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SETLOCK その2

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SHERLOCK、クリスマスSPの撮影が始まりました。
スタッフやキャストが発信する情報と撮影の目撃情報などが少しずつ出てまいりましたので
「SETLOCK」としてまとめていきたいと思います。
キャストやスタッフが発信する情報を中心にまとめていますが、
放送までは情報を遮断している方は申し訳ございませんが回避をお願いいたします。






かなり間が空いてしまいました。
撮影は既にグロスター大聖堂に移り、ディアストーカーを被ったシャーロックの画像も出て、
MirrorやPeople紙でも扱い始めましたがひとまず続きからまとめたいと思います。

撮影とは関係ないのですが監督のツイートが面白くてつい保存しちゃいました。
「マークをこのコスチュームに入れるのに時間がかかったよ。」ってこれ御大ですか!(笑)

@NeilMcGFilm: @Markgatiss @drmuig it took ages to get Mark into that costume! SHERLOCK pic.twitter.com/W1JRemnl4h

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 1月 15
1月7日のゲイティス御大のツイート。
コルストンホール地下での撮影だと思いますが、ちょっと怖い・・・・

Today's mood. pic.twitter.com/g6lNrSkNX9

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 7
他の画像を見ると検死とか司法解剖する場所のように見えるのでバーツのような設定なのか、
またはシャーロックの秘密の研究室かもしれないですね。



1月15日の御大や監督のツイートですが、これは正典「青い紅玉」のセリフの引用なんですよ、多分。
遊んでますね、みなさん。
「身を刺すような夜だった。我々は外套をまとい、首にマフラーを巻いて出た。」

"It was a bitter night, so we drew on our ulsters and wrapped cravats about our throats..."c/o ace @drmuig! #Sherlock pic.twitter.com/zqjuwlAcoi

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 15
「外では、雲ひとつない空の下で星々が冷たく輝いている」

"The stars were shining coldly in a cloudless sky." @arwelwjones @Markgatiss pic.twitter.com/ETnpqykg10

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 1月 15
同じく15日にはオスカーにノミネートされたベネディクトに御大がメッセージ。
「弟がノミネートされて嬉しい。
もし受賞したら彼はThe Lego Movieに代わって受けることを約束してくれた。」

Delighted at my little brother’s Oscar nomination! If he wins, he’s promised to accept it on behalf of ‘The Lego Movie’.

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 15
少し戻りますが御大が続けて3回も同じツイートをしたので、これは何かの謎かけ?と私も勘ぐりました(笑)
真相はわからず・・・(涙)

Not sinister at all... pic.twitter.com/c2M1thbz9Z

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 10


ブリストルの夜の撮影風景です。
寒そー。

ヘアメイクのクレアさんのツイート。
「私の素晴らしいアシスタントが夜の撮影を担当している。
外は凍えるくらい寒いわ。」

#nightshoot taken by my wonderful assistant Sarah #shspesh it's freezing out there! Xx❄️😬xx pic.twitter.com/CybYpW6x21

— Claire Pritchard (@Claire_cpj) 2015, 1月 16
サラさんのツイート。
準備しているアクセサリーもビクトリア朝な感じですね。
「ひどい天気での撮影だけど、進めないと。美味しいお茶が必要ね。」

Filming in horrible weather. The show must go on! Nice cup of tea needed. #ShSpesh #Sherlock pic.twitter.com/mI5jWAY3A9

— sarah a arthur (@saraharthur04) 2015, 1月 17
そしてアマンダさんとマーティンのショット。
これはS3の最後の衣装だという事なので、ここから始まるのかそれともここに繋がるのか・・・ですね。


次にブリストル~グロスター大聖堂いきます。

SETLOCK その3

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SHERLOCK、クリスマスSPの撮影が始まりました。
スタッフやキャストが発信する情報と撮影の目撃情報などが少しずつ出てまいりましたので
「SETLOCK」としてまとめていきたいと思います。
キャストやスタッフの発信情報を中心にまとめていますが、
放送までは情報を遮断している方は申し訳ございませんが回避をお願いいたします。







監督、謎のツイート

pic.twitter.com/8HvedMU1c9

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 1月 19
何これ、無視できねーというコメントがたくさんついてましたが、ミカエル像だというお話です。
これは墓地?どこの墓地?、とかブリストルの墓地で撮影したんでしょ、というリプライに、
「Sherlockland」とお答えしている監督でした。

そしてスーさんからこんな注意が。
前後の脈絡がわからないのですが、上の墓地の話かしら。
それともSETLOCKとかまとめてる人たちに言ってます?(怖)
「みんな、おはよう!
昨日のいくつかのコメントが文脈を無視して解釈されているのに危惧しています。
あなたたちが来るのはいいんだけど、秘密は守ってくださいね。」

Morning all! I fear some comments yesterday were taken out of context. Fine you turn up but please keep our secrets! #setlocked

— sue vertue (@suevertue) 2015, 1月 20
ゲイティス御大。
「私の友人だ。そう、私に言わせれば『友人』だ。」

"Friend of mine. Well, I say 'friend'" #Sherlock pic.twitter.com/9Tumyw2dFq

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 21

そしてグロスター大聖堂です。

ここはハリーポッターの撮影もしているんですね。

ディアストーカーのシャーロック。そしてジョンさん。

それにしてもジョンはよく似合ってますね。S3のなんちゃって髭とは全然違います。
シャーロックのインバネスコートのボタンホールが赤いのも嬉しいです。
こちらのほうがわかりやすいかも。

やはり赤いボタンホールもBBC版の象徴だと思うのでこれが見れただけでも幸せです。

まとめてシャーロック。


シャーロックとメアリー。


こちらはジョンとメアリーとモリーちゃん。
メアリーの衣装がドレスではなく、ちょっと乗馬服な感じです。
この時代は色も地味なんですね。

アマンダさんのツイート。
「メリー・ポピンズをリメイクするなら私のシルエットで彼女を演じられるわね」

If ever they do the remake of Mary Poppins my silhouette could play her... pic.twitter.com/McgI0ePZ8Y

— amanda abbington (@CHIMPSINSOCKS) 2015, 1月 23
御大とスーさん。


夜の撮影風景も。ツーショット!ツーショットだ~!


こちらも。


後ろの黒いフードが気になるところですが、御大のこのツイートです。
「何となくドレープコートってかなりグリムっぽく見えるよね。」

Sometimes a casually draped coat can look very Grim. pic.twitter.com/OLCwudE2GP

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 21
今のところモリアーティ説が多いですが、The Women説もありました。
余談ですがグリムってドラマのグリムですよね。
まだちょっとしか見ていませんが結構面白いです。私の大好きなシチュエーションです。

監督がこの画像を使っての「SherlockLand」にArwelさん大絶賛。
それにしてもかっこいい画像です。

"@drmuig: Sherlockland. #ShSpesh @arwelwjones @Markgatiss pic.twitter.com/PDtrb5BPWp"
Niiiiiiiiiiiiiiiiiiice!

— Arwel Wyn Jones (@arwelwjones) 2015, 1月 23
People紙などに掲載された記事だそうですが、何かいいですね、これ。欲しいわ。


ロンドン博物館のサイトにある、John O’Connorさんが描いた19世紀のロンドンです。
何か本当に正典ホームズの世界です。

こちらも。

元サイトはこちら。
The Art of Sherlock Holmes

こちらは現在の街並みと比較したものがあったのですが、何かあまり変わってないような(笑)
だから、今でも撮影に使われるんでしょうけどね。

マーク・ゲイティス 日本旅行記 その1

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去年、ゲイティス御大が突然日本語のツイートをしてびっくりしつつも、
来日していたことが判明したわけですが、
先日再び突如日本語の入ったこのようなツイートをされたんです。

こんにちは! My travels in Japan...http://t.co/SAR2PE7OJ6

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 1月 17
御大、何と日本旅行記を書かれたんですね。

画像があまりにもステキなので、読んでみようと少しずつ訳してみたのですが、
比喩って言うんですか?あまりにも文学的過ぎて私にとってはすごくハードルの高い旅行記でした。

そんなわけで毎度の事ながら間違っててもいいや精神でUPしようと思います。
誤訳等多々ありますが、広い心で受け止めてやってください。
口調は何となくマイクロフトのイメージにしました(笑)
まずは東京編です。

元記事です。
Mark Gatiss' train trip through Japan

マーク・ゲイティス 日本列車の旅
春か秋に訪れると役者は言いました。
それなのに彼は何をしましたか?
彼はうだるように暑い8月に嵐の中新幹線に乗りました。

(京都のしょうざんリゾート)

なぜかはわからないけどいつも日本を訪れたいと思っていた。
少年時代に観た「007は2度死ぬ」や「SHOGUN」の影響もあり、テンコーやClive James showに
複雑な気持ちを抱きながらも興奮し、それに相反する静かな美の文化に魅了されていた。
どのガイドブックにも共通して書かれているのは「8月には行くな」だ。 
行くなら桜の咲く春や、たくさんの緑葉が燃えるような赤胴色に変わる秋で、
暑くて湿気の多い8月は避けるものだ。
しかし、私は去年の8月9日に友人のエマと旅立った。

私たちが東京に到着したのは超大型台風が通り過ぎようとしているところだった。
長いフライトのあとだったが、雨のカーテンを通り抜けたようにすっきりと気分がリフレッシュされていた。
目はかゆいし時差ぼけで頭も麻痺していたがそれでも私たちは何とか東京国立博物館まで足を引きずっていった。
そこは少し非現実な空間で、まるで誰かが鉄琴を持って私たちを追い回すように
カッポカッポとメロディが絶え間なくつきまとっていた。
それは洗練された若いカップルで、着物と目も眩むほど白く少し不吉に思える二股のソックスを履いていて、
独特のタトゥーのある彼らはあちこち歩きまわりながら分厚い木のサンダルがビートを刻んでいた。

眠らずにいようと努力している私たちは感じの良い小さな食事ができるところを見つけた。
私たちはメニューを指さし、笑顔で切り抜けようとしていたが、ウェイターも親切に助けてくれた。
私たちはラミネートのカーテンで他の客と仕切られていたが、
彼らの見かけだけの恥ずべきタバコの煙が私たちの美味しいウズラ料理の上に漂ってきた。
それはなかなかノスタルジックだ。
私たちは暴風の中を車で戻り、東京は今、ぼやけたネオンの集合体であふれている。
ささやくように静かな自動ドアのついたタクシーの運転手は白い手袋をしていて、
1970年代に思い描いていた未来にいるようだ。

翌日、心地よい眠りのあと、朝食でウェイトレスが「お待たせしてすみません。」と謝罪をした。
私たちはちっとも待たされてはいなかったが、彼女はおじぎをしては微笑み、微笑んではおじぎをしていた。
私たちは驚くほどきれいで効率の良いシステムの地下鉄に乗ったが、
休暇の時期はとても静かで伝統的な押し合いや無理な乗車をしている人はいなかった。
ひとつ目の駅、有名な築地の魚市場は作業場と観光名所が奇妙に入り交じっていた。
タコの吸盤が砕いた氷の中で身をよじっていた。
ピンクの雪花石こうの柱で肉を切り刻む中世の職人のような男が巨大なマグロを吊るしてスライスしていた。
ツナの切片が素早く床を走っていき、それらは捨てられるのかセンズベリーズに向かうかわからないし、
それを知る由もない。

次に私たちはたくさんある神社や寺のひとつを訪ねた。
浄化された領域につながる美しく配置された森にある道と霊に願い事ができる小さなブースは
偉大な改革を成し遂げた明治天皇を記念して建立された。
やがてすべての神社や寺はデパートの値引きのように祝福の安売りをしているのだという思いに至った。
しかし大聖堂で聖歌のCDをちいさなショップで販売していることを疑問に思うのとは少し違うかもしれない。
儀式には両手と口を洗わなければならず、そのあと絵馬に願い事を夢中で書いた。
これが商業化されていることそして神社や寺に数の多さに
どこか少し無慈悲な部分があると思いながら散策を終えた。 

明治神宮の外観で興味を引く点は大きな柱と扉を覆う変わったへこみだ。
1年に300万人以上の人が訪れるので賑わっているのだろう。
巡礼者が遠く離れたところから祭壇に向かってコインを投げるので
木工に小さな穴の模様がつくられた。
しかし、これらは圧倒的な喧噪から時に静けさのオアシスを提供している。
ほとんどは戦争で破壊された後に再建されたものだ。

私たちは超ファッショナブルな10代を中心とする東京に夢中になったが、
見知らぬ街には常にロンドンのカムデンタウンの中心に立っているような不安がある。
ファッションはミステリアスで魅力的だ。
多くの女性は日除けのためにつばの広い帽子と長手袋、
くすんだピンクやグレーのかわいらしいレースのパラソルを持っている。
ビクトリア朝の幽霊のように見える手術用のマスクをした人たちは込み合った歩道を自転車で通り過ぎていった。



