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映画「Mr.Holmes」に関する記事 by Daily Mail 前半

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先日、Yam Yamさんに教えていただいたサー・イアンの動画を探していたら
デイリーメールのこんな記事を見つけまして、BBC SHERLOCKの画像に釣られて訳しちゃいましたが、
本当に釣りでした・・・卑怯だぞ!デイリーメール(怒)

毎度の事ですが駄訳です。
思ったより長かったので2回にわけてUPします。
元の記事です。
Mail Online



傷つきやすいシャーロックの感情面:
新しい映画で年老いた探偵をサー・イアン・マッケランが演じる。
・イアン・マッケランのMr.Holmesは93歳の虚弱な探偵を演じている。
・この役者はシャーロックの思いもよらない側面を見る事になると言っている。
・原作者のミッチ・カレンは彼が表現する偉大な探偵にショックを受けると言っている。


彼は複雑な犯罪を解決する事ができる天才のスーパーヒーロー・・・少なくとも彼はそうだった。
映画「Mr.Holmes」は1947年、サー・イアン・マッケラン演じるスーパー名探偵シャーロックは93歳になり、
かつての面影がわずかに残すばかりだった。
彼の探偵としての伝説的なパワーは失われつつあり、老化によりその鋭い頭脳は鈍くなっていた。
まだ知的好奇心は強いが衰弱しており、回顧的な人生の最終章を人里離れたサセックス農場で迎えそこで蜂を育てている。



我々が今までに見た事もないこの弱々しいシャーロックホームズは、
原作者、サー・アーサー・コナン・ドイルの60本の話のいずれにも含まれておらず
最近のヒット作ではベネディクト・カンバーバッチによるテレビドラマや
ロバート・ダウニーJrの2本の映画にもそのような描写はない。
彼はシリアス、ファニー、エキセントリック、高慢、現実的、堅苦しい、
自堕落的、いたずら好きといった様々な顔を見せてきた。
しかし、衰えによる健全な精神の著しい低下に悩む姿を見た事はなかった。

マッケラン(76)はホームズの熱心なファンが激怒するであろう事はわかっていたが彼に後悔は無い。
「映画の趣旨はホームズがフィクションではなかったという事だ。」とマッケランは言う。
「我々は彼をリアルな男としてとらえている。
友人のDr.ワトソンによる尊敬すべき鋭い名探偵とは全然違う男だ。
個人的には、親分肌で自信満々のホームズのような人間と一緒に過ごしたいとは夢にも思わない。
しかし、我々のMr.Holmesによるシャーロックは自信を喪失し
傷つきやすく感情的で学ぶ事が好きで他人の事さえ好きなんだ。





興味深いのは、ホームズは多くの俳優たちがうまく演じているが、
これまで誰もやらなかったストーリーで、ホームズがかなり老齢になっている事が新しさの部分だ。
健康上に問題があるが、彼は35歳の時に解決していないかったミステリーの真相究明を決意し、手こずっている。
シャーロックを肯定的な観点で見れば30年前の彼の人生における真実の愛だったかもしれない女性と
余生を過ごすチャンスを自分で拒否した事を思い起こしていたようにも思える。
傷つきやすく、感情的なシャーロックの側面が人の心を動かすという事が観衆にもわかると思う。
率直に言うと、そんなシャーロックの側面が更に好まれる可能性があるし、
このような彼を見せる権利が我々にもあると思う。
それは世界にキャラクターを示す興味深い方法で、私個人も素晴らしい要素だと考えている。」



映画の原作はアメリカのミッチ・カレンの小説「 A Slight Trick Of The Mind」だ。
この本は年齢がどのようにシャーロックの身体や精神を衰えさせたかという悲劇の図式を描写している。 
彼は広大なサセックスを今では杖を使いながら動き回り、
若かりし頃の事件を思い出そうと努力するもしょっちゅう居眠りをしている。

「一部の人たちは私の本を気に入ってくれたが、ほとんどはシャーロック・ホームズを
よくもそんな風に書けたもんだと明らかに好意的ではなかった」と、カレンは言う。
1900年から200本以上の映画を70人の俳優が演じ、ギネスによるとシャーロック・ホームズは「最も演じられた人物」だ。
「伝統的なホームズファンはクラシックな装いで、真っ直ぐに立ち、上品で、
最高の推理力を持ったシャーロックを心に描いている。
しかし私のシャーロック・ホームズはそうではない。
私は違った角度で研究したかった。
最大の強さである輝くような知力に見捨てられた彼はサセックスで隠居し養蜂で生計を立てている。
『シャーロック・ホームズによくあんな事ができるね。』とみんなに言われ、ひどい言葉を使った手紙も届いた。
私はそれらの手紙を大事にしまっておいた。彼らはひどく意地が悪かったので。
そしてとても怒っていた。

シャーロックはある種スーパーヒーローなので私は少なくともある程度まではその怒りを理解できるし、
誰もがみな必ずしも病弱で傷つきやすいと考える必要はない。
全盛期の彼は人知の及ばない物事を解き明かし、ある意味では彼は世界で最初の行儀の悪いロックスターだった。
もちろん彼はドラムやギターではなくヴァイオリンを演奏したが、
コカインをやり、自分のアパートの壁に銃を撃ち、プリマドンナのように振る舞っていた。
今では彼のロックンロールの全盛はとっくに過ぎ、最高の思考や分析、解決ができない彼を見るのはショックだ。」



彼のある事件の映画バージョンで、The Lady In Greyの上映に付き添ったシャーロックが
自分のやり方をしかめっ面で見てる場面はかなり面白かった。
内輪ネタになるが、1985年の映画「ヤングシャーロックホームズ」の主演は俳優のニコラス・ロウだった。

※おそらく、The Lady In GreyはLady Jane Grey の事だと思うので
1700年代の劇作家ニコラス・ロウが書いたというジョークなのかしら・・・

後半に続きます。

映画「Mr.Holmes」に関する記事 by Daily Mail 後半

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引き続きデイリーメールの記事の駄訳です。
元の記事です。
Mail Online

「Slight Trick Of The Mind」も「Mr.Holmes」も
かつての友人、Dr.ジョン・ワトソンによって書かれた事件の記述が原因で、
シャーロックがマスコミ嫌いの有名人になった世界を想像している。
(コリン・スターキーが過去を思い出すシーンでワトソンを演じている。)

年月を重ねるにつれてシャーロックはかなり焦燥し、人は彼に望ましくもない名声を授けた。

「高尚な散文体の三文小説」と90代のホームズはワトソンの文学に対する取り組みをバカにしている。
ワトソンによって間違った事実が伝えられ、映画は本での彼のイメージは、
「厄介者」「精神錯乱」「煩わしい」だったとシャーロックは文句を言った。

両者の関係の影響がシャーロックのロンドンのベーカー街221Bからの離脱を早めたように思われる。
それが彼の海岸地方での隠居につながり、そこで彼は家政婦のミセス・ムンロ(ローラ・リニー)と、
息子のロジャーに世話をしてもらっている。


(ベネディクト・カンバーバッチはBBCのテレビドラマシリーズの最も成功したシャーロックになった。)



シャーロックが衰えた記憶や思考を補助するために
彼のミツバチから作られるのロイヤルゼリーを相当量消費し、しばらくの間彼を苦しめた。

回想シーンで、彼は日本に行き「サンショウ」と呼ばれる植物のサプリメントを買おうとしたいた。
彼はそれが記憶や思考の再生に効くと考えていた。

ホームズは過去において興味を引き付けられた
アン・ケルモット(ハッティー・モラハン)と呼ばれる女性の事件思い出そうと必死だった。
彼女はロンドンでひっそりと、見たところグラスアルモニカのレッスンを中心の生活を送っていた。
そしてホームズは彼女を心配した夫に雇われた。

しかし以前から探偵はいくらかの感情があり、
ミセス・ケルモットを捜査するだけでなく彼女に恋をしてしまうように描かれている。

「これには必然性がある。」と、ミッチ・カリンの小説を映画用に脚色したジェフリー・ハッチャーは言う。
「コナンドイルの「ボヘミアの醜聞」でアイリーン・アドラーに彼が関心を抱いたし、
最近ではBBC oneのシャーロックシリーズでベネディクト・カンバーバッチと
ララ・パルヴァーのアイリーンによってその関係が蘇ったことも忘れてはならない。


(ロバート・ダウニーJrは最新の映画バージョンで批評家に絶賛された。)

今に始まったことではないが、ジェームズ・ボンドは一介の鈍器だとか、
「Tinker, Tailor, Soldier, Spy(裏切りのサーカス)」のジョージ・スマイリーが
まっさらなキャンバスというのが間違っているのと同じようにシャーロックに感情がないと言うのは不当だ。

私はシャーロックをスタートレックのミスター・スポックのような人間と見なす方が好みだ。
時折人間としての感情が隙間から見えるしみんなもシャーロックと同じ事をするんだから彼は半分は人間だ。
私はみんなが言うほど彼が冷酷で非人間的だとは思わないが、
我々の映画でホームズが女性と探し求めるものが愛なのか親交なのかはさまざまな解釈ができる。
これだけは言えるが、女性に夢中になり残りの人生を共に過ごさないかと
彼女に尋ねるシャーロックは観客に衝撃を与える事になるだろう。」


(1988年マイケル・ケイン)

さらに、老いたホームズを演じるイアン・マッケランのフィジカルも見ものだ。
驚くほどのアップがよく出てくるが、顔中に皴が施されており、
彼は年齢を17年引き上げるにはどんな衣装とメイクアップが必要かよくわかっていた。

「血色が悪く、痩せて骨ばっている外見にしたかった。
生まれつき痩せてはいるがそれよりも筋力などの低下や健康の衰えの兆候が必要だったので
メイクアップやサイズの大きいスーツでカバーした。」とイアンは言う。

「そして衣装とメイクアップ担当は私が望んだ人間にとても効率よく変えていった。
ニュージーランドでのロード・オブ・ザ・リングの6話目、ホビットのラストの撮影では
メイクアップと衣装をつけてガンダルフを演じるまで45分かかったから
彼らは完璧にMr.Holmesに敗北したね。」

サー・イアンは陽気な言葉を発していてもホームズを演じている間は時々ドキッとするほど役になりきっていた。
ジェフリー・ハッチャーは彼の撮影現場を訪れた時に話し方がとても洗練されていて、
最高に優美な英語のアクセントだということを発見した。



イアンが変わっているのではなく、撮影中はその役になりきる事が望ましいし彼は完全に役に集中していた。
あなたがたは彼と好きなテーマでまったく普通の会話ができるが
しかし彼は93歳のシャーロック・ホームズや恐らく過去の場面で見る若いホームズのように応えるだろう。

撮影の最終日だけは変化があった。
チャリティーのアイスバケツに挑戦した時に突然彼はイアンに戻っていた。

このボップで面白くて粋な男はホームズの人格そのものだった。
メイクの人工鼻を取ると短パンをはいてセットを走り、
氷がフルに入ったバケツを頭からかけられ驚いたように見えたが、
彼の旧友のサー・デレク・ジャコビとサー・アンソニー・ホプキンスを次のチャレンジに推奨していた。

ホームズは200本以上の映画と300本のテレビシリーズになっており、一番最初の公演は1890年代にまで遡る。
サイレントムービーのスター、マック・セネットやバスター・キートン、
さらに現代ではジョン・ギールグッド、マイケル・ケイン、チャールトン・ヘストン、
ロジャー・ムーア、クリストファー・リー、そしてピーター・カッシングまで、何百という役者が彼を演じている。

ピーター・クックやロイ・ハッド、デイヴィッド・ミッチェル、
そしてアレクサンダー・アームストロングのコメディも印象的だった。


(※↑まだらの紐?)

ひねりの効いたキャスティングではレナード・ニモイ(スタートレックのMr.スポック)、
そしてかつてのDr.Whoのトム・ベイカーがいる。

この映画のシャーロックを観に行く人は頭上に注がれる氷がフルに入ったバケツが
サー・イアンのためだったのと同じくらいショックを受けるかもしれない。

それは明らかにアーサー・コナン・ドイルの素晴らしい作品の周辺が混乱を増すに違いない。
最近、マーティン・クルーンズがアーサー&ジョージというテレビドラマでアーサー・コナン・ドイルを演じた時、
タクシードライバーがベネディクト・カンバーバッチがどの部分を演じたのか、
そしてシャーロック・ホームズが3部作の中心である不正事件にコナン・ドイルが協力していたのかどうか知りたがっていた。

ベイカー街のハウスキーパー、ハドソンさんの事は言及せず、Dr.ワトソンに関しても不十分で、
彼自身も奇行癖のある親友を奪われるというシャーロック・ホームズを作れば
シャーロックファンは気付け薬に手を伸ばしそうだ。



「確かに混乱させる可能性はありますが、私のアドバイスは流れに身を任せ、
多くの理解しがたい部分を受け入れる事だ。」と、ミッチ・カレンは言った。

「私は2年前にヘイフェスティバルに呼ばれベネディクト・カンバーバッチとディナーで同じテーブルだった。
私は彼が私たちの映画で過去の場面に登場する若いシャーロックを演じ
サー・イアンが円熟したホームズを演じるというアイデアもあるかもしれないと提案した。



それが最高なのでは、と思ったが成功の見込みはなかった。
実際、成功の見込みがないどころではなかった。
私が提案した時、ベネディクトが私が正気とは思えないという表情をしていた。
サー・イアンが1947年と1919年の両方を演じたい事を明らかにしたのでどちらにしろ実現は不可能だった。」

サー・イアンが100周年に近づいた時に厄介な老人を演じるかどうかはまだわからない。
老いたシャーロックが原作や映画でやり遂げた事を明らかにするスポイラーは存在しないが、
ミッチとジェフリー、どちらかが怒りのシャーロックファンを次回もイライラさせようと
ついには彼の製作者が偉大な探偵を旅立たせるのではないだろうか。

「トラブルに巻き込まれるであろう事は想像がつく。」とミッチは顔をしかめる。
「続編を頼まれるが今は辞退している。この先は死に至るまでの概要でしかいないから。
私は彼を葬る人にはなりたくない。」

「我々はできるだけシャーロックの未来を想像しようとしたと思う。」とジェフリーは付け加える。
「私ができる最も厚かましい事は彼を葬ることだがそれをやろうとは思っていない。
もしライヘンバッハの滝でモリアーティが葬らなかったら、
私は間違ってるし挑戦するのは愚かだけど自分でやってたよ。」

以上です。

Yam Yamさんが原作を完読したと仰っていて、泣いたそうです。
確かにこの記事を読んだだけでも、ちょっとヤバそうな内容です。
年老いたシャーロックをサー・イアンがどんな風に演じているのか、すごく楽しみなのですが
これ日本でやるんですよね?期待していいんですよね?

