Sherlock Series 3 Episode 3
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Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
毎度の事ながら怪しい訳、怪しい日本語が多いです。
今回はほとんどマグヌッセンがひとりで喋っていますのでシャーロックの表情などはほぼ私の主観です。
細かく変化するシャーロックの表情をできるだけ画像にしましたので何となく読み取っていただければと思います。
ヘリコプターからアップルドアを見下ろすシャーロックとジョン。
セキュリティサービスの男たちに迎えられ案内されたところにマグヌッセンがいました。
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そしてマグヌッセンは男たちを下がらせます。
「飲み物はいかがですか?とてもレアで高価なものですが。」
シャーロックは何も答えずマグヌッセンの横に座ります。
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「ああ、あれはあんただったんだな。」
シャーロックは目の前のモニターに映し出された映像を観てそう言います。
そこにはガイフォークスの篝火の中に閉じ込められたジョンを助け出すシャーロック、E1のあの場面が映し出されていました。
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↑これわかります?半透明のモニターが浮いてるんです。
「そうですよ。あなたの弱みをみつけるのはとても大変でしたよ、ミスター・ホームズ。
クスリが弱みというのは信じられませんし、それが公表されてもあなたは構わないと思っているでしょう?」
マグヌッセンの言葉に「どうかな」な感じの表情をしてます。
映像をじっと観るジョンを見つめるマグヌッセン。
「だが、ジョン・ワトソンの事は気にかけていますね。あなたは囚われの姫君を救う英雄だ。」
その時ジョンは「あんた、そのために僕を焼こうとしたのか。」と詰め寄ります。
「決してそんな事はしませんよ、ドクター・ワトソン。私は傍観者です。殺人者ではありません。」
そして立ち上がりジョンと向かい合うと「あなたの奥さんと違ってね。」と言います。
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睨むジョンにほんのり笑顔を見せながらマグヌッセンは話を続けます。
「取引きとはどういうものか、あなたに説明しましょう、ドクター・ワトソン。
こういったものを理解する人たちにとってマイクロフトはこの国において最も権力のある男です。私を除いてね。」
シャーロックはずっと無言でマグヌッセンの話を聞いていますが表情はちょっとバカにしてるような感じです。
マグヌッセンは更に話を続けます。
「マイクロフトの弱みは探偵で麻薬中毒の弟、シャーロック。
シャーロックの弱みは彼のベストフレンド、ジョン・ワトソン。ジョン・ワトソンの弱みは彼の妻。
私がジョンの妻を手に入れれば、マイクロフトを手に入れる事になるのですよ。」
そしてマグヌッセンは再びシャーロックの隣に座ります。
「私はクリスマスに彼が手に入る。」
「ギフトじゃない、交換だ。」そう言いながらシャーロックは持ってきたラップトップをマグヌッセンに渡します。
「それは失礼しましたね。だが、もう手に入れたようなものですよ。」
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マグヌッセンはラップトップを抱えながら言いますが、
シャーロックは立ち上がるとマグヌッセンと向かい合い「パスワードがかかっている。」と言います。
「パスワードの見返りにあんたが持っているメアリー・ワトソンという女性に関するデータを渡してくれ。」
「ああ、彼女は悪い人です。沢山の人間を殺しました。私が見たものをあなたも見るべきですよ。」とジョンに言うと、
「そんな必要はない。」とジョン。
「そんな事を言わずに、楽しんではどうですか?楽しいですよ。」
そんな事を言われたジョンの顔が無表情ですごーく怖いです。
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「だったら僕たちに見せてくれない?」とシャーロックに、
「アップルドアですか?秘密の保管室を?あなたの欲しいものは何です?」
「あんたが持っているメアリーの全てだ。」
するとマグヌッセンは突然笑い出し「正直なところ、もっといい物が貰えると期待してたんですが。」と言います。
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「そう?そのラップトップから見つかると思うけど・・・」そこにマグヌッセンが被せるように話し出します。
「GPS機能内臓でしょう?
