「大いなるゲーム」
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Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
Huluのホロウクラウンはヘンリー6世のパート5が配信され、いよいよリチャード3世に突入しそうです。
舞台でもあり映画のようでもある、とてもドラマチックな映像でS1よりも見やすいように思います。
それにしても、リチャードの可愛さと言ったらもー、もー。
久しぶりのベ新作ネディクトのせいもあるかもしれませんが想像以上に可愛くて、
いや、一児の父親に向かって可愛いとか失礼な話なんだけど。
末っ子な上目遣いとか笑顔とか、反則すぎるから!
どんなに残虐な事をしても、もう可愛い、美しいとしか思えなくて、視聴者の悪い見本と化しています。
この感想はまたあらためて書きますが、とりあえず叫びたかったんです。
それでは、シャーロックの続きです。
タクシーの中。
シャーロックがピンクの携帯電話を見ながら言います。
SH「なぜ電話をかけてこないんだ。パターンを崩したな。なぜだ?」
そして運転手に「ウォータールー橋へ。」と指示します。
JW「どこ行くの?ギャラリーは?」
SH「すぐに済むよ。」
JW「ヒックマンは現代美術のギャラリーだよね?なぜ巨匠の絵を手に入れたんだ。」
SH「わからない。結論を急ぐのは危険なんだ。データが必要だよ。」
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シャーロックはポケットから手帳を出し何かを書いています。
そしてそのページを破るとお金を包み再びポケットにしまいます。
しばらく走った後「ストップ!」と車を止めてもらい、
「ここで待っててくれ。すぐに戻るから。」と運転手に言い、車を降ります。
軽々と柵を飛び越えるシャーロックとよいしょと乗り越えるジョン。
ひらり↓
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「・・・・・」
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よいしょっと。おっさんか。
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橋の下に座っているホームレスの女性に向かって歩いていくシャーロック。
「小銭あります?」
SH「何に使う?」
「もちろん、お茶を飲むためよ。」
そしてシャーロックは「50だ」とさきほどの紙と一緒に渡します。
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※この女性もホームレスネットワークの一員なんでしょうけど、これは合言葉?
ベイカー街遊撃隊って合言葉とかありましたっけ。
JW「何を?」
SH「投資だよ。」
タクシーの戻り「ギャラリーへ。」と言った後、ジョンに「お金ある?」とシャーロック。
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タクシーが再び走り出します。
ヒックマンギャラリーでシャーロックが車を降ります。
ジョンがあとに続こうとしますが、
「いや、君はギャラリーの係員に関する情報を調べてくれ。レストレードが住所を教えてくれるから。」
と、シャーロック。
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ジョンは殺されたギャラリーの係員、アレックスの自宅を訪れ、
ルームシェアをしていた女性に話を聞いています。
この女性はマーティンの演劇学校かなんかの同級生だと昔聞いた覚えがあるのですが・・・
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女性→J
J「同居して1年くらいよ。ただの同居だけど。」
ジョンは部屋を見まわし布に覆われている天体望遠鏡を指し「見てもいい?」と布を外します。
JW「彼は天文観測を?」
J「そうなの、夢中だったわ。暇さえあればやってた。
アレックスはとてもいい人だった。とても好きだったわ。掃除をする人じゃなかったけど。」
JW「アートは?彼はそれに関して何か知っていたのかな?」
J「ただの仕事よ。」
JW「他にアレックスについて聞いてきた人はいる?」
J「ううん。不法侵入はあったけど。」
JW「いつ?」
J「昨日の夜。何も盗まれなかったけど。ああ、電話にアレックス宛のメッセージが残ってるわよ。」
JW「誰からの?」
J「よかったら聞かせるわよ。電話を持ってくるわ。」
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電話を持ってきたジュリーがメッセージを再生します。
女性の声でした。
「あら、留守なの?アレックス?ケアンズ教授よ。
あなたは正しかったわ、まったくもって正しかったのよ。電話を・・・」
ここでメッセージが切れます。
JW「ケアンズ教授?」
J「私にはわからないの、ごめんなさい。」
JW「着信履歴は?」
J「この電話の後に哀悼の電話が何本も入ったから残ってないの。」
そこにマイクロフトからジョンにメッセージが入ります。
RE: BRUCE-PARTINGTON PLANS
Have you spoken to West’s
fiancée yet?