ところで、アイスバケツの話が出ていて、何だか懐かしかったです。
去年の8月ですよね。ベネディクトが指名されてからなかなか出てこない(笑)動画の待機中に、
サー・イアンのチャレンジもUPされていました。


その時の動画です。
Ian McKellen ALS Ice Bucket Challenge

それではこの辺で。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その3

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「死を呼ぶ暗号」

Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson


続きです。

ヴァンクーンのアパートメント。
シャーロックはヴァンクーンの部屋のベルを押しますが応答がありません。


JW「この後はどうする?ここに座って帰ってくるのを待つか?」
シャーロックは手書きのプレートを見て、
「越してきたばかりだ。」と言います。
JW「え?」
SH「上の階の住人。ラベルが新しい。」
JW「取り替えたばかりなんだよ。」
SH「それはない。」
そう言うとその部屋のブザーを押します。


SH「Hi. 下の階の住人なんですけど。会ったことはないですよね。」
Woman「引っ越してきたばかりだから。」
SH「実は、フラットに鍵を置いたままロックしてしまったんです。」
Woman「電話を貸せばいいのかしら?」
SH「バルコニーを使わせてください。」
Woman「え?」

この時のジョンの表情が出ないのが残念ですが、まー想像はできますよね。

シャーロックは女性の部屋のバルコニーを乗り越えヴァン・クーンのフロアまで下りていきます。
滑って落ちれば死に至るので女性が息をのみますがシャーロックはエレガントに微笑みながら下りていきます。

シャーロックはベランダから中に入るとフラットの中を探索します。
テーブルがないので電話は床に置いてあります。
横には電話帳と「A to Z of London」があり、唯一の装飾品、小さな石の仏像があります。

玄関は鍵がかかっており、チェーンもかけられています。
まさにヴァンクーンが帰宅したままでした。
シャーロックがキッチンを物色します。
冷蔵庫はシャンパンでいっぱいになっていました。


ジョンが何度もドアをノックします。
「シャーロック?大丈夫か?」

シャーロックは狭いけど使用されていないようなバスルームを覗きます。
1本の歯ブラシとリキッドソープのディスペンサーが置いてありました。

JW「気が向いたら入れてくれ。」

シャーロックはベッドルームに入ろうとしますが開かないように中から椅子が置かれていたので、
勢いをつけてドアを開けます。
ヴァンクーンはベッドに横たわっていましたが彼は頭を撃たれていました。


警察が到着し、ジョンは鑑識の作業を眺めています。
銃は床に置いてありました。

JW「君は彼が大金を損したんじゃないかと思ってる?
こういう都市は自殺率が高いんだよ。」
SH「自殺かどうかわからないだろう。」
JW「ドアは内側からロックされてたんだぞ。
君はバルコニーから入る羽目になったじゃないか。」

シャーロックは死んだ男のスーツケースを調べます。
下着と靴下がたくさん詰まってしますが、中央に穴が空いています。
服の中に何かが入ってい跡のようでした。

SH「留守にしていた。洗濯物から判断すると3日。見ろ。何かをスーツケースに押し込んでした。」
JW「僕は君の言葉を信じるよ。」
SH「どうしたんだ?」
SH「汚れた男の下着を探し回るなんて絶対に嫌だ。」


シャーロックは死体を調べます。

SH「銀行に描かれた記号。なぜそこに描いたんだ?」
JW「あれは一種の暗号だと?」
SH「明らかだ。
だが、なぜペンキで描いたのか?
連絡をとりたいならメールや電話を使えばいいだろう。」
JW「多分、彼が応答しなかったからじゃないか。」
SH「いいね。君には分かってるんだ。」
JW「わかんないよ。」
SH「受け取りたくないメッセージとはどんなメッセージだ?
今朝のはどう?君が見ていた手紙だよ。」
JW「請求書か?」
ヴァンクーンの口の中に何かが入っているのでシャーロックは丁寧に取り出します。
入っていたのは黒い折り紙でした。
SH「そう。彼は脅迫されていた。」
JW「ガス会社からじゃないよな。」

シャーロックがその折り紙をエビデンス袋に入れている時、
ディモック警部が入ってきました。

SH「ああ、巡査部長・・・会ったことはないな。」
DI「あなたが誰なのか知っている。証拠に触れないでくれるといいのだが。」
そう言われたシャーロックは少し驚いたような顔をしますがそのままディモックに袋を渡します。


SH「僕はレストレードに電話したんだけど。彼は来ないのか?」
DI「彼は忙しいんだ。私が担当する。ちなみに私は巡査部長ではなくディモック警部だ。」
それを聞いたシャーロックはさらに驚いたような表情でジョンの方を見ます。

ラウンジに移動します。
DI「我々は自殺だと判断している。」
JW「説明がつくのはそれしかないな。」
SH「違う。いくつか考えられる解釈のひとつにすぎない。
君が好きな解決策だな。だが適合してないのをすべて無視している。」
DI「好き?」
SH「傷は頭の右側にある。」
DI「それで?」
SH「ヴァンクーンは左利きだ。」
そして右手で頭の左側を撃つ真似をしながら、
「ちょっとした曲芸が必要だな。」と言います。

DI「左利き?」
SH「君が気がつかなかったことが驚きだ。君はフラットの中を見て回る必要がある。
椅子の肘掛けの左側に載せてあるマグ。
電話の左側に置いてあるパッドとペーパーは右手で受話器を持ち左手でメモとる事を意味している。
高価な愛用のスーツはすべてワードローブの左側にかかっているのは左手でドアを開けるからだ。
まだ続けて欲しいか?」
※ここのセリフ、ドラマでは椅子の肘掛けがコーヒーテーブルに、
ワードローブが電源ソケットに変わってましたね。

JW「あー、いや、十分だと思うよ。」
SH「まだだ。リストに残っているものがひとつだけある。
キッチンのバターナイフには刃の右側にバターが付着しているのは左手で持つからだ。
左利きの男が自分で頭の右側を撃つなんてあり得ないな。
全ての事実から成る真相はこれだけだ。」


DI「だが銃がある。」
SH「彼は殺人者を待っていた。脅迫されていたんだ。」
DI「何?」
JW「今日銀行に警告みたいなものがあったんだ。」
シャーロックはコートを着て外に出る準備をします。

SH「襲われた時に彼は発砲した。」
DI「弾は?」
SH「窓から外に。」
DI「まさか!その可能性はどのくらいあると思うんだ。」
SH「鑑識の報告を待つんだ。頭の弾丸は彼の銃から発射されたものではないと保証するよ。」
DI「しかし、中からロックされていたんだ・・・殺人者はどうやって中に?」
SH「よろしい。君もやっと適切な質問をしたな。」
シャーロックはそう言うと部屋の外に出ます。



シャーロックはビジネスランチ中のセバスチャンのところに来ました。


SH「落書きは脅迫だった。」
Seb「会議中なんだよ。秘書にアポイントメントを取ってくれるかな。」
SH「悪いが後回しにはできない。君のところのトレーダーのひとりが殺されたんだ。」
Seb「え?」
SH「ヴァンクーンだ。彼のフラットに警察がきている。」
Seb「殺された?」
SH「みんなの消化の邪魔をしてすまないな。まだアポイントメントを取る必要が?
OK。スコットランドヤードに9時でいいか?」

レストランのトイレに移動します。

Seb「ハーロウ校にオックスフォード。頭脳明晰な男だ。
しばらくアジアで働いていたから・・・」
JW「香港の顧客を任せたんだな。」
Seb「たった半日で500万ポンドを失い、1週間でそれを取り戻した。
エディは強靭な精神力を持っていたよ。」
JW「彼を殺したい人は?」
Seb「我々には敵が多いんだ。」
JW「あんたはこめかみに弾を撃って終わらすことはしないな。」
Seb「普通はやらないよ。」

セバスチャンの携帯にテキストが届いたのでそれをチェックします。

Seb「会長からだ。警察が行ったらしいが明らかに自殺だと話していたぞ。」
SH「違う。彼は殺されたんだ、セバスチャン。」
Seb「悪いが彼らはそうは思っていないようだよ。俺の上司もね。」
SH「セブ・・・」
Seb「仕事をしてもらうために君を雇ったんだ。脱線はするな。」


セバスチャンはそう言うとトイレから出て行きます。
何だかちょっと悲しげな表情のシャーロックですが、ジョンが一言。
「俺は銀行家なんてみんな冷酷で嫌な奴だと思ってるよ。」



続きます。

原点回帰

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雑談とイベント関連を少しです。


最近よく経済が回復しあるというニュースを見かけますが、一因としては円安の影響もあるんじゃないかと思います。

今まで円高だったのでただでさえ決して安くはない日本の製品が
円安によって少しお手頃価格になってきたんだと思います。
お手頃な価格になれば品質の良さと信頼度の高い製品が欲しいと思うわけじゃないですか。

と、同時に企業も日本の製品の強みや付加価値は技術力の高さと品質の良さなんだから
今こそこの強みを前面に出して行こうよ!と、そんな流れかもしれないですね。
今まではアジアの安い製品に対抗するため、質を落としてでもコストを下げて勝負してきましたが、
そうなるといろいろとトラブルも出てきてしまいます。
日本は赤字を出してでも納期を守るような真面目な国だしだからこそ信頼度も高いのに、
これじゃいかんだろうー、とか思ったのかもしれません。

日本の車が売れるのもそんな理由ですし。
だって故障しないんだもん。しかもタフ。
デザイン性はイタリアには敵わないし、高級車はやっぱりベンツなのですが、
雨にも雪にも砂にも強い車は日本車はやはり人気が高いです。
しかもアフターサービスという付加価値もついているし。
北米でレクサスが売れるのはアメリカではあり得ないようなサービスがあるかららしいですよ。

そんなわけで、最近は原点回帰を掲げる企業が多いような気がしますが、
原点回帰は企業だけではございません。私も原点回帰をしようかと。
(長い前振りですみません)

いえ、これが原点てわけではないですけど(笑)

先日、Mistyさんとのコメントのやりとりでも思ったのですが、
最近はどうも自分が小さくまとまっちゃってるように思えるんです。
このブログでの何だか無難な事ばかり書いているような気がして(これでも)
以前はもっと書きたいことを書いていたように思います。

海外ドラマが好きで、萌えを吐き出すために始めたブログなのに、
最近は何だか萌えとは程遠いところにいるような感じで(これでも)

趣味も仕事も人生も、うまくいかなかったり面白くなくなったり、
何となく壁を感じたら原点回帰が一番良いかもしれません。

そんなわけで
何事も「Must to」ではなく「Want to」でいけたらいいなーと。そんな風に思います。

さて、
ベネディクトはいよいよハムレットのリハーサルに突入したそうですね。
シェイクスピアもかなり奥が深そうです。
何といっても大昔に描かれたもので当時からいろいろと改変されたうえに、
現代版に置き換えるにもさまざまな解釈があったそうですし、
それを日本語にするのも翻訳家の解釈が介入するわけですもんね。

有名なセリフ、「To be, or not to be, that is the question.」
これも本によっていろいろな言葉に置き換えられているのも面白いです。
これだけでは何を指しているのかわからないので前後の脈絡や人物像を基に解釈するんだと思いますが、
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」とか「やるべきかやらぬべきか」とか、
「このままでよいのか、いけないのか、どうしたらよい。」とかもありました。
悩める王子なんですね~

オリヴィエさんのハムレット。

dicoさんもそろそろハムレットを読みつつ少しだけ研究してみようかと思っているので
そのうちまたブツブツと呟いてみたいと思います。

ゴッホがVimeoで公開されていました。

日本で放送された時はかなりカットされていましたがこれはフルバージョン?
ヒゲモもじゃなベネディクトですがヒゲを生やす前の若かりしゴッホはかわいくて儚くて大好きです。
2010年です。

元の記事です。
Vincent Van Gogh

ランポール弁護士のラジオドラマも始まっていました。
http://www.bbc.co.uk/programmes/b060bwdj

これって↓これ?あれ?


ホレス・ランポールさんは弁護士探偵さんなんですね。
法廷弁護士でもある作家ジョン・モーティマーが原作で日本でもいくつか出版されていました。
詳しいお話はこちらに載っています。
ホレス・ランポール弁護士
その若き日のランポールさんを演じているのがベネディクトで最初は2010年だったのかな?

DadioTimesに掲載されていたイメージ画像ってこれパレーズエンドのクリストファーですよね(笑)
でもいいかもー!ぜひこれで視覚化してほしいです。

もうひとつ、ショートトレーラー「SOLAR SUPERSTORMS」でナレーションをしていました。
SOLAR SUPERSTORMS

太陽嵐が地球にどのような影響が起こるのかなど太陽がどのように活動しているかなどをCGで作成しています(多分)
2分くらいで全部で5本です。
こんなにも詳細な動きが解明されているのもすごいしCGもすごいですねー。日本語字幕でみたいです。

そういえばアカデミー映画の会員になったんですね。
今年はエマ・ストーンなど若手を中心に新たに会員になったそうなのでちょっと若返りを図ってるのかしら。

毎度おなじみブリティッシュカウンシルがダウントンアビーを教材に英会話集中レッスンを行うそうです。
ダウントン・アビー シーズン1&2 集中英会話レッスン(全12時間)


なぜ突然これを?
実はやっとやっと観たんですー、ダウントンアビー!とりあえずシーズン2までノンストップでー。
みなさんの仰っていた通り、面白すぎてヤバかったです。おかげでものすごい寝不足になりましたよ。
また感想とか書いちゃおうと思っていますが、とりあえずバイオレット最高でした!
なのでヘッダーの画像に何となくダンさんとベネディクトを貼っちゃいました。

それではこの辺で。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その4

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「死を呼ぶ暗号」

Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

続きです。

ひとりの男がパニック状態でロンドンの通りを走っています。
ブライアン・ルーキス。
彼は4階にある自分のフラットに戻るとドアに鍵をかけます。


英国博物館。

アンディはディレクターからスーリンの退職を知らされ、スーリンの家を訪ねます。
チャイナタウンにある古いお店「ラッキーキャット」の上に住んでいました。
アンディはベルを鳴らしますが不在だったのでメッセージを残します。



場面は変わり、
ジョンはGP’S SURGERY (総合診療所)で Practice Manager、サラの面接を受けています。
ジョンの職歴を読むサラ。


Sa「ただの代理医師なのよ。」
JW「それで構わない。」
Sa「あなたはちょっと経験がありすぎるわ。」
JW「金が必要なんだ。」
Sa「今週になって2人がホリデー休暇をとって、もうひとりは産休なの。
あなたにはちょっと平凡かもしれないわ。」
JW「たまには平凡もいいよ。平凡に働くんだ。」
Sa「ここに兵士と書いてあるけど。」
JW「ドクターでもある。」
Sa「他には?」
JW「クラリネットを習った。」
Sa「それは楽しみね。」

221B
シャーロックは銀行で撮影した写真を壁になり、椅子に座るとじっとそれらを見つめます。


ジョンが上機嫌で面接から戻ってきます。
SH「ペンを取ってくれって言ったんだけど。」
JW「は?いつ?」
SH「1時間くらい前に。」
JW「外出してたんだけど気づかなかった?」
シャーロックのそんな態度にもジョンの上機嫌は続きます。
そしてジョンはペンをシャーロックに投げます。

※ここ、このペンを投げる場面、これは何気にすごいですよね。
お互い違う方向を見てますもん。
きっと何度も練習とかしたんでしょうね。NGも出したんでしょうね。見たいー。

JW「診療所に面接に行ってきた。」
SH「どうだった?」
JW「素晴らしかったよ。She's great. 」
SH「誰?」
JW「仕事だよ。」
SH「‘She’? 」
JW「It. 」
※この場面も大好きなんです。「She?」「It」のセリフがオシャレだなーと。

SH「これを見ろ。」
シャーロックはTIMESONLINEのサイトを指します。
ジョンは見出しを読みます。
JW「『壁を通りぬける事ができる侵入者。』」
SH「昨夜の出来事だ。自分のフラットで射殺されたジャーナリスト。
ドアは施錠されていた。窓も中から鍵がかかっていた。ヴァンクーンと同じだよ。」
JW「まさか・・・」
SH「2人目の被害者だ。」


警察署。
ディモックのデスク。
シャーロックはTIMESONLINEを見るために彼のPCを使っています。

SH「ブライアン・ルーキス。フリーのジャーナリスト。
フラットで殺された。ドアは内側から施錠されていた。」
JW「似ていると思うよね。
ふたりの男は頑丈な壁を通りぬける事が出来る誰かに殺されたんだ。」

まわりの警察官たちが薄笑いをしながらこちらを見ているのでディモックは「譲歩はできない」と思っています。

SH「警部?君はエディ・ヴァンクーンが自殺だったと本気で信じているのか?
君は弾道学的に確認したと思うが?」
ディモックは頷きます。
SH「それで?彼を殺した弾は自分の銃のものではなかった?」
DI「ああ。」
SH「君が神の言葉だと思って僕の言葉を聞いていればもう少し早く捜査も進展するかもな。」

尊大な男を信じる事ができないディモックはジョンを見ます。
JW「彼は誰に対してもあんなだよ。」
SH「僕は殺人の捜査をしているだけだ。シリアルキラーかもしれない。フラットを5分調べさせてくれ。」


アールズコートのルーキスのフラット。
埃っぽく、かなり散らかっています。
ドアは警察のテープで封印しています。
積まれている本には何冊かの東南アジアのガイドブックがあります。
それらの本の脇にはA to Z of Londonの本が隠されています。
部屋の隅にはオープンになっている空のスーツケース。
ジョンが死んだ男のデスクに視線を向けます。
手書きのメモがついたページをめくりながら見ています。
東南アジアの政治に関する本。
ルーキスはそれらを研究していたようです。
シャーロックは窓の外を見ます。

SH「ここは4階だから安全だし、ドアにチェーンをかけ施錠したから絶対に侵入されないと普通は思う。」
シャーロックは窓の施錠を確認したあと天窓を見上げます。
SH「誰も予想だにしない方法がある。」


シャーロックはテーブルをつかむと椅子をのせてバランスをとりほうきを手に上にあがります。

DI「何をしている?」
SH「僕たちが相手をしているのは壁をよじ登れる殺人者だ。」
DI「え?」
SH「彼は昆虫のように壁にしがみつける。それが侵入方法だ。」
ドラマではここでディモックさんは「スパイダーマンみたいだ」と言っています。

