこの映画観た時、ホビットの人は本当に小さいのかとかなり本気で思っていました。
よく見ると引きのアングルでは子どもが演じているのがわかるんですけどね。
走り方とかめっちゃ子どもだし。

原作のトールキンさんの指輪物語は一度読みたいとは思っているのですが・・・
なかなかそこまでに至らないので関連したウィキを読んでみましたが、
指輪物語とホビットの冒険、さらにシルマリルの物語までものすごく壮大なんですね。
でもウィキだけでも設定は少し理解できました。

その中にトールキンさんは出版するときはその国の言葉に翻訳してねって仰ったそうです。
だから中つ国だったりホビット庄だったり裂け谷だったりつらぬき丸なんですねー。
映画でも瀬田 貞二先生の翻訳本を適用しているとの事ですが、
my preciousの「いとしいしと」は本当に名訳だなーと思います。

そういえば翻訳問題もありましたよね。
あの大御所の翻訳はスターウォーズでも問題になったのは私も覚えています。
今や日本でも原書を読む時代になっているし、ネットで様々な情報がゲットできる中で
翻訳するというのは昔よりハードルが上がっているような気もします。
ニワカな私が言うのもアレですが、SWに関してはルーカスさんも明確に自分の世界を持っているので
「フォース」とか無理に日本語にしなくてもルーカス語として理解する、でいいんじゃないかしらね。
ここに詳しく掲載されています。
http://arda.saloon.jp/blog/toda/

映画の中で幾度となく中世の騎士の振る舞いが出てきますが、
その頃の騎士のノリって本当にそうだったらしいですね。
主君や愛する人そして誇りのために命をかけよう!と言われると「よっしゃ!」となるそうです。

よく誰々の息子って言い方も出てきますが、
中東とか東アジアだと同じような名前が多いのでお父さんの名前が重要なんだと思いますが、
欧州も同じなんでしょうかね。
査証を申請するときも生死にかかわらず父親の名前を記載させる国もありました。

今回は通常版でそのうちスペシャル・エクステンデッド・エディションも観たいと思っていますが、
長いんですよねー。200分以上でしょ?3時間以上あるんですよね。うーん・・・

さて、好きな場面といえばやはりオープニングも欠かせません。


The world is changed: I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air...
Much that once was is lost, for none now live who remember it.
世界は変わった。水からそれを感じる。大地からそれを感じる。大気にその匂いがする。
多くが一度失われたがそれはもう誰の記憶にも残っていない。

It began with the forging of the Great Rings.
すべては指輪の誕生で始まった。
Three were given to the Elves, immortal, wisest...fairest of all beings.
3つの指輪はエルフに、不死の命を持つ賢く美しい種族。
Seven to the dwarf lords, great miners and craftsmen of the mountain halls.
7つはドワーフの族長へ。鉱石採掘と細工物に優れた種族。
And nine, nine rings were gifted to the race of men.
Who above all else, desire power.
そして9つの指輪が人間に贈られた。
彼らは何よりも権力を欲する種族。

指輪はサウロンが作らせたものですが、もうひとつ、すべてを支配する力の指輪を作っていたことがわかり、
人間とエルフが同盟を組みイシルドゥアが折れたナルシルでサウロンを倒しますが、
指輪を手にしたイシルドゥアもオークに襲われ死んでしまいます。
そうして指輪はゴラムの手に渡り、さらにビルボ・バギンスに移ります。

3018年、ビルボ・バギンスの誕生日にガンダルフが訪れ、後継ぎとして養子に迎えたフロドが出迎えます。

「You are late! 」
「A wizard is never late! 」

お祝いの宴でビルボは旅に出ると言いみんなの前で指輪を使って姿を消します。
こっそりと家に戻りますがガンダルフに見つかります。
ビルボの変化を見て取ったガンダルフは指輪をフロドに託すよう進言しビルボは旅立っていきます。

サウロンの復活を確信し、また指輪を追って9人のナズグルがホビット庄に向かっていることを知った
ガンダルフはサムとともに旅立たせブリー村で落ち合うと約束し白のサルマンに助言を求めに行きます。

「If I take one more step, it'll be the farthest away from home I've ever been. 」
この1歩先は今まで足を踏み入れていない土地です。

一方、サルマンを訪ねたガンダルフですが既にサウロンの手先となっていたサルマンに捕えられてしまいます。


ブリー村に向かうフロドとサムは途中でメリーとピピンとも合流します。
ナズグルに追われながらもかわし、ブリー村にある「躍る子馬亭」にたどり着きますが
ガンダルフが居ないのでしばらく待つことに。
しかしアクシデントでフロドは指輪をはめてしまい、後を追っていたナズグルに気づかれてしまいます。

ホビットたちを助けたのがストライダーと呼ばれるアラゴルンでした。
次の日アラゴルンはフロドたちと裂け谷にあるエルロンドの館に向かいます。
(原作では彼は裂け谷でエルロンドに育てられています。だからエルフ語堪能だったんですね。
そしてガンダルフの進言でずっとホビット庄を守る役目をしていました。)

裂け谷に向かう途中、ナズグルに襲われたフロドはモルグルの剣で刺され死の淵を彷徨いますが、
エルロンドの娘、アルウェンが現れ裂け谷に連れて行きます。


この場面もすごく好きです。

「Nin o Chithaeglir, lasto beth daer, Rimmo nin Bruinen, dan in Ulair! 」

エルロンドの館で意識を取り戻したフロドの前にはサルマンから逃げ出すことができたガンダルフがいました。
ビルボとも再会をします。
その日、指輪の処遇を検討するための会議に出席するため様々な種族が集まります。
先の闘いでエルロンドはイシルドゥアに指輪を葬らせようと滅びの山の火口に連れていきますが
イシルドゥアはこれを拒んでいます。しかし、指輪を葬る唯一の方法でした。

折れたナルシルを手にするゴンドールの執政の長男、ボロミアとアラゴルン。
ボロミアは力を欲するタイプなんでしょうね。
でも根はすごく正義感の人で面倒見も良いし、頼れるお兄さんです。
ショーン・ビーン、かっこいいです。

この後の会議でボロミアはアラゴルンがイシルドゥアの末裔でゴンドールの王となるべき人物だと知ります。
アラゴルンはイシルドゥアの血が流れている自分に恐れ、流浪の道を選んでいます。


会議が始まりました。
誰が滅びの山に行くのかも決まらずに言い争いなってしまいついにフロドが手を挙げる事になりました。

「I will take it!」僕がやる。
この時のガンダルフの表情がなんとも言えないんですよね。

フロドの言葉にガンダルフが同行すると言い、アラゴルンやレゴラス、ギムリとボロミアも続きます。
ガンダルフ:I will help you bear this burden Frodo Baggins, as long as it is yours to bear.
君がその重荷を背負っている間は私がずっと支えよう。
アラゴルン:If by my life or death I can protect you, I will. You have my sword.
私の命を賭ける事であなたを守れるならそうしよう。あなたに剣を捧げる。
レゴラス:And you have my bow.
僕は弓を捧げる。
ギムリ:And my axe.
俺は斧を。

それを見ていたサムが慌てて出てきて同行すると言い、次いでメリーとピピンも同じようにします。

エルロンドはナズグルが9人であることから旅の仲間を9人と定めます。
「Nine companions... So be it! You shall be the Fellowship of the Ring!」

それを知ったビルボはフロドにエルフの探検「つらぬき丸」とミスリルの鎖帷子を譲り、
フロドに「許してくれ」と謝ります。


エルロンドがアラゴルンに、王の剣は作り直せるよ、その剣は君にしか扱えない力があるよと言いますが
そんな力は欲しくない、欲しいと思ったことはないと断ります。


続きます。
しかし、ホビットと比べると当たり前ですがみんな若いですよね。
特にレゴラス、若いと言うか線が細くてかわいいんですけど。
ホビットの時はがっしりしちゃってるから余計にそう思うのかも。

ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 2 of 2

$
0
0
The Lord of the Rings:The Fellowship of the Ring
2001年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

指輪を葬る旅が始まります。

カラズラスの峠を越える時にフロドが指輪を落としボロミアが拾い上げる場面で
なかなか指輪を返そうとしないボロミアに警戒するアラゴルンがすごく好きなんです。

悪は人間の弱さにつけ込むというのが定石で、指輪に次第に誘惑されていくかのようなボロミア。
アラゴルンのこの表情とこっそりと剣に手をかけているのがたまらんのです(笑)


サルマンの妨害が続き、一行は危険なモリアの坑道を抜ける事になりました。
モリアにはギムリの従兄、フンディンの息子バーリンが住んでいると言いますが、
バーリンは既にこの世を去っていました。
バーリンはホビットに出てきたあのバーリンなんだと思いますが、
モリアに移住?した経緯とかは原作読まないと、な部分なんでしょうね。

モリアはオークやゴブリンによって滅ぼされていました。
ガンダルフたちは彼らに気づかれないように静かに進んでいきます。
途中、道に迷ったガンダルフ。
ゴラムがずっとフロドを追ってきているのに気づいたフロドにガンダルフが言います。
「情けがビルボの手を止めた。
死に値するものが生きながらえ生きていて欲しいものが死ぬ。
お前は死者に命を与えられるか?軽率に死の判定を下してはいけない。
ゴラムも善か悪か分からないが役目を持っているこの先いつの日か・・・
ビルボの情けが大勢の運命を変えるかもしれない。」
情けは人の為ならずって日本でも言いますもんね。

以下、原文を直訳してみました。
「It's a pity Bilbo didnt kill him when he had the chance.」
ビルボがゴラムを殺せるチャンスがあったのにそうしなかったのが残念だよ。
「Pity ? It was pity that stayed Bilbo's hand.
Many that live deserve death and many that die, deserve life.
Can you give it to them Frodo ?
Do not be too eager to deal out death and judgement Even the very wise cannot see all ends.
My heart tells me that Gollum has some part to play, yet for good or ill.... before this is over.
The pity of Bilbo, may rule the fate of many.」
残念?ビルボがその手を止めたのは情けだ。
人生の多くは死に値し、多くの死が生きるにふさわしい。
お前はそれらを与える事ができるか?
死の判決を簡単にしようとしてはいけない。賢者でさえ結果がすべてわかるわけではない。
ゴラムにはまだ良くも悪くも何らかの役割があると私は思う・・・終わりが来る前に。
ビルボの情けが多くの運命を支配するかもしれない。


「僕が指輪をもらわなければ・・・」とフロドにガンダルフが言います。
「辛い目にあうと皆そう思うがどうにもならない。それより今自分が何をすべきか考えることだ。」

以下、原文を直訳してみました。
「I wish the Ring had never come to me. I wish none of this had happened.」
僕にところに指輪が来なければよかったのに。
「So do all who live to see such times, but that is not for them to decide.
All we have to decide is what to do with the time that is given to us.
There are other forces at work in this world, Frodo, besides the will of evil.
Bilbo was meant to find the Ring, in which case you also were meant to have it and that is an encouraging thought. 」
生きていると誰もがそう願うが自分たちで決められる事ではない。
我々が決めるべきは自分たちに与えられた時間に何をするかだ。
この世界では何かの力が働いていているんだ、フロド。邪悪な意思とは別にだ。
ビルボが指輪を見つけた事が運命ならお前が指輪を持つことになったのもまた運命だ.
そう思えば勇気づけられる。

心に沁みる言葉です。あの時こうしていれば、って誰もが考えずにはいられませんが、
後悔するよりも、何ができるか何をするべきかを考えないと、が大切なんですよね。
私も失敗すると自分を責めがちになるのですが、そんな時はこの言葉を思い出して前を向くようにしています。

ウィキによるとガンダルフは
荒野を広くさまよい、強者弱者を問わず、あらゆる自由の民の友となった。
窮地にあるものは救い、絶望したものがいれば助言によって奮い立たせた。」ってありました。
つくづく、ガンダルフと友達になりたいです。

そうして「道に迷ったら鼻をきかせることが大事だ。」と言って再び進み始めます。


しかし、やっちゃったんですね、ピピンが。
井戸にもたれていた遺骸を触っちゃって派手な音をたてて落としてしまいます。
オークやトロルとの死闘の末に橋までたどり着いたところでガンダルフはバルログとともに深い底に落ちていきます。
バルログと対峙するガンダルフがものすごくかっこいいのですが、
落ちまいとしているガンダルフを助けようとするフロドを見て、
「早く逃げろ、ばかもの!」と自ら落ちていくガンダルフ、やーめーてー!となりましたよ。

「 Fly, you fools!」

坑道から脱出しピピンは号泣してるしみんな悲しみの暮れていますが、
ガンダルフから託されていたアラゴルンは心を鬼にして前に進んでいきます。


エルフの森、ロスロリアンでガラドリエルに会います。

エルロンドの奥さんはガラドリエルの娘だとウィキに書いてありました。
と、いうことはガラドリエルとエルロンドは義理の親子?