※もしかしたら御大は汐留の「コンラッドホテル」に宿泊したのかしら。
それだと地下鉄大江戸線の一駅目が「築地市場」だし。
なんて今更判明しても遅いんですけど・・・(泣)

足袋を不吉にも二股に分かれたソックス、と表現しているのは、
欧州では双子とかが不吉だとされているからですかね。
センズペリーズは英国のスーパーです。

次回、広島~九州~京都です。

マーク・ゲイティス 日本旅行記 その2

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御大日本旅行記の続きです。
今回は広島~宮島、そして福岡です。
元記事はこちらから。
Mark Gatiss' train trip through Japan


(金閣寺で)

次の日、私たちは広島に向けて出発し、新幹線を初めて経験した。
とてもかわいらしい子供と有能なスタッフがたくさんいて、彼らは各車両に出入りし挨拶をしていた。
英国とは礼儀正しさと親しみやすさのレベルが驚くほど違っていて、恥ずかしいくらいだ。

広島は破壊された場所だ。
今は賑やかな近代都市だがやはり1945年8月6日の出来事によって定義づけられ、
至る所にあるシンボルは原爆の震源地からどのくらい距離に立っているかを示していた。
原爆によって破壊されたドームは平和公園の中にあり、付随の博物館が率直に語っている。
腕時計はすべて午前8:15で止まっており、
溶けたメガネや燃えて血だらけになった子供の服や抜け落ちた髪の毛、指の爪も展示されていた。
私たちは身が引き締まり心を動かされ、爽やかな夕暮れの中たくさんの人たちに思いを馳せた。

その後、裏道を歩いていると食事ができる小さなお店を見つけた。
外側にはリンネルのカーテンと油だらけのランタンがあり、
室内の騒々しい喫煙者がさらにち怪しげな雰囲気を醸し出していた。
私はビールを頼みたくて日本語で書かれたメニューに指を突きつけた。

淡い色の液体が入ったタンブラーが2つ届いた。
「ウィスキーに見えるんだけど」と私は笑いながら言った。ウィスキーだった。
しかし、やはりスタッフはとても頼りになり、楽しそうに笑っていた。
私たちは少しの日本語と少し英語でどうにかやりすごし、
かつお節がのった巨大なトウガラシの網焼きともち米(おこわ?)が添えてある美味しいスズキを堪能した。

短い車両の電車とフェリーに乗り、広島からユネスコ世界遺産の宮島に渡った。
鹿が自由に歩き回り、旅行者を小突いていた。
悲しいかな、ここの動物は人間と密に接していたため、
食べるためにごみをあさり飢えたヤギのように紙でできた地図さえ食べるようになった。
しかし、もし極度に商業化された入り江から距離をおけば、島はさらに穏やかで魅力的になるだろう。

ここには思いのほか素晴らしい水族館があり、カワウソやサメ、ネズミイルカなど楽しみに満ちていた。
ミズクラゲは白から青に、そしてピンクから緑に色を変えていた。
丘の上には緑に覆われた庭を通り抜けるとまぶしさをふせぐブリキの屋根の寺があった。
鐘が鳴り響き、編まれた小さい帽子とよだれかけをつけている多数の微笑んだ仏像は
ほとんどが風雨にさらされ老朽化し、威厳さえ漂わせていた。

後ほど花火大会がある事がわかり、
急に島全体が派手な着物を着た恋愛中の若いカップルであふれだした
どうやら、若い人が伝統的な服をとりわけデートで着ることが再びファッショナブルになったようだ。
男性や女性が輝くように恋をしているのを見ると嬉しくなる。
私たちはあぐらをかいて夕食にうなぎやカキを食べ、それから島に咲く花火を見た。


(伏見稲荷大社でエマと。)

例によって効率の良い新幹線が私たちを福岡に運んだ。「日本の南の玄関口」だ。
田園地方を走り抜けるごとに景観が変わっていく。
息をのむような霞が山の上に絡みついていた。
パウダーブルーの瓦屋根の上に一筋の日の光がさし、白い翼を広げた鶴が水田にいた。
突如としてここは異国だということを理解した。

私たちは各駅停車の旅をした。
撮影しそこなってしまったが地元の特別なお祭りでは白いシャツを着た何百もの男たちが
巨大な山車を6本のポールで運んでいた。
尻を出していなければ、まるで牛追い祭りのようだ。
シャツは最近になって着るようになったそうだ。
裸同志で近づきすぎると攻撃的になると思ったからだ。
彼らがズボンをはこうと思わなかった理由が私にはわからない。

その夜、盛大なファンファーレと共に私たちは悪名高いフグを食べに2つ星レストランに連れていかれた。
フグはシアン化物質よりも人を死に至らしめるので、中毒の可能性がある。(有毒性を強調しておく)
ほんの一部分だけが食用になる。
レストランはとても小さく、質素で、仕切りの紙からは予想通りシダーの香りがした。
私たちは、キッチンをまわるショートツアーをさせてもらった。
調理用に箱に入って届くフグを見たら靴に似ていた。

私たちは支配者の監視のもとで国王の食べるものを毒見する係のように、
食べてるところを注意深く観察された。
フグ自体は不思議なほど味気が無い。
ほんの少しトゲがあり、虹色に変化する色合いは路上に漏れたガソリンのようだ。
だが、魚を浸す時に付いていた香味(小さいリーキ、わけぎ、リゾットも)は美味しかった。

そしてコース料理は思いのほか続けざまに運ばれてきた。
まるでHarry Ramsden'sのようだが、こちらは死ぬかもしれないスリルが伴う。
※Harry Ramsden'sはフィッシュ&チップスなどがあるファーストフードレストランです。

次は長崎、鹿児島、京都、そして東京です。

マーク・ゲイティス 日本旅行記 その3

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御大の日本旅行記その3です。
今回は長崎~鹿児島~京都、そして東京です。

元記事はこちらから。
Mark Gatiss' train trip through Japan

(指宿で)

まだ生きていたので次の日、私たちは長崎まで電車に乗ったが、
広島とはまったく違う眺望だった。

日本が鎖国していた200年の間、(ほぼ)唯一西洋に開かれた港で、
その影響が建築物にも混在していた。
オランダとポルトガルの入植による美しい鎧下見板張りのコロニアル様式の家、
そして独特なネオンのあるチャイナタウンの迷宮があった。

日の暮れたころ、運河に沿った街を歩いていると視界の隅に何かが見えたので急ぎ足で暗い方に行ってみた。
驚いたことにカニが格子のある排水管に隠れていた。
爆竹が大きな音で鳴り響いた。お盆、それは日本の死者のお祭りだ。
湿度が上がり突然土砂降りの雨が降ったが、不思議な事にその暖かさに気持ちが和んだ。

調子はずれの鐘が鳴り、家族が最愛の人の追悼として「死者の船」の代わりのランタンを
エルビスの写真を楽しかった思い出と共に曲がりくねった道を運んで行った。

爆竹がはじけ、雨の中で火花が散り、火薬が私たちの方にも飛んできた。
私たちはホテルに戻った。
手術用マスクをした男たちのチームが魔女のほうきで水浸しの花火の残骸を掃除したので、
翌朝、それらは跡形もなかった。
不思議なことに、日本の街は工業化で非常に汚れているように見えるが、
散らかしたごみは存在しないと言ってもいいくらいだ。
それはいたってシンプルで、人々がごみを落とそうとしないからだ。

次に止まったのは鹿児島だ。
その日は暑い曇り空で、私たちが到着した時には火山は黒い煙がたちこめていた。
指宿のリゾートは豪華で美しく、伝統的な日本のスタイルのクールな部屋があり、
西の温泉とは違った雰囲気なのはあなたにも想像できるだろう。

男と女は(各エリアに分けられていた)楽しそうに裸で歩いている。
滝つぼと蒸し風呂、そして有名な砂風呂があり、天然鉱泉によって温められる。
私たちが着物に着替ると、灰色の柔らかい異質に見える砂が筋張った青年の熊手によって首まで埋めていく。
不思議と熱すぎず心地よい感じで、15分ほどで私たちの顔には汗の滴が雨粒のように浮かんできた。
ボリス・エリツィン(※ロシアの元大統領)だけは、30分以上埋没していられると思う。
(※エリツィンはサウナ好きで有名なんですよね)

私たちのホスト、とびきり親切なシモタケハラ氏がエドワード朝のポストカードにある海水浴の美人のように、
頭上にパラソルを植えてほしいんじゃないかと尋ねてきたので笑いが止まらなかった。

長い電車の旅で私たちは本州の中央域に戻り、他のどこともまったく違う京都に入った。
戦争でも壊れなかった曲がりくねった道と古い建物は魅力的だ。
神社やお寺はもちろんだがお店やカフェもとても素敵だった。
私たちは豪華な(そしてとても安い)寿司の昼食と、抹茶のアイスクリームを食べ、
その後、滅多にお目にかかれないと言われていた本物の芸者ふたりが散策をしていてかなり興奮した。

彼女たちは本当に見る価値がある。
デスマスクのような顔と素晴らしく複雑な髪型、そしてうなじの部分だけが露出されていた。

たそがれ時の京都は最高だ。
繊細な静けさと質の良い控えめな雰囲気があり、
ほんのりと灯った提灯がある先斗町の路地は殊の外魅力的だった。
私たちはそこで有名な黒毛和牛を食べた。

次の日、私たちは暗殺を警戒して施され、跳ねると驚くべきことにキーキー音が鳴る
「鴬張り」のある将軍の城とオレンジのトンネルが延々と遠くまで続く伏見神社を訪れた。
そこは紛れもなく壮観だが、私たちはそろそろ神社を後にしなくてはならない

それから、増水し黄色く濁った川の近くに高くそびえる竹林があり、
体力のある男が引く人力車はワルツァーに乗った男と同じように堂々と歩いていた。
自信過剰で乱暴だ。

京都を離れるのは寂しかった。京都の旅行は紛れもなくこの大成功だった。
だが東京での最後の夜に驚嘆すべき街を見ることができた。
高速道路の下に広がる線路、ゴールデン街に向かう車は光の海の中でぼやけていた。
そこは10人くらいしか入れないテーマに沿ったバーが並ぶ途方もなく狭い地区だ。
独特なゴーストタウンの緊張感はニューウェーブの音楽が流れる1979年のパンクバーへ私たちを誘う 
煙る空気の中でスパークスとブロンディを聞くのは素晴らしい不調和がある。
私たちは「酒」を飲みすぎたが楽しかった。

何はさておき、日本の人たちだ。
私はこんなにも親切で礼儀正しくて友好的な人達に会ったことがない。
あなたが考えるよりもはるかに多くの人が英語を話し、表示も特に電車はバイリンガルだ。
私は戻ってくる予定でいる、春か秋、もちろんできるだけ早く。
もし布教活動に聞こえるならその通りだ。蒸し暑い8月でさえも日本は素晴らしいところだ。さあ、行こう!