そろそろあなたのお兄さんが盗まれたのに気づいてセキュリティサービスをこの家に向かわせているでしょう。
到着したら彼らは私の手にあるこの機密情報が入ったラップトップを見つけます。
彼らはあらゆる理由をつけて私の保管室を捜索しこの種の情報を次々と発見します。
その結果、私は投獄されあなたは無罪となるでしょう。
そしてあなたは小さな臭いアパートでサイコパス夫婦と犯罪を解決する生活に戻ります。
マイクロフトは長い間このチャンスを窺っていました。彼はとてもあなたの事を誇りに思うでしょうね。」
そう話すとグラスの酒を一口飲むマグヌッセン。
「あんたはそこまでわかっていてもこれを阻止する事はできない。」
そうシャーロックが言うと「では、私がなぜ笑っているのか私に質問してくれませんか?」とドヤ顔のマグヌッセン。
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そこでジョンが「なぜあんたは笑顔なんだ?」と一歩前に出ながら聞きます。
「なぜなら、シャーロック・ホームズは大きな間違いを犯しています。
彼が愛する者の人生や大切にしているもの全てを壊すような間違いをね。」
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↑マグヌッセンの話を聞きながら微妙に変わるシャーロックの表情です。
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そこまで言うと立ち上がり「アップルドアの保管室を見せましょう。」と歩き出します。
そうして部屋に入り大きな扉の前に立ちます。ここは最初の頃にも出てきました。
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「私の保管室の入り口です。ここに全てを保管しています。」
そう言いながら扉を開けるとそこは一脚の椅子だけがおいてある小さな部屋でした。
これを見たシャーロックもさすがに驚いた表情です。
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「OK。それでどこに保管庫があるんだ?」とジョンが聞くと振り向きながら大げさな表情で、
「保管庫?何ですかそれは?この建物の下にそんなものはありませんよ。」
そしてゆっくりと椅子に座ると「全てここにあるんです。」と言います。
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「アップルドアの保管室は私のマインドパレスの中にあります。」マグヌッセンはそっと眼鏡に触れます。
「あなたはマインドパレスをよくご存じでしょう?シャーロック。
あなたは情報を格納するためにそれをイメージ化して記憶していますね。
私はここに座って目を閉じるだけです。そうして私の保管室に降りて行くんです。」
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ここで、マグヌッセンが螺旋のような階段を降り図書室のような部屋に入るとファイルを探し始めます。
このエピソードの中で時々出てきていましたが扉の先はすべてマグヌッセンの記憶の中のイメージでした。
「保管室の中ならどこにでも行けます。私の記憶ですから。」
そうして椅子に座った現実のマグヌッセンが手を伸ばしファイルが入った抽斗を開ける仕草をすると、
更に保管室のマグヌッセンがその中からひとつのファイルを取り出します。
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「ミセス・ワトソンのファイルを見てみましょう。」
この時、シャーロックが目を閉じ絶望的な表情をしますがジョンはちょっとバカにしたように笑っています。
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「これは私のお気に入りのひとつです。」そして笑いながら話し続けます。
「とても刺激的ですよ。CIAで暗殺の仕事をかなりしていたようです。
ああ、今はフリーになって少しやってるんですね。悪い娘だ。」
ここでマグヌッセンはファイルを見ながら更に笑います。大笑いです。
「おお、彼女はとても危険な人ですね。あなたがなぜ彼女を好きなのかわかりますよ。」
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そうしてマグヌッセンは抽斗を閉め2人に向かって手を広げると「わかりましたか?」と言います。
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「じゃあ、ここに書類は一切ないのか?」とジョンが聞くと、
「時には書類を送りますよ。そうしなければならない時はね。だが大部分は私が記憶しています。」と答えます。
「理解できないんだけど。」とジョンが言うと、
「それTシャツにプリントするべきですね。」とマグヌッセン。(「I don't understand.」と書かれたTシャツ?なぜTシャツ?)