その夜、ボロミアはアラゴルンに不安を吐露します。
ボロミアもゴンドールを守りたい気持ちから指輪を、力を手に入れたいと思っちゃうんでしょうね。

「One day our paths will lead us there,
and the tower guards shall take up the call "the Lords of Gondor have returned."」
いつか一緒にゴンドールに帰ろうとボロミアは言います。
ここでものすごいフラグが立っちゃってるんですよ(泣)

ガラドリエルはフロドに水鏡で悲惨な光景を見せ、使命を果たせないとこうなると言い、
指輪を狙っている仲間がいると警告します。
そして不安がるフロドに運命を変える事ができると勇気づけエアレンディルの光を渡します。

「Even the smallest person can change the course of the future.」
どんなに小さな人でも未来を変える事はできる。
「May it be a light for you in dark places, when all other lights go out.」
暗闇に迷いすべての光が消えてもその光が道を照らすでしょう。

再びモルドールを目指します。
途中、休憩中にフロドとボロミアがいない事に気づきます。
ボロミアはとうとう抑えきれなくなりフロドから指輪を奪おうとしてしまいます。
この場面、指輪をちょっと貸してくれ、盗むわけじゃないよってボロミアに
公開時のフロドのセリフが「嘘つき」となっていて、ここも誤訳なんじゃないかと言われていましたが
原語は「You are not yourself.」だし、確かに「嘘つき」と言われてしまうとボロミアがただの残念な人になってしまうなーと。

フロドは指輪の力で姿を消します。
我にかえったボロミアは懸命にフロドに謝りますがフロドはもう誰も信じられなくなっています。
そばに来たアラゴルンからも逃げようするフロドは誘惑に勝てるのかと問いただします。
指輪を前にしたアラゴルンもまた負けるかもしれない事を察し、
指輪を差し出したフロドの手を握ると「モルドールの火口まで一緒に行きたかった。」と言います。
フロドもひとりで旅立つことを決意します。

「I would have gone with you to the end...into the very fires of Mordor.」

オークの大軍が迫っている事を知ったアラゴルンはフロドを逃がします。
逃げる途中でメリーとピピンにこっちに来いと言われますが何も言わず動かないフロドの表情を察し、
ふたりは自ら囮になりフロドを行かせます。


メリーとピピンを助けるため身を挺して戦うボロミアですがラーツの凶刃に倒れメリーとピピンは連れ去られてしまいます。
ボロミアの止めをさそうとするラーツをアラゴルンが倒しボロミアを救おうとしますが手遅れでした。
ボロミアはホビットたちが攫われた事を知らせ、指輪の誘惑に負けた事を告白します。
「もうダメだ、全てが終ってしまった。」とボロミアに、
「私の血にどれほどの力があるのか、だが我らの都と民を必ず滅亡から救う。」とアラゴルンは約束します。

「I do not know what strength is in my blood, but I swear to you...
I will not let the White City fall, nor your people fail...」
それを聞いたボロミアは誇らしげに剣を胸に当て、
「I would have followed you, my brother...my captain, my King.」
あなたについて行きたかった、我が兄弟、我が大将、我が王。
そして息を引き取ります。

「Be at peace, son of Gondor. 」

号ーーー泣ーーーー
ゴンドールを助けたいだけだったのにそこをつけ込まれ自ら破滅に追い込んでしまったボロミア、悲しすぎ。。。
ふたりでミナス・ティリスに帰還してほしかったよーー。
でも、ボロミアのこの死がアラルゴンに王として生きる決意をさせたのかもしれません。

前半でボロミアがメリーとピピンに剣を教えている光景がとっても親子な感じだったので
最期もメリーとピピンを助けようとして命を落としてしまうのが余計に哀しいです。
誘惑に負けたのはボロミアの弱さかもしれませんが、ガンダルフでさえ拒んだほどの強力な力ですもんね。
長年、王不在のゴンドールの執政を務める父親から期待されゴンドールを守りたい気持ちがつけ入る隙を与えたなら
アラゴルンもちょっとその責任はあるのかも。

レゴラスとギムリもボロミアの死を悼みます。

ガラドリエルが警告した「指輪がひとりひとりを破滅させていく。」
結局ボロミアを死に導く結果となってしまいましたが、
この時のアラゴルンとフロドの決断が後に様々な効果をもたらすんですね。

そしてひとりで旅立とうとするフロドに身を挺してついて行こうとするサム。
「ガンダルフとの約束です決して離れないと。」と言うサムが
必死に母親について行こうとする子どもみたいで・・・泣くわ。

「I made a promise, Mr. Frodo...a promise."Don't you leave him, Samwise Gamgee."」

もう解散か、というギムリに「メリーとピピンを救おう。」とアラゴルン。

「 We travel light. Let's hunt some Orc.」

一方、フロドとサムはモルドールを見下ろします。
もうみんなには会えないね、というフロドに「会えるよ。」とサム。

「I'm glad you're with me.」君がいてくれてよかった。

旅立ちの始まりなので号泣場面は少ないですがでも泣けます。
みんな誰かのために、何かのために戦ってるんですよね。
ピピンもやらかすばかりではなくいざとなればフロドのために危険を冒して戦う頼もしいホビットさんだし。

この頃のレゴラスってホビットの時と比べてみると快活でいい奴なんですよね。
やっぱり失恋して各地を放浪しているうちに大人になったのかしら。

ここで映画が終った時、「ちょ!ガンダルフはーー!!」となりましたが、
スターウォーズで鍛えられているので1年待つくらい全然平気(笑)
特に最近は某BBCドラマを思えば1年なんて短いわ、と思いますよね。

長々と書いてしまいました。
またそのうち二つの塔の感想を書き散らかしてみたいと思います。

17 AUG 最近のいろいろ

$
0
0
お久しぶりのいろいろです。

マーベルスタジオの製作社長、ケヴィン・ファイギさんがプレゼンしたディズニーのD23 Expoで、
久しぶりに小芝居つきで登場しちゃいました。登場いているのはほんの20秒くらいですけど。
動画はこちらから。
Disney's D23 Expo 2015: Marvel Presentation - Doctor Strange, Captain America Civil War

ケヴィンさんのご紹介。
「Dr.ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが君たちにちょっとご挨拶すると言っています。」
そして登場。

「ハロー」とバルカン式ご挨拶をして「いけね、違う映画だった。」とここで小芝居。


笑いをとったあとに、
「僕はDr.ストレンジを演じられてとても幸運だし興奮しています。
そしてみんなにはひと足早くちょっとだけ見せちゃいます。」と、こんな感じです。



この時にDr.ストレンジのコンセプトアートが公開されたようです。
いろいろなファンアートが飛び交っていてうっかり騙されそうになりましたが、
結局、一般にはまだ公開されていないみたいですね。
「インセプション」みたいだという感想だったようですよ。・・・・そう言われてもよくわからん。

さて、
7月から開催されているBBC Promsですが先日のSherlock Holmes A Musical Mindを
何と渡英中のMistyさんがご覧になったそうです。羨ましい~
詳しいレポートはきっといつかMistyさんが書いてくれると思うのでここではさわりだけを。


内容はこちらで聞けます。パート1とパート2があります。
Prom 41: Sherlock Holmes – A Musical Mind

オープニングはハンス・ジマー作曲、ガイ・リッチー版ホームズ。
良いですよねー、この曲聞くとワクワクします。
BBC Sherlockからは、「Suite of Sherlock」って言っていてメドレーな感じでしたけど、
(Suiteは組曲?)昨日聞いた時は4曲かと思っていて、今日また聞いてみたらもう少し入っていました。

オープニングは「Opening Titles」
次は「One More Miracle」?その後に「Deduction and Deception」、
そして「Irene's Theme」と「SHERlocked」で、この次はちょっとわからなくて、
最後は「To Dartmoor」か「The Game Is On」? 

アイリーンのテーマの時に出た映像がこれだったとお知らせいただきましたが、なぜなんだ(笑)

結婚式の時にシャーロックが弾いた曲と間違えたとか・・・まさかー。

あと、ゲイティス御大は朗読したようですが、もしかして最後の事件の時のホームズの手紙読んでた?
気のせい?

御大の「シャーロック・ホームズ」の発音がとても好きなんですよ。何かいいですよねー。
そうそう、何気にワルキューレの騎行も入ってました。大好きー。

客席にマーティンがいたとの話ですが、アマンダさんやハドソンさんもいらっしゃったようです。

Celebrating the fantastic #SherlockProm with @CHIMPSINSOCKS Martin Freeman, Christine Rice, Una Stubbs, Mark Gattis pic.twitter.com/nY7tLxeEFf

— BBC Proms Team (@bbcproms) 2015, 8月 16
こちらは御大の感想ツイート。

Wonderful time at the Sherlock Holmes Prom. Thanks @bbcproms @RoyalAlbertHall More please!

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 8月 17
Sherlockologyさんのレポートです。
SHERLOCK HOLMES: A MUSICAL MIND – REPORT

こちらはテレグラフのレビューです。
Sherlock Holmes – A Musical Mind, review: 'good-natured whimsy'

話は変わりまして、Sunday Timesに掲載された写真はハーロウ校時代にシェイクスピアの
「じゃじゃ馬ならし(Taming of the Shrew)」でペトルーチオを演じたベネディクトだそうです。

彼は圧倒させる演技おしたけど、当時の先生から役者は続けない方がいいと言われたとか。
この先の詳細が読めないので、なぜ?で終わっちゃいますけど・・・すみません。
続きはMistyさんのところで読めます。
The Sunday Timesの記事 など

更に話が変わりますが、オーランド・ブルームがパイレーツオブカリビアンに復活する・・・かもしれぬ、らしいです。
まだ交渉中のようですけど、やっぱり気になるのはウィルが復活するんだったらエリザベスは?なんですけど。
今のところバルボッサとウィルだけみたいなんです。
シネマカフェの記事です。
http://www.cinemacafe.net/article/2015/08/17/33447.html
デイリーメールです。
Daily mail

先日のBAFTAのレカペのダウントンアビーのキャストたちが登場しましたが、
そこにダンさんも加わって、久しぶりのメアリー&マシューだとちょっと話題になっていました。

RadioTinesの記事です。
Matthew and Mary reunite as Downton Abbey cast celebrate six series of the period drama

こちらに画像がたくさんUPされています。
Downton Abbey Stars at BAFTA Tribute

先日S6の最終話がクランプアップされてました。
なーんて言っていますが私はまだS3までしか観れていませーん。

先日LotRの感想を書いていた時にボロミアとアラゴルンの画像を探していて懐かしい記事に遭遇してしまいました。
「世界的に大ヒットした映画の名シーンを俳優本人が再現した写真17枚」
ターミネーターとか羊たちの沈黙とかハリーポッターやジェイソンボーンもいました。
そしてつぐないもキーラさんも。懐かしすぎるわ。
探してたのはこれなんですけど。おっさんなのにかっこいーなーと。


ではではこの辺で。

Sherlock The Sign Of Three on BBC One

$
0
0
BBC Oneで放送した三の兆候の実況ツイートです。
今回もThreeが乱入しまくりでずっと会話してました。
結局仲が良いって事で。


近衛兵はどうやってお尻をかきたい誘惑に耐えているのかしら。

How do the Royal Guards resist the temptation to scratch their behinds? #Sherlock: The Sign Of Three. Tonight. 8.30pm pic.twitter.com/q4IzD3SZZe

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
レストレードにはフォルティ・タワーズ車に怒る瞬間があるのね。枝が足りないけど。
※フォルティ・タワーズというコメディ番組の中でバジル・フォルティが怒って車にあたる場面があるんです。
その時に枝で車を叩くので、枝が足りん、って事なんですね、きっと。

Lestrade has a Basil Fawlty car rage moment. Minus the branch. #Sherlock pic.twitter.com/4WeNZSIxL7

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
シャーロックのダンス。

The #Sherlock Dances pic.twitter.com/xQW4vguAub

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
BBC threeが得意のGIFで参戦。

@BBCOne pic.twitter.com/ABCxGFknbM

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
これは絶対に忘れる事なんてできないわね。

@bbcthree We can never unsee this. Thanks.

