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閑話 ベートーヴェンとオーケストラ

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今回は音楽のお話です。


毎年の恒例行事なのですが今年もN饗のベートーヴェン交響曲第9番コンサートに行ってきました。
普段は80年代のR&Bやソウルをよく聴いてますが時々無性にクラシックが聴きたくなるんです。
その中でもよく聴くのが第9の第4楽章で、これはいつ聴いても何というかこみ上げてくるものがあるんですよね。

余談ですが最近専ら通勤中はiPhoneでネットラジオを聴いているのですが、とにかくバッテリーの消耗が激しくて、
30分ちょっとの通勤なのに、80%近いバッテリーが家に着くころは20%を切ってたりするんですよね。
常に電波をキャッチしてるわけなので通常より消耗するのは理解できるんだけど、もう少しエコにならんのですか?(笑)

さて、今回の指揮者はオランダ生まれのエド・デ・ワールト氏。
と、言っても指揮者の違いが分かるほど精通していないのですが、動きを見てるだけでも楽しいです。
そして何より普通のスピーカーでは聴き取れない様々な楽器の音がひとつひとつ聴こえてくるんです。

全ての楽器の音や個性を完璧に把握してきちんと指示を出し、演奏者はその指示を完璧に表現しつつ
全員で協力し一曲の交響曲を作り上げていく。
優秀な指揮者であれば完成度は高いしダメな指揮者だとどんなに演奏者が優秀でも残念な結果になることを
考えると会社も軍隊もみんな同じだなーと、身も蓋もない事を考えている私をお許しください。

ベートーヴェンが第9を作曲した頃は既に耳が聴こえなくなっていてイメージだけで作ったとか。
いやいや、驚きです。だって交響曲ですよ?しかも長いし。
合唱の部分の歌詞はシラーさんの「自由賛歌」がベースです。
フランス革命のラ・マルセイエーズのメロディーでドイツ学生が歌っていてそれをベートーヴェンが
歌詞として少し書き直したと言われています。

ちなみに年末に演奏されるのは元々のドイツの習慣だそうですよ。

第9は途中入場が禁じられているので開演に間に合わなければ終わるまで入ることが出来ないし、
幕間もないので、遅れたらそのまま帰ることになるんでしょうかね?

ところで世界のオーケストラのランキングってご存知ですか?
もちろん評価する国や人によって多少のバラつきはありますが、
大体1位はやはりベルリンフィル、ウィーンフィルとヨーロッパが強いのですが、シカゴやNYも有名ですよね。
アメリカのオーケストラがなぜ上位にいるのか少し解せぬところもありますが(笑)

日本のN饗はどの辺かな?
と思ってちょっと調べたんですがベスト10どころか30にも入っていなかったです。
クラシックの歴史も浅いし、仕方のないところですよね。

クラシックは映画でもよく使われます。
第9だと有名どころでは「時計仕掛けのオレンジ」でしょうか。
私的に一番印象の強い映画は何といっても「地獄の黙示録」です。
ワーグナーのワルキューレの騎行とともに次々と火が放たれていく場面は恐ろくそれでいて幻想的な、
コッポラさんならではの名シーンだと思います。

大分前の話ですが、毎年テレビ東京で放送するジルベスタ―カウントダウンコンサートで、
第9を演奏し終了と同時に新年を迎えると言う企画があったんです。
音を伸ばして微調整できる曲と違い第9はパーンと終わるのでかなり難しいと思いましたが、
ちゃんと終わったんですよ。0:00きっちり。
思わずテレビの前でブラボー!と叫んでました(笑)

この企画、毎年違う曲でやっていますが第9はすごく印象に残っています。
なのに指揮者が誰だったのか・・・覚えていません、ごめんなさい(汗)

何だかタイトルに偽りありな薄っぺらい内容で本当にすみません。


Little Favour 完結編

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「Little Favour」

SunnyMarch presents
Director: Patrick Victor Monroe
Writer: Patrick Victor Monroe
Country: UK at 2013

以下、内容を含みますのでご注意ください。


続きです。これで終わりです。


ローガンのアジトでウォレスは拷問を受け倒れています。
ウォレスのフラッシュバック
男の声「立ち上がれ、エース。」

ローガンは誰かと電話をしています。
「やってるよ。朝には娘をボートに乗せるよ」などと話しています。

ウォレスはローガンの前に引きづり出されます。
Lo「お父さんの準備は出来てるかな?」

Lo「もちろん彼は後で我々が探すけど。彼がどこにいるか教えてくれるかな」
Lo「そうすればおそらく」
Wa「おそらくあんたは俺の”SUKA”だ」
Lo「は?」
Wa「おそらくあんたは俺の”SUKA”になれるよ」
この「SUKA」ですが、ロシア語で「ビッチ」とかそんな意味だそうです。
間違っても女性に対して言ってはいけない言葉らしいです。

ローガンは「面白い男だね」と笑いながらもっと笑わせてやると銃でウォレスを殴ります。
Lo「君のプライドが傷つくと言うなら、誰も見ていないし誰も言わない。君がリークしたことは誰にもわからないよ」
Wa「・・・・」
Lo「俺の仕事を説明すると」
Lo「喋るか、それとも」そう言うとローガンはウォレスの頭を撃つマネをします。
Wa「わかったよ。ライラに会いたい」
Lo「彼女がこれを見たいと思うか?」
Wa「彼女が無事かどうか確かめたいんだ」

ローガンはロシア語で指示すると部下がライラを連れてきました。
ウォレスに抱き付くライラ。

「俺は大丈夫だ」とライラに囁くウォレスですがローガンがすぐに引き離します。

そしてローガンはライラにジェイムスの居所を聞きます。
Lo「お父さんの友達のエース、彼は知らないと言うんだ。」
Lo「彼が喋るか、それともあなたの残りの人生に傷がつくか。」
それを聞いたライラが銃を取ろうとするので「だめだよ、まだ彼を撃たないよ」とローガンが止めたその時。
ライラがウォレスに向かってウィンクをします。

それを見たウォレスは「え?」な顔。

実は初めてこの場面を観たとき、ライラのウィンクにウォレスもウィンクで応えてるように見えて、
あれ?この2人はグル(と、言うのか?)だったの?とか思いましたがこの後の展開を見て、
単に殴られて目が開いてないだけだったのね、と1人で納得してました。

ライラはウィンクした後、素早くローガンの銃でそばにいた部下を撃ちます。
それを見たウォレスも反撃。ライラの援護を受けつつこちらは素手なので肉弾戦。
ライラは正確な射撃で一人ずつ倒し、ローガンも撃たれます。

ウォレスと殴り合いになっている部下をライラが狙いますが、なかなか定まりません。

結局ウォレスが投げ飛ばされ離れた隙に撃ちました。
更にウォレスも部下をひとり倒して銃をゲットします。

ローガン、ここで倒れながら「SUKA」と言ってます。「ビッチ」って言ってるのでしょうか。

ウォレスがライラに「どうゆう事だ?」と聞きます。
ライラが答えようとした時に外で大きな音(銃声?)がしたのでライラが外に出ようとするのをウォレスが止めます。
ライラは「Do you have him?」と聞きます。
ローガンが「俺の部下がきたんだ」と叫ぶとライラがもう一度「彼を招待する?」と言います。
ウォレスはわけがわからずにいるとライラはそのまま走って出ていきます。
「ちょっと待て!」とウォレスにローガンが「俺の部下が捕まえて切り刻んじゃうよ」と撃たれながらも楽しそう。

苦しそうに呻きながら時々何かの気配を感じたように銃を構えるウォレス。PTSDの症状かもしれません。
そしてボヤけた視界に先に現れたのはジェイムスでした。
「ジェイムス?何だお前」と言うウォレスを制しながらローガンの前に立ちます。
ローガンが笑いながら「ほら、エース。これで仕事は完了だ」と言うと、
ジェイムスがローガンに跨り「俺の話をよく聞けよ」と言うとローガンに何かを耳打ちします。
それを聞いたローガンは叫びます。「それで、俺を行かせるつもりか?他人じゃないか。」

この場面、ジェイムスがローガンに話した内容もわからないし、そのあとのローガンのセリフ。
「So you are going to let me go? And this is to others?」
これはその後のジェイムスが「Let him go」と言うので「俺を殺すつもりか?」という意味合いで訳しています。
「And〜」のところもまったく違うかもしれませんが、もしかしたらジェイムスとライラが他人とか?などと
妄想しつつ意訳しちゃいました。ちょっと意味がよくわからないかも、ごめんなさい。

ジェイムスは表情ひとつ変えず「Sure」と言うとライラに「ライラ?彼を殺せ」と命令します。

驚くウォレス。
そして銃声とともにローガンが倒れます。

驚愕とともにライラを見つめるウォレス。

振り向いたライラの顔には返り血が散っていました。


ここでENDです。

勝手ながら私の解釈と書きますと、
イラクの少年兵と何かしらトラブって(少年兵に殺されそうになったとか?)ジェイムスに助けられる。
少年兵と戦った(あるいは仕方なく殺してしまった)事がトラウマになっている。
同じ経験をしたジェイムスはウォレスとは違う道を歩んでいた。それは自らも少年兵(ライラ)を育成していた。
そこで驚愕するウォレス。
わははー。妄想甚だしいですね。恥ずかしいです。

ベネディクトのアクションは「もう少し頑張りましょう」な感じでしたが、
それ以前に特殊部隊とか似合わないような・・・(失礼)
ピーター・ギラムはハマリ役だったし、ジャック・ライアンも似合いそうなんですけど、
私の中では軍人よりスパイのイメージなんですね。しかも頭脳系のスパイ。

以上、
私の駄訳、駄文にお付き合い下さりありがとうございました。

シャーロック バスカヴィルの犬 -S2E2- その1

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Sherlock Season 2 Episode 2 : The Hounds of Baskerville

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss

本当にたった今、気が付いたんですけど、
前回のベルグレービアの醜聞の時のタイトル、途中からずっと「S1E2」になっていました。
逆じゃん、S2E1じゃん。お恥ずかしい限りです、すみません。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


ヘンリーの回想から始まります。
森から逃げるように走り続ける少年ヘンリー。
そこに犬を連れた初老の女性に「大丈夫?」と声をかけられますが、
少年ヘンリーは犬を見て怯えたように叫びます。

そしてヘンリーは窪地に佇んでいました。


余談ですが、
オープニングクレジットの後、Speedy's café の窓に飾られたワンちゃんが写る演出がすごく好きです。


221Bのフラットのドアが開き、現れたのは銛を持った血だらけのシャーロックでした。

ジョンも思わずびっくり。
「その姿で地下鉄に?」と聞けばタクシーが乗車拒否したんだとご立腹。

血を落としてすっきりしたシャーロックですが落ち着きなく部屋をウロウロ。

ジョンが新聞記事を読み上げますがもっと重要な事件は無いのかと叫び、
「I need some. Get me some.」
アレが欲しいと言いますがジョンの答えは「No」

それでも食い下がるシャーロックに「きっぱり断つと決めただろう」
アレとは煙草ですね。せっかく禁煙してたのに前回のベルグレービアで吸ってしまったんですよね。

部屋のあちこちをガサガサと探しついにはジョンにかわいく「Please」とお願いしたりします。

ハドソンさんを呼び出し煙草のありかを聞き出そうとしますがもちろん「知らないわ」と言われるので
シャーロックはハドソンさんのボーイフレンド、チャタジーさんとの事を推理しちゃいます。

銛で人を指してはいけませんw

挙句に彼には隠し妻がいるから旅行は実現しないとトドメをさしてしまい怒ったハドソンさん退場。
しかも本人もソファにまるくなって拗ねてるし。

謝りに言ってこいとジョンに怒られるも僕には事件が必要なんだと叫ぶので
「サイトは見た?」と確認しますが
「うさぎのブルーベルが突然消えたので助けてください」と子供の依頼があるだけでした。
うさぎは姿を消す前に体が光ったそうだと茶化すように言うシャーロックにちゃんと付き合ってあげるジョンて
もうお父さんの域に入っているような。

シャーロックから渡されたPCを見るときのジョンのこの顔が当時かなりツボってましたw
何故この顔??w

その時、呼び鈴が鳴ります。

「あの鳴らし方は!」
そうです、依頼人がやってきました。

テレビのドキュメンタリーを観るシャーロック、つまらなそうです。

レポーターがダートムアのバスカヴィルの軍事施設で行われている秘密の実験に言及しています。
それは、遺伝子変異による動物兵器の開発の噂でした。

そして更にイライラするシャーロック。

「怪物は存在するのでしょうか」
レポーターの言葉にヘンリーが子供の頃に見たとモノが父を殺したとインタビューに答えます。

ヘンリー君が9歳の頃に描いた絵。

無言で観ていたシャーロックですがここでテレビを消します。

「何を見た?」と言うシャーロックに「これから言うところだったのに」とヘンリーが言うと
「編集されていない君の話を」
わかったと言ってポケットから出したナプキンで鼻を押さえるヘンリーに「あせらずに」とジョンがやさしくフォロー。


ダートムアの話を始めるヘンリーに興味ないのでお父さんが殺された話をしてくれと言うシャーロックを横目で見るジョン。
失礼な事を言わないように見張ってます(笑)

ヘンリーのお父さんが殺されたのはデュワーズ窪地で、その時に見たんだ。
黒い毛皮に赤い目。そいつが父を殺したけどそれしか覚えてない、そして父の遺体は見つからなかった。
ヘンリーの話をずっと無言で聞いているシャーロック。

「犬か狼かな?」ジョンの問いかけに「遺伝子操作かも」なんて返すシャーロックに憮然とするヘンリー。
「父はよくバスカヴィル研究所の話をしていた。怪物を作ってると言ってみんなに笑われていたけど
テレビ局は僕の話を信じてくれた」
真剣なヘンリーにシャーロックは「地元の観光促進になった」とか言うので見かねたジョンがちょっと助け舟。
「ヘンリー、お父さんの事件は20年前の事だ。なぜ今依頼を?」

だけどヘンリーは笑いごとだと思っているなら助けにならない!と腰を上げ立ち去ろうとします。
その時、突然シャーロックが「昨夜は何があった?」とヘンリーに話しかけます。

その2に続きます。

Supernatural 2-11 Playthings その2

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「禁じられた遊び」

Written by Matt Witten
Directed by Charles Beeson

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください

続きです。


サムを寝かせたディーンは部屋を出てレストランに入ると奥のバーでシャーウィンがお酒を出してくれました。

このホテルの事は何から何まで知ってると言うシャーウィンにディーンが聞きたいなと可愛くおねだり。
シャーウィンは「それを年寄りに言っちゃいかんよ」と嬉しそうに話し始めます。


