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グッド・オーメンズ  エピソード1

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Good Omens Episodes1

Created by Neil Gaiman
Based on Good Omens by Terry Pratchett & Neil Gaiman
Written by Neil Gaiman
Directed by Douglas Mackinnon
Voices of Frances McDormand
Music by David Arnold


ネタバレが含まれますのでご注意ください。



イギリスらしいブラックジョーク盛り盛りのドラマでした。

何よりアジラフェルとクロウリーの関係が予想以上に面白くて
それぞれ天国と地獄に縛られているけれど誰よりもお互いを理解し信頼している二人で、
お互い慣れ合わない、でもどこか共依存しているような関係でした。

意味不明ですがともかく私の好物には間違いありません。

テナントさんは相変わらず漫画に出てくるような不思議な存在で
マイケル・シーンはものすごく可愛くて、最高のキャスティングだと思います。

デイビッド・アーノルドの音楽も良いんですよ。

官僚的な組織になっている天国と地獄はスーパーナチュラルではお馴染みの世界観ですが
元々スーパーナチュラルがグッド・オーメンズをオマージュしていたんですね。

確かにオーメン3部作を見ておくと面白いかもしれません。

全6話なので1話ずつあらすじと感想を書いていきたいと思います。
エンドロールが「in order of appearance」登場順になっているのわかりやすくていいよね。

始めに登場するのは「Voice of God」神の声のフランシス・マクドーマンド。
つまり神がナレーション係なんですね。

まずは天地創造のお話。
こちらは聖書の記述をもとに、天地創造までの時間を計算したジェームズ・アッシャーさん


天地創造は紀元前4004年10月21日9時13分だそうですよ。


そしてエデンの園。
イブが蛇に「善悪の知識の実」を食べるよう唆しイブはアダムにも食べさせエデンの園を追われます。

その様子を見守るアジラフェルの隣では蛇がクロウリーの姿に変わりました。


炎の剣をアダムに与えたと告白するアジラフェル。


雨が降ってきて翼を広げる天使。
そしてオープニングです。


クロウリーはバスケットに入った「反キリスト」をアメリカ外交官の子どもとすり替える重要な任務を指示されます。
名誉な役目なのにクロウリーは乗り気ではなさそうです。


お寿司を堪能しようとしているアジラフェルのもとにガブリエル現れます。
世界の終末が近い、それにクロウリーが関わっているという情報を得たので引き続き監視するように言われます。


悪魔崇拝の修道女たちが今夜の計画の説明をしています。
外交官の妻はこの修道院で出産する予定でしたが
もう一組、予定より1週間早く産気づいたデアドラ・ヤングもアーサーと共に修道院に駆け込みます。


クロウリーがやってきました。
外にはデアドラの出産を待つアーサーがいましたが彼を外交官と勘違いしたクロウリーは
アーサーから聞いた病室を修道女メアリーに伝えバスケットを渡します。


「反キリスト」はヤング夫妻の子どもになりヤング夫妻の子どもは外交官の子どもにすり替わってしまいましたが
誰もそのことを知りません。
外交官の子どもはウォーロック、そしてヤング夫妻の子どもはアダムと名づけられました。


任務を全うしたクロウリーの心はもやもや。
アジラフェルに電話をしハルマゲドンの事で話があると言います。

電話ボックスとテナントさん・・・

密会はセント・ジェームズ・パーク。
反キリストが力を持ちハルマゲドンが起こるまで11年。
ハルマゲドンは嫌なクロウリーは世界の終わりを阻止するために協力しようと申し出ますがアジラフェルはYesと言いません。


ハルマゲドンが起きた後の地球の惨状を説明するクロウリーですが
天使が悪魔に協力をすることは天使である以上できないとアジラフェル。
その頃、修道院は悪魔に燃やされていまいます。


重要なのは反キリストが良い子に育てば問題はありません。
悪魔が反キリストに近づき悪の教育をするから天使がそれを阻止して善の教育をする。
そうすれば本来の天使の任務を全うするだけだから悪魔に協力したことにはなりません。
そんなわけでクロウリーはナニーとして、アジラフェルは庭師として外交官の子ども。ウォーロックに近づきます。


天国と地獄にそれぞれ報告をしに行きます。


地獄はナンバー2のベルゼブブが取り仕切っています。
天国でアジラフェルはガブリエルに反キリストが良い子に育つかも、と報告をしますが反応の薄い天使たち。
でもハルマゲドンは起きるかもね、と意味深なセリフのガブリエル。
「もしもウォーロックが力を得たらどうやって止める?」のアジラフェルの質問に
「力は得ないよ」とだけ答えるクロウリー。


地獄では地獄の番犬、ヘルハウンドが解き放たれます。
ハウンドは主人である反キリストのところに向かいます。

ウォーロックを見守りながらヘルハウンドの話をするクロウリーに聞いてないよ!とアジラフェル。
反キリストの希望通りに動くヘルハウンドに名前を付けたその時点でハルマゲドンが始まります。
ハウンドは名前で個性が決まります。

「子どもがいなければいいんじゃない?」とクロウリーですが受け入れられないアジラフェルは
ウォーロックの誕生日にパーティに現れるヘルハウンドを楽しませようと手品の準備をします。


誕生日の当日、手品は見事に滑りますがヘルハウンドも姿を見せません。
ここでやっとふたりは子どもを間違えていたことに気づきます。


反キリストはアダムです。


森の中でアダムは友だちのペッパー、ブライアン、ウェンズリーデールと遊んでいました。
そこにヘルハウンドが現れます。

誕生日には犬が欲しいとアダム。
「小さな犬で賢こくて芸が覚えられる犬で名前は・・・・」


「名前はドッグ。呼びやすいし」
その瞬間、ヘルハウンドは小型犬に変わりアダムに駆け寄ります。


反キリストの居場所がわからないクロウリーはなぜこうなったのか
アジラフェルと考えているとき、ヘルハウンドが主人に出会ったとクロウリーは勘づきます。
名前もつけたぞ、とクロウリーに「では終わりの始まりだな」とアジラフェル。


E2に続きます。

ざっくりなあらすじでしたがわかります・・・?
E1は導入編な感じでこれからアポカプリスを阻止するためいろいろな人が関わってきます。

テナントさんの目は悪魔じゃなくて蛇だったんですね。
いずれにしてもセクシーです。
クロウリーは時代によって髪型や服、サングラスまで変えてるところも細かいこだわりが見えます。

紀元前から約6000年も続いているふたりの友情以上愛情未満の関係。
いや、アジラフェルはクロウリーに恋していると原作者もキャストも言っているんだから愛情でいいのか?
このふたりの会話が最高にステキです。もちろんふたりの過去話もありますよ。


こんなツイートを見つけました。

Just two bros sitting casually on a bench. #GoodOmens #Sherlock pic.twitter.com/K0SiiPWyKF

— Eva (@bruneva) 2019年6月7日
どちらかといえば私の中ではワトソンが悪魔でシャーロックが天使ですけど。

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