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
Oh、One・・・まだ始まったばかりよ。

@BBCOne Oh One... we've barely begun 😏

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
ほんの小手調べだけど。

.@bbcthree We're just warming up... #Sherlock pic.twitter.com/mXMhCKdvgu

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
素晴らしいわよ。

@BBCOne pic.twitter.com/lp74WQwMYD

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17

.@bbcthree #Sherlock pic.twitter.com/vL4JODwAFF

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
このGIFを出すわよ。まいったか!

@BBCOne We WILL out-gif you. Surrender now! pic.twitter.com/3flSNFSIML

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
空の霊柩車から空の椅子に。彼のワトソンがいなくてどれだけ寂しかったか・・・

From an empty hearse to an empty chair. How #Sherlock misses his Watson… pic.twitter.com/BAHNMn4HyX

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
多分シャーロックは遊べるようなベストマンではないでしょう。

Maybe #Sherlock isn't the best man to flirt with... 😳 pic.twitter.com/iBrhfeCFNi

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
シャーロック・ホームズは自分の言葉で表現するの。

Sherlock Holmes. In his own words. #Sherlock pic.twitter.com/FNyywYOFFC

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
なぜシャーロックにお茶を淹れさせるべきではないのか・・・

Why you should NEVER let #Sherlock make you tea... ☕ pic.twitter.com/dgk4Hl3kjm

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
シャーロックは決してジョンを裏切らない。

#Sherlock will never let John down. pic.twitter.com/GehxRFwEcQ

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
ベストマンのスピーチをしたシャーロックにすごく熱い抱擁を与えたいならRT!
(squishy cuddle を超意訳しちゃいました。)

RT if you want to give Sherlock a big, squishy cuddle for his Best Man’s speech! pic.twitter.com/pAjFUhLz0E

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
Dr.ワトソンは専門家としての診断をしました。

Dr Watson gives his expert diagnosis… #Sherlock pic.twitter.com/cUpGvBRZg6

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
BBC OneのツイートにThreeが・・・ww

@BBCOne pic.twitter.com/kzdEuU5tXo

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
それに対してOneが「あなたとGIFを作った人におごるわ。」

.@bbcthree Okay Three, we'll buy you and your gif-makers a drink... #Sherlock pic.twitter.com/hyC5GdLBqt

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
続きをリリースしながら話したいわ。

@BBCOne Release the trail and we'll talk. pic.twitter.com/h8HEAQmD2I

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
そうしましょう

@bbcthree Let's talk... #Sherlock pic.twitter.com/o74CW9aeXQ

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
もっと

@BBCOne MORE pic.twitter.com/egWYsEjazO

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
ゴクッ

@bbcthree *gulp* #Sherlock pic.twitter.com/CaLboHp4wT

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
(大げさだな、怒るよー、とかそんな意味?)

@BBCOne *huff* pic.twitter.com/WcGiH4EuRS

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17
「僕の頭から出て行ってくれ。忙しいんだ」というシャーロックのセリフ。

Out of our head @bbcthree, we're busy! #Sherlock pic.twitter.com/DpbkMm0P2W

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
Threeの反応。

@BBCOne pic.twitter.com/lu7FiuqjHQ

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 8月 17

もう何だかよくわからない会話になっています、このふたりですが
最後にこのツイートで終ります。

「僕がベストマンを頼まれた事を理解できなかったのは、
誰かの親友になることなどまったく予期していなかったからです。
勇気があり、親切で賢い人間が僕の親友になるなどという幸運はありませんでした。」

Watson and Holmes. Best of friends forever. #Sherlock pic.twitter.com/5mlqKBW200

— BBC One (@BBCOne) 2015, 8月 17
ワトソンとホームズはBFF・・・BFじゃないよー(笑)

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 1 of 3

$
0
0
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

LotR 2作目です。
これも好きな場面がたくさんたくさんありすぎて気がついたら画像がてんこ盛りです・・・
どれも捨てられなくて・・・
しかも、今回はスペシャル・エクステンデッド・エディションを観たんですよ。
映画公開時にはカットされていた場面がいくつかありましたが、
カットするなんて勿体ない、な場面ばかりでした。

前回より長くなりますが相変わらず書き散らかしのあらすじ感想文です。
指輪物語のファンの方でうっかりここを通りかかってしまった方、本当にすみません。

前回のガンダルフとバルログの闘いから始まります。

「Gandalf!」
「Fly, you fools!」

「ガンダルフ」と叫びながら目覚めるフロド。夢だったんですね。
エルフのロープを使って崖を降りる場面になりますが、
これって裂け谷製かと思っていたらガラドリエルさんのところのロープでした。
降りている時にサムが小さな箱を落としてフロドが拾うのですが箱の中身は塩でした。
ホビット庄特選のお塩だそうで、それを見たフロドは思わず「いい奴だな」と少し笑顔を取り戻しています。

「Sam. My dear Sam.」とフロド。

「ホビット」でもガンダルフが、闇をはらうのは偉大な力ではなく日々の営みだと言ってましたよね。
それを忘れず大切にするサムだからこそ指輪に誘惑されないんですね、きっと。

道に迷ってしまったふたり。
「I don't think Gandalf meant for us to come this way.」
僕たちをここに来させるつもりなんてガンダルフにはなかったと思うよ、とサム。
「He didn't mean for a lot of things to happen, Sam......but they did.」
彼の意図してなかったことがいろいろと起こるね、とフロド。

そしてゴラムが初めて姿を現します。

このフロドがとても好きなんです。

指輪を狙うゴラムを拘束し、黒門まで道案内をさせることに。

案内を請け負ったゴラムですが、途中葛藤する場面があります。
モルドールに戻りたくない、でも指輪の主(フロド)に逆らえない。
たくさんのオークと地下牢といつも見張っている大きな目、とモルドールを描写しています。

一方オークに拉致されてしまったメリーとピピンはアラゴルンたちが追ってきていることを知ると
ピピンはロスロリアンでマントと一緒にもらった葉っぱのブローチをこっそりと落とします。


オークの足音を確かめながらひたすら追い続けるアラゴルン、レゴラス、そしてギムリ。

3日間、飲まず食わず休まずだと愚痴りながらも走り続けるギムリ。
そしてピピンが落としたブローチを発見し、更に足を早めます。


その頃の2つの塔の人たち。


一方、ローハンでは捜索にきたエオメルが瀕死の重傷を負ったセオデン王の息子、セオドレドを見つけ、
オークがモルドールではなくサルマンが差し向けた事を知ります。
サルマンはグリマを使ってローハンの王、エオメルを操っていました。

結局グリマはエオメルとその一派を追放してしまいます。

メリーとピピンをさらったオークたちはファンゴルンの森の近くで休憩をとりますが
そのうち内紛になり更にそこをエオメルの軍勢が通りかかりオークを征伐していきますが、
どさくさに紛れて逃げようとするピピンに馬が!

と、いうところでカットイン、レゴラスは赤い空を見上げて、
「A red sun rises. Blood has been spilled this night.」
赤い陽が昇る。夜に血が流されたんだ、と言います。

途中、エオメルたちに遭遇するアラゴルンたち。

馬がかっこいいですよねー。列をなしてドカドカっと走る場面は圧巻です。

メリーたちを救い出すためにオークを追っている事を説明すると、
エオメルはそのオークはみんな殺して焼いた、ホビットたちも殺しちゃったかも、と言います。


それを聞いた時のアラゴルンの表情が悲しそうな何とも言えない表情で・・・


お詫びに馬を2頭いただきます。去り際のエオメルのセリフです。
「Look for your friends. But do not trust to hope. It has forsaken these lands. 」
君たちの友人を探すといい。しかし望みを託すな。ここは見捨てられた土地だ。

北に向かうエオメルの軍隊を見送るアラゴルンのこの場面もすごく好きなんです。


ファンゴルンの森までたどり着き、焼かれた死体の山からメリーのベルトを発見します。
レゴラスはエルフの言葉で哀悼しています。
(May they find peace in death.)
跪いたアラゴルンはふとホビットたちの足跡を見つけます。


アラゴルンが痕跡を辿りメリーたちの行動とリンクさせているこの場面もすごくいいですよね。


痕跡がメリーたちがファンゴルンの森に入ったことを知らせます。


森の中に逃げたメリーたちはそこでエントと出会います。
エント、大好きー。


一方、フロドは指輪を大事そうに撫でています。ヤバいです。
そしてゴラムに、君はホビットのような種族でスメアゴルという名前だったんだよね?とゴラムに聞きます。
ゴラムはその名前を懸命に思い出します。


ファンゴルンの森に入るアラゴルンたち。
ここの木は昔エルフが言葉を教えたとレゴラス。木々が何かを話し合っているようです。
その時レゴラスが白の魔法使いの気配を察し3人とも臨戦態勢をとり、
攻撃しますが、現れたのはガンダルフでした。
神々しいわー。

その姿にレゴラスはサルマンだと思い攻撃したことを謝り、ギムリも頭を下げています。
ガンダルフのセリフ。
「I am Saruman. Or rather, Saruman as he should have been.」
私はサルマンだよ。と、いうより本来はサルマンがこうあるべきだった。
そしてバルログとの壮絶な戦いと白の魔法使いになった経緯を説明します。
サルマンがダークサイドに堕ちちゃったから、ガンダルフが継いだんですかね(いい加減)
アラゴルンが「ガンダルフ」と呼びかけると、
「That was what they used to call me. Gandalf the Grey. That was my name.
I am Gandalf the White.」
ガンダルフ?そうだ、その名前で呼ばれていた。灰色のガンダルフと。それが名前だった。
今は白のガンダルフだよ、と言うガンダルフの表情がお茶目でかわいいんです。

下は「メリーとピピンをここに導いた。ふたりが大きな変化をもたらす。」と話すガンダルフに、
「相変わらず謎めいた話をしますね。」とアラゴルン。
メリーたちがエントを動かすかもしれないって事ですね。

そしてガンダルフは口笛を吹きシャドウファックスを呼びます。

メアラスというとても高貴な馬のようです。
何気にギムリがシャドウファックスにも頭を下げています。律儀なんですね。

そして4人はローハンを目指します。

その頃、メリーたちはエントに乗ってホビット庄を目指しています。
歩きながらエントがずっと詩を詠んでいるのでメリーたちは退屈のあまり寝てしまいます。
いいなあー、私もエントに運ばれてみたいわ。

詩の原文です。
O rowen mine
I saw you shine
Upon a summer's day
Upon your head
How golden-red
The crown you bore aloft
Such a beautiful verse

Beneath the roof of sleeping leaves
And the dreams of trees unfold
When woodland halls are green and cool
And the wind is in the West
Come back to me
Come back to me
And say my land is best

その夜、ガンダルフがアラゴルンにお話しています。
「サルマンは恐れている。噂を聞いて疑念にさいなまれている。
ヌメノールの世継ぎの噂を。だから全力で人間を滅ぼそうとしている。
その手始めがローハンだ。」

「指輪は今、隠されたまま破壊されようとしている。我々はフロドを信じるだけだ。
ひとりで行かせたことを悔やむな。フロドはひとりでこれをやり遂げなければならないんだ。」
この言葉にアラゴルンはフロドがサムと一緒だと教え、ガンダルフはそれなら安心だと言います。

フロドとサムは黒門に到着します。

隙を伺っているときにサムが下に落ちてしまいますがフロドがエルフのマントで凌いでいます。
マントってそんな機能もあるんですね。

門が閉じかけた時、ふたりは中に入ろうとしますがゴラムに止められてしまいます。
抜け道を知っているから案内するというゴラムに疑心暗鬼のサムでしたが選択肢はありませんでした。

続きます。

ハムレット その5

$
0
0

無事にプレスナイトをお迎えし、批評も解禁となりました。
私はプレスナイトでさえ今回初めて知ったのでよくわかりませんが、
レカペあり、プレスボードありで映画のプレミアのようでした。
いや、まー意味は同じなんですけどね。

プレスナイトにはいろいろな方が来ていたようです。
マーティンとアマンダさん、このふたりは公式の画像は見ていませんが隠し撮りされたものはありました。
パパとママ、カロンさん、エミリーさん、JRさん、アダムさん。
ルイーズと御大もいらっしゃいました。


ダンさんとアレン・リーチ。


ダンさん夫婦とベネディクトとソフィーさん夫婦を並べてみました。


ベネディクト。


もうひとつ。


集合写真。


何かまたBBC Threeが・・・
まだ誰もいないプレスボードの画像で、
プレスナイトであなたもここに入って大笑いしましょ。って言ってるのかしら。
http://bbcthree.tumblr.com/post/127581204952/nixxie-fic-first-pics-of-sophie-hunter-at

