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キャプテンアメリカ/シビルウォー 2/1

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Captain America: Civil War
Directors: Anthony Russo, Joe Russo
2016

英国の国民投票はどうなるんでしょうね。
EU離脱したい気持ちもわかるのだけど、
離脱したらかなり影響あるのでしょうね。
撤退せざるを得なくなる外資企業も少なくなさそうだし、
そうなったら雇用にも影響ありそう。
もしシェンゲン協定も離脱とかなったら観光客も減るのかしら。
ベネディクトは残留派なんですね。

ネタバレですのでご注意ください。


さてさて、
やっとやっとやっと観ました。
もう観れないかもと半ば諦めていたんですけど、友人のごるちゃんの「もう終わっちゃうみたいですよ。」の一言で
私の中の何かがぷっつりと切れました。いえ、吹っ切れました。
人間その気になれば何でもできるものですね。

そんなわけで忘れないうちに感想を書きます。
と、言っても私のマインドパレスは本当に小さいので一度観ただけでは大した事は書けないんですけど。
しかも、この映画の感想っていざ書くとなると結構難しいかも・・・
まさかこんなに辛い映画だとは思わなかったし。
ぐだぐだと書いていたら長くなってしまったのでふたつに分けました。

シビルウォーのポスターでよく見かけたのがこれ。


「Divided we fall」
元々は「United we stand, divided we fall.」
団結すれば立ち、分裂すれば倒れるということわざで、
一人一人の力は弱くても、皆が団結すれば大きな力を発揮することができる。
しかし、足並みが乱れたら各個撃破され、破滅しかねないことになるという意味だそうです。

戦時にアメリカがよく使う言葉だそうですが、
アメリカは特に多種多様な人種で構成されている国なのでいろいろな方法で団結を呼びかけているような印象です。

冒頭はヤングアベンジャーズを中心に繰り広げられる戦いから始まっていました。
初っ端からの激しいアクションシーンに何か全然目がついていかなくて・・・
何か速い動きに画面(の処理速度?)がついていっていないような気もしたんですけど気のせい?
あ、私の脳の処理速度の問題?
スティーブを助けるためのワンダの行動が大惨事を引き起こし、世界の批判を浴びる事になってしまいました。


そこで浮上したソコヴィア協定。
原作ではヒーローの登録制となっていましたが、ここではアベンジャーズを国連の指揮下におこうという計画でした。
ふと、アベンジャーズを一応管理していたS.H.I.E.L.D.と何が違うのだろう、と思ったのですが、
そもそも私はS.H.I.E.L.D.がよくわかっていないので、
今回の協定が身元を明かすことを前提とした登録制度であるという事を踏まえて、
かなり強力な拘束力を持つ制度、と考える事にしました。

それにしてもヒーローたちが戦った際の被害の話なんてヒーローものではずっとスルーされてきた
すごく現実的な問題ですよね、これ。
変身中に手を出してはいけないのと同じくらい暗黙のルールだったじゃないですか。

愛国心の強い軍人ではありますが組織というものに強い不信感があるのか、その協定にスティーブは反対し、
ソコヴィアで犠牲になった子どもの母親に責められていたトニーはこれを支持。


「Civil War」のタイトル通り、内輪揉め、というと緊張感がゼロになりますね、内乱の始まりでした。

トニー・スタークはやっぱり繊細なハートの持ち主でした。
自分の開発した武器が多大な犠牲を生み出していたショックがアイアンマンを作り上げ、
世界を救いたい、愛する人を救いたいと思うも自分の力の限界を知りウルトロンを作り上げてしまうトニー。
彼のトラウマはとても人間的なんですよね。
ソコヴィアの件で母親に責められ自分たちの戦いでどれだけ被害が出るのかを知ったトニーが
協定を支持する気持ちはよくわかりますし、それによって自分が背負っている重責が軽くなると考えたのかもしれません。


人々を救いたい強い気持ちはトニーもスティーブの同じなんですけど、
スティーブは軍隊や政府にひどい目に合わされているから不信感がとにかく大きい感じだし、
多分、これが企業人と軍人の違いのようにも思えます。
両方とも統制をとらなければいけない組織ではあるんだけど、
特に軍人は上層部の判断ひとつで大参事がおきるし自分自身の命も危険にさらされてしまいます。
それを身をもって知ってるスティーブはその判断を見ず知らずの他人に任せたくないんでしょうね。


ところで、MITでの若かりしトニーの姿はあれデジタル処理をしたRDJですよね?
そっくりさんじゃないですよね・・・??

話が逸れました。
ペギーの訃報を受け葬儀に参列したスティーブはそこでシャロンが彼女の姪だと知ります。
シャロンは話したペギーの言葉。
生き抜くコツは妥協することだと。だけどここぞというときはどっしりと構え、
相手が向かってきたら大木の様に立ち、「どけ」と言うんだと、
かなりうろ覚えですがそんな事を言っていました。
その言葉にスティーブは背中を押されたのかもしれません。

しかし、ここまではただの意見の食い違いです。
協定の署名式の会場が爆破テロにあい、出席したワカンダ王国の国王が犠牲となります。
映像からバッキーだと判断され、国王の息子ティ・チャラはバッキーに復讐をしようと決めます。
つまり、ブラックパンサーが参戦するきっかけとなります。


指名手配され世界中から追われる事になったバッキーをスティーブが放っておくわけもなく、
サムと一緒に助けに行きますが逮捕されてしまいます。ついでに追ってきたブラックパンサーも。


テロ対策本部に連行されますがそこでやっとマーティンが登場しました。
思わず「おおー!」と心中で叫びましたが一緒に観に行ったごるちゃんは「あ!」って声に出していました。
マーティンの役がイマイチわからないのですが国務省の職員って事なのね。


一方、トニーはスパイダーマンを仲間に引き入れます。
スパイダーマンの武器である蜘蛛の糸は相手に大した怪我を負わせずに拘束できるからだとどこかで見ました。
スパイダーマン、いえ、スパイディと呼ばせてください。
しかーし、
このスパイディの可愛さって卑怯じゃありません?お前、かわいすぎるだろー!


引退したらしいホークアイもちゃんといました。良かった。


ホークアイはアントマンも仲間に加えます。


裏でこっそりと動いていたヘルムート・ジモの目的がここで少し判明します。
彼はバッキーの洗脳を戻そうとしていたんですね。
ところで、ダニエル・ブリュールが出ていたなんて全然知りませんでした。びっくり!
(でも画像が全然ないの・・・なぜ?)

トニーの説得で協定に署名をするかのように見えたスティーブですが、
ウィンターソルジャーに戻ったバッキーが逃げ出してしまいその騒動に乗じてサムとともに脱走を図り、
それを止めようとトニーたちも追いかけます。


そしてCivil warが勃発します。

2に続きます。

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