「全部記憶していると?」続けてジョンが質問します。
「要は知識ですよ。知るということは所有するという事です。」とマグヌッセン。
「それだけじゃ証拠にならないぞ。」ジョンが更に突っ込むと、
「証拠?私が証拠を必要としますか?バカですね、私はニュース屋ですよ。
私が証明をする必要はありません。それを印刷しさえすればいいんです。
ニュースと言えば、明日あなた方は大きく取り上げられますよ。国家機密を私に売ろうとした事でね。」
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シャーロックはずっと黙っています。無言で時々目を閉じ厳しいような悲しいような表情をします。
マグヌッセンは立ち上がり、「外に行きましょう。」と元の場所に戻ります。
「間もなく彼らがここに到着するでしょう。あなた方が逮捕される瞬間を見るのが楽しみです。」
マグヌッセンが行ってしまうとジョンがシャーロックの方を見て話しかけます。
「シャーロック、何か計画はあるのか?」
だけどシャーロックは何も答えず一点を見つめています。
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「シャーロック?」ジョンは呼びかけますが何も反応が無いのでひとりでマグヌッセンの後を追います。
ジョンが去った後、シャーロックは再び目を閉じます。
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せ、せつなすぎるよシャーロック(涙)もう、ジョン笑ってる場合じゃないし!
続きます。あと2回くらいだと思いますが心情的にはこれ以上進みたくないです(泣)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b5/f760a7d5d5f4df70d21e80e4514e87e0.jpg)
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
毎度の事ながら怪しい訳、怪しい日本語が多いです。
今回はほとんどマグヌッセンがひとりで喋っていますのでシャーロックの表情などはほぼ私の主観です。
細かく変化するシャーロックの表情をできるだけ画像にしましたので何となく読み取っていただければと思います。
ヘリコプターからアップルドアを見下ろすシャーロックとジョン。
セキュリティサービスの男たちに迎えられ案内されたところにマグヌッセンがいました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d3/23ed3f7a5c337148ebf32c5df25b583f.jpg)
そしてマグヌッセンは男たちを下がらせます。
「飲み物はいかがですか?とてもレアで高価なものですが。」
シャーロックは何も答えずマグヌッセンの横に座ります。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/51/cf4effc0f07e841559259a52d218867f.jpg)
「ああ、あれはあんただったんだな。」
シャーロックは目の前のモニターに映し出された映像を観てそう言います。
そこにはガイフォークスの篝火の中に閉じ込められたジョンを助け出すシャーロック、E1のあの場面が映し出されていました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2d/d8754b283474c6119a7a22a1430adb92.jpg)
↑これわかります?半透明のモニターが浮いてるんです。
「そうですよ。あなたの弱みをみつけるのはとても大変でしたよ、ミスター・ホームズ。
クスリが弱みというのは信じられませんし、それが公表されてもあなたは構わないと思っているでしょう?」
マグヌッセンの言葉に「どうかな」な感じの表情をしてます。
映像をじっと観るジョンを見つめるマグヌッセン。
「だが、ジョン・ワトソンの事は気にかけていますね。あなたは囚われの姫君を救う英雄だ。」
その時ジョンは「あんた、そのために僕を焼こうとしたのか。」と詰め寄ります。
「決してそんな事はしませんよ、ドクター・ワトソン。私は傍観者です。殺人者ではありません。」
そして立ち上がりジョンと向かい合うと「あなたの奥さんと違ってね。」と言います。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/36/dec7a929963bda69ccfc776948ca2ad1.jpg)
睨むジョンにほんのり笑顔を見せながらマグヌッセンは話を続けます。
「取引きとはどういうものか、あなたに説明しましょう、ドクター・ワトソン。
こういったものを理解する人たちにとってマイクロフトはこの国において最も権力のある男です。私を除いてね。」
シャーロックはずっと無言でマグヌッセンの話を聞いていますが表情はちょっとバカにしてるような感じです。
マグヌッセンは更に話を続けます。
「マイクロフトの弱みは探偵で麻薬中毒の弟、シャーロック。