一度どこかに招待されたらうれしいわ。私たちはシャネルを着るの。とBBC Three。

さて、すごい勢いでレビューが出てきていました。
全然読んでいないけど、てか読もうとも思っていないんですけど、
シェイクスピアの批評なんて日本語で書いてあってもよくわからないし(涙)
星だけ見ると2つのところもあれば5つもあるので評価が分かれているんでしょうね。
でも総じてベネディクトの演技は高評価だったようです。

見出しの訳、全然違っているかもなのでスルーしちゃってください(泣)



「当てつけに破壊する王子は自発性に欠ける」星3つ
The Independent

「カンバーバッチの演技に失望はなかった。」星4つ
Whats On Stage 

こちらは星の評価はありませんでした。
The Hollywood Reporter



こちらは星5つ
Londonist




「彼自身をリンゼイ・ターナーの作品に反映させるのに苦労していた」星3つ
Time Out London

こちらも特に星はありません。
The New York Times



「ヒステリーの正当化」星4つ
The Telegraph

見出し、どう訳していいのかよくわかりませんでしたがそのままなら結構辛口かも。星2つ
The Guardian



こちらは主に画像です。
The Stage

こちらは各紙のレビューのまとめになっている感じです。
Broadway World.com

最後にBBCニュースです。
BBC News

しかし・・・本当にみるみる痩せてきちゃってますね。
意図して痩せているならいいんですけど・・・
体力温存しつつ何とか完走してもらいたいです。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 2 of 4

$
0
0
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

好きな場面をあれもこれもと入れてたらほぼあらすじになっちゃった。
私は日常品はかなりガンガンと捨てられる方なのですが
煩悩ゴコロとなるとこれっぽっちも捨てられなくなるんですよね、やだわー。
3回では終わらない事がわかったのでこっそり4分割に修正してます。
だって今回は3班に分かれて行動してる分見どころも3倍ですし・・・
誰に言い訳してるんだ(笑)


ローハン。
エオウィンがセオデンに息子、セオドレドの死を伝えますが反応がありません。
悲しくて外を見つめるエオウィンはガンダルフ一行が到着したのを見ます。

入り口で武器をすべて預けるように言われますがガンダルフが「老人から杖を取り上げるなんて」と
急に年寄りになり、そのあとアラゴルンにウィンクとかホント、かわいいです。


王の間に乗り込む一行。


ガンダルフはセオデンからサルマンを追い出そうと杖を向けます。
「Theoden......son of Thengel......too long have you sat in the Shadows.」
グリマの配下が杖を取り上げようとしますが、アラゴルンたちが食い止めます。
この場面がものすごく水戸黄門なんですけど!
でも絶対誰もが思ったはず。
みんな素手で立ち回っていて、その中心でガンダルフが悪人を断罪してるし。
じーんせい楽ありゃ苦ーもあるさ(古)


セオデンからサルマンを追い出すとセオデンのお顔がみるみる変わっていきます。

セオデンはグリマを追放し、セオドレドの葬儀を執り行います。

すぐにでもサルマンの軍隊が攻め込んできそうなので対策を練ります。
北に向かったエオメルたちを呼び戻そうと提案しますがセオデンは戦わずヘルム渓谷に避難することを決めます。
戦わない事に怒ったガンダルフはエオメルを呼び戻すために北に向かいます。
「With luck, my search will not be in vain.
Look to my coming at first light on the fifth day. At dawn, look to the east.」
うまくいけば捜索は無駄にはなるまい。5日目の夜明けに私は戻る。東の方角から。


ローハンの厩舎で暴れる馬をエルフの言葉でなだめるアラゴルン。
その馬はセオドルドの馬で「ブレゴ」という名前でした。
なぜエルフの言葉を?とエオウィンに「裂け谷」で育ったのだと言います。
そしてこの馬は今まで十分すぎるほど戦争を見たきたので自由にするよう頼みます。


サルマンのところに逃げ帰ったグリマはアラゴルンがはめていた指輪の特徴を報告し、
サルマンはその指輪がバラヒアの指輪だと知り、アラゴルンの正体に気づきます。


エオウィンが自分の剣を出して素振りをしているところにアラゴルンが現れて、
エオウィンの剣を受けるこの場面もすごく好きなんです。

一生閉じ込められることが怖い、というエオウィンに、
「あなたはローハンの盾持つ乙女だからそんな運命にはならないよ。」とアラゴルン。

ゴラムを救いたいというフロドとゴラムが信じられないサムがちょっとケンカ。
「あなたは指輪に捉われている。指輪と戦ってください。」というサムの言葉に、
「I know what I have to do, Sam. The Ring was entrusted to me. It's my task. Mine! My own! 」
自分が何をすべきかわかってる。指輪は僕に委ねられたんだ。僕の役割だ。僕の。と声を荒げるフロド。
サムは「何を言ってるのかわかってるんですか?誰かとそっくりだと思いませんか?」と反論します。
そっくりとは・・・・ゴラム?

フロドとサムが眠っている時、ゴラムとスメアゴルが葛藤しています。
フロドを信じていると言うスメアゴル、この時点でゴラムの人格は一旦消える事になります。
しかし翌日、フロドたちはファラミアに捕らわれてしまいます。


ヘルム渓谷に向かう一行。
ギムリがエオウィンにドワーフの女性の話をしていて、アラゴルンが髭があるんだよとか話していますが、
ホビットを観ると、ドワーフの女性に本当に髭があって笑っちゃいました。

ここからの場面、私は今回初めて観ましてラブコメの王道展開にちょっとびっくりしましたが
私的にはものすごく美味しい場面でした。
エオウィンが自分で作ったシチューを通りかかったギムリに勧めますが、
ギムリは匂いを嗅いで慌てて断っています。失礼な。
その後アラゴルンにもお勧めし、頂きますをしますが一口食べて、「うっ」と固まるアラゴルン。
エオウィンが心配そうに見つめているので「・・・美味しいよ」と言うしかないアラゴルン。
それを聞いて嬉しそうに戻ろうと後ろを向いた隙にシチューを捨てようとしますが、
再びエオウィンが振り向くので慌てて手を止めた反動で熱いシチューが手にかかり懸命に我慢するアラゴルンなんです。


エオウィンはアラゴルンに聞きます。
「叔父(セオデン王)におかしな話を聞いたんです。あなたが私の祖父(センゲル王)と一緒に戦いに出たと。」
アラゴルン
「セオデン王はよく覚えていますね。当時彼はほんの小さな子どもでしたよ。」
それを聞いたエオウィンは「それだとあなたは少なくとも60才って事ですよ。」
アラゴルンがちょっとばつの悪そうな表情なので、
「え?じゃあ70?まさか80ではないですよね?」とエオウィンに、「87才です。」とアラゴルン。
「あなたはドゥネダインなのね。長寿を誇るヌメノールの子孫。」
「今はもう少数しかいません。北方王国はずいぶん前に滅びました。」


その夜、アラゴルンは夢を見ます。実際には夢ではなく裂け谷での事を思い出してるんですね。
エルフたちとの会話って結構難しくて、更にこのあたりは時系列がさっぱりわからなかったんですけど、
今回、原文を見ながらじっくりと考えながら見たらやっと何となく理解できました・・・・と思います(笑)
字幕だと端折らなくてはいけない分少々そっけないセリフになっているのかも。

AG→アラゴルン AW→アルウェン ER→エルロンド
AW「The light of the Evenstar does not wax and wane.
It is mine to give to whom I will. Like my heart. Go to sleep.」
夕星の光に盛衰はありません。私は私が望む人に与えるのです。私の心のように。さあ、眠りなさい。
AG「You told me once that this day would come.」あなたはこの日がくると話していたね。
AW「This is not the end... it is the beginning. You must go with Frodo. That is your path.」
これは終わりではなく、始まりなのです。あなたはフロドと行かなければなりません。
あなたの道筋なのです。
AG「My path is hidden from me.」私の道筋は私には見えないのです。
AW「It is already laid before your feet. You cannot falter now.
If you trust nothing else... trust this. Trust us.」
それは既にあなたの足元に敷かれています。あなたがためらうはずがありません。
何も信じるものがないなら、これを(ペンダント)信じてください。私たちを信じてください。

これはフロドと行くことが決まった日の話?
で、このあとのエルロンドとの会話はその日の夜?

ER「Our time here is ending. Arwen's time is ending. Let her go.
Let her take the ship into the west. Let her bear away her love for you to the Undying Lands.
There it will be ever green.」
ここでの我々の時間は終わる。アルウェンの時間は終わる。
彼女を行かせなさい。西に向かう船に乗せなさい。
君への愛とともに不死の国へ。そこでは色あせないだろう。
AG「But never more than memory.」だが、思い出以上のものにはなりません。
ER「I will not leave my daughter here to die.」
私は娘がここで死ぬのを放ってはおけない。
AG「She stays because she still has hope.」
彼女は望みを持ち続けているからここにいるんです。
ER「She stays for you. She belongs with her people.」
君のためにここにいるんだ。彼女の居場所はここではない。

結構寛容な印象のエルロンド卿だったんですけど、娘のBFには厳しいのー。
そして出発の朝。

AW「Is this how you would take your leave?
Did you think you could slip away at first light? unnoticed?」
こんなふうに去ってしまうのですか?
夜明けなら静かに立ち去る事ができるとお思いですか?気づかれないと?」
AG「I will not be coming back.You have a chance for another life. Away from war... grief... despair.
私はもう戻らないでしょう。
あなたには別の人生があるのです。戦や悲しみや絶望から離れて。
AW「Why are you saying this?」なぜそんな事を?
AG「I am mortal. You are Elf-kind. It was a dream, Arwen. Nothing more.
This belongs to you.」
私は死を免れる事はできないけどあなたはエルフです。
夢だったのです、アルウェン。それ以上のものではないのです。
これはあなたものです。(ペンダントを返そうとする)
AW「It was a gift. Keep it.」差し上げたものです。持っていてください。
そして現在に戻りエオウィンの彼女はどこに?の質問に「不死の国へ」と答えています。
ほぼ全文載せてしまいましたが誤訳への突っ込み、お待ちしています。

そこにワーグに乗ったオークが現れます。
セオデン王はエオウィンに女性や子どもたちをヘルム渓谷に導くよう命令し、戦いになります。
その時、アラゴルンはワーグとともに谷底の川に落ちてしまいます。夕星の光を残して。

怪我人以外は置いていく、とセオデン王にちょっとご立腹なレゴラス。

気を失ったまま岸に流れ着いたアラゴルンですがそこに解き放ったセオドレドの馬、ブレゴが登場。
アラゴルンを助けるんですが、アラゴルンの顔や体を鼻先で押しながら跪いて背に乗せるんですよね。
何て賢くて可愛いんでしょう。ブレゴ欲しい。

続きます。

30AUG 最近のいろいろ

$
0
0
エジンバラの「Edinburgh Television Festival」に出席したマーティンが
インタビューでシャーロックやハムレットについてちょっとだけ話をしていたので
今回はほぼマーティンのお話です。

いくつかのオンラインニュースに掲載されていたので抜粋しています。
毎度の駄訳です。

まずはRadioTimesから。
Filming Sherlock all year round?