以上です。
最後に今回の旅行についての情報が掲載されていました。
フライトはヘルシンキ経由のフィンランド航空 590ポンド(約105,000円)
ホテルは東京がマンダリンオリエンタル 東京(コンラッドじゃなかった・・・)1泊朝食付き276ポンド(約32,500円)
京都はハイアット・リージェンシー 京都 1泊122ポンド(約15,000円)
鹿児島の指宿は指宿白水館 1泊188ポンド(約22,000円)
博多のフグは 博多 い津み でした。

すごいスケジュールだなーと思いましたが、
考えてみれば、もし私が英国に行ったらこれくらい(お金と体力があれば)まわっちゃうかも。

それにしても御大、日本をとても気に入ってくれたのかべた褒めじゃないですか。
嬉しいですね~。
おもてなしをしてくれた皆様に感謝したいです。
そして最後の言葉、気になりますね。
もしかして、もしかしたら、これ期待しちゃっていいんですか?
その・・・シャーロックコン・・・?あ、でもドクターの可能性もあるのか。
どちらにしても、春か秋に必ず必ず来てくださいね、お待ちしています。

京都の先斗町は人気ありますね。
私たちも海外のお客様をお迎えすると先斗町はかなりの確率でリクエストされます。
そのたびに新幹線とホテルは大体ウェスティン都ホテルですが、そして夕食は先斗町のすき焼きでアレンジしています。
私に通訳のスキルがあれば同行を申し出るんですけど(涙)

新宿のゴールデン街も最近は海外の観光客のスポットになっているらしいです。
正直なところカウンターだけの狭いお店ばかりで雰囲気も怪しいし、なぜなんだ、と思いますけど、
その怪しさが楽しいのかしら。最近はロックがテーマのお店とかもあるらしいし。

それではこの辺で終わります。
最後まで拙訳におつきあいいただき、ありがとうございました。

Sherlock episodes ranked from worst to best その1

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少し前、いや、かなり前になってしまいましたが
RadioTimesでSHERLOCKのエピソードの投票結果が出ていたので並べてみました。
9話なので1位~9位までを最下位から順に記載しています。


元記事です。
Sherlock episodes ranked from worst to best


9. The Empty Hearse(空の霊柩車)
Series 3 episode 1

シャーロックは墓から戻りジョン・ワトソンが驚愕します。
しかし、テロリストの計画を潰すために彼らは不和を乗り越えなければなりません。

ライヘンバッハのクリフハンガーのあとのこのエピソードは常にハードルが高そうです。
明らかに一部のファンは探偵の生還にあまり納得していませんでした。

動画はこちら
Sherlock: "The Empty Hearse" - Original British Drama TV Trailer


8. The Sign of Three(三の兆候)
Series 3 episode 2

ジョン・ワトソンとメアリー・モースタンがウェディングケーキをカットしている時、
危険が舞台裏で進行しています。

このエピソードはシャーロックとジョンが事件解決はほとんどやらないで酔っぱらう、
キャラクターにフォーカスしたコメディドラマになっているのが特徴なので、
人気がないのは意外ではありません。

動画はこちらから
Sherlock Series 3: Episode 2 Trailer - BBC One

7. His Last Vow(最後の誓い)
Series 3 episode 3

シャーロックは恐喝を好む新聞王の依頼を引き受けます。
しかし彼が抱える暗い秘密はジョンとシャーロックを引き裂きます。

BBCドラマシリーズ3最後のエピソードは前の2つのエピソードよりは好まれましたが、
シャーロックのこの展開はまだファンの心を引き付けていません。

動画はこちらから
Sherlock Series 3: Episode 3 Trailer - BBC One

※何とS3がランキングワースト3なんですね。
うん、何かわかるかも・・・(笑)
でも The Empty Hearseが最下位なのは意外なんですけど、期待が大きかった分の反動ですか?
視聴率も良かったし賞もたくさん獲得したけど、
多くのファンは「これじゃナイ」感を抱いていたのかもしれないですね。


6. The Blind Banker(死を呼ぶ暗号)
Series 1 episode 2

シャーロックとジョンは死体を積み重ねていく中国の犯罪組織を追うために
謎の暗号を解読しなければなりません。

何人かのメインキャラクターの不在とあまり発展のない構想はシリーズ1において色合い的に釣り合ってないように見えます。
おそらくそういった理由でみんなの記憶に残らなかったのでは?

動画はこちらから
Sherlock: The Blind Banker - BBC One TV Trailer

※ちょっと待って!なぜこれがこんなに低いのー(涙)
人気があまりないのは知ってますけど、でもこのエピソードには萌えがてんこ盛りなんですよーー!
もしかして私は普通の感覚と違うところにいるのかしら・・・くすん。


5. The Hounds of Baskerville(バスカヴィルの犬)
Series 2 episode 2

悪魔に取りつかれている男は助けを求めてベーカー街にやってきます。
しかし、シャーロックとジョンをバスカヴィルの荒野で待ち構えている危険とは?

確かに正典で最も有名なバスカヴィルの犬を脚色した話は他の話よりも精査されてしまいます。
昔の物語に現代の話を入れ込むのは革新的かもしれませんが、
ファンを味方につけることはできませんでした。

(ついこの画像をチョイスしてしまう。。。)
動画はこちらから
Sherlock - The Hounds of Baskerville (BBC One Trailer)


4. A Scandal in Belgravia(ベルグレービアの醜聞)
Series 2 episode 1

シャーロックは彼に匹敵する女王アイリーン・アドラーと会います。
そして彼女は英国政府を追い詰めようと企みます。

シリーズでは常に人気のあるエピソードです。
スリリングな一連のアクションやコメディもあり、
情にほだされる優しい一面もベネディクト・カンバーバッチの探偵に見ることができます。
できれば彼女にはまた出演してほしいですが・・・

動画はこちらから
Sherlock Series 2 - A Scandal in Belgravia Trailer

ベルグレービアが意外と低くてびっくりです。
ベスト3は大体予想できるのではないかと思いますが、私の予想は外れました(涙)
続きます。

Sherlock episodes ranked from worst to best その2

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ランキング、ベスト3です。


元記事です。
Sherlock episodes ranked from worst to best


3. A Study in Pink(ピンクの研究)
Series 1 episode 1

ジョン・ワトソンは戦争から戻り、ルームメイトを探しますが、
それがシリアルキラーの追跡に精通しているシャーロック・ホームズでした。

基調を設定しキャラクターを確立させ世界的に成功させたシリーズとしては、
上位にランキングされるにふさわしいエピソードです。
さらに、ストーリーもうまく構成されています。

動画はこちらから
SHERLOCK: S1E1 A STUDY IN PINK TRAILER


2. The Great Game(グレートゲーム)
Series 1 episode 3

シャーロックが都市のいたるところで発生する一連の謎を解決しなければ死人が出てしまいます。
それはすべて宿敵モリアーティの仕業でした。

しっかりとシリーズにおいてアンドリュー・スコットのジム・モリアーティが印象づけられました。
このエピソードのテンポの速さやさまざまなアクション、犯罪の解決、そして緊張感は価値のある2位です。

動画はこちらから
Sherlock: The Great Game - BBC One TV Trailer


1. The Reichenbach Fall(ライヘンバッハヒーロー)
Series 2 episode 3

シャーロックはモリアーティを追い詰めていると思っていたが、
首謀者の計画が予想よりもはるかに深い事がすぐに明らかになります。

How could it have been anything else? ←すみませぬ、どう訳していいか悩んだ末の原文です(泣)
シャーロックの見せかけの自殺は国民をハラハラさせ、彼がどのようにそれを成し遂げたのか、
解明されるまでまる2年かかりました。
番組を特徴づけたのがシャーロックが屋上から身を投げ出す場面であれば、
開いた口が塞がらないほどのクリフハンガーの後にシリーズの人気が高まったのは当然の事です。

動画はこちらから
BBC Sherlock: The Reichenbach Fall Trailer - Series 2 Episode 3

そんなわけで1位はライヘンバッハだったのですが・・・・
個人的には、1位はグレートゲームかなあ・・・私は。
解説にもありましたが、テンポの良さやとかハラハラ感、何より謎と推理が多いのが好きかなーと。
そこで(聞かれてもいませんが)私のランキングを考えてみました。

9位:His Last Vow ← 辛すぎて・・・
8位:The Sign of Three ← 萌え度だけで言うと上位なのですが、でもねー・・・
7位:The Empty Hearse ← S3の中では一番良かったので。
6位:・・・・どうしよう、ここから先は選べないんですけどー!
一番面白かったのはグレートゲームだけど、ベルグレービアのシャーロックは美しかったし、
でも一番萌えたのはバスカヴィル・・・あー、ブラインドバンカーも捨てがたいわ。


それはさておき、
最後に投稿されたコメントを読んでみたのですが、いろいろな意見がありました。
要約していきます。
「全部好きだけど、ライヘンバッハと最後の誓いが好き」
次の人は1位はライヘンバッハ、最後の誓いが3位に入ってました。
「選ぶのは難しい」
「なんで空の霊柩車と三の兆候がラストなのか理解できない」
「なぜS3がワーストなの?くらだない」
「最悪のランキング。S3は傑作なのに」
「空の霊柩車が好き。キャラクターに焦点があたってドラマに深さを与えた。」
「S3は嫌い」
「ブラインドバンカーがワースト1です」←この意見が多数ありました。くすん。
「S3は好きじゃない。特に最後の誓いはダメ。S4は見ない。」
「ベスト1はピンクの研究とライヘンバッハ」
「三の兆候は最高です」
「バスカヴィルがワースト1」
「ベルグレービアは最高、バスカヴィルは最低」
「S3がブラインドバンカーに負けるなんて信じられない」
「グレートゲームは少し退屈だった」
「S3は最悪だった」
「S3が好きじゃない人がいて嬉しい。S3はファンに迎合しすぎ。
アンドリューは好きだけどモリアーティは戻らないでほしい。」
「ブラインドバンカーはお気に入りです」
後半はあまりにもブラインドバンカーが不評なので擁護派が出てきた感じです。
あとはランク付けはできない、という方も多かったです。
本当にいろいろですね。

何かふと思ったのですが、なんでシャーロックは誓いなんてたてたんでしょうね。
もちろんジョンへの償いだとは思うのですが、
そもそもライヘンしたのってジョンを救うためだし、シャーロックが空気読まないのはデフォルトだし、
友人に目の前で死なれたらものすごく辛いしトラウマなのも理解できますが、
しっかり結婚前提の女性もつかまえてたし、確かに嫁はアレですが(笑)
別に誓いなんて必要ないんじゃ・・・・とか思う私は最近ちょっと荒んでいるのかも(涙)

この画像、どこの場面なのかわからないのですがすごく気に入ってます。
うしろの照明からすると、ピンクなのかしら・・・・ホームズにはなれませんね、私。

細かい情報をちょっとまとめてみました。
これ、シャーロックエスプレッソセットだそうです。

何か欲しいかも・・・
と思ったりするのですが買いますか?と言われればうーん、買わないかも。どっちなんだ(笑)
BBC Shopで売っています。
Sherlock Espresso Set

ゲイティス御大がツイートしたリンク先がこちらなんですが、
Screen Style - Sherlock
シャーロックとジョン、そしてマイクロフトの衣装を解説しているようです。
ブランド名とお値段も書いてありますが、何とマイクロフトの傘まであります。さすがお高いです。


来週はいよいよBAFTAですが、ベネディクトも出席するみたいですね。
出席を確認したとありましたが、出席なら、久しぶりの公式の場ですね。

Confirmed attendees: Benedict Cumberbatch, Reese Witherspoon & Eddie Redmayne. Watch Sun 8 Feb, 9pm @BBCOne #EEBAFTAs pic.twitter.com/Tj3oSdx4I6

— BAFTA (@BAFTA) 2015, 2月 2
2/15発売のビッグイシューはベネさん再びだそうです。
また冬!また冬ですよー。
寒いとおじさんキャッチするの大変なんですよね。
前回のビッグイシューのインタビューも結構良かったのでちょっと期待しています。

もうひとつ、Hollywood Vanity Fairの表紙だそうです。
久しぶりにかっこいいベネディクトだわ。
女性はフェリシティ ジョーンズさんですが、めっちゃキレイですねー。ホーキングの奥さま役ですね。

元記事はこちらです。
Vanity Fair Hollywood
ビハインドシーンも沢山ありあしたが、卓球してる姿も!

Sherlock His Last Vow on BBC Three その1

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BBC3の「最後の誓い」のツイートをまとめました。


「さあ、いよいよ、シャーロックの最後のエピソードよ。
レッドベアードの写真をしっかり握って泣くわよ。」

This is it: the last episode of Sherlock! *Clutches a framed picture of Redbeard and starts crying*

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20


「顔をなめられるそうになったらそうすればいい?」
「吐く」

@tabzy_07 *vom*

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「このエピソードのジョンは大胆不敵のスゴイやつね」
「ちょっぴりセクシーよね」

@CrlLena It's a tiny bit sexy ;)

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「ジョンの顔もなめられたと想像できる?」
「もしジョンの顔をなめていたとしたら、シャーロックはもっと早く撃ってたと思うわ。」

@MeleDoL @_beckymon If he dared lick John's face, Sherlock would have shot him way sooner 😡

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「シャーロックにガールフレンドがいたらしいわ!」

Sherlock has a girlfriend apparently! #OK #Sherlock pic.twitter.com/8ngbiFaWU1

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20




「モリアーティは何度もシャーロックを殺そうとしたけど彼は暖炉におしっこをかけたりしなかったわ。#やな奴」
「本当にそうよ。」

@_beckymon Seriously.

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「マグヌッセンを殴りたい?」
「いつもそう思ってるわ。彼は本当に嫌な奴よ。」

@Its_Hannah99 Constantly! He's so rude!!

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20




「マグヌッセンは身の毛がよだつほど嫌な奴だけど彼は決してモリアーティにはなれない。モリアーティはひとりだけよ。」
「モリアーティは暖炉におしっこもしないしね。」

@GigiMoloney Moriarty would never take a leak in the fireplace either!

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「この最後のエピソードのJohnlockアート持ってる?」
「無いのよ。私たちが見逃すと思う?」

@jinglelester No :'( Do you have any you think we're missing out on?