シャーロックの弱みは彼のベストフレンド、ジョン・ワトソン。ジョン・ワトソンの弱みは彼の妻。
私がジョンの妻を手に入れれば、マイクロフトを手に入れる事になるのですよ。」
そしてマグヌッセンは再びシャーロックの隣に座ります。
「私はクリスマスに彼が手に入る。」
「ギフトじゃない、交換だ。」そう言いながらシャーロックは持ってきたラップトップをマグヌッセンに渡します。
「それは失礼しましたね。だが、もう手に入れたようなものですよ。」
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b5/43b1f281ca2e7314d1d1d4da81ed8108.jpg)
マグヌッセンはラップトップを抱えながら言いますが、
シャーロックは立ち上がるとマグヌッセンと向かい合い「パスワードがかかっている。」と言います。
「パスワードの見返りにあんたが持っているメアリー・ワトソンという女性に関するデータを渡してくれ。」
「ああ、彼女は悪い人です。沢山の人間を殺しました。私が見たものをあなたも見るべきですよ。」とジョンに言うと、
「そんな必要はない。」とジョン。
「そんな事を言わずに、楽しんではどうですか?楽しいですよ。」
そんな事を言われたジョンの顔が無表情ですごーく怖いです。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/3d/7da4b9724330acdc5db683650786653c.jpg)
「だったら僕たちに見せてくれない?」とシャーロックに、
「アップルドアですか?秘密の保管室を?あなたの欲しいものは何です?」
「あんたが持っているメアリーの全てだ。」
するとマグヌッセンは突然笑い出し「正直なところ、もっといい物が貰えると期待してたんですが。」と言います。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/21/29873fd6b16773f87cad674f746f6da4.jpg)
「そう?そのラップトップから見つかると思うけど・・・」そこにマグヌッセンが被せるように話し出します。
「GPS機能内臓でしょう?
そろそろあなたのお兄さんが盗まれたのに気づいてセキュリティサービスをこの家に向かわせているでしょう。
到着したら彼らは私の手にあるこの機密情報が入ったラップトップを見つけます。
彼らはあらゆる理由をつけて私の保管室を捜索しこの種の情報を次々と発見します。
その結果、私は投獄されあなたは無罪となるでしょう。
そしてあなたは小さな臭いアパートでサイコパス夫婦と犯罪を解決する生活に戻ります。
マイクロフトは長い間このチャンスを窺っていました。彼はとてもあなたの事を誇りに思うでしょうね。」
そう話すとグラスの酒を一口飲むマグヌッセン。
「あんたはそこまでわかっていてもこれを阻止する事はできない。」
そうシャーロックが言うと「では、私がなぜ笑っているのか私に質問してくれませんか?」とドヤ顔のマグヌッセン。
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そこでジョンが「なぜあんたは笑顔なんだ?」と一歩前に出ながら聞きます。
「なぜなら、シャーロック・ホームズは大きな間違いを犯しています。
彼が愛する者の人生や大切にしているもの全てを壊すような間違いをね。」
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/82/56952b0b90aab4024d9229638b072b56.jpg)
↑マグヌッセンの話を聞きながら微妙に変わるシャーロックの表情です。
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そこまで言うと立ち上がり「アップルドアの保管室を見せましょう。」と歩き出します。
そうして部屋に入り大きな扉の前に立ちます。ここは最初の頃にも出てきました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f0/db936faa6161e63f1d937400772afeb7.jpg)
「私の保管室の入り口です。ここに全てを保管しています。」
そう言いながら扉を開けるとそこは一脚の椅子だけがおいてある小さな部屋でした。
これを見たシャーロックもさすがに驚いた表情です。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/546264b57baf4944a2ee583178f2aebf.jpg)
「OK。それでどこに保管庫があるんだ?」とジョンが聞くと振り向きながら大げさな表情で、
「保管庫?何ですかそれは?この建物の下にそんなものはありませんよ。」
そしてゆっくりと椅子に座ると「全てここにあるんです。」と言います。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/94/0396807e5c0c8a8286e34aa16bc7646b.jpg)