1シリーズにもっとエピソードを増やしてほしいという100万人のファンの願いをよそに、
そんな長い撮影はしたくないとマーティン。
BBCが長いシリーズの制作を決めたらきっと退屈するようになる。
もっと作って、とみんなが言う。
「オフィス」みたいだね。だけど5年続けてたらみんな嫌になってたと思うよ。
僕は退屈の閾値がすごく低いから(退屈しやすい)それはしないでくれるとありがたいよ。
僕は他のこともいろいろやりたいんだ。

「未知」が好きだし自分が次に何をやるのかわからない、というのが好き。
冒険するみたいに。6週間仕事をしないで何かをするのもいいね。
もし9か月もシャーロックの撮影をしたら最初の1ヶ月はいいけどそのあとの8か月は
「Oh, Christ…really?」ってなるよ。

ビクトリア時代のシャーロックはクリスマスあたりか来年の始めごろに放送され、
新しいシリーズは2016年に撮影開始になります。

オフにベネディクトのハムレットを観に行くことになっていたとマーティン。
彼の演技を称賛したんだ。と言います。
「すごくよかったよ。わかりやすかった。彼の言葉でシェイクスピアを身近なものにしたんだ。」
そしてアドバイスはしなかった、何の役にも立たないので、と。
誰でも舞台の時はポジティブになっているんだ。
だから称賛する以外は何も言える事はないよ。

以上です。

マーティンは一貫してるなー(泣)
同じ役を長い間演じるには嫌だとずっと言ってますもんね。
マーティンの演技に対する考え方はとても好きなんですけど、
これに関しては、そんな事言わずにーー!と思わずにはいわれません。

モファットさんはできるだけ長く続けたいと言っていましたが、
やっぱり当初噂されていたS5で終了?最悪S4まで?
4年に一度でもいいですから、隠居までやってほしいんですけど。。。


こちらはテレグラフから。
内容はRadioTimesとほぼ同じです。
It comes after Cumberbatch's mother hailed him as "a bloody good Hamlet"


話題になっている舞台を見るためにお金を払いましたか?と質問に
笑いながら「No」とマーティン。

僕たちは招待されたんだ。
ベネディクトはすごく良かった。すごくわかりやすかったよ。

友人や共演者として何かアドバイスをしたか?に対して、
誰でも舞台はポジティブに演じるだけだからそれ以外は何の助けにもならない。
あからさまな批判は役に立たない。他にできることは何もないからね。

「リチャード3世」にベネディクトは観に来ていた。
彼がチケット代を支払ったかどうかはわからないけどね。
と冗談を言っていたマーティン。

バラエティではシャーロックのオーディション話も。
Martin Freeman on First ‘Sherlock’ Audition


ベネディクトの相手役として配役されるためには2度目のオーディションに呼んでもらう必要があった。
ワトソン役をゲットするには2度のオーディションを受けなければならなかった、とマーティン。
気難しくて嫌な奴だから嫌われていると僕のエージェントが言っていた。
2度目のオーディションに呼ばれてベンと本読みをしたけどね。

オリジナルのシャーロックはリジェクトされたから90分で作り直した。
バカなことだと思ったけど僕が間違っていた。

マーティンの最初のテレビ出演は15年前、英国警官のドラマ「The Bill」だ。

僕は全然ダメだった。カメラの前に立つのが得意じゃなかった。
でも初めての試みとしては悪くはなかったよ。

「オフィス」のティム役でブレイク、ハリウッドに知れ渡るきっかけでもあった。
伝統的なジョークや笑っている場面がほとんどなかったが面白いドラマだということを本能的にわかっていた。
「オフィス」の後、みんな僕が「スタンドアップ・コメディアン(お笑い芸人?)」と思っていたみたいだけど
僕はコメディアンではなくお笑いもできるちゃんとした俳優でありたいと思っているよ。

タイプキャストになるのを防ぐため、「ホビット」のビルボ・バギンス、
リチャード3世の舞台、「シャーロック」や「ファーゴ」のような役もこなした。

長編映画とテレビドラマで演じるのに何か違いはあるか?の質問に、
「No」とマーティン。
場面では何が起きているのかを観衆に納得させないといけないのは同じだよ。

アメリカのテレビの仕事で大きく変わったのは制作スケジュールの速さ。
「ファーゴ」は質の高いドラマをどれだけ速く作るんだよと信じられなかった。
1エピソードを7~8日でつくるんだ。彼らのスキルがあるからこそできるんだ。

もうひとつの大きな違いについてはインパクトはなかった。
イドリス・エルバが言っていたことを思い出したんだ。
アメリカで仕事をするのは英国のテレビや映画業界では黒人俳優の枠がほとんどないからだと。
許容範囲の違いかな・・・・これ以上は言えないけど。

「ホビット」のビルボ役をもらえた事で「ファーゴ」にも効果的に入り込むことができた。
「ホビット」がなかったら、すごく苦労していたと思う。

しかしハリウッドの一員になったことでマイナス面もある。
彼のことが知れ渡っているため、
「1パイントのミルクを買いに行こうとすると1時間かかる」とマーティン。

そんなにヒドイ状態ではないけど、気に入っているとは言えないよ。
みんな名声のために演じているわけではなく、好きだからやってるんだ。


さて、
ベネディクトのご子息のお名前が決まったようです。
デイリーメールが報じていました。
What’s Benedict Cumberbatch's baby boy called? You’ll CCC


ウェストミンスターのPortland Hospitalで6月1日に生まれたそうです。
6月1日か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それはさておき名前は、
Christopher Carlton Cumberbatch
クリストファー・カールトン・カンバーバッチ。略してCCC。
パレーズエンドのクリストファー・ティージェンスと同じねって言っています。

ラストはマッツ・ミケルセンがDr.ストレンジに出演か?という記事。
Mads Mikkelsen Talks To Join ‘Doctor Strange’ In Very Early Stages


まだ交渉は初期の段階のようですけど、悪役のひとりとしてのオファーとの事です。
シャーロックvsハンニバルと騒がれていて、
どうせならドラマでリアルにその構図が見たいなと思ったりしましたが
よく考えてみれば、誰も得しないコラボですよね。
どっちが勝ってもファンとしては嬉しくないわ。・・・と、真面目に考える話ではないですけど。

それではこの辺で。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 3 of 4

$
0
0
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

裂け谷。
エルロンド卿の説得で不死の国に旅立つことを決心したアルウェン。
ここで映画におけるエルロンド卿の心境の変化を追ってみます。

このままでは娘が中つ国で人間に嫁いでしまう。

とりあえずアラゴルンを説得してみる。
アラゴルン、2度と戻らない事を決心。
成功。

しかし娘は諦めない。

このままでは死んでしまうんだよ(真実)
アラゴルンには寿命があるんだよ(真実)
彼が死んだらひとり取り残されるんだよ(嘘)

娘、旅立ちを決意。
成功。

しかし、パパの仕打ちにとうとう祖母が立ち上がります。
全部妄想です。下らなくて本当にすみません。
旅立ちを見送るエルロンドにガラドリエルが話しかけます。


The world has changed. I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air.
The power of the enemy is growing. Sauron will use his puppet, Saruman to destroy the people of Rohan.
Isengard has been unleashed. The Eye of Sauron now turns to Gondor the last free kingdom of Men.
His war on this country will come swiftly. He senses the Ring is close.
The strength of the Ring-bearer is failing. In his heart,
Frodo begins to understand the quest will claim his life. You know this. You have foreseen it.
It is the risk we all took.

In the gathering dark, the will of the Ring grows strong.
It works hard now to find its way back into the hands of Men. Men, who are so easily seduced by its power.
The young captain of Gondor has but to extend his hand take the Ring for his own,
and the world will fall. It is close now. So close to achieving its goal.
For Sauron will have dominion over all life on this Earth even unto to the ending of the world.
The time of the Elves is over.
Do we leave Middle-earth to its fate? Do we let them stand alone?

世界は変化しています。私は水でそれを感じ、大地でそれを感じ、空気の匂いでそれを感じます。
敵の勢力は大きくなっています。サウロンはサルマンを操りローハンを滅ぼそうとしています。
アイセンガルドは解き放たれました。戦いはすぐに始まります。
サウロンは指輪が近くにあると感じています。指輪を担う人の力は衰えてきています。
フロドはこの旅が命を奪う事を理解し始めています。あなたはご存知ですよね。
あなたは予見しています。私たちみんなが受け入れたリスクです。

次第に深まる闇に指輪の意思は強まっています。人間の手に戻ろうと必死になっています。
人間はそのパワーで簡単に誘惑されます。
ゴンドールの若い大将がその手をのばしさえすれば指輪は彼のものとなり世界は崩壊します。
それはすぐそこまできています。目的達成までわずかです。
地球上の生きとし生けるものすべてをサウロンが支配します・・・世界の終わりがきても。
エルフの時代は終わりました。中つ国に運命を委ねますか?彼らを孤立させて?

ファラミアはフロドたちがボロミアと一緒にいたことを知り、回想しています。
オスギリアスを再び取り戻した時にボロミアがゴンドールの旗を持ち、
2度と奪われないと戦士たちの前で力強く誓います。
ファラミアと乾杯しているとそこに父のデネソールがやってきます。

(何やってんだ、ウォルター!と言いたくなっちゃう。by Fringe)
ボロミアを讃え、オスギリアスを奪われたにはお前のせいだとファラミアを責めます。
デネソールはサウロンの指輪の事を知っていて、ボロミアに裂け谷に行くよう命令します。
そして、必ず指輪を持ち帰るように言います。
ボロミアは、裂け谷なんか行かねー、それよりもここでゴンドールを守る、とか言っていますが
父の命令には逆らえず、結局旅立つことになります。

デネソールは権力に固執あまり暴走していっちゃっているように見えます。
ボロミアを寵愛していたデネソールですがボロミアもファラミアも結局はデネソールの道具でしかないような気がします。
ボロミアはゴンドールを守りたいがために指輪の誘惑に堕ちてしまいましたが、
デネソールがゴンドールのために尽くす人だったらボロミアも指輪に囚われずにすんだのかも。

ここは劇場版にはない場面ですが結構大事な場面ですよね。
これがないとボロミアが指輪に誘惑された、ただの残念な人に見えちゃうような気もします。
原作を読んでいればそんな事もないんでしょうけどね・・・

禁断の池でくつろいでいるゴラムがファラミアたちに見つかってしまいます。
ファラミアの許しを得てフロドはゴラムを近くまで来させますが結局ゴラムも捕まります。
ゴラムからフロドが指輪を持っている事を知ったファラミアはフロドたちをゴンドールに連れ帰る事にします。


ブレゴとともにアラゴルンが帰還し、ギムリやレゴラスが冗談を言いつつ温かく迎え、
レゴラスは夕星の光をアラゴルンに手渡します。


途中、目にしたサルマンの大軍をセオデン王に報告します。
バーンと大きな扉を開ける場面。

大軍に備えて戦いの準備をしますが王はもう諦めちゃっていて、良い最期を迎えたいと言います。
援軍を頼むことも王に拒否されエオウィンは一緒に戦いたいと言い出すし、
ちょっと途方に暮れている様子のアラゴルン。


しかも戦いに駆り出されるのが老人と子どもばかりの悲惨な状況にとうとうレゴラスまでキレちゃいますが、
自分は戦ってみんなと一緒に死ぬから!とアラゴルンまでキレちゃって部屋から出ていきます。
そしてひとり冷静なギムリでした。


その頃、エントムートでこれからどうするかの話し合いをしているエントたちですが、
夜になっても終わる気配がなく、決まった?メリーが聞きますが「やっと挨拶が終ったところ」とエントさん。


子どもたちが武器を与えられている様子を見ているアラゴルンがひとりの少年の剣手にします。
今日が最期だとみんなが言っている、と言う少年に、望みはあると励まします。


戦う決意をあらたにし、黙々と武装をしていくアラゴルンにレゴラスが剣を渡し、
弱音をはいてごめんねって謝ります。
そういえばアラゴルンはボロミアの籠手をちゃんと身につけてたんですね。(今頃)

じゃ、みんなで頑張ろうよと仲直りしたところで角笛の音が聞こえてきます。
ハルディアさんがエルフの軍隊を連れてやってきました。
エルロンド卿の計らいみたいですがきっとお姑さんに言われたんですよ(下世話)

アラゴルンに抱き付かれてちょっとびっくりしていますが、すぐに笑顔になるハルディアさん。
アラゴルンとエルフたちの絆も何かちょっといいなあと。

サルマンの大軍がやってきました。両陣営のにらみ合いが続きます。
この時の3人の友情がすごくステキでした。

ギムリ「Well, lad, whatever luck you live by, let's hope it lasts the night.」
さて、(親愛なる)君たち、運によって生きてきたにせよ、それが夜の間ずっと続くことを願おう。
レゴラス「Your friends are with you, Aragorn.」
君の友達は君と一緒だ、アラゴルン。
ギムリ「Let's hope they last the night.」
それもずっと続く事を願おう。

私の日本語センスなさすぎ(泣)
そして角笛城の戦いが始まります。

ギムリとレゴラスが仕留めた数を争っていたり、聖火ランナーに弱点つかれて壁が崩壊し、
アラゴルンごと吹き飛ばされたり、それを助けようとギムリがオークの群れに飛び込んだり、
更にそれを助けようとアラゴルンがエルフの軍と突撃したり、
レゴラスがスケボーにのって階段を滑り落ちながら矢を射ったり、
矢を手で持って突き刺したりで見どころ満載でした。


一方エントさんから戦いには参加しない事にしたと告げられるメリーとピピン。
メリー「How can that be your decision?! 」
そんな決定があるかよ!
エント「This is not our war.」
これは我らの戦いではない。
メリー「But you're part of this world! Aren't you?!」
あなたたちだってこの世界の一部じゃないか!違うか?

