「バスカヴィルの犬」
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Director: Paul McGuigan
Writers: Mark Gatiss
ちょっとだけ追記しています(6/7)
ひとまずバスカヴィルの続きです。
フランクランド博士とお別れし、車に向かう2人です。
「それで、」とジョンに「それで?」とシャーロック。
「ウサギのためだったのか?」
そこでシャーロックがコートの襟を立てます。
「おい、頼むから今回はそれやるのやめないか?」
「何を?」
「君の頬骨とかクールにコートの襟を立てたりするとか、ミステリアスにしてるだろ。」
「やってないよ。」
「やってるよ。」
頬骨は不可抗力だと思うの、ジョン。。。
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車の中。
「で、カースティからのメールなんだけど・・・消えた光るうさぎの件で。」
「カースティ・ステープルトン。母親は遺伝子操作の専門家だ。」
「彼女が自分の娘のうさぎを暗闇で光らせたのか。」
「おそらく、取り出した蛍光遺伝子を挿入されたんだ。近頃では簡単にできる。」
「それで・・・」とジョンは先を促すようにシャーロックを見ます。
「僕たちはステープルトン博士が動物を使った秘密の遺伝子実験を行う事を知ったわけだ。
問題は彼女がうさぎより危険な何かで実験をしているかどうかだ。」
「公平のために言うと、それって分野が広いよね。」
シャーロックはその言葉に驚いたようにジョンを見ます。
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ヘンリーのお家に来ました。
お家も大きくお部屋もステキなのでジョンが「君ってお金持ちなの?」とか聞いちゃってますが、
ヘンリーは普通に「Yeah」と答えています。
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キッチンでコーヒーを飲むシャーロックとジョンですが、ここでシャーロックが砂糖を2つ入れるんですよね。
それでシャーロックはコーヒーに砂糖2個が定着したんですよね?みなさんよく観てますね〜。
ここでちょっと追記です。
「ピンクの研究」の吹き替えでは既に「砂糖2個」のセリフだったと教えて頂きまして、
何と、日本語字幕ではその部分カット?なんでしょうか。「ミルクなし」だけだったような。
スクリプト見たら原語は「Black, two sugars, please. 」とありました。やっぱりカット?ヒドイ。。。
「砂糖2個」は最初から常識だったんですね。私のように吹き替えも英語字幕を見ていない人だが、
「砂糖2個?なぜ?」となってるんですね。
でも、今日真実を知ることができて嬉しいです。Mistyさんありがとうございました。
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「2つの言葉を僕はずっと見てるんだ。『Liberty』・・・」ヘンリーが言うと、
ジョンがその言葉を繰り返しながらポケットからノートを出します。
「『Liberty』と、それから『in』それだけ。」
ヘンリーはミルクのボトルを掲げ「もう使った?」と聞いてから棚に仕舞います。
「何か意味があるのか?」ジョンがシャーロックに聞くと
「『死の自由』何かの表現じゃないのか?唯一の真の自由」と小声で答えるシャーロック。
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「それで、どうする?」とヘンリーに「シャーロックに計画があるんだ」とジョン。
「僕たちはムーアに君を連れ出して・・・」とシャーロックに「OK」と答えるヘンリーですが、
「そして君が襲われるかどうか確かめる。」とシャーロックが言うと、
「え?」と思わずジョンがびっくり。
「これではっきりするはずだ。」とにっこりシャーロックですが、
「夜に?あなたたちは僕に夜、あそこに行けと?」
「うん。」
「それが計画なのか?Brilliant!」と鼻でわらうジョン。
「他にいいアイデアがあるか?」
「それは計画とは言わないよ。」
「聞けよ、もし怪物があそこにいるのなら、ジョン、やることはひとつだ。
そいつがどこに住んでいるのか突き止めるんだ。」
シャーロックはそう言うと呆然とするヘンリーを見てにっこり笑います。
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ムーアを歩く3人。
途中、物音にジョンがふと見ると遠くからライトが点滅しているのに気づきます。
モールス信号でした。すかさずジョンがコードを読み取ります。
さすが軍人です。
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「U・M・Q・R・A」
「ウムクラ?」