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



JW「オフィスに侵入するために婚約したのか?」
SH[そうだ。」
「#とっても合理的」

#TotallyReasonable #Sherlock pic.twitter.com/3xU9Uja9Mu

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「待って、最後のエピソードって何?」
「今放送しているのが最後のエピソードなの。でも、また制作されているのよ。」

@ironiclester @mayennafangirl Just the last episode that we're showing right now. There's more being made though! :)

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「アイリッシュセッターの子犬の写真を出すタイミングは今かしら?」

Would now be a good time to post this picture of an Irish Red Setter puppy? Anyone? #Sherlock #Help pic.twitter.com/NDtwxI2TL7

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



リンク先の画像

メアリー「私は私ではないの。」
ジョン「話せ。僕は知る必要がある。
メアリー「過去の事よ。」
ジョン「僕には知る権利がある!」
メアリーが仮面を外すと、それはシャーロックだった。
ジョン「僕は戦場に戻るよ。」
BBCは大笑いですが、これ何?削除シーン?まさかー(笑)
と、思ってこの画像の元を探したのですが見つからず・・・謎。

@GigiMoloney LOL!

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



リンク先のGIFはスーパーナチュラルというドラマに出てくる「ゴーストフェイサーズ」のリーダーのセリフで、
「ゲイの愛は死のベールを通りぬけ、窮地から脱することができる。」と言っています。
それに対しBBCのお返事。
「あなたは私たちにゴーストフェイサーズとシャーロックのコラボの夢を見せたのね。」
すみません、私がスパナチュ好きなのでつい取り上げてしまいました~。
それにしてもさすがBBC3、いろいろと網羅してるんですね。
ゴーストフェイサーズとカスティエルのコラボ映像がYoutubeにもあったので・・・(え?要らない?)
Supernatural - The Ghostfacers meet Castiel

@SammyLetMeG0 Now you've got us dreaming of a Ghostfacers/Sherlock crossover episode

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20

続きます。
今日、サー・イアンの老ホームズ初クリップ映像が公開されてました。
はやくトレイラーが見たいわ~
Mr. Holmes | In Theaters Summer 2015 | Clip

07FEB 最近のいろいろ

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いろいろと出てきたのでBAFTAの前にまとめてみました。
時系列がおかしいかもしれませんがご容赦を。。。


英国の雑誌「GLAMOUR」のセクシーな男性nランキングが出ていました。
GLAMOUR's Sexiest Man of The Year
ベネディクトは残念ながら2位でした。

こちらはシネマカフェの記事です。
イギリス女性誌、「世界一セクシーな男性」を発表!

CanongateのJamie ByngさんのツイートでベネディクトがMy Dear Bessieの朗読をやるの?オーディオブック?でしたが
結局、ただのキャッチコピーだったようです。

"The delay is nothing. The decision is everything." Chris Barker from My Dear Bessie as read by Benedict C pic.twitter.com/MqwFYV6T8g

— Jamie Byng (@baddabyng) 2015, 2月 5
ルイーズがツイートした画像にも「Chris and Bessie in the pub..」って。

My Dear Bessieはww2を背景にクリス・バーカーさんとベッシー・ムーアさんの手紙を元に
サイモン・ガーフィールドさんが編集した本のようです。
こちらにサイモンさんによる本の説明があります。英語です(涙)
About My Dear Bessie
今のところペーパーバックのみで翻訳本は無い感じです。

Vanity Fairの表紙に引き続い動画もたくさんUPされていました。

まずはインタビューを含めたビハインドシーン。
フェリシティが自分のおなかあたりに置かれたエディくんの手をどかしてるのを見ているベネディクト。

インタビューでは初めて心を奪われたセレブは?という質問に、
「キャリー・フィッシャー。ハリソン・フォードになりたかった理由のひとつだよ。」と言っているようです。

SWを見ていた男はみんなレイア姫に憧れてましたもんね~
動画はこちらから。
Stars Reveal Their First Celebrity Crushes

こちらの動画は3話まである壮大な?ストーリーになっている動画です。
まずはEp1から。

「英国ではみんなが束縛から逃れようともがき、もうたくさんだと宣戦布告をします。」とありましたが、
最近のハリウッド映画界は英国俳優が多いのでハリウッドを揶揄してるんですかね。

Ep1:ベネディクトはブラッドハウンドと「戦争の準備」をします。
英国の俳優たちがハリウッドを目指し進軍していきます。
動画はこちらから
Benedict Cumberbatch with Bloodhounds in Ep1 "Preparing for War"
出演者も第一線で活躍する錚々たるメンバーです。
マイケル・ケイン
ベネディクト・カンバーバッチ
クライヴ・オーウェン
サリー・ホーキンス
ジェームズ・マカヴォイ
ナタリー・ドーマー
ジャック・ヒューストン
ジュード・ロウ
ジェームス・コーデン
テレンス・スタンプ
ジェレミー・アイアンズ
最後にシェイクを飲みながらマザーファッカー言っているのはこの方です。

Ep2:エディはバイクに乗ってはしゃぎながら「アメリカに行く」
ハリウッド作戦は順調に進行しています。彼らは馴染むことのないフィールドでどう戦うのか注目です。

動画はこちらから
Eddie Redmayne Frolics on a Bike in Ep2 “Coming to America“ |
ベネディクト・カンバーバッチ
エディ・レッドメイン
ケネス・ブラナー
チュイテル・イジョフォー
ルース・ウィルソン
ジェームス・コーデン
マイケル・ケイン
オーランド・ブルーム
ドミニク・ウェスト
僕はハリソン・フォードだよって電話している人がオーリーくん?

Ep:3:キーラは「勝利の確信」で激しく興奮します。
キーラのオーガズムを感じているふり(ハリーがサリーと会ったとき風に)をお見逃しなく。
がんばりましょう、みなさん。我々の勇敢な冒険者はハリウッドで最も有名な役を盗もうとします。

動画はこちらから
Keira Knightley Gets Hot and Heavy in Ep3 "Victory is assured"
ベネディクト・カンバーバッチ
シエナ・ミラー
ドミニク・ウェスト
マシュー・グード
ナタリー・ドーマー
ジャック・ヒューストン
ルース・ウィルソン
キーラ・ナイトレイ
ミシェル・ドッカリー
ダミアン・ルイス
トム・ヒドルストン
フェリシティ・ジョーンズ
サム・クラフリン
ソフィー・ターナー
リリー・ジェームズ
リチャード・マッデン
ジュディ・デンチ
ルーク・エヴァンス
カルメン・イジョゴ
アナベル・ウォーリス
デーヴ・パテール
イモージェン・プーツ
デヴィッド・オイェロウォ
ジェイミー・ドーナン
ググ・バサ=ロー
エミリー・ブラント

ラストはバットマンもスーパーマンもリンカーンもイギリス人が演じてるって言ってるのかしら。
何はともあれ見てるだけで楽しいですね~。
トムヒとフェリシティはボニーとクライドだそうですよ。
そういえば、トム・ハーディがいないわ!

ベネディクトが飛び込む場面はいろいろとパロられていましたが
好きだなーって思ったものを3つ。あ、私が気に入ったものなので内容はお察しください。。。。
http://sherlock-hannibal.tumblr.com/post/110080810365/im-so-sorry
http://sherlockspeare.tumblr.com/post/110078886639
http://thedoctorsjawn.tumblr.com/post/110152184347

プレBAFTAイベントNewport Beach Film Festivalで久しぶりに公式の場に、これも久しぶりにキーラさんと出席でした。


何かちょっとお疲れの表情のような気もします。


バーバリー共催、ワインスタイン主催のBAFTAディナー


先日UPされたイミテーションゲームのインタビューと動画です。
チューリングさんの親族も映画についてお話されています。多少ネタバレかもしれません。
The Imitation Game - New Benedict Cumberbatch Featurette - The Weinstein Company

BAFTAはマーティンも出席が決まり、更にプレゼンターもやるそうですね。
ツーショットとかあるといいんですけど、そこは期待しないでおきます。
一応シャーロックもドラマとしてノミネートされています。

キーラさんとのかわいいツーショットが出てました。

これって↓この時の写真?


監督とのツーショットも。この差がww


ロンドンでのシャーロックコンが4月24~26日に決定、今月の9日(日本だと10日)にチケット発売だそうですが、
そう言われましても、行けないし(涙)日本はいつなんだー。

ベネディクト、ロストシティZ降板しちゃったんですね。
ドクターストレンジが理由だそうですが、南米とか遠いところにロケ行きたくなかったのかしらね。

長くなってしまったので今回はこの辺で。
最後にサー・イアンホームズのポスターがかっこよかったので・・・

Sherlock His Last Vow on BBC Three その2

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BBC Threeの「最後の誓い」実況ツイートラストです。
今回の日本語訳がいつも以上に意味不明になってしまいました。ごめんなさい。


「ハグが必要なの。」
「じゃあ、ハグするわね。」

@_allthewords So do we

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「発砲したベストフレンドは人を愛していないからだというけどそれは私たちの思い過ごしよ。」
※すみません、ここ違うかも・・・

Pretty sure shooting someone’s best friend is grounds for not loving them but maybe that’s just us. #Sherlock

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「アスファルト舗装の場面がよぎる・・・助けて。」
「ショックブランケットを用意するわ。」(ピンクの研究でシャーロックがかけていた毛布の事です。)

@hehehiddles *readies shock blankets*

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「マグヌセンはあなたが贈ったカードの封筒をなめるような気持ち悪い奴なのよ。」
「おえーーーー!」

@CharlGordon Ewwww

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「BBC3はすごい、素晴らしいわ。」
「あなたが素晴らしいわ!」

@tardisherlmpala You're fab!

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「クリスマスディナーにはいつも銃を持ち歩くよ。」
「正直なところ、それは賢明だと思うわ。」

@xxxxjaydiexxxx That's just sensible TBH

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20




「次のシーンがすごく気懸りなの、助けて。」
「ショックブランケットで包んであげるわ。」

@hannahdevaney1 *wraps a shock blanket around you*

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「このエピソードの後にSeries4のトレイラーをやるの?」
「私たちの切望よ!!!」

@ashyshaw We wish!!!

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「あなたの顔をはじいていいですか?」
あなたは友達をはじき飛ばせるわよ。#この男 #くず

"Can I flick your face?" You can flick off mate. #ThisGuy #IsGarbage #Sherlock

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「あなたが泣いているのは私が泣いているからよ。」
「泣きすぎて前が見えないわよ。」

@_MajesticThorin Crying so hard we can barely see 😭

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



#抱きしめて

#HoldUs #Sherlock pic.twitter.com/fvP6fFKJGQ

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「実はモリアーティがいなくて寂しかったの。彼は人の顔をなめないし、オリーブも食べなかったわ。」
#完璧な紳士

We actually did miss Moriarty though. He never licked anyone's face or ate their olives #AbsoluteGent #Sherlock pic.twitter.com/Fw7aA96ko9

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



「さて、私たちは今後も楽しみにしてるわ・・・過去かも?
この画像は一体どういう事なの? BBC Oneは何も教えてくれないのよ。」

So now we look forward to the future... or the past? What are your theories on this? @BBCOne won't tell us anything! pic.twitter.com/T1qr3hrMe2

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20




上のツイートにBBC Oneが返信していましたが、Not kiddingってスーさんがこの画像をUPした時の言葉ですよね。
「ふざけんじゃないわよ」って感じかしら。さすがお母さん!

@bbcthree #notkidding

— BBC One (@BBCOne) 2014, 12月 20



リンク先のGIF、フランス語がよくわからずなので調べてみました。
「L’esprit de l’Escalier(エスプリデスカリエ-階段機知)」
あの時こう答えておけばよかったと不意に思ってしまう現象、との事です。
英語の部分「会話をやめてしまったけど言わなければならなかった事のすべてを考えた時の感覚」
やめてー!私も泣くわ!

@cumberscookie 😢

— BBC Three (@bbcthree) 2014, 12月 20



以上です。
下は先日BBC Oneが「Pets Wild at Heart」の番宣でツイートしたものですが、
ちょっと面白かったので。。。。BBC1にとってBBC3って(涙)

Blue bird = @BBCOne
Green bird = @BBCThree
#PetsWildAtHeart pic.twitter.com/oZ2mqJ6kmw

— BBC One (@BBCOne) 2015, 1月 28



Sherlock Holmes society of LondonがFlickerSherlockのセットを訪問した時の画像がたくさんUPされていました。
「空の霊柩車」の撮影中だったそうで、S3の放送が終わるまでは公開しないとの条件で撮影したそうです。
Sherlock Holmes society of London

SETLOCK その4

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SHERLOCK、クリスマスSPの撮影の情報です。
キャストやスタッフの発信情報を中心にまとめていますがネタバレも含まれています。
放送までは情報を遮断している方は申し訳ございませんが回避をお願いいたします。





221Bでの撮影が始まり、賑わってまいりました。
かなり溜まってしまいましたがとりあえず時系列にいきたいと思います。

ブリストルでの撮影風景。ビクトリア時代の再現ですね、ステキだわ。


マーティン登場・・・・なのですが髭がないんですけど!
いやでも本当に衣装がよくお似合いでかっこいいわ。


そして御大も登場。笑顔がいいですね。


ベネディクト。


馬車!馬車ですよねー、やっぱり。

この場面はYoutubeにも。
Cumberbatch and Freeman filming Sherlock Xmas special


ロケは一時バースに移ったようです。

この赤ちゃん、何となく顔が黒いような・・・まさか「黄色い顔」?