エントさんに送られホビット庄に変える事になったふたり。
ピピンが仕方ないよ、となだめますがメリーは諦めきれません。
「All that was once green and good in this world will be gone. There won't be a Shire, Pippin.」
この世界の緑や素晴らしいものが消えてしまうんだ。ホビット庄もなくなるんだよ、ピピン。


角笛城は城門が破られそうになり一旦退却を命じるセオデン王。
その時ハルディアさんがーー!!

キレちゃったアラゴルンがオークの群れに飛び込んでいきますが、
城門が退っ引きならなくなったので城に戻り城門の前に群がるオークをやっつけます。

ギムリ「Come on. We can take them. 」行こうぜ。
アラゴルン「It's a long way.」遠いよ。
ギムリ「Toss me.」俺を投げろ。
アラゴルン「What?」は?
ギムリ「I cannot jump the distance! You'll have to toss me!」
この距離だと飛べないから俺を投げるんだよ!
アラゴルンが投げようとしますが、
ギムリ「Don't tell the Elf.」エルフには言うなよ。
アラゴルン「Not a word.」何も言わないよ。
負けず嫌い(笑)
しかし奮闘むなしく城門は破られ全員城の中に退却します。

エントに送られるピピンは途中で南に行こうと言い出します。
アイゼンガルドは危険だよ、と言われますがサルマンも自分たちが通るなんて思ってないから大丈夫、
と、いうことでエントたちは南に向かいます。


そしてアイゼンガルドで目にしたのは森がなくなりあたりは荒涼とした風景だけでした。
それを見たエントは怒りみんなを集めサルマンと戦う事を決意します。


「The Ents are going to war. It is likely that we go to our doom.Last march of the Ents.」
エントたちは戦いに参加する。我らは滅びることになるかもしれないが。
エントたちの最期の行進だ。

号泣ーーー!
愛するもののために死を覚悟して突き進んでいくシチュエーションにものすごく弱いです。
ガンダルフの言ったとおり、ピピンたちは森の中でエントに出会い、
ピピンの機転で大きな力を動かします。
鷲もそうなんだけど、大きな力ってなかなか動かないけど動くとなったらものすごく頼もしいです。

戦闘ではエルフたちの戦う姿が舞うように美しいなーといつも思うのですが、
そういえば「ホビット」でもスランドゥイルさんの戦闘シーンは見惚れました。
でもLotR、ホビット通して戦う姿が一番カッコいいと思ったのは実はトーリンです。

続きますー。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 4 of 4

$
0
0
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

オスギリアス。
ファラミアはフロドを指輪ごとデネソールに献上すると言うのでサムが訴えます。

「Do you want to know what happened to Boromir?
You want to know why your brother died?
He tried to take the Ring from Frodo after swearing an oath to protect him!
He tried to kill him! The Ring drove your brother mad!」
ボロミアに何が起こったか知りたいか?お兄さんがなぜ死んだか?
彼はフロドを守ると誓ったその後に指輪をとろうとした。
フロドを殺そうとした。指輪が彼を狂わせたんだ。

その時、ナズグルがオスギリアスを襲います。

ヘルム渓谷ではセオデン王がすっかりあきらめちゃっています。
こんな見境のない憎しみに人間に何ができる?という王に、
一緒に乗り越えるんです、そして立ち向かうんです、とアラゴルン。
セオデン「For death and glory.」死と栄光のために。
アラゴルン「For Rohan. For your people.」ローハンのために。あたなの民のために。
ギムリ「The sun is rising.」日が昇っていく。
ギムリの言葉に別れ際のガンダルフの言葉を思い出します。
「5日目の夜明けに東から戻る。」

セオデン王は情熱を取り戻します。
The horn of Helm Hammerhand shall sound in the deep......one last time.」
槌手王ヘルムの低い角笛を鳴らそう、最後にもう一度。

余談ですが、「ホビット3」でトーリンが正気を取り戻した時に言った
「one last time」がものすごく印象に残っているからなのか、
LotRでもこのセリフが妙に耳に入ってくるんですよね。

ギムリが角笛を鳴らしセオデン王たちが馬で前進した時、光とともにガンダルフが現れます。

ガンダルフ「Theoden King stands alone.」
セオデン王が孤立無援であられるぞ。
エオメル「Not alone. Rohirrim! To the king!」
ひとりではございません。ローハンの騎士たち!王のもとへ!

オスギリアス。
指輪を呼ぶ声に呼ばれフロドはナズグルの前に出ます。

指輪を差し出したその時、サムが飛び出しフロドを助けファラミアがナズグルを追い払います。
フロドはサムを剣で刺そうとしますがサムの呼びかけに正気を取り戻します。

「僕はもうできない」とフロドにサムの言葉です。
ここでは原文を直訳してみました。
いつ観ても泣けてくる場面ですが、直訳だとイマイチかも。私の駄訳のせい?

I know. It's all wrong.By rights, we shouldn't even be here.
But we are. It's like in the great stories, Mr. Frodo.
The ones that really mattered. Full of darkness and danger they were.
And sometimes you didn't want to know the end because how could the end be happy?
How could the world go back to the way it was when so much bad had happened?
わかってます。こんなのは間違っています。
本来僕たちはここにはいないはずなんです。だけどここに来てしまった。
まるで壮大な物語のようです、Mr.フロド。
それはとても大切な本で、暗闇と危険に満ち溢れていました。
どんなハッピーエンドになるのか、終わりを知りたくなりませんでした?
悪い事ばかり起こる世界でどうやって元に戻るのでしょうか。


But in the end, it's only a passing thing this shadow.
Even darkness must pass. A new day will come.
And when the sun shines, it will shine out the clearer.
Those were the stories that stayed with you that meant something.
Even if you were too small to understand why.
But I think, Mr. Frodo, I do understand. I know now.
だけど結局、影は消滅します。暗闇も過ぎ去っていきます。
新しい日がやってきて太陽がひと際輝いています。
そういった何らかの意味が心に残り続ける物語でした。
たとえ、理解するには小さすぎたとしても。
だけど、思うんです、Mr.フロド。今だったら理解できると。

Folk in those stories had lots of chances of turning back, only they didn't.
They kept going because they were holding on to something.
物語の主人公たちはいつでも引き返すことができたのに、そうしなかったのです。
彼らは何かにしがみつきながら進み続けました。

What are we holding on to, Sam?
僕たちは何につかまればいいの?サム。とフロド。

That there's some good in this world, Mr. Frodo. And it's worth fighting for.
この世界には尊いものがあるんです、Mr.フロド。戦う価値のあるものが。


泣かせるなあ、サム(大泣)
最後の部分、字幕では「何かを信じて」になっていて余計に涙が・・・
サムは結構浅慮なところもあると思うのですが大事なところでは強さを発揮してるんですよね。
ホビットがそういう種族なんでしたっけ。
ホビットだけでなく、みんながそれぞれ乗り越えなければいけない何かを
フロドを通して乗り越えていくんですね。大切です。

話を聞いていたファラミアが静かに近づき、やっと理解し合えたと言います。
そしてフロドを開放します。

ファラミアはボロミアの死の原因を知った事もあったけど、
その昔、ガンダルフからいろいろと教わっていたそうで、とても聡明な人だったみたいですね。
だからこそ指輪の危険性とかフロドが成し遂げようとしている事の困難さとかをすぐに理解できたのかも。

それぞれの戦いが終りました。
レゴラスとギムリはそれぞれ倒した数を競い合っていました。
レゴラス、負けず嫌い炸裂です。


メリーとピピンはサルマンの貯蔵庫で食料と上等なパイプ草を発見します。
戦利品というやつですね。


ファラミアはフロドたちに抜け道を案内します。
そこでファラミアはゴラムがフロドたちをキリス ウンゴルに連れて行こうとしている事を知り、
危険だと警告しますが、選択の余地はないから、とフロド。
ファラミアは、フロドたちを傷つけるな、とゴラムに釘を刺します。


ガンダルフの言葉。
Sauron's wrath will be terrible, his retribution swift.
The battle for Helm's Deep is over. The battle for Middle-earth is about to begin.
All our hopes now lie with two little Hobbits somewhere in the wilderness.
サウロンはひどく怒り、すぐに報復するだろう。
ヘルムでの戦いは終わったが、中つ国をかけた戦いが始まろうとしている。
我々の希望は今、荒野をさまよう二人の小さなホビットに託されている。


フロドの言葉
Well, you've left out one of the chief characters "Samwise the Brave."
I want to hear more about Sam.
君は重要な人物のサムワイズが勇者だったって事を忘れてるよ。
僕はサムの話を聞かれたいんだ。
フロドはサムがいたからたどり着けたんだ。


そして最後にゴラムが何かを企みながらフロドたちを案内するところで終わります。



今回初めて、スペシャル・エクステンデッド・エディションを見ましたが、
劇場版よりさらに面白さがUPしていて、もう劇場版見れなくなりそうです。
なのできっと王の帰還もSEE版を観る事になりそうです。
しかし、王の帰還は4時間30分もあるそうですよ。ひえー、いつ観るんだー!

そんなわけで近いうちに王の帰還もやりたいと思っているのでまたおつきあいくださいませ。

CNN Talk Asia などなど

$
0
0
夏の疲れなのか最近は会社に行った途端、帰りたい気分になってまったくやる気ゼロな毎日です。
もうすっかり「全日本もう帰りたい協会」の会員です。

今日だったかCNNで放送される「Talk Asia」のインタビューの記事をちょっとだけ拾い読みしました。
度々出てくる「obsession」という単語、どういう意味で言っているのかよくわからなくて、
何だかちょっと辛辣な内容になってしまっているような気もしますが、
私の訳が間違っているかもしれないので(この可能性のほうが高い)
まー何となくこんな感じ?なくらいでお読みいただければと思います。

CNNの記事。インタビュー動画つきです
What makes Benedict Cumberbatch 'monstrously uncomfortable'?


ベネディクトに男の子が6月に生まれた時、新生児はすぐに世界をとりこにしました。
先週、待望のカンバーベイビーはクリストファー・カールトン・カンバーバッチという名前が公表され、
ネットは様々な分析がされていました。

カンバーバッチは一般的にはレッドカーペットでの傘や「ペンギン」の発音の苦労、
バービカン劇場でファンに上演中は携帯を使わないように頼んだことで有名です。

しかし、妄想をも越えて彼の役は批評家の称賛を浴びました。
先月、ハムレットのデビュー公演が開幕し、英国史上最も早く売り切れた公演になりました。

主演をつとめた英国のドラマ「シャーロック」では中国の巨大なファンダムがあり、
「巻福」というニックネームまであります。

今月、Talk Asiaでの席でも触れていましたが彼は自身のセックスアピールについては絶えず困惑しており
「そのことについて話すのはかなり気まずさを感じる。」と言うが、仕事に関してはとても情熱的に話をします。

Looking for longevity

時の人になりつつあるカンバーバッチですが、
現状の妄想の概念は彼にとっては「恐ろしくてぞっとする。」と主張しています。

The sex appeal

彼は想像もつかないくらい憧れの的ですが、
今年の始めにエンパイアマガジンで最もセクシーな男性に選ばれました。
恐らく、その魅力は演技の才覚がもつ悩める天才にあります。

Becoming his characters

彼がどこに行こうと熱狂がついてくるのは疑いようがありません。
しかし、カンバーバッチは彼が望むプロジェクトを選ぶことができるので
彼が言うところの「かなりぜいたくな問題。」です。

キャラクターに投資する(彼は『変換』と呼んでいる)のがベストだと信じています。
「イミテーションゲーム」のアラン・チューリング、
型にはまらない多角的な人物を演じようとした事について打ち明けました。

British Invasion?