シャーロックはほうきを持ち上げて天窓を押します。
天窓が開きます。

SH「建物の壁を登り屋根に上がって天窓から入ったんだ。」
DI「本気で言ってるのか?」
SH「ドックランズではヴィンクーンを殺しに6階のバルコニーまでよじ登った。」
DI「ちょっと待ってくれ・・・」
SH「もちろん銀行にも同じ方法で侵入した。窓のレッジをつたいながらテラスまで登ったんだ。」

シャーロックは椅子から飛び降ります。
SH「このふたりの関連を調べるべきだ。」

※この脚本の段階では天窓は部屋の高いところにあった設定なんでしょうね。
で、シャーロックがテーブルの上に椅子を置いて、椅子に乗ってほうきで天窓を開けるとありましたが
そんな危険な事はNGになったのかもしれないですね。

デスクにある本に「ウェストケンジントン図書館」のスタンプがありました。

※これは実際にはカーディフ図書館で撮影されていたとSherlockologyさんのところにあります。
http://www.sherlockology.com/locations/west-kensington-library

ジョンは床に落ちている紙片を見ています。
それは繊細に畳まれていた黒い紙でした。

タクシーで図書館に移動します。


シャーロックはルーキスのデスクにあった東南アジアの政治の本を手にとります。
SH「ルーキスはここで仕事をしていた。日付が死んだ日と同じだ。」
ジョンは「東南アジアの政治学」のラベルがあるラックから本を取り出すと凍り付きます。
JW「シャーロック。」

本棚の背板に2つの大きな記号が黄色のエアゾールで走り書きされていました。
それは銀行と同じものでした。


続きます。

A new Sherlock Special image has landed

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久しぶりに新しい画像が出ましたね~

事の起こりは今朝(もう昨日ですね)のゲイティス御大のこのツイート。

A little treat heading your way at midnight! (UK time). #Sherlock

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 7月 8
夜中にちょっとしたごちそうがやってくるよーというお知らせがあって、
そのあとすぐにBBCから出てきました。

Shut up everybody, shut up! Don't move, don't speak, don't breathe. A new #Sherlock Special image has landed... pic.twitter.com/ZoCX8P4S9S

— BBC One (@BBCOne) 2015, 7月 8
これはピンクの研究でシャーロックがアンダーソンに言ったセリフかしら。
「みんな黙って!動かないで、喋らないで、息をしないで。新しい画像の到着よ。」
(BBCは何となく女性のイメージな私)

この流れいつかどこかで・・・と思ったらちょうど去年の7月に公表されたSherlock SPの第一報も
御大が意味深なツイートをして、そのあとにBBCがSPのお知らせをツイートしたんですよね。
もう1年前ですか!何だかんだと早いですね。
ここのところ燃料切れで倒れそうな気分でしたが毎度ナイスなタイミングで燃料を投下するもんですね。
今日はずっとこの画像があちこちで流れていて、しかもトレンド入りまでしていました。

私もこの画像を見たら、髪の毛クルクルじゃなくてもベルスタッフのコートじゃなくても、
もうこのふたりが一緒にいるだけであとは何も要らないわーと思っちゃいましたよ。
それにしてもかなりグラナダ版のようなふたりですね。
やっぱり「ホームズ」「ワトソン」って呼び合うのかしら。

PBSからも。

#SherlockPBS & John get Victorian. New pic from the special, coming soon to @masterpiecepbs! More tomorrow #SDCC2015 pic.twitter.com/iXVyhGRvGv

— PBS (@PBS) 2015, 7月 8
ちょうどサンディエゴのコミコンにモファットさん、スーさん、そしてルパートさんが参加されていて、
この後、その動画も出ていました。
私はまだ観ていないのですが結構ネタバレな内容だったらしいですけど。

更に何とシャーロックのツイッター公式アカウントも出来ていました。
今までなかったのが不思議でしたが、
なんちゃってアカウントではなく(笑)公式ができたのは嬉しいです。

They’re coming back... Here’s the first official photo from the upcoming Sherlock special #221Back pic.twitter.com/b8jbd1QZGe

— Sherlock (@Sherlock221B) 2015, 7月 8

監督さんも。

Sherlock special. #ShSpesh pic.twitter.com/qaBWDv2ESA

— Douglas Mackinnon (@drmuig) 2015, 7月 9

記事もいろいろ出ていましたがほとんど取り急ぎに速報な内容です。
Hollywood Reporter
Empire Online
Radio Times
The consulting detectives blog

ツイート貼るだけの記事になりましたが、この辺で。

First look at the Sherlock Special

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ねむいー!
昨日飲み会で遅くなってしまったのでUPするのは諦めようと思ったのですが、
思ったのですが・・・気がつけばPCの前に座って手を動かしている私。
UPしたあともすぐに寝ようと思ったのですが、ぐずぐずしているうちに地震とかもあって
結局、布団に入ったのはほぼ未明。

だから今日ははやく寝ようと思ったのにダメでした。
別に頼まれたわけじゃないのでまったくの自業自得なんですけど(笑)
今朝もゲイティス御大のこのツイートで始まっちゃった感じで。

Oh you thought that was all? Hmm. 12.15am UK time - something a little more substantial. Merry Christmas! #Sherlock

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 7月 9
「これで終わりだって思ってる?AM12:15になったら更に何かが出てくるよ。メリークリスマス!」

そういえば昨日のPBSのツイートも明日また何か出すよって言ってましたよね。
12:15って日本時間の8:15なんですけど、ちょうどオフィスに入らないといけない時間で。
どうしよう、と思っているうちに時間になったので結局会社の前でじっとiPhoneを見つめていました。

で、8:15に出てきましたー。

#Sherlock Special. Coming soon... ish https://t.co/J865W52vhc

— BBC One (@BBCOne) 2015, 7月 9
何と初動画!初クリップ!!嬉しすぎますー。
なので今日も一日隙をついてはツイッターに貼りついていました。
このセリフを書き起こしてくれた方のタンブラーがRTされてきたので、ちょっと頑張っちゃいました。
短いから楽勝だよね、なんて思ってたんですけど結局四苦八苦。いつもの事ですけど。
いえ、いつも以上に全然自信がなくて、
いろいろ調べまくったり他の方が訳してくださっている文章と照らし合わせたりまでしちゃいました。
そんなに間違っていなさそうなので、駄訳ではございますがUPしちゃいます。
間違っていたらごめんなさいです。

YoutubeにUPされていた動画。
First look at the Sherlock Special - BBC One
BBCシャーロックサイトにもUPされています。
First look at the Sherlock Special
元ソース
http://rox712.tumblr.com/post/123678235406/sherlock-special



221Bの前に馬車が止まりドアが開きハドソンさんとアーチーくんが出てきます。


Mrs.Hud「Mr.ホームズ、帰ってくるのなら知らせてくれればよかったのに。」
SH「いつ帰れるかわからなかったんですよ、ハドソンさん。
バラバラにされた大地主に手こずりまして、こういう事はなかなか予定通りに事が運ばないんです。」

アーチーくんが荷物を運びます。
Archie「何が入ってるんですか?」
JW「何でもないよ。」
シャーロックは御者にお礼を言って中に入ります。

Archie「殺人犯を捕えました?Mr.ホームズ。」
SH「捕まえたけどまだ足が見つからなくてね。引き分けという事だ。」
ハドソンさんがジョンに話しかけます。
Mrs.Hud「あなた、また作品を発表したわね、Dr.ワトソン。」
JW「楽しめましたかな?」
Mrs.Hud「No」

JW「Oh?」
Mrs.Hud「全然楽しくなかったわ。」
JW「なぜ?」

Mrs.Hud「私は何にもしゃべらないのよ?
あなたに言わせると私は階段を上がったりあなたに朝食を提供するだけ!」
JW「話の中では、大まかに言うと・・・それがあなたの役割なんです。」
Mrs.Hud「何ですって?」

SH「あなただけではないですよ、ハドソンさん。犬のやつでは僕もほとんど出てこないんです。」
JW「犬のやつ?」
Mrs.Hud「私は大家なの、舞台の大道具じゃないのよ!」

JW「それ「バスカヴィル家の犬」の事か?」と、シャーロックに抗議するジョン。
Mrs.Hud「部屋だってすごく薄汚れているように書かれてるし。」
JW「それはイラストレーターのせいですよ、彼には困ってるんです。
おかげで私だとわかるように口ひげを生やす羽目になったんですから。」


以上です。漫才か。


それにしてもジョンはやっぱりジョンだった(笑)
このあとシャーロックは怒られるんですかね?
正典の「バスカヴィル家の犬」はホームズはあまり出てこないんですよね。
最初は現場に行かないのでワトソン中心に進んでいきます。

ラスト、「Coming soon」から「・・・ish 」がつきますが、
「間もなく放送・・・・たぶんね。」な感じなんですかね。
このツイートにBBC3が賞賛してました(笑)

@BBCOne pic.twitter.com/IMeoL1AS7A

— BBC Three (@bbcthree) 2015, 7月 9

このシャーロックスペシャルは世界中で上映されるらしいですよ。
「Sherlock Special to be shown in select cinemas worldwide」のセレクトがものすごく気になりますが・・・
このセレクトに日本はちゃんと入るのかものすごく不安ですけど、祈るしかないですね。

そんなわけで次はSDCCをまとめようと思います。

Sherlock special and San Diego Comic-Con その1

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今年もコミコンの季節がやってきました。
1年なんて本当にあっという間です。トシなのか?

去年はホビットで盛り上がりましたが今年はTeam Sherlockの参加でお祭り状態でした。
Sherlockだけではなく今年はスターウォーズの公開があったり、
ハンニバルやウォーキングデッドやマーベルも新作公開だったので楽しそうでした。
一度でいいから参加してみたいです。そしてコスプレしてみたいですー。

ここからはシャーロックスペシャルの内容にほんのりですが触れますのでご注意ください。




さて、今年のシャーロックはモファットさん、スーさん、そしてルパートさんが参加していました。
木曜日のHypableのインタビューでスーさんがキーワードを明かしたそうです。
元記事です。
Hypable


「Ghosts」ゴースト。複数形なのでゴーストたち?
「Detailed」うーん・・・アルクによるとedがつくと形容詞になるみたいですが、
「Detail」で考えると特殊任務に派遣した、という意味にもあるんですよね。
すみません、わかりません(涙)
「Twisty」捻じれ?アルクによると曲がりくねる、とか不正直って意味もありました。
グーグルで検索したらアメリカンホラーストーリーのピエロが出てくるんですけど!怖い!

ゴーストはS4のキーワードだと思っていたのですがSPなんですかね。
S4だとモリアーティともうひとりの兄弟が出てくるんじゃないかと思っていましたが・・・

今回ゲイティス御大とベネディクト、そしてアンスコさんが参加できなかった言い訳ビデオなるものを公開しています。
Sherlock: Series Stars San Diego Comic-Con 2015 Greeting

トップシークレットと書かれた(アンスコさんの手書き?)脚本を持ったアンスコさんから始まります。
1ページ目を見て目を見開くアンスコさんにベネディクトから電話が。着メロがシャーロック!
「はーい、ベン。」
そして、コミコン行けないんだよ、悲しいよ、とアンスコさん。
僕も行けないんだ、とベネディクトに「何で?」とアンスコさん。
ハムレットを演じるから、とベネディクトが言っています。

このあと、「マーク」と御大を呼び出し、スカイプ映像に切り替わります。
何で行けないのか言って、とアンスコさんが呼びかけますが、
このあたりのホームズ兄弟(笑)何を言ってるのかよくわかりませんでした・・・すみません。

ただひたすら謝っている感じです。
すごいイベントなのに、行けないんだ、たくさんの人に本当に悪い事をしたよ、ごめん、とかそんな感じ?

同じような事を繰り返す二人に「わかった、わかった。」とアンスコさんに映像が切り替わり、
僕がメッセージを送るよ、と言うと表情がガラッと変わって最後に、これ。

「Miss me?」

何でしょうねー。何だか意味深なんですけど!!
やっぱりS4はモリアーティが絡んでくるんですかね。
それにしてもやっぱりこのホームズ兄弟も不可欠ですね。
こうして並んでいるとゲイティス御大、お顔が小さいです。てか、ベネディクトのお顔が・・・・自粛。


続きます。

ウィンブルドン 2015 ファイナル

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ウィンブルドンだけはNHKが毎年放送してくれるので観戦しているのですが、
今年のファイナルはフェデラーが勝ち残り、更にロイヤルコートにベネディクトやヒュー・グラントさん、
ブラッドリー・クーパーさんとハミルトンが招待されたという情報をゲットしたので、かなりワクワクでした。
試合中も結構映ってたりして最初は楽しんでいたのですがあまりにもビッグゲーム、いえグレートゲームな内容で、
そんな余裕は吹っ飛んでしまいましたよ。本当に凄かったです。

個人的にフェデラーは現役選手はもちろん歴代の中でも1、2を争うフォームの美しさ、
特にあのバックハンドは世界一ではないかと思っているのでずっと王者でいてほしい人なんです。
全盛期に比べるとやはり劣化は否めませんが、それでもやっぱり偉大な選手です。
結果的には3-1で負けてしまいましたが、2セット目までは大興奮でした。
いやでも、3セット目の雨の中断でさすがに寝たんですけどね・・・だって次の日仕事だし(泣)
ともかくファイナルにふさわしい良い試合でした。


それ以上に凄かったのはファイナルを観戦するベネディクトの画像がずっと溢れていて、
今日になっても流れてきてましたよ(笑)
セミファイナルもソフィーさんとの観戦の画像がありましたが、
今回はロイヤルコートでしかも親子観戦だった事もあったのか何だか怒涛のTLでした。

観戦中に友人からも、「サングラスしててもベネだと(呼び捨て)わかったよー、すごい?」と、
この画像を送ってくれました。ありがとう、下向いてるけど(笑)


なので私も久しぶりに集めた画像をひたすら貼っちゃいます。
最初に貼った画像とこの画像がすごく気に入っています。かわいい親子だわー。


そして、またフォトボムしたって書かれていたこの画像。ボルグさんにフォトボムしてます。


これも親子で。


うおーっとなる気持ちわかります。
それにしても髪の毛伸びたんですね。何となくデンマーク王子っぽい?


左側がヒュー・グラントさんですね。


ベネディクトだけではなくいろいろなセレブの方たちも観戦していたようですね。
セミファイナルも混ざっているようですが集めてみました。

上段がダンさんと奥さま。下段がミシェル・ドッカリ-さん。ダウントン・アビ~


上段、レッドブルF1チームの代表、クリスチャン・ホーナー。
下段、右側がアナ・ウィンターで左が何とダベンポート!!


上段、左がスティーブン・フライさんで右側がナブラチロワ御大。下段にはチャールズ・ダンスさんも。


左側、ブラッドリー・クーパーさん、右側はヘレナ・ボナムさん。


上段の左側、ロザムンド・パイクさん、下段シエナ・ミラーさん。


上段ベッカム、下段はケンブリッジ公ご夫妻。


ケイト・ウィンスレットも見かけたんですけど変な画像しかなくて・・・
あとトムヒがいたみたいなんですけど見つけられなかったです。
そういえばルイス・ハミルトンいないなー、と思っていたらドレスコードを知らなかったのか、
サンダルに花柄シャツで来場してしまい、観戦できなかったようです。
いやでもね、いくら知らなくても選手でさえ白以外禁止のウィンブルドンなんだからさー・・・

久しぶりに貼るだけ貼ってみました。

元記事です。
Wimbledon 2015: Celebrity sightings
Benedict Cumberbatch is up to photobombing no good at the Wimbledon Final
Celebrities Arrive for the Wimbledon Men's Final
Wimbledon's leading men!
Wimbledon: Lewis Hamilton misses Wimbledon final

最後にニコちゃんのジョコビッチおめでとうツイートを。。。

Congrats @DjokerNole! Great game! #wimbledonfinal #skytennis

— Nico Rosberg (@nico_rosberg) 2015, 7月 12

Sherlock special and San Diego Comic-Con その2

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SDCCの続きです。

今回はモファットさん、スーさん、ルパートさんがインタビューなので回答した内容ですが、
公式アカウントのシャーロックさんがツイートしたものを集めただけになっちゃったので
時系列とか話の流れとか関係なく、ほぼ単語集です。
もう時間たちすぎて回収不可能でした・・・・相変わらず大雑把ですみませんです。


モファットさん:SM
スー・バーチューさん:SV
ルパートさん:RG

シャーロックスペシャルについて。

SM:従来と変わらないユーモアはあるよ。その時代に合ったユーモアだが。

SM:みんなが知っている人物たちを原作の設定に置き換えた。
SV:もちろん私たちのドラマ、私たちの世界よ。

RG:素晴らしい脚本だった。読んだときはゾクゾクしたよ。
ほっぺたにふたつの生け垣ができた。ヴィクトリアンチョップだ!