「アップルドアの保管室は私のマインドパレスの中にあります。」マグヌッセンはそっと眼鏡に触れます。
「あなたはマインドパレスをよくご存じでしょう?シャーロック。
あなたは情報を格納するためにそれをイメージ化して記憶していますね。
私はここに座って目を閉じるだけです。そうして私の保管室に降りて行くんです。」
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/94/f1e9ab6f31cd4a8febcb82a8b7a27800.jpg)
ここで、マグヌッセンが螺旋のような階段を降り図書室のような部屋に入るとファイルを探し始めます。
このエピソードの中で時々出てきていましたが扉の先はすべてマグヌッセンの記憶の中のイメージでした。
「保管室の中ならどこにでも行けます。私の記憶ですから。」
そうして椅子に座った現実のマグヌッセンが手を伸ばしファイルが入った抽斗を開ける仕草をすると、
更に保管室のマグヌッセンがその中からひとつのファイルを取り出します。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7f/f3982b39874c1cd819cec567a70baac2.jpg)
「ミセス・ワトソンのファイルを見てみましょう。」
この時、シャーロックが目を閉じ絶望的な表情をしますがジョンはちょっとバカにしたように笑っています。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/2d/c806224aa537d67b26aef9c97867c157.jpg)
「これは私のお気に入りのひとつです。」そして笑いながら話し続けます。
「とても刺激的ですよ。CIAで暗殺の仕事をかなりしていたようです。
ああ、今はフリーになって少しやってるんですね。悪い娘だ。」
ここでマグヌッセンはファイルを見ながら更に笑います。大笑いです。
「おお、彼女はとても危険な人ですね。あなたがなぜ彼女を好きなのかわかりますよ。」
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d6/3391729cec65470c2a7c5e3fffce9016.jpg)
そうしてマグヌッセンは抽斗を閉め2人に向かって手を広げると「わかりましたか?」と言います。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2b/64e2276c9b0d19128c6609c5ee0ca1d1.jpg)
「じゃあ、ここに書類は一切ないのか?」とジョンが聞くと、
「時には書類を送りますよ。そうしなければならない時はね。だが大部分は私が記憶しています。」と答えます。
「理解できないんだけど。」とジョンが言うと、
「それTシャツにプリントするべきですね。」とマグヌッセン。(「I don't understand.」と書かれたTシャツ?なぜTシャツ?)
「全部記憶していると?」続けてジョンが質問します。
「要は知識ですよ。知るということは所有するという事です。」とマグヌッセン。
「それだけじゃ証拠にならないぞ。」ジョンが更に突っ込むと、
「証拠?私が証拠を必要としますか?バカですね、私はニュース屋ですよ。
私が証明をする必要はありません。それを印刷しさえすればいいんです。
ニュースと言えば、明日あなた方は大きく取り上げられますよ。国家機密を私に売ろうとした事でね。」
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c5/46c756fbb936eff999e506cdb4e3c6ef.jpg)
シャーロックはずっと黙っています。無言で時々目を閉じ厳しいような悲しいような表情をします。
マグヌッセンは立ち上がり、「外に行きましょう。」と元の場所に戻ります。
「間もなく彼らがここに到着するでしょう。あなた方が逮捕される瞬間を見るのが楽しみです。」
マグヌッセンが行ってしまうとジョンがシャーロックの方を見て話しかけます。
「シャーロック、何か計画はあるのか?」
だけどシャーロックは何も答えず一点を見つめています。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/5e/1d996f20f0c58e31b699b54109893613.jpg)
「シャーロック?」ジョンは呼びかけますが何も反応が無いのでひとりでマグヌッセンの後を追います。
ジョンが去った後、シャーロックは再び目を閉じます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/17/5cd5729170589c47030b62b374567820.jpg)
せ、せつなすぎるよシャーロック(涙)もう、ジョン笑ってる場合じゃないし!
続きます。あと2回くらいだと思いますが心情的にはこれ以上進みたくないです(泣)