ハリウッドで注目されている英国の俳優はカンバーバッチだけではありません。

オスカー俳優、エディ・レドメイン、「トワイライト」の主役、ロバート・パティンソン、
そしてボンドを演じるダニエル・クレイグたちは海外の英国人のために旗を振り、
その過程で多くのファンを獲得しました。
「イミテーション・ゲーム」でのカンバーバッチの共演者、キーラ・ナイトレイ、
そしてオスカー俳優のケイト・ウィンスレットやヘレン・ミレンのように。

しかし、英国のスターたちが今の大西洋を侵略している状態だという示唆を
カンバーバッチはあっさりとしりぞけました。

以上です。

「obsession」を「妄想」にしてみましたが・・・・
つまり、
自分の容姿やプライベートを聞かれるのは好きじゃない、
そんな事より演技の事をもっと聞いてよ、って事なのかも。
この方はいつもこれを言っていますしね。

次はRadioTimesからです。
I might have turned down Sherlock if it wasn't for Steven Moffat and Mark Gatiss


ベネディクト・カンバーバッチ:
もしモファットやマーク・ゲイティスがいなければ「シャーロック」を断っていたかもしれない。

シャーロック・ホームズがもたらす「大衆的な役」の知名度が心配だったと言います。
しかし、今では街頭で注目されるのをただ笑うだけでした。

ベネディクトはシャーロックの役を断ろうとしていたが
マーク・ゲイティスとDr.Whoのショーランナー、スティーヴン・モファットの手腕を見るとすぐに考えを変えました。

「大衆的な役」によって注目されることを警戒し偉大な探偵を演じるチャンスを逃そうとしていたと現在、
ウェストエンドでハムレットを演じている俳優は言います。

「キャリアを積み重ねていくのにチャレンジングで大変な役を演じるのはとても慎重だった。」

「僕はシャーロック・ホームズのような注目される大衆的な役を手に入れるのにはとても慎重だったんだ。
だけど脚本を読んだときに思ったんだ。『僕がやらなくちゃ。』」

最終的に、モファットとゲイティスが作るものを信用することにしました。

「現在のテレビはどの時代とも違う広がりを持っている。
我々が2人の驚くべき作家、モダンだが原作に敬意を抱いているスティーヴン・モファットと
マーク・ゲイティスによって素晴らしい原料を見つけたようにもし君たちが金を掘り当てたとしたら、
成功させるためのレシピを手に入れた思うよ。」

しかしながら、当初の高名に対する用心深さが根拠に基づいていたことが証明されました。
カンバーバッチがみんなが彼を見て街中で気絶するのは笑える、と言うのが全てを語っていますけど。

「通りや何かでもし僕に会ったときに気絶とかしても僕は笑っちゃうんだ。
おかしいと思うよ。僕はずっと長い間同じ顔でやってきてもう10年以上経つのに
最近は更なる注目とか「妄想」といったものをされる顔になっている。」

「本当にとても面白いよね。
みんなもしばらくは一歩も引かないだろうからこれが続くんだろうね。」

モファットの貢献は最も驚くべきセックスシンボルを英国に与えたことではありません。
素晴らしいスタートではありますが。
Armando Iannucci はBBCの将来において発言権を与えなければならない人物として、
Dr.Whoとシャーロックの作家の名前を挙げました。

彼はモファットのような作家やプログラムメーカーから困難や喜び、
そして世界基準の公共放送を作ろうとするための専門知識を捨てるための意見が得られることを望みました。

カンバーバッチはおそらく簡単な推論に賛成すると思います。


以上です。
毎度の事ながら日本語が崩壊しているし何だかボロボロ(泣)


話しは変わりまして、
シェイクスピアマガジンに掲載されたハムレットの特集。
下記から見る事ができます。
http://issuu.com/shakespearemagazine/docs/shakespeare_magazine_08?e=0


そしてシャーロックの公式イベントがオーストラリアで開催決定・・・オーストラリアかー。


日本は?日本はーー?
いや、でも本当に日本で開催することになったらどうしたらいいのかわかりませんけど。

来月開催されるロンドン映画祭のBlack Massのプレミアにベネディクトが出席するだろう、という事で、
現地で10月11日(日)とありましたが・・・
ちょっと待って!どうしよう、11日は私、ロンドンにいるんですけどーー。
いるだけで何もできないと思いますが、何か緊張してきました。あわあわ。
レスター・スクウェアでやるんですか?ひー。

とりあえずBFIのサイトです。
BFI London Film Festival

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 1 of 7

$
0
0
The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

王の帰還です。
近いうち、とかいいながら早速やっちゃっています。
やはりここまでやらないとスッキリしません。

先日、珍しく友人がブログを読もうとしたらしく、
あまりに長すぎて読む気にならないんだけど、というダメ出しをくらいました。

やっぱり長かったか(笑)

少し短く切りつつ、好きな場面を並べてみました。


冒頭はゴラム誕生秘話。
デアゴルが拾った指輪が欲しくてたまらないスメアゴルはとうとうデアゴルを殺してしまいます。
ストゥア族ってホビットの親戚みたいなものですかね。
世界征服とかではなくただただこのきれいな指輪を自分のものにしたいだけのふたりでした。


残り少ないレンバスをフロドにあげて自分は我慢するサム。
この時はまだ帰りの事も心配しています。

レンバスは硬くてまずいとPJ監督談。

アイゼンガルドでサルマンと対峙するガンダルフたち。

サルマンがガンダルフに言います。
「Gandalf does not hesitate to sacrifice those who are closest to him those he professes to love!
Tell me, what words of comfort did you give the Halfling before you sent him to his doom?
The path that you have set him on can only lead to death.」
ガンダルフは親しい人たちに愛を装いながら犠牲にすることに何のとまどいもない。
教えてくれ。小さい人を彼の運命に送り込む前にどんな慰めの言葉を言ったんだ?
お前が彼に示した道は死へとつながるだけだ。

そしてパランティアで、中つ国で何かが腐っていると予言します。
これはゴンドールの事なんですよね、多分。

サルマンはグリマに刺され塔から落ち、グリマはレゴラスに矢によって死にます。
サルマンが落としたパランティーアをピピンが拾いますがガンダルフに取り上げられます。

ローハンで戦士たちの追悼と祝勝会。
飲み比べをするギムリとレゴラス。
「It's a drinking game?」とレゴラスはビールを飲むのは初めてのようです。
もちろん、勝者はレゴラスでした。さすがスランドゥイルの息子ってこと?


こちらはエオウィンとアラゴルン。
この場面も大好きですー。


フロドはどうしてるんだろうか、とガンダルフとアラゴルン。
アラゴルン
「We have time. Every day Frodo moves closer to Mordor.」
まだ時間はあります。フロドは日毎モルドールに近づいていますよ。
ガンダルフ
「Do we know that?」わかるのか?
アラゴルン
「 What does your heart tell you?」あなたのお心は何と?
そう聞かれたガンダルフのゆっくりと笑顔に変わるのがすごく好きです。

「That Frodo is alive. Yes, yes he is alive. 」
フロドは生きていると。そう、彼は生きているよ。

ゴラムが何だか企んでる事を察知したサムですがフロドは信じてくれません。
それどころかフロドの前ではいい子ぶっているゴラムを庇います。
「We can't do this by ourselves. Not without a guide. I need you on my side.」
僕たちだけではたどり着けないんだ、サム。ガイドがいないと。お前にはそばにいてほしい。
「I'm on your side Mr Frodo」
僕はいつもあなたに寄り添っています。
「I know Sam, I know. Trust me. Come Smeagol.」
わかってるよ、サム。僕を信じて。おいで、スメアゴル。

フロドが後ろを向いた隙にサムに向かってこんな顔。
ゴラム、いつか殺す!

広間で眠るエオウィンを気づかって火を強くしてあげたり、
上掛けを掛けなおしてあげるアラゴルン。
てか、なぜ姫がこんなところでひとりで寝ているのかちょっと謎。
誰も起こしてあげないの?使用人とかいないの?
それはさておき、
悪夢を見たと泣いているエオウィンはそばにきたアラゴルンの手を握ります。
何かこっちが照れちゃう場面です。何かいいなー。
やさしくなだめるアラゴルンですが彼女の思いに応えることはできないんですよね。

エオウィンの夢、原作ではファラミアが見た夢だそうです。

その頃、パランティアが気になってどうしても眠れないピピンは
寝ているガンダルフからそっとパランティーアを取り上げます。

驚愕のガンダルフの寝顔!原作準拠だそうですけど、これ本当はどこかに旅立ってるんじゃ・・・

パランティアを覗いたピピンですが逆にサウロンに捕らわれてしまいます。
サルマンが呼んでいると思って顔を出したらホビットだったのでサウロンは「お前、誰?」状態だったんじゃないかと。
結局ガンダルフがピピンを助け、ついでにサウロンの次の狙いがミナス・ティリスだと知ります。

作戦会議。
ゴンドールを助けようと言うガンダルフに、
ローハンの危機にも知らん顔してたのに何で助けないといけないんだ、とセオデン王。
自分が警告しにミナス・ティリスに行くと言うアラゴルンを制し、
ガンダルフはピピンを連れてミナス・ティリスに旅立ちます。


メリーとピピンの別れ。
すぐに会えるよね、というピピンにわからないとメリーは最後のたばこ草をピピンに手渡します。

ガンダルフとピピンの旅立ちを見送るメリーとアラゴルン。
「He's always followed me everywhere I went since before we were tweens.
I would get him into the worst sort of trouble but I was always there to get him out.
Now he's gone. Just like Frodo and Sam.」
いつも僕の後をついてきたんだ、子どものころからずっと。
僕はあいつをトラブルに巻き込んだけどいつも助けてたんだ。
でもいなくなってしまった。フロドとサムのように。
「One thing I have learnt about Hobbits: They are a most hardy folk.」
私がホビットについて学んだこと、それは君たちがとても強い種族だという事だ。
「Foolhardy maybe. He's a Took!」
無謀なんだと思う。トゥック家だし。

アマンに向かう途中にアルウェンが見たもの。

アラゴルンと彼が抱きかかえる小さな男の子。その男の子の首には夕星の光が下がっていました。
それを見たアルウェンはエルロンドの嘘を知り、裂け谷に引き返します。

父親の嘘がバレる。

サウロンのパワーに負けて瀕死状態。

サウロンに負けるわけにはいかなくなりアラゴルンを応援する。

「From the ashes of fire shall be woken. A light from the shadow shall spring.
Renewed shall be blade that was broken. The crownless again shall be king.」
灰の中から火は蘇り、影から光が射し出づる。
折れた刃が新たに研がれ、無冠の者が再び王となる。

エルロンドはナルシルの剣を修復します。


一応短くしたつもり(汗)
続きます。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 2 of 7

$
0
0
The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien


ミナス・ティリス。


狼煙をあげてローハンに助けを、と提案するガンダルフに、
自分にだって目はある、アラゴルンを帰還させて自分の地位を取り上げようとしている事など見抜いているとデネソール。
原作ではデネソールは密かにパランティアのひとつ、アノールの石を所持し、
モルドールの攻撃をかわしつつ知識を得ていき精神を病んでいったらしいですね。
デネソール候も苦労したんですね。

ミナス・ティリスに植えられているゴンドール王家の象徴、白の木。

再び花が咲くというわずかな望みをつないで今でも衛兵に守られているとガンダルフ。
その庭から見えるモルドールからは立ち込める噴煙は日の光を嫌うオークのためにサウロンが作り出していました。
その黒い噴煙がミナス・ティリスに届くとき、オークの軍団が襲撃してくると言います。

家に帰れる気がしないんだとフロドにサムが弱っているからそう思うんです、
ちゃんと帰れますよ、ビルボの様にね、と言います。
通りかかったゴンドールの王の石像に咲いている花が日の光に照らされて王冠のように見えるねってサム。


ミナス・モルグルではナズグルの指揮のもとでサウロンの軍団の出撃が始まります。


オスギリアスを死守するファラミアたち。


デネソールが当てにならないのでガンダルフはピピンを使って狼煙に火を入れます。
狼煙がリレーされていくこの場面も感動ものです。音楽の効果も相まってワクワクします。

狼煙を確認したアラゴルンは全速力でセオデン王に報告しにいきます。
本当に希望のリレーって感じですね。

セオデン王たちはローハンの軍を集結させるため馬鍬砦に向かいます。
エオウィン姫も見送りといいながらこっそりと剣を忍ばせアラゴルンに見つかっちゃっています。
メリーがここでセオデン王になぜか忠誠を誓っちゃっているんですが・・・
戦いに参加したかったから?