SV:衣装担当との仕事はとても素晴らしかったわ。
彼らはシャーロックを過去に連れていこうとしたの。

SV:英国と米国のシャーロックの放送日のギャップをできるだけなくそうとしているの。


レストレードについて。

RG:僕は常に警官であるレストレードに満足している。
SM:我々がレストラードに求めるものは、自分よりも賢い人を受け入れ、
援助や手伝いをする事を恥じていない賢さだ。
ベルグレービアの醜聞のクリスマスでシャーロックが彼に体育教師の話をしたあとの
ルパートの素晴らしい反応を見てくれ。

レストレードがかなり感じの良い人物に書かれているのはスティーブンがそうしたかったか、
それともルパートがチャーミングだから?
SM:ルパートが入った事によって我々は予想もしなかったレストレードが生まれたんだ。


シャーロックについてモファットさん。
ジョンのミドルネーム「ヘイミッシュ」はジェイムズのスコットランド読みで、
原作でのワトソンは偶然にもそう呼ばれていた。

我々は常に変人な天才と達成可能な推論の強大な力、そして変わらぬ友情の重要性を愛しているよ。

ベネディクトとマーティンのおかげで我々は素晴らしいコンビネーションのひとつを手にしているんだ!

ベネディクトはマイクロフトがシャーロックより賢い事に憤慨しているよ。
マークに「いつ僕より背が高くなったんだ。」と言っていた。

ストーリーを作っていく中で腹にパンチをくらったような瞬間がある。
それは簡単な事だ。
それは「予想していたし言われていたけど耳を傾けなかった。」という事だ。

パンチをくらった瞬間は?
RG:メアリーが銃を持っていた時。
SV:シャーロックがマグヌッセンを撃った時
SM:I am Sherlocked


アイリーン・アドラーは再び戻ってくる?

SM:わからない。本当にわからないんだよ。
あの夜どんなエンディングだったのかもわからないし。

なぜシャーロックの製作を?
SM:我々は常に自身以外のすべてを理解しようとする男に惚れているんだ。

私たちはホームズの3人目の兄弟に会えますか?
SM:その質問にどう答えるかわかっていると思うけど・・・

ファンアートやファンフィクに関してスティーブン・モファット。
「どう仕事をするべきか知るうえでベストな方法だよ。
ファンアートやファンフィクションにおける彼らの独創に敬意を表している。」

以下、ツイッター上で行われたAskルパートさん。


次のシーズンで楽しみにしていることは?
RG:シャーロックが読み違えた事件をレストレードが解決すれば嬉しいと思ってる。

お気に入りのセリフは?
RG:Sherlock Holmes is a great man, and some day,
if we're very very lucky, he might even be a good one.
(ピンクの研究のセリフですね。)

ゲイティスさんはあなたはハンサムだと言っていましたがあなたは彼についてどう思いますか?
RG:He's beautiful.

レストレードを演じる時、実際にスコットランドヤードに訪問しましたか?
RG:No.

シャーロックの「WTF」なシーンですごく驚いたのは?
RG:銃の引き金を引いたメアリーとかマグヌッセンを撃ったシャーロック。

以上です。
内容的にはロンドンのシャーロックコンと同じですね。

余談ですが、スターウォーズのパネルに何とハリソンフォードが登場し観客総立ちになったそうです。
ハリソンさんが公式の場に出るのは事故以来なんでしょうね。

左がレイア姫、中央がルーク。ルークがシス卿になってる・・・・

で、コミコンで公開されたスターウォーズ7のビハインドシーンの動画です。
何気にペグさんも登場しています。
Star Wars: The Force Awakens - Comic-Con 2015 Reel

もうひとつ、ハンニバルではリチャード・アーミテージさんも参戦していました。
S3でせっかくレッドドラゴン突入したのに、S3打ち切りが決まったんですよね。
ファンの人たちも「Save Hannibal」活動をしているようですが、頑張ってほしいです。



ここからはシャーロックスペシャルの内容にほんのりですが触れますのでご注意ください。


さて、
ちょっと話が変わりますがスペシャルの画像に関してのRadioTimesの記事がちょっと面白かったので。
元記事です。
What can we deduce from Sherlock and John's Victorian photo shoot?

先日公開された画像で気づいた9つの事、だそうです。
簡単ですが駄訳です。
「ヴィクトリアンシャーロックの写真から何が推測できますか?」


1と2「ワトソンスタイル」
厳粛なビクトリア時代でさえワトソンの個性的な表現を止める事はできません。
カラフルなストライプのネクタイと輝くタイピン、そして赤いハンカチーフは、
19世紀におけるジョンの有名なクリスマスのセーターです。

※そうきたか!ってちょっと笑いました、季節的にも、って事のようです。
もうひとつハンカチーフがまだら模様なので、「まだらの紐」にも少し言及しています。

3「独特の口ひげ」
私たちは既にエレガントに整えられた口ひげを見せられましたが
「空の霊柩車」の毛虫のようなヒゲを評価するためにもう一度それに言及しなければなりません。
シャーロックが「老人と一緒に歩いているところを見られたくない」言っていましたが
私たちは何とかしなければなりません。
今回のジョンはシャーロックのためにヒゲを剃ってはいないようです。


これは先日BBC oneがツイートした画像です。注目のヒゲですね~


4「ここのスペースを見てください」
ビクトリア時代の男性は懐中時計を持っていたので、きっとこれも時計でしょう、
「4つの署名」でシャーロックがジョンの兄がアル中だった事を言い当てた事が書いてあります。

5「指輪をしていますか?」
ワトソンの薬指が巧妙に隠されているのでこの時代の彼が結婚しているのかどうかわかりません。
しかしアマンダが登場しているので結婚式の前であるならば「4つの署名」に基づいている可能性があります。
もちろんマーク・ゲイティスのお気に入りで唯一のクリスマス、「青い紅玉」である可能性も捨てきれません。


6「頬骨」
時間を越えて存在しています。

7「Shorn-locks Holmes」
ベネディクトは喜んでいるに違いありません。
シャーロックのふさふさとカールした髪ではなく短い髪が好きだと過去に言っています。
もちろん、コナンドイルの小説のイラストレーター、シドニー・パジェットはオールバック以外は描いていません。


8「リトルホワイトタイのうそ?」
ライヘンバッハフォールでシャーロックはきっぱりとジョンに「タイはつけない」と言いました。
しかし、これは何ですか?

9「安楽椅子探偵」
シャーロックのコンサルティングの多くは立っている状態で行われます。
(ほとんどは追い払うため)
しかし、原作のホームズは彼自身がちょっとしたペースメーカーだったが、
クライアントとの最初のインタビューのほとんどは暖炉の前でそれを聞きながら
優しい言葉をかけるワトソンと肘掛椅子に座って行われています。
この写真で判断するとシャーロックスペシャルもまた・・・・

と、こんな感じです。
長くなってしまいましたがコミコンはこれで終わります。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その5

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「死を呼ぶ暗号」

Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

今朝、NHKの台風情報を見ていたら「台風再上陸」って言ってたんです。
え?今までどこかに行ってまた帰ってきたの?とか思ったのですが、
四国から岡山方面に進んだ際、一度海に出るから「再上陸」なんですね。

何かちょっと変・・・とか思っていたら会社でも同じように思っていた人が多く何度もその話題になりました。
瀬戸内海って島がいっぱいあるからその理論でいけば再再再上陸くらいなんじゃないの?とか(バカですね)
気象庁では北海道、本州、四国、九州を通過したときは「上陸」で他は沖縄もすべて「通過」なんだそうですね。
そういわれると、沖縄は毎回「通過」だったかも。
気象庁も表現に関してはいろいろと改善しているそうですが調べると結構面白かったりします。
瀬戸内海を通過しただけで「再上陸」もちょっと改善したほうがいいかも・・・

前置きが長くなりましたが続きです。


シャーロックは図書館で撮影した写真を壁に刺すと、4つの記号をじっと見つめます。
銀行にあった2つと図書館にあった2つは同じパターンでした。

SH「殺人者は銀行に行きヴァンクーンを脅すメッセージを残す。
ヴァンクーンは慌ててフラットに戻り内側から鍵をかけた。
そのわずか数時間後に、彼は死んだ。」
JW「そいつはルーキスを図書館で見つけ、ルーキスが読んでいる本のラックに暗号を書いた。
それを見たルーキスは家に戻り・・・」
SH「・・・そして彼も死んだ。」
JW「なんで殺されたんだ、シャーロック?」
SH「それを教えてくれるのは暗号だけだ。」

シャーロックとジョンはトラファルガー広場を歩いています。


SH「世界はコードと暗号によって動いてるんだ、ジョン。
銀行にある100万ポンドのセキュリティシステムや君が異議申し立てをしたピンコードの機械も。
暗号は僕たちのあらゆる生活に常に存在している。」
JW「それはそうだけど・・・」
SH「だけど、それはすべてコンピューターの話で電子コードは暗号化のメソッドだ。
これは違う。これは旧式の手段だから最新の暗号解読の方法では解けない。」
JW「どこに行くんだ?」
SH「アドバイスが必要だ。」
JW「え?今なんて?」
SH「聞こえてただろ。2度は言わない。」
JW「君がアドバイスを必要とはね。」
SH「絵を描くことに関しては、そうだよ。専門家に話を聞く必要がある。」

国立美術館に向かっていましたがシャーロックはそこには入らず横の路地に入ります。
JW「ちょっとどこに行くんだよ。シャーロック?」
シャーロックはラズという若い男に近寄ります。

Raz「新作だよ。」
SH「なるほど。」
Raz「タイトルは『Urban blood lust frenzy』だ。」
JW「いいね。」
Raz「Community Support Officer (警察補助要員)がその角を曲がってくるまでに2分あるけど、
描きながらでいいかな?」

シャーロックはラズにモバイルを渡しますのでラズはスプレー缶をジョンに手渡しモバイルを受け取ります。
ラズは銀行と図書館の画像にざっと目を通します。

SH「作者がわかるか?」
Raz「ペンキならわかる。ミシガンだね、高圧スプレーの。亜鉛メッキだ。」
SH「記号はどうだ?見覚えあるか?」
Raz「サインじゃないな。ちゃんとした言葉なのかどうかもよくわからないけど。」
SH「男がふたり殺されたんだ、ラズ。これを解読すれば犯人を見つけ出す鍵になる。」
Raz「これだけじゃ難しいよ。」
SH「どんなことでもいいから手を貸してくれ。」
Raz「情報を集めてみるよ。」
SH「頼む。」

そこにパトロールの人たちがやってきます。
ジョンは自分がスプレー缶を持っている事をすっかり忘れています。
ラズはキットの入ったバッグをこっそりとジョンの足元に向かって蹴ります。

PO「何を考えてる?このギャラリーは公共建築物に指定されてるんだぞ。」
JW「あ、いやこれは僕が描いたんじゃないんです。これを持っていただけで・・・」
ジョンは振り向きますが、ラズとシャーロックは逃げたあとでした。

シャーロックの逃げ足早すぎ(笑)

英国博物館。
アンディがディレクターに話しかけます。


An「彼女は大切な修復作業の最中だったのでどうして急にやめたんですか?」
MD「家族の問題だと手紙に書いてあったわ。」
An「彼女には家族はいないですよ。ひとりでこの国に来たんです。」
MD「アンディ・・・」
An「陶磁器のティーポットに彼女は取りつかれていたんです。
数週間、ずっと修復に取り組んでいました。それを置き去りにするなんて考えられませんよ。」
MD「余計な関心を持たれたくなかったんじゃないかしら。」
アンディを見る彼女の目は明白な非難を物語っていました。

221B。
シャーロックはインターネットから古代のシンボルや言語のページをプリントアウトしています。
エジプトの象形文字、ギリシャ文字、ヘブライ語やアラビア語、そして中国語。
それらを壁に貼り黄色で描かれた記号と照合しますが合うものはありませんでした。
ジョンが帰ってきたとき、シャーロックはルーン文字の本を読んでいました。


SH「久しぶりだな。」
JW「知ってるだろうけど・・・
カストディサージェント(拘置担当の巡査部長ですかね?)たちは急ぐのは好きじゃないみたいだよ?
手続きをしてたんだ。指紋とか、起訴状とか。さらに火曜日には裁判所に行かないといけないんだ。」
SH「なんで?」
JW「火曜日に出廷するんだ、シャーロック。反社会的行動禁止命令だよ。器物損壊罪でね。」
SH「そうか、よかったな。」
JW「君の若い友達に、いつでも好きな時に白状してくれて構わないからと教えてあげてくれ。」
SH「まだ記号を解読できてない。君は警察署に行って、ジャーナリストの事を聞いてきてくれ。」

ジョンはコートを脱ごうとしますがシャーロックが再び着せます。

SH「彼の所持品はすべて押収されている。日記か何か、彼の行動がわかるものを手に入れてくれ。
僕はヴァンクーンのPA(秘書)に会いに行く。彼らの足取りを辿る事ができれば、どこかで一致するはずだ。」

シャーロックは通りに消えていき、ジョンはひとり残されます。
ため息をつきながらタクシーを呼び止めます。
タクシーが止まるとジョンは周囲を一瞥してタクシーに乗り込もうとしますが
誰かが通りの向こうからジョンを見ていました。
すぐに見えなくなりましたが黒い服の女性でした。
女性はジョンを撮影しているようでした。

ヴァンクーンのオフィス。
ヴァンクーンのデスクは彼のフラットと同じように私物がほとんどありませんでした。
置いてあるのは数冊の雑誌とLondon A to Z。
ヴァンクーンのPA、アマンダは薄い緑のピンで髪を後ろに留めていました。
彼女はヴァンクーンのPCにパスワードを入力しています。
ヴァンクーンのカレンダーが映し出され、3日間の日程で「DALIAN(大連)」と書かれていました。

オリビアさん。

Ama「金曜日に大連から戻ってる。そのあとはずっと営業との会議が続いているわ。」
彼女はスケジュールをプリントアウトしシャーロックに渡します。
SH「彼が死んだ日は?どこにいたかわかるか?」
Ama「ごめんなさい。よく覚えていないの。でも彼のレシートがあるわ。」


警察署。
証拠のファイルを引っ掻き回すディモック。

DI「君の友人は・・・・」
JW「あなたが何を言おうと、僕はそれを100%支持するよ。」
DI「尊大で嫌な奴だ。」
JW「かなりマイルドな言い方だな。普通の人はもっとヒドイ事を言ってるよ。」
ディモックはスケジュール帳をジョンに渡します。

DI「欲しいのはこれか?ジャーナリストの日記。」
ジョンが手帳を開くと中から飛行機のチケットの半券が出てきました。
チケットの空港は「大連」でした。


ヴァンクーンのオフィス。
ヴァンクーンの使用したレシートをデスクに広げています。
タクシーや食事、バス、電車。
シャーロックはそれらを見詰め彼の人生を感じ取ろうとしています。
豪華なレストランや高級バー、新しいスーツの請求書もあります。

SH「アマンダ、彼はどんな上司だった? 鑑賞眼があったか?」
Ama「いいえ、その言葉はふさわしくないわね。エディが評価するのは高価なものだけよ。」
彼女のデスクにはハンドクリームが置いてあります。

SH「あのハンドクリームは彼に買ってもらったもの?」
アマンダは当惑します。
シャーロックはトランプの様にレシートを順番に並べています。

SH「これを見てくれ。死んだ日に彼は自宅からタクシーに乗っている。18ポンド50セントだ。」
Ama「オフィスまで乗ってきたんだと思うけど。」
SH「ラッシュアワーじゃない。時間を見てくれ。午前半ばだ。18ポンドで行けるところは・・・」
Ama「ウェストエンドよ!確かそう言ってた。」
シャーロックはレシートの中から電車の切符を見つけ日付をチェックします。

SH「地下鉄。ピカデリーと印刷されている。」
Ama「彼は地下鉄でオフィスに戻ってきたのね。
なぜタクシーで街に行ってそのあと地下鉄でオフィスに戻ったのかしら。」
SH「何か重いものを運んでいたんだ。エスカレーターで荷物を引きずりたくなかった。
ピカデリー駅の近くのどこかに荷物を置いて地下鉄で戻ってきた。」
そしてシャーロックはサンドイッチショップのレシートを手にします。
SH「これを見ろ。途中で立ち寄っている。空腹を感じたのか。」


続きます。

BBC Proms 2015

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何はともあれ、
Happy Birthday!ですね。
ここはやはり「Many Happy Returns.」と言わないとかも。


そしてこの時期は世界最大と言われているクラシックの音楽祭「BBCプロムス」が開催されています。
私はシャーロックを知ってからこの音楽祭も知ったのですが、いつか観に行きたいイベントのひとつです。
でも良い席のチケットを取るのは大変らしいですね。


夏になるとあちこちでこうしたクラシックイベントが開催されているようです。
プロムスもそうなんですけどこうしたイベントは結構開放的なものが多いように思います。
祭典なんでしょうね。

ベルリンフィルも野外コンサートをやっていましたが芝生の上に座りながら大人も子どもも楽しんでいたし、
普段はホワイトタイやブラックタイの正装が多い演者もビジネスカジュアルの服装で軽快に演奏していました。
私が見たのは「ボレロ」ですが、この曲はとても軽快で元気になるのでしょっちゅう聞いています。
Youtubeを探したけどなかったのでウィーンフィルのボレロを。野外ですらありませんが。。。
Wiener Philharmoniker - Maurice Ravel
こちらはBBC Proms2014のボレロです。
Ravel: Boléro – BBC Proms 2014

ウィーンフィルといえば、夏のイベントでスターウォーズの演奏をした時があって、
指揮者もコンタクトの代わりにライトセーバー持ったりなんかして楽しそうでした。
なんだけど、ウィーンフィルも世界的な楽団ですがこの時は何かちょっと・・下手な演奏で・・・(失礼)
不慣れな曲だからなのかも。って、偉そうに・・・すみません。
"The Imperial March" by the Vienna Philharmonic Orchestra (HQ)


BBCプロムス、今年は7月18日~9月12日の約2か月間開催されます。
しかも8月16日には「Sherlock Holmes A Musical Mind 」と題して、
ホームズが関心を抱いたとされる作曲家の演目やもちろんBBCシャーロックの挿入曲も演奏され、
更に当日はゲイティス御大がゲストで登場するんだとか。何それ、行きたいんですけど!