あまり意味のなさそうな言葉にジョンは再びシャーロックを後を追いかけます。
シャーロックとヘンリーは窪地を目指して暗闇の中歩き続けます。
「君の友達に会ったよ」
「え?」
「フランクランド博士だ。」
「ああ、ボブか。」
「君をすごく心配してた。」
「彼は心配性で、僕がここに戻ってからとても親切にしてくれるんだ。」
「彼は君のお父さんを知ってた。」
「うん。」
「だが、彼はバスカヴィルで働いているし、君のお父さんはそれに問題を抱えていたよね?」
「でも友達は友達だろう?あなたとジョンはどうなの?」
「僕たちがどうだって言うんだ。」
「ああ、つまり、彼はとても真っ直ぐな奴だし、君は・・・」
そこでヘンリーは一旦シャーロックの方に振り向き、
「ボブおじさんと僕のお父さんは、決して仕事の話をしない事に決めたんだ。」
そう言うとヘンリーは立ち止まり、「デュワース窪地だ。」と言います。
その頃ジョンはシャーロックに追いつこうと急ぎますが、
途中で何かの気配を感じたのか、慎重に足を進めます。
その時、犬の遠吠えがしたのでジョンが走り出します。
シャーロックはヘンリーと窪地の中まで降りて行きます。
懐中電灯で足元を見ると、例の大きな足跡がありました。
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そしてシャーロックが懐中電灯の先に見たものは・・・・
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呆然とするシャーロックの元にヘンリーが「Oh my God」と繰り返し呟きながら「君も見ただろう?」と言います。
そんなヘンリーを無言で押しのけるとひとり戻っていきます。
やっと追いついたジョンが「聞こえた?」と言い、
「僕たち見たんだ。」とヘンリーが言いますが「いや、何も見ていない。」とシャーロック。
「何を言ってるんだ、見たじゃないか。」とヘンリーに「見ていない」の一点張りのシャーロックでした。
続きます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b8/935bc40e3f25929b0dc8ed0a4f22aeb3.jpg)
Director: Paul McGuigan
Writers: Mark Gatiss
ちょっとだけ追記しています(6/7)
ひとまずバスカヴィルの続きです。
フランクランド博士とお別れし、車に向かう2人です。
「それで、」とジョンに「それで?」とシャーロック。
「ウサギのためだったのか?」
そこでシャーロックがコートの襟を立てます。
「おい、頼むから今回はそれやるのやめないか?」
「何を?」
「君の頬骨とかクールにコートの襟を立てたりするとか、ミステリアスにしてるだろ。」
「やってないよ。」
「やってるよ。」
頬骨は不可抗力だと思うの、ジョン。。。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/75/93089e01a73a6a6d54ba94adea0818ca.jpg)
車の中。
「で、カースティからのメールなんだけど・・・消えた光るうさぎの件で。」
「カースティ・ステープルトン。母親は遺伝子操作の専門家だ。」
「彼女が自分の娘のうさぎを暗闇で光らせたのか。」
「おそらく、取り出した蛍光遺伝子を挿入されたんだ。近頃では簡単にできる。」
「それで・・・」とジョンは先を促すようにシャーロックを見ます。
「僕たちはステープルトン博士が動物を使った秘密の遺伝子実験を行う事を知ったわけだ。
問題は彼女がうさぎより危険な何かで実験をしているかどうかだ。」
「公平のために言うと、それって分野が広いよね。」
シャーロックはその言葉に驚いたようにジョンを見ます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5e/eefdff9deebb9a1cf1b15b6d76ba3f22.jpg)
ヘンリーのお家に来ました。
お家も大きくお部屋もステキなのでジョンが「君ってお金持ちなの?」とか聞いちゃってますが、
ヘンリーは普通に「Yeah」と答えています。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/adb92d70baca68ab48e6b4628c2386ea.jpg)
キッチンでコーヒーを飲むシャーロックとジョンですが、ここでシャーロックが砂糖を2つ入れるんですよね。
それでシャーロックはコーヒーに砂糖2個が定着したんですよね?みなさんよく観てますね〜。
ここでちょっと追記です。
「ピンクの研究」の吹き替えでは既に「砂糖2個」のセリフだったと教えて頂きまして、
何と、日本語字幕ではその部分カット?なんでしょうか。「ミルクなし」だけだったような。
スクリプト見たら原語は「Black, two sugars, please. 」とありました。やっぱりカット?ヒドイ。。。