オスギリアスから撤退することになったファラミアたちをナズグルがしつこく追いかけてきますが
ガンダルフが眩い光で追っ払います。
そういえばガンダルフってあまり派手な魔法を使わないですよね。


ゴラム「悪魔のささやき」

「Master carries a heavy burden Smeagol knows, heavy heavy burden. Fat one cannot know.
He wants it. He needs it. Smeagol sees it in his eye.
Very soon he will ask you for it. You will see. The fat one will take it from you!」
マスターが大変な重荷を背負ってるのスメアゴルにはわかってるよ。
太ったあいつにはわからないけど。
あいつは指輪が欲しいんだ。欲しくてたまらないんだ。スメアゴルはあいつの目を見てわかったよ。
あいつはすぐにあなたに言ってくるよ。みてなよ。あなたから指輪をとろうとするから。

フロドは常に指輪と戦っている状態で気力、体力ともにそうとう消耗してきてそうです。
そんなフロドをサムはそばにいることしかできないので、
フロドもつらいかもしれないけどサムもつらいよね、きっと。

ローハンの援軍がまだ来ないので不安になるゴンドールの兵士たち。

「Courage is the best defence that you have now. 」
今は勇気こそが最大の防御、とガンダルフ。

ピピンはボロミアのためにデネソールに奉仕することを決めますが、
自分に何ができるんだと悩むピピンにファラミアが話しかけます。
ボロミアは強かったとファラミアにあなたにも違う強さがありますよ、とピピン。

オスギリアスが陥落したことでファラミアを責めるデネソールは奪回してこいと命令します。
ボロミアのかわりに自分が死ねばよかったと父に言われ絶望の中、死地に向かいます。

「ゴラムの罠」
フロドとサムが寝ている隙にサムの荷物からレンバスを盗み出し捨ててしまいます。
その事に気づいたサムがゴラムを責めますがゴラムはあらかじめサムの服にレンバスをかけらを落としていたので、
サムが食べたんだと逆襲し、サムはゴラムに殴りかかります。
フロドが止めますが弱っているフロドを見てサムが言います。
「I could help a bit. I could carry it for a while. Share the load.」
少しだけど僕もあなたの力になります。しばらく指輪を預かりましょう。
僕もその重荷を共に負います。

サムの言葉にフロドが離れろ、と怒ります。
「指輪を奪うわけではない、助けたいだけなんです。」というサムの言葉はもうフロドには届きません。
「You can't help me any more. Go home. 」
お前はもう僕の助けにはならない。家に帰れ。

フロドとサムの間にはとうとう亀裂が入ってしまいました。

ここでピピンの歌ですよ。ここも泣けます。

動画はこちら。
Lord of the Rings - Pippin sings for Denethor (with lyric)

The Steward Of Gondor

Home is behind
The world ahead
And there are many paths to tread
Through shadow
To the edge of night
Until the stars are all alight

Mist and shadow
Cloud and shade
All shall fade
All shall fade

ゴンドールの執政

故郷は過ぎ去り
前方には世界が広がり
進むための道がたくさんできる
影を通りぬけて
夜の稜線へ
星がすべて輝くまで

霧で覆われ影になる
雲で覆われ陰になる
すべては消えていくだろう
すべては消えていくだろう

だから私に詩のセンスなど・・・(涙)
この頃のピピンは何だか急に大人びてピピンというよりはペレグリン・トゥックな感じです。

ファラミアはオークによって瀕死の状態になるけど、
デネソールが食いちぎっているのが実はファラミア、という描写なんでしょうね、多分。
そしてひとり考え込むガンダルフ。

続きます。

11SEP 最近のいろいろ

$
0
0
先日の水曜日に午後、オフィス中の携帯電話の警報が鳴り響いていたので何かと思ったら
港区から洪水警報による避難勧告でした。
あの地震警報よりは若干ソフトな警報でしたが、それでも心臓に悪いです。

帰りに山手線が止まっちゃったので、雨のせいかと思ったら何と線路内に火が投げ込まれたとか。
最近玉手線界隈は放火が多いんですよ。テロか。

そんなこんなで大変な水曜日でしたが、木曜日には鬼怒川の決壊のニュースが流れていて驚きました。
自衛隊の救出活動がずっとライブで放送されていたらしいですけど、
マスコミには救出活動の邪魔をするなと本当に言いたいです。少しは学べって(怒)

欧州ではここのところシリア難民の問題でいろいろ揉めておりましたが、
ベネディクトが寄付を呼び掛けてニュースになっていました。
楽屋で撮影したようです。

動画はこちらから。
Benedict Cumberbatch records message for Syrian refugees
こちらは「Help is coming」の曲が入っているフルバージョン。
Crowded House – Help Is Coming

ベネディクトが引用している詩はソマリアのWarsan Shireさんの詩だそうです。
こちらのサイトに掲載されています。
“Home” by Warsan Shire
以下、駄訳です。

no one leaves home unless
home is the mouth of a shark
you only run for the border
when you see the whole city running as well

you have to understand,
that no one puts their children in a boat
unless the water is safer than the land


家がサメの口でない限り誰も家を離れない。
町中が逃げ出すのを見てあなたも国境へ走る。

水が陸より安全でないのなら誰も子供たちをボートに乗せないと
あなたは理解しなければならない。

As people watching this tragedy unfold from the safety of our homes,
with our safe children, we want to say that we see you, we hear you and help is coming.

繰り広げられるこの悲劇見た人たちに僕たちの安全な国から安全な子どもたちとともに
あなたたちを見ている事、聞こえている事、そして助けは来るんだと伝えたい。

BBC News
Benedict Cumberbatch joins Syria charity single drive
クラウデッド・ハウス の「Help is Coming」をDLすると寄付されるようです。

Daily Mail
Benedict Cumberbatch returns to the stage after performance of Hamlet
to attack Cameron's response to the migrant crisis

ベネディクトが政府の対応の遅れを非難しているようです。


話は変わりまして、
Black Massのビハインド動画とインタビューの動画です。

まずはベネディクトのインタビュー。
一部字幕をつけてくれた方がいたのでその部分だけですけど拙訳です。
Black Mass: Benedict Cumberbatch "Billy Bulger" Behind the Scenes Movie Interview


「ジョニーとの仕事は本当に本当にすごい経験だよ。
彼は気楽に演じられるよう支えてくれるんだ。それをいとも簡単にやるんだよ。
彼は脚本の変更にも柔軟でスコットはちょっとアドリブで書き直すのが好きなんだけど、
ジョニーはたやすくやってのけるんだ。息をするくらい簡単な事なんだよね。」

ジョニーさん
Black Mass: Johnny Depp "James Whitey Bulger" Behind the Scenes Movie Interview

何か・・・・太った?

「すごいよ。素晴らしい男なんだ。心とか魂がきれいだ。
ベネディクトとエドガートンには完全にやられた。
彼らと仕事ができてすごくうれしいよ。彼らとは兄弟になったんだよ。
僕の兄弟だ。」

そしてビハインドシーン。ネタバレになるかもです。
Black Mass: Benedict Cumberbatch "Billy Bulger" Behind the Scenes Broll


ビリーとジョンの会話の場面。


RadioTimesの記事。この映画でベネディクトはボストン訛りで話してるらしいです。
What do you make of Benedict Cumberbatch's Boston accent?

これをUPする頃はもう放送されているかもしれませんが、
TODAYで放送されるキア・シモンズさんのインタビューの番宣?ベネディクトのメッセージです。

Benedict Cumberbatch is NOT on Twitter! Watch his interview with @KeirSimmons tomorrow on TODAY.
https://t.co/6vMJ3SNYsK

— TODAY (@TODAYshow) 2015, 9月 10
BC「録画してる?」
KS「してるよ。」
BC「ツイッターはやってないよ。誰がやってるにしろ僕じゃない。」
KS「ベネディクト・カンバーバッチはツイッターをやってません。」
BC「僕のふりをするのはやめて・・・
僕からメッセージが届いても、それは僕ではないんだ。
僕はここだよ。ツイッターはやってないからね。」
KS「ニセモノだ。」
BC「ニセモノはさよならだ。」

ベネディクトの成りすましがいるって事?
そのあたり全然チェックしていませんが・・・・放送されたらわかるかしら。
シャーロックの成りすましはよく見るけど本人のは見た事ないなー。

そして、
NTライブの2016年予定にハムレットきましたねー。
詳細はまだまだ白紙のようですが・・・絶対実現させてくださいねー。来年だけど・・・

NTL2016のラインナップが決定! 上映日程・劇場は今後発表になりますが、第1弾「ハムレット」、第2弾「夜中に犬に起こった奇妙な事件」、第3弾「橋からの眺め」、第4弾「人と超人」第5弾"The Hard Problem"(原題)、第6弾「戦火の馬」の順で一年間公開していきます!

— ナショナル・シアター・ライヴ (@ntlivejapan) 2015, 9月 10
それでは最後に
また今年もカレンダーの季節がやってきました。はやっ!
そんなわけでシャーロックのカレンダーです。
Sherlock 2016 Calendar

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 3 of 7

$
0
0
The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien


2大王様による巨頭対談

馬鍬砦に集合するも思ったより集まりません。
馬たちに落ち着きがないので何事かと思ったら死者の道へ続く谷の入り口がありました。
ちょっとビビり気味のアラゴルンは背後からのギムリの呼びかけに本気で驚いていました。


何かかわいい。


瀕死のアルウェンと砕け散る夕星の光の夢を見るアラゴルン。

飛び起きたらセオデン王からお呼びがかかり王のテントに。
エルロンド卿が鍛えなおしたナルシルの剣、「アンデュリル」を携えてやってきていました。
死の軍勢を味方につける必要があるけどゴンドールの王なら大丈夫、とエルロンド義父上。

「The man who can wield the power of this sword-
-can summon to him an army more deadly than any that walks this earth.
Put aside the Ranger. Become who you were born to be.I gave hope to the Dunedain.」
この剣の力を扱える者ならこの大地を歩く何よりも威力のある軍隊を招集することができる。
レンジャーの身分を捨て、生まれながらの者になるのだ。私はドゥーネダイン に希望を与えた。
「I have kept no hope for myself.」
私は自分に希望などもちません。


アラゴルンは死者の道に行くためにこっそりとひとりで抜け出そうと支度をしていると
エオウィンがやってきます。

私の気持ちはおわかりでしょう、とエオウィンに、あなたは私の影を愛したのです、とアラゴルン。
何か・・・そんな歌がありましたよね。あなたは私の幻を愛したの♪
「I have wished you joy since first I saw you.」
最初に会った時から私はあなたの幸せを祈っていました。
剣と盾を持って戦いたいと頑張る女性を応援したくなる気持ちもわかるんだけど、
優しさは罪なのよー、アラゴルン。

更に、ギムリとレゴラスにも見つかっちゃいます。

「Not this time. This time you must stay Gimli. 」
今回は連れていかないよ、とアラゴルンですが、
「Have you learnt nothing of the stubbornness of dwarves?」
ドワーフが頑固だって学ばなかった?としっかり馬と一緒のレゴラス。3人の友情が熱いわ。

レゴラスの説明を聞きながら死者の道へ。
ブレゴも逃げ出すほど妖気漂う入口ですが臆せず入っていくアラゴルンとレゴラス。
「Well this is a thing unheard of. An elf will go underground, where a dwarf dare not.
Oh. Oh, I'm never hear the end of it.」
聞いたことがない。エルフが地下に行くのにドワーフにその勇気がないなんて。
末代まで言われてしまうよ。とギムリも頑張って入っていきます。

下を見るなよ、とアラゴルンに言われるギムリですが、
見るなよと言われると見たくなるのが人情ってもんです。ドワーフですけど。
ギムリが下を見ると足元にはたくさんの頭蓋骨で埋め尽くされていました。

死者の王、登場。

ディズニーランドのホーンテッドマンションみたいなんですけど。

「I am Isildur heir. Fight for me and I will hold your oaths fulfilled.
What say you? You have my word! Fight and I will release you from this living death!
What say you? 」
私はイシルドゥアの末裔だ。私と共に戦いお前の誓いを果たせ。何と答える?
戦え。そうすれば私はお前を解き放つ。答えろ!

しかし死者たちはその場から消え去り洞窟は崩れアラゴルンたちは何とか脱出しますが、
そこで見たものは大河を渡る海賊船の大軍でした。

死者の王との交渉が決裂し絶望感でアラゴルンはその場に崩れ落ちます。

劇場版ではカットされた場面ですが、こんな美味しい場面をなぜカットしたんですか!
アラゴルンのあまりの色気に眩暈が・・・(変態)


しつこい?


その時、ふと気配がして振り返ると死者の王が再び登場。

「We fight! 」
我らは戦う!

早く言えってー!


ミナス・ティリス。
満身創痍で重体のファラミアを見て絶望したデネソールが仕事を放り出しちゃうので
ガンダルフが兵士たちの指揮をとっています。
余談ですがゴスモグって結構優秀なコマンダーだなーとちょっと感心。


上陸しようとしている海賊たちを待ち構えているアラゴルンたち。

PJとゆかいな仲間たち。
PJは毎回こっそりと出演していましたが最後だからと制作スタッフもかなり出演しているとの事で、
特にPJは迫真の演技してました。さすが監督。

海賊に警告の矢を撃とうとするレゴラスの弓をギムリがちょろっと向きを変えて
殺してしまいます。PJ、渾身の演技。
それでも余裕で「どこの軍隊が?」笑っている海賊たちの前に現れたのは・・・

「This army. 」
最強の軍隊、死者の軍隊でした。

Viewing all 1052 articles
Browse latest View live