007の曲をやったときもあったんですね。
James Bond Medley - BBC Proms 2011 Last Night Celebrations in Scotland
こちらはハリーポッター。
BBC's Proms Hedwig's Theme from Harry Potter
そしてニューシネマパラダイス。聞いただけで泣けてきます。
Proms 2011 - Cinema Paradiso - theme

初日の金曜日にはベネディクトに会ったという方がサインの入ったプログラム?をツイートしていました。
しかもマギー・スミスの席と近いんだとか。羨ましいです。
プログラムと言えば、バービカンがハムレットのプログラムをオンラインで販売するらしいですよ。
ハムレットはまたそのうちまとめようと思っていますが、
今のところはまだ日本でのスクリーニング情報は出ていない感じですね。


BBCプロムス、こちらに詳細があります。日本語です。
BBC Proms 2015

BBC Radioで放送しているそうです。
BBC Radio3

ところで、話は変わりますがBBCつながりで・・・
BBCは受信料不足のために1000人のリストラを行うとか、75歳以上の支払い免除の政府打ち切りだとか
何だかここのところいろいろと耳にします。
ツイッターでも#BacktheBBCのタグで様々な意見が飛び交っているようです。
私も難しい事はよくわかりませんが、放送に政府が介入するのはダメ、って事なんでしょうかね。
先週、BBC japanがUPしたこの動画がとてもわかりやすかったです。
【BBC】 改革迫られるBBC、受信料合意について会長に厳しく質問(日本語字幕)

セレブたちがキャメロン首相に手紙を出した、というテレグラフの記事です。
Leave the BBC alone, Hollywood stars and TV presenters tell David Cameron

こちらはRadioTimes
The internet has come up with some pretty convincing reasons why we should #BacktheBBC

またしても話は変わりますが、去年のF1鈴鹿GPでクラッシュしたビアンキが
17日の夜、亡くなりました。25歳だったそうです。
F1ではアイルトン・セナ以来の死亡事故となってしまいました。
F1のドライバーたちも追悼のコメントが出されましたが、ショックでしょうね。
ドライバーたちがビアンキを追悼
本当に残念です。ご冥福をお祈りします。

extremely sad to hear that jules bianchi passed away. thinking about jules and his family. #RIPJules pic.twitter.com/4bsGhLvEmR

— Nico Rosberg (@nico_rosberg) 2015, 7月 18

愛しいと思える39の出来事

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超意訳なタイトルですが・・・

ベネディクトのお誕生日を記念した企画の記事があちこちに出ていて、
もちろんRadioTimesでもやっとりました。
見出しは「39 times the internet fell in love with Benedict Cumberbatch」
直訳するとインターネットで39回ベネディクトに恋をしました。って感じ?
小見出しが
「Nearly four decades of Benedict Cumberbatch and many, many reasons to adore him...」
ベネディクト・カンバーバッチの約40年、彼を熱愛するたくさんの理由。
と、あったので私のタイトルが「愛しいと思える39の出来事」になりました。
しかし、こうストレートに書くと照れますね(笑)

ここ数年の出来事をダイジェストしているのでほんのりと訳してみました。
誤訳も多々ありますが目をつぶっといてくださいませ。

39って思ったよりすごい量でしたけど、この39Timesの企画はRadioTimesだけじゃなく
いろいろなところでやってました。もちろんBuzzfeedもやってましたよ。
また面白いものがあったらまたシェアさせていただくとしてまずはRadioTimesです。
長いです。

元の記事です。
39 times the internet fell in love with Benedict Cumberbatch


39 times the internet fell in love with Benedict Cumberbatch
Nearly four decades of Benedict Cumberbatch and many, many reasons to adore him...


1:
「ペンギン」の発音にトライして、そして失敗した時。
Benedict Cumberbatch can't say "Penguins"


2:
お値打ち車に乗った彼がものすごく間抜けなトップギアーのスターになったとき。


3:
ゴールデングローブでマイケル・ファスベンダーと最高の時間を過ごした時。


4:
ボードショーツを履いて賞を受け取った時。
Benedict Cumberbatch wins TV Detective at the National Television Awards 2014


5:
シャーロックがちょっと飲みすぎた時。


6:
ビヨンセをのりうつらせ生意気な足取りで歩いた時。
Benedict Cumberbatch does Beyonce's 'Crazy in Love' Walk - The Graham Norton Show on BBC America


7:
The Timesで婚約を発表した時。


8:
彼が女性についてこんなふうに語った時。
「美しく見せるために着飾る必要などない事を知っている女性はセクシーだ。」
「会話で賢さを感じさせることができる女性もセクシーだ。」


9:
さらに、「カンバービッチーズ」の名称を変えようとしました。
「これは本当に素晴らしいと思うよ。
僕はすごく嬉しいけどフェミニズム的にはちょっと良くないよね。」


10:
チューバッカのモノマネでハリソン・フォードを圧倒した時。
BENEDICT CUMBERBATCH does Chewbacca Impression - The Graham Norton Show BBC AMERICA


11:
さらに、グラハム・ノートンのモノマネで私たちを圧倒しました。
Benedict Cumberbatch's Sinister Trailer - The Graham Norton Show - Series 13 Episode 5 - BBC One


12:
そして、アラン・リックマンの話し方でヒップホップを読んだ事を忘れないように。
Alan Rickman-off with Benedict Cumberbatch and Jimmy Fallon (Late Night with Jimmy Fallon)


13:
R・ケリーの歌詞にシルキーボイスを添えた時の事も。
Benedict Cumberbatch Reads R. Kelly's "Genius"


14:
これでみんなをうっとりさせた時。


15:
スター・トレックの削除シーンが出現した時、
どうしてその場面を入れなかったのか私たちはみんな不思議に思いました。
Star trek Khan shower scene from Benedict Cumberbatch on Conan

このシャワーシーン、コナンさんたちに茶化されててちょっとかわいそうでした(笑)
関連動画にちょうど出てきていたので。
Benedict Cumberbatch On His Steamy Cut "Star Trek" Scene
確かこのシーンは後になってJJが公開したんですよね。
で、ネット上でもファンが騒然となっていたような気がします。
本人、このシーンのために鍛えたんじゃないかって。
Benedict Cumberbatch Deleted Shower Scene From "Star Trek Into Darkness"
cene


16:
スカイダイビングをしていた彼がとても楽しそうにしていた時。


17:
ゴールデングローブでの彼のメガネのアピールでみんながオタクと化した時。


18:
彼がフォトボムで究極のフォトボムをした時。


19:
再びフォトボムをしました。


20:
更にもう一度。


21:
キーラ・ナイトレイの名誉を守るためにジャーナリストを殴った時。
「私がベネディクトに会ったときに「ジャーナリストを殴ったの?」と言ったら
彼は「I Fucking did(殴ってやったよ)」と言ったの。
みんなもこういう友人を持つべきよ。」 -キーラ・ナイトレイ

映画評論家が「つぐない」のキーラの演技に対して少々悪意のある批判をしたときに怒ったらしいですね。
殴ったといっても本気のパンチではなく軽く腕を叩いた感じです。

22:
彼のスマウグが私たちを戦慄させた時。
(Extended) Benedict Cumberbatch Smaug Motion Capture


23:
「ナプキンヘッドさん」のマネをした時。

※Mr Napkin Head、映画「The Holiday」でジュード・ロウがナプキンで変装したのがナプキンヘッドさんでした。
そうかー、これはそのマネだったんだ(笑)

24:
ゾロの衣装を着て芸術という名のもとにリース・ウィザースプーンと抱擁しながらキスをした時。
Benedict Cumberbatch & Reese Witherspoon in 9 Kisses


25:
レッドカーペットでかわいらしいスタートレックのファンボーイになって興奮した時。
Benedict Cumberbatch has a Star Trek fanboy freakout!


26:
シャーロックの撮影現場の取材より大切な事があるとみんなに思い出させた時。

エジプトで撮影し、重要な事を世界に発信しなさい。

27:
シャーロックがどうやって生還したかを暴露しそうになった時。
Sherlock's Martin Freeman & Benedict Cumberbatch; Comic-Con 2013

これシャーロックのネタバレよりも(ネタバレはしていませんが)
スタートレックのネタバレに軽くショックを受けたんですよー(泣)
日本はまだ公開前だったんですけど、ジョンハリソンが実はカーンだったと言っちゃってます。

28:
サイモン・ペグが「中性子クリーム」で保護するようだました時。
Safety First (Neutron Cream Prank) - Star Trek Into Darkness


29:
ウィンブルドンの決勝に招待されてお父さんを連れて行った時。


30:
ジャーナリストがインターネットで広まっているカワウソの画像を見せた時。
Benedict Cumberbatch Talks About His Otter Meme


31:
マーティン・フリーマンとシャーロックの仕事を始めてとても幸せそうにしている時。

つい「幸せ」と訳しちゃった(笑)本来は「楽しそう」かしら。。。

32:
自分の名前を「fart in a bath(お風呂でおならをする)」になぞらえた時。

カンバーバッチは「fart in a bath」と聞こえる・・・
英国の発音だから余計に面白い。

33:
ゴールデングローブでジェニファー・アニストンと一緒のプレゼンターを最初に指名された時。
Jennifer Aniston and Benedict Cumberbatch Golden Globes 2015


34:
スタートレックのセットで感動を破壊した時。

この訳は違うかも・・・すみません。

35:
このブロマンスはずっと変わらない。

「彼は僕のベストフレンドのひとり。とてもシンプルな事なんだ。」
-トム・ヒドルストン

36:
飛行機の中で退屈になり指で「ハーレムシェイク」を踊った時。
Someone is bored on the plane!

大好きな動画です。キレイな指が惜しげもなく・・・失礼。

37:
流暢なFワードのシャーロックのアウトテイク
Sherlock outtake


38:
セサミストリートで子どもたちと楽しんだ時。
Benedict Cumberbatch and the Sign of Four (or is it Three?)


39:
一番良いものは最後までとっておく・・・・
彼はアイスバケツチャレンジで目的を達成しました。
Benedict Cumberbatch's Ice Bucket Challenge for #MND


以上、39コでした。
RadioTimesのチョイスは嫌いじゃないです(笑)
かなりファンの心理をわかってるんじゃないかと・・・

BBC シャーロックのセリフ20

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我ながらセンスのかけらもないネーミングだなぁ・・・(泣)
引き続き、ベネディクトお誕生日企画です。


今回はScoop Whoopに掲載された記事でBBCドラマ、シャーロックの中で最高だったセリフを20通り集めています。
以前からたまに他紙でも見かける企画なんですが今回はお誕生日という事で。

有名なセリフばかりなのでどのエピソードかすぐにわかると思ったのですが
結構わからないもんですね~。って私だけかも。
セリフはわかるんだけどどの場面だっけ?とかなり大変でした。
これだけ毎日のようにセリフと睨めっこしてるのに!私の記憶はマインド段ボール以下だわ。

RadioTimesのようにクイズ形式にしようかと思いましたが出題者がこのていたらくなのでやめました。
でも一応最初にセリフを書いて(画像に書いてありますが)画像の下に日本語のセリフとエピソードを書きましたので
ぜひチャレンジしてみてください。
残念な事に画像とセリフは一致していません。
しかも同じ画像がループしていますのでそこはかなり残念です。色合いはキレイなんですけどね~
私に作らせろーー!!


元記事です。
We Celebrate His Birthday With The Best Sherlock Quotes Ever

As Benedict Cumberbatch Turns 39 Today,
We Celebrate His Birthday With The Best Sherlock Quotes Ever.


ごく限られた人たちだけがスクリーン上で世界的に有名な探偵を演じました。
言うまでもなくそれは納得のいく演技ですが。

ありがたいことにベネディクト・カンバーバッチは例外でした。
女性を熱狂させる深いバリトンを持つだけではなく、演技力も突出しています。
シャーロックは今日においておそらく彼の最も有名な役と言うにふさわしいです。
鋭い知性を持つ探偵は鋭い才覚と鋭い言葉を持っています。

その俳優が今日39歳を折り返し私たちはこれまでに最も印象の残る
シャーロックのセリフのいくつかを見ていくことにします。
気の利いたうまい受け答えや無礼な振る舞い、捉えにくい皮肉、すべてがここにあります。

1:
Why can't people just think?

「なぜ人は頭を使わない?」
(ピンクの研究)

2:
Don't make people into heros, John.
Heros don't exist.
And if they did, I wouldn't be one of them.

「ヒーローなど存在しない、なりたくもない。」
直訳:人をヒーローにするな、ジョン。ヒーローなど存在しない。
彼らがヒーローだとしても僕はそのうちのひとりじゃない。
(グレートゲーム)

3:
The game is on.

これはもうそのまんまですもんね~


4:
Sentiment is a chemical defect found on the losing side.

「感情は敗者に見られる化学的欠陥だ。」
(ベルグレービアの醜聞)

5:
John, I don't have friends.
I have one.

「ジョン、僕に友達はいない。ひとりしか。」
(バスカヴィルの犬)

6:
Four serial suicides and now a note!
It's christmas!

「連続自殺4人目で遺書が出たぞ!クリスマスだ!」
(ピンクの研究)

7:
Shut up everybody, shut up!
Don't move, don't speak, don't breathe, I'm trying to think.
Anderson, face the pther way, you're putting me off.

「うるさい、みんな黙れ!動くな、喋るな、息をするな。僕は思考中なんだ。
アンダーソンはあっちを向いていろ。顔が邪魔だ。」
(ピンクの研究)

8:
Oh John, I envy you so much. Your mind.
So placid, straightforward. Barely used.

「ジョン、君がうらやましいよ。
平穏で単純でほとんど使われない頭。」
(バスカヴィルの犬)

9:
Dear God!
What must it be like in your funny little brains!
It must be so boring.

「少しは頭を使ったらどうだ。」
直訳:まったく、君たちのおかしい小さな頭の中はどんな様子なんだろうか?
かなり退屈には違いないな。
(ピンクの研究)

10:
Oh, look at you lot. You're all so vacant!
Is it nice not being me? It must be so relaxing!

「頭が空っぽだと気楽だな。」
直訳:もっと多くのことに目をむけろよ。君たち全員空っぽだな。
僕じゃないってのは素晴らしいか?さぞリラックスしてるだろうな。
(ピンクの研究)

11:
I dislike being outnumbered.
It makes for too much stupid in the room.

