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パトリック・メルローズ 「Bad News」その3

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Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"

Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger


Previous → パトリック・メルローズ 「Bad News」その2

Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
David Melrose:DM(パトリックの父)
Johnny Hall:JH(友人?)
青地はパトリックのナレーションです。


ヒースロー空港。

JH:じゃあ、気をつけて。
PM:うん。
JH:路上で入手したりするなよ。
PM:どこからも入手するつもりはない。本当だよ、ジョニー。
君はやりたいことをすべきだ、だけど僕の人生を僕がコントロールをするなら今がその時だ。
これは僕に起きたとても重要な事のひとつだ。僕はそれを正しい事にしたい。
JH:君の決意を尊重するよ。

PM:送ってくれてありがとう。
他にもいろいろと、君のおかげでここまでやってこれた。
JH:数日後に迎えにきたときは生まれ変わった君に会えるね。
PM:そうだよ。



ニューヨーク。


タクシーで空港からホテルに移動中、パトリックは離脱症状に苦しみます。

死んでる。とっくに死んでる。とっくに死んでるんだ!
僕の心は一握りの塵と化した。もしくは何か他のもの。

P:くそ、頑張るんだ。
楽しい事を考えよう。
P:なぜここにいるのか忘れるな。
父親の遺体を引き取るためにいるんだぞ。
バリウムが切れてきたな、ちょっとだけ不安になっている気がする。

吐きたい、イライラする、身体にうじがわいて 胃の中で子猫がおぼれてる。
P:別の道はないのか?ホテルに行かないとダメなんだよ。
パトリックは運転手に言います。

そしてやっとホテルに到着します。


フロントに向かうとホテルマンが歓迎します。

ホテルマン:Mr.メルローズ。ようこそ。スイートの準備はできております。
メッセージが届いておりますよ。

パトリックはメッセージを見ます。

「母親から電話。メッセージはなし」

P:相変わらず雄弁だな。
すまないがウィスキーをボトルで部屋に運んでくれないか。大量の氷も。

男性(ベルマン?)が部屋まで案内します。

ベル:エレベーターです。ボタンはこれ。あなた様のお部屋は33階になります。

33!
P:やばい、誘ってるのかな。
ベル:どうかしましたか?
P:いや、独り言だ。

33階に到着します。

ベル:ここにあなた様のお部屋がございます。3318です。
これが鍵になります。

よし、何をすべきかはわかってるな。
異国のホテルの部屋で離脱だ。

部屋でテレビの使い方などを説明。
若いベルボーイがウィスキーを運んできます。
パトリックはそれぞれチップを渡します。

震える手でウィスキーをそそぐパトリック。

でも、どちらにしても最後だ。
P:また次もあるかも。
いや、今回は違う。囚人は嫌だ。火炎放射器のように集中する。
新しい日、新しい始まりだ。

P:トリックは考えてない
どうして考えてないんだ。
火事になっても車いすでは降りたくないぞ。

窓の鍵を開けようとするが開きません。
最高のヘロインを味わうには、ピエールに電話するだけ。
番号は555-1726。 ピエールは555-1726です。(アメリカンな発音で)
P:考えるな。

(ナニーの声音で。以下N )パトリック!

背筋を伸ばし振り向きます。

P:はい、ナニー。
N:あなたに必要なのは公園を散歩する事ですよ。


続きます。

パトリックの中には複数の人格が存在するのか、
頭の中の声とパトリックのセリフが混在していてわかりづらいのもあり、
私の英語力では???な日本語の会話になってしまっています。ごめんなさい。

今回は離脱症状と戦うパトリックでいいのかしら。

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