幸せな時代だよ、シャーウィンはスーザンと母親のローズが写っている写真を見せます。
「このホテルは1世紀以上ローズの一族のものだったのに、彼女は老人ホーム行きになりホテルは解体」
不幸な事だよ、とシャーウィンは言います。

その時ディーンはある写真に目がいきます。
そこには少女の頃のローズが写っていましたが隣の女性の胸にはあちこちにあった、
ヒンドゥー教の印を象ったペンダントがありました。

隣の女性は乳母のマリーだとシャーウィンは説明します。

朝、サムはぐったりとトイレにへばりついていました。二日酔いです。

何も覚えてないよな?と聞くディーン。
「酒の味しか・・・」と答えるサムに「よし!」とばかりに嬉しそう。
サムが違うものに変わったらディーンが殺すという約束の話しですね。

「ローズにブードゥー教の乳母がいた」
ディーンの報告に「じゃ、乳母から呪術を?」とサムはローズと話すため起きだしてきます。

スーザンが留守中を狙いローズのいる部屋に行き話しかけますが何の反応もありませんでした。
サムはローズが脳卒中の後の症状だと気づき、部屋にもブードゥー教の祭壇も何も無いのでローズは違うかも、
と言っていたところへスーザンに見つかり出て行くように言われます。


兄弟がホテルを出て行ったあと、2階でマギーと遊んでいるタイラーにスーザンが荷造りするよう言います。
出て行きたくないしマギーも許さないって言ってるよ、とタイラーが言うと
「やめて、マギーは空想の友達でしょ」とスーザンが言います。

マギーが存在しない事がここで明らかになります。怖いw

シャーウィンもお別れの挨拶をして出て行ったあと玄関前に停めた車に荷物を積んだスーザンですが、
突然強風が吹くと、建物の横にあるブランコが揺れ始めます。
スーザンが近づいていくといろいろな遊具が動き始め、マギーの車が動き出しマギーに向かって突進を始めましたが、
寸でのところでサムに助けられます。

ホテルの中に入ると兄弟はスーザンにローズの発作の時期を聞きます。
「1ヶ月前よ」スーザンの言葉に「一人目の犠牲者の前だからローズの呪術は人を守るためにあったんだ」と言います。
スーザンに説明するのは大変なのでとにかくホテルの従業員や娘さんたちもみんな避難させてくれと言いますが、
「娘はひとりよ」とスーザンが言います。
兄弟たちにはマギーが見えていたのでマギーが悪霊だと判断しますが、タイラーを探すことにします。

その頃、タイラーはローズの部屋にいたマギーを呼びに行きます。
マギーは「遊ぼう、ずっとここで」と言いながら部屋を出て行きますがローズはどうすることもできませんでした。


マギーとタイラーはプールにいました。

ここから飛び込むよう誘うマギー。そうすればずっと一緒に遊べると言います。
兄弟とスーザンはプールでタイラーを見つけますが、扉も窓は壊すことも出来ず中に入れません。
そしてタイラーはプールに落とされてしまいますが、何とか中に入ったサムが飛び込みタイラーを助けます。

シーズン1はディーンが湖に飛び込んで男の子を助けたけどシーズン2はサムが飛び込むんですね(笑)

マギーはローズの姉でした。
ローズはマギーとここでずっと暮らす事を条件にタイラーたちを解放するように伝えマギーが承諾します。
そしてスーザンがローズを見に行くと彼女は死んでいました。

タイラーにはもうマギーが見えませんでした。
兄弟はスーザンとタイラーを見送り、事件は解決します。

「ひと仕事したな。」と言いながらインパラに乗り込もうとするディーンにサムが言います。
「気分はいいけど、昨日の話は本気だよ」

とぼけるディーンでしたがサムの真剣な表情に何も言えなくなり無言で車を走らせます。

そして誰も居なくなったホテルでは姉妹の遊ぶ声が聞こえてくるのでした。

やーん、今回マジで怖いです。

シャーロック MANY HAPPY RETURNS

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Sherlock Mini Episode Many Happy Returns


気がついたらもう年末で、お正月はいよいよSherlock Series3が本国で放送されますね。
日本語字幕のBDが出るまで我慢しようとちょっと思ったのですが、
本国放送と同時に多分いろいろなネタバレが出回りそうなのでやっぱり観ようかと考えとります。

さて、クリスマスに放送されたミニエピソードです。
BBCの公式だしスポイラーでもないと思うので書きますが日本での公開まですべて回避している方にはごめんなさいです。

以下、ミニエピソードのネタバレが含まれますのでご注意ください。



ミニエピソードというから主役2人以外のスピンオフ的なお話かと思ったら、
プロローグのような内容でしたね。「Series 2.5」な感じ?

たった7分ちょっとでしたがしっかりしたストーリーで、構成も演出もとても良かったです。
あらためてモファットさんとマーク・ゲイティスさんはすごいなーと感服です。

それにしてもシーズンの合間をここまで演出し盛り上げるドラマは過去にも無いような気がします。
世界中ちょっとした、いえ大規模なお祭り騒ぎですが私もオンタイムでそれを味わうことが出来て良かったなーと。

このミニエピソード放送の後にすぐジョンのブログがミニエピソードを受けた内容で更新したのも、
制作側、何をすればファンが盛り上がるのか把握しすぎです(笑)
しかも英国オンリーかと思ったら今回はBBCがちゃんとYoutubeにもUPしてくれたんですよね。

そしてミニエピソード放送後すぐに翻訳してくれた方が沢山いて皆さん仕事早いです、ありがたいです、本当に。
iPlayer は一応英語字幕が出るんですけど・・・出るんですけどね・・・。

て、事で。
もう既に内容はすっかり把握されている方が多いかと思いますが、自分のまとめも兼ねて書きます。

オープニング、おなじみのタイトルの後チベットから始まります。

「Many Happy Returns」
チベットの僧侶に紛れて隠れていた麻薬密売人の女性を見抜く僧院長の場面。

この僧院長が実はシャーロックではないかと言うアンダーソン。

そんなアンダーソンに「奴は死んだんだ」とレストレード。

だけどアンダーソンは次に起こった事件の目撃例を出します。

ニューデリー。

見事事件を解決した警部が記者会見を開きなぜ犯人がわかったか説明します。
そして記者会見終了後、警部が「すべて君のおかげなのに手柄にしなくていいのか?」とある人物に話しかけます。


「その警部は優秀だな」レストレードが言うと、
アンダーソンが「そんな優秀な警部はどこにもいないですよ」と言ってしまい「サンキュー」と嫌味を言われますが、
「シャーロックもあなたの事件をすべて解決したけど一度も自分の手柄にしなかったじゃないですか」
そう言われたレストレードは「全部解決したわけじゃないぞ」と反論しますが、
「彼は隠れてたけど事件に関わることをやめられなかったんですよ」と話を続けます。
レストレードも負けじと自分で解決した事件を挙げていきますが、次の目撃例へ話を進めるアンダーソンでした。

ハンブルグ。
妻殺しのトレポフという男の裁判において陪審員が集まり有罪か無罪か判決を出す場面。
陪審員が次々と「無罪」判決を出す中、イライラと指でテーブルを叩く男のところで止まります。

「どうですか?」

少しずつ姿がクリアになっていく感じなんですね。
やっと巻き毛がちょっと見えてきました。
そして新聞の見出しには「トレポフ有罪」と書かれています。

アンダーソンはシャーロックが生きていることを信じ、またそのために仕事を失ったようでした。
レストレードは古い友人に会いに行くと席を立ちます。

そしてアンダーソンが仕事に復帰できるよう働きかけるからと言いますが、
地図を見ながら「だんだんとイギリス近づいてきているんです」と言うだけでした。


レストレードが訪ねた相手はジョンでした。

調子はどう?とレストレードが聞くと「うん、いいよ、前よりはずっと」と答えるジョン。
実はレストレードはシャーロックがオフィスに残していったものを持ってきていました。
「俺たちが君の誕生日に作ったビデオメッセージを覚えてるか?これはそのノーカットバージョンなんだ」
そう言いながら箱からDVDを取り出します。
「持ってこない方がよかった?」
「いや、大丈夫。多分観ないと思うけど」グレッグにジョンはそう答えました。

レストレードが帰ったあとジョンはグラスにお酒をつぎ少し考えたあとDVDを再生機に入れます。

この場面、ジョンの表情がせつないですけどすごくきれいな構図です。

「僕は何をするんだっけ?」
再生が始まるとすぐにシャーロックのアップで始まります。

「最後に何をするんだっけ?笑ってウィンクをする?時々やるんだ。みんな喜ぶから。僕が人間らしくなるから」
シャーロックはジョンの誕生日食事会に欠席するのでレストレードの撮影でメッセージを残す事になりました。
「僕の欠席理由何だっけ?」
「用事があるって言うんだろう」レストレードはもっとちゃんとした理由にしろよ、と言いますが
シャーロックは細部までちゃんとしちゃうと嘘になるからそれでいいんだ、と言います。

もう一度カメラを見ると
「ちょっと待て。何をするか考える。」

その時ジョンが呟きます。
「何をすればいいか教えてやる。死んでるのをやめるんだ」

「OK」

ジョンの言葉に返事をするかのように画面の中のシャーロックが言うので思わずジョンが顔を上げます。

ここもすごい演出ですよね。

そしてシャーロックのメッセージが始まります。

「ハロー、ジョン。その場にいれなくてごめんなさい。僕はすごく忙しいんだ。」

「However, many happy returns」
「そして心配しないで。僕はすぐにまた君と一緒になれるよ」
ここでドアの呼び鈴が鳴ったのでジョンは動画を止めて席を立ちます。


「彼は戻ってくる」
アンダーソンが呟きます。

レストレードは街中で見かけた新聞の見出しに目をとめます。
「THE GAME IS BACK ON」

この見出しを見たとき、レストレードが微笑みます。

この微笑みは何を意味してるんでしょうか?
レストレードは真相を知っているという説もありましたが、どうなんでしょうか。。。うーん。

そして、
動画のPauseの時間切れで再び再生モードになり、シャーロックがにっこり笑ってウィンクします。



7分ちょっとなのに完成度の高い内容でした。
そしてジョンの表情が本当にせつないせつない(泣)

このエピソード放送後、すぐにジョンのブログも更新されるわけですが、
もう、さすがBBCなのかモファットさんなのかわかりませんが、やる事に抜け目ありません。
またこのブログの内容が更にせつなくて、私はしばらく寝つけなかったくらいです。

ブログのタイトルは
「Many Happy Returns」
要約すると、メッセージビデオを観た。
シャーロックは人間らしくないとみんなが言うけど彼はチャーミングでとても人間らしかった。
彼のように僕たちも正直であるべきだし、そして今が正直になる時だ。
楽しかった時期を伝えるためにブログを書いていたけど、もう前に進まなければいけない。
自分の話を信じてくれない人たちのコメントを消すのは疲れたよ、僕はあれが全て現実だと知ってるけど。
そして僕はある人を見つけることが出来たから、その人に集中するよ。
だからこれが僕の最後のブログだ。

Sherlock, you bastard, wherever you are.
シャーロック、どこにいようと君はひどい奴だ。
Cheers.

ジョンはシャーロックのビデオで少し踏ん切りをつけてしまうんですね。
ここのジョンは聖典のワトソンよりも頑固で狂暴かなり強いところがあるようなので、
シャーロックが戻ったらどうなるんでしょう。もちろん行き着くところは同じだと思いますが。。。

それにしてもビデオメッセージのシャーロックとブログのジョンをこうして並べると、
何でしょう、この人たち。結局相思相愛じゃないですか(笑)

本国放送前にこれをUPしたくて頑張ってみましたが、相変わらず上手くまとめられず
長くなってしまいました。。。7分ちょっとなのに(涙)

しかし、あと約3日で始まり10日後くらいには3話すべて終わっているわけですよ。
でも3話目の最後がどんなクリフハンガーかわかりませんが、クリフハンガーである限りシリーズは続くんですよね。
ちょっと複雑w

閑話 新年のご挨拶

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皆さま、明けましておめでとうございます。

日頃はこのような拙いブログを訪れて頂きありがとうございます。

早いものでこのブログを開設してから324日が経ちました。
海外ドラマや映画が好きでいろいろと言いたいことや感想を書きたいために始めたのですが、
気がつけばベネディクト・カーンバーバッチブログと化していました・・・

こっそりとひっそりと誰にも知らせずどこにもリンクを貼らずに書いていたのですが、
おかげさまで少しずつ訪れてくれる方が増えてきて本当に嬉しい限りです。

本当は2013年を振り返ろうと画像を加工したりしていたのですが年末に間に合わず(涙)
新年早々に昨年を振り返ることになりました。
いつもはサイズを小さくして画像を貼っていますが今回は少し大きくしました。
昨年私が記事にした映画やドラマの一部でございます。

最初の頃の記事は短いし画像も適当に拾ってきたものなのであらためて読むと何だかがっかりなので
いつかリベンジしたいです。マジで1日48時間あれば。。。

最近は画像も文章も多くなり記事ひとつ完成させるのにも時間がかかるので、
特に最近は毎日毎日PCに向かってカチカチやっている私に周囲はドン引きです(笑)

まぁ白い眼は平気なんですが最近観ていないドラマや映画がどんどん溜まってしまったりしているので、
今年は少しだけUPのペースを落として、もっともっと沢山のドラマや映画の事が書ければと思っています。

だけどおかげでDVDやBD関係のITツールにはかなり詳しくなりました。
特にBDはセキュリティがスゴイスゴイ!もうびっくりです。
セキュリティを強化してコピーなどの不正を防止していると思いますが、
こうゆうのって結局イタチごっこなんですよね。

でもひとつ学んだ事は、ちゃんとやりたければお金を払いましょうって事です。
もちろん無料ソフトも良いものが沢山ありますが、困ったときは有償ですよ(笑)
しかし!
有償だからと言って良いとも限らないのがITの怖いところで、私も結構授業料払ったりしてます。
ホントにねー、特に某Cの国のものは避けたほうが無難ですね。

ベネさん特集もちゃっかり作りました。
これは無料の画像加工ソフトなんですが無料版だと下の方にロゴが入るので、
不自然に下の部分の画像が切れているのはそのためです。