「部屋の中にバカが多すぎるのは嫌いだ。」
(べグレービアの醜聞)

12:
You were thinking. It's annoying!

「考えが邪魔だ。」
(ピンクの研究)

13:
Brilliant, Anderson!
Brilliant impression of an idiot!

「見事だ、アンダーソン。見事にバカだ。」
(ライヘンバッハ・ヒーロー)

14:
People don't really go to heaven when they die.
They're taken to a special room and burned.

「天国ではなく火葬場に運ばれた。」
直訳:人は死んでも天国には行かない。
特別な部屋に連れて行かれて焼かれるんだ。
(ベルグレービアの醜聞)

15:
Possible suicides. Four of them.
There's no point sitting at home when there's finally something fun going on!

「面白い事件が起きた。家で座っている手はない。」
直訳:自殺などあり得ない。彼ら4人とも。
いよいよ面白くなってきたのに家でただ座っているなんて無意味ですよ。
(ピンクの研究)

16:
You can always tell a good chinese place by examining the bottom third of the door handle.

「店の質はドアノブでわかる。」
直訳:ドアの取っ手の下3分の1を調べれば美味しいチャイニーズレストランがわかる。
(ピンクの研究)

17:
You do see. You just don't observe!

「よく見ろ。ちゃんと観察していないだけだ。」
(ピンクの研究)

18:
John, you've never been the most luminous of people,
but as a conductor of light, you're unbeatable!

「ジョン、君が輝くことはないが光の伝導体としては最強だ!」
(バスカヴィルの犬)

19:
I'm not a psychopath, Anderson, I'm a high-functioning sociopath.
Do your research.

「僕はサイコパスじゃない、アンダーソン。僕は高機能ソシオパスだ。」
(ピンクの研究)

20:
Anderson, don't talk out loud.
You lower the IQ of the whole street.

「喋るなアンダーソン。IQが下がる。」

ほとんどピンクの研究からでしたね。
そしてS3は皆無だという・・・S3に「記憶の残る面白名言」ってそういえばないような気がします。
何でもいいからS3で好きなセリフを挙げてって言われても即答できないかも。
あ、何か愚痴になりそうなのでこの辺で。

The Guest

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最近、ダウントン・アビーに嵌りましてダウントン関連のネットの海を彷徨っていて
ふと目についたのがこの映画「The Guest」。
ダン・スティーブンスの画像がすごくかっこよかったのと、
B級テイストのスリラー映画でしかも高評価だった事にとても興味を惹かれ早速観てしまいました。
ダン・スティーヴンスは今まであまり興味はなかったのですが、マシューがね、美味しい役どころなんですよ(笑)
え?今更?なんですけど。

TIFFで見たダンさんはちょっと痩せすぎと思いましたがこのダンさんはすごくかっこいいです。
ベネディクトの瞳は複雑な色合いがとても神秘的でキレイなのですが
ダンさんの色は透明感のあるクリアな水色でベネディクトとはまた違う美しさだなーと。

それはさておきこの映画、ものすごく面白かったです。
どのくらい面白かったかというと私が速攻で感想を書くくらいで。
そんなわけであらすじと感想です。

トレーラーです。
映画『ザ・ゲスト』予告編
THE GUEST UK Full Length Trailer

監督のアダム・ウィンガードが「ハロウィーン」と「ターミネーター」を見て
思いついたというこの映画は確かにかなりターミネーターです。
ハロウィーンは観た事ないので何とも言えませんがストーリーを見る限りこちらも要素を盛り込んでいる感じです。


イラク戦争で長男のケイレブを亡くし、その悲しみから立ち直れないでいるピーターソン一家。
ハロウィーン間近のある日、夫と子どもを送り出したローラのもとにひとりの青年が訪ねてきます。

デイヴィッドと名乗るその青年はケイレブと同じ部隊に所属し、
ケイレブから家族に最後の言葉を直接伝えるよう頼まれたと言います。

ローラは家に招き入れますがディヴィットの優しい物腰と遠慮がちな物言い、
そしてケイレブと一緒に写っている写真もあり、すっかり受け入れ、泊まらせることになりました。


しかし、帰宅した末っ子のルークやその姉のアナは打ち解けず、夫のスペンサーも受け入れませんでした。

左がアナ役のマイカ・モンロー。右側がルーク役のブレンダン・マイヤー。
ルークの演技は派手じゃないんだけど味があってすごく良かったです。

その夜スペンサーはアランという同僚が営業部長に昇進したことへの不満を愚痴っていくうちに
ディヴィットを気に入ってしまい、翌朝ここを発つというディヴィットに2、3日滞在するよう言います。

リーランド・オーザー。この方はリーアム・ニーソンの「96時間」に出演していますが、
賢くて手際のよい役とはうってかわって善人だけど器の小さそうなサラリーマンを見事に演じていました。

ルークは学校でいじめにあっていましたがそれを察したディヴィットが学校まで迎えにいき、
彼らのたまり場であるバーでいじめっ子たちをやっつけルークのハートをがっちり掴みます。
その場面の動画です。ターミネーター2な感じです。
The Guest - Bar Fight Scene (Full)

ディヴィットはいじめっ子たちにカクテルを振る舞うのですが、
女の子たちには「ブロージョブ(Blow job)」とてもここには書けない隠語のカクテル。
男子には「コスモポリタン」これは女性向けのカクテルだそうで、とってもバカにしています。

その夜、アナは母親に頼まれディヴィットを友人のパーティに誘います。
アナはドラッグの売人であるボーイフレンドとケンカをしますが、
帰りにディヴィットに慰められ、次第にアナも惹かれていきます。

バスルームでバッティングしちゃっている場面はサービスショットですか?(笑)
ダンさんはジムに通って身体を作り上げたそうですが、大変な努力なんでしょうね。

ここからネタバレを含みますのでご注意ください。




翌朝、アナは家の外で電話をしているディヴィットの話の内容を盗み聞きしてしまいます。
「追われているから別人になる必要がある。顔を変えてくれ。」
その内容に怪しんだアナは米軍にディヴィットの身元を確認します。

ディヴィットは火事で死んでいました、これをきっかけに「KPG社」に関連した組織が動くことになります。
米軍から報告を受けた軍警察のカーヴァー少佐はすぐに特殊部隊を引き連れてアナのところに向かいます。
「KPG社に何かあれば我々は終わりだ」少佐の言葉です。

ここでまさかのランス・レディック!
ランス・レディックといえばフリンジのブロイルズ少佐が真っ先に浮かぶ私。少佐が似合うのね。

その頃パーティで知り合ったクレイグに銃の手配を頼んでいたディヴィットは待ち合わせ場所に行きます。
クレイグの知人が揃えた銃を手に取ったディヴィットはそのままふたりを撃ち殺し、全ての銃器を手に入れます。

逃げるクレイグをものすごい遠距離から狙いを定めるディヴィット。只ならぬ戦闘力を感じます。
このあたり本当にターミネーターなディビットです。
その場面の動画です。
The Guest Gun Scene



ディヴィットが火事で死んでいた事を知ったアナは母親に話そうとしますが、
父親が帰宅してきたので機会を逸します。
父親の同僚が不審な死を遂げた事によって自分が営業部長に昇進したと言います。

一方アナはボーイフレンドのジークからクレイグが殺された事を知りますが、
ジークの車からクレイグを射殺した銃が出てきたこと、
更に部屋にドラッグが置いてあったことから逮捕されてしまいます。
アナはバイト先の友人クリステンのところにいき、ディヴィットの話をします。
クリステンのアドバイスでディヴィットの携帯電話の発信履歴の番号を写真に撮ってルークに調べてもらう事にします。

その頃ディヴィットとルークはハロウィーン用のジャック・オー・ランタンを作ります。

ナイフがよく切れないとディビットは自分のナイフで切りはじめ、
そのナイフを「自分の身は自分で守るんだ。」とルークにプレゼントします。

ジークの逮捕を知ったアナは家族に打ち明けますが父親に「ドラッグの売人だろう。」と逮捕は当然だと言われ、
アナはディヴィットの身元を確信したことを暴露しますが、「極秘任務だった。」とかわされてしまいます。


部屋に戻ったアナのところにディヴィットがやってきます。
自分はもう少ししたらここから出ていくからそれまでは我慢してくれ、とアナに言います。
この時のディヴィットは優しい表情から一転して「OK?」と怖い表情になります。
すごい緊迫感漂う場面です。

承諾するしかないアナが「OK」と言うと再び笑顔のディヴィットは
アナが作った「For David」と書かれたCDを見つけ「僕のために作ってくれたの?」と嬉しそうにしています。
こわーー。

しかしアナはあきらめません。
ルークにすべて話し、ディヴィットを調べるよう頼みます。


学校にきたルークはディヴィットの事を夢中で調べていますが
クラスメイトに「ホモ」と罵られ、ケンカになりルークはその生徒に怪我を負わせてしまいます。
学校に呼び出された母親のローラとディヴィットはルークから経緯を聞いた後校長室に入ります。
退学だという先生にディヴィットは「ルークはホモだと言われた。ヘイトクライムだ。訴えるよ。」
などと口先だけで校長を説き伏せルークは1か月間の放課後労働奉仕という処分になり、
更にディヴィットはルークに対するイジメをやめさせるよう校長に約束させます。


校長室から出てきたディヴィットにルークは話があるからとふたり場所を移動します。
ルークはディヴィットにアナから頼まれて調べた事を話します。
そして彼なりに推理したことを披露します。

クレイグを殺したのも父親の上司を殺したのもすべてディヴィットだと言う事。
そして整形外科で顔を変えて別人になろうとしている事。
ルークはとても頭がよく勘も良い事が伺えます。

ルークの話を聞いているディヴィットの表情が次第に真顔に変わってきます。
「でも僕は誰にも言わないから。大丈夫だから。」と言うルークに「なぜ?」と問うディヴィット。
「だって僕たち友達だろう?」とルーク。
これってルーク殺されるフラグじゃないかー!とドキドキした場面です。
ルークの言葉にしばし沈黙のディヴィットでしたが再び笑顔を取り戻し「そうか。」と言います。

そして、クリステンもこの事を知っているかも、とルークは言います。

洗濯物を干すローラのお手伝いをするディヴィット。ローラは彼に感謝していると伝えます。
そしてディヴィットが残りの洗濯物を取りに家に入ったところで部隊を引き連れたカーヴァー少佐がやってきます。

カーヴァー少佐はローラにディヴィットの写真を見せ居所を聞きます。
今、家の中にいると言った瞬間、かごを持ったディヴィットがこちらを見詰めていました。

部隊が戦闘態勢に入るとディヴィットもすぐに応戦します。
ハリウッド超大作な雰囲気の場面でダンさんめちゃめちゃかっこいいソルジャーです。

この場面の動画です。
The Guest - BADASS Shootout Scene (HD)

キッチンに隠れていたローラのところにくるディヴィット。
「僕は嘘をついていました。」と丁寧に謝るディヴィットに「ケイレブの友達ではなかったの?」と聞きますが、
「それは本当です。僕たちは同じ実験を受けていたんです。僕はあなたたちを守りにきたんです。」とデイヴィットは
これ以上は長い話になってしまうので、とローラを包丁で刺し殺してしまいます。
ここでも丁寧に謝るディヴィット。
そうしてディヴィットは撃たれた足をひきずりながらも少佐以外の隊員をすべて殺し車で逃げますが、
帰宅途中の父親、スペンサーと遭遇してしまい、ディヴィットはスペンサーも殺します。

このあたりのディヴィットの表情が「しまったなー、こんなはずじゃなっかたのに本当にごめんね。」という軽い表情で、
やってる事の恐ろしさとのギャップがシュールです。

少佐はダイナーでバイト中のアナを迎えにいき、車に載せます。
その入れ違いに店に入ったディヴィットはクリステンを撃ち殺すと手にした手りゅう弾で店を爆破させます。
手りゅう弾を手にしている表情も軽い軽いw


一方少佐はアナを乗せてルークを迎えに学校に向かう車の中で両親が死んだ事を伝え、
ディヴィットが軍事作戦の実験の被験者で、
自分や実験に危険が及ぶと守るために周囲を破壊するようプログラムされており、
それは自身でも止められない事だということを明らかにします。

学校に到着しますが入り口がハロウィーンの迷路になっていて、ルークはその先にいます。
何とかルークのところにたどり着くと、ルークと一緒にいた教師に先導してもらい
ルークをとともに再び外に出ようとしますが、既に学校に来ていたディヴィットに教師が殺され、
アナとルークを先に逃がした少佐も殺されてしまいます。
「自分を追ってこなければこんな事にはならなかったのに。」最後にディヴィットは言います。


アナはルークを物陰に隠すとディヴィットをおびき寄せ、少佐が持っていた銃でディヴィットを撃ちますが
足を刺されてしまい形勢逆転、アナは首を絞められます。
が、その時ルークから背後からナイフでディヴィットを刺します。
そのナイフはディヴィットから譲られたものでした。
倒れるディヴィットはルークに「よくやった。ちゃんと自分の身を守ったな。」と
ルークに笑顔を見せ親指を立てながら死んでいきます。
ここでもターミネータがw

学校から火が出てしまい、警察とともに消防車もやってきます。
無事に保護されたふたりは疲れ切った様子で学校を出入りするマスクを消防隊員を見つめています。
その時、奥から足をひきずった消防隊員が目に入ります。
その隊員はディヴィットでした。
「What the fuck?」と思わず叫ぶアナ。

ラストあたりの動画。
The Guest 2014 Climactic Ending Annie Anthonio

アナが叫んだところでこの映画は終わります。
結局ディヴィットの謎が明らかにされないまま終わるんです。

なかなか謎に満ちたいい感じの設定で極秘任務を背負った工作員な雰囲気のディヴィットですが
途中で方向性ががらりと変わり、ただ暴れて終わるというコメディチックなスリラーになっていました。
でもそこがまたいいんです。
実は極秘任務でーとかだったらありふれたただのハリウッド映画になるところを
B級テイストが加わって何とも薄っぺらくもバカらしい映画に仕上がっているような気がします。
いや、褒めてるんですよー。本当に。

特にラストのルークを迎えに学校にくる場面。
それまではアクション満載のシリアスなのに突然ハロウィーンの迷路とか!
しかもなぜか素直に迷路を進んでいく少佐。軍警察なのに。壊せばいいじゃないですか(笑)


映画のサウンドトラックがB級テイスト感をさらに増幅させているように思います。
監督も80年代の音楽を使用したとありましたが、まさに80年代の映画の雰囲気です。
特にラストのアナとの対決場面に使われている音楽がこの場面を何となくメロドラマっぽくしているような。

ディヴィットは追手がこなかったら、言葉通りにこの家族が抱えている問題を解決して、
(方法はアレですけど)静かに去っていったように思えます。
ケイレブとの関係や実験の内容(これはおそらく違法実験なんでしょうけど)など
謎が明かされない分、見る側がいかようにも考察できるところも楽しいかと思います。
果たしてディヴィットはサイコパスなのか、それとも実験の被害者なのか。
もしかしたら本物のターミネーターなのかも。不死身すぎるし。
「The Guest」訪問客を家に入れるときは気をつけてね、って事で。


これ続編とかあるんですかねー。
続編ができてもおかしくない作り方なので、作るんだったら早めにね(笑)

長くなってしまいました。
相変わらず文章の構成とかまったくなっていない私ですが、
ここまで読んでくださってありがとうございます。

The Guest公式サイト
The Guest公式英語版

実はフルムービーをYoutube見つけてしまいました。
字幕はありませんが・・・
The Guest - Full Movie English

アナ役のマイカさんとダンさん。
マイカさんかわいいです。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その6

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「死を呼ぶ暗号」

今回は横顔シリーズで・・・
Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

BBC シャーロックが5周年を迎えたそうですね。
いやもう本当にこのドラマをこの世に送り出してくれてありがとう!です。それだけです。
5周年の特集(?)はまたあらためてやりたいです。

久しぶりに続きです。
今回から画像を大きくしてみましたが、大きすぎ?

