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ガイ・リッチー版 シャーロック・ホームズ その1

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ロバート・ダウニー・Jr ホームズです。

Director: Guy Ritchie
Writer:Simon Kinberg
Year:2009

この映画のホームズは武闘派だという事くらいしか知らなくて今まで観ていなかったのですが
Yam Yamさんにおススメされたのでお正月に1作目と2作目を一気にみたのですが
いやー、嵌りました(笑)
今更なのですが本当に面白かったです。
食わず嫌いはやっぱり駄目ですね。

そんなわけでこの勢いで感想などを書いてまいりたいと思います。
思いのほか長くなってしまったので2つに分けました。

この映画が何かと話題になっていたガイ・リッチー監督だということも今更知りました。
ガイ・リッチー版と言えばSHとJWの関係が怪しすぎるのでこれ以上ゲイっぽく描くんだったら
映画製作は許可しないと版権を持っている方に怒られたんですよね。
(こんな話だけは知っている私w)
これは結局この方の訴えは無効になったんでしたっけ?

これは元々はRDJがSHとJWの関係についてゲイを匂わせる発言をしたのが原因だそうですね。
確かにこの映画のふたりはとても仲が良いのですが、でも正典もかなり仲良しですしね。


そしてジュード・ロウがワトソンだったのも初めて知った私。びっくり!
これ歴代ワトソンでは一番美しくかっこいいワトソンと言っても過言ではあるまい(私情)
何だか髪の毛が残念だとか言われちゃっているジュード・ロウですが、十分ステキです!

この映画のSHとJWの関係は私の理想の関係なんですよ。
ワトソンがとても強く、智のSH、武のJWが成り立っていてとにかく対等の関係なんです。
仲良しでかなりベタベタしているところも多々あるのですが、
RDJホームズがひょうひょうとしているせいか、全然怪しくないんです。
年齢的にはグラナダ版とBBC版の間くらいですかね。
ふたりとも大人なのでそう思うのかもしれませんが、とても良い関係です。
BBC版もこれくらいやっちゃってくださいよ・・・・はっ!失礼しました。

内容的にはアクション満載だし、ホームズもワトソンも正典とは印象が違いますが、
正典の映像化はグラナダ版で完成されていると思うので、こんなホームズもアリなんじゃないでしょうか。
ガイ・リッチー監督はふたりの関係は「明日に向かって撃て」のブッチ&サンダンスのようにしたいと語っていましたが、
なるほど、確かにふたりの間にはブッチ&サンダンス同様に女性(メアリー)が常に存在していますが、
結局は男ふたりの友情が中心になっています。
私は「明日に向かって撃て」のブッチ&サンダンスは元祖ブロマンスじゃないかと思っています。
ラストなんて本当に本当に素晴らしいです。泣けます。この映画は名作ですよね~。

と、話が逸れていまいました。
推理に関してはBBCのほうがよく出来ていますしそもそも作り方がまったく違うので、
比べることはできないですがハリウッド的なアクションとテンポの良さと
そして何よりふたりの関係が!(しつこい)良いんですよ。
これはS3の反動なんだろうか・・・・
そうは言っても私はBBC版のシャーロックを愛していますけど(聞いてないって)


それはさておき、あらすじにまいりたいと思います。

映画の内容が含まれますのでご注意ください。



ホームズとワトソンは、怪しい儀式で女性を殺害している容疑でブラックウッド卿を逮捕しに向かいます。

↑ブラックウッド卿はマーク・ストロングさんです。

冒頭から大暴れです。
乱闘の末ブラックウッド卿を確保し、後から追いついたレストレードが逮捕します。


そして3か月後。

ワトソンはメアリーと婚約しているので結婚に備えて221Bを出る準備をしています。
突然銃声が聞こえるのでワトソンがホームズの様子を見に行くと例のあの場面、銃痕が「VR」の形になっています。
ワトソンは呆れつつ依頼の手紙を確認したりしてホームズの相手をします。
↓う、美しい。。。。そして仲良し~

↓こちらはハドソンさん。

ホームズはメアリーと会うのを避けていた様子ですがこの日とうとう会うことになります。
レストランでご対面。

しかし、ワトソンの制止もむなしくホームズがメアリーをプロファイルしますが、
誤解があり、最後はメアリーを怒らせてしまいます。

場面は変わり、ホームズが拳闘に出場しています。
その時、ホームズはアイリーン・アドラーの姿を見つけますがアイリーンはすぐに消えていまいます。


その頃死刑が決まっているブラックウッド卿はホームズとの面会を要望し、
ふたりは死刑当日に刑務所に向かいます。
向かう途中の馬車の中で、ホームズがメアリーの件でワトソンに殴られちゃったりします。

そしてホームズはブラックウッド卿と対面します。
ブラックウッド卿は「これから更に3人が死ぬがそれを止める事はできない、世界が変わるのを見るがいい」とホームズに言います。

死刑が執行されワトソンがブラックウッド卿の死を確信します。

数日後、ホームズのもとにアイリーンが訪れます。
彼女はルーク・リオドンという男を探してほしいと依頼をします。

ホームズの部屋にはアイリーンの写真が飾られていて、ホームズはさり気なく写真たてを倒しますが、
アイリーンにバレバレでした。BBCとは違う意味でかわいいのよ、ホームズさん。

アイリーンが帰ったあと、ホームズはアイリーンを尾行し、彼女が誰かに雇われていることがわかります。
更にその日にヤードがやってきて、ブラックウッド卿が生き返ったと言います。

結婚を控えたワトソンは調査の同行を拒否しますが、死亡確認を自らした手前渋々ホームズと一緒に調査します。
ふたりは警察が待機するブラックウッド卿の墓地に行きます。
墓地は破壊されており棺の中には別人の男性殺され入れられていましたが、
その男性はアイリーンが捜索依頼をしていたルーク・リオドンでした。

続きます。

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