しかしいっぱいありすぎて選びきれないっすよw

新年早々映画やドラマとはまったく関係のない話しになってしまいました。
迷走ばかりで何がしたいのか本人もよくわかっていない期待外れなブログですが、
少しずつ頑張っていきますので今年もよろしくお願いいたします。


いよいよです。。。

シャーロック バスカヴィルの犬 -S2E2- その2

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Sherlock Season 2 Episode 2 : The Hounds of Baskerville

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss

その1の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

「昨夜は何があった?」と聞くシャーロックに「なぜそれを?」と驚くヘンリー。
シャーロックの推理が始まります。
始発の列車の乗った事から列車の中で惹かれた女性、そして惹かれたけどすぐに冷めてしまった事まで、
途中でジョンが諌めようとしますが、話し続けます。
挙句に「今は1本目の煙草を切望している。座りなさい、そして煙草を」
そこまで聞いてヘンリーは椅子に座りながら「何でわかったんですか?」と聞いてしまうので
「流して」とジョンがスルーしようとしますが、シャーロックは止まりません。
「自己顕示」だからと止めようとするジョンに「これが僕の仕事だ」と言います。

いつものように早口でヘンリーが持っていたナプキンから状況を暴き出すと、驚きながらも
「その通りだ」と言うヘンリーに、にっこりとちょっと嘘くさい笑顔のシャーロック。

そしてヘンリーに近づくと真顔で
「さあ、吸って」

素直に煙草に火をつけるヘンリーにやれやれとジョンが質問します。
「ご両親はふたりとも亡くなったんだよね?7歳でひとりに?」
その時ヘンリーに顔を近づけて煙草の煙を吸い込むシャーロックに固まりながら「そうです」と答えるヘンリー。
ジョンも唖然としながら「傷を負った君の心が生み出した幻影という可能性は?」とドクターらしく聞きます。
ヘンリーはルイーズと言うセラピストに通っていて、その先生からも同様の指摘を受けて
自分と向き合うために故郷に戻ることを勧められていました。

「昨夜デュワーズ窪地で何があった?セラピーとして行ったはずなのになぜ探偵に相談を?」
シャーロックの質問にヘンリーは足跡を見たと答えます。

たったそれだけだったのでシャーロックはやっぱりトラウマだね、退屈!」と早々に切り上げ席をたちますが
ヘンリーが「大きな犬(ハウンド)の足跡だったんだ」と言うと引きかえします。

ヘンリーにもう一度同じ言葉を繰り返させると急に依頼を受けると言います。

何で急に興味を?とジョンが訝しみますが、まずはバスカヴィルに助手を派遣するからとシャーロック。
あんなに退屈だって言ってたのになぜ行かない?と怒るジョンにうさぎの事件で忙しいと答えるシャーロック。
挙句にこの顔です。

個人的にはこの顔大好きですが当事者は殴りたくなるんでしょうね、きっと(笑)

とうとうジョンは「わかった」と言って隠していた煙草をシャーロックに渡します。
が、シャーロックは煙草をぽいっと投げて自分もバスカヴィルに行くと言いました。

ジョンに勝ちたかっただけですか?

翌朝。
ハドソンさんとチャタジーさんの喧嘩を尻目にバスカヴィルに出発しました。

高く積まれた岩の上に立ちあたりを見回すシャーロックと地図を見ながらどこに何があるか確認するジョン。

デュワース窪地とバスカヴィル軍事施設、そしてそばに地雷原らしきところもありました。


宿泊するホテルに到着すると、そばで魔犬観光ツアーを説明する青年がいました。
ヘンリーが出演したドキュメンタリーですっかり有名になったようです。

襟を立てながら歩くシャーロックを横目で見るジョン。
視線を感じたのか「寒い」と呟くシャーロックでした。


その頃ヘンリーはセラピーを受けていました。

父親が殺された場面を思い出しながら「言葉が見える」と言うヘンリー。
「リバティ」
「イン」
この言葉の意味はヘンリーにもわかりませんでした。

ホテルではジョンが宿泊の手続きをしています。
「ダブルベッドじゃなくて悪いね」とお髭のご主人に言われちゃってました。
きっぱり拒否もできないまま視線を下に移すと食肉と書かれた伝票がありました。
このホテルはベジタブル料理を売りにしていたのでジョンはこっそりその伝票を頂いてしまいました。
すっかり探偵助手のジョンでした。

更にジョンはご主人から地雷原の事などを聞き出している間、シャーロックもウロウロと観察をしています。

この場面がファッション雑誌に出てくるモデルのようにキレイですっかり気に入っている私です。

魔犬とヘンリーに感謝してる、おかげで観光客が増えたと言うご主人。
「目撃した?」
ジョンが聞くと「俺はないけどフレッチャーが」と外にいる青年を見ました。
魔犬観光ツアーをやっていた青年でした。


その3に続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その1

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Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


やっと待ちに待ったS3です。
何だかんだともう既に観た方も多いようですが観ていない方ももちろん多数いらっしゃるので、
UPするのも悩みましたがちょっと抑えられなくて(笑)
ネット上でも皆さんネタバレ回避組に考慮しつつお話してましたが、ネット全盛時代に全て回避するのもかなり難しいでしょうね。
これというのも全て早く日本で放送しないN○Kが悪いんです。
とっととBBCと交渉してやっちゃってください。

そんなわけで「Empty Hearse」です。
私は始まって2分くらいのモリーちゃんとのキスシーンにちょっと倒れそうになったのですが、
何しろ今まで観たベネディクトのキス&Hシーンの中でダントツに色気があってドキドキしました。
何故でしょうね?シャーロックがヴァージン疑惑があるとはいえセクシーだから?
最早私の中ではこのエピソードで3本の指に入る好きなシーンになりました。やー、かっこいいわ。

ところで今回も画像を少し加工していつもより大きいサイズでUPしています。
私の場合、無駄に画像が多くて一言書いては貼っている状態なので、まとめてくっつけて1枚にしてみました。
作業も楽しいのでちょっとやみつきになりそうです(笑)
が、時間もかなりかかるので毎回はやらないようにします。


さて、
お話はもちろん前回の最後の場面から始まります。

電話越しに会話をする場面でシャーロックが「It’s a trick. Just a magic trick.」と言っていて、
あれ?ちゃんとジョンにこれはトリックだって言ってるじゃんと(笑)
今回セリフをここだけ抜いているからそう感じるのだと思いますが・・はっ!もしかして気が付いてなかったの私だけ?

シャーロックがジョンと会話し飛び降りるまで裏ではトリックの準備が行われています。
モリアーティの死体にシャーロックのマスクをかぶせ瞳にはコンタクトレンズ。

飛びおりた瞬間、ジョンは走ってきた自転車に倒され、起き上がりますがマジシャンで催眠術師ののDerren Brownさんに
催眠術をかけられ一瞬眠らされてから起き上がり駆け付けるとシャーロックは既に沢山の人に囲まれて絶命しています。

一方、飛び降りたシャーロックはバンジージャンプのように腰にロープを装着していました。
地上すれすれまで下がった後に反動でもう一度上がりモリーが待機している部屋の窓を蹴破ります。

そしてあの場面です。
部屋の中に着地し髪の毛をちょっとくしゃっと整えつつコートも直すとモリーにキス。

何もここまで並べる事も無いだろうと(笑)
でもこの場面はBGMもすごくかっこいいのよ。

そして颯爽とバーツを出ていきます。



「Bollocks」とレストレードがいきなり登場。
ばかばかしいとレストレードの言葉に「いやいや疑いの余地無いよ」と目を輝かすアンダーソン。
今までのシーン、全部アンダーソンの妄想だったんですね。アンダーソンすげー!
高説を説くアンダーソンに、レストレードが言います。
「罪悪感だよ、シャーロックは死んだんだ、君とドノヴァンが彼が詐欺だと思い込まされて死に追いやったんだから。
こんなバカな説をたくさん並べれば事態が変わると信じてるのか?」
そんなレストレードにアンダーソンは「僕はシャーロック・ホームズを信じている」と言いますが
「だけど、彼は帰ってこないよ」とレストレード。

その後ろではテレビのレポーターたちが「リチャード・ブルック」がモリアーティの創作した人物だった事、
そしてシャーロックの無罪が証明されたけど彼は死んだので遅すぎた判決だったとレポートしています。
それを見ながらふたりはもういない友人に乾杯とコーヒーをかたむけます。

シャーロックの墓地でジョンとメアリーが佇んでいます。


セルビアに潜入したシャーロックが潜入した理由を吐かせるために拷問を受けています。
しかしシャーロックは理由を話す代わりに拷問者の妻の不貞を当てると心当たりのある拷問者は部屋を出ていきます。

「やっとふたりきりになれたな」もうひとりの男がシャーロックに近寄ります。
マイクロフトでした。
探すの大変だったと言うマイクロフトはロンドンでテロが発生するのですぐに帰るように言いました。
「休暇は終わりだ、シャーロック・ホームズ」

ここでいつものタイトル。
このタイトルと音楽を聞くとワクワクしますね。ちょっとだけリニューアルしています。

ジョンが地下鉄に乗ってベーカー街の221Bを訪れ、2階に続く階段を見上げながらシャーロックとの会話を思い出します。
この表情がとても辛そうでせつないですね。
「今までの中で一番バカげた事だったよ」
「君はアフガニスタンに侵攻したじゃないか」
この会話はジョンがバカをやって(ピンクの研究?)こんなバカやったことないよって言うジョンに対して
アフガン侵攻のほうがバカげてるでしょって意味なのかしら・・・

そしてハドソンさんがちょっと怖い顔をしてジョンを迎えます。

マイクロフトのオフィス。
シャーロックがお髭をそってもらいながらマイクロフトと会話してます。
モリアーティの組織を解体するのに2年かかった、巨大な組織だったというシャーロック
救出したんだから少し感謝しなさい、すごく大変だったんだと言うマイクロフトに
僕が殴られるのを見てただけだろう?楽しんでたよねとシャーロック。

ジョン・ハリソンだよw

もっと簡単にまとめるはずだったのに・・・いつもの事だけど(悲)
続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その2

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Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

気が付けばE2が放送されちゃいました。。。


ここにきて厳しい評価の意見も少し目にするようになりました。
沢山の人が観ているのですから中にはそんな意見も当然出るでしょう。

それにしても今回制作側はものすごいプレッシャーだったと思います。
前回のシリーズがあんな終わり方でしかも2年近く間があってなおかつ主役の二人が大作映画に出演したりして
世界中から注目が集まってくるわけですから。
いくら世界のBBCだからといえ、テレビドラマですからねぇ・・・良くも悪くもこれだけ期待されている中での
制作は楽しみつつも本当に大変だったのではなかろうかと。


この辺りまではセリフも少ないし文章も簡単だったのですが、
シャーロックのセリフが長くなるともうダメです、いきなりハードル高くなるんです(涙)
多分かなり怪しい訳になると思いますがどうか薄目でご覧頂ければと思います。




マイクロフトのオフィス。
シャーロックがお髭をそってもらいながらマイクロフトと会話してます。
モリアーティの組織を解体するのに2年かかった、巨大な組織だったというシャーロック
救出したんだから少し感謝しなさい、すごく大変だったんだと言うマイクロフトに
僕が殴られるのを見てただけだろう?楽しんでたよねとシャーロック。

これジョン・ハリソンだよw

アンシアがスーツを持って登場し、場面は221Bに変わります。
ハドソンさんが乱暴にカップやお菓子をジョンの前に置いていきます。怒ってます。
大変な思いをしたのはわかるけど電話くらいしてくれてもいいじゃない、とハドソンさんにジョンはごめんなさいと謝ります。
(この後実際はシャーロックの場面ですがそのまま221Bを先にします。)

2階に上がったジョンとハドソンさん。舞い立つ埃が長い間誰も住んで居なかったことを物語ります。
ジョンがここに来たのはハドソンさんに結婚の報告をするためでした。
「ステキ!それで彼の名前は?」ハドソンさんのこのキャラクターが愛しいです!
シャーロックは彼氏じゃないし、それに「I am not gay!」と久しぶりのフレーズです。

下段の画像が僕はゲイじゃない!のくだりです。

その後シャーロックの場面。
この件は全神経を集中してくれと言うマイクロフトにこのシャツどう?と答えイライラするお兄ちゃん。
わかってるから僕をロンドンに戻してくれとシャーロックが言うとアンシアがこの件で情報部員が死んでいる事を知らせますが、
「ジョンはどうしてる?」とアンシアの話もスルー。
お兄ちゃんもしっかりジョンの監視はしているのでジョンのファイルを渡します。

ジョンを驚かそうと思うんだけど、彼も喜ぶと思うし、とシャーロックに「そう思うのか?」とお兄ちゃん。
ジョンがまだベーカー街に住んでるとすら思ってるあたり人間の機微や感情がわからないシャーロックらしい発言でした。
ジョンの今夜の予定をマイクロフトに聞きますが、それを知ってるお兄ちゃんもやっぱりマイクロフトだなー。
最後にアンシアからコートを着せてもらってシャーロック復活です。


シャーロックは早速ジョンが来ているであろうレストランに来ました。
ジョンの姿を見つけ、やっぱりサプライズしたいのかそれとも正面から行くのはやはりちょっと緊張するのか
即興でウェイターに扮してジョンに話しかけます。

髭描いた途端怪しい人にw

シャンパンのお薦めを聞くジョンにリストの一番下にあるシャンパンの説明をします。
「昔からに馴染みの顔のようでそれでいて驚きがある」
サプライーズ!ってやってみたもののジョン気づかず、一旦退場のシャーロック。


ジョンは今日メアリーにプロポーズしようと指輪まで用意しているので
ウェイターの顔を見る余裕もないのかもしれません。
そしてメアリー登場です。

それで私に聞きたいことって?とメアリーに僕たち知り合ってまだそんなに経ってないし、この2年間はとても
辛かったけど、君と出会えてよかった・・と何とかプロポーズにもっていこうと奮闘するジョンに、
ウェイターシャーロックが「お客様好みのヴィンテージのボトルを持ってきました」と入ってきました。

後にして、と言いながらジョンはとうとうシャーロックに気がつきます。

この場面のマーティンの演技は本当に凄かったです。
何というか、シャーロックの顔を認めた瞬間いろんな感情が錯綜しているわけですが、
よく表現されていたと思います、なんてプロの役者さんに言うのもなんですが(汗)

立ち上がるジョンに「手短に言うと死んでないんだ」と言います。
「こんな風に突然現れるのは良くないよね、心臓発作を起こすかもしれないし、
でも自己弁護させてもらうなら、これはユーモアだったんだ。あ、自己弁護になってないね。」
ここでメアリーの「死んだはずでしょ?」にシャーロックは死んでないよ、と言って描いた髭を落とします。