シャフツベリー・アベニュー。
シャーロックはサンドイッチショップの前でヴァンクーンのレシートの名前と照らし合わせています。


SH「駅に向かう途中でランチを買ったはずだ。
どこだ?タクシーはどこに止まった?」

シャーロックは通りに面した店をせわしなく見ているうちに誰かとぶつかります。
ジョンでした。
ジョンが反対方向から来ていました。


SH「ヴァンクーンは死んだ日に荷物をここに持ってきていた。
スーツケースの中に隠されていたものは何だったのか。
僕は情報のかけらで何とかヴァンクーンの行動を知ることができた。」
JW「シャーロック・・・」
SH「・・・クレジットカードの請求書とレシートだ。
彼は中国から戻るとすぐにここに来た。」
JW「シャーロック・・・」
SH「この通りのどこかに店があるはずだ。どこなんだ。」
JW「あそこの店だよ。」
SH「なぜ知ってるんだ。」

ジョンはルーキスのスケジュール帳を出します。
JW「ルーキスの手帳だよ。彼はここに来ていた。住所を書き留めてあったよ。」
SH「Oh.」


答えを見つけたジョンはとても満足そうでした。
ふたりは通りを横切り「THE LUCKY CAT」という古い中国の小売り店に入ります。
ウィンドウにある金色の猫がシャーロックとジョンに手を振っていました。

中国人の店員がカウンターの後ろにある椅子に座っていました。
ラジオからは中国のニュースが流れています。
様々な陶器の人形が飾られ、至る所でラッキーキャットが手を振っていました。
全ての商品には中国語の値札が貼られていました。
店員はジョンに話しかけます。

店員「ラッキーキャットはどう?」
JW「あー、いえ結構です。」
店員「10ポンド。奥さん気に入ると思うわよ。」

その時あるものがジョンの目に入り、すぐにシャーロックを見ます。

JW「シャーロック、見ろよこのラベル。」
SH「ああ。」
JW「この記号、銀行や図書館で見たものと同じだ。」


チャイナタウンの露店。

SH「杭州の古い数字だ。今では露店商人しか使っていない。」
中国の食料雑貨店も一般的な数字で価格を表示するのでジョンとシャーロックは
すぐに数字を置き換える事ができ、値段を調べ一致するものを見つけました。

SH「数字か。図書館や銀行に書いてあったのは昔の中国の数字だったんだ。」
JW「「15」だ。これを見ろよ。
芸術家の署名だと思っていたけど、数字の「15」だよ。」
SH「目隠しの横線も数字だ。中国の数字で「1」だ、ジョン!」
JW「見つけたな。」

その時、再び女性がこちらを覗っていました。
黒いサングラスに黒いオートの女性は携帯で写真を撮るとすぐに消えます。

「THE LUCKY CAT」の反対側にあるカフェ。
シャーロックはナプキンに「1」と「15」を書きます。


JW「ふたりの男は中国から戻り、すぐに「THE LUCKY CAT 」にまっすぐ向かったんだよな。
何を見てたんだろう。」
SH「見に来てたんじゃない。
スーツケースに入れたものを持ってきたんだ。」
JW「免税店って事じゃないよな。」

ウェイターがジョンにソーセージ・サンドイッチを持ってきます。
(ホットドッグの事?)

SH「セバスチャンが僕たちに話していただろう。
どうしてヴァンクーンがマーケットで破たんしなかったか。」
JW「500万ポンド失ったってやつか。」
SH「わずか1週間で挽回した。これは楽に大金を稼ぐ方法なんだ。」
JW「密輸をしたいたのか。」
SH「定期的にアジアに行く彼のようなビジネスマンは完璧な人材だ。
ジャーナリストのルーキスも中国の記事を書いていた。
彼らは何かを密輸し、The Lucky Cat に持ち込んでいた。」
JW「なぜ彼らは死んだんだ?おかしいよ。
ふたりとも店に商品を届けていたんだったら・・・なぜ彼らを脅してそのあとに殺したりするんだ。
仕事を終えたあとに。」


シャーロックはしばらくく考えたあとに笑顔になります。
SH「どちらかの手癖が悪かったとしたら?」
JW「どういう意味?」
SH「どちらかが何かを盗んだ。密輸品から何かを。」
JW「殺した奴らは誰が盗んだのかはわからない。だから両方を脅したのか。」

ジョンは推理できたことにエキサイトしますがもはやシャーロックは聞いていませんでした。
彼は窓越しにじっと通りの向こう側を見つめていました。


SH「最後に雨が降ったのはいつだ?」
シャーロックはそう言うと店から出て行ってしまうので仕方なくジョンも後を追います。

シャーロックとジョンはTHE LUCKY CATの前にいます。
シャーロックは上に続くフラットの扉を調べます。
プレートには「SOO LIN YAO」と書いてありました。

足元にビニール袋に入った電話帳が置いてあります。
ビニール袋は角が破れていました。
シャーロックは破れたところからページをめくると水が含んで膨張していました。

SH「月曜日からここに置いてあるな。」
シャーロックはドアベルを押しますが反応はありません。
SH「少なくとも3日前から誰もいなかったようだ。」

シャーロックは建物の横にある路地に向かって歩き出すのでジョンも慌てて後を追います。

JW「休暇で留守にしてるんだろう。それが何だって言うんだ?」
SH「君は出かけるときに窓を開けたままにしておくのか?」

見上げると大きく窓が開いていました。
フラットの裏側には足場があります。

シャーロックはゴミ箱に飛び乗り足場の上に乗り上げると開いた窓から飛び込みます。
※実際はジャンプして梯子を降ろし上に昇るんですよね。
で、背の低いジョンは追いかけられないと(笑)


※このあたりのシャーロックの行動やセリフが放送された内容と少し違っているようですが、
ここではドラフト通りにいってみます。

中に入ったシャーロックはすぐ脇にある花瓶をひっくり返しますが何とか受け止めます。
小さなワンルームには至るところに女性らしいものが置いてありました。
しかしとても冷えていたので何日も人が居なかったことが伺えます。
一組のカップやプレート。
そして洗濯機は完了を知らせるランプが点灯しています。
シャーロックがそれを開けると洗濯物は湿っていました。
冷蔵庫のミルクを嗅ぐと酸っぱい匂いがしています。

ジョンがドアベルを何度も鳴らし、郵便受けに向かって叫びます。

JW「今回は僕を中に入れてくれるよな?」

シャーロックはジョンを無視しマントルピースに向かいます。
古い写真には中国の女の子の赤ちゃんと抱き合う男の子が写っていました。
そこには指紋がついていました。

JW「頼むからさ。入れていただけませんか!」

シャーロックはもう一度窓のほうに行きます。
床の上に小さな水たまりがありました。

SH「僕が最初じゃない。」
JW「え?」
SH「誰かがここにいた。誰かがこのフラットに侵入したんだ。」

水たまりを触ります。
SH「そいつは僕と同じように花瓶に当たった。」
シャーロックはカーペットの検証をしかすかに靴跡を見つけます。

SH「サイズは7。背は高いが重くはない。」
※ドラマではサイズ8で小柄でたくましいって言ってますよね。設定が変更になったのかしら。

マントルピースまで足跡をたどり、指紋のついた写真を見ます。
侵入者は写真を持ちあげていました。

SH「長く細い指。軽業師。」
JW「何だって?」


窓を振り返るシャーロック。
SH「ここを去るときになぜ窓を閉めなかった?」
何をバカな事を。明らかじゃないか!そいつはまだここにいるんだ。」
シャーロックはついたてを素早く引きますが誰もいませんでした。


すると突然侵入者が背後からシャーロックに襲いかかります。
洗濯物のひとつを手にしシャーロックの首を絞めつけます。
シャーロックは布を引きはがそうとします。

JW「気が向いた時にでも僕を入れてくれると嬉しいよ。」
首を絞められたシャーロックは閉じかけた目で侵入者を見ようとしますがぼんやりとしたシルエットしか見えません。
SH「ジョン・・・ジョン・・・」
JW「何を言っても無駄なのはわかってるさ。
『僕はシャーロック。誰も僕の素晴らしい知性に張り合う事ができないからいつもひとりで仕事をする。』」

※ジョン・・・ひどい(涙)

シャーロックは答えようとしますが声になりません。
その時、侵入者はシャーロックのコートのポケットに何かを入れるとすぐに窓から逃げていきます。
シャーロックは追おうとしますが身体がいう事をききません。
なぜ殺さなかったのか。
シャーロックは咳き込みながら息を回復させます。
ポケットに手を入れると紙でできた小さな黒い花が出てきました。


ずっと外にいたジョンでしたがやっとドアが開きます。
シャーロックの声はしわがれていました。

SH「ミルクが古かったし洗濯物も匂いがしていた。
ある人が3日前に急にここから出て行ったんだ。」
JW「ある人?」
SH「スーリン。彼女を探さないと。」
JW「どうやって?」
SH「まずはここから。」


シャーロックはドアマットからメモを拾います。
「スーリン、僕に電話して。君が無事な事を知らせてくれ。アンディ。」
メモを裏返すと「NATIONAL ANTIQUITIES MUSEUM」の文字がありました。

JW「声が変だぞ。風邪ひいたのか?」
SH「ひいてない。」

このアングル・・・いえ、狙ってないですよ、たまたまです(笑)

続きます。

5th anniversary of Sherlock on BBC その1

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7月25日はBBCシャーロックが放送5周年だそうです。
てことは2010年の7月25日(日)にBBCで最初に放送されたんですね。
そういえば、スーさんが日曜日の夜から一夜にしてベネディクトがスターになったと以前仰っていました。

5年で9話ってドラマにしたらすごくスローペースだと思いますが、
ドラマで売れた役者たちが次々と降板して映画界に進出してしまうことを考えれば
スローペースだからこそ主演二人が世界的に有名になっても出演を続けてくれているのかもしれないですね。

何にしても、スローペースでも何でもいいのでずっとずっと50歳になっても
続けていってほしいと思うドラマです。

さて、当日はゲイティス御大やスーさんも5周年のツイートをしていて、
ファンのみなさんも5周年のタグつきでお祝いしていました。

Five years of #Sherlock and 9 episodes. Don’t worry. Number 10 on its way!

— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2015, 7月 25

5 years since our first tx of #sherlock - wow! Thank you all for your kinds messages.

— sue vertue (@suevertue) 2015, 7月 25

そしてメトロでは5周年記念のクイズを掲載していました。
またクイズ!!
難易度的にはRadioTimesのほうが高いかな?と思いましたが、ちょっと訳してみました。

元記事です。
5th anniversary of first-ever Sherlock on BBC

BBC シャーロック5周年記念。
あなたはS1をどのくらいちゃんと覚えていますか?


今日はBBC シャーロックの最初のエピソードから5周年の記念日です。
BBCが「ピンクの研究」を放送した時にこのドラマがヒットすると思った人はあまりいませんでした。
脚本だけではなく、他のドラマとは違うテンポの速い展開ととユーモアがありますが、
ベネディクト・カンバーバッチのカリスマ性と共演者マーティン・フリーマンとのケミストリーが
長い間待たされ続けても視聴者はチャンネルを合わせ続けます。

幸運なことに待望のクリスマススペシャルがありS4へと続きますが、
ひとまずは最初の3つのエピソードを振り返りましょう。
あなたはどのくらい覚えていますか?

1
What does John's therapist write down in this scene?
この場面でジョンのセラピストが書き留めた言葉は?


a) Must get toilet roll
トイレットペーパーを手に入れなければ。

b) Lol BORING
退屈(笑)

c) Still has trust issues
信頼関係の問題がまだある。

If Sherlock's not a psychopath - what is he?
シャーロックがサイコパスでないとしたら、彼は何でしょうか?


a) A monolith
モノリス

b) A high-functioning sociopath
高機能ソシオパス

c) A god among men
人々の中にいる神

3
What does Moriarty say his only weakness is?
モリアーティは自身の唯一の欠点は何だと言っていましたか?


a) He's so challenging
とても挑戦的

b) Cluedo
クルード

c) He's so changeable
とても気まぐれ

4
Who is this?
これは誰ですか?


a) Daily Mail reporter
デイリーメールのリポーター

b) A model
モデル

c) One of Lestrade's ex-wives
レストレードの別れた妻のひとり

5
Who did John have a row with in The Blind Banker?
[死を呼ぶ暗号」のエピソードの中でジョンが口論した相手は?


a) A cashier
レジ

b) A chip and PIN machine
セルフレジ

c) Mrs Hudson
ハドソンさん

6
Where does Sherlock keep his phone in this episode?
このエピソードの中でシャーロックの電話はどこにありましたか?


a) Jacket pocket
ジャケットのポケット

b) Trouser pocket
ズボンのポケット

c) On his head
彼の頭の上

7
Who is this?
これは誰ですか?


a) A reporter
リポーター

b) Detective Inspector Dimmock
ディモック警部

c) Detective Inspector Drimley
ブリムリー警部

8
What did Moriarty say would happen to Sherlock if he 'didn't stop prying'?
モリアーティはシャーロックに「詮索するのをやめないなら」何が起きると言っていましたか?


a) He'd kill him
シャーロックを殺す

b) He'd tickle him
シャーロックをくすぐる

c) He'd burn him
シャーロックを燃やす

9
Who is this?
これは誰ですか?


a) Inspector Lestrade
レストレード警部

b) Sebastian Wilkes
セバスチャン・ウィルクス

c) Elliot Wingford
エリオット・ウィングフォード

10
Finish the quote: 'Anderson, don't talk out loud...'
このセリフを完成させてください。
「喋るな、アンダーソン・・・」


a) 'Your voice pains me'
「君の声は不快だ。」

b) 'You lower the IQ of the whole street'
「このあたりのIQが下がるじゃないか。」

c) 'I hate your face and your jumper'
「君の顔とセーターが嫌いなんだ。」

11
Who designed the suit Moriarty wore in The Great Game?
「グレートゲーム」で着ていたモリアーティのスーツは誰のデザイン?


a) Ted Baker
テッド・ベイカー

b) Burberry
バーバリー

c) Vivienne Westwood
ヴィヴィアン・ウエストウッド

12
Which Sherlock story was A Study In Pink based on?
「ピンクの研究」に基づいているシャーロックのストーリーは?


a) The Sign Of Four
「4つの署名」

b) A Study in Scarlet
「緋色の研究」

c) A Scandal In Bohemia
「ボヘミアの醜聞」


以上です。
私もトライしてみましたが何とかイケました。
全問正解するとそれが出ます。


ちなみに全問不正解だとこれ。

君はバカだけど大丈夫。ほとんどの人がみんなそうだから。って事?

それにしても毎日暑いですね。私は今日は一日だけ夏休みです。
エアコンが普及している分、外気温の高さと温度差も相まって熱中症の危険性が高まっているように思います。
水分補給を心掛けて疲れたな、と思ったら無理せずに休むことと、
変だな、と感じたら早めに医者に行くとが大切との事ですの、
みなさまもぜひぜひ心がけて元気に猛暑を乗り切ってくださいませね。

5th anniversary of Sherlock on BBC その2

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パイロット版のお話です。


シャーロックが若くてスタイリッシュで器用で何だか大学生みたいなので、
それはそれですごくかわいいんですけど、
私はやっぱり現在のちょっと変わったスタイルのシャーロックが好きなんです。

Digital Spy に掲載されたパイロット版のちょっとした考察です。
いつものごとく駄訳ですが頑張ってみました。

元記事です。
Sherlock's unaired pilot: How does it stack up to 'A Study in Pink'?