They start em young in the locations department 😉
@mangham_ben pic.twitter.com/6H1dgRSWGM

— Arwel Wyn Jones (@arwelwjones) 2015, 2月 1

地元のラジオ局のツイート。ファンは朝6:00から待機していたようです。

#Bath #Sherlock news: Fans started waiting from 6am. We hear #URB fans have been waiting on Parade since 5! ;) pic.twitter.com/IoGBYJl8uU

— Uni Radio Bath (URB) (@UniRadioBath) 2015, 2月 2

地元紙でも紹介されていました。リンク先に画像が何枚かあります。
かわいいやんけー。

Queen Street in Bath is transformed for Sherlock filming

アマンダさんの撮影待機中のツイート。退屈だったようで連続でツイートしていました。

I've just eaten a piece of cheesecake sitting in a corset waiting to go to set. It's safe to say I've been better. #waiting #bored

— amanda abbington (@CHIMPSINSOCKS) 2015, 2月 2
「私とマーティンとベンがキリンだったら・・・」

If me, Martin and Ben were giraffes... pic.twitter.com/H1h18tafJg

— amanda abbington (@CHIMPSINSOCKS) 2015, 2月 2
「私とマーティンとベンがダチョウだったら・・・」
他にもリスバージョンなどもありました。

If me Martin and Ben were emus/ostriches... pic.twitter.com/4TCPgqV0ha

— amanda abbington (@CHIMPSINSOCKS) 2015, 2月 2


「我々赤毛の者は団結しなければならない。」
ウィンドウの文字「Jabez Wilson」とその下は「Pawnbroker(質屋)」です。
正典の「赤毛組合」の登場人物、ジャベズ・ウィルソンは質屋を営んでいます。
御大が重大なネタバレするはずがない・・・・・とは思うので単なるネタの仕込みのような気もします。
聞き込みに入った店とか、画面の隅に映るとか、そんな感じだと思います・・・・・多分。

We Gingers must stick together...#Sherlock pic.twitter.com/mrKAysght7

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 2月 3


再びブリストル
レストレード警部登場。


これは221Bのセットなんでしょうかね。ガウン着てます。


ガウン姿のベネさん


モファティス両御大やアマンダさんも。アマンダさんのこのドレスかわいいです。




シャーロックは夜の生き物 byモファットさん



次はいよいよベイカーストリートです。

Back to Baker Street! #Sherlock pic.twitter.com/iG0zfe1fxM

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 2月 6

SETLOCK その5

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SHERLOCK、クリスマスSPの撮影の情報です。
キャストやスタッフの発信情報を中心にまとめていますがネタバレも含まれています。
放送までは情報を遮断している方は申し訳ございませんが回避をお願いいたします。




その前に・・・
シャーロックコンベンションのゲストがアナウンスされチケットも販売開始になりました。
サイトはこちらから
The Official Sherlock Convention

チケットは5種類ありましたが、一番高いのが「VIP Pass」で何と2995ポンド、約545,000円です。
60万超えですよーーー、ひえーです。もちろん特典もいろいろスゴイ事になっていますけど。
モファティス両御大とラウンドテーブルをしたり、ゲストとの写真をプロのカメラマンが撮ってくれたり、
いろいろいろいろ、至れり尽くせりな感じでしたよ。
次はプラチナチケットで595ポンド、109,000円。
ベネディクトからサインをもらえるのはこの2種類だけだそうで、他のゲストは有料で写真とともにもらえるみたいです。
そして肝心のゲストです。

マーティンの名前がないんですよー(涙)
まだあと3人の名前が公表されていませんが、マーティンではないような気もするけど・・・
それにしても、スゴイですねー。50万かー(しつこい)


さて、
ベイカーストリートです。

Speedy's cafeのツイートふたつ。

Hello! #VictorianSpeedys #Sherlock #S4 pic.twitter.com/bB7b7z7uSf

— Speedy's Cafe (@speedyscafe) 2015, 2月 6
「さあ、どうだ、ベネディクト。Speedy's cafeのオーナー、クリスが新しくキャスティングされました。」
これ本当にオーナーさんですよ(笑)

Benedict Cumberbatch eat your heart out. Speedys owner Chris is the latest cast member. #Extra #VictorianSpeedys #S4 pic.twitter.com/RAWEZiP85n

— Speedy's Cafe (@speedyscafe) 2015, 2月 6



ここのところちょっと疲れた表情だったベネディクトですが撮影風景ではすっきりと笑顔もありました。
これはやはりマーティンパワーかしら。


ハドソンさんとなんとアーチ-くんまで。かわいい。


ゲイティス御大とマーティンも。


寒そうですね。


やっぱりこれですよ、これ!SHとJWですよ~(興奮)






ホームズといえばパイプでしょう、って事ですかね。






この画像はおそらくリハーサルで、上にいるホームズ(ビクトリア朝だとついホームズって言ってしまうわ)
は、ダミーです。



この画像はブリストルで撮影したものですが、お店の名前が「クライテリオン」と推測されています。

ベイカー街の撮影風景を見ると、おそらく「緋色の研究」を再現するのでしょうね。
やっぱり正典ネタを細かく入れてくるんでしょうか。

下のリンク先に撮影風景の画像がたくさんあります。
ロイヤリティーをかけているのででウォーターマークがついてます。
Sherlock Christmas special

次はディオゲネスクラブの撮影です。

Sherlock 動画 「The things he meant to say」

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Fanmade動画です。

先日、Yam Yam さんから教えていただいた動画がとても良かったので思わずご紹介と感想を書いちゃいます。
「最後の誓い」の飛行場の場面でシャーロックは本当は何を言うつもりだったのか、
誰でも一度は考えるところだと思いますが、この動画は言いたかったことを考察しています。
みんなが思っていることを映像化してくれた動画です。
それにしても上手いですよね。素晴らしいです。
私もいつかこんな動画を作りたいと思ってはいるんですけどね。。。。やっぱりセンスなんでしょうか。

S3の場面にそれぞれシャーロックが言いたかったことをキャプションしてありますのでその部分を訳してみました。
まるっきり私のフィルターがかかった意訳になっていますので、そこは本当にすまんです。

動画はこちらです。
the things he meant to say ; johnlock


The things he meant to say
「彼が言いたかったこと」


I came back to life for you
「君のために僕は生還したんだ。」


I crossed the line for you
「君のために僕は一線を越えたんだ。」


I was ready to die for you
「君のためなら僕はいつでも死ねるんだ。」


I'm sorry I realized too late
「ごめん、気づくのが遅すぎた。」


I'm sorry I ran away
「ごめん、僕は逃げたんだ。」


I'm sorry I had to leave you
「君を置き去りにしてごめん。」


I never wanted to
「僕はそうしたくはなかったんだ。」


I'm sorry I came back too late
「戻るのが遅すぎたね、ごめん。」


I'm sorry you still don't know
「ごめん、君にはまだ話していないんだ。」


I'm sorry I never said anything
「何も言えなくてごめん。」





こんな感じでございます。
ホントにねー、きちんと全部話せればよかったのに。
ライヘンの真相、ジョンブログによると説明は聞いたけどでもまだ怒ってる、と書いてありましたが、
単に説明をしただけで、自分の気持ちは伝えてないんでしょうね。

SETLOCK その6

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SHERLOCK、クリスマスSPの撮影の情報です。
キャストやスタッフの発信情報を中心にまとめていますがネタバレも含まれています。
放送までは情報を遮断している方は申し訳ございませんが回避をお願いいたします。






SPの撮影も無事に終ったようです。
これから長い長い編集作業に入るのでしょうね。大変そう。
何とか今年のクリスマスに放送してほしいです。

S4の撮影は来年になりそうとの話です。
と、いう事は放送ははやくて再来年?ひえー!かなり先の話になっちゃいますね。

そんなわけでディオゲネスクラブからラストまでいっちゃいます。



こちらは御大のツイート。

Hmmm...#Sherlock pic.twitter.com/6qvj2djlmU

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 2月 9
これはおそらくグラナダ版「青い紅玉」のオープニングをそのまま再現していると言われてました。
上が今回の撮影で使われたもの。下がグラナダ版のOPです。
動画がこちらにあります。
Sherlock Holmes S01E07 The Blue Carbuncle


じゃあ、やっぱり青い紅玉ネタもやるんでしょうかね・・・それともこれも小ネタ?


どうせなら切り裂きジャックとかやってほしかったかなーと思ったりしますけど。

ディオゲネスクラブ。


シルクハットのベネディクト。うわー、似合うー。



ところで御大は今回制作側としての参加の話しかなかったのですがマイクロフトの出番は無いのかしら。

そして最終日です。
監督さんのツイート。何でしょうね、これ。

#ShSpesh @arwelwjones @Markgatiss pic.twitter.com/r2BiqDWkzh

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 2月 10
最終日の画像ですが以前のもちょっと入ってます。。。どれがいつのかわからなくなっちゃって(苦笑)





監督さん最初のシャーロックの撮影が終わったよー、の報告ツイート。

@arwelwjones: My first Sherlock done!
@drmuig #ShSpesh pic.twitter.com/4tPuB9YLlM

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 2月 10
これで撮影終了。

Sherlock shoot done. #ShSpesh pic.twitter.com/X0BeS6MqQr

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 2月 10
シャーロックのパイプ~

That's the pipe luge then. #setlock pic.twitter.com/rpnLHwKzii

— Mike Parker (@PropsInk) 2015, 2月 10

これはタンブラーでゲットした画像ですが、かっこよかったので頂いてしまいました。


こちらも。ステキだったので頂いてしまいました。(頂いてばっかり・・・・)


以上でSHERLOCK SPのSETLOCKはおしまいです。
最後に、
BAFTA当日に撮影の後ベネさん衣装のまま少年のお見舞いに行ったそうですね。

Sherlock 1-1 A Study in Pink その1

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「ピンクの研究」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

久しぶりのSherlockです。
やっぱりピンクは面白いですね。原点だなーとつくづく思います。
私はBBC版を観てシャーロックに嵌り、正典を読み始めたので、
正典を読みながら「あの場面の元ネタはこの話かー」となっていますが、それもまた面白いです。

今回はジョンブログも並行して入れようと思っています。
うまくリンクできるかどうかちょっと不安ですが頑張ってみたいと思います。


夢にうなされるジョンの場面から始まります。
銃撃戦の中、ジョンの名前を叫ぶ声が聞こえ、そして目が覚めます。
夢と現実の区別がつかないのか、大きく目を見開きながら呼吸を整えようとします。
深呼吸を繰り返し、やがて泣き始めるジョン。

ベッドサイドのランプを点けベッドに座り考え込むジョンは夜もほとんど眠っていないように見えます。
翌朝
ジョンは足をひきずりながらデスクの前に座ると引き出しを開けラップトップを取り出します。
引き出しの中にはシグ ザウエルが見えます。
そしてデスクの上に置かれたマグは英軍医療部隊のロゴが入っています。
ラップトップに映し出されていたのは「Dr.John H Watoson」のブログでした。

ジョンはカウンセリングを受けていました。
エラ「ブログはどう?」
ジョン「順調だよ。」
E「書いてないわよね?」
エラがメモをとっているので「まだ信頼の問題があるって書いただろう」とジョンが言います。
「あなたはそれを逆さまに読んでる。どういうことはわかるでしょう?」と言われぎこちなく笑うジョン。
E「ジョン、あなたは軍人よ。普通の生活に慣れるにはしばらく時間がかかるのよ。
起きたことすべてをブログに書いてみて。そうすればきっと助けになる。」
その言葉にジョンが言います。
「何も起きないさ。」


10月12日
ジェフリーが秘書のヘレンと電話で話しています。
「タクシーに乗って」とヘレンが言います。
場面が変わり、ジェフリーが怯えながら小瓶からカプセルを取り出すとそれを飲み込み、死に至ります。


11月26日
雨の中ジミーがタクシーを捕まえようとしますがタクシーは通り過ぎてしまいます。
ジミーは傘を取りに戻ろうとするので傘を持っていたゲイリーが入れてやると言いますが、
ジミーは「2分で戻るから待ってて。」と走り去ります。
場面は変わり、スポーツセンターでジミーはカプセルの入った小瓶を握りしめ泣いています。
翌日、The Daily Express にジミーの自殺が報道されます。

1月27日
べス・ダベンポート運輸大臣がパーティを開催しています。
べスは自分の車のそばに立ち、キーを探しますが見つかりません。
泣きながら振り返り、場面はコンテナのある建設現場に変わります。
泣いている彼女の目の前にはカプセルの入った小瓶がありました。