Mycroft Holmes
(ウェストの婚約者とはまだ話してないのかね?)
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ヒックマンギャラリーに場面が変わります。
フェルメールの絵が展示されている部屋に入ってくる女性。
絵の前には変装したシャーロックがいます。
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女性→MW
MW「あなた、仕事は?」
SH「素晴らしい絵なので見とれていました。」
MW「ええ、そうよね。さあ、仕事に戻りなさい。今夜から始まるのよ。」
シャーロックが女性の方に振り向きます。
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SH「心配になりませんか?」
MW「何を?」
SH「あの絵が贋作だからですよ。」
MW「え?」
シャーロックは女性に近づきながら言います。
SH「贋作です、間違いありません。それが唯一の考えられる説です。
あなたが責任者じゃなかったですか?ミス・ウェンセスラス。」
MW「あなた誰よ?」
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SH「アレックス・ウッドブリッジはあの絵が贋作だと知っていた。
だから誰かが彼を始末するためにゴーレムを送り込んだ。あなたではないですか?」
MW「ゴーレム?あなた一体何の話をしているの?」
SH「それともあなたは誰かのために仕事をしている?贋作はその誰かのために?」
MW「贋作じゃないわ。」
SH「贋作ですよ。どこが違うのかはわかりませんがどこかおかしい点があるはずなんです。」
MW「何を言い出すの?首にするわよ。」
SH「それは問題ありません。」
MW「ない?」
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SH「ええ、ここで働いているわけではありませんから。あなたに友人として忠告しに寄っただけです。」
MW「どうやってここに入ったの?」
SH「気にしないでください。」
MW「知りたいわ。」
SH「変装のコツはありふれた風景に潜む事です。」
MW「あなたは誰なの?」
SH「シャーロック・ホームズ。」
MW「感銘を受けるとでも思ってるの?」
SH「思ってますよ。」
シャーロックは帽子をジャケットを脱ぎ、「Have a nice day! 」とドアを開けて立ち去ります。
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このドアの開け方が本当に本当にすっごくかわいくて大好きです!!
シャーロックが立ち去った後、絵を見つめるミス・ウェンセスラスでした。
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続きます。
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Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
Huluのホロウクラウンはヘンリー6世のパート5が配信され、いよいよリチャード3世に突入しそうです。
舞台でもあり映画のようでもある、とてもドラマチックな映像でS1よりも見やすいように思います。
それにしても、リチャードの可愛さと言ったらもー、もー。
久しぶりのベ新作ネディクトのせいもあるかもしれませんが想像以上に可愛くて、
いや、一児の父親に向かって可愛いとか失礼な話なんだけど。
末っ子な上目遣いとか笑顔とか、反則すぎるから!
どんなに残虐な事をしても、もう可愛い、美しいとしか思えなくて、視聴者の悪い見本と化しています。
この感想はまたあらためて書きますが、とりあえず叫びたかったんです。
それでは、シャーロックの続きです。
タクシーの中。
シャーロックがピンクの携帯電話を見ながら言います。
SH「なぜ電話をかけてこないんだ。パターンを崩したな。なぜだ?」
そして運転手に「ウォータールー橋へ。」と指示します。
JW「どこ行くの?ギャラリーは?」
SH「すぐに済むよ。」
JW「ヒックマンは現代美術のギャラリーだよね?なぜ巨匠の絵を手に入れたんだ。」
SH「わからない。結論を急ぐのは危険なんだ。データが必要だよ。」
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シャーロックはポケットから手帳を出し何かを書いています。
そしてそのページを破るとお金を包み再びポケットにしまいます。
しばらく走った後「ストップ!」と車を止めてもらい、
「ここで待っててくれ。すぐに戻るから。」と運転手に言い、車を降ります。
軽々と柵を飛び越えるシャーロックとよいしょと乗り越えるジョン。
ひらり↓
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「・・・・・」
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よいしょっと。おっさんか。
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橋の下に座っているホームレスの女性に向かって歩いていくシャーロック。
「小銭あります?」
SH「何に使う?」
「もちろん、お茶を飲むためよ。」
そしてシャーロックは「50だ」とさきほどの紙と一緒に渡します。
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※この女性もホームレスネットワークの一員なんでしょうけど、これは合言葉?