でも落としながら「君の髭も消せる?」とか言っちゃたりして。
メアリーの「自分が何をしたかわかってる?」の言葉にシャーロックが謝罪する必要があるかも、と言った瞬間、
ジョンが拳でテーブルを叩き「2年だ。2年君は死んでた。なのになぜ今になって」と苦しそうに言います。
そこでシャーロック「ちょっと待って。君が後悔するような事をする前にひとつ質問させて」
ジョンの睨みにも関わらず「その髭、本気で生やしてるの?」と言ってからちょっと笑って誤魔化そうとしたのでしょうか、
しかし、ジョンがとうとう押し倒す・・・いえ、キレます。

で、この時にBGMが「Pink Martini」の「Donde Estas, Yolanda?」とテロップが出ます。
英国伝統のコント風にしたらしいです。

まだまだコントは続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その3

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Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

このE1を仕上げるまでE2観るの我慢してるのですがTwitterなどで流れてくる感想を見てると、
もうちょっと限界かも(汗)

それにしてもベネディクト・カンバーバッチは現代版シャーロックがホントによく似合いますね。
配役したモファットさんも何と言うか、
才能あるプロデューサーの感覚ってやっぱりスゴイと思います。


続きです。

ちょっとした乱闘騒ぎになって追い出されたのかカフェに移動してます。

モリアーティと対決する際に用意した13通りのシナリオを早口で説明するシャーロックに
「HOW」はどうでもいいから「WHY」を話せというジョン。
マイクロフトのアイデアだったいうシャーロック。他に誰が知ってたんだ?とジョンに、
(ちょっと言いづらそうな感じ?)モリーとホームレスネットワークと答え「モリーと100人のホームレス?」と
言うジョンに「まさか、25人だよー」と笑いながら答えるシャーロックに飛びかかるジョンでした。


ここでも追い出されたのか更にチープな場所に変わります。

なぜ一言、生きてるって言ってくれなかったんだ?とひくーい声でせまるジョンに、
だって君に知らせて僕が生きてるってまわりにバレたら困るんだ、と聞いて「僕のせいか?僕が悪いのか?」と半ギレ。
なのに「ロンドンで今テロが起きようとしている。君の助けが必要なんだ」と言われて「は?僕の助け?」なジョンに
「スリルが恋しいんだろう?認めろよ」

と言った瞬間にジョンの頭突きが!


「謝ったのに何で?」とシャーロックに「あなた人の気持ちがわからないのね」とメアリーが言うので
「気持ち?わからない。人間?わからない」とシャーロック。

「私が彼に話すわ」と微笑むメアリーをシャーロックがいつものように観察します。

いろんな言葉が出てきますね。「Clever」とか「Disillusioned」「Lib」「Dem」、「Cat Lover」
うーん、全部拾えませんでしたが最後の「Secret Tatoo」が重要ポイントなの?
ジョンに呼ばれてタクシーに乗るメアリーを見送るシャーロックの表情も気になります。
そして車の中で「あいつの神経信じられないだろ?」と言うジョンに「私彼の事好きよ」と微笑むメアリーがすごくいい女!

この後シャーロックはモリーやレストレード、ハドソンさんにも姿を現し還ってきたことをお知らせ。
レストレードの事を「グレアム」とか言っちゃうのですが「グレッグだよ」と言いつつ抱き付くレストレードと、
シャーロックの表情がいいですねー、このふたりの再会場面ステキでした。


そして、またバーツの屋上から飛び降りるあの場面。
なのですが、屋上に立つシャーロックはマネキンでシャーロックとモリアーティがロープでマネキンを操っていたという、
あの衝撃的な場面です・・・・いやーまさかまさかこんな場面があるとは思いませんでした。

ネットではこの場面の画像やらGIFやらが溢れかえっていましたが、もしかしてジョンを結婚させる事へのお詫び?
とか思ったりもしましたが、制作側は今や大規模なファンフィクションを逆手に取ってるような気もします。

で、これはアンダーソンが作った「The Empty Hearse」と言うシャーロックについて議論するグループに参加している
女性の妄想でした。イギリスの腐女子?

その妄想にクレームつけているアンダーソンの後ろのテレビで「探偵は生きていた」のニュースが流れます。
と、同時にそのグループの人たちの携帯に「#Sherlocklives」が一斉に流れます。


ベッドの上でジョンのブログを読むメアリーととうとうお髭を剃るジョン。
「シャーロックが嫌だって言ったから?」とからかうメアリーさんでした。

そしてシャーロック。
数人の人間をマークしている、その人たちが変わった動きをしていないかどうかチェックしている、という内容を話しています。

マイクロフトとゲームをする場面。
真剣な顔でチェスをしているようなアングルですが、子供向けの手術するMBオペレーションゲームをしていました。
今回のエピソードはコント(笑)が面白いわ。

テロの警戒レベルが重要なレベルに上がったと言うマイクロフトに大丈夫だから信用してとシャーロック。
マイクロフトが心臓を取り損ねてブザーが鳴り「失恋したハートを扱えなかったね」と言うシャーロックに
「利口ぶるな」とマイクロフトが言うのですが、子供の頃からシャーロックはマイクロフトにお前より自分の方が賢いと
言われていたため自分がバカだと思っていたようです。

そして推理ゲームを始める兄弟。
シャーロックの外出中に訪れた依頼人が忘れていった帽子で持ち主を推理します。
この会話、長いので省きますが男性でかなり変わり者だと結論が出ますが、孤独だと言うシャーロックに、
変わり者だからと言って孤独とは限らないだろうと言うマイクロフト。そして「僕は孤独ではないよ」と言う
マイクロフトに「なぜわかるんだ?」と言うシャーロックのやりとりが気になります。
そしてそれには答えず「仕事に戻るよ」とマイクロフトが出て行きます。この時シャーロックが一瞬だけどウィンクしてました。

この後、病院で患者を診るジョンとシャーロックの場面が交互に写ります。

面白かったのが、ハドソンさんになんでジョンに連絡しないの?ジョンに何て言われたの?と聞かれ、
シャーロックが「ファ」と言ったところでジョンの「Cough」に変わるのですが繋げると「Fuck-off」と
聞こえるようになっていたり、中指立てたりとか、仕掛けが多くて何かあざといぞ、製作者(笑)
「Cough」は「咳」の意味だそうです。
そしてモリーちゃん登場。シャーロックの助手を務める事になり一緒に依頼人の話を聞いたりします。
ジョンは怪しい患者をシャーロックが変装したと思い込み髭取ろうとしたりしてます。

シャーロックはモリーとレストレードに頼まれ現場に行きました。
白骨化した死体が椅子に座っています。

早速検証するシャーロックですが途中、「ひけらかすな」とか「襟たてるの忘れてるぞ」など頭の中でジョンの声が聞こえます。
結果的にこの白骨死体の現場はでっちあげた偽物という事がわかります。
「何故こんな事を?」モリーの言葉に「何故だろうね、ジョン」とか言っちゃうシャーロックでした。

やっと半分です。続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その4

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Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

これを書いている私が言うのもなんですが、近頃Twitterでネタバレ回避派とネタバレOK派の間で
少しピリピリな空気が漂っている感じです。
ネタバレOKの方たちも鍵付きアカウントまで作ってかなり配慮しているようですが、
それでもネットをやる以上、全ての情報をシャットダウンするのはやはり難しいです。
だから日本がとっとと放送しないのが悪いんです。タイムラグありすぎでしょ。
でも、もしかしたらHuluのほうが早いかもしれないですね。
Huluも最近人気のあるコンテンツはかなり早く追加しているし、何よりBBCのコンテンツが急激に増えているようなので、
予想よりも早い時期に追加してくれるかもです。無料ではないし字幕だと思いますけど。超頑張れ!Hulu!

ところで私は今度の土曜日にブリティッシュカウンシルのシャーロック・ホームズで英会話のワークショップに参加します。
レベルが中級でしかもワークショップなのでかなり悩みましたが会社の後輩だった聖典ファンの英語ペラ子を無理やり
同行させて参加することにしました。
しかし、先日ブリティッシュカウンシルからメールで参加前に読んでおいてねって「緋色の研究」の原文がどかんと届いて、
やっぱり中級のハードル高いなと、恐怖に慄いています。
当日、超無口な変なおばちゃんがいたらそれは私ですのでどうか居ないものとしてそっとしといてください(涙)


続きです。

221Bに忘れて行った帽子の持ち主、シルコットさんを訪ね依頼内容を聞くシャーロックとモリー。
ガールフレンドがあなたの大ファンなんだというシルコットさんに「ガールフレンド(笑)」とやっちゃうシャーロックですが、
シルコットさんは日本で言うところの鉄道オタク、鉄ちゃんでした。

シルコットさんがビデオをみせながら説明します。
金曜日の夜の最終電車にウェストミンスター駅から最後尾の車両に男が乗りましたが、
次の駅に着くと車両は空っぽで男が消えていました。
「この男知ってる」そう言うとシャーロックはマインドパレスに入ります。

今回はシャーロックのマインドパレスがより鮮やかに映像化されていて興味深いです。
昔ピカソの絵を見て思ったんだけど天才の目で見る世界と私たちが見ている世界はちょっと違うのかもしれませんね〜。

221Bにやってきたジョンは何者かに薬を打たれ拉致されてしまいます。


シルコットさん宅の帰りにシャーロックはモリーにお礼を言います。
そしてモリーの指に光る指輪を見て幸せになってほしいとほっぺにキスをします。

モリーの表情がせつなくてせつなくて(泣)シャーロックもすごく優しい顔してるから余計にせつない場面です。

メアリーがシャーロックに助けを求めます。

メアリーに届いたメールでジョンが拉致されたことがわかりシャーロックは外に飛び出すとバイクを止めて、
「St James The Less」という教会に向かいます。

ジョンはそこでガイ・フォークスディの篝火のために積まれた材木の中に閉じ込められていました。
ガイ・フォークスディはイギリスでは毎年11月に行われる行事だそうです。
冒頭でハドソンさんのところへ結婚の報告に行ったジョンが子供に「a penny for the Guy」と言われていましたよね。

危うく焼かれるところでしたがシャーロックの必死の救出で無事に助け出されました。

221Bにシャーロックの両親がいます。

このおふたりはリアルにベネさんのご両親でしたよね。
お父さんも渋くてかっこいいですがベネさんの瞳はママ似なんですね。
ご両親も本人も嬉しいでしょうね。こうしてベネさんの出世作とも言えるドラマで共演できたんだもん。

ママに圧倒されていたところにジョンがやってきたので助かったとばかりに両親を外に追い出そうとしますが、
ママがとっさにドアのすきまに靴を差し入れ「もっとちょくちょく電話するのよ」とシャーロックに約束させます。
さすがはあの兄弟の母だけあります。しかし、「Promise」ってw 

「僕の両親」だと言うシャーロックにジョンは「意外と普通の人なんだね」と。

「ご両親は君の2年間の事知ってたの?」と聞くジョンにちょっと歯切れ悪く「多分」。
「だから君のお葬式に来てなかったんだ!」と言われ「ごめん、本当にごめん」と叫んだあと、
目を伏せながら静かにもう一度「ごめんなさい」と謝ります。

「誰がなぜ僕を狙ったんだ?」ジョンの問いかけにわからないとシャーロック。
シャーロックがチェックしていた人物たちの中に、最終電車に乗ったまま消えた男も入っていました。
名前はモラン卿。あの有名なモラン大佐でした。大佐じゃないけど。

ジョンと会話をしているとシャーロックのモバイルに地下鉄に入るモランの画像が送られてきました。
そしてシャーロックは突然「Yes!Yes!」と叫び、
「マイクロフトの情報は漠然としたものじゃなくものすごく特定されていたんだ」
「どういう事?」と聞くジョンに、
「Underground network(地下組織)じゃなくてUnderground network(地下鉄網)だったんだ」
「そうなんだ。って、は?」久しぶりの漫才だわ〜!

シルコットさんとスカイプで会話をしながら情報を得ます。
地下鉄には地図にない使っていない駅がありモランが消えたのではなく最後尾の車両そのものが、切り離されていました。
そしてその駅の上にはウェストミンスター宮殿があり、英国議会の議事堂がありました。
切り離した車両に爆弾を積み、宮殿ごと爆発させる計画に気が付きシャーロックとジョンは地下鉄に向かいます。

途中、ジョンが警察に電話しようとしますがシャーロックに止められそのまま地下の線路に入ります。

続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その5

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Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

切り離された車両を見つけシートの下の爆弾を見つけ、そして床下に時限装置のついた大きな爆弾も発見します。

「何とかしろよ、シャーロック・ホームズだろ?」
「爆弾の処理なんて知ってるわけないだろう!そう言う君は?」
「僕は爆弾処理はんじゃない、医者だ」
「軍人だっていつもみんなに言ってるじゃないか」
などと言いあっているうちにモラン卿がリモートで時限装置をスタートさせ突然タイマーが動き始めます。

「何で警察に電話しなかったんだよ。爆弾のスイッチをオフに出来ないし警察にも連絡しなかったんだよな」と怒るジョンに
「Go, John.Go now!」ちょっとうるうるしながら行けよと言うシャーロックに
「もう時間も無いし、僕たちがやらなかったらみんなが死ぬんだ」と怒鳴るジョン。
そして「マインドパレスだ!」とジョンに言われ頑張るシャーロック。

これ、何だか必殺技を出せ!なノリで笑いました。ドラゴンボールで言うところの、
「スーパーサイヤ人に変身だ、悟空!」な感じですか?
その間、「Think!Think!」と言い続けるジョンが面白いです。
クリリン、いや、ジョンの応援も虚しく、「無理、できない」と言うシャーロックに思わず天を仰ぐジョン。
シャーロックも跪き爆弾を調べますが「Sorry」とジョンを見上げます。

目をウルウルさせながら今にも泣きそうな顔で「ダメだ、ジョン。許してくれ」と、
更に手を合わせて「Please, John, Forgive me. 心配をかけてしまった事、許してくれ」
ジョンは「いやいや、これもトリックだろ?僕に何か言わせようとしてるだけだろ?」と言い、
「君に死んで欲しくなかったんだ」と振り絞るような声で訴えます。

「もし僕が戻って来なかったら君はここに居ないしメアリーとの平穏な未来もあったのに」
「君は僕の知る限り最高で、そして一番賢い男だ。もちろん君を許すよ」
ジョンはそう言うと覚悟をしたように目を閉じます。
この土壇場でこんな事が言えちゃうジョンはホントに男前ですね。

場面がアンダーソン宅に変わります。
「モリアーティの犯罪組織は巨大だった」シャーロックは今までの経緯を説明します。
組織を壊滅するためにまずマイクロフトがシャーロックの情報を流し、無罪放免にする。
そしてモリアーティが僕の評判を少しずつ破壊していくのを見ていた。
僕が打ち負かされている事を彼に信じ込ませるために。あの屋上では13通りのシナリオがあったんだ。
そして場面はさらに遡りモリアーティとの対決の場面になります。

モリアーティが死んだあとシャーロックはすぐにマイクロフトにメッセージを送ります。
「LAZARUS」はヨハネ福音書に出てくるマリアのお兄ちゃんでイエスが生き返らせた男の名前です。
なので「LAZARUS」は作戦名なんですね。
メッセージを送るとすぐに作戦が開始されました。

飛び降りるシャーロックの受け止めるためのクッションを設置するためにジョンを建物の死角になる位置で引き留め、
更に「僕を見てて」と言ったのはジョンの注意を屋上に集中させるためだったんですね。
この時バーツの周辺は通行止めにしているので通行人は全てエクストラでした。

そしてモリーちゃんが見守る中、シャーロックが飛び降りるとすぐにクッションを撤収しジョンが走り出した時に、
身代わりの死体を一旦道路に落とし、ジョンを自転車で倒したすきに血のメイクをしたシャーロックと入れ替わり
あたりを血の海にします。最後に脈はバーツでずっとシャーロックが持っていた黒いボールを脇に挟んで一時的に止めていました。

再びアンダーソン宅。
誘拐事件の時にモリアーティはシャーロックに似た男に誘拐させたあと用済みになったら殺していると予測したシャーロックは
その男の死体をモリーに探して貰っていました。
それを聞いたアンダーソンは「えー、何かちょっとがっかり」と言ってます。
それに対してシャーロックはため息をつきながら「みんなが評論家だな」と呟きます。
この一言は制作側が発したメッセージじゃないかと思います(笑)
このトリックもアンダーソンは最後まで信じなかったし、世界中のあらゆる人たちが今回のトリックを予想したわけで
どんなトリックを持ってきたとしてもアンダーソンのように納得しない人や批判する人も出てくると思うので、
そんな方たちへのメッセージじゃないかと想像してます、私。

さて、とシャーロックはアンダーソンにあの切裂きジャックの事件は君が用意したんだよね?と言います。
何と、シャーロックはこの時アンダーソンのファーストネーム「フィリップ」って呼んでます。
レストレードの名前はちっとも覚えないのに(笑)
そしてアンダーソンが「ごめんなさい」と泣きつくとシャーロックはちょっとだけアンダーソンの肩をぽんぽんと
叩いてあげているのが可愛いです。

場面は地下鉄に戻ります。
突然シャーロックが笑い出します。

実は爆弾を調べている時に時限装置をオフにするスイッチを見つけていましたが、
ジョンには黙ってスィッチをオフにし更に警察もちゃんと呼んでいました。
「お前、殺すからな」怒りのジョンに「それって2年前にやったよ」と笑うシャーロックにジョンも笑います。


モランも逮捕されました。

221B。
レ・ミゼラブルを両親と観に行っているマイクロフトから「頼むから休憩のときに交代して」と電話が入ります。
さすがのマイクロフトもママには弱いらしいです。
リビングにはメアリーとハドソンさんが結婚の話をしていて、レストレードもいます。

そこにモリーが彼氏を連れてきました。名前はトム。
トムを見たシャーロックは固まります。何と背格好や服装がシャーロックにそっくりでした。モリーちゃん(泣)
珍しく何も言わずに部屋を出ていくシャーロック。ジョンが睨んでたから?
そしてレストレードが「マジでつきあってるの?」とモリーに聞いています。

「ところで誰が僕を狙ったんだ?」ジョンの問いかけにわからないし、わからないのは嫌だけど、
必ず見つけるよ、と言うシャーロックに「楽しんでない振りするなよ」と鋭い一言。

「シャーロック・ホームズだという事を楽しんでる」
そしてどうやって飛び降りたのかトリックを教えてくれるよね?tと聞くジョンに
「僕は頑丈なんだよ」と応えるシャーロック。

「マジな話。僕は君が死んだときお墓に行ったんだ。そして話しかけたんだよ」
「知ってる。僕もそこにいたんだ」
「奇跡を起こしてくれ、死ぬのをやめてくれって」
「聞こえてた」
そこでにやっと一瞬笑うジョンの表情を見て、
シャーロックが「ちゃんと聞いてたよ、だから戻ってきたんだよ」って言っているような気がしました。
「さて、時間だからシャーロック・ホームズにならないと」
シャーロックはそう言うとあの帽子をかぶり、レポーターたちがいるドアの外に出ていきます。


そしてエピソード2に続くのですが、もう明日エピソード3の放送だわ(汗)
でもとりあえず、ちゃんとE2をまとめてからE3にいきます。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その1

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


今回の脚本は3人なんですよね。
「3つの署名」のタイトルに因んでいるらしいという話ですがなるほど〜。

それにしてもこのエピソードはみんな笑顔で幸せそうなので何だかせつないです。
だってこのまま幸せで終わるはずがないし・・・誰かシャーロックを幸せにしてあげてくださいって心境です。

そしてシャーロックのセリフが多ければ多いほど私のハードルが果てしなく上がります。
ネットで検索するとたくさんの方がきちんと翻訳されていてスゴいなーと感心するばかりです。
そんなわけでセリフの訳がかなり少ないですがその分画像を貼りますので、どうか察してやってください(汗)
いつもの事ですが多分に妄想が含まれた超意訳ですので広い心で受け止めてください。

では本編です。
「銀行強盗に逃げられる警察手がかりなし」新聞の見出しから始まります。
18か月前から遡り何度も逃げられているレストレードと久しぶりの登場ドノヴァンさん。
犯人はウォーターファミリーですがまったく手がかりがつかめませんがやっと犯行現場をおさえる事ができ、
颯爽と逮捕に向かいますが、レストレードの携帯にシャーロックから「Help me」のテキストが入ります。

何度も助けてと入るので、シャーロックからのHELPが初めてなのかそれとも過去にも大変な事が起こって呼ばれた事が
あるのかわかりませんが、これは尋常じゃないと考えたレストレードは手柄を放棄すると無線で警察に
ベイカーストリートまで応援を要請し221Bに向かいます。

部屋に飛び込むとシャーロックが難しい顔をしてPCに向かっていました。
そして「記憶に残るベストマンのスピーチの書き方」という本を掲げ「ジョンについて面白い話知ってる?」と言います。
呆然とするレストレードを見て「何かあった?」と聞きますが外ではパトカーのサイレンが鳴り響いていました。

ハドソンさんがお茶を持って行こうとするとヴァイオリンの音が聞こえてきますが、
シャーロックは演奏ではなくダンスをしていました。
「黙って、ハドソンさん」ドアを開けた瞬間のシャーロックのセリフです。
「作曲してたんです」とシャーロックが言うと「踊ってたでしょ?」とハドソンさん。
「路上テストですよ」とシャーロック。

ハドソンさんはいつもお茶を持ってきてましたがいつもは寝ているシャーロックは気が付かなかったようです。
「いよいよ大切な日がきたわね」ワクワクのハドソンさんに結婚なんて教会で式挙げてパーティしてハネムーン行って、
一緒に住むだけなのに何で大切な日なんだ?とシャーロックに、
「結婚すると変わるのよ。あなたはいつも独りだからわからいかもしれないけど」とハドソンさん。
ハドソンが立ち去った後、ジョンがいつも座っていたソファを見つめるシャーロックの表情がせつないなー。

そしてモーニングを見つめ「戦闘開始だ」と言うシャーロックの後、軍人さんが身支度をする場面が映ります。

式が終わり教会から出てくるジョンとメアリー。
「お二人の写真を撮ります」と言ってるのにちゃっかりメアリーの隣に立ちジョンに注意されてます。
ブライズメイドの女性が「セックスはしないよね」のようなことをシャーロックに言っていますが、
ブライズメイドとベストマンがその夜セックスするのが慣習のようです。
その言葉を受けあの人どう?とシャーロックがひとりの男性を指名しますが観察後良くないと結論。
それを聞いていた女性が言います。「あなたは役に立ちそうね」

パーティ会場に入るゲストをお迎えする新郎新婦とベストマン、シャーロック。
メアリーのゲスト、ディビットをシャーロックに紹介すると「僕たち会ってるんだ」と言います。

そして回想の場面。
アッシャーの役割って何ですかね?と聞くディビット。
結婚式においてアッシャーとブライズメイドは中世のヨーロッパが起源で結婚するカップルを妬む悪魔を混乱させるため
共に新郎新婦と同じような格好をしますが、ベストマンはそのリーダーになります。
実は私も以前、友人のブライズメイドを務めたことがあるのですが、新郎側はベストマンのみでブライズメイドも
私だけだったのでひとりでバージンロードを歩きました。みんなが見守る中でバージンロードを歩くなんて
当たり前だけど初めてでものすごく緊張して足が震えました。しかも「足震えてるわ」ってひそひそ声も聞こえて(汗)
でも楽しい体験でした。あ、ベストマンとも友人だったの慣習に則りはしませんでした(笑)

話を戻します。
シャーロックは「まずはメアリーの話をしよう」と言い「え?何?」と聞くディビットですが
メアリーと2年間つきあってたでしょ?と指摘すると「ずいぶん前の事だし今は良い友達だよ」とディビット。
だけどメアリーのツイートにいつもすぐリプしたりフェイスブックにメアリーの写真を載せたり今でも未練がある様子のディビット。
今後メアリーと会うときはジョンが同席する時だけにしてね、僕君を監視してるからね。とシャーロック。
「君はみんなの言う通りサイコパスだな」と言うと「あなたの電話番号も知っている高機能ソシオパスですよ。」とニッコリ。
しかし、このニッコリ顔は何ですかね・・・。

パーティ会場。
男の子がシャーロックに抱きつきます。
「よくやったね、見事だったよ、アーチ―」と褒めるシャーロックにお母さんが、「この子、よくあなたに打ち解けたわね」とびっくりしています。
そして再び回想。

向かい合うシャーロックとアーチ―。
「簡単に言えば花婿の隣で可愛く笑って指輪を渡すんだよ。」
「やだ」
「実際に衣装もちゃんと着るんだ」
「何で?」
「大人はそうゆうの好きなんだ」
「なぜ?」
「わからない。聞いておくよ」
「あなた、探偵だよね。殺人事件を解決した?」
「もちろん」
「見たい」
「いいよ」
そう言ってシャーロックがアーチ―にPCで画像(?)を見せています。
「この人の目にいっぱいあるの何?」
「蛆虫」
「スゴイ!」
何かミニシャーロックで可愛いw
そして現在。アーチーのママが「この子に写真をくれるんですって?」に「はい、いい子にしてたら」と
シャーロックが言うと「切断された頭!」と無邪気に言うアーチーにすかさず「かわいい小さな村の写真です」とシャーロックでした。

続きます。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その2

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

最近思わぬ反応を頂いてとても喜んでいる私です。ぼっちじゃなかった(笑)
クレームとか苦情きたらどうしようとかはいつも思ってますけど(小心者)まさか励ましのコメント頂けるとは!
E3はまだお預け状態ですが何とかE3の最後まで完遂できるよう頑張ります。


会場ではゲストの写真を撮っています。グレッグさんがぼっちだし(涙)

シャーロックはブライズメイドのジャニーンのために気に入った男の分析をしています。
「私これからもずっとあなたと一緒にいたいわ」ジャニーンの言葉に「犯罪現場好き?」ってシャーロック彼女を気に入ってる?

ハリーが来なかった話をしているジョンとメアリー。
そこにジョンの軍時代の上官ショルト少佐が見えたのでジョンが彼の元に行き敬礼します。

「あれがショルト少佐か。彼らが親しい友人なら、なぜジョンは彼の話をしなかったのかな」
そんなシャーロックに「私にはしょっちゅう話してるわよ」とメアリーさん、ワインを一口飲んで不味いわーと。
「え?本当にジョンは話してるの?」「そうよ」それを聞いてちょっとショック?
シャーロックはメアリーさんと会話してる時の表情や話し方が少し可愛くなって何だかママに甘えてる感じがして好きです。

このあたりの少佐とジョンの会話、よくわからないのですがこんな感じ?
市民生活にうまく馴染んでるようだね、もう精神科医は必要ない?」
「いえ、時々セラピーに行ってます。どこに住んでいるのですか?」
「名前も知られていない辺境な場所だよ。」

シャーロックとメアリー。
「僕はジョンから彼の名前も聞いたことないよ」まだ拘ってるシャーロック。
「彼はほとんど隠居してるみたいよ、あれ以来。知ってる?」
「うん」
「彼は非社交的であまり人と会わないみたいよ」
「あー、だからジョンは子犬みたいに彼のまわりを飛び跳ねてるんだ」
それを聞いたメアリーは「シャーロックったら、私たちどちらもジョンの最初の友人じゃないのよ」と笑い出し、
「笑うな」とシャーロックに「私の結婚式なのよ」と切り替えすメアリーさんでした。

自宅でトレーニング中のマイクロフトにシャーロックから電話が入ります。
マイクロフトのお腹にちょっと衝撃(笑)
「息が荒いな、またエクササイズやってるのか」

まだ間に合うから飛行機とか車で来なよ、というシャーロックに「行かないよ」とマイクロフト。
以下、大まかな会話です。
S「二人とも残念がる・・」 M「喜ぶだろうな」
M「さて、いよいよこの日がきたな。これからはお前と会う機会も多くなるだろう。古き良き時代のように。」
S「意味がわからない」
M「ひとつの時代が終わったんだよ。ジョンとメアリーは幸せな家庭を作るんだ」
S「違うよ、新しい幕開けだよ」
M「・・・・・」
S「何だよ」
M「何でもない」
S「黙ってる時は何かあるんだ。何だ?」
M「君は大事なスピーチがあるから戻らないと。そしてケーキやカラオケもあるし」
S「マイクロフト!」
M「人はみんなそうするんだ、シャーロック。それが結婚式なんだ。警告してるんだよ。君がのめり込まないように。」
S「ジョンにベストマンを頼まれたんだ、嫌とは言えないだろう?のめり込んでない」
M「とにかく僕からもおめでとうと言っておいてくれ」ここでシャーロックが電話を切ろうとしますが、
M「シャーロック、Redbeard を覚えているか?」
(海賊の赤ひげ?かと思ったら違いました。
E3で出てくるようなのでここでは省きますが聖典読んでいる人はわかるかもしれません。)
S「僕はもう子供じゃない」
ところでパーティ会場がとても明るいのでベネディクトの肌の白さと瞳の色の薄さがものすごく強調されてますね。

すごくキレイなんだけど、色素が薄そうなので陽射しとかに弱いんだろうなーと要らぬことを考えたりしてます。

さて、いよいよシャーロックのベストマンのスピーチです。
「レディス&ジェントルマン。ファミリー&フレンズ。そして他のみなさん・・・えーと、その」
何も言葉が出てこないシャーロックにハドソンさんも心配そう。
私も友人の結婚式で初めてスピーチした時は練習したにも関わらず頭真っ白でまさにこんな感じでした。
ほろ苦い思い出ですがこんな話はいらんですね。

ここで回想シーン。
モリーがグレッグに「もしシャーロックがベストマンをやることになったら彼はみんなの前でスピーチするのよね?」
と心配しますが「何とかするだろう?」とグレッグに「ヘレン・ルイーズも同じこと思ったと思うの」と取り出した
脳みそを見せるモリー。ちょっと意味がわからないので訳が違うのかもですが、いつも死んだ人間にしか話さないから?って事?

221Bに来たジョンはハドソンさんが大笑いしているので「どうしたの?」と聞くと「Telegrams」(電報)と言うだけでした。
そしてパーティ会場でジョンが「Telegrams」と呟きシャーロックは「あ!」と電報を読み上げようとしますがその前にひとこと。
「これ電報じゃないのになぜ電報って言うのでしょうか」
何で?今はもう電信じゃないから?

「行けなくてごめんなさい。幸運を祈っています」マイク・スタンフォードからきてましたが、
次のステラ&テッドさんの内容がちょっとよくわかりませんでした。
次に「メアリー。かわいこちゃんへ沢山の愛を、そして沢山の幸せを祈ります。CAMより」
ここでメアリーさんの表情が一瞬曇るんですね。

「あとは大体同じです。概ね愛情を込めたものです」シャーロックはそう言いながら電報を終わらせ、
改めて「John Watson」と切り出します。
「My Friend, John watson. 私は初めてジョンからベストマンの話を持ち出された時とても混乱しました」
回想シーンです。ジョンが221Bのシャーロックのところにやってきます。
先ほどハドソンさんの大笑いの場面の続きになってます。

シャーロック!と呼びながら階段を上がるジョンに「下の騒音は何?」とシャーロック。
ハドソンさんの笑い声の事ですね。
人間の眼球をバーナーで炙ってる(キャー!)シャーロックに「忙しい?」とジョン。
「自分で忙しくしてるだけだよ。禁煙て時々すごく難しいね」と上を向いた瞬間、眼球が紅茶の入ったマグカップの中に。
「邪魔してもいい?」とジョンが言うと「どうぞ。お茶は?」と眼球入りの紅茶を手にします。

「さて、君に質問があるんだけど。ベストマンをどう思う?」ジョンが言うとシャーロックは、
「ビリー・キンケイド(誰ですか?)」の名前を出し彼は僕の知る中でベストマンだ。と真面目な顔で説明します。
(キンケイドさんについての長い説明は省略させてください)

シャーロックの長い説明を遮り「僕の結婚式だよ。ベストマンが必要なんだ」とジョン。
「ギャビン?」とシャーロックに「誰?」と聞くと「ギャビン・レストラードだよ。彼は男だし良い男だ」
もうレストラードの名前で遊んでるとしか思えないんですけどww
「グレッグだよ。それに彼は僕のベストフレンドではないよ」とジョンが言うと、
「あ、じゃあマイク・スタンフォードか」とシャーロックに「彼はいい奴だけど僕のベストフレンドじゃないんだ」
ジョンの言葉に「ん?」と首を傾げお行儀よく手を前で交差させてる姿がすごくすごく可愛いんですけど。
「なあシャーロック、これは僕の人生でとても重要な日なんだ」とジョンが言えば、
「うーん、そうかなー」と否定しそうなシャーロックを再び遮るように「そうなんだよ」と言いながら
「僕には世界でとても大切で愛する人がふたりいるんだ」と続けます。
「うん」と返事するシャーロックに「よし、ここまでは理解したな」な感じ(妄想です)で頷くジョン。
「ひとりはメアリー・モースタン」
「うん」
「そして・・・・・君」
ジョンの言葉に目をパチパチさせながらひたすら固まるシャーロックでした。

これ、同じ表情のシャーロックですが全て違う画像ですから(笑)どれだけ固まってるんだとw
それにしても、目がキラキラでホントに少女漫画みたいだわ。

続きます。

Sherlock His Last Vow ちょっとだけ感想

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やっと観れたのでちょっとだけですが感想です。


内容を含んでおりますのでご注意ください。

と、言ってもお昼休みにちょっとずつ小分けにしかも字幕も追わずに(字幕追っても大して変わらないけど)
観ただけなのでちゃんと内容を理解してませんが、それでも叫ばずにはいられなくてついつい書いてしまいました。
もう何これ何これーー(泣)

などと言い訳していますが、要するに解釈が間違っていたらごめんなさいです。

2年という月日は長いです。
とりわけトラウマになるほど心に傷を負ったまま生きている者にとっては未来に光を感じるまでそうとう長く感じたと思います。
そしてそれを乗り越えたとき、人は今までと同じではいられません。
その事はE1でジョンが変わらず221Bに住んでいると思っているシャーロックにマイクロフトが示唆していました。

だから久しぶりに会った時に髭を生やして大人な感じのジョンだったので驚いたんでしょうね。
しかも、これまた今までとは違うタイプの女性が自分に代わって隣にいるし。

ジョンには守るべきものができてしまったんですね。

でもシャーロックはジョンと繋がっていたくてジョンのために懸命に頑張っているように思いました。
E1でこそジョンから「許す」という言葉を引き出すために手段を選びませんでしたが(笑)

もしジョンを取り戻したいと思っているなら普通の人間はメアリーの正体がばれた時点で庇わないですよね。
でも、シャーロックは庇うんです。ジョンのために。

そしてクライマックスのあの場面。
殺すことを決心するところから殺してしまうまでのシャーロックの表情がホントに切なくて。
「僕はソシオパスだ」のようなこと言って撃つの、何なんですか、あれ。観ているところが会社でなかったら泣いてましたよ、私。
しかもマイクロフトの目にはその時幼いシャーロックが泣いているように見えるとか何なのもう(泣)
ジョンがメアリーを許し、そして選んだ時からシャーロックはこうなることを覚悟をしていたのかもしれません。

それにしてもベネに切ない演技させたらピカイチだし、マーティンの決して口には出さない激情を抑えた演技もスゴイです。

ライヘンバッハから2年。
シャーロックの見てる方向をもうジョンが見ていない事に気が付きます。

最後の場面。
今生の別れかもしれないのに二人とも淡々としてるのは、ジョンはもうシャーロックを追いかける事ができないし、
シャーロックもその事は頭のどこかでは理解していて、自分がジョンとジョンが守ろうとしているものを救えた事で、
自分の気持ちに折り合いをつけてるのかもしれません。
お互いすごく辛いからこそ淡々とするしかなくて。その事はシャーロックが飛行機に乗り込んだあとのジョンの表情にも伺えます。
2人で熱く抱擁して涙を流して、なんて別れよりこっちのほうがよっぽど悲しいんですけど(涙)
などと感動してたら1分でUターンしたけど(笑)私の涙、返してw
それを知ったジョンが「東の風が吹くから」ってこれ聖典ネタなんですか?
私は思わずターミネータ1の最後の「向こうの方角から嵐がくるよ」場面が浮かんでしまったんですけど。。。すみません。

と、一度観ただけで全部分かっているような顔して語っていますがちゃんと翻訳して観たら全然違ってたりして(苦笑)

次のシーズンでメアリーをどうするのか気になるところです。
まさか妻子を抱えつつ危険な事件を追うわけにもいかんだろうしかと言って通いで時々事件を手伝うって、
それもつまらんとか思うわけなんですが。

それより何よりも驚愕の!まさかのモリアーティです。
生きていたわけではないとは思いますが、次のシーズンはモラン大佐のようなモリアーティの腹心との死闘ですかね。

しかし
メアリーの事と言いホントに裏をかきすぎなんじゃないの?モファティスの方々は(笑)

以上、殴り書き感想でした。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その3

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

昨日、激情に駆られて思わず感想をがっと書いてしまいましたが、
世間ではE3の騒ぎも少しずつ落ち着いてきたようにも思いますが、ここではまだのろのろとE2です。
シャーロックのスピーチが始まると同時に私の作業スピードが急激にダウンしています。
速い!長い!難しい!の3重苦です。
でもPCの前で唸っていてもダメなものはダメなので、ここからはわからないところはバシバシすっ飛ばすことにして
その分妄想で埋めておきます(笑)
意味がわからなかったり解釈が間違っているところも多々あると思いますがお許しください。って、
それいつも言ってる事ですね・・・

それにしてもイギリス英語は本当に難しいですね。
特にホームズ兄弟が絡むと、遠回しに話してないで単刀直入に言ってよーと八つ当たりしたくなります。
それもこれも分不相応な事をしている自分が悪いのですが(笑)

そんな事より続きです。

パーティ会場。
「正直、最初は彼が頼んでいるんだという事がわかりませんでした。」とシャーロック。
「それが理解できたとき僕はとても驚きそして光栄に思った事を伝えました」
「そしてこの事は予期していなかったし少し怯んでしまいました」

221Bではまだまだ固まるシャーロックに「シャーロック」と呼び続けるジョン。
会場。
「僕はこの難しい仕事を必ずやり遂げる事を約束し僕を信頼し、とても親しい友人だと言ってくれた事に感謝しました」
221B
あまりにも固まってるシャーロックに「ちょっと怖いんですけど」とジョン。
S「つまり・・・」
J「うん」
S「僕は君の」
J「うん」
S「ベスト」
J「マン」S「フレンド?」
シャーロックの言葉に「もちろん、そうだよ。君は僕のベストフレンドだ」
それを聞いたシャーロックは固まりながら目玉の入ったお茶を飲むのでした。
「それどう?」と聞かれ「意外に大丈夫だ」

「もちろん君にはスピーチをしてもらわないと」と言われまたちょっと固まるシャーロック。

会場。
シャーロックが内ポケットから出したカードをめくりながら「これは終わった、これも言った」と呟いています。
その時、レストレードがすごく退屈そうに映ってたのを見逃しませんでしたよ、私(笑)
やっと顔を上げたシャーロックは「残念だけど、ジョン。僕は君の結婚を祝う事はできない」と言います。
このあたりちゃんと訳せてないので詳細は省きますが、結婚式なんて儀式はくだらないよね、てな感じの事を言って、
ゲストのヒンシュクを買っている雰囲気です。
そんな空気をちょっと読んだらしく「ジョンの事を話しましょう」と話を変えます。ジョンも「それ頼むよ」と。

ここからシャーロックのスピーチです。例の場面まで一気にいきます(笑)

「僕が僕の冒険に助手を求めたのは、感情や思いつきではなく素晴らしい資質を持っているからです。
彼は僕に熱中するあまりそれを見落としていますが。確かに僕の精神力や知力そして鋭さは実のところジョンが
無私無欲に提供してくれるものとは著しく対照的なところにあります。」
ここでジョン「ん?」な顔。

「事実、結婚式に親切に花嫁の世話をするのはことのほか地味なブライズメイドでこれらはいくらか類似性があります。」
ここでジャニーンが嫌そうな顔してますがよく考えるとジョンに対して超失礼な事を言ってますよねww

「そして対照的とは結局、神が自分の創造した作品の美しさを高めるための計画、もしくはバカな家族を就職させるための
チャンスを提供させるためのバカげたファンタジーだと思われます。」

このあたり何か意味不明になってるけど神様が絡むとそのあたりの知識がないのでほとんど直訳です(汗)

「問題は僕が最高に嫌な奴で無礼で、誰もが僕と会うと災難に見舞われたと思うようなあらゆる点で不快な人間だという事です。」

ここ、訳が間違っていなければジョンと出会った最初のエピソードでジョンに褒められて、初めて褒められた、
他の人はみんな怒ってあっちに行けって言うんだ。ってところを思い出します。
シャーロックは自分の性質が人を不快にさせてるって事をちゃんと自覚しているんですよね。
それを踏まえるとこのエピソード2のシャーロックはすごく哀しくてせつないです。

「僕は道徳に対して否定的で美しさにも気づかず、幸せに直面してもそれを理解できません。
僕がベストマンを頼まれた事を理解できなかったのは、誰かの親友になることなどまったく予期していなかったからです。」
ここでグレッグとモリーがちょっと顔を見合わせてせつなそうに微笑んでます。わかるわ〜。

「とんでもなく勇気があり、親切で賢い人間が僕の親友になるなんてとても幸運です。」
このあたりからジョンがウルウルしてます。

「ジョン、僕は非常識な男です。
君の温かで誠実な友情によってのみ僕は救われました。
でも、どうやら僕は君の親友のようなので、僕は君の伴侶を選ぶ能力を祝福することはできないけど。」
シャーロック、ちょっと微笑んで。

「本当はできるんだ。
メアリー、この男は君にふさわしいと言う事が僕の最高の褒め言葉です。
ジョン、君は戦争で負傷に耐え、喪失を経験し・・最後の喪失に関しては本当にごめんなさい・・
今日、君は君の妻になる女性と君が救った男の間に座っています。つまり世界で最も君を愛する2人の人間の間です。
そして、僕はメアリーのためにも言います。
僕たちは君の期待を裏切りません。生涯にわたってそれを証明していきます。」

ジョンは今にも泣きそうだし、ハドソンさんやモリーちゃんは既に泣いています。
ここでジョンがメアリーに「僕が彼をハグしそうになったら止めてよ」と囁きますが、
「止めないわ」とメアリーさんあっさり。

当のシャーロックはみんなを感動させた事すら気づかず「そうそう、ジョンについての面白い話を・・・」と言いながら
あたりをみまわして「え?」な状態。
思わずジョンに「みんなどうしたの?ジョン?僕、間違っちゃった?」と可愛い事を言うので
「違うよ、間違ってないよ、おいで」とシャーロックをハグします。
いや、ここ私の妄想ではありませんよ(笑)
「No, you didn't. Come here」って言ってます。

ハグされながら「まだ終わってないよ、ジョン」ってここは感動の場面なのに状況がまるでわかってないシャーロックに
「分かってるよ」とジョン。でもまだジョンが離れないうちから「さて、面白い話をいくつか」とカードを読み始めるので、
「ちょっと僕が座るまで待ってよ」のジョンの言葉に頷きながら素直に待ってるシャーロック。

シャーロックは基本的にすごく真面目なんですよね。
しかもベストマンという初めての大役をこなすために苦手な場所でスピーチを頑張っている姿がとても健気だわ。

しかし
これタンブラーでもファンサイトのフィクションでもなく現実なんですよ(笑)

続きます。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その4

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。



みなさんがちょっとでも元気になればいいなと思います。
ジョンのブログには面白い話がたくさんあります。と言ってポケットからモバイルを出し
「ブログ以外は探しませんが。」

僕たちの冒険が記録されています。
彼は少しロマンチックに書く傾向がありますが、まあ、ご存じのとおり彼はロマンチストですけどね。
その中にいくつか変わった事件がありました。
「The Hollow Client」
空のスーツだけがジョンの椅子の上にあります。

シャーロックはそのトリックが忍者的なものだと思ったけど違ってがっかり。
結婚式にシャーロックはこの話はしないと思います・・・のような内容のブログかと。
(ものすごーく雑でごめんなさい)

「The Poison Giant」
ホビットさんと追いかけっこしているシャーロックとジョン。
こんな風に危ない目に合いながら解決した事件をスピンオフかなんかで観たいなあ。

「The Inexplicable Matchbox」
行方不明だったアイザックペルサーノが1812個の空のマッチ箱に囲まれて発見された時、話すことも出来ないほど
気がふれていました。シャーロックはひとつだけ中身のあるマッチ箱を見つけます。
が、これは政府内の機密に関する事なのでこれ以上は書けません。
シャーロックがピエロの変装をしましたがその写真がないなんて!のような感じですがピエロってw見たいわ。

「哀れな事件もありました」
女性が221Bのドアの前で行ったり来たりしているのを窓から見下ろしているジョンがシャーロックに
実況していると「そうゆうのはいつも情事関連だよ、退屈な依頼だ。」とシャーロック。

「そしてこの話もしなければなりません。The Elephant in the Room」
象の声がする部屋で二人がただ呆然としている場面です。
これも機密なので書けないとブログにありました。
シャーロックが結婚式で話すかも、とコメントしていてジョンが「するなよ。結婚式を壊すなよ」と書いてありました。

「しかしこの特別な日には更に特別な事件でなければと思います。」
「The Bloody Guardsman」

イギリス陸軍近衛師団の兵隊さんです。
もしイギリスに行く機会があったらバッキンガム宮殿の衛兵交代式はぜひ見たいです!

ここから再び回想です。
221B

壁に貼られた資料を見ながらシャーロック。
「メアリー、結婚式の招待客の席の半分側はまだ少ない感じだよ」
そう言うと「孤児だから。でも友達は多いのよ」とメアリー。メアリーさん孤児?
オルガンの時間とかスケジュールについてあれこれ言うシャーロックに
「まだリハーサルまで2週間あるんだから落ち着いて」
「落ち着け?僕はとても冷静だよ」
ベストマンて結婚式もいろいろ手伝うんですね。シャーロックなりに一生懸命頑張ってます。
ジョンのいとこは一番前の席でいいかしら、と相談すると、「彼女は君の事嫌っている」と招待状のお返事から推理をしてます。
でもちゃんとうまくシャーロックの相手をしているメアリーさんも相当頭が良い感じです。
こうしてみると、221Bで親子3人家族な雰囲気じゃありませんか。

「他に嫌っている人はいる?」と聞けばちゃんとリストが出てきます。いや、そんなの見たくないような(笑)
ジョンはいつもの椅子に座りながらモバイルでニュースを見ています。
どこの家庭でも結婚式のあれこれな相談の時のお父さんはあまり役に立たないですからね〜、ってあれ?誰の結婚式だっけ?
「値段のつけられない絵画が傷つけられたって。あと私の夫は3人いるとか興味深いね」って喋ってますが、
シャーロックとメアリーは相手もせずに座席について打ちあわせています。母娘かw
「ショルト少佐って誰?」とシャーロックに「ジョンの昔の上官よ。来るかどうかわからないけど」とメアリーさん。
「来るよ」とジョンが口を挟めば「返事もきてないのよ」とメアリーさん。
メアリーさんの「He need to RSVP」の「RSVP」って「repondez s'il vous plait」の略で、フランス語のようです。
その様子を黙って見てるシャーロック。何か動きがロボットみたくぎこちないように感じるのですが、
やっぱり「不安」からきてるのかもしれないですね。

ジョンがまだ3人の夫の話をしようとするので
「そっくりな三つ子だよ。ほらフラットにいても解決できた。」とシャーロックはテーブルの下からナプキンを出して
「スワン型にする?シドニーのオペラハウスにする?」

「これどこで覚えたの?」とメアリーさんに「捜査にはいろいろなスキルが必要なんだ」とシャーロック。
だけどメアリーさんは「私はジョンじゃないからうそついてもわかるわよ」と一蹴。
「OK。YouTube で覚えた」と白状するシャーロックに「じゃオペラハウスで。あ、電話だわ」と携帯を出します。
「もしもし。あらべス」このメアリーの言葉に反応するジョンの顔が何というかやっぱり表情作るのうまいです。

キッチンに行くメアリーさんに「べスだったら僕も話さなきゃ」と言って後を追います。

キッチン。
「僕たちの友人にべスって名前はいないことくらい知ってるから暗号だってわかるぞ」
「べス」って暗号だったんですね(笑)「ちょっと話があるの」っていう暗号ですか?
メアリーさんはシャーロックが何かに怯えていると言います。
「何で?結婚するから?結婚したって何も変わらないだろ?」と暢気なジョンに、
「変わらないって事を示してあげないと。新しい事件を探してあげて。昔と同じだって証明するのよ」と
メアリーさんはジョンの背中を押し強引に(笑)リビングに押しやります。

振り向くシャーロックの近くには沢山のオペラハウスがありました。

「何となくこうなってた」
そんな事を言うシャーロックの背中が寂しそうで(涙)

「依頼のメールがたくさん来てるから君が選んでくれ」
「え?事件の捜査に行きたいの?今?」
「頼むよ、シャーロック。僕のために」
Please Sherlock, for me.
この一言で「わかった、任せてくれ」となるシャーロックが(涙)

そして近衛兵からの依頼メールに目が留まります。
王室の衛兵をしている2等兵のペインブリッジさんからの依頼。
ずっと誰かにストーキングされていて毎日写真を撮られています。
業務上観光客には慣れてますがそれとは違い監視されているような圧迫感があります。
上官には話せません。

2人はこの依頼を受けることにし、早速話を聞きに行きます。
その時ちょうどメアリーが戻ってきたので
「これからシャーロックとソックスを(同時にシャーロックがネクタイと言ってます)選びに行くよ」
そう言いながらコートを取りに行くジョン。
「僕少し彼を外に連れ出すね」とシャーロックに
「わかってるわ。彼のために事件を探すって言ってたもんね」
メアリーさんの手腕に脱帽です。

ジョンがキッチンから、シャーロックが出入り口のドアからそれぞれOKサインをして、
メアリーさんが親指立てて応えてる場面、メアリーさんに角が生えているように見えますが、
2人を自在に操る小悪魔って事ですか?

続きます。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その5

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

「ベインブリッジ2等兵に会いたいのですが」
「彼は今任務中ですが終わったらお伝えしますよ」


向かいの公園のベンチに座って待つふたり。
「なぜショルト少佐と会ってないんだ?彼は勲章をもらってるでしょ?戦争の英雄?」「誰にもってわけではないんだ。」
ショルト少佐はカラスチーム、新兵を連れて戦場に行きましたが、少佐を除いて全員死んでしまい、
そのためマスコミや家族からバッシングを受けていました。
「彼は君よりたくさんの死の脅迫を受けてるんだぞ」とジョン。
「それはどうかなあ」

「なんで突然他人に興味を持ったんだ?」
「会話しようと。」
「え?」って顔のジョンに「もうやらない」とシャーロック。
「話しは変わるけど、僕が結婚しても何も変わらないってわかってるよね?」
「そう。」
「もし心配してるなら」
「してないよ」
そしてジョンはちょっと真面目な顔をして続けます。
「メアリーは僕の人生を完全に変えたんだ。全てをね。でも数年前にそれをした人が2人いたんだよ。その一人は・・」
そう言いながら隣りを見るとシャーロックが消えていました。
「完璧な大馬鹿なんだけどね」

せっかくジョンが良い事を言おうとしてたのに、相変わらずドリフだよ(笑)

シャーロックは近衛兵のベアスキン帽をかぶり衛兵と行進するふりをしながら建物に忍び込みます。
この後ジョンと対峙する少佐の後ろの窓に衛兵と行進するシャーロックが通ります。

帽子脱いだ時に髪の毛くしゃくしゃっとする場面とその場を離れようとする場面がものすごく好きです。

衛兵の交代式が終わりペインブリッジ2等兵がロッカールームに戻りシャワーを浴びるために軍服を脱ぎ始めます。

シャーロックにおいていかれたジョンは正面から入り少佐と対峙します。
個人的な要件で私たちにコンタクトしてきたと説明するジョン。
自分の兵隊に個人的な懸念など無いと言う少佐は本当の目的は?とでも言いたげなので
正当な調査だと答えますが、「報道関係?」とバカにしたような口ぶりの少佐にジョンは
「自分はジョン・ワトソン大尉です。第5ノーザンバーランド・・・」
「退役しただろう」
ジョンの顔が怖くなってきます。

その頃シャワー室ではベインブリッジ2等兵が血だまりの中で倒れていました。

「君の事は新聞で見たぞ。奇妙な帽子をかぶった探偵と一緒にいるだろう。ベインブリッジが探偵に何の用だ」
「私からは何も言えません」
そこにベインブリッジが死んだと少佐に連絡が入ったのでジョンもあとを追いかけます。

ジョンはベインブリッジに近づこうとしますが制止されます。
「僕は医者なんです」
「今度は医者だと?大尉」
そこにタイミング悪くシャーロックも「うろうろしてましたー」と連れて来られてしまいます。
怒った少佐は二人が共犯でベインブリッジを殺しただろうと言うのでシャーロックが推理としながら反論します。

そしてなかなか納得しない少佐にとうとうジョンが爆発します。
「お願いです、少佐。私は第5ンーザンバーラント連隊のジョン・ワトソンです。アフガニスタンで3年、
カンダハール、ヘルマンド、そしてバーツ病院も経験してます。ベインブリッジを調べさせてください。」
内容は丁寧ですけどほとんど怒鳴っていて少佐が威圧されています。

隣りでちょっと嬉しそうなシャーロック(笑)怒ると誰より怖いドクターです。

圧倒された少佐が承諾したので早速検視をしてシャーロックは現場検証をします。
「腹部に傷がある。信じられないくらいきれいだ」
「刺殺されたけど武器が見当たらない。出入り口もひとつだけ」
「シャーロック・・」
「うん?」
「まだ息がある」

「どうすればいい?」
「スカーフをくれ」
「え?」
「早くしろ!」と怒られ(笑)首から外します。
そして「救急車呼んで」と兵隊たちに言いますが、
隊員たちも「え?」なので
「今すぐ救急車を呼べ!Do it!!」と怒られます。
ドクターものすごくかっこいいんですけど。さすが戦場を渡り歩いた軍医だわ。
こんなシチュエーション大好きな私でした。
緊迫した状態は更に続きます。
「ナース、ここを強く圧迫して」ととうとうナース呼ばわりされるシャーロック。
「ナース?」
「ああ、あるもので対処しないといけないだろう?だから圧迫しろ」

治療に関してはジョンのテリトリーなのでシャーロックも黙って従ってます。
緊急時の医療従事者に立ち会うとかっこいいのでマジで惚れますよ(笑)

会場に戻ります。
シャーロックがゲストに状況を説明しどうやって刺されたのか凶器はどこにいったのかを尋ねます。

「さあ、誰か応える方はいませんか?スコットランドヤードの方はどうですか?」
突然矛先を向けられたグレッグさんは犯人は「ドワーフ」とおっしゃいます。ホビットネタ?
「お見事です」とシャーロックに言われ「マジ?」なグレッグさん。「いや」とすぐに否定されます。
同じテーブルのモリーちゃんの彼、トムがこそこそ話しているので「じゃ、トムくん」
トムは自殺説を唱え凶器は自分の血と骨で作ったダガーだと言い、モリーに「座りなさいよ」と小声で怒られます。

「このケースの特徴、ただひとつの特徴は率直に言うといつもと同じ、ジョン・ワトソンでした。
彼は僕が事件を解決しようとしている間に一人の命を救ったのです。
価値のある謎、話すに値する物語はありますが、それに加えてこの最も勇気のある男は実際にどうやればいいのか知っています。
あ、でも結婚式のプランとナプキンはダメですが。今日はジョンを讃えるだけではなく恥ずかしい話もしなければなりません」
「ちょっと待って。結局凶器と犯人は?」とさすがレストレード警部ですが、
「残念ながらわかりませんでした。たまにはそうゆう事もあります」
「ではジョンの恥ずかしい話、Stag Nightの話です」

独身最後の夜に同性だけで騒ぐパーティのことですが、イギリスはStag Nightと言うんですね。
アメリカのバチェラーパーティしか知りませんでした。

ではStag Nightに続きます。

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その6

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


Stag Nightの回想場面から始まります。
「The Mayfly Man」(かげろう男)

殺人事件に関連するパブめぐりをする事にしたシャーロックはお酒につぶれないように
2人のデータから酒量の配分の計算をモリーにお願いしにきました。
トムは元気?と聞くと私たち沢山セックスしてるしという答えが返ってきて笑顔が固まるシャーロックでした。

パブでビールをふたつ注文するシャーロック。「パイント?」と聞かれ「443.7ml」とシリンダーを出します。
そしてストップウォッチを始動させてStag Nightのスタートです。

毎回、ビールの量と時間とトイレまで管理するシャーロックなのでジョンがビールを取りに言った時に
こっそりビールにテキーラを混ぜてしまいます。

「僕は灰に詳しんだー」
大酔っぱらいのシャーロックは知らない人に絡んで乱闘になりかけたのでジョンにひきずられて行きます。
相手のパンチをうまくよけてドヤ顔するシャーロックが可愛いんです。

221Bの階段で寝ちゃってるボーイズはハドソンさんに起こされ「まだ2時間しか経ってないわよ」と言われます。

第2ラウンドは部屋でゲームです。
人の名前を紙に書いてお互いのおでこに貼り自分が誰か当てるゲームですが、
これインディアンポーカーみたいなものですかね?

シャーロックはシャーロック・ホームズと書かれジョンはマドンナと書いてあります。
S「僕は人間?」J「時々ね」S「時々ってのはダメ」J「わかったよ、Yesだ」
S「僕は男?」J「Yep」S「背は高い?」J「みんなが思ってるほど高くない」
S「ナイス?」J「っぽい」S「賢い?」J「そうだね」S「僕は重要人物?」
J「一部の人には」S「みんな僕の事好き?」J「ううん、君はみんなを逆なでさせるから」
S「OK。僕は現英国王だ」J「(笑いながら)君、国王は今いないって知らないの?」S「マジで」

J「僕は女性?」S「(吹き出しながら)Yes」J「僕はきれい?」S「美の基準は幼少の経験や記憶から形成されるんだよ」
J「わかったから、僕はキレイな女性?」S「僕、君が誰なのか君が誰のふりをしているのかわからないんだけど」
J「君が選んだだろう?」S「そうなんだけど、新聞から適当に選んで書いたから」
「君、このゲームのやり方わかってないでしょう、シャーロック」とジョンが言うので
「僕は人間で背はみんなが思うほど高くなくてナイスで賢くて一部の人にとって重要ででもまわりを逆なでする」
ジョンとのやりとりを繰り返して「分かった」と言ったところでハドソンさんが「依頼人よ」とドアをノックします。
依頼人の女性は「どちらがシャーロック・ホームズさん?」と聞くのでジョンが嬉しそうにシャーロックのおでこを指さします。

「私はあまりデートをした事ないんですけど彼は良さそうな人だったのでデートをしたら気が合って」
依頼人の女性のちょっとスローで長い話にシャーロックとジョンはウトウトしてます。
一応シャーロックは頑張ろうとしていて、寝ては、はっと起きてを繰り返してますが、
少し後ろに控えているジョンはほとんど寝てますw

デートの相手が気に入り電話番号を教えたけど連絡がこない、せめてさよならって言ってほしいのに、
と涙ぐむ女性を見てシャーロックも思わずもらい泣きしてるんですけど、何これ(笑)

「彼のフラットにも行ったんですけどいなくて、ホームズさん私は幽霊とデートしたかもしれないです」
と、核心に触れても反応無い2人。爆睡です。「幽霊ですよ、ホームズさん!」と起こされます。
「退屈、退屈、いや違う興味深いよ。起きろよジョン。」
「大家さんに確認したら彼は心臓発作で死んでたんですけど私たちその1週間後にディナーしてるんです。
そしてネットで見つけたんですが同じように幽霊とデートした女性がチャットしてるんです。」
それを聞いたシャーロックは「ご心配なく、僕は10分で彼を見つけますよ」そう言ってまた寝てるジョンを起こすと
「The Game is・・・なんだっけ」それでジョンが「On?」言ってあげると「そう、そう、それ」って全然大丈夫じゃないよね。

男のフラットで検証をするシャーロックですがただの酔っぱらいです。
一応ちゃんとテキストが浮かんでますがよく見ると「Sleep」とか「???」の文字もあちこちに浮かんでます。
うさん臭そうに見守る大家さんの前でふらふらと彷徨いながらもルーペを取り出すと床に這いつくばりそのまま寝ます。

この格好、可愛いんだけどちょっとヤバいでしょう、と思いつつしっかりキャプチャーw

「警察を呼ぶ」大家さん、そう言いながらシャーロックを起こします。
それを聞いた女性が「待ってください。この人たちは有名な探偵のシャーロック・ホームズと、
助手のジョン・ヘイミッシュ・ワトソンなんです。」
そしてシャーロックも「何するんだ。危険にさらすな???(ここ、意味不明です)」
で、事件現場に思い切り吐きます。それを見たジョンも陽気に「犯行現場だ」とか言ってますw

ジョンが目を覚ますとそこは監獄でした。

「はい、起きてー」と勢いよく入ってきたグレッグさん。
「タクシーに乗せるから。しかしお前たちはだらしないなー、閉店時間までもたないなんて」
元気よくしゃべるグレッグに「ちょっと小さい声で」とジョン。
もちろんグレッグは大声でお答えし、その声にシャーロックもびっくりして起きます。
ジョンが出て行くとグレッグはシャーロックに「Come on」と手招きしますがこの「Come on」がすごく優しい言い方で、
どちらかと言えば犬を呼んでる感じ?そしてよろよろとついていくシャーロックもかわえー。
歩きながら「昨日はありがとう。」と言うジョンに「最悪だよ」とシャーロック。
「あの女性、テッサ。ここ1ヶ月で一番面白そうな事件だったのに」

221B
「気分はどう?」とハドソンさん。ジョンは1Fにいます。
「何か昔に戻ったみたいね。最後の朝食を作ったわ」
もちろん今日のジョンにしっかりした朝食が食べられるはずもなく(笑)ハドソンさんの昔話を聞いています。
昔ダンナ様とフロリダに居た事、ダンナが麻薬カルテルに関係していて逃げてた事など話しています。
そして何だかセクシー話になりつつあるからか、突然ジョンは「シャーロックが」と2Fに逃げていきます。

シャーロックはPCでショルト少佐を調べていましたがジョンが上がってくる気配がしたので
画面をテッサが言っていたサイトに切り替えます。
「他にも被害者の女性がいる。ほとんどのゴーストはひとつの家に出るものなのにこのゴーストは喜んで通勤してる。見ろ」
出没している場所をピンでとめた地図をあちこちにピンがありました。

続きます。
あと二回で何とかまとめます。


Stag Nightの記念写真?
しかし、君たち・・・・

Sherlock 3-2 The The Sigh of Three その7

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Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


マインドパレスの場面でなぜか「ツインピークス」を思い出しました。
少し雰囲気が似てるのかしら。
むかーしのアメドラなので知らない人も多いかもしれませんがとにかく流行ったんですよ。
でも結局結末が何だったのかよくわからなくて、映画も観たし「ローラ・パーマーの日記」も読んだんだけど、
わからないままでした。今観ればもう少しわかるのかなあ。と、こんな話はおいてといて。


マインドパレスの中の議事堂。

議事堂にたくさんの女性が立っています。
シャーロックは女性ひとりひとりに「君じゃない、君は違う。君も、君も」と次々と座らせていきます。
そうして残った4人の女性に名前を聞き、まずはどうやって出会ったのか質問をします。
ゲイル「パブで」シャーロット「ジムで」ロビン「バスの中で」ヴィッキー「オンラインで」
彼の名前は?
「オスカー」「マイク」「テリー」「ラブモンキー」←ヴィッキーさん、面白いです。
あなたの部屋で?
全員「彼のところで」
住所は?
全員一斉に違う住所を言っています。
ゲイル「何事もなかったわ。ただとてもロマンチックだったの」
4夜に4人の女性。彼は何か特別なものを持っていたのか?
「とてもチャーミングだった」「話を聞いてくれた」「優しかったわ」「彼はステキな・・・・」
「大丈夫?」と突然ジョンが現れたのでシャーロックは女性をストップさせ、現実に戻ります。

実はシャーロックは女性たちとチャットしていました。
その横にはハドソンさん特製の朝食がおいてあり冷ますと彼女激怒するぞ、とジョンが言います。
今忙しいからとチャットを再開するシャーロック。
「ステキな振る舞いだったわ」
違う名前、違う住所。彼はどんな感じ?
「短い金髪」「暗い色の髪」「ジンジャー。ジンジャー好きなの」「マスクをしてたからわからないの」
シャーロックは新聞の死亡欄を見て男が死人から身元を盗んでいたと推理します。
独身の男の名前、そして家も。
「気持ち悪いわ」「ひどい」と女性たちが言う中ヴィッキーさんだけ「賢いじゃない」ヴィッキーさん、いいね〜。
そこにテッサが現れ「嫌な奴!」
「こんにちは、テッサ。では話に戻ろうか」
死人の家なんてちゃんとキレイにするまで誰も使いたがらない。
彼は偽っていた。男の家を盗み身元を盗んだ。
「全て一夜のために。そして消える」と再びジョン。
「彼はゴーストじゃない。ジョン。彼はかげろうだ。」
ジョンは現れたり消えたりしています。

さて、彼は何を求めていたんだろう。
職業は?
「庭師」「コック」「看護師」「警備」「メイド」
わかった。みんな同一人物のために働いているんだ。
そう言うとシャーロックはひとりひとりを調べますが、違ったようです。
理想のデートは?
「クレイ射撃」「ラインダンス」「絵画」「テレビの前でワイン」「(ここ、わかりませんでした。)」
化粧品
「クラランス」「?7」「メイベリン」「特に決めてない」「安いの」
香水
4人「シャネル」ヴィッキーさん「エスティローダー」惜しい!
理想の男は?
「ジョージ・クルーニー」「家庭的な人」「抱きしめてくれる人」「思いやりのある人」「10個あるの」
と言ってヴィッキーさんが10個の条件を話している途中でシャーロックが止めます。
「統一された要素なんだ。共通したものが何かあるはずだ」
誰にも言えない秘密はある?
全員「NO」
分かったぞ!シャーロックが言うと「どういう事?」再びジョン。
「返事が早いのは秘密があるからだ」
それを聞いた女性たちは次々に帰るわ、と言います。
「ちょっと待って」とシャーロックが慌てると「秘密は秘密にしておかないとね」とヴィッキーさん。
テッサも「結婚式楽しんでね」と言って消えます。

「なぜ!なぜ彼はデートするとその女性に連絡をしなくなるんだ?」
その質問にジョンが答えます。
「君は明らかな事を見逃してるぞ。彼は結婚してるんだ。」
さすがジョン!こればっかりはシャーロックにはわからないもんね。

結婚式に戻ります。

「我らがかげろう男は逃げようとしていました。
退屈なテレビを観たり恐ろしく平凡な人たちとバーベキューをする代わりに彼の頭脳と力を使って身元を偽りました。彼は・・」
ここでシャーロック、まわりの凍り付いた空気に気が付いたようです。
「部屋の中にいた象の話をしたほうがよかったですね。しかし僕にとってジョンがいかに掛け替えのない存在かという事です。
僕は犯罪現場を読み取ることができますがジョンは人間というものを理解することができます。」
「もしあなた方がわたしたちのどちらかに何か依頼をしてきたら、僕はあなたの殺人事件を解決しますが、
ジョンはあなたの命を救います。間違いないです。彼はいつも様々な事で僕を救ってくれました。」
「このブログは二人の男の殺人や謎を追いかけた冒険です。しかし今日から新しい物語が始まります。
さあ、みなさんグラスを持ってお立ちください。メアリー・エリザベス・ワトソンとジョン・ヘイミッシュ・ワトソンの
新しい冒険が始まります。我々が・・・」ここでシャーロックの動きが突然停まります。
そして目の前ではカメラマンがフラッシュをたきながら写真を撮っています。

落ちるグラス。
そして場面はマインドパレスに。
グラスを落とす手の位置とマインドパレスに変わった時の手の位置が同じなんですよね。かっこいい!

「君、あの時ジョン・ヘイミッシュ・ワトソンって言ったよね。ヘイミッシュって。」
シャーロックはStag Nightの日にテッサの依頼で訪れた男のフラットで言ったテッサの言葉を覚えていました。
「何故ジョンのミドルネームを知ってるんだ。彼はその名前嫌いだから誰にも教えないのに」

そして回想シーン、221Bになります。
シャーロックが口いっぱいにたばこを咥えながらリビングに入ってきます。
(これwwこの顔が何気にすごく気に入ってます、私。)
「ジョン・H・ワトソン」ジョンのブログですかね?PCの画面を見てシャーロックが言います。
「Yep」そう答えるジョンをじっと横目で見ているシャーロック。Hが何なのか気になるんですね。
私はたばこの隠し場所のほうが気になります(笑)

それからシャーロックのミドルネーム当てゲームが始まります。
ヘンリーだのハンフリーだの言ってますがそのたびに「うるさい」と怒られています。
そしてマインドパレスに戻ります。
「ジョンは僕に教えるまで数年かかったんだ」
再び221Bの回想。
書類を見ているシャーロックに「それ僕の出生証明書だ」とジョン。
「Yep」何となく今回ふたりとも「Yep」を多く使いますよね。
「そしてあの女。彼女も知っている」お久しぶりのアイリーンさん。
アイリーンとシャーロックのやりとりに疎外感を感じた(笑)ジョンが「君たちの子供にはヘイミッシュってつけてね」
懐かしい場面が出てきます。
そしてマインドパレスに現れたアイリーンに「忙しいから僕の頭の中から出て行って」とシャーロック。

「その名前が公の場に出たのは一度だけだ」

再び回想。結婚式の招待状を作っているところです。
「その名前招待状に書かないとだめ?」嫌がるジョンに「だってあなたの名前よ」とメアリーさん。
「それが伝統なのよ」の言葉に「面白いからだよ」と言葉をかぶせるシャーロックでした。

「結婚式楽しんでね」
再びマインドパレスでテッサの言葉にシャーロックが反応します。
「君はなぜ結婚式の事を知ってたんだ。そして何より君は招待状を見たことがあるんだ」
「あの招待状は100人くらいしか見ていない。かげろう男は5人の女性と会った。この両方のグループに同じ女性がいる・・・」
「偶然か?」
その時「シャーロック」と呼ぶ声がします。
振り向くとマイクロフトがいました。

「私たちは”偶然”に関して何と言っている?」
シャーロックが何て答えてるのかよく聞き取れなかったですが「宇宙には偶然はない」とかそんな感じですかね?
「では確率から言うと?」
「誰かが結婚式で何かを見つけるために労力を惜しまなかった」
「労力とは?」
「嘘をついた。身分を偽った。」
「何を示唆してる?」
「犯罪だ」
「それから?」
「頭がいい。計画を立てる。」
「明らかだ。だが更に重要な事は?」
「かげろう男だ。かげろう男が・・・」

グラスと落とすシャーロック。
「今日、ここにいる。」

議長席から見下ろし答えを導いていくマイクロフト。
きっとこの立ち位置が普段は反目しつつも奥底では
シャーロックにとって絶対的な存在を表現してるんですね。
とても面白い場面でした。

続きます。
次で終わるといいなあ。。。。

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