翌日、レストレードとドノヴァンが記者会見に応じています。
ダベンポートの死体が昨夜発見されたこと、また初動捜査では自殺と判断されること、
そして、ジェフリーやジミーと類似点があることから、これらを関連付けて捜査することをドノヴァンが説明します。
レストレードの質疑応答が始まりました。
R1「どのように自殺と関連付けたんですか?」
L「彼らはみな同じ毒を摂取し、発見された場所も行動の範囲外で、事前の兆候もなく・・・」
R2「しかし、連続自殺なんてできないだろう。」
L「だが実際にできたようだ。」
R3「彼ら3人を結び付けるものは何もありませんが?」
L「まだ関連性はありませんが、捜査で必ず見つかります。」
突然、その場にいる人たちの携帯の着信音が鳴り、テキストが届きます。
テキストには「Wrong!(違う)」と書かれていました。
ドノヴァンはそのテキストは無視するように言います。

質問は続きます。
R4「しかし自殺ならなぜ捜査をしてるんですか?」
L「先ほども言ったようにこれらには明らかに関連があります。
これは異例の事態です。我々は最高の人材に捜査をさせております。」
すると再びテキストが届きます。
「Wrong!」
ざわめく報道陣にドノヴァンが質問を促します。
R5「殺人の可能性はありますか?そうであるならこれは連続殺人犯の仕業ですか?」
L「あなたたちはそういう話題が好きだろうけど、これは自殺です。毒は明らかに自分で摂取しています。」
R5「もし殺人なら市民はどう身を守ればいいですか?」
L「自殺しない事ですよ。」
と、レストレードが皮肉るのでドノヴァンが「Daily Mailだから」と釘を刺します。
L「確かに市民にとっては恐怖だと思いますが、どうかみなさんは理性的な予防措置をお願いします。
安全であると言えます。」
そこに再び「Wrong!」のテキストが送られレストレードには別のテキストが届きます。
「僕のところに来てくれ。SH 」
それを見たレストレードはうんざりとした顔で立ち上がります。

歩きながらドノヴァンは「あんなこと止めさせてよ。警察はバカだと思わせてるのよ。」と怒りますが、
レストレードは「君があの仕組みを教えてくれたら止めてやるよ。」と言います。

同じ日にジョンがブログを書いています。
Serial suicides

1月28日
「連続自殺」
また「連続自殺」が起こった。奇妙だと思う。
死んだ人たちには何も繋がりがないようだ。筋が通らない。
ビル・マーレイと会った。
映画スターじゃないよ。僕が撃たれたときに命を救ってくれたナースなんだ。
彼は結婚した。

僕以外の人たちにはいろいろ起こるんだな。

コメント

また会えてうれしいよ、兄弟。君はこちらに来て僕の妻に会うべきだと思うけど、
彼女は僕のものだからそれは覚えておけよ、女たらし!
(ビル・マーレイ)
女たらし?弟が??
(ハリー・ワトソン)
僕たちがAに行く前に彼は最後までやっちゃうんだよ。やらしい奴だ!
(ビル・マーレイ)
ハハハハハハハ!
(ハリー・ワトソン)


ラッセルスクエアパーク
杖を使って歩くジョンを見かけたマイクが声をかけます。
M「ジョン!ジョン・ワトソン!」
その声に振り返ったジョンに近づき手を差し伸べるマイク。
M「スタンフォード、マイク・スタンフォードだよ。バーツで一緒だった。」
J「ああ、ごめん。マイクだね。」とジョンはマイクと握手をします。
M「いいんだ、太っただろう?」
J「いや。」
M「どこかの外国で撃たれたって聞いたけど、何があったんだい?」
J「撃たれたんだよ。」

ベンチに座ってコーヒーを飲むふたり。
正典では「クライテリオン」というレストランで出会いますが、
仰々しくなりすぎだとかそんな理由だったと思いますが、そこでのロケはやめて
かわりに手に持ったコーヒーカップにクライテリオンの文字を書いたとかコメンタリーで話してました。
Criterion Restaurant

心配そうにジョンを見るマイク
J「君はまだバーツに?」
M「教えてるんだ。かつての僕たちのような輝ける若者に。僕はあいつらが大嫌いだよ。」
M「君は?整理がつくまでこの街にいるのか?」
J「軍の恩給でロンドンに住む余裕はないんだけどね。」
M「でも他の場所に移るのは耐えられないんだな。何だかジョン・ワトソンらしくないな。」
J「ああ、僕はもう昔のジョン・ワトソンじゃない。」
そう言うとジョンは左手の指を数回動かします。
M「ハリーは助けてくれないのか?」
J「それはあり得ない。」
M「・・・フラットシェアとかはしないのか?」
J「よせよ、誰が僕なんかと。」
そんなジョンの笑い出すマイク。
J「何だよ。」
M「いや、その言葉を聞いたの今日で二人目なんだ。」
J「1人目は誰なんだ?」

バーツ。

死体袋のジッパーを開けるシャーロックはモリーと一緒でした。
S「鮮度は?」
M「今届いたのよ。67歳、自然死。ここで働いていたから私も知ってるの。彼はすごくいい人だったわ。」
S「よし、では乗馬ムチから始めよう。」

実験のため死体をムチでたたくシャーロックを痛そうな表情をしながらもうっとり見つめるモリー。
M「嫌な事でもあったの?」
S「20分後にどんな痣ができるか知らせてくれ。男のアリバイはそれにかかってるんだ。」
モリーちゃんが話しかけるもビジネスライクなシャーロック。
でもモリーはめげません。
M「ねえ、あの、よかったら後で、仕事が終ったら・・・」
シャーロックはメモをとりながらモリーを見て、一度視線を落としまずが再び彼女を見て眉を顰めます。
S「口紅をつけてるのか?以前はしなかっただろう。」
M「うん、えーと、ちょっと気分転換にね。」
S「ごめん、何か言ってたよね?」
M「よければコーヒーでもどうかしら。」
S「砂糖2つ、ミルクなしでよろしく。僕は上に行くから。」
モリーちゃーん(涙)

この場面、角川版の日本語字幕に「砂糖ふたつ」がないので
なぜシャーロックはコーヒーに砂糖2つなのかずっとわからなかったんです。
去年、Mistyさんに原語は砂糖2つになっていると教えていただいてやっと理解しましたよ。
「Black, two sugars, please. 」
ここ大事なところだから端折らないで欲しいわ、角川!
と、思っていたら吹き替えもちゃんと砂糖2つって言っているそうです。字幕負け組ですか?ちっ(怒)
(英語聞き取ればいいだけの話なんじゃないのか?という言葉は棚に上げておきます。)

LEGOシャーロックの画像が出てましたが、かわいいんだけど、何かちょっと微妙・・・?

続きます。

Sherlock 1-1 A Study in Pink その2

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「ピンクの研究」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat



バーツのラボでピペットを手に実験をしているシャーロック。
そこにマイクとジョンが入ってきました。

JW「僕がいた頃とはちょっと変わったんだな。」
MS「それはそうだろう。」
SH「マイク、携帯電話を貸してくれないか?僕のは電波が入らないんだ。」とシャーロック。
「固定電話は故障しているのか?」
「テキストを送りたいんだ。」
「悪い、コートの中だった。」とマイクが言うとジョンが「僕のを使って。」と携帯を出します。
「ありがとう。」とジョンのところに行くシャーロック。
マイクが「僕の旧友、ジョン・ワトソンだ。」と紹介します。
ジョンから借りた携帯でテキストを打ちながらおもむろに「アフガニスタンそれともイラク?」と言います。

(スタンフォードさん、マジ天使の微笑みっすよ!)

ジョンは少し間をあけてから「・・・は?」と聞き返すとシャーロックはジョンを見てもう一度、
「アフガニスタンかイラク、どっちだ?」と聞きます。
「アフガニスタンだけど。何で知ってるんだ?」
と、ジョンが言い終わる前にモリーがコーヒーを持ってきたので「ああ、モリー、ありがとう。」コーヒーを受け取ります。
SH「口紅はどうしたんだ?」
MH「あまり効果がなかったみたい。」モリーがそう言うと
「そうか?僕は大きな改善だと思ったんだが。君の口は小さすぎるしね。」
シャーロックはそう言いながら実験に戻ります。
モリーは小さい声で「OK」と言い、部屋を出ます。報われないよね、モリーちゃん。

そしてシャーロックはラップトップのキーをたたきながら、
「ヴァイオリンはどう思う?」と言います。
話の飛躍についていけないジョンは再び「・・・は?」そしてマイクも再び天使の微笑みです。
「僕は思考中にヴァイオリンを弾く。時々何日も喋らない時がある。
君は気になるか?同居の可能性があるならお互い最悪の部分を知っておいた方がいい。」
シャーロックは一気に言うと、うさんくさい笑顔でジョンを見ます。
ジョンは驚いて「マイク、君は僕の事を話したのか?」と聞きますがマイクの答えはもちろん「No」
「じゃあ、誰がフラットメイトの話を?」
シャーロックはコートを着ながらジョンに説明をします。
SH「僕だよ。今朝マイクにフラットメイトを探しているけど見つからないと話した。
現在、彼はランチの後明らかにアフガニスタンの兵役から戻ってきた旧友を連れてここにきた。
そこに辿りつくのは難しくない。」
JW「なぜアフガニスタンの事を知ってるんだ?」
SH「ロンドン中心部に良い場所があるんだ。2人でも余裕で住める。
では、明日の夕方、7時に会おう。
すまない、急ぐんだ。遺体安置所にムチを忘れたようだ。」
シャーロックはそれだけ言うと部屋を出ていこうとするのでジョンが「それで終わりか?」と突っ込みます。
その言葉にシャーロックは「何が?」とジョンの方に向きを変えます。

JW「今会ったばかりなのに、もうフラットを見に行く?」
SH「問題があるか?」
そう言われたジョンはマイクの方を見てから、不機嫌そうな笑みを浮かべます。
JW「僕たちはお互いの事を知らないじゃないか。
どこで会うのかもわからないし、僕は君の名前さえ知らないんだぞ。」
そこでシャーロックはジョンをざっと見渡すと早口で推理を披露します。
「君は軍医で、アフガニスタンから傷病兵として送還された。
君を心配する兄がいるが助けを求めるのを良しとしないのはおそらく彼がアルコール中毒でしかも彼は最近妻と別れた。
君のセラピストは君の足は心因性だと考えている。・・・・間違っていないと思うが。」
ジョンは一瞬自分の足元を見ます。

「ひとまずはこれで十分だと思うけど?」
シャーロックはそう言いながらドアを開け出ていこうとしますが、足を止めドアから顔を出します。
「名前はシャーロック・ホームズ、住所はベイカー街221Bだ。」

大げさにウィンクをし、マイクに「では失礼。」と言うと出ていきます。
マイクは少しだけ手を上げそれに応えます。
シャーロックが出ていくとジョンはマイクの顔を見ます。
マイクは一言、「そう、いつもあんな調子だよ。」と言います。

以上、出会い編でした。

去年の1月にブリティッシュ・カウンシル主催の英会話ワークショップ「シャーロックで英会話」に申し込んだときに、
当日までにホームズとワトソンの出会いの場面に目を通しておいてね、と届いたものが「緋色の研究」の原文です。
目を通すってアンタ!てな感じでレベルの高さに慄いたのは良い思い出です(笑)
当日はもちろんかなり無口になっていましたよ。

なので保存しておいた原文を載せてしまおうと思います。
原文のあとに拙訳も載せましたので、よかったら読んでみてください。

ちなみに、シャーロックが名乗る部分、
「The name’s Sherlock Holmes and the address is two two one B Baker Street.」は原文にはありません。
007のボンドも「The name’s 」と名乗っていますが、相当かっこつけた言い方だそうで、
絶対にマネしてはいけません、とカウンシルの講師が仰っていました。


“A Study In Scarlet” by Sir Arthur Conan Doyle

There was only one student in the room, who was bending over a distant table absorbed in his work.
At the sound of our steps he glanced round and sprang to his feet with a cry of pleasure.
"I've found it! I've found it," he shouted to my companion, running towards us with a test-tube in his hand.
"I have found a re-agent which is precipitated by haemoglobin, and by nothing else.
" Had he discovered a gold mine, greater delight could not have shone upon his features.
"Dr. Watson, Mr. Sherlock Holmes," said Stamford, introducing us.
"How are you?" he said cordially, gripping my hand with a strength for which I should hardly have given him credit.
"You have been in Afghanistan, I perceive."
"How on earth did you know that?" I asked in astonishment.
"Never mind," said he, chuckling to himself.