ベイカー街遊撃隊って合言葉とかありましたっけ。
JW「何を?」
SH「投資だよ。」
タクシーの戻り「ギャラリーへ。」と言った後、ジョンに「お金ある?」とシャーロック。
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タクシーが再び走り出します。
ヒックマンギャラリーでシャーロックが車を降ります。
ジョンがあとに続こうとしますが、
「いや、君はギャラリーの係員に関する情報を調べてくれ。レストレードが住所を教えてくれるから。」
と、シャーロック。
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ジョンは殺されたギャラリーの係員、アレックスの自宅を訪れ、
ルームシェアをしていた女性に話を聞いています。
この女性はマーティンの演劇学校かなんかの同級生だと昔聞いた覚えがあるのですが・・・
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女性→J
J「同居して1年くらいよ。ただの同居だけど。」
ジョンは部屋を見まわし布に覆われている天体望遠鏡を指し「見てもいい?」と布を外します。
JW「彼は天文観測を?」
J「そうなの、夢中だったわ。暇さえあればやってた。
アレックスはとてもいい人だった。とても好きだったわ。掃除をする人じゃなかったけど。」
JW「アートは?彼はそれに関して何か知っていたのかな?」
J「ただの仕事よ。」
JW「他にアレックスについて聞いてきた人はいる?」
J「ううん。不法侵入はあったけど。」
JW「いつ?」
J「昨日の夜。何も盗まれなかったけど。ああ、電話にアレックス宛のメッセージが残ってるわよ。」
JW「誰からの?」
J「よかったら聞かせるわよ。電話を持ってくるわ。」
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電話を持ってきたジュリーがメッセージを再生します。
女性の声でした。
「あら、留守なの?アレックス?ケアンズ教授よ。
あなたは正しかったわ、まったくもって正しかったのよ。電話を・・・」
ここでメッセージが切れます。
JW「ケアンズ教授?」
J「私にはわからないの、ごめんなさい。」
JW「着信履歴は?」
J「この電話の後に哀悼の電話が何本も入ったから残ってないの。」
そこにマイクロフトからジョンにメッセージが入ります。
RE: BRUCE-PARTINGTON PLANS
Have you spoken to West’s
fiancée yet?
Mycroft Holmes
(ウェストの婚約者とはまだ話してないのかね?)
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ヒックマンギャラリーに場面が変わります。
フェルメールの絵が展示されている部屋に入ってくる女性。
絵の前には変装したシャーロックがいます。
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女性→MW
MW「あなた、仕事は?」
SH「素晴らしい絵なので見とれていました。」
MW「ええ、そうよね。さあ、仕事に戻りなさい。今夜から始まるのよ。」
シャーロックが女性の方に振り向きます。
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SH「心配になりませんか?」
MW「何を?」
SH「あの絵が贋作だからですよ。」
MW「え?」
シャーロックは女性に近づきながら言います。
SH「贋作です、間違いありません。それが唯一の考えられる説です。
あなたが責任者じゃなかったですか?ミス・ウェンセスラス。」
MW「あなた誰よ?」
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SH「アレックス・ウッドブリッジはあの絵が贋作だと知っていた。
だから誰かが彼を始末するためにゴーレムを送り込んだ。あなたではないですか?」
MW「ゴーレム?あなた一体何の話をしているの?」
SH「それともあなたは誰かのために仕事をしている?贋作はその誰かのために?」
MW「贋作じゃないわ。」
SH「贋作ですよ。どこが違うのかはわかりませんがどこかおかしい点があるはずなんです。」
MW「何を言い出すの?首にするわよ。」
SH「それは問題ありません。」
MW「ない?」
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SH「ええ、ここで働いているわけではありませんから。あなたに友人として忠告しに寄っただけです。」
MW「どうやってここに入ったの?」
SH「気にしないでください。」
MW「知りたいわ。」
SH「変装のコツはありふれた風景に潜む事です。」
MW「あなたは誰なの?」
SH「シャーロック・ホームズ。」
MW「感銘を受けるとでも思ってるの?」
SH「思ってますよ。」
シャーロックは帽子をジャケットを脱ぎ、「Have a nice day! 」とドアを開けて立ち去ります。
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このドアの開け方が本当に本当にすっごくかわいくて大好きです!!
シャーロックが立ち去った後、絵を見つめるミス・ウェンセスラスでした。
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続きます。