2009年にBBCは新しいシリーズのためのパイロット版を制作しました。
脚本スティーヴン・モファット、出演はベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンで、
少し脚色していますがベースはアーサー・コナン・ドイル最初のホームズの小説「緋色の研究」です。

聞いたような話だと思うのは最終的に改訂し撮影しなおしたものが「ピンクの研究」のエピソードだからで、
その後BBCは1時間を6本にするよりも3本の長編エピソードとして制作する事を決めました。

パイロット版がテレビドラマの界隈では失敗作だとうわさが飛び交い、
あまり支持されず廃棄されたというレポートがありましたが、
シャーロックは2010年の夏に90分のエピソードで華々しくデビューし、
その後の成り行きはみなさんご存知の通りです。



共同制作のモファットとマーク・ゲイティスはパイロット版に誇りを持っていると常に主張しており、
その証しとして最初のシリーズのDVDにパイロット版が収録されました。
5周年記念として「ピンクの研究」が放送されたので、
置き去りにされたパイロット版を振り返ってみるとあまり洗練さもなく大掛かりでもありませんが
我々が良く知る大好きなタイプのドラマだとわかります。

最も大きな違いは美学的思想で、テレビに適していると表現するのがぴったりです。
ディレクターのCoky Giedroyc は明らかに低い製作費で仕事をし、
伝えられるところによればパイロット版は80万ポンドの費用でしたが、
これはあくまでテレビドラマであり今では有名とも言える映画のような質ではありません。

「ピンクの研究」を再制作し他の3本のエピソードを手掛けたディレクターの
ポール・マクギガンによって具現化されたショーがどのくらいなのかパイロットを観るとそれは歴然です。
パイロット版では毒を飲みこむ殺人の被害者が垣間見える現象がなく、
中心となる残忍なキャビ-の差し迫る感じの描写がかなり少ないのです。
(パイロット版では危機に直面するのはシャーロック自身だけです。)

「ピンク」でテキストメッセージやメールを画面の表示させる方法はショーとして、
そしてシャーロックのDNAに組み込まれているキャラクターという事もあり現代のテクノロジーで作りました。
彼がテキストメッセージを使ってレストレードの記者会見を乗っ取る場面はパイロット版では存在していません。



「ピンク」の撮影時でもカンバーバッチは歳をとっているわけではありませんが、
パイロット版の時はさらに若く、少し生意気で無防備でした。
そして我々が知っているシャーロックよりも攻撃を受けやすかったため、
クライマックスシーンに大きな違いが生まれました。

「ピンク」では、シャーロックは自ら進んで殺人犯であるキャビ-と一緒に行き、
彼らの対決をずっとコントロールしていましたが、
パイロットではキャビ-によって意識を失い拉致されベイカーストリート221Bでこの言葉とともに目覚めます。
「いいじゃないか。人は家で死ぬのが好きなんだし。」

本物の危険に瀕したシャーロックに通りの向こう側から引きがねを引いたジョンはその重要性が増します。
何がモファットに変更を決意させたのかを考えるのはとても面白いです。
モファットかゲイティスのどちらか、またはBBCが本編でシャーロックに事件をさらにコントロールさせ、
より有能なヒーローとの更なるドラマチックな賭けをさせた可能性はあります。



パイロット版は放送時間が短い分、然的に今後のエピソードの基礎になる個々の部分が不足しています。
モリアーティへの言及がなく、マイクロフトはまったく存在していません。
ラストの象徴的なセリフ「シャーロック・ホームズとDr.ワトソン。」はレストレードに任されました。
一方、パイロット版ではコナンドイルのファンのための隠しネタとしてクライテリオンでジョンとスタンフォードを会わせ、
「ピンク」ではふたりは公園で会っています。
そして注意深く見ているとジョンのコーヒーカップにはクライテリオンと書いてあるのに気づきます。

2つのエピソードには違いがあるにも関わらず、同じ構想を共有しています。
2つともひとりの部屋でジョンが目覚めるところで始まり(パイロット版ではアフガニスタンの悪夢が欠けていますが)
そしてシャーロックとジョンが犯行現場で一緒に歩いているというエンディングです。



パイロット版のいくつかの場面、遺体安置所での乗馬鞭やシャーロックとジョンの最初の出会い、
ハリー・ワトソンの推理、ジョンに対するサリー・ドノヴァンの忠告、
そしてレストランでの「ガールフレンドはいる?」は「ピンク」のために撮りなおした事実上の卸売です。

シャーロックとジョンの絆をパイロット版では速度を多少加速させています。
説得力に欠けると感じるわけではありませんが、
例えばジョンは遠くからシャーロックとキャビ-のやりとりを見ていてすぐに何かおかしいと気づきます。
「彼にはいつもプランがある。」
なれなれしいウェイターのアンジェロがジョンを安心させますが彼はシャーロックを救うために急いで店を出るまえに、
「ああ、でもそのプランは問題があるよ。」と厳しい顔をして言っています。

パイロット版が放送されていたとしたらおそらく成功していました。
「ピンクの研究」のように中心となる強い結びつきがここにあるからです。
カンバーバッチとフリーマンのケミストリーは刺激的で、
パイロット版に最新のスタイルによる物語の広がりやセンスの良いビジュアルがなくても、
シャーロックとジョンは存在自体が驚異的だという証明です。

Sherlock unaired pilot



記事は以上です。

今となっては薬を打たれてさらわれちゃうシャーロックってものすごい貴重なんですよね。
今はその分ジョンが・・・(涙)
あと、カジュアルなシャーロックも今は見る事ができないんですもんね。

それにしても若いなあ、ベネディクト。
マーティンも若いんだけど、見た目はさほど変わらない感じ。
この画像なんてお肌ツヤツヤだし。

一番目のパイロット版のケースの画像はもはや別人ですけど。
初めて見た時は本当に別人だと思ってました(笑)
そういえばアンダーソンも別人でしたね~。ヒゲだし。
アンダーソンと言えば、ジョナサン・アリスさんが何とスターウォーズに出演されているとか!
「ローグワン」って書いてあったからスピンオフの方なのね。

ここのところの暑さで、ただでさえ回転しない頭がさらに鈍くなっちゃって、
あまりにも頭が働かないので映画をよく見ています。
映画の感想も書きたいなーと思いつつもやっぱり頭が・・・うーん、寝不足も原因なのかも。

それではこの辺で。

ハムレット その1

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いよいよベネディクトのハムレットが開幕されますね。
開幕とは言わないか・・・野球じゃないんだから。
とにかく8月5日(水)から始まります。

ちょうど1年間にチケットが発売になりましたが、
1年後の公演なのに今発売?と当時は本当に驚愕しました。
詳細はほとんどなくベネディクトがハムレットを演じるくらいで他の共演者も知らされていない状態で、
しかも1年後って1万歩譲って英国に住んでいる人はいいかもしれませんが、
海外のファンに1年後のスケジュールを決めろって言われても・・・ねー。

もちろん、購入時は観劇日をピンポイントで決めないといけないけど
1年後って路頭に迷っている可能性もあるし、もしかしたらベネディクトのファンをやめているかもしれないわけだし。
国内ならともかく海外から参戦するって演劇ファンでもない人にとっては
かなりのパワーがないとなかなか厳しいですよね。

チケットはバービカンのサイトからオンラインで購入ですが、
会員向けの先行販売があり、年会費によってグレードが決まります。
で、その先行発売が8月1日から始まっていたと思います。

購入方法は当時たくさんの方が共有してくれたので
私もそれにあやかり悩んだ挙句2番目のオレンジ会員で登録、先行販売に臨みました。
発売開始時間が確か夕方だったような気がしたのですが、
ともかくPCを会社に持っていって開始時間とともにサイトにログインしました。

バービカンのシステムがよくできてるなーと思ったのは、
サイトに入ると並んでいる人数とおおよその待ち時間がこのページに出るんです。
そして画像の人間が並んでいる自分なんですね。バーチャルか!
この人間が左端からスタートして状況とともに段々と右に進んでいきます。
なので待っている間じっとしていないくても、何か他の事ができるし、
どのくらい待たなきゃいけないのか、というストレスも無いのが良かったです。

これが、


段々と進んでいきます。


私が入った時には既に700人待ちになっていて焦りましたが、
3桁なんてかなりラッキーで4桁どころか5桁待ちの人もいてびっくりしました。
多分購入目的じゃない人もたくさんいたんでしょうけど、最終的には7万人が順番待ちしたそうです。

当時の記事です。
Tens of thousands stuck in ticket queues for Hamlet at Barbican


「数万の人たちがバービカンで公演するハムレットのベネディクト・カンバーバッチを見ようと
オンラインでチケットを買おうとしましたが既に多くの日が完売になっていました。
チケットは今朝10:30分に発売されました。
午後1:30現在、
みんなが欲しがっている公演のシートをゲットしようと3万人がバービカンのサイトで列に並んでいました。
ハムレットのチケットのためのこのような騒動を見ていると20年前、
私が10代の頃レイフ・ファインズのチケットをゲットするために味わった興奮を懐かしく感じます。
ツイッターでは「ATGで購入した方が良い。」という話もあります。」

この公演はビヨンセを抜いて世界最速で完売したらしいですが、
ここのところ、海外でも日本でも譲渡希望をよく見かけます。
ハムレットのチケットは基本的には転売禁止で譲渡するにも条件付きですが、
キャンセルも思ったよりあるみたいですね。
チケットキャンセルは返金ではなくて他の公演に振替だったように記憶していますが。

それにしてもどんなハムレットなのか全然知らないんですけど。
ハムレットの人物像自体、様々な解釈があるみたいですが、
有名なのはオリヴィエさんの悩めるアンニュイなハムレットなんでしょうか。


武闘派ではメル・ギブソンのハムレットもあったんですね。


来週になれば情報が滝のように(笑)出そうですが、
どうかどうか、現代版にアレンジとかじゃなく古典でお願いしますー。
古典衣装のベネディクトが見たいんですー。
最近やっとリハーサルの画像が出てきましたがこれだけじゃさっぱりわかりません。


ハムレットの叔父で現デンマーク王クローディアスを演じるキーラン・ハインズさん。TTSSのソルジャーの人です。


ハムレットの母で現国王の妻ガートルードを演じるアナスタシア・ヒルさん


国王の顧問官ポローニアスのジム・ノートンさん


ポローニアスの娘オフィーリアのシアン・ブルックさん


ベネディクトの右横がオフィーリアの兄レアーティーズのKobna Holdbrook-Smithさん(やっぱり読めない・・・)
この方はNT50周年での「ローゼンクランツとギルデンスターン」で
ギルデンスターンを演じた方だとはるさんに教えていただきました。おおー。


次回はハムレットの記事をいくつかご紹介したいです。

ハムレット その2 -5人のハムレット-

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のろのろしているうちに初日までいよいよあと2日になってしまいました。

イブニングスタンダードに掲載された5人のハムレットの比較がちょっと興味深かったので、
訳してみましたが英国のハムレットの舞台を観た事もなく、
演劇界の事もさっぱりなので分からない部分はかなり嘘っぱち書いちゃっています。
相変わらずですみません。

元記事です。

London Evening Standard

ハムレットを演じるベネディクト・カンバーバッチはバービカンでの5人の偉大な演技と比較されます。

ハムレットは長きにわたりスターが演じていますが近年では特にその傾向があります。
その期待に応えるベネディクト・カンバーバッチの演技を検証します。


That it should come to this!
(「こんな事になろうとは。」というハムレットの第一幕第二場のセリフです。)

近日公演されるハムレットは演技の事だけではなく、名祖の役を演じる俳優の再来でもあります。
ベネディクト・カンバーバッチはデンマークの王子に取り組む新しいスターで、
彼がどのように演じるかについて様々な憶測が飛び交っています。

それは役者と観客の両者にとっての試練でもあります。
ハムレットは自らの疑念に苦しみます。
しかし彼は機知に富み皮肉屋で無礼な振る舞いをしますが才気にあふれ魅力的で共感できる人物です。
そして、もちろん残酷な殺人者でもあります。

彼の内にある矛盾に身をやつす
ピーター・オトゥールは1963年公演時の酷評を受けての言葉です。
「もし本当の孤独とは何なのかを知りたければハムレットを演じてみてください。」

稀代の偉大な役者たちに配役され続けましたが、正しく理解をしなさいという契約はされていません。
80代後半にはダニエル・デイ・ルイスを破壊しました。
彼はステージの途中で舞台を降り2度と戻りませんでした。

サー・ローレンス・オリヴィエがジョン・バリモアとヘンリー・アーヴィングの演技を考察し、
彼らの時代を絶賛しました。
「登場人物に生命を吹き込んだかのように思えたがアーヴィング以後は抑揚で惑わせる旋律になり下がった。
とても美しく詩的だがそれは去勢だ。バリモアがそれを元に戻した。」


カンバーバッチは演劇界の巨大な旧世界に立ち向かおうとしているわけではありません。
彼の評論家は良くも悪くも彼をデンマークの腐敗を調査してきた近年の人物と比較します。
2000年以降だけでも演技で高い評価を得た公演が5つあり、
主役などの違いだけではなく、ジュード・ロウのように多くのさまざまな反発にあいました。
下記はカンバーバッチが比較されそうな5人の演技です。
カンバーバッチはテナントのように笑わせるのか、
ラッセル・ビールのように悲嘆に嘆くのか、それともまったく違うハムレットになるのでしょうか。


サイモン・ラッセル・ビール - 2000年ナショナルシアター


ビールはチャンスをつかむまで20年待ち、そして最大限に活用しました。
ジョン・ケアードの演出のもと、でラッセル・ビールはハムレットの相容れない心の複雑さをうまく表現しました。
彼はハムレットを魅力的な人物として扱うのではなくシンプルに悲劇的な苦悩の研究を発表することを選びました。

「センシティブで奥深い人物のハムレットは孤独で傷つきやすく悲しげだ。」
イブニングスタンダード劇場の評論家、ヘンリー・ヒッチングスはこうまとめました。
テレグラフのインタビューでラッセルが評論について「とても好意的だね。きっと何でも受け入れられるよ。
悲惨なハムレットや復讐に燃えるハムレット、尊大なハムレット、機知に富んだハムレット。」と。

彼は自身のハムレットについて「唐突に訪れた苦悩に打ちのめされただけなんだ。
彼自身、どうしていいのかわからないんだよ。」と言いました。


ベン・ウィショー - 2004年オールド・ヴィック・シアター


「衝撃的な過酷さと儚さがこの23歳の激しく悲しげな演技にある。」とヘンリー・ヒッチングは言います。
カンバーバッチが舞台に立つとき彼は39歳ですがウィショーは23歳でした。
彼は公演に先立ってスタンダード紙に話しています。
「僕は誰でもない。有名でもない。誰もベン・ウィショーの演じるハムレットを見には来ない。」
しかし、批評が各紙一面に一斉に書き立てられるとすぐに彼の名前は人を呼び寄せるおのになりました。

イブニングスタンダード紙の当時の評論家、ニコラス・デ・ジョンは
ウィショーの「不思議な影響力」と「ありのままの情熱」について書きました。
これは一般的に知られる「彼女は別の場所から撃ち殺され完全に死んでいた。」という残酷なセリフが
通常よりも同調しており典型的な決めセリフの人だ、というデ・ジョンからの絶賛でした。
テレグラフのチャールズ・スペンサーはさらに先を行き、オープニングの夜を
「ある種の伝説が作られるような夜で出席者は決して忘れる事のない稀な初日のひとつだ。」と褒めちぎりました。

カンバーバッチにとって大変な仕事になりそうです。


ディビット・テナント - 2008年ロイヤルシェークスピア劇団、ノーベロ劇場


評論家の間ではRCS(ロイヤルシェークスピア劇団)の演出がどのくらい効果的だったか意見が分かれ、
舞台監督はDr.フーの人気で収益を挙げているに過ぎないと皮肉的な中傷を受けていましたが
彼の持つ皮肉的でエネルギッシュな見解でやり返し、事態を切り抜けました。

ヘンリー・ヒッチングスはテナントについて
「つかみどころのない知性とワイルドな身体の両方が刺激的に伝わってくる。」と言いますが
一方でガーディアンのマイケル・ビリントンは「移り気な知性と似たような激しさ、
そして野蛮なユーモアのハムレットは今までに観たおかしな舞台のひとつだ。」と書きました。


ローリー・キニア - 2010年ナショナルシアター


ヘンリー・ヒッチングスはスタンダード紙で働いて以来観てきたすべてのハムレットの中では
キニアが間違いなく最高で「人をとりこにする存在」とタイム紙に書いたと言い、
「ローリー・キニアのナショナルシアターには驚くほどの新しいハムレットがあります。」と公言しました。
テナントと違いキニアは物思いにふける哲学的な面をハムレットから引き出し
王子の知識人としての苦しみを描写したことで称賛されました。
彼の感情との戦いは制御できない未熟な若者ではなくとても成熟した演技です。


マイケル・シーン - 2011年ヤングヴィックシアター


ヒッチングスが「やや独特な演出」と言い、精神科病院で演技をしているようだと
そのプロセスを厳しく批判した当時42歳のウェールズの俳優が
神経質な王子として初日にスタンディングオベーションを受けました。
ヒッチングスは「注目を強く引きつけた」と言い、
「彼の文章は明快で知的で興奮するほど独創的だ。」と注釈しました。

以上です、

こちらはローリー・キニアさんのハムレットの独白部分。
National Theatre Live: Hamlet soliloquy
NT50周年の時のものだそうです。

ローリーさんはTIGのノック刑事さんですね。
この方のハムレットはとても高評価だったようですね。かなりの方が絶賛していました。

ジュード・ロウのハムレットは高評価でブロードウェイでも公演していたようですが、
英国公演中のワンナイトラブで子どもができちゃったそうですよ。さすが(笑)

テナントさんのハムレットは風当たりも強かったのかしら。
新しいタイプのハムレットだったんでしょうか。

私、まったく全然本人とは無関係ですけどすんごいプレッシャーですよねー。
英国のしかもシェイクスピアの舞台はそれだけで大変そうですが、
とにかくプレッシャーに負けずに頑張って欲しいです。
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