中略

"We came here on business," said Stamford, sitting down on a high three-legged stool,
and pushing another one in my direction with his foot.
"My friend here wants to take diggings,
and as you were complaining that you could get no one to go halves with you,
I thought that I had better bring you together."
Sherlock Holmes seemed delighted at the idea of sharing his rooms with me.
"I have my eye on a suite in Baker Street," he said, "which would suit us down to the ground.
You don't mind the smell of strong tobacco, I hope?"
"I always smoke 'ship's' myself," I answered.
"That's good enough. I generally have chemicals about, and occasionally do experiments.
Would that annoy you?"
"By no means."
"Let me see—what are my other shortcomings.
I get in the dumps at times, and don't open my mouth for days on end.
You must not think I am sulky when I do that. Just let me alone, and I'll soon be right.
What have you to confess now?
It's just as well for two fellows to know the worst of one another before they begin to live together."
I laughed at this cross-examination.
"I keep a bull pup," I said, "and I object to rows because my nerves are shaken,
and I get up at all sorts of ungodly hours, and I am extremely lazy.
I have another set of vices when I'm well, but those are the principal ones at present."
"Do you include violin-playing in your category of rows?" he asked, anxiously.
"It depends on the player," I answered. "A well-played violin is a treat for the gods—a badly-played one——"
"Oh, that's all right," he cried, with a merry laugh.
"I think we may consider the thing as settled—that is, if the rooms are agreeable to you."
"When shall we see them?"
"Call for me here at noon to-morrow, and we'll go together and settle everything," he answered.
"All right—noon exactly," said I, shaking his hand.

We left him working among his chemicals, and we walked together towards my hotel.
"By the way," I asked suddenly, stopping and turning upon Stamford,
"how the deuce did he know that I had come from Afghanistan?"




ひとりの研究者が部屋にいた。
その男は奥のテーブルに覆いかぶさって研究に没頭していた。
我々の足音がするとあたりを見回し、喜びの叫びを上げながら飛び跳ねるように立ち上がった。
「見つけた!見つけたぞ!」
彼は試験管を手にこちらに駆け寄ると私の友人に向かって叫んだ。
「ヘモグロビンのみに反応し、沈殿する試薬を見つけたんだ。」
彼が金鉱を見つけたとしても、彼の表情はこんなにも輝かなかっただろう。
「彼はドクター・ワトソンだ。そして彼がミスター・シャーロック・ホームズ。」
スタンフォードは我々を紹介しながら言った。

「こんにちは」彼は信じられないほどの強さで私の手を握りながら丁寧に言った。
「君はアフガニスタンにいたようだ。」
「どうしてそれを知っているのですか?」私はびっくりして尋ねた。
「気になさらずに」彼はそう言うとほくそ笑んだ。

中略

「我々は話があってここにきたんだ」スタンフォードはそう言うと3本足のスツールに座り、
足でもうひとつの椅子を私の方に押しやった。
「僕の友達が下宿を探している。
そして君は家賃を折半する相手がいないと不満を言っていたから僕はふたりを引き合わせるのがいいと思ったんだ。」
シャーロック・ホームズは私と部屋を共有するアイデアに喜んでいるようだった。
「ベイカー街に目をつけている部屋がある。」と彼は言った。
「そこはすべての点で僕たちに都合が良い。君は強いタバコの臭いが気にならないか?」
「私はいつも海軍たばこを吸っているんだ。」と私は答えた。
「それはよかった。僕はいつも周囲に化学薬品を置いていて、時々実験をする。それはダメだろうか?」
「そんな事はないよ。」
「僕の欠点は他に何があったかな。そうだな、僕は時々気分が沈んで口をきかないことが何日も続く。
その時は僕が不機嫌だと思わないでほしい。放っておいてくれればすぐに元に戻る。
君は何か告白する事はあるか?一緒に住む前にお互い最悪の事を知っておいた方がいいからね。」
私はこの反対尋問に大笑いした。
「私はブルドッグの子犬を飼っているよ。」と私は言った。
「私は神経が弱っているので騒音を嫌うし、いつもとんでもない時間に起きる。そして私は極めて怠惰だ。
健康な時は他にも悪習がいくつかあるが、今のところはこれらが主なものだ。」
「ヴァイオリンの演奏は騒音に入るか?」と彼は心配そうに尋ねた。
「それは演奏家によるよ。」と私は答えた。
「良い演奏なら素晴らしいもてなしだし、下手な演奏だったら・・・」
「それなら大丈夫。」彼は楽しそうに笑いながら叫んだ。
「これで問題は解決したと思ってもいいだろうね。部屋が君の好みに合えばだが。」
「いつ部屋を見に行く?」
「明日正午にここに来てくれ。一緒に行って話をまとめよう。」と彼は言った。
「わかった、正午ちょうどだな。」私はそう言って彼と握手をした。

我々は化学薬品に囲まれて仕事をしているホームズをそのままにして、
私が滞在しているホテルまで一緒に歩いていった。
「ところで」私は突然立ち止まりスタンフォードの方に向いて尋ねた。
「一体どうやって彼は私がアフガニスタン帰りだということを知ったんだ?」

ここまでです。
こうしてみると出会い編はかなり元ネタを踏襲していますよね。
そんなわけで続きます。
あ、原文は続きません(笑)

”A strange meeting" from The Blog of JW

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ジョンブログです。


1月29日
「不思議な出会い」
A strange meeting

なぜこれを書かなければいけないのかわからない。
僕は作家じゃないし。
エラはブログを続けることが助けになると思っているけど僕には何も起こらないから書くこともなかった。

だけど今日は違った。ある事が起きたんだ。

僕は公園を歩いていて、マイク・スタンフォードに出くわした。
僕たちは学生のころからの友人だった。

コーヒーを飲みながら、引っ越ししたいという話をした。
マイクは同じようなシチュエーションの人を知っていると言った。
そしてバーツに行き彼は僕たちを引き合わせた。

会わせただけ。紹介はされなかった。

その男は僕を知っていた。どういうわけだか僕の全てを知っていたんだ。
僕がアフガニスタンにいたことも傷病兵として送還されたことも知っていた。
僕の傷が心因性であることを彼は明確にはしなかったが、
マイクからは何も話していないにも関わらず僕がここにいる理由を彼は知っていた。


フラットに戻り彼のウェブサイト「The Science of Deduction」をグーグルで見つけた。
彼はかなり変人だと思う。
彼は間違いなく傲慢でものすごく無礼で12歳のような男で見るからにパブリックスクールに通っていて、
それに、そう、絶対に変人だと思うけど不思議な事に嫌いじゃない。
彼は魅力的だった。ちょっと変わっているだけなんだ。

明日僕たちはフラットに行く。僕とマッドマン。僕とSH。


コメント

何これ?
(ハリー・ワトソン)

君はゲイになったのか?
(ビル・マーレイ)

ハハハ、まさか!昔はずっとクララを見ていたのよ。
(ハリー・ワトソン)

彼女から連絡はあるの?
(ビル・マーレイ)

ないわ。いいのよ。ともかく、今は弟の話をしてるのよ!
(ハリー・ワトソン)

君たち二人はメールか何かでやってくれない?これは僕の頭の中を記録するためにあるんだから。
(ジョン・ワトソン)

それより否定しないのか?
(ビル・マーレイ)

僕はゲイじゃない。彼もそうだと思うよ、わからないけど。そんなのは重要じゃないし。
(ジョン・ワトソン)

LOL!  ※(笑)とかwwwとかそんな感じです。
(ハリー・ワトソン)

LOL? 君は36歳なんだよ、36!
(ジョン・ワトソン)


以上です。
君と出会ったから1月29日はサラダ記念日~
(はっ・・・すみません。しかも古い・・・)


ところでサー・イアン版ホームズの日本公開が決まったようですね。
来年ですけど。

93歳のシャーロック・ホームズが最後の難事件に挑む映画「Mr. Holmes」の日本公開が決定。GAGA配給で2016年に公開される。イアン・マッケラン、ローラ・リニー、真田広之出演。「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督。 pic.twitter.com/Y9GvnXrBjr

— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2015, 2月 18

もうひとつ。
Vanity Fair のビハインド動画が出ましたね。ダーシーさんが!
久しぶりに楽しい動画でした~
Benedict Cumberbatch shoot for Vanity Fair | Phase One


追記!
ハムレット、10月に日本でもスクリーニングするかもしれぬ、との話です。
ツイートがスマホアプリからは埋め込めなかったので文面だけですが…
#hamletbarbican
#BenedictCumberbatch @ntlive will be screened in Japan with Japanese subtitles late October.

今年の10月?マジですかー!
公演中でもスクリーニングやっちゃうの?そういうもの?

20Feb 最近のいろいろ

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昨日ちょろっとVanity Fair のビハインド動画を載せましたが、
Vanity Fair もUPされてました。
久しぶりの動画でしかもステキ動画だったのでスクショしまくってしまいました。
貼ってるだけの自己満足ですが、リンクと共にここでもUPしちゃいます。
ついでに(おい)ハムレット情報などもまとめました。

昨日のビハインド動画はこちら。
Benedict Cumberbatch shoot for Vanity Fair | Phase One

ワンコの場面は字幕付きGIFが紹介されていました。
元ソース
「どのくらい動かないでいられる?」と聞いたJasonさん。
アニマルプロダクションなんですかね、この方たちが「2頭も扱えたことはないんだ」と言っています。

「コントロールしてね」って事で・・・

ちゃんときれいな写真だったのでハンドルできたんですね、ベネさん。



ここからVanity Fairの動画です。
Benedict Cumberbatch’s Wet Dress Shirt Contest









それにしてもJason Bellさんはベネディクトに何を求めてるんでしょうね(笑)

こちらはHollywood's British Invasion のビハインド動画です。
Vanity Fair's 2015 Hollywood Portfolio | Behind the Scenes
思いっきり私の偏ったチョイス画像です。うふふー。




↓抜けてた・・・・ので追加。オーリーくんとルーク・エヴァンス。



話は変わりまして。
バービカンのハムレット、スクリーニングの上映が10月に決まりましたが、
日本でも上映されるというお話でした。
公式にはまだ英国しか発表されていないと思いますが、(多分・・・)
英国では10月15日に上映でチケットは3月17日に一般発売となっていました。
バービカンのサイトです。
National Theatre Live: Hamlet
日本でも、という話のツイートです。

#hamletbarbican #BenedictCumberbatch @ntlive will be screened in Japan with Japanese subtitles late October.

— Baz Bamigboye (@BazBam) 2015, 2月 19

シャーロックのフィギアセットが秋に発売されるそうです。


こういうのは買ったことないのですが、何だかちょっと欲しいかも。
元ソースはこちらです。
Titan Collectibles To Release A Sherlock Blind Box Collection This Autumn

ベネディクトのインタビューが掲載されているビッグイシューを購入しました。
インタビューは約2ページ分でした。
前回のパレーズエンドのインタビューは未読の内容が多かったのですが、
さすがに今回はTIGなので既読の内容がほとんどでした。


そんなわけで、あまりまとまっていませんがこの辺で。

Sherlock 1-1 A Study in Pink その3

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「ピンクの研究」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

今日は2月21日なので間に合うように頑張ってみました。
221B最初の場面ですし。(ばか)


バーツのあと、自宅に戻ったジョンは携帯を取り出しシャーロックが送信したテキストを見ます。
「If brother has green ladder arrest brother. SH」
(弟が緑のはしごを持っていたら弟を逮捕しろ。SH)
メッセージを見たジョンはラップトップを開き「Sherlock Holmes」を検索します。

※これはシャーロックが解決した事件ですが詳細はシャーロックのサイト「推理の科学」に掲載されているので
次回、この事件を載せますね。

ピンクのコートとハイヒールの女性が床に置かれたカプセルの入った瓶を震える手で持ち上げています。


ベイカーストリート。
ジョンが杖をつきながら歩き221Bのドアをノックするタイミングで
シャーロックがタクシーから降ります。
「Hello」とご挨拶。
シャーロックに気づいたジョンは「ああ、ミスター・ホームズ」と言うので
シャーロックは「シャーロックと呼んでくれ」と言いながら握手をします。

JW「一等地じゃないか。家賃高いだろうね。」
SH「実はハドソンさん、ここの大家だけど、特別サービスをしてくれたんだ。
彼女は僕に借りがあるんだよ。数年前に彼女の夫がフロリダで死刑の宣告を受けたので僕が助けたんだ。」
JW「え?彼女の夫の処刑を阻止したのか?」
SH「いや、死刑を確定させたんだ。」

そこにハドソンさんがドアを開けます。
MrsH「シャーロック、いらっしゃい。」
ハドソンさんとシャーロックはハグをします。

シャーロックはハドソンさんにジョンを紹介するとみんなで中に入ります。

シャーロックが先に階段を上がりますがドアの前でジョンを待ちます。
※この場面、大好きなんですよ。
ちゃんとジョンを足を気遣いながらエスコートしてジョンが2階に上がるまでドアを開けずに待っていて、
ジョンが上がりきってからドアを開けてあげるとか、
本当に人の心がわからないソシオパスだったらこんな事はしないですよね。


