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Sherlock 1-2 The Blind Banker その2

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「死を呼ぶ暗号」
Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

↑私が横顔フェチになった一因はこの場面なんです。
ブラインド越しですが、何とキレイな横顔なんだろうと見とれてしまいました。
こうしてあらためて見るとちょっとカーンぽい?

続きです。


シティにある投資銀行「SHAD SANDERSON」に来ています。
いつまでたっても覚えられない名前です。。。。

JW「君が行くって言ってた銀行って・・・」

アトリウムからエスカレーターで受付に向かいます。
受付で「シャーロック・ホームズ」と名乗りセバスチャンのオフィスに通されます。

「Sherlock Holmes! 」とセバスチャンがやってきます。
SH「セバスチャン。」
ふたりは握手をします。

SEB「調子はどうだい?どのくらい経ってるんだ?最後に会ったのは8年前か?」
SH「友人のジョン・ワトソンだ。」
SEB「友人?」
JW「同僚です。」
ジョンもセバスチャンと握手をします。

「友人」って紹介したのに「同僚」ってジョンに言われちゃってショボンとしてる?とか思ってたのですが、
単に腕時計をチェックしてただけという・・・
わざわざ「友人」って言ったのはセバスチャンに一矢報いたかったのかもですね。
セバスチャンは絶対シャーロックを苛めてたでしょ。
しかしジョンもこんな顔するなら素直に友人って言っとけって。

ひとり明るいセバスチャンが「座ってくれ。」と勧め、自分もデスクの椅子に座ります。
SH「元気そうだな。海外で過ごす時間が多いようだが。」
SEB「そうなんだ、時々・・・」
SH「世界を飛びまわってるな。月2回。」
シャーロックの言葉にジョンが少し怪訝そうな顔をしますがセブは笑って、
「相変わらずだな。」と言います。
そしてジョンに向かって、
「我々は同じ大学でね、この男はいつもこうしたトリックをやってたよ。」と言います。
シャーロックは低い声で「トリックじゃない。」と言いますがセバスチャンは続けます。
SEB「他人を見ればその人の人生すべてを語れるんだ。」
JW「ええ、僕もそれを見ましたよ。」
SEB「みんなを怒らせてたよ。彼は俺たちみんなから嫌われてた。」

(と、セブが言ったときのこの表情は何事?って思いましたよね。
何かつらい過去があったのか、それともジョンに知られたくなかったのか・・・・
スクリプトには何も記載はありませんが「これを聞いたジョンがこっそり喜ぶ」ってあって、ヒド!!)

SEB「大学の食堂に朝食をとりに行くと、このフリークは・・彼は前の晩に誰とやったか知ってるんだ。」
SH「観察しただけだ。」
SEB「それで?俺に教えてくれよ。「月2回、世界中を飛び回っている。」その通りだ。
だが、どうしてわかったんだ?」
そう聞かれてシャーロックは説明しようと口を開きかけますが、
「俺のタイについたシミはマンハッタンでしか買えないケチャップとか?」と言われてしまいます。
SH「違う・・・」
SEB「それとも靴についた泥か?」
SH「さっき君の秘書から聞いたんだ。」
シャーロックの言葉にちょっと?なジョンでしたが
セバスチャンは爆笑しています。

(この時の貼りついたような笑顔のシャーロックも印象的でした。)

ひとしきり笑った後、セバスチャンは、
「来てくれて嬉しいよ。実は侵入されたんだ。」と言います。

オフィスを出て前会長のオフィスに向かいながらセバスチャンが説明します。
SEB「サー・ウィリアムのオフィス。銀行の前会長だ。彼の部屋を残してあるんだ。ちょっとした記念のようなものだ。
そこに何者かが昨夜遅くに侵入した。」
JW「盗まれたものは?」
SEB「何も。メッセージが残されていただけだ。」
前会長の部屋に入ると肖像画があり額にプレートがあります。
SIR WILLIAM SHAD. 1944-2009. CHAIRMAN.
そして目を覆うように太い線が黄色のペンキで描かれていました。

監視カメラの映像。
PM11:34にペンキで描かれています。
PM11:33の戻すと何も描かれていません。
再びPM11:34では描かれています。

SEB「60秒だ。何者かが夜中にこの部屋に侵入しペンキを塗った。1分以内に。」
SH「オフィスに入る方法は?」
SEB「そこが実に興味深いんだ。」

受付に移動し、見取り図を見ています。
銀行内のあらゆるドアは開くとログが残る。ウォークインクローゼットやトイレもすべてね。」
SH「昨夜はこのドアは一度も開かなかったのか?」
SEB「セキュリティに穴がある。それを見つけてくれ。代償は払うよ。5桁で。」
(最低でも2百万円?)
そしてポケットから小切手を取り出し、
「これは前金だ。侵入方法を知らせてくれれば、更に上乗せする。」とセバスチャン。
しかしシャーロックは「奨励金は不要だよ、セバスチャン。」とその場を立ち去りますが
すかさずジョンが、
「彼はあなたをからかったんですよ。僕が代わりに預かりますけど?」とちゃっかりゲット。


元会長の部屋に描かれた記号をスマホのカメラで撮影するシャーロック。
外からの侵入の可能性を確かめるようにバルコニーに出ます。
向かい側には30セント メリー アクスが見えます。


そしてシャーロックのダンシングタイム~
肖像画を様々な角度からチェックしているように見えます。
しかし、まわりのビジネスマンは固まっています。
そしてあるオフィスから見える肖像画の位置を確認し、そのオフィスの持ち主のネームプレートを持ち出します。
「エドワード・ヴァン・クーン」


ふたりは出口に向かいます。

JW「「今月は2回海外出張した。」なんて秘書に聞いてないよな。
彼をじらすために言ったんだろ。どうしてわかったんだ?」
SH「彼の腕時計を見たか?」
JW「腕時計?」
SH「時間は合ってたが日付が違っていた。
一昨日の日付だ。日付変更線を2回越えたが直していなかった。」
JW「1ヶ月以内っていうのは?なんでそこもわかった?」
SH「ニューモデルのロレックス。2月に発売されたばかりだ。」
JW「もう少しここで捜査する?」
SH「必要な情報は入手したから大丈夫。あの落書きはメッセージだよ、ジョン。
銀行のトレーディングフロアで働いている誰かに向けている。それが誰なのか見つけないと。」
JW「そうすれば受取人が僕たちを差出人まで導いてくれると。」
SH「明らかだ。」
JW「あそこには300人もいるんだぞ。」
SH「柱。」
JW「何だって?」
SH「柱と間仕切りだよ。落書きを見る事ができる位置はかなり限られている。
そしてメッセージは昨夜の11:34に書かれた。その事が僕たちに多くの事を教えてくれるんだ。」
JW「それで?」
SH「トレーダーは24時間常に働いているがそのうち数人は夜中に香港と取引をしている。
メッセージは夜中に来た誰かに宛てたものだ。
電話帳に載っているヴァン・クーンの名前はさほど多くない。」
そう言うとタクシーを呼ぶシャーロックでした。


続きます。

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