「砂糖2個」は最初から常識だったんですね。私のように吹き替えも英語字幕を見ていない人だが、
「砂糖2個?なぜ?」となってるんですね。
でも、今日真実を知ることができて嬉しいです。Mistyさんありがとうございました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1e/941f7179401fb40bc7294c0d7de860aa.jpg)
「2つの言葉を僕はずっと見てるんだ。『Liberty』・・・」ヘンリーが言うと、
ジョンがその言葉を繰り返しながらポケットからノートを出します。
「『Liberty』と、それから『in』それだけ。」
ヘンリーはミルクのボトルを掲げ「もう使った?」と聞いてから棚に仕舞います。
「何か意味があるのか?」ジョンがシャーロックに聞くと
「『死の自由』何かの表現じゃないのか?唯一の真の自由」と小声で答えるシャーロック。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fe/25cf68cdae2804ff861061e1fd4a04ad.jpg)
「それで、どうする?」とヘンリーに「シャーロックに計画があるんだ」とジョン。
「僕たちはムーアに君を連れ出して・・・」とシャーロックに「OK」と答えるヘンリーですが、
「そして君が襲われるかどうか確かめる。」とシャーロックが言うと、
「え?」と思わずジョンがびっくり。
「これではっきりするはずだ。」とにっこりシャーロックですが、
「夜に?あなたたちは僕に夜、あそこに行けと?」
「うん。」
「それが計画なのか?Brilliant!」と鼻でわらうジョン。
「他にいいアイデアがあるか?」
「それは計画とは言わないよ。」
「聞けよ、もし怪物があそこにいるのなら、ジョン、やることはひとつだ。
そいつがどこに住んでいるのか突き止めるんだ。」
シャーロックはそう言うと呆然とするヘンリーを見てにっこり笑います。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/20/4a77021d917433603f7ff5420ac17f20.jpg)
ムーアを歩く3人。
途中、物音にジョンがふと見ると遠くからライトが点滅しているのに気づきます。
モールス信号でした。すかさずジョンがコードを読み取ります。
さすが軍人です。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/da/3b2e377a8c4bcd83aaf097e392db8bdc.jpg)
「U・M・Q・R・A」
「ウムクラ?」
あまり意味のなさそうな言葉にジョンは再びシャーロックを後を追いかけます。
シャーロックとヘンリーは窪地を目指して暗闇の中歩き続けます。
「君の友達に会ったよ」
「え?」
「フランクランド博士だ。」
「ああ、ボブか。」
「君をすごく心配してた。」
「彼は心配性で、僕がここに戻ってからとても親切にしてくれるんだ。」
「彼は君のお父さんを知ってた。」
「うん。」
「だが、彼はバスカヴィルで働いているし、君のお父さんはそれに問題を抱えていたよね?」
「でも友達は友達だろう?あなたとジョンはどうなの?」
「僕たちがどうだって言うんだ。」
「ああ、つまり、彼はとても真っ直ぐな奴だし、君は・・・」
そこでヘンリーは一旦シャーロックの方に振り向き、
「ボブおじさんと僕のお父さんは、決して仕事の話をしない事に決めたんだ。」
そう言うとヘンリーは立ち止まり、「デュワース窪地だ。」と言います。
その頃ジョンはシャーロックに追いつこうと急ぎますが、
途中で何かの気配を感じたのか、慎重に足を進めます。
その時、犬の遠吠えがしたのでジョンが走り出します。
シャーロックはヘンリーと窪地の中まで降りて行きます。
懐中電灯で足元を見ると、例の大きな足跡がありました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e1/a5d3cd7d2f8184b2ed219e0d0e19e86e.jpg)
そしてシャーロックが懐中電灯の先に見たものは・・・・
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/af/8684171c0f1ebe94d2cd269d0a526037.jpg)
呆然とするシャーロックの元にヘンリーが「Oh my God」と繰り返し呟きながら「君も見ただろう?」と言います。
そんなヘンリーを無言で押しのけるとひとり戻っていきます。
やっと追いついたジョンが「聞こえた?」と言い、
「僕たち見たんだ。」とヘンリーが言いますが「いや、何も見ていない。」とシャーロック。
「何を言ってるんだ、見たじゃないか。」とヘンリーに「見ていない」の一点張りのシャーロックでした。
続きます。