JW「いい部屋だね、すごくいい感じだよ。」
SH「そうなんだ、僕もそう思ったんだ。」

そして同時に。
S「だからわき目も振らずに引っ越してきたんだよ。」
J「すぐにゴミを全部片付けないと・・・」

まだ引っ越し前だと思ったジョンは部屋の中のものがゴミではなくシャーロックの持ち物だと気づき、
シャーロックもジョンが言った意味を理解し、ちょっとだけ固まります。
JW「それじゃ、これ全部・・・」
その言葉にシャーロックは少しだけ片付けながら
SH「いや、もちろんもう少し・・あー・・・整理することはできるよ。」
と、封筒などをマントルピースの上に置いてナイフで突き刺します。

マントルピースの上にある骸骨を見たジョン。
JW「それ頭蓋骨だよね。」
SH「僕の友人だよ。友人と言っても・・・」
そこにハドソンさんが登場です。
MrsH「どうかしら、ドクター・ワトソン。もしベッドルームがふたつ欲しいなら上の階にもうひとつあるわよ。」
JW「もちろんふたつ必要ですよ。」
MrsH「あら、心配はいらないわ。このあたりにはいろいろな人が住んでるのよ。
隣のターナーさんは結婚したし。」
そしてハドソンさんはキッチンに入ります。
「あら、シャーロックったら、こんなに散らかして。」

ジョンはユニオンジャックのクッションを背中において椅子に座ります。
シャーロックがラップトップを開くのを見て「昨夜、君の事をインターネットで調べたよ。」と言います。
SH「何か興味をひくようなことは載ってた?」
JW「君のサイトを見つけた。「推理の科学」」
SH「どうだった?」
JW「君はそいつのネクタイでソフトウェアのデザイナー、
左手の親指で飛行機のパイロットだと特定することができると言っていたな。」
SH「そう、そして僕は君の顔や足を見れば軍隊の経歴がわかるし、
君のモバイルフォンからお兄さんの飲酒癖がわかる。」
JW「どうやって?」
そこにハドソンさん。
MrsH「あの自殺はどうなったの?シャーロック。あなたの得意とするところでしょう。
3人はまったく同じ死に方なのね。」
ハドソンさんの言葉にシャーロックは窓の外を見ながら「4人だ。」と言います。

221Bの前にパトカーが止まりました。
SH「4人目が出たようです。しかし今回は異なる何かがあったようだ。」
レストレードが部屋に入ってきました。
SH「どこだ?」
GL「ブリクストンのローリストン・ガーデンズだ。」
SH「新たなものとは何だ?異なる何かがなければ君は迎えに来たりしないだろう。」
GL「彼らはみな遺書を残してないだろう?」
SH「ああ。」
GL「今回は残したんだ。来るだろう?」
SH「鑑識は誰が?」
GL「アンダーソンだ。」
SH「アンダーソンとはうまくいかない。」
GL「彼はお前の助手じゃないけどな。」
SH「僕には助手が必要だ。」
GL「来てくれるのか?」
SH「パトカーでは行かない。すぐに後から行く。」
レストレードはお礼を言うと部屋から出ます。

ジョンは何が起こっているのかわからずに困惑した様子です。
シャーロックはレストレードが下のドアを閉める音を確認すると突然飛び上がり嬉しそうにピョンピョン跳ねます。
「ブリリアント!イエス!連続自殺4人目で遺書が出たぞ!クリスマスだ!」
そしてキッチンで身支度をします。
SH「ハドソンさん、僕は遅くなりますので夜食をお願いします。」とドアに向かいます。
MrsH「私は大家なのよ、ハウスキーパーじゃないの。」
SH「冷えていてもいいですよ。ジョン、お茶でも飲んで楽にしていてくれ。先に寝てていいから。」
それだけ言うとシャーロックは出ていきます。

MrsH「「見てよ、威勢がいいわね。私の夫を見てるようだわ。」とハドソンさんはジョンに話しかけます。
ジョンはややしかめ面で相槌をうっています。
MrsH「だけどあなたは座っていた方がいいわね、私にはわかるの。
お茶を入れるからあなたは足を休ませて。」
ハドソンさんがお茶を入れに行こうとしたときジョンが「いまいましい足め!」と突然怒鳴るのでハドソンさんはびっくり。
JW「すみません、時々つい、こいつが・・・」と杖で足を叩きます。
MesH「わかるわよ、私も腰がね。」
JW「お茶をいただけるのはありがたいです。」
MrsH「今回だけよ。私はハウスキーパーではありませんからね。」
JW「もしあればビスケットも。」
MrsH「ハウスキーパーじゃないわ!」
ジョンが横に置いてあった新聞を取り上げ目を通すとそこにはベス・ダベンポートの自殺報道と、
レストレードの顔写真が小さく載っていました。」

「君はドクターだね。」
突然のシャーロックの声にジョンが驚いて顔を上げます。
SH「それどころか軍医だ。」
ジョンは「イエス」と答えると椅子から立ち上がります。
SH「少しは役に立つ?」
JW「かなり役に立つよ。」
SH「負傷者をたくさん見てきた。酷い死体も。」
JW「ああ。」
SH「ひどいものもあっただろうね。」
JW「もちろんだ。一生分見てきたよ。」

「もう少し見たい?」
シャーロックの言葉にジョンは「Oh God, yes.」と答えふたりで部屋を出ます。


階段を下りながらジョンは「すみません、ハドソンさん、お茶は結構です。出かけますので。」と断ります。
「あら、ふたりとも?」とハドソンさんが言うとシャーロックはハドソンさんにキスをします。
SH「自殺などあり得ない?彼ら4人とも?
いよいよ面白くなってきたのに家でただ座っているなんて無意味ですよ。」
MrsH「嬉しそうにしちゃって、不謹慎よ。」
SH「そんな事気にしていられませんよ。ゲームが始まったんですから。」


そしてシャーロックは通りで「Taxi!」と手を上げます。


続きます。

"The Green Ladder" from The Science of Deduction

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「ピンクの研究」前回でシャーロックが送ったテキストのメッセージ、
「If brother has green ladder arrest brother. SH」
弟が緑のはしごを持っていたら弟を逮捕しろ。」
この事件の詳細がシャーロックのサイト「推理の科学」に載っているので訳してみました。

元ページです。
The Green Ladder

「緑のはしご」

ジェーン・ダウニングが助けを求めにきた。彼女の夫が死んだためだ。
誰もがそれは悲劇の事故だと思っていたが彼女は夫の弟が犯人だと確信していた。
弟には鉄壁なアリバイがあった。僕は鉄壁なアリバイが好きなので依頼を引き受けた。

背景:
去年の終わりにサー・ハリー・ダウニングが死んだので
長男のジャックが家を継ぐことになった。
家は家族に権利があるにも関わらずジャックが子供を持たないまま死亡した場合は
弟のキースが相続することになっていた。

先月:
ジャックは庭の池の中で発見された。彼には自殺をする理由はないが争った形跡があった。
彼のアルコール血中濃度は高かったので悲劇的な事故に見えた。
そうしてキースが家を手に入れる事になった。

ジャックの妻、ジェーンは信じていなかった。
その週、キースはエディンバラで過ごし週末にロンドンに戻った。
たとえジャックが死んだ夜にキースがスコットランドにいたとしても、
夫の死に対しキースに責任があったと彼女は確信している。
確かにキースには動機がある。

更新:
ダウニング家に行く。



池は敷地の中の小さめの建物のひとつの側壁にある。
窓がないので誰も被害者を投げ出すことはできない。
花壇に足跡はない。
通り道はやわらかい砂利道でかなり狭いが危険なほどではない。
ジャックは泳ぐことができなかった。
彼は砂利道で滑り池に落ちた?事故もありえる。

更新:
キースに会い、事故ではないと確信した。

更新:
再びジェーンと話をする。彼女には被害者についてできる限りすべてを話してもらった。
彼はうんざりするほど平凡な男だった。
彼女がテーブルをセッティングしているとき、僕はひとつの事に気づいた。
彼女は塩を少し零したので、肩越しにそれを投げたのだ。
塩をこぼすと縁起が悪いようだ。
僕は彼女の夫が同様のナンセンスを信じていたかどうか質問をしたところ、信じていたと明言した。
更に彼の飲酒について聞いてみたが、大した量は飲んでいない。いつもビールだった。

更新:
もう一度ダウニングの家に行き花壇を調べた。何もない。
砂利を調べた・・・・さらに詳細を綿密に調べるために少し持ち帰った。

更新:
砂利に緑のペイントの痕跡があった。1メートルの間隔で特有の斑点が2つ。
はしごだ。壁に窓がなければ思いもよらないところにはしごをかける。
そしてもしはしごをかけるなら通り道ではなく花壇だ。
緑のはしごは所有していないと庭師は言った。

結論:
はしごは家に運びこまれ、何か他の理由のためにそこに置かれた。

概要:
キースは兄が迷信深い事を知っていた。
彼は友人がはしごをそこに置くよう手配をした。
ジャックがそのあたりを散歩する事を知っていた。
キースはジャックに1本のスコッチを送った。彼があまり飲まない事を知っていた。
ジャックはウィスキーを飲み、酒に酔い、柔らかい砂利道を歩き、闇夜に梯子を見つけた。
はしごの下をくぐると縁起が悪いので避けて歩き、彼は池におちて溺れた。

後ほどジェーンにテキストを送る。
事件は解決した。

以上です。
ジョンブログと違いものすごくビジネスレポートですね。
私もこの簡潔さを見習いたいです。
会議のミニッツや業務のレポートはこんな感じですが、
考えてみればこれはシャーロックの仕事なのでこんな感じでも不思議じゃないのかしら。
でもこれはやっぱり性格なのかも。ジョンのブログばかにしてたし。

文中に出てくる塩とはしごは英国の迷信にありました。
塩をこぼしたら右手でとって左の肩越しに投げるそうです。
そして、はしごの下をくぐると縁起が悪いようですよ。

ジョンと初めてバーツで会ったときは砂利を調べてたんですかね。


このサイトの「FORUM」でマイクさんやモリーちゃんたちとの会話もあります。
以前、ジョンとボンドナイトを実行したらしい記述を見つけた時はちょっと萌え転がりました(笑)

今更ついでに最初の部分をのっけてみます。
Forum P1

シャーロック・ホームズ
「モンタギュー・ストリートの住所に送らないでくれ。大家と意見の相違がある。
もうすぐそこを出ることになる。住所は後で知らせる。」

マイク・スタンフォード
「まだ次の部屋を見つけていないのか?」

SH
「ああ、だから新しい住所は後で知らせると言っている。」

MS
「ああ、そうだね。すまん。」


theimprobableone ← The Improbable one(あり得ない、信じられない、の意味があります。)
「Mr.ホームズ、もし部屋を探しているなら私のフラットにスペアルームがありますよ。」

SH
「もう見つけてあるんだ。ありがとう。」

theimprobableone
「あなたが望むなら差し上げますよ。」

theimprobableone
「あなたと飲みに行けたら楽しいでしょうね。」

レストレード
「携帯に電話もしたしメールを送った。フラットに行ったら違う人がいたぞ。」

SH
「忙しい。」

Anoynymous ← Anonymous?(匿名)
「いつか会いたいですね。」

SH
「くだらない。」

Anoynymous
「私が誰だか知らないでしょう。」

SH
「知らないが君は「いつか会いましょう」というフレーズを使っている。
もし僕の後をつけたり脅迫したりそれが何であれ君の想像力は乏しいという事だ。」

T・トンプソン
「共通の友人に君を勧められた。内密にしてほしい。猫がいなくなったんだ。」

SH
「連絡する。」

T・トンプソン
「どうして僕が誰だかわかったんだ?」

SH
「ロンドンにはT・トンプソンが100以上いる。
行方不明の猫の事で僕に連絡をしてくる人はいない。僕にふさわしくないからだ。
話は変わるが、猫はちょっと謎が絡んでいる。なぜ真の問題を言わないのか?
スキャンダルが公表されるのを恐れている?
僕の知る限りでは有名なT・トンプソンは二人いる。
ひとりはボクサー、別名は大佐。僕はその分野にちょっと手を出したことがある。
僕たちの共通の友人なら君の電話番号を知っているだろう。」

モリー・フーパー
「ネクタイをみつけたんだけどあなたのものだと思うからまた病院にきてもらえないかしら。
あなたがつけているようなネクタイだったからさっきあなたが病院にきたときにわすれたのかもしれないわ。」
モリーちゃん、文章の中で「Its like the sort of tie 」と書いているので・・・

SH
「Itsじゃない、It'sだ。それは僕のネクタイじゃない。」

MH
「了解よ。わかったわ。邪魔してごめんね。」

SH
「WRONG! WRONG! WRONG! WRONG!」

レストレード
「なら助けてくれ。人が死んでるんだ、シャーロック。」

この後、シャーロックは住所が221Bになったとお知らせしています。
このあたりはまた次